【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「まずは、媚薬と道具で
「はい……」
一郎の説明をスクルズは恍惚ささえ感じられる表情で聞いている。
スクルズは上半身はきちんとした外出用の巫女服だが、下半身はなにもなしのすっぽんぽんだ。
さらに、両手は背中に回させて、縄で後手縛りにさせていた。
そのスクルズを一郎は、あぐらになった膝の上に、うつ伏せにして横抱きに抱えている。
説明のあいだ、一郎はスクルズの臀部を手のひらで触り続けているが、鬼畜な一郎の説明に対して、スクルズは怖がる様子もなく、むしろうっとりと一郎に身体を擦りつけてくる。
まるで、猫みたいだ。
「その状態で、まずは道具で尻穴を抉る。だけど、張形の表面からも痒み剤が滲み出る。先に塗られる油剤を含めて、特殊な術をかけていて、俺の精液でなければ、中和できないことになっている。つまりは、なにがなんでも、最終的には俺の性器を受け入れなければ、死ぬような痒みはいつまでも続くということさ」
「ぞ、存分におなぶりください。どうか、スクルズをロウ様のよろしいように……」
「もちろん、前側も同じようにほぐす。本命がお尻でも、前の穴も同時に責めた方が、後ろの穴も柔らかくなるしね」
「はい」
スクルズが小さく頷いた。
一郎はスクルズの股間を下から手を伸ばして、すっと局部の亀裂に触れる。
「はうっ」
あぐらの上で、うつ伏せで横抱きになっているスクルズの身体がびくりと弾けた。
一郎に責められるということで興奮しているのか、スクルズの股間は、すでに、びしょりと新しい蜜で濡れていた。
もっとも、ほかの三人とともに、食事前に一度抱いている。
それで、まだ身体が熱いままというのもあるだろう。
「うわっ、お前、すごいなあ──。人間族の巫女といったら、ぼくたちの天敵だけど、お前は敵じゃないぞ。むしろ、すっごい濃くて美味しい淫気を放出している。大好物だ」
クグルスだ。
一郎を責めるスクルズの周りを飛び回り、さっきからはしゃぎまくっている。
「ま、魔妖精さん……、ほ、誉めていただいて、嬉しいですわ」
スクルズが上ずった声で言った。
「うん、お前、とっても好色だな。ねえ、ご主人様、こいついいよ。ぼく、気に入ったよ。こいつ、エリカやコゼやそっちの女騎士よりも、ずっとすけべえそう。手離しちゃだめだよ。こいつがひとりいるだけで、ご主人様はだいぶ、淫気集めが楽になるはずさ」
クグルスが興奮したように、一郎とスクルズの周りを飛び回っている。
教団の神官と魔妖精など、天敵どころか、不倶戴天の仇同士のようなものだが、このふたりに関しては相性がいいようだ。
一郎の女たちの全員に、クグルスの存在を披露したのは、キシダイン戦の終わった慰労の宴のときだったが、スクルズとクグルスの対面は、それ以来ということになる。
だが、クグルスはスクルズと淫気の濃さと豊富さが気に入り、スクルズはスクルズで、クグルスが一郎に、スクルズを熱烈に推薦するので、すっかりと打ち解けたみたいだ。
一郎も、こんなに仲良くなるなら、もっと早く顔合わせさせればよかったかなと思ったくらいだ。
「それにしても、意外だったわね。あんた、しょっちゅう、屋敷に来るし、こうやってクエストにも頻繁についてくるくせに、まだ本格的なお尻の調教を受けてないなんて知らなかったわ」
エリカとともに、洞窟の横穴の出入り口部分で見張りをしているコゼがこっちに目をやって笑った。
「こ、この前の“あなる綱引き”のときとか、ち、小さなものは、入れたことはあるんですけど……。ロ、ロウ様のとかは、まだ……」
