【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
ふたりの身体を完全に「調教椅子」に固定した。足に五本、腕に五本、胸の上下と首、額にも革ベルトで締めている。腹部もたくし上げた侍女服のスカートごと縛ってやった。これで完全に身動きできない。
「さて、じゃあ、これから君たちへの罰をするよ。許してやるとは言ったが、ちゃんと罰は受けないとね。君たちは俺がもらった命だから、なにをされても文句はないね?」
一郎は自分に向かい合わせるようにさせたふたりに向かって言った。
めくりあがったスカートから媚香の影響で濡れている下着を晒すのは、さすがにこの年齢の娘たちには恥ずかしすぎる格好だろう。
なにしろ、寝椅子によって身体を半分倒され、足置きに拘束された両脚は大きく開脚して上を向いているのだ。
「は、はい……。も、文句はありません、ご主人様……」
「ダリアも……です……、ご主人様」
ふたりが真っ赤な顔をして言った。
本当に従順な娘たちだと思った。
ご主人様と呼ぶのは、それを強要したからだ。
さっき、自らスカートをめくりあげさせたときもそうだったが、許可なくやめるなと強く言うと、本当にそれを健気にやろうとする。
まあ、余程育ちがいいのだろう。
それとも、もって生まれたものだろうか。
「さて、じゃあ、もう少し恥ずかしい恰好になってもらうかな」
一郎は淫魔術で調教椅子についているハンドルを動かした。
ハンドルを回すことで腕も脚も上体部も好きな角度に動かせるのだが、一郎はそれを淫魔術で動くようにしたのだ。
つまりは、スクルズを呼んで魔道で操作できるように、さらに改良をしてもらったというわけだ。
操作部に魔道石とも称されるクリスタルの欠片が埋め込まれており、それを魔道を吸収する探知盤にして魔道を感知し、ハンドルを自動的に動かすというわけだ。魔道で動くようになれば、一郎は大抵のものを淫魔術で動かすことができる。
淫魔術と魔道は実は相性がよく、そんなこともできるのだ。
まあ、淫具限定だが……。
淫具だと自由自在に魔道具を操作できるのに、普通の魔道具だとまったく動かせないのは不思議だが、それが淫魔師なのだろう。
いずれにしても、そうやって自分で淫靡な魔道具として仕上げた調教椅子を最初に味わったのは、当のスクルズだ。
スクルズもいまからやっているように、この調教椅子に固定して、徹底的に筆責めにしてやった。
あのときのスクルズは、いつもの余裕が消し飛んだように泣き叫び、最後には失禁までしたものだ。
このふたりはどうだろうか……。
「きゃあ」
「きゃっ」
ふたりが悲鳴をあげた。
腕の部分が回転をして頭側に向かって腕が移動したのだ。
ふたりの両腕は、「万歳」の恰好で固定する。しかも、腕を頭よりも下側にしたので、ふたりの上体はやや反り返ったようになっている。
裸にしてもいいのだが、一郎はまずは、侍女服のままで犯そうと決めている。
なかなかにこういう制服のようなを身に着けている女性を犯すのは、一郎の好色が刺激される。
どうせだから、一郎はこの従順すぎる娘たちを、欲望のまま本能に従って、思う存分に愉しもうと決めていた。
「こっちもだ」
一郎はさらに淫魔術を注ぐ。
今度は脚側だ。
ふたりの両脚は膝を曲げた状態で固定されているが、それがさらに上に向かいつつ、大きく開いていく。
「ああ、いやっ、とめて、とめてください」
「あああっ」
さすがにふたりとも悲鳴をあげた。
ふたりの両脚が左右にどんどんと割り裂かれていく。
「なんだとっ──。お前たちの命は俺がもらったんだぞ──。俺のものを俺がどうしようが勝手だろう」
