※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

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213 勝敗の行方と生尻の列

「いやあっ、い、いたい、いたあい、ゆ、許してください。いたいいい」

 

 マーズが悲鳴をあげた。

 鍛えあげて痛みには強い闘奴少女といえども、さすがに破瓜の激痛はあるようだ。

 一郎は、淫魔術を遣って、少し痛みを和らげてやった。

 ただし、とんと額を突いて、経絡突きをした振りをする。実際には、精液を飲ませたことで、身体を操れるようになったのだが、マーズは一郎が経絡遣いだと信じて疑ってないだろう。

 

「はうっ」

 

 処女膜を破られる痛みが消え去ると、女の中心を襲う痛みに身をよじらせていたマーズが途端に快感に悶え始める。

 痛みさえなくなれば、マーズの身体の感度を常態の数倍にまであげている。

 膣に挿入している一郎の怒張に、途端にマーズの肉襞から染み出る蜜がまとわり始めた。

 

「淫乱の秘孔を突いているからな。お前の身体は、俺の操り状態だ。口惜しかったら抵抗してみろ」

 

 一郎はうそぶいた。

 だが、いまはマーズの身体は、完全に淫魔術で弛緩させている。動くことなどほとんどできないはずだ。

 

「あ、ああっ、せ、先生……。い、いひいっ」

 

 マーズが喉を上にあげて絶息するような声をあげた。

 一郎の怒張は、マーズの膣の最奥に到達していた。その部分には将来は快感の場所として発達するであろう部分がほんのりと白桃色に光っているのを感じたが、いまは、まだ未開発であり、快感を覚えるどころではないだろう。

 

 一郎は淫魔術でそこを陰核と同じくらいに敏感な場所に変化させるとともに、亀頭の先で押し揉み始める。

 

「うわあっ、な、なに? な、なんなのです? うはああ」

 

 マーズが乱れ始める。

 弛緩させているはずだが、股間による締めつけがすごい。

 いずれにしても、初めての交合で、激しい抽送はつらいはずだ。

 一郎は、しばらくは、奥まで挿入したまま快感のつぼを押し揉むことに徹することにした。

 そのために、マーズは容赦のない淫情の刺激に襲われて、顔を真っ赤にして腰をよがらせている。

 

 いずれにせよ、とにかく、一時はどうなることかと思った。

 粘性のローションの池の中に、淫魔術で生成した粘着剤を混ぜて、思うままにマーズを凌辱していた一郎だが、だんだんとマーズは、不意に足を引っ張られることにも慣れて、うまく体重を統制して、転ばないことを覚え始めたみたいだった。

 様子を観察する限り、やがて、粘着の縛りもうまく克服しそうな予感がした。

 それで、慌てて淫魔術で完全に身体を支配することにし、マーズに一郎の精を口から飲ませた。

 

 これにより、マーズの身体を支配することができるようになった一郎は、「秘孔を突いた」と称して、適当に眉間を押した仕草をするとともに、淫魔術でマーズの手足を弛緩させた。

 無論、秘孔など知らず、出鱈目もいいところだが、マーズは一郎が武術の達人か、なにかだと思うだろう。

 それに、一郎も一度かっこよく、それを言ってみたかったのだ。

 

「ああ、はあ、はあ、も、もう……ゆ、許してくれっ」

 

 淫魔術の力で一時的に敏感にされた膣の中を肉棒で押し揉みされ続けたマーズが、哀願の悲鳴をあげた。

 顔には玉のような汗がたくさんん浮かんでいる。

 自らの意思ではどうにもならない淫情の昂ぶりに、マーズは歯を食い縛っている。

 そろそろ、いいようだ。

 一郎は本格的に腰を使い始めた。

 

「あ、ああ、う、動かないで──。こ、怖い──」

 

 マーズが絶叫した。

 男闘奴が三人がかりでも敵わないような無敵の女闘奴といえども、こうなると、ただの十六歳の娘だ。

 マーズは鍛えあげた筋肉質の身体を打ち震えさせだす。

 

「ああ、ゆ、許して、許して……」

 

 一郎が抽送をするたびに、筋肉質の大きな乳房がぶるぶると動く。

 この試合場に、マーズの激しい叫び声が響き渡る。

 

「負ければ、犯される。それは覚悟のはずだ。これも戦いだ。この屈辱を忘れるな。そして、精進しろ」

 