「いいぞ。誰でも最初はあるからな。とにかく、全部、ご主人様にお任せすればいい……。うわっ――。だけど、ご主人様、こいつ、本当にすごいよ。ご主人様にお尻触られるだけで、こんなにむんむん淫気出すなんて」
とにかく、クグルスは上機嫌だ。
「スクルズ、こうなったら、今夜中にアナルセックスを俺としてもらうからね。しかも、目標は気をやることだ。まあ、俺に任せればいい。だけど、ちょっと限界まで搾るけどね」
「ご、ご調教、お願いします……」
お尻を撫でられながら、スクルズが甘い吐息を出しつつ言った。
すると、またクグルスが感極まった声を出して、くるくる宙を舞ったので、多分、また、まとまった淫気がスクルズから放出されたのだろう。
本当に淫乱体質の神殿長様だ。
もっとも、それはあくまでも、一郎が相手のとき限定というのは、一郎にも十分わかっているが……。
一郎たちがいるのは、クエストとして与えられた特異点が発生していた巨大洞窟の一角だ。
その洞窟の外への出口に近い場所にあった広い部屋のようになっている横穴の中に一郎たちはいた。
明日になって、地方王軍の一隊が一郎たちが封印した特異点を確認するために到着するまで、ここで過ごすということだ。
地下へ地下へと拡がっているこの洞窟の下層側には、まだ間引き終わっていない魔獣も残っているが、奥側にあった特異点は、すでに破壊したし、魔獣が出てこられないように、魔獣避けの香を地下二層から一層の境界部の
だから、こっちには、出てこられないはずだ。
依頼は、特異点の破壊であり、洞窟内の魔獣の掃討ではない。
従って、あとは、明日やって来るだろう地方王軍の一隊に、特異点破壊を確認してもらい、このダンジョン化した洞窟を申し送れば終わりである。
つまりは、ここにはミランダによる指名クエストによって受けた「ダンジョン処理」というクエストでやって来たのだ。
ダンジョンというのは、ここのように閉鎖された洞窟などの内部に特異点が生まれてしまい、そこから瘴気が発生して充満し、それとともに、魔獣の集団がそこに繁殖してしまう現象のことだ。
特異点というのは、かつて人類を滅亡に瀕しさせたという冥王という魔王を、眷属たち魔族や狂暴な魔獣たちとともに封印した異世界の壁にできた空間の亀裂のことだ。
また、瘴気というのは、魔獣、あるいは、すでに封印されている冥王の眷属たちだという魔族が生きるのに必要なエネルギー源のことになる。
特異点ができることで、そこから瘴気が放出され、次いで、その瘴気を力の源にする魔獣が溢れ出てくるという循環になる。
特異点はなんでもない開闊した場所にできることもあるが、こういう洞窟のような狭い場所にできると、瘴気があっという間に濃くなり、発生する魔獣も狂暴で強力なものになる。
だから、こういう特異点の発生場所は、特別にダンジョンと呼ばれている。
特異点の中でも、ダンジョンは特に危険なので、予兆があり次第に、即座に封印をしなければならないことになってもいる。
いずれにせよ、まだ一日目であるが、すでに特異点の破壊は終わった。
例によって、瘴気を辿れるクグルスを特異点の探知機代わりにして近づき、迫ってくる魔獣は、スクルズの魔道で追い散らして、それでも襲うものだけエリカとシャングリアで片付け、一郎など、コゼの護衛を受けながら、ただ歩いていただけだ。
そして、発見した特異点にあった魔瘴石の結晶を破壊して、特異点を封印し、一層まで戻ってくるときに、ちょうど狭くなっていたところで、魔獣の嫌う香を焚いて封鎖し、最後に香のこちら側の一層だけは魔獣を掃討した。
早朝に開始して、夕方までの仕事だ。