ここら辺で、どうせ泣きが一度入ると思っていた。
一郎はわざと怒鳴り声をあげた。
「も、申し訳ありません、ご主人様……」
「ごめんな……いえ、申し訳ありません、ご主人様」
オタビアとダリアが慌てて謝罪の言葉を口にする。ふたりとも泣きそうな顔だ。わざとやっているとしか思えない、一郎の鬼畜を誘う表情である。
また、ふたりの脚は水平近くにまで拡がり、下着の付け根の筋まで浮き出している。
これはかなりいやらしい。
布を巻いている一郎の股間は完全に勃起している。
「じゃあ、罰はふたつだな。従者の罰は主人の罰だ。オタビアには二度いきしてもらおう」
一郎はオタビアに近づき、侍女服の上衣に手をかける。
どうしようかと思ったが、切り裂くことにした。シャーラには悪いが、新しい侍女服を支給してあげてもらおう。
一郎は亜空間術で鋏を出す。
ただし、その前に、さっき覚えた能力で服の下で巻いているはずの胸巻きの布を一郎の手の中に収用する。
「わっ──。ええっ?」
急に胸の圧迫がなくなって、オタビアが驚いた声を出し、次いで、一郎の手の中に胸を巻いている布があるのを見て、オタビアが目を丸くした。
「さて、まずは胸を揉んでやろう。こってりとな。ただし、簡単にいくなよ。許可なくいったら今度は、君の従者を折檻だ」
一郎は、冷酷な宣言をしながら、オタビアのぴったりと閉じている侍女服の襟に鋏を差し入れて縦に切り始める。
ただでさえ、全身性感帯のオタビアが一郎の愛撫に耐えられるわけがない。
この時点で、ダリアへの折檻は決定も同様だ。
一郎としては、少しでも抵抗するオタビアたちを愉しみたいだけだ。
「あっ、いやっ、い、いえ……。な、なんでも……」
思わず声をあげかけたオタビアが拒否の言葉は許さないと怒鳴られたことを思いだしたのだろう。
「そ、それより、ダ、ダリアは従者では……」
「そうか……」
一郎は襟から臍くらいまでを内衣ごと切り去り、左右にがばりと布を開く。
大きくはないが形のいい美乳が露わになる。真ん丸いお碗のようであり、ぴんと勃起している乳首が苦しそうなくらいに尖っている。
「あ、ああ、た、助けて、や、やめてっ……。あっ、いえ、違います。いまのは……」
拒絶の言葉を思わず口走ってしまい、オタビアが慌てて否定する。
しかし、一郎は今度はダリアの側に向かう。
「残念だけど、君の主人は俺の言いつけを守れなかった。この分の罰は君が受けるんだ、ダリア」
一郎は限界まで開いているダリアの股に残っている下着の股間部分に鋏を差し入れる。
ダリアがはっとした表情になる。
「どうした? ここを切られれば、恥ずかしい場所が丸見えだ。切られるのは嫌か?」
一郎はほんのちょっとだけ切り込みを入れて、羞恥に絶望的になったダリアの表情を愉しみながら言った。
そのあいだもゆっくりと切り込みを拡大している。
ダリアが歯噛みするような顔になる。
「い、いえ……。ど、どうか、罰を……。でも、お嬢様の分の罰はどうか、あたしに……してください……、ご主人様……」
羞恥に狼狽するのを必死に耐えるような表情をしているダリアが、消え入るような声で言った。
一郎は鋏を最後にちょんと動かす。
下着が上下に割れ、十八歳の少女の腰にまとわりつくだけの布切れになる。一郎はさらに横を切断して、布切れを全部床に落とすとともに、さらにオタビア同様に胸を切断して、乳房を露出させる。
「ああ」
ダリアが顔を真っ赤にして、目をつぶる。
恥辱に顔を背けたくても、額にまでベルトが食い込んでいるので、真っ直ぐに顔を向けるしかないのだ。
