【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
214 新神殿長の依頼
「あ、ああっ、あ、ああっ、き、気持ちいいです、あはあっ」
湯の中のスクルズが一郎に股間を突かれながら、腰をくねらせて絶叫した。
スクルズの両手は、一郎の背中にがっしりとしがみついている。
対面座位の体位だ。
一郎の怒張はしっかりとスクルズの股間を貫いており、律動が十回を超えたところで、ついにスクルズが快感を極めて全身を痙攣させた。
「ああ、ああはああっ、ロウ様……。い、いきます。いくううっ」
「どうぞ、遠慮、なく。じゃあ、俺も、いかせて、もらうよ」
一郎は腰を振りながら、最後の刺激をスクルズに与えた。
豊かな乳房がぶるぶると揺れ、スクルズが絶頂に達する。
半身を湯に漬けているスクルズが、身体を弓なりにして、一郎の怒張を咥えている股間をぎゅっと収縮させた。
一郎はそのスクルズの絶頂に合わせて精を放つ。
大所帯になった一郎のハレムの女たちを抱くためのいつもの亜空間だ。
ただ、ピカロとチャルタのふたりのサキュバスを眷属にしたことで、淫魔師レベルが“99”となり、その結果、さまざまな能力が顕著に向上した気がする。
もちろん、女扱いに限ることだが……。
一郎の亜空間能力の上昇もそのひとつだ。
すなわち、本来のサキの亜空間能力ほどではないが、単なる白い空間でしかなかったのが、ある程度、亜空間の中に幻術で発生させられるようになったのだ。
もちろん、生きている者で連れ込めるのは、一郎の女だと認めた者たちに限定されるというのはあるが、小規模であれば、空想の世界を出現させることができる。
また、サキがやるように、女たちの年齢や記憶なども一時的にいじくることもできるみたいだ。
サキの能力が一郎にも伝播したみたいな感じである。
だから、今夜も、いつもの屋敷にいたのだが、偶然大勢が集まってしまったこともあり、強化された亜空間能力を使って、全員を亜空間に連れ込んだ。
さもないと、集まってきた女たちを十分に悦ばすことができない。
亜空間の中は、外側の空間とはまったく別に時間が流れており、ここで何十時間過ごそうとも、一郎の意思ひとつで、数瞬の時間経過として、現実世界に戻ることが可能なのだ。
だから、ここでなら、時間を気にすることなく、女たちと愛し合うことができる。
一郎の女たちは、それぞれに王都で重要な地位についている者が多く、彼女たちの時間は、時折クエストをこなすだけの暇人の一郎に比べて、余程に貴重だったりする。
とにかく、一郎は女たちを亜空間に連れ込むと、今日はサキなしで、そこに温泉を準備した。
景色を作ることまではできないが、真っ白い空間の中に、ぽつんと温泉が存在する感じだ。
ここに、いつもの三人娘に加えて、スクルズにミランダ、アンとノヴァの主従、さらにイザベラとシャーラが集まっているところだ。
イザベラの十人の侍女のうち、半分の五人も一緒に来ている。
侍女たちについては、イザベラが連れてきたのだが、“ほっとらいん”と称する移動術の設備を使ったとはいえ、さすがに全員を同時に連れて来て王宮の居室を空にするわけにはいかず、半分だけにしたそうだ。
まあ、一郎の屋敷に遊びに行く権利を巡って、かなりの争いがあったらしいが……。
いずれにしても、とりあえず、この温泉を現出させた亜空間の中で、全員をひと通り抱き潰し、いまは、湯の中と外で女たちはぐったりと身体を休めている。
そして、折り入って話があるというスクルズを改めて呼び寄せ、ちょっと女たちと離れた一角で愛し合いを兼ねて、その話というものを聞いていたところだ。
その内容には驚いたが、ほかならぬスクルズの「お願い」だし、スクルズの頼みであれば、無条件に承知するしかない。
