※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

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285 幼馴染から恋人へ(2)─大人の階段

 服を脱がせ合って、お互いに下着一枚になった。

 燭台の灯かりに照らされているレオンの肌をサターシャが、じっと見てくる。

 

「な、なんだよ。じっと見られると恥ずかしいなあ……」

 

 レオンは苦笑した。

 そのくらい、サターシャはじっとレオンの身体に見入って来るのだ。

 

「レオンだって、あたしの裸、見てるじゃない。おあいこよ……。で、でも、きれいな肌……。ちょ、ちょっとびっくり……」

 

 サターシャが息を飲んだように言った。

 レオンは笑った。

 

「……この前、顔から胸にかけてぱっくりと斬られたろう。そのとき、あのミウっていう魔道遣いの子が上級の治療術をかけてくれたんだよ。あの子すごいよね。そしたら、古傷まで消えちゃったのさ」

 

「ず、ずるい……。男のくせに、あたしよりもきれいな肌だなんて」

 

 サターシャが本気で怒ったように、頬を膨らませた。

 

「サ、サターシャだってきれいな肌だよ」

 

「うそっ──。あたしは、そんなにきれいな肌じゃない──」

 

 拗ねたように、ぱっとサターシャが自分の胸を隠す。しかし、その手をレオンは手首を掴んで脇に避けた。

 改めて、サターシャの胸をじっと見る。

 本当に可愛らしい身体だ。

 ちょっとだけ膨らんだおっぱいが大きく波打っていて、その胸の先っぽには、ちっちゃな乳首がぴんと伸びている。じっと見ていると、恥ずかしいのか、首筋から肩にかけてがぱっと真っ赤に染まった。

 これから、このサターシャと愛し合う……。

 心臓が痛いくらいに鼓動している。

 

「そ、そんなに見ないでよ。は、恥ずかしいよ──」

 

「サターシャだって、見てるじゃないか。おあいこだろう?」

 

「あ、あたしは、いいのよ」

 

 抗議するサターシャをレオンはぎゅっと抱き寄せた。

 腕の中で、サターシャがぶるりと下着一枚の身体を震わせる。

 

 こんなときにどうしたらいいか、レオンもまったく知識がないわけじゃない。

 この街では早い者なら、十五、六歳で子供を作る男女もいるし、十二歳といえば、ちょっと早いけど、そろそろ大人の階段を昇る頃だ。どんな風に女の子と愛し合ったらいいかということについては、すでに経験を済ませた年上の少年が教えてくれたりもする。

 それがまあ、この街のひそかな伝統のようなものだ。

 そうやって、みんな経験を済ませて、子供から大人になる。

 まあ、レオンも、そうやって歳上から話だけはを聞いてはいた……。

 

 レオンはそのときの記憶を辿り、まずは首筋にキスをした、

 サターシャがまたびくりと震えた。

 確か、こうやって首にキスをしながら、だんだんと胸に近づけていけばいいとか言っていたっけ……。

 

「うっ、うう……ううう……」

 

 キスを何度もしながら、徐々に胸元にキスをする場所を移していく。すると、サターシャはぎゅっと目を閉じて、唇を何度も開けたり閉じたりしながら、だんだんと息を荒くしていった。

 

「あ、ああっ、は、恥ずかしい……。へ、変な声が出そう……。はああっ」

 

 サターシャの身体の震えはだんだんと大きなものになった。

 レオンはその顕著な反応が嬉しくなり、サターシャの胸の頂点の突起をぺろりと舐めた。

 

「はううんっ」

 

 サターシャがレオンに捕まれている身体をいきなり大きく弓なりにした。

 そして、自分の反応に驚いたように、レオンに掴まれている腕を振りほどいて、レオンの肩をぐいと押して突き放すようにしてくる。

 

「だ、駄目だよ、避けちゃ」

 

 戸惑って言った。

 

「うう……だ、だって、変な声が出ちゃうの……」

 

 サターシャは泣きそうな声で言った。

 

「いいじゃん。変な声を聞かせてよ」

 

 レオンはサターシャを仰向けに寝かせて、その両手を寝台に押さえつけるような体勢にした。

 そして、改めてサターシャの乳房を口で揉みあげるような感じで、胸の先端を代わる代わる舌で転がす。

 