地方王軍への連絡も、一層部の掃討の途中でコゼに近くの里に行ってもらって、明日の昼には来るという返事をもらい、後はここで、万が一、魔獣避けの香を突破するかもしれない魔獣を見張りつつ、暇潰しをするだけになったということだ。
そして、夕食前に、四人を順に抱かせてもらい、さらに、夕食後、シャングリアだけもう一度抱き、その後で、実は、この四人ではスクルズだけが、本格的なアナルセックスをしたことがないという話題になり、こうやって急遽、スクルズのアナル調教をすることになったというわけだ。
「ところで、お尻の洗浄は終わってるな、スクルズ?」
一郎は、相変わらず、スクルズの生尻を触りながら言った。
「は、はい……。ロウ様とシャングリア様がお愉しみのあいだに、コゼさんと、エリカさんにやり方を教わって……。さっき……」
「だったら、これからは毎日するんだよ。屋敷に来るときだけじゃなく、いつ俺が神殿に忍び込んで襲っても、お尻で受け入れられるようにね」
一郎はスクルズのお尻を堪能しつつ笑う。
なんか、こうやって触るだけで、すべすべで気持ちいい。なんか、病みつきになりそうだ。
「は、はい……、い、いつでも、お尻をお開けして、お待ちしてます……」
スクルズが甘い息を吐きながら言った。
「お前、いちいち、言うことがえろいな。人族で、能力の高い巫女は全員えろいけど、お前はぼくの知ってる巫女では一番えろいぞ」
クグルスが愉しそうに笑った。
ちなみに、“えろい“とか、“えっち”とか、”すけべえ”という言葉をクグルスが頻繁に使うのは、一郎の受け売りだ。
一郎が口にしたのを意味を聞いてきて、それから気に入って使っている。
「ありがとうございます、魔妖精さん」
「なんか、羨ましくなってくるな。まあ、今日は大活躍だったし、一緒に来てくれて助かった。やはり、魔道遣いがいると違うな。あっ、別にエリカが役に立たないというわけじゃないぞ」
シャングリアが横穴の最奥側から声をかけてきた。
今夜の見張りは、三人で交代でやってくれることになっていて、シャングリアは、エリカやコゼと夜中に交代するらしい。
だから、シャングリアは一足先に休む態勢で、すでに毛布にくるまって横になっている。
食事の後でシャングリアだけもう一度抱いたのは、ひとりだけ、先に仮眠して休むことがわかっていたからだ。
「わかってるわ、シャングリア。でも、わたしも今日は、同じようなことを考えた……。でも、ロウ樣、これから、ダンジョンのような厳しいクエストがあるなら、専属の魔道遣いが欲しいですね。わたしでも、務まると思いますが、わたしも前にいると、どうしても攻撃の補助は同時にはできなくて」
エリカだ。
一郎は頷いた。
魔道遣いとしても、すでに一流を名乗ってもいいエリカだが、こういう狭い場所で
シャングリアも強いが、本来人間を相手の剣技であり、魔獣のような相手だと、狩猟種族のエルフ族のエリカに一日の長がある。
コゼの武術は、どちらかといえば、アサシンに特化していて、忍んで喉を刈るなら、コゼに誰もかなわないかもしれないが、正面からのまともな戦いなら、コゼはふたりに劣る。
後方から魔道で援護したり、固まっている集団を散らしたり、あるいは遠方から叩いて、前衛を支援するような役割の魔道遣いがいると楽というのは、後ろで見ていた一郎にも理解できた。
まあ、一郎が完全に役に立ってないというのは、実感もしたが……。
「あ、あら、わ、わたしは、いつでもご一緒します……」
スクルズが言った。
特に性感帯をいじっているわけではないが、ずっとお尻を撫でてるので、スクルズも身体が火照ってきたようであり、肌は熱くなってきたし、ほんのりと色づいてもきた。汗も出てきたようだし、すっかりと心もほぐれたみたいだ。