 一郎は適当なことを口にして、マーズの心を煽る。

 一方で、マーズの快感がさらに増幅するように、腰の動きを速くしたり、ときにはゆっくりにし、亀頭で擦る場所も確実にマーズが感じる場所を選んで、マーズの性感を昂らせていった。

 たちまちに、マーズは絶頂に向かって、快感を飛翔させた。

 生娘が最初の交合で気をやるなどあり得ないのだが、淫魔術を駆使できる一郎だからこそできることだ。

 

「あ、ああ、あああっ」

 

 マーズの喘ぎ声が一段高くなった。

 

「それっ、こうしてやろう」

 

 一郎はマーズを犯しながら、手を伸ばしてマーズの乳房を揉み始める。

 硬いなあ……。

 普通の女たちとは違う触感だが、これはこれで味があると思った。

 うねうねとこね回すと、マーズの快感がさらに上昇して、絶頂寸前の状態にまで近づいた。

 一郎はすかさず、さっき敏感にした子宮口の入口部位を強く連続で亀頭を打ち込む。

 

「んはああっ、うはああっ」

 

 マーズはその責めに抵抗することができずに、腰のあたりを小刻みに痙攣させて、女の悦びを極めていく。

 一郎は、マーズの子宮に精を発射した。

 

 しかも、マーズの身体を操り、マーズの絶頂状態を少し長めに持続するようにする。

 そのため、マーズは気をやった状態からおりてくることができずに、しばらくのあいだ、腰をがくがくと痙攣した状態を持続し、一郎が一物を引き抜いても、まだ絶頂状態を続けた。

 一郎はマーズが動けなくなったのを確認してから、絶頂を解放した。

 マーズががっくりとローションの池に仰向けに脱力する。

 

「……さあ、参っただな。これで、最後の操も奪われたわけだ。降参しろ」

 

 一郎は言った。

 マーズが最後の力を振り絞るように、上体を起こす。

 だが、淫魔術による弛緩が続いているはずだ。

 ほとんど、身体の自由は利かないだろう。

 

「……あ、ありがとうございます……。で、でも、あたしは……ま、まだ……せ、先生と……た、た、戦いたい……。も、もう少し、戦わせてもらえませんか……」

 

 マーズは微笑んでいた。

 顔も赤い。

 処女を失ってすぐに、よく立てるなあと思ったが、さすがは、鍛えているだけある。

 また、一郎は支配した女の感情をその気になれば、読み取ることができる。

 マーズの感情には、たったいま犯された一郎に対して、はっきりと好意の気持ちが発生していた。

 自分よりも強い男に対する憧れのような気持ちだと思う。

 心に触れられるようになると、無敵の闘奴少女のマーズが、意外に純朴で、気持ちが優しい人間だというのもわかってきた。

 すると、こんな騙し討ちのような好意で、純潔を奪ってしまったことに、罪悪感も生まれる。

 

「お、お願いします……」

 

「おう……」

 

 とりあえず、言った。

 すると、まるで、女が愛しい男の肌に手を伸ばして触れるよう

に、マーズがまだ火照って赤い顔をしながら、そっと片手を一郎の胸に伸ばす。

 戦意を感じなかったこともあり、一郎は黙って裸身を預けた。

 

 しかし、次の瞬間、マーズの全身に気がみなぎるような気配を感じた。

 ぎょっとした。

 だが、そのときは遅かった。

 

「はうっ」

 

 マーズが奇声とともに、一郎の胸に当てた手をわずかに浮かして、もう一度叩きつけた。

 ほとんど手のひらだけをかすかに動かすような攻撃だったが、マーズの渾身の気を叩きつけた掌底は強烈だった。

 一郎は、そのまま後方へ吹っ飛び、作られた池の壁に背中を叩きつけられた。

 

「ロ、ロウ──」

「ロウ様」

「ロウ殿」

 

 女たちの大きな声が一斉に聞こえた気がした。

 だが、背中と後頭部をしこたま打った一郎は、すっと自分の意識が薄まっていくのを感じた。

 

「せ、先生?」

 

 マーズが這うように寄ってきた。

 心配そうな顔をしている。

 

「……ま、参った……。も、もう教えることは……、なにもない……」

 

 一郎は最後のかっこつけをすると、マーズを支配していた淫魔術を解放して、遠くなる意識に身を委ねた。

 

 

 *

 

 

「……ロウ様、大丈夫ですか?」

 