なにしろ、スクルズには、日頃から無理を言って、一郎のおかしな思いつきに協力してもらったり、彼女の貴重な時間を一郎たちのために使ってもらっている。
世話になっているのだ。
とにかく、いま了承した。
「あ、ありがとうございました。いい気持ちでした……。それと、おかしなお願いを受けていただいて感謝しております。当日はどうか、よろしくお願いします」
「まあ、スクルズのお願いだしね……。どんなことであろうとも、断るつもりはなかったよ。だけど、まあ、考えてみるよ。やり方は一任させてもらうということでいいね。それと、改めて、神殿長への就任おめでとう」
一郎はスクルズから一物を抜きながら言った。
湯の中で犯されて絶頂の余韻と、湯あたりで、スクルズは半分ぼっとしている。
一郎は、温泉の縁にスクルズを連れていき、湯に膝下だけを漬けるようにして、温泉の外に座らせた。
ほかの亜空間に収納してあるものを転送して、大きめのグラスで冷たい果実酒を出す。
「ありがとうございます」
受け取ったスクルズの喉が動き、手渡したグラスが空になる。
「おかわりは?」
「いえ、ごちそうさまでした」
スクルズは湯の縁に座っており、それに対して一郎は、まだ湯の中だ。スクルズの裸体を下側から見上げるようにな視線になっている。
湯に濡れて、桃色に染まるスクルズの裸身が一郎の前に露わになっている。
いつもながら、綺麗な身体だ。スクルズは、特に裸体を隠すようなことなく、一郎をうっとりとした表情で見つめ返してきいる。
「就任式ではロウ様のお好きになさってくださいね……。思う存分辱めて欲しいですわ……。わたしがロウ様の奴隷ということをしっかりと刻み込んでいただきたいのです。神の前で……」
スクルズが柔和に微笑んだ。
一郎は嬉しくなった。
実のところ、スクルズに「お願い」をされたのは、第三神殿の神殿長に抜擢されることになったスクルズの神殿長就任式において、スクルズを儀式の中でレイプすることだ。
驚いたが、スクルズは真面目のようだった。
式典では王都を始めとして、神殿界の重鎮たちを中心に国内外からも大勢の賓客が訪れる。
もともと、美貌で気さくな人柄で王都でも民衆に人気のあるスクルズだから、就任式が開かれる第三神殿では、当日は大変な数の民衆で賑わうことも予想される。
その場で、スクルズは一郎に犯されたいらしい。
とにかく、引き受けるということを一郎は約束をした。
「それにしても、神様の前で、俺に汚されたいだなんて、とんでもなくやんちゃな淫乱巫女様だね。天界の天空神とやらもびっくりだろうさ」
一郎は茶化した。
だが、スクルズはにこにこしたままだ。
「わたしには、必要なことなのです」
「必要ねえ……」
一郎は苦笑したくなった。
敬虔なはずの大切な式典で、自分を凌辱して欲しいというようなことが、どうして必要なことになるのだろう。
そう考えると、可笑しくなったのだ。
だが、そのスクルズが真面目な顔になったので、表情を崩すのは自重した。
「……ところで、ロウ様、実は、わたしは本当は不安です。筆頭巫女の聖職者が地方神官長の経験なしに王都大神殿の神官長になるのは異例中の異例です。それにまだ若輩者です。務まるでしょうか……」
スクルズは嘆息した。
一郎は、スクルズなら大丈夫だと請け負った。
また、もしも困ったことがあれば、一郎もいるし、ほかの仲間に頼ってくれとも言った。
スクルズは、ちょっとだけほっとした顔になった。
「……ところで、それとは別に、陛下から、あるお達しが密かにわたしにありました。それについても、ご相談をしたいと思っていたいのです」
「お達し?」
あのルードルフ王がなにをスクルズに言ってきたのだろう?