「それなんだけど、なんで、あんた、いつも一緒に来れるの? 大丈夫なの? 神殿長って」
コゼが口を挟んだ。
それについては、一郎も疑念を抱いていた。
前回もそうだし、今回もそうなのだが、スクルズが無報酬で同行するというので、その言葉に甘えて来てもらったが、ダンジョン処理のクエストなどは、本来いつ終わるかわからないような長期戦にもなり得るような不確定の予定の遠出だ。
よくも、そんなに頻繁に王都を抜けられるものだ。
「こ、今回は、例の長距離跳躍設備の設置検証という……め、名目で……。実際、設置しましたし……。神殿としても、有用な研究技術ということで、事業化の認可と臨時予算の確保もできて……」
長距離跳躍設備というのは、一箇月程前に、マアとともにスクルズが贈ってくれた温泉郷に、王都からその温泉まで瞬時に来られるようにするために、スクルズが考えてくれた魔道技術だ。
すなわち、一郎の屋敷や小屋敷、あるいは、王宮にこっそりと設置した移動術設備の“ほっとらいん”を、長い道なりに多くの中継具を挟むことで、数日単位の距離を一瞬で移動できるようにする技術である。
確かに、スクルズは、ここに進むまでの道中で、道端に埋めるようにして、魔石付きの中継具を逐次に設置していた。
だから、明日は地方王軍に申し送りが済めば、一瞬で王都に戻れるらしい。
「なるほどねえ。まあ、だけど、ずっと固定的というわけにもいかないし、今後のクエストのことも考えて、戦力向上は考えたいな。それはともかく、明日、すぐに戻るのもなんだし、折角だから、その前のおマアの温泉に立ち寄るか。二、三日泊まってもいい」
おマアの温泉というのが、この前の一郎に贈り物してくれた温泉のことだ。
「いいですねえ、ご主人様……。あっ、だけど、お忙しい神殿長様は、ご一緒じゃなくていいんですよ。どうぞ、王都に先にお戻りください」
「ま、まあ、コ、コゼさん、そんな水くさいことを……。わ、わたしも混ぜてください。移動術設備の確認にも都合がいいし」
「それはいいけど、本当に問題ないの、スクルズ?」
エリカが声をかけた。
「問題ありませんわ、エリカさん。不在間の業務は、ベルズが快く引き受けてくれています。ベルズはわたしが多忙がちなことを気遣ってくれて……」
「なにが、多忙がちよ、不良巫女」
コゼが笑った。
「ねえ、もういいんじゃない、ご主人様?」
すると、クグルスが口を挟んだ。
一郎は、スクルズのお尻からやっと手を離して、掻痒剤を指にたっぷりと載せた。
「そうだな。さて、じゃあ、始めるか、スクルズ」
「は、はい」
スクルズが元気に返事した。
一郎は、スクルズを反転させて、あぐらの上で仰向けにして、半身を一郎の上半身に預けるようにさせた。
そして、まずは、脚のあいだから腕を入れて、無毛の股間の割れ目をほぐすようにして、ゆっくりと油剤とともに押し拡げていく。
それとともに、指でじわじわと油剤を擦りつけながら、奥に奥にと指を進める。
さらに、もう一方の手の人差し指にも油剤を乗せて、お尻の穴を微妙にまさぐって、粘ったものを塗っていった。
「うっ、はあっ、はっ……」
スクルズは前後の穴で指が動くたびに、髪を振り、声を我慢するように呻く。
一郎は左右の指で交互に油剤を足しながら、揉みあげるように、前後の穴に油剤を足していった。
念入りに……。
少しも痛みなど与えないように……。
丁寧に丁寧に優しく……。
すぐに、スクルズは完全に身体を燃えあがらせて、淫らに悶え始めた。
「声を出してもいいんじゃないか」
一郎は声をかけた。
「だ、だって、シャ、シャングリアさんの、お、お邪魔に……」