 眼を開けた。

 視界にたくさんの女たちの顔があった。

 一番近いのは、スクルズだ。

 どうやら、スクルズの膝の上に頭を寝かせているようだ。

 

 身体には試合前に身に着けていたマントを被せられていたが、まだ裸のままだ。

 そして、身体を横たえているのは、マーズと戦ったローション池の外であり、観客席の前の地面だ。

 そこで、スクルズに膝枕をされていた。

 

「ロウ様、大丈夫ですか? もう少し横になってた方が……。スクルズ、治療は終わったんでしょう? 代わるわ」

 

「いいえ、無用です、エリカさん」

 

 エリカが一郎の身体を奪うような素振りをしたが、にこにこと微笑んだままのスクルズががんとして阻止する。

 

「ご主人様、しっかりしてください」

「やっと、起きた。よかった」

「ロウ様、心配しました」

 

 コゼ、シャングリア、アン、そして、集まっていた一郎の女たちが、口々に安堵の言葉を発する。

 一郎は身体を起こした。

 周りを見渡す。

 

 そして、マーズを闘技の試合をしていて、最後の最後に、掌底を胸に叩きつけられて、気を失ってしまったのだと思い出した。

 

 どうやら、試合は終わったようだ。

 マーズはどうしたのだろう……?

 周りを見る。

 マーズの姿はなかった。

 

「マーズは?」

 

 一郎は言った。

 すると、女の輪の中からミランダがすっと進み出た。

 

「戻ってもらったわ。あんたが意識を戻すまで、そばにいたいと言ったんだけど、追い返したのよ。みんなが、あんたに群がりだしたので、これ以上、不審を抱かせないようにね。王妃殿下どころか、姫様や、三巫女、女豪商のマアたちなんかが、揃いも揃って、あんたの女だとはっきりとわかってしまったら、都合が悪いでしょう?」

 

 ミランダが微笑みながら言った。

 その顔には、一郎に対する慈しみの感情が溢れているよう思った。

 

「ロウ殿、あの若い女闘奴は、ものすごく、そなたと別れるの未練そうだったぞ。相変わらず、罪作りで、女の敵だな」

 

 マアが笑った。今日のマアは、屋外ということで、欺騙の魔具で老女姿だ。

 

「俺は負けたんだな?」

 

 一郎は訊ねた。

 

「そうね。負けね。本来であれば、クエスト達成とはみなせないけど、マーズは試合後に、自分の負けを完全に認めていたから、クエストについては成功にするわ。いつでもギルドに顔を出して。成功報酬を払うから」

 

 ミランダが笑いながら言った。

 一郎は頷いた。

 

「……そうか……。マーズは負けたと言ったか」

 

 苦笑した。

 調子に乗って油断したのが悪かったかもしれない。

 だが、マーズは完全に淫魔術で身体を弛緩していた。

 あの状況で、マーズがまだ攻撃力を残していたとは意外だったが、一発で失神してしまうような強烈な打撃だった。

 それをマーズは、ほとんど事前動作なしに、わすかな手の動きだけでやってのけたのだ。

 さすがは、無敵の闘奴だと思った。

 

「だけど、マーズはすごく名残惜しそうだったわ。あのマーズが顔を真っ赤にしてはにかむ姿なんて、本当に珍しいものを見れたわ」

 

 ミランダが意味ありげに微笑んだ。

 しかし、一郎はミランダの笑みの正体が見抜けずに、首を傾げた。

 

「でも、やっぱり、ロウは強かったな。あのマーズを子ども扱いだった。お前は最高だ」

 

 シャングリアが口を挟んだ。

 なぜか、赤い顔をしている。

 それで、ステータスをこっそりと覗いた。

 

 そして、驚いた。

 シャングリアはすっかりと欲情しているようだった。

 もしかして、一郎がマーズを凌辱的に犯すのを見物していて、あてられて興奮してしまった?