また、ダリアの秘部は、広間で媚香を吸わせ続けていた影響ですっかりと充血して、密着した亀裂はほんの少し開いた感じになり、そこからかなりの愛液が慣れ流れている。それが薄い恥毛を濡らしながら、むっとするような女の香りを放っていた。
「可愛いまんこちゃんだね。あまり自慰もしてないようだ。自慰はどのくらいするんだ?」
一郎はわざと少女が答えられないような質問をして、困らせてやった。
「そ、そんなこと……」
案の定、ダリアはさらに顔を真っ赤にして、口をつぐんだ。
一郎は今度はオタビアの前に向かう。
「まだ、俺に命をとられたという自覚ができないようだな。どんなことをされても受け入れる。どんなことを命じられてもそれをする。それが命を奪われたということだ。質問をされたら、恥ずかしいことでも答えるんだ……。さて、じゃあ、従者の罰は主人の罰だ。最初にふたりで拒否した罰が二回。いま、ダリアが質問に答えなかった罰が一回……。そういえば、罰は自分にしてくれって、ダリアが言ったかな。俺のすることに、文句を言ったから、それも一回。四回だな。オタビアはまとめて、四度いきをしてもらおう」
鋏をオタビアの股間に持っていき、股間に向ける。
そして、それで気がついたが、オタビアは普通の肌にぴったりとした下着の上に、さらに大きめの下着を二重にはいていた。
どうやら、あまりにも感じすぎる自分の身体を、オタビアはそうやって守っているようだ。だが、その二重の下着がいまや、おしっこでも洩らしたかのように、べっとりとなっていた。
すごい状況だ。
しかも、顔だけじゃなく全身がすでに真っ赤に充血して、何度も達したかのようにかなりの汗もかいている。
「ああ、恥ずかしいです……」
オタビアが恥ずかしそうな泣き顔になる。
「あっ、お、お待ちください。自慰は二回だけ……。前に二回だけやりました。十六歳のときです。それからは一度も。さっきの罰はあたしのものです。あたしです──」
そのとき、ダリアが慌てたように言った。
自慰が二回……?
つまりは、ほとんどやったことがないということか……。
まあ、なんとなくだが、この主従は四六時中、一緒にいるような感じだ。この特別な身体を持っているオタビアをそうやって、ダリアは守る役目をしていたのかもしれない。
主人と一緒では、自慰などすることはできなかったというのは本当かも……。
「そうか。じゃあ、オタビアは三回で勘弁してやるか。ダリアは合わせて二回だ。忘れるなよ……。だけど、ふたりとも、今夜からは毎日しろ。命令だ。俺が抱く身体だ。うんと好色な身体になってもらわないと困るからね。いいな──。復唱──」
一郎は大きな声をあげた。
ふたりがはっとした顔になる。
「は、はいっ、ダ、ダリアはご主人様のご命令で毎日、自慰をします」
「オ、オタビアもじい……をします……。す、すみません。で、でも、じいとはなんでしょう……。わ、わからないのですが……」
するとオタビアが困ったように言った。
一郎は噴き出した。
そして、鋏を動かして、二重の下着を切断した。
ぐじゃぐじゃに濡れている股間が外気に曝け出されるとともに、むわっとした愛液の香りが辺りに漂う。
ダリアもそうだが、やっと生えそろったくらいの薄い恥毛だ。
一郎は亜空間術で横に道具を置くような腰の高さほどの台を出現させて、鋏をそこに置く。
そして、空いた両手を胸と股間にすっと伸ばす。
「自慰というのは、自分でこうやって身体を慰めることだ。気持ちよくなるようにね。本当にやったことないのか?」
胸と股間を柔らかく擦る。
「あっ、あああっ、い、いやああっ、そ、そんな怖ろしいこと、一度も……。あ、あああっ」
オタビアが完全に拘束されている身体をぎしぎしとのたうち始める。