スクルズは懸命に声を押し殺そうとしているみたいだ。
すると、すでに、完全に横になっているシャングリアがこっちに白い歯を見せた。
「気にしなくていい、スクルズ。もともと、どんな状況でも仮眠ができるように騎士として鍛えているし、さっき抱いてもらって、いい具合に疲労もしている」
シャングリアはそれだけを言って、くるりとこちらに背を向けて、洞窟の壁側に顔を向ける。
驚いたことに、すぐに小さな寝息が聞こえてきた。
「あっ、そこっ」
またもや、スクルズの身体が跳ねあがった。
一郎は愛撫の手を強め、もっとお尻の穴の奥に指を進めさせるようにしていたのだ。
スクルズがびくりと大きく身体を反応させる。
今度は、一郎は、前の穴を動く指の刺激を控えめにして、後ろの穴をいじる指からの快感がわざと大きくなるように、赤いもやの性感帯を指の動きで制御した。
これで多くの快感の中から、お尻の愛撫のみスクルズは拾ってしまうはずだ。
生まれて初めてのお尻で受ける本格的な快感に、スクルズが大きく身体を反応させる。
「さて、もう一度、裏返しだ」
一郎は再びスクルズを両脚の上で反転させた。
今度はほとんど対面座位のような体勢で、上体を一郎の上半身にもたれさせる。さらに、両脚をあぐらをかいている一郎を跨がせ、大きく開かせる。
指を本格的にお尻の穴に突っ込んで油剤とともに、柔らかくほぐす。
「んはああっ、あううっ」
スクルズが大きな声を放った。
油剤によって滑りが十分な指をすっすっと律動するように動かす。
闇雲に、ただ前後に動かしているわけではない。
行きも帰りも、浮かびあがる赤いもやの濃い部分を強く刺激している。
スクルズの身体の反応が激しいものになる。
「おお、いいぞお、お尻で感じてきたな、えっちな巫女──。すっごくいやらしくて、いいぞ」
クグルスが宙を舞いながら歓声をあげている。
だが、しばらく激しく刺激したところで、一郎は前も後も指を引いてしまう。
後手縛りに緊縛されたスクルズを抱き締めた。
これからが調教だ。
一郎は少しのあいだ、スクルズを抱くだけにした。
「ああ、か、痒いです。か、痒くなりました」
しばらく経つ。
一郎の腕の中のスクルズが哀訴の声を出して、激しく身体を震わせ始めた。
しかも、かなり激しく腰を振り動かしている。
「もう少し我慢かな。そうすれば、張形でも、一物でも待ち遠しくて堪らなくなる」
「ああ、でも、痒いんです。ああ、痒いいっ」
スクルズは一郎の腕の中で、悲鳴をあげだした。
さすがに、特別製の掻痒剤の効き目は、いつも冷静なスクルズをあっという間に錯乱に近い状況に追い込んだみたいだ。
「ははは、ご主人様って、やっぱり性奴隷を見つけるのが上手だよね。こいつって、苦しそうに泣いてるけど、すっごい淫気を出し続けているぞ。多分、こうやって苦しめられると、とっても感じちゃうんだと思うよ」
クグルスがうっとりとした表情で言った。
一郎が愛撫すると、クグルスは暴力的な連続絶頂を繰り返し帯びることになるが、こうやって人族の濃い淫気を浴び続けると、なんともいえない幸福感に満ち満ちたエクスタシー状態になるらしい。
クグルスは本当に満足そうだ。
「じゃあ、口づけをしよう。だけど、もっと泣くほどに痒みを我慢してもらうよ。さあ、もっと遠慮なく腰を振ったらいい。いやらしくね」
一郎はスクルズの口を吸う。
スクルズはしばらくのあいだ、一郎の舌を貪っていたが、やがて自分から口を離した。
「お願いです、ロウ様──。もう耐えられません」
スクルズが本格的に暴れ始めた。
しかし、一郎は粘性体を出して、スクルズの膝から下を地面ごと包んで固め、あまり動けないようにしてしまう。