一郎は意外なスクルズの言葉に首を傾げた。
だが、スクルズは口を開くとともに、くすくすと笑いだしたのだ。
「……アン様をロウ様に絶対に近づけるなというのです。それだけじゃなく、悪い虫がつかないように、責任をもって見張れとも……。どうやら、陛下がわたしの神官長就任に口添えしたのは、わたしがアン様を預かる代償であるようです。それで、どうしたものかと……」
一郎はスクルズの言葉に笑ってしまった。
あの王は、一郎の好色を見抜いて、アン王女に手を出さないかどうか心配になっただろう。
そういえば、いつかの王との会合のときにも、一郎は、アンには絶対に手を出すなと、王から釘を刺されていた。
今回のスクルズの神殿長就任には、ハロンドール王家からの強力な口添えが、神殿界の人事を握っているタリオ公国内にある神殿本部の教皇に対して行われたのは知っている。
具体的に動いたのは、王妃のアネルザであり、王太女になったイザベラなのだが、あのルードルフとしても、これでスクルズに恩を売ったつもりでいるのだろう。
それにして、アンに変な虫をつけないようにか……。
しかし、あの王は、アンがキシダインから残酷な仕打ちを受けていることを薄々承知してながら、自分の保身のために、それを放置した。
それがキシダインが失脚して、王位を脅かす危険がなくなったからといって、今更、心配顔をすることには、かなり苛つく。
まあ、スクルズにしても、どうしましょうとか言いながら、第三神殿で預かっているアンたちのところに、一郎が通うのを放置しているし、今夜もこうやって、しっかりとアンを一郎のもとに連れてきている。
スクルズが、王の命に少しも従うつもりがないのは明白だ。
「……まあ、とにかく、あの国王様には、すべて承知したと応じておいてくれ。まあ、あっちのことは任せてもらうよ。アン様もノヴァも、これまで通りに俺は調教するよ。もちろん、スクルズもね──。神殿長になったからといって、俺から逃げられるとは思わないことだ」
一郎は、スクルズをもう一度湯に連れ込んで、一郎に対してお尻を向けさせる。
そして、スクルズの腰を引き寄せ、お尻の穴に指をゆっくりと挿入していく。
一郎の指には、淫魔術の力でたっぷりの潤滑油が滲んでいる。
そのおかげもあり、あっという間に一郎の指は、根元までスクルズの尻穴に挿し込まれた。
「あ、あっ、ああ、そ、そこは……」
スクルズが驚いたような声を出した。
だが、もう遅い。
一郎の指はスクルズの尻穴の中で鉤状に曲がっている。
もう簡単には抜けることはない。
「じゃあ、神官長への就任祝いは、若き女神官長の本格的な尻穴調教にしようかな」
一郎はスクルズの尻を指で愛撫しながら言った。
スクルズが、「そんな」と困惑した口調で声をあげながら、淫らに身体を悶えさせた。
「あーあ、結局、自分で頼んだのね、スクルズ……。就任式の案件については、冒険者ギルドで預かるって言ったでしょう。まあいいわ。受けるんなら、指名クエストを発動させてもらうわ、ロウ。これはクエスト扱いにするわ……。スクルズもいいわね」
そのとき、少し離れた場所にいたミランダが、スクルズを抱いている一郎に寄って来ながら、声をかけてきた。
どうやら、ミランダは、就任式の場でスクルズをレイプして欲しいという、スクルズのとんでもない依頼を知っていたようだ。
それにしては、いままで、なににも言わなかったなと思った。
とりあえず、一郎はスクルズのお尻から指を抜いた。
「あんっ」
スクルズが安堵した様子ながらも、ちょっとだけ切なそうな仕草をする。
「はあ、はあ、はあ……。もちろん、クエスト扱いで構いませんわ、ミランダ。そういうつもりでしたので。でも、なかなか、ロウ様にお伝えしてくれないし……」
「タイミングを計ってたのよ──。それに、あんたがどこまで本気かどうかも、判断つかなかったし……」
スクルズが荒い息をしながら、ちょっとだけ不満そうな表情をミランダに向ける。
ミランダが溜息をついた。
それでわかったが、今回のスクルズの「依頼」は、ミランダは乗り気ではないらしい。