凄まじい勢いでステータスの「快感値」が下降していく。
さっきの口づけもそうだったが、本当に感じやすい身体なのだ。
これだけ感じやすいと、普段の生活も困るだろう。
だから、ずっとダリアが横について、この王宮に侍女としてあがるときも、ついてきたのだろう。
それにしても、ここまでいやらしい身体をしていれば、あっという間に男の餌食になりそうだ。
しかも、身体に触られれば、この身体では抵抗など不可能だし……。
「あ、ああああっ、あはあああっ」
オタビアが激しくびくんと椅子に振動を与えながら絶頂してしまった。
小さな愛液がぴゅっと飛び出した。
どうやら、潮吹き体質でもあるようだ。
つくづく、厄介な身体をしているなと思った。
男を悦ばす身体だ。
一郎はほくそ笑んでしまった。
「いまのがいくということだ。これはわかるだろう? ところで、一度目だ。あと二回」
一郎は今度は胸だけに両手を持っていく。
やわらかく美球を揉み始める。
「ああ、お、おかしくなります……。お、おかしくなります。許して──。んふうううっ」
オタビアがまたもやあっという間に絶頂をする。
これは大したいき人形だ。
それにしても、一郎の魔眼を通した目で眺めると、この娘の身体はどこもかしも濃い赤のもやで包まれている。局部や胸のように、感じやすい場所だけがもやであるわけじゃないのだ。
確かに、全身性感帯だ。
例えば……。
一郎は二の腕をくすぐるように繰り返し触れる。
「ああ、ま、またいきます。い、い、いきそううっ」
オタビアが大きな声で甘い悲鳴をあげた。
本当にすごい……。
腕だけでこれだけの反応だ。
刺激を脇や横腹に変える。
「んふうっ」
オタビアが跳ねあがる。
しかも、二連続の絶頂の後の三度目の快感のせりあがりに、すでにオタビアは痙攣がとまらないようになっている。
「お嬢様──」
横のダリアが心配そうな声をあげた。
「ここも感じるか?」
指を両耳に持っていく。
首と額にベルトが嵌まっているので、避けることもできない。
「んひいいっ、だめええっ」
オタビアが悲痛そうな声をあげた。
「言っておくが、勝手にいくなよ。さっきの二回はおまけだ。最初に言った通り、勝手にいけば、ダリアを折檻する。言っていくけど、俺の折檻はつらいぞ。ダリアは泣き叫ぶだろうね。可哀想に……」
一郎は手をオタビアの開き切っている内腿に這わせた。
「あああっ、い、いきそうです。いかせてください、ご主人様──。い、いくうううっ」
オタビアは叫んだ。
一郎は首を横に振る。
「駄目だな。もう少し我慢してもらおう。歯を喰いしばれ。ダリアが可愛ければ、もっと我慢しろ──」
一郎はオタビアの足先側に移動した。
亜空間術でまだ履いていた靴と靴下を一瞬にして消滅させる。ついでに、ダリアの分もだ。
そして、露出したオタビアの足の指を口に含む。
「あ、ああ、そんなことやめてください。汚いです。ああああっ」
「オタビアの身体はどこも綺麗で可愛いさ。感じやすい身体も、俺好みで満足だ。だから、いじめたくなる。ところで、両方の脚の指を舐め終るまでいくな。命令だ」
一郎は舐め始めていた足からちょっと口を離して言った。
そして、一本一本を舐め始める。
特に指と指のあいだをこってりと……。
まあ、我慢できないだろう。
全身がそうだが、ここは局部同様に快感の場所のようだ。もやが赤黒い。
「んんんっ、んんっ、あっ、あんんっ」
オタビアが動かない身体を必死に捩じり、懸命に口をつぐんで快感を耐えようとしている。
健気で可愛いが、ステータスがちょっと下降がゆっくりになっただけで、少しも我慢できていない。
それに、なまじ我慢させると、達したときの反動が大きい。