そして、上体を抱く腕に力を入れて、暴れるスクルズをぐっと拘束する。
「ああっ、お願いです──」
スクルズはそろそろ狂乱状態に陥って来ている。
一郎はスクルズの下から身体を抜いて、スクルズの上半身を毛布を敷いている地面に倒した。
スクルズの膝から下は粘性体で固めているので、スクルズは脚を拡げた高尻の恰好になる。
その後ろに回った一郎は、亜空間から二本の筆を出すと、スクルズのお尻の穴とクリトリスの付近を同時にくすぐってやった。
「んひいいっ、ああっ、もう、お願いします──。スクルズを犯してください──」
スクルズが毛布につけている顔をのけ反らして、感極まった声をあげる。
しかし、一郎はまだ許さない。
しばらくのあいだ、スクルズの股間とお尻を筆でいたぶり続けた。
「ああ、もうひと思いに──」
スクルズが絶叫した。
「まだまだだよ、お愉しみはこれからだ」
一郎は、筆をしまうと、二本の張形に持ち変える。表面に痒みの汁がどんどんと滲み出る特別性の張形だ。
その張形をすっとスクルズの前側の股間に挿してやる。
死ぬほどの痒みが襲っている股間を癒してくれる張形の挿入は、スクルズに異様なほどの快美感を与えるはずだ。
「ああ、気持ちいいです、ロウ様あああ」
スクルズは日頃の慎みを忘れたように、つんざくような悲鳴をあげて、泣きじゃくり、悶えた。
さらに、一郎はスクルズのお尻にもう一本の張形を挿し入れていった。
「うっ、ううっ、おおっ、ああっ」
スクルズは自分のお尻の穴にも張形が入って来たのを自覚すると、掲げている双臀を引きつったように痙攣させて、剥き出しの下半身を左右にのたうたせた。
ここまで、スクルズを追い込むのは久しぶりだ。
一郎は、スクルズのお尻に張形の先っぽだけを挿しただけで、手を離した。
「スクルズ、我慢だぞ。あんまり尻を振れば、張形が落ちる。そうしたら、朝まで放置する。だから、じっと我慢するんだ」
「ああ、ロウ様」
スクルズは振っていた腰をぴたりと静止させた。
だが、すぐにぶるぶると震わせだす。
痒いのだろう。
「わおっ、ご主人様、鬼畜うう」
クグルスが揶揄するような声をあげた。
「そうだな。じゃあ、コゼ、来い。スクルズがもっと焦れったくなるように、スクルズの目の前で可愛がってやろう。スクルズ、終わるまで落とすなよ」
一郎はコゼを呼んだ。
「そんなああ」
スクルズが悲鳴をあげる。
「はーい」
また、コゼが張り切った声を出して、一郎に飛び込んできた。
一郎は、着衣を亜空間に格納できる技を使って、コゼの下半身を一瞬で裸体にする。
エリカがこっちを見て苦笑している。
だが、なにも言わなかった。
ただ、エリカもまた、一郎に責められるスクルズにあてられたのか、顔が上気して赤い。
「ご主人様って、本当に鬼畜だよねえ。この状態でこの巫女を放置か? しかも目の前でコゼを抱くのか──? まあ、でも、こいつも満更でもないのは、どんどんと淫気が搾り出てくることかな……。おお、こっちはコゼの淫気か。まだ、抱かれてないのに、ご主人様に呼ばれただけで、淫気を放出するほど興奮するんだな。お前も、ご主人様が大好きだな」
クグルスがスクルズのお尻に挿さっている張形の上に、とんと乗って笑った。
その重みで、すっと張形が抜け落ちそうになり、スクルズが悲鳴をあげ、慌ててお尻を締めつけたのがわかった。
「当り前よ──。ご主人様はあたしのすべてよ」
一方で、コゼはがっしりと一郎に抱きついてくる。
一郎はコゼを対面座位の体形で跨らせると、その唇に口を重ねて、舌を差し込んで、コゼの口の中を愛撫した。
たちまちに、コゼが甘い吐息をはきながら、一郎にしだれかかってきた。