もしかして、それでずっとスクルズをはぐらかしていたのだろうか。
だが、いま、スクルズが直接に一郎にお願いをして、それを一郎が受けたことで、考えを変更して、クエスト扱いにして、ギルドで管理することにしたのだと思う。
なにしろ、当日は、就任をするスクルズがひとりになる機会など、ほとんどないに違いない。
賓客が集まることで、警備は神殿兵だけでなく、王軍も加わるはずだ。
その厳重な警備の中をかいくぐって、スクルズをレイプするのは、かなり困難が予想される。実はかなり危険なクエストだ。
しかも、スクルズの要望は「レイプ」なのだ。神からスクルズを奪って欲しいという物言いをした。合意のセックスじゃない。
さて、どうやって、それを成功させようか……。
「無茶はしないよ、ミランダ」
「それを聞いて安心したわ」
ミランダがまたもや溜息をついた。
「ふふふ……。とにかく、ロウ様、いつも気持ちよくしていただいて、ありがとうございます。でも、そろそろ離れます。ほかの方にも、ロウ様をお譲りしますね。では、就任式ではよろしくお願いします。本当に愉しみです」
スクルズがくすくすと笑いながら、一郎から離れた。
王都一の魔道遣いと称されるほどの女傑であり、しかも、絶世の美女のスクルズを犯して、感謝の言葉を告げられるというのは、男冥利に尽きるというものだが、こういうときには、この世界に連れて来られてよかったと思う。
「じゃあ、ミランダが来いよ。これからもよろしくという意味合いを込めて愛し合おうぜ」
一郎はミランダに声をかけた。
この亜空間には、たったいままで抱いていたスクルズに加えて、シャングリア、ミランダ、イザベラ、シャーラ、アン、ノヴァ、コゼにエリカ、さらに五人のイザベラの侍女という女たちが集まっている。
いまは、ひと周り抱き終わったこともあり、ほかの女たちは落ち着いた感じだ。
スクルズが離れたことで。一郎の前にはミランダだけになった。
「な、なに言ってんのよ。あ、あたしはいいわよ……。ほかの子を可愛がってあげなさいよ」
すると、ミランダが顔を真っ赤にして、困惑の声をあげた。
ほかの女に比して、二倍近くも年齢を重ねているくせに、今更照れるなとからかいたくなるが、まあ、それもミランダの可愛らしいところだ。
「いいから、ミランダは両手を背中に回してくれよ。いつかみたいに、感極まって抱きつかれて、背骨を折られかけるのは嫌だからな。両手を拘束させてもらうよ」
一郎は言った。
「えっ、ええ?」
ミランダが立ち止まって、さらに顔を真っ赤にした。
「へえ、そんなことをしたのか、ミランダ? 確かに、ミランダが力一杯にロウを抱けば、ただで済みそうもないな」
ちょっと離れていた場所で湯の外で横たわっていたシャングリアだ。一郎たちの声が聞こえたのか、身体を起こして口を挟んできた。
「そ、そんなことしないわよ。へ、変なことを言わないでよ、ロウ──」
ミランダが声をあげた。
しかし、次の瞬間には、ぎょっとした顔になった。
ミランダの両手は背中で縄で結び合わされ、さらに乳房の上下にも縄がしっかりとかかり、乳房を強調するような緊縛が施されたからだ。
このくらいのことは通常空間でもできるが、一郎の亜空間を操る力が強化されたことで、亜空間であれば、さらに自由自在に駆使できる。
「ほら、来い」
一郎は両手の自由を失ったミランダをまるで子供を抱くように持ちあげると、岩場の淵に座らせた。
そして、脚を拡げさせて、股間に口づけをする。
「んはあ、ちょ、ちょっとロウ……。や、やめてよ。は、恥ずかしいわよ」
ミランダが悶えるのをがっしりと脚を掴んで固定し、股間に舌を這わせた。
強烈な媚薬成分の混じっている唾液をミランダの亀裂に擦り込み、さらに勃起したクリトリスにまぶしていく。
少し前までは、ドワフ族の女らしく、ミランダの恥毛はかなり量が多かったが、先日、すっかりと剃りあげてやったので、もうミランダの見た目は、一郎にとっては、まるで「小学生」だ。
そのミランダの股間を舌でねっとりと舐め尽くしていく。