一郎はそれを何人もの女の身体を通じて知っている。
「あ、ああっ、い、いっちゃううう、ごめんなさいいいっ」
案の定、オタビアは三本目の指に到達しないあいだに、絶頂してしまった。
拘束されている身体を反らせるだけ反らせて、大きく痙攣をしてがっくりと脱力させる。
そして、ぴゅっとおしっこのようなものを股間から噴き出させた。
「あああっ、いやあああっ、ああああっ」
放物線を描いて飛び出していく自分の潮吹きに、オタビアは泣き叫んだ。
一郎にもかかるくらいに大きく上昇して、辺りを汚していく。
「ああ、ごめんなさい──。申し訳ありません、ご主人様──。汚いことをしてすみません──」
オタビアが泣きながら言った。
すぐに放尿の潮吹きはとまったが、オタビアはしくしくと泣いている。
一郎はオタビアの顔側に移動して、優しく頭を撫ぜた。
「謝ることはない……。いまのは潮吹きといって、オタビアが俺の愛撫で感じてくれた証拠だ。可愛い姿を見せてくれてありがとう……」
一郎は頭を撫ぜながら言った。
荒い息をしているオタビアがきょとんとして一郎を見上げる。
「オ、オタビアのことを嫌わないのですか……? こんな変な身体のオタビアを……」
オタビアが消え入るような声で言った。
一郎は噴き出した。
「その素敵な身体のどこに嫌う要素があるんだ。だけど、そんなにいやらしい姿を見せる男は俺に限定だ。後で淫魔術で調整しておく。普段生活ではそんなに感じないようにしておくからな。いき人形は俺の前だけだ」
一郎は頭を撫ぜながら言った。
ほんの少し、オタビアが頬を綻ばせた。
もちろん、淫魔術だの、身体の調整だのと言われても、なんのことかわからないだろう。
オタビアが嬉しそうな顔になったのは、一郎が優しい口調になったからのようだ。
淫魔術で心に接すればわかる。
本当に従順な体質なのだと思った。
男に叱られれば悲しくなる。
褒められれば嬉しくなる。
単純でわかりやすい。
しかも、これだけの感じやすい身体……。
顔も少女らしくて、可愛らしい。
よくも、ほかの男に手を付けられずに残ったものだ。
「ほ、本当ですか……? い、嫌じゃないですか?」
オタビアが言った。
一郎は唇に口を寄せた。
「何度も言わせるな。お前は可愛い」
口づけをする。
唾液を注ぎながら、オタビアの感情を安定させる淫魔術を強めつつ、徹底的に舌で口の中を蹂躙する。
オタビアの身体が再び絶頂に向かって飛翔をする。
「んんっ、んんんんっ、んなああっ」
口の中を舐め続けていると、オタビアの身体の痙攣ががくがくと激しいものに変わる。
そして、一郎の顔を弾くように激しく顔を突き出して、絶頂をした。
「はあ、はあ、はあっ、ご、ごめんなさい、許可なく、またいってしまいました……」
オタビアがはあはあと息をしながら言った。
「そうだな。主人の罰はダリアの罰だ。だけど、この罰はきついからな。オタビアに選ばせてやろう。全部ダリアが罰をまとめて受けるのと、半分を自分が受け入れるのをどっちがいい?」
一郎はオタビアの口から離れながら言った。
さっき鋏を置いた台に、刷毛と筆と小さな液体の小瓶を出す。
小瓶の中身は媚薬だ。
強い媚薬であるとともに、強い痒みを催す成分が含まれている。
一郎は筆にたっぷりと、その液剤を浸した。
「ああ、も、もちろん、全部、わ、わたしに……」
「いえ、全部、あたしです……。お嬢様はこれ以上苦しめないでください──」
オタビアに次いで、ダリアも必死の口調で言った。
一郎は筆と小瓶を持ったまま、オタビアの脚のあいだに向かう。
小瓶の中にある半透明の液剤を筆で掻き回していく。
「半分だけだ。欲張るなよ」