「んんっ、んんっ、だ、だめっ、んあっ」

 

 サターシャが、またぐいと力を入れてレオンの身体を引き離す仕草をした。

 だが、すぐに力を抜き、その腕をどうしようかと迷う感じでしばらく宙を漂わせた挙句、レオンの背中にぎゅっと回してきた。

 レオンはサターシャが感じてくれているのが嬉しかった。

 

 そして、とにかく、多分、やり方は正しいのだろうと思った。サターシャは感じてくれている。

 それについてはほっとした。

 

 次は……。

 

 レオンは口で乳首をねちっこくしゃぶりながら、右手をサターシャの股間に滑らせた。

 サターシャの脚と脚のあいだには、レオンの片脚がすでに割っている。

 開いている脚の付け根に指を持っていく。

 

「う、うわあ、ま、待って……」

 

 サターシャが慌てたように、レオンを抱いていた手を股に持っていってレオンの手首をつかむ。

 そして、ぐいとどかしてしまった。

 

「な、なに?」

 

 さすがにレオンは当惑して、サターシャから手を離して身体を起こした。

 もしかしたら、ちょっとむっとした口調になってしまったのかもしれない。

 サターシャが慌てたように、仰向けになったまま首を横に振る。

 

「ち、違うの……。本当に嫌がっているんじゃないの……。で、でも、ちょ、ちょっと待ってね……。あ、あんたの手……。す、すごく変……。ど、どこを触られても……びりびりって……。だ、だから……待って……。ちょ、ちょっと覚悟が……」

 

 サターシャが何度か深呼吸をするような素振りをして、やがて大きく頷いた。

 

「よ、よし……。い、いいよ……。じゃ、じゃあ、脱がせて……」

 

 サターシャが覚悟を決めたような物言いをして、少し腰を浮かせるようにした。今度は両手は身体の横に添わせて、シーツを掴むようにしている。

 レオンは唾を飲み込むと、サターシャの下着の両脇に手をかけて、すっと足首に向かって移動して足首から抜く。

 サターシャの秘部がレオンの前に露わになった。まだ、陰毛は生えてない。

 

 レオンは歳上の仲間が言っていたことを記憶に思い起こしながら、もう一度サターシャの身体に屈みこむと、乳首を舌で転がしながら、指をサターシャのぴったりとくっついた亀裂に沿って動かしていく。

 

 ゆっくり……。

 優しく……。

 胸は強めに……。

 股は弱めに……。

 とにかく、繰り返す。

 するとサターシャの口から切なげな喘ぎが聞こえてきた。

 

「んんっ、へ、変よ……。こ、こんなの……き、聞いてない……。あ、最初は……い、痛いだけって……い、言っていたのに……。う、ううっ、はあ、はああっ、あっ、んあっ」

 

 サターシャが感じてしまうことへの戸惑いを一杯に表して、泣くような声を噴きこぼす。それにつれて、固かった亀裂が柔らかさを帯びすようになり、水飴のような潤滑油がみるみると溢れ出してきた。

 

「な、なによお……。あ、あたしばっかり……。あ、あんた、ずるい……ううううっ」

 

 女が感じているときには、股から愛液が出て、それでどんどんと柔らかくなるはずだ。実際、教えてもらっていた通りだ。レオンはほっとした。

 そして、そういえば、亀裂の上側にクリトリスと呼ばれる場所があるから、とにかく、そこを優しく揉めば女はすごく気持ちよくなるはずだと教えてもらったことを思い出した。

 むしろ、そこだけ刺激してもいいとか……。

 だけど、とても繊細な場所だから、絶対に力を入れ過ぎてはいけなくて……。

 

 その場所はすぐにわかった。

 レオンは股間の突起を二本の指で挟んでくすぐるように揉み動かした。

 つるりと皮を剥くように動かせばいいんだっけ……?

 こうかな……?