 

「あのう、ロウ様、お見事でした。かっこよかったです」

 

 エリカだ。エリカの顔も赤い。

 それで、はっとして、改めてここにいる女たちのステータスを観察する。

 誰も彼も、大なり小なり、シャングリアと同じようなものだ。

 みんなすっかりと、身体が火照って熱くなっている状態だ。

 一郎に調教されて、みんな淫乱な身体になってしまっている。先日、全員に刻んだ刻印のせいかもしれない。

 とにかく、欲情しやすいのは、一郎の責任だろう。

 思わず、笑ってしまった。

 

「じゃあ、治療をしてくれたお礼に、スクルズ殿を犯してあげます。下着を脱いで、スカートをまくったら、頭を地面につけて、俺に尻を向けてください」

 

「は、はい」

 

 一郎の破廉恥な言葉に、ちょっとたじろいだ様子を示したスクルズだったが、命令そのものには逆らう気はないようだ。

 ほかの女たちがいるというのに、スカートの中に両手を入れて、下着を脱ぎ始める。

 

「ロ、ロウを引きあげたのは、わたしだぞ。わたしとミランダとエリカだ。礼ならわたしたちにも……」

 

 シャングリアが口を挟んだ。

 そうなると予測していた。

 一郎はにんまりと微笑んでしまった。

 

「……じゃあ、シャングリアも同じように並べ。ミランダとエリカもな」

 

「は、はい」

 

「あ、あたし?」

 

 ミランダが顔を真っ赤にした。エリカはすぐにスクルズの横に行く。

 そのとき、アネルザが口を開いた。

 

「待て──。シャングリアやエリカは、屋敷に戻れば、またロウと一緒にいられるのだろう。一緒に住んでいない女が優先のはずだ。シャングリアとエリカは表で見張っておれ。それよりも、この軍営を準備したのは、わたしだぞ。礼ならわたしもだ」

 

 アネルザが進み出た。

 一郎がお道化た仕草で、並べと手で示すと、嬉しそうに下着に手をかけ始める。

 

「ま、待って──。ロウはわたしを指名したのです。な、なんで……」

 

「そうですよ」

 

 シャングリアとエリカは、不服そうだったが、確かに見張り役は必要だ。

 一郎は、ふたりを説得して外に出した。

 膨れていたが、シャングリアとエリカは渋々、この道場の外に出ていく。

 

「じゃあ、犯して欲しい者は並んでください。左から順番にいくよ。最後までいったら、今度は右から……。そして、また左からです」

 

 一郎は声をかけた。

 

「はい、あたしっ」

 

 シャングリアとエリカが外に出されたとき、隠れるようにしていたコゼが、さっとスクルズとミランダのあいだに割り込む。

 ミランダは、まだ照れた様子で、ちゃんと並んでなかったのだ。

 ほかの女たちは顔を見合わせる仕草をしたが、結局、残った全員がスカートをまくって下着を脱ぎ始める。

 早く準備が終わった者については、一郎がさっき命じた格好になり、さっそく、一郎に白い尻を向けだす。

 アネルザがいるというのに、娘のアンも、あんまり迷った様子を見せずに並んだ。

 

 ただ、イザベラだけが、ちょっと取り残された感じになっていた。

 この中では、間違いなく、一番気位が高い。

 それで、こんなところで、はしたなく尻を出すということに躊躇いがあるのだろう。

 しかし、一方でイザベラの護衛のシャーラは、いそいそと支度を始めている。

 

「お、お前も並ぶのか、シャーラ?」

 

 ほかのものと同じように尻を出す準備をしているシャーラに、イザベラが戸惑った声を出した。

 

「これだけの者がいるのですから、護衛役は十分ですよ。それに、ここは軍営の中ですし」

 

 シャーラは悪びれる様子もなく、列に並んだ。

 

「ま、待て──。わたしもだ。やっぱり、わたしも犯してくれ」

 

 イザベラが慌てて声をあげ、下着を脱ぎだす。

 一郎は苦笑した。

 

「イザベラ、最後だぞ、最後──。こんなときには、王太女といえども、特別扱いはなしじゃ。最後だったんだから、列の最後に並ぶのだぞ」

 

 スクルズとコゼに次ぐ番をしっかりと確保し、三番目の位置に陣取っているアネルザが叫んだ。

 

 一郎は改めて、壮観な光景を眺めた。

 左から、スクルズ、コゼ、アネルザ、ミランダ、アン、ノヴァ、ベルズ、ウルズ、シャーラ、マア、そして、最後にイザベラが尻をこっちに向けて並んでいる。

 

「じゃあ、いきますよ」

 

 一郎はまずは一番左側のスクルズの腰をつかむと、尻の後ろから、すっかりと元気を取り戻している肉棒を突き挿していった。

 

「あっ、ああ、ロウ様、ありがとうございます」

 

 スクルズが嬉しそうに、剥き出しの腰をぶるぶると震わせた。

 

 

 

 

(第38話『闘少女対淫魔師』終わり) 

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