あっという間に、ミランダの身体の震えがとまらなくなった。
さらに、舌先で肉芽の皮をめくって、そこを唾液で包んで舌で転がすように動かす。
「んふうううっ」
ミランダが上半身を岩場に倒すようにして絶頂した。
一郎はミランダの身体を慌てて、両手で支える。
さっそく昇天してぐったりとなったミランダをもう一度湯の中に入れると、一郎は怒張をミランダの股間に埋め込んで腰を動かし始めた。
一郎に股間の中にある鋭い性感帯を強く刺激され続けるミランダは、またもや短い時間で気をやった。
怒張を抜くことなく、一郎は弧を描くようにミランダの股間を突き続け、乳房に口をつけてちゅうちゅうと音を立てて吸ってやる。
一郎の手にかかれば、淫魔術を刻んでいる女を極めさせることなど、赤子の手を捻るようなものだ。
そのまま対面座位でもう一度絶頂させ、一度抜いて岩場に上体を預けさせて、背後から犯してまたもや気をやらせる。
次に、もう一度一郎を向かせて、前から犯す。
数回目の絶頂に昇りつめかけたミランダの唇に一郎が唇を重ねると、ミランダは無我夢中の風で一郎の舌先を強く吸いあげてきた。
ミランダは、さらに一度絶頂し、一郎が精を放つのに合わせて、もう一度絶頂した。
一郎はほとんど失神状態のミランダを縄掛けしたまま岩場に寝かせた。
気がつくと、横になって休んでいる者が多かった湯の周りで、いつの間にか女たちが一郎に視線を注目させている。
周りの女たちは、ミランダの痴態を呆気にとられたように見守っていたが、ミランダが派手な恥態を示したことで注目し、また愛してもらいたいような顔になっている。
誰も彼も、肉食獣みたいだな。
ふと、思って、一郎はほくそ笑んでしまった。
「ご主人様、次はあたしです」
すると、その隙をつくように、ずっと岩場側にいたコゼがさっと一郎の前に走り寄って来た。
だが、それをさっとシャングリアが制した。
「待て、コゼ──。お前はもう三度も、ロウに抱いてもらっているぞ。そろそろ、みんな回復する。少し自重した方がいいのではないか。それに、あのエリカを変えてもらったのは、コゼのおねだりだろう。相手をしないか」
シャングリアがコゼを押し避けるように一郎の前にやって来た。
「大丈夫よ。エリカはいま放置調教中なんだから」
「だったら、なおさらだ、コゼ。エリカの相手をしろよ」
一郎はコゼに言った。
「ご主人様が言うなら、仕方ありません。後で仲良くしてくださいね」
コゼが少し不満そうに一郎から離れていく。
一郎は笑いながらシャングリアを抱き寄せた。まあ、コゼについてはすぐに埋め合わせができる。
シャングリアをそのまま湯の中に誘った。
そして、乳房に口をつけながら、股間にすっと指を潜らせた。
「あんっ」
シャングリアがびくりと身体を震わせる。
亀裂の内側は火傷をするかと思うほどに熱くて、すでにびっしょりと愛液で濡れていた。
ほとんど愛撫もしていないのに、すでに挿入可能な状態にあるようだ。
シャングリアの股間から指を抜いて、怒張を貫かせる。
すぐにシャングリアが、悲鳴のような悶え声をあげた。
一郎は、シャングリアを湯の中で犯しながら、ふとひとりだけ離れて岩場に備えてある木製の重厚な椅子に四肢を革ベルトで拘束されて座らされているエリカに目をやった。
そのエリカの前には、シャングリアにたしなめられて、戻ったコゼがいる。
しかし、コゼの前のエリカは、普段の姿とは違う。
いまのエリカはわずか十歳の童女なのだ。
実は、少し前からのことだが、エリカのおねだりで、何度かコゼを童女に戻して、エリカの相手をさせたことがある。なにしろ、童女姿のコゼを「調教」することは、百合癖もあるエリカの大好物なのだ。
エリカが繰り返し求めるので、サキの仮想空間に接することがあれば、求めに応じてコゼを童女に戻したりしていたが、なんとなく、コゼにそれに気づかれたみたいなのだ。
それで、コゼから、今度はこっそりとエリカを童女にして仕返しに調教させて欲しいとねだられた。