 

「ひにゃああ──。だ、だめええっ」

 

 サターシャの身体がこっちが驚くくらいに大きく跳ねた。

 そして、両手をレオンの背中に回して、すごい力でしがみついてきた。

 こんなに可愛いサターシャは初めてだ。

 レオンは嬉しくなって、しつこく肉芽を擦ってやった。

 

「あ、ああっ、だ、だ、だめえっ、な、なに? なによ……。な、なんか変、なんか変……。な、なんか変よ、あっ、ああっ、あああっ」

 

 やがて、サターシャの身体がぶるぶると震えだして、それがとまらなくなった。

 それでも、やめない。

 とにかく、しつこいくらいに繰り返さないと駄目なんだ。

 レオンは一生懸命に繰り返した。

 サターシャはちょっと抵抗するような素振りをしたが、今度はそれができないように、レオンの身体全体でサターシャを押さえている。

 そして、胸とクリトリスを刺激し続けた。

 

 どのくらい続けただろうか。

 基準がわからないので、とにかく長い時間をかけて、それをした。

 やがて、サターシャがすごい力でレオンの背中にしがみついたかと思うと、腰をレオンの手に押しつけるように身体を弓なりにした。

 

「んふううううっ」

 

 どっと股間からぬるぬるの愛液が流れ出た。

 どうやら、いっちゃったみたいだ。

 サターシャの身体が脱力して、荒い息をし始める。

 でも、ちょっとびっくりした。

 

「はあ、はあ、はあ……。い、いまのなによ。な、なにがあったの? と、とにかく、ま、待って。次は……あ、あたしの……番……」

 

 サターシャは辛そうに身体を起こすと、レオンの身体を掴んでもたれかかるように倒してきた。

 そして、レオンの下着を掴むと、それを脱がす。

 すっかりと勃起しているレオンの怒張がサターシャの前に飛び出る。

 サターシャがじっとそれを見て、息を飲んだのがわかった。

 

「す、すごい……。おっきい……。こんなに大きくなって、痛くないの?」

 

「痛くはないよ。サ、サターシャが可愛いから、こうなるんだ」

 

「そ、そう……? あ、あたしが? へへ……」

 

 サターシャは、ちょっと嬉しそうに笑った。

 そして、挑戦的にレオンに一度視線を合わせると、さっとレオンの腰の位置に顔を移動させて、レオンの怒張をぱくりと口で咥えた。

 

「う、うわっ」

 

 驚いてレオンは声をあげた。

 その反応が嬉しかったのか、サターシャがレオンの一物を口にしたまま、くすくすと笑う。そして、舌をぺろぺろと動かしだした。

 サターシャの舌がレオンの亀頭の筋に沿って押しつけるように動く。

 

「うっ、うう……」

 

 気持ちいい……。

 思ったのはそれだ。

 

 ほかの誰でもない。

 大好きなサターシャがレオンの性器を口で一心不乱に舐めて奉仕してくれる。

 それを思っただけで、レオンは感極まったようになってしまった。

 あっという間に、大きな射精感が込みあがる。

 

「あっ、で、出るよ……。で、出る。よ、よけて──」

 

 レオンは思わず声をあげて、サターシャをどけようとした。

 しかし、サターシャは両手でぎゅっとレオンの腰を抱えて掴まえている。しかも、しっかりと咥え直し、さらに顔まで動かして、激しくしごいてくる。

 

「う、ううっ、あっ」

 

 レオンは我慢できずに呆気なく、サターシャの口の中に精を放ってしまった。

 しまったと思ったが、サターシャはそれでも口を離さない。

 一生懸命にレオンの出した精を飲み干そうとしている。

 びっくりした。

 やがて、やっと顔を離す。

 

「へへ、飲んじゃった……。ちょ、ちょっと苦いね……。で、でも、もしかしたら、あたし、あんたのこれ飲むの好きになるかも……」

 

 にっこりと微笑んで悪戯っぽく笑った。

 レオンも笑ってしまった。

 

「だけど、飲んだの?」

 

 レオンは言った。

 

「えっ、飲むんじゃないの。男の人はそっちが嬉しいんでしょう?」

 

 小首を傾げた。

 

「そ、それは嬉しいけど……」

 

「あっ、それとも、あたしの顔とかに、かけたかった?」

 

 サターシャははっとしたように言った。

 レオンはちょっと呆れた。

 サターシャはサターシャで、やり方を誰かに聞いてきた感じはあるが、そっちは随分と過激なやり方まで教わったみたいだ。

 でも、とにかく嬉しい。

 レオンだけでなく、サターシャもいやらしいのはすごくいい。

 

「じゃあ、お返しだ」

 

