※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

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33  やり直しの破瓜

 顔に跨らせたコゼの股間を舌で奉仕するように命じると、エリカはすぐに一心不乱に、クンニリングスに励みだした。

 

 そのエリカの股間は一郎の怒張に占領されて犯されている。

 胎内に突き進む一郎の一物がエリカの性感帯を擦りあげるたびに、エリカは呻き声をあげて身体を跳ねあげているが、その鼻も口もコゼの股によって塞がれている。

 

 その苦しさと快感で、もうエリカは失神寸前だとわかる。

 一郎はエリカを蹂躙しながら、コゼの上半身を抱き寄せた。

 そして、淫らに腰を振って股間をエリカに舐めさせているコゼの乳房を愛撫し始める。また、顔を引き寄せて、コゼの口の中を舌でなぶる。

 

 今度はエリカとコゼを同時にいかせるつもりだ。

 そのために、ふたりの快感値を確認しながら、それを合致させるように、下半身でエリカを責め、上半身ではコゼを責める。

 

 すでにエリカはいつ昇天してもおかしくないくらいに追い詰められているので、一郎はコゼを徹底的に責め抜くことを追求した。

 下半身と上半身で別の女を抱くというのは不思議な感覚だったが、それはまた、この美女ふたりを完全に一郎のものにしたのだという満足感でもあった。

 

 しばらくすると、コゼの身体に絶頂の波がやってきたのがわかった。

 一郎はその波を逃がさないよう、コゼとエリカの菊座に挿入したままのローターを同時に振動させる。

 

「ひっ」

「ああん」

 

 ふたりが同時にがくりと震えた。

 一郎は股間のピッチをあげた。

 一方で、コゼの愛撫の手も速めていく。

 

「いぐ、いく、いくいくいく──」

 

 まず、最初にコゼが昇天した。

 そして、それを追うように、エリカが絶頂に達する。

 

 一郎は、コゼの舌の感触を舌で味わい、エリカの股間を突きあげながら、エリカの股間に精を噴射した。

 

 二射、三射……四射……。

 一滴残らず、精液をエリカの子宮に注ぎ込む……。

 

 そのあいだもエリカの絶頂はずっと続いている。

 一郎が最後の一滴をエリカに放ち終ったときには、エリカは完全に悶絶してしまっていた。

 

「はあ、はあ、はあ……。エ、エリカは……か、完全に気絶してしまいましたね……」

 

 コゼがエリカの身体からおりながら言った。

 

「そうだな……」

 

 とりあえず、一郎はエリカの縄を縄を解いてやった。また、お尻の中の淫具も淫魔道で抜き落とす。

 コゼのもだ。

 そのとき、コゼが小さな悶え声をしたので、一郎はにやりとしてしまう。

 

「でも、幸せそうに笑っている……。本当にご主人様とエリカは相性ぴったりなんですね……」

 

 コゼは岩の上にぺたりと尻もちをついたように座っていた。

 コゼもまた達したばかりだ。まだ身体が脱力したようになっているのだろう。

 

「エリカだけじゃないさ──。俺とコゼだって、そして、コゼとエリカの相性もぴったりだ。その証拠にほとんど同時に三人達することができただろう」

 

 一郎はうそぶいた。

 三人が同時に昇天したのは一郎の淫魔の性技によるものだが、正直に語る必要もないだろう。

 

 淫魔師の呪術に捉えたといっても、まだ、コゼは一郎やエリカに気を許すというところまではいっていない。それが三人一緒に抱き合い、さらに、一緒に果てたという事実で、コゼの心の壁が取り払われてくれればいいのだが……。

 

「馬鹿なことを言わないでください……。ご主人様とエリカの相性がいいのは当然ですが、それは、あたしなど入り込むことなどできないような強くて隙のないものです。ご主人様があたしを可哀想に思って抱いてくれていることはわかっています。これでも、馬鹿じゃないんです……。ただ、あたしは分をわきまえているから心配しないでください──。これからも、時々でもいいので、エリカのお裾分けを与えてもらえれば満足です……」

 

 コゼが言った。

 なんとなく気になる物言いだ。

 

「なんだかいじけた言い方だな……。言っておくが、俺はエリカを大切に思っているが、同じようにコゼも大事に考えている。一度、性奴隷にしたら、悪いが俺は一生手放すことはない。覚悟しておけよ──」

 

 一郎は笑いながら言った。

 しかし、コゼは首を横に振った。

 

「……さっきも言ったじゃないですか……。あたしは、自分の価値は知っています。あたしのような汚れた女は、女としてなんの価値もないことはわかっているんです……」

 

「価値がない……?」

 

「もちろん、前のご主人様にはアサシンとして育てられましたから、人殺しの道具としては役に立つということはわかっています。だけど、それだけです。ほかにはなにもありません。ましてや、女の価値など……」

 

「そんなことはないさ。コゼは美人だ。それが価値がないなどというと、世の女性たちに怒られるぞ」

 

 一郎は冗談めかしく笑った。

 だが、コゼは真顔のままだ。

 

「ご主人様、あたしに女としての価値などありません──。ご主人様も、もうご存知の通り、あたしは厠女