一郎としては、十歳の童女のエリカというのも悪くないと思って、今度はエリカに通告なしに、亜空間に入るなり、エリカを幼くした。
一時的に記憶も消してやる。
それだけでなく、コゼを「調教師」と認識する暗示も与えた。
そして、ふと見ると、童女のエリカが拘束された椅子に腰かけたまま、全身をびっしょりと汗で濡らしてよがり狂っている。股間に淫具が当ててある。手渡したローターだ。
さっき一郎のところに来る前から、童女のエリカの股間にその淫具を密着したままにしているのは明白だ。挿入もしているみたいだ。スクルズに魔宝石の欠片を入れさせて、魔道力のない者でも自在に振動などをさせられるようにしているものだ。とにかく、淫具だけは、この亜空間内に大量にある。
とにかく、その渡したローターを装着して放置し、さっきはこっちに来たのだろう。
だが、コゼがその童女のエリカのところに戻っている。
一郎はシャングリアに意識を戻した。
本格的な抽送に移行する。
「ああっ、ロ、ロウ、ロウ、もういく。いくうっ」
シャングリアが顔を左右に振って可愛らしい悶絶をしたのはすぐだった。
そのとき、けたたましい絶叫が岩場から聞こえた。
一郎は驚いて、とりあえず、シャングリアから身体を離して、悲鳴の方向を見た。
見ると、椅子に拘束しているエリカがコゼの指を思い切り噛みついていた。
一郎は慌てて湯から出て、エリカとコゼのいるところまで向かった。
「いたあっ、は、離せ──。ば、ばか──。い、いたいいっ」
コゼが泣き声をあげている。
だが、エリカの噛む力は強く、コゼがもがいてもなかなか口を離さない。
「どうしたんだ──? とにかく、コゼを離せ、エリカ──」
一郎が大渇すると、やっと十歳のエリカはコゼから口を離した。
怒ってエリカの髪を掴みかけたコゼを一郎は抱き寄せ、一方でエリカを見た。
エリカの童女の股間には、やはりローターが挿入されていて、それが振動を続けていた。クリトリスにも当たってる。
かなり長い時間、淫具の刺激を受けていたらしく、エリカの股間には夥しい愛液が漏れている。顔は朦朧として、肩で息をするほどに呼吸は荒い。
だが、しっかりと、コゼを鋭い視線で睨みつけていて、首を横に曲げて唾を岩に吐いた。
その唾はコゼの血で真っ赤な色をしていた。
「い、いい加減にしな、人間──。今度は指を噛み千切ってやるよ──。この変態女──」
童女のエリカがコゼに悪態をついた。
一郎は少し驚いた。
エリカの知能は、肉体とともに十歳に戻っていて、それに応じて、意識も性質も十歳当時のものに戻っているはずだ。
それでも、エリカにはコゼのことを「調教師」だと思い込ませたはずであり、そのコゼに乱暴をするはずなどないはずだった。
だが、現にエリカは、コゼの執拗な責めに激怒し、隙を見せたコゼの手に興奮して噛みついたようだ。
なんという気性の荒さだろう。
一郎は、大人になったエリカを知っているだけに、この荒々しい子供のエリカに舌を巻いた。
あるいは、これこそが、エリカの隠れた本質なのかもしれないが……。
「大丈夫ですか?」
「いまのお声は?」
「まあ、まあ」
一郎に抱き潰されて、いままで呆けていたイザベラの侍女たちも驚いて集まってきた。
今日やって来たのは、トリア、ノルエル、オタビア、ダリア、モロッコだ。
侍女長のヴァージニアを始め、残りは王宮で留守番らしい。
「まあ、大丈夫ですか、コゼさん……。わたしが手当てをして差しあげます」
ほかの女とともに追いかけてきたスクルズが、一郎に抱き慰められているコゼの指を手に取った。
エリカの歯型がついて、かなりの血が流れていたコゼの指の傷が塞がり、血も消えて、すっと元に戻る。
「怖いなあ……。一緒に手を出さなくてよかったよ。そういえば、大人のエリカも怒らせると怖いしな」
横でシャングリアが笑った。
すると、コゼがきっとシャングリアを睨みつけた。
「じょ、冗談じゃないわよ──。な、なによ、こいつ──。ご主人様、エリカはあたしの言葉に従うようにしてくれたんじゃないんですか──?」
コゼが憤慨して声をあげた。