 レオンはサターシャを抑え込むと、仰向けに倒し、さらに両脚を抱えて胴体に腿を密着させた。

 

「あっ、な、なに? こ、こんなの」

 

 サターシャが戸惑って逃げようとするが、しっかりと関節をきめて逃げられないようにする。こうなってしまえば、レオンの方が力が強い。サターシャは身動きできないはずだ。

 そして、今度はレオンがサターシャの股間をぺろぺろと舐めた。

 サターシャは狂乱した。

 レオンは亀裂に舌を入れるようにこじ入れて動かし、そうかと思うと、クリトリスを吸うようにし、さらに、お尻の穴まで舐めてやった。

 

 経験のある少年が言っていたのは、とにかく恥ずかしがらずに、あらゆる部分を舐めてやれということだ。特にお尻の穴を舐めると女は喜ぶぞと、ちょっと年配の男が得意気に口にしていたのを覚えている。

 だから、本当にねっとりと舐めてやった。

 サターシャは暴れまわりかけたが、すぐに脱力したようになり、途中からほとんど抵抗らしい抵抗もできなくなった。

 そして、またもや身体を震わせて達した。

 やっと、身体を離してあげる。

 

「も、もう駄目……」

 

 サターシャはばったりと脱力して、精根尽きたようになった。

 だが、はっとしたように顔をあげた。

 

「し、しまった。あ、あたし、あんたとキスをする前に、あそこ舐めちゃった……。キスを最初にしなさいって、教わったのに──」

 

 突然にがっかりしたように言う。

 

「教わった……? 誰に?」

 

 サターシャは何人かの街の女の子の名前を出した。

 レオンも知っている同世代か、少し上の女の子だ。

 彼女たちが経験者かどうかは知らないが、いずれにしても、やっぱり、サターシャもまた、レオンと同じように、どうやって愛し合ったらいいか、事前に教わったのだと思った。

 また、男と同じように、女もそんな話をするのだと改めて思った。

 いずれにしても、おそらく、フェラのやり方なんかも、そんな会話の中で記憶したのだろう。なんの躊躇もなく精を飲んだのは、そういうものだと覚えてしまっていたのだと思う。

 とにかく、レオンも愉しくて、おかしくなった。

 

「……いいじゃない。後でも前でも……。舐めっこしよう。サターシャの身体なら、どこだって舐められるよ。また、お尻の穴、舐めて欲しい?」

 

「ば、馬鹿──」

 

 サターシャが真っ赤になって怒鳴った。

 ちょっと笑い合った後、レオンはサターシャに舌を出すように言った。

 戸惑いながらも、言われたとおりにしたサターシャの舌をレオンはぺろぺろと舐めてあげる。

 舌を引っ込めようとしたが許さない。そして、垂れてくるサターシャの唾液ごと、レオンは舐め続ける。

 しばらくすると、またサターシャはうっとりと脱力したようになった。

 

 レオンはサターシャの身体を横たえる。

 もういいと思う……。

 いよいよだ。

 

 レオンは、まだまだ痛いくらいに勃起している自分の怒張をサターシャの股に近づけていく。

 サターシャが息を飲んだ。

 そして、両膝を立てて、レオンを受け入れるように脚を開き気味にする。

 

「こ、こうでいい……? い、言われたとおりにするよ……。なんでも言って……」

 

 ちょっと不安そうに言った。

 レオンはサターシャの両足を抱えて上にあげるようにした。

 

「それでいい。でも、力を抜いて……」

 

「う、うん」

 

 サターシャが深呼吸するように大きく息を吐いた。

 レオンは先端をサターシャの中に少しづつこじ入れた。

 

「いいっ」

 

 サターシャが歯を噛みしめて悲鳴のような声をあげた。

 初めての女は、ゆっくりやっても痛いし、急いでやっても痛いとということだ。

 どうせ痛いなら一気にやった方が女は苦しい時間が短くて済む……。

 処女とやったという何人かの少年たちの言葉はそれだった。

 レオンはサターシャの腰をがっしりと掴むと、一気に突き入れる。

 サターシャの中は温かくて、たっぷりの潤滑油で溢れていた。

 狭いけど、思っていたほどにはきつくない。

 それよりも、ぎゅっと締めつけられて、すごく気持ちいい……。

 

「んぎいいいっ、い、いたいっ」

 