一郎は笑いながら、小瓶の中から筆を出して、液剤の滴る筆をオタビアの秘裂に筆を使って塗っていく。
「ひやああっ、あああっ、んひいいいいっ」
感じやすいオタビアにとって、繊細な筆の刺激は地獄のようにつらい責め具だろう。
「いやああっ、なんです、わたしは、なにをされているのですか──。あああああっ」
顔に喰い込んでいるベルトに阻まれて、オタビアは一郎にやられていることが見えないのだ。
オタビアの全身に喰い込んでいる革ベルトが激しく音を立てて動く。
「お嬢様──。お嬢様──」
あまりにも激しいオタビアの反応に、ダリアも必死に声をかけるが、向こうも同じように顔を固定しているのでよくは見えないと思う。
「んぐううっ、んふうううっ」
しばらく塗っていると、またしてもオタビアは潮を吹いて達してしまった。
今度は小さな量だ。
それでも一郎は筆をどんどんと動かしていく。
「んぐううっ」
オタビアがさらに達した。
今度は脱力したまま動かなくなる。
絶頂しすぎて、軽く失神したようだ。
一郎は構わずに、筆を動かして、べっとりと愛液で濡れているオタビアの股間を完全に薬剤まみれにしてやった。
気は失っているようだが、身体はびくびくと震え続けている。
絶頂の余韻からは、まだまだ抜き切れないようだ。
「さて、じゃあ、ダリアだな。君の主人は失神したようだぞ。残りは君が受けるんだ」
ダリアの側に移動する。
「あっ、はい……。お願いします。罰を……、ご主人様……」
ダリアが小さな声で言った。
「君も、素直そうで、いい子だな……」
一郎は筆を小瓶に改めて浸し直して、ダリアの股間に筆を持っていく。
「あっ、やあっ、あああっ」
筆が股間を動く感触にダリアものたうち始める。
だが、オタビアのように絶頂しまくるということはない。
本当は筆くらいの小さない刺激では、快感が逃げない苦しさはあるが、果てしなく連続絶頂するようなことはないはずなのだ。
オタビアの身体が敏感すぎるのだ。
ダリアは悲鳴をあげて、拘束された身体を暴れさせたが、やはり絶頂するということはなかった。
やがて、オタビアと同じように薬剤をたっぷりと塗り終わった一郎は、筆と瓶を台に置いて、刷毛に持ち返る。
十八歳の初々しい少女の股間を刷毛でくすぐってやる。
「いやああっ、はああああっ」
ものすごい声を出して、ダリアがばんと身体を跳ねるように動かして、椅子が少しばかり揺れた。
それだけ、媚薬を塗られた股間に与えられる刺激は大きいのだろう。
一郎はしばらくのあいだ、そうやってダリアを刷毛でくすぐり苦しめてから、刷毛を横の台に置いた。
それだけでなく、籐椅子を持って来て、ふたりの前に座り直す。
責めが中断されたことで、ちょっとだけほっとした表情になったダリアだったが、それも束の間だった。
すぐに目を見開いて、暴れ出す。
「か、痒いっ、痒いです──。あああっ、か、痒いいいいい」
ダリアが絶叫した。
一郎は残酷に笑った。
「痒いだろうね。まあ、罰だからこれくらいの苦しみはないとね。それに、悪いけど、俺はこういう性癖で、可愛いと、うんと女を苦しめたくなるんだ……。ここまでが、罰の一回分だ。この液剤は塗れば塗るほど痒さが倍増するから、二度塗りまでが君の罰になる。それが終われば、破瓜をしてあげて、苦しみから解放する……。そうだね。二度塗りは君の主人が目を覚ましてからにするか……。早く苦しみから逃れるために、二度塗りに移行するには、オタビアを起こすために、もっと悲鳴をあげればいい」
一郎は座ったまま言った。
聞こえたのか、聞こえないのか、ダリアは「痒い、痒い」と泣き叫ぶだけだ。
そして、ますます激しく身体を暴れさせだした。