「ううん……。そのはずなんだがなあ……。どうも、当時のエリカは、あまり人の指図を受けるような気性ではないようだな」
一郎は頭を掻いた。
「と、とにかく、ま、股のものを止めろ、お前ら──。そ、それとわたしを離せ──。さもないと、どいつもこいつも、喉を噛み千切るぞ──」
エリカがまたもや怒鳴った。
周りの女たちも目を丸くしている。
一郎は、十歳のエリカを大人のエリカに戻した。
それとともに、エリカを拘束していた椅子を消滅させ、股間に淫具も消してやる。別の亜空間に収納し直したのだ。
「あれっ……? な、なに? なんですか、これ?」
普段の姿になったエリカがきょとんとしている。
十歳の状態から大人に戻したとき、そのまま記憶を繋げてしまうとエリカの頭に混乱が生じるために、現実世界に戻るまで、十歳のときの記憶は封印することになる。
だから、なにが起きたかわからないエリカは、周りを一郎たちに囲まれてきょとんとしている。
「なんですかじゃないわよ、あんた──。あんたって、子供のとき、とんでもないじゃじゃ馬だったのね。二度とごめんよ」
コゼがまだ
「はあ? もしかして、あんた、わたしになにかした?」
すると、エリカも急に顔を険しくした。
「とにかく、ご主人様、抱いてください。とても痛かったんです」
一郎の腕の中のコゼが急に相好を崩して、一郎に甘える声をあげた。
そして、ぎゅっと裸身を一郎にくっつけてくる。
一郎は、苦笑して抱き返す。
「待つのだ、コゼ──。エリカに噛まれて気の毒だったが、それはある意味、自業自得だ。それよりも順番を守れ。今度は、わたしの番にしてもらう」
コゼを押しのけたのはイザベラだ。
横入りするように、コゼと一郎のあいだに入って来る。
「な、なんです──。姫様でも我がままは許せませんよ。あたしが抱いてもらうところだったんですから」
「なにが我がままだ──。さっき、シャングリアも言ったであろう──。聞こえたぞ。コゼはもう三度もお情けをもらったらしいじゃないか。次だ、次」
イザベラが強い口調で言った。
「いいえ、わたしもいます」
シャーラも断固とした声を挟んだ。
「そうだ、コゼ。それと、わたしたちもちょっと久しぶりなのだ。わたしとシャーラだけじゃなく、侍女たちも、もう少しロウに相手をしてもらいたい。アン姉様たちもな」
イザベラがさらに言った。
コゼがぷっと頬を膨らませる。
「い、いえ、わたしは……」
「あたしも……」
すると、アンとノヴァがたじろぐような声をあげた。
「いや、姉上、これだけは言っておくぞ、わたしたちが王族といっても、この者たちは絶対に遠慮はせん。積極的にいかないと、おこぼれにさえありつけないぞ。みんな、ロウの寵を受けようと必死なのだ。この前、王妃殿下にそう言われた」
イザベラが姉のアンに説教口調で言った。
そういえば、アネルザがそんなことをイザベラに言っていた気がする。だから、今日は珍しく、侍女を率いて自分から、一郎の屋敷を訪問してきたのだと思った。
それにしても、いつになく積極的になったイザベラだ。これは、ちょっと夜這いの間隔を開きすぎたかな?
一郎は噴き出してしまった。
「ま、待ってよ。いつの間に、こんなことになってんの? ねえ、どういう順番なのです? わたしの番はどんな感じになっているのですか」
エリカが強い口調で割り込んできた。
一郎はなんだか嬉しくなった。
「わたしたちも、そろそろ、もう一度お願いします……。ねえ、ノルエル」
「はい……」
「わたしたちも……」
休んでいた侍女たちも積極的になってきた。
休憩をしたことで回復したのだろう。
それにしても……。
……と思う。
この中のひとりでさえ恋人にできたら、世の男はその幸運に、狂ったような妬みをその男に示すだろう。
それをこれだけ独占し、しかも、女たちが一郎に犯してもらおうと争ってくれるのだ。
正に人生の春に違いない。
「心配しなくても、全員抱き潰すよ。皆で愉しもう」
一郎はそう宣言し、まずは正面にいるイザベラを抱き寄せ、立ったままの姿勢でイザベラの秘裂に肉棒を突き立てた。