 だが、激痛のためか、サターシャの全身が硬直したようになった。

 

「俺にしがみついて。すぐに終わるから。力抜いて」

 

 レオンは声をあげた。

 サターシャが必死の力でレオンを抱き締める。

 そして、レオンの一物は完全にサターシャの中に埋もれた。

 

「は、入ったよ。サターシャ、入ったよ」

 

「う、うん。入ってる。レオンのもの……入ってる……。あたしの中に……」

 

 サターシャは、ほっとしたような顔になるとともに、がっくりと脱力した。

 

「こ、これで……サ、サターシャは……俺のものだよ。どんなことがあっても、サターシャを一生大事にするね。約束する。一生だ」

 

「う、うれしいよ、レオン……」

 

 サターシャが息を喘がせながら、そう口にした。

 その顔には心からの満足感に満ち溢れているように思えた。

 

「じゃ、じゃあ、動くね」

 

「う、動く──? む、無理いいっ」

 

 サターシャが目を大きくした。

 

「動かないと終われないよ……」

 

 レオンは苦笑してゆっくりと腰を動かし始める。

 

「あううっ」

 

 サターシャは必死に歯を噛みしめて打ち込みに耐える仕草をした。

 とても、苦しそうだ。

 とにかく、早く出してあげないと、と思った。

 レオンはゆっくりと律動を繰り返した。

 すぐに出そうになった。

 レオンはそのまま、サターシャの中に精を放った。

 

 終わった……。

 

 やり遂げたという満足感とともに、レオンはサターシャから一物を抜く。

 そして、サターシャの隣にばったりと横になった。

 

「はあ、はあ、はあ……」

 

 レオンが股間から一物を抜いても、サターシャはしばらくぴくりとも身体を動かさなかった。

 その股間からは処女だった証拠である赤い印が、サターシャの股から流れ出た体液とともに線になっている。

 レオンは拭くものでも持ってこようと思って腰をあげた。

 しかし、その手をサターシャががっしりと掴む。

 

「ど、どこ行くのよ……?」

 

 サターシャはちょっと不機嫌そうに言った。

 

「いや、水でも持ってこようかと……。それに拭くものを……」

 

「い、いいわよ……。あ、あたしが後で持ってくる……。そ、それよりも、もうちょっとくっついていて……。あ、あたしが動けるようになるまで……」

 

 レオンはサターシャに寝台に引き戻された。

 すると、サターシャが身体をぺったりとレオンにくっつけるように密着させてくる。

 

「そ、そんなにしたら、また、したくなるよ……」

 

 レオンは困惑して言った。

 

「こ、今夜は駄目……。ま、まだじんじんして痛いわ……。で、でも、何度かしていれば、だんだんと気持ちよくなるって……。あっ、でも違うわね……。痛かったけど、最初から気持ちよかったわ……」

 

 サターシャが首を傾げている。

 

「だったら、明日もいい?」

 

 レオンは笑った。

 

「う、うん……。わ、わかった。明日もいいよ……」

 

 サターシャはこくり頷いた。

 

「あさっても?」

 

「あさっても……いいけど。そんなにしたいの……?」

 

「したい。サターシャと毎日したい」

 

「じゃ、じゃあ、いいよ……。ひ、避妊草はいっぱいあるから……。そ、その代わり……、ま、また、あれして……」

 

 サターシャが消えるような小さな声で言った。

 避妊草というのは、女の子が妊娠しないようにする魔道の薬だ。安価なものであり、また、魔道遣いなら初級の魔道で簡単に作れるものだ。

 サターシャも自分で作ったのだと思う。

 

「あれって?」

 

 レオンは訊ねた。

 

「お、お股をくりくりってするのと……、お尻ぺろぺろするの……」

 

「いっぱいしてあげるよ」

 

 レオンは笑った。

 サターシャもまた、ちょっとはにかんだように笑った。

 そして、しばらくくっついたままでいた。

 すると、交合の疲れからか、あっという間に、サターシャが寝息をかき始めた。

 

 幸せそうな笑顔のままで……。 

 だけど、やっぱり、拭くもの準備した方がいいよなあ……。

 レオンは、サターシャにぎゅっとしがみつかれながら、そんなことを思った。

 

 

 

 

(第7話『邪悪な欲望・余話』終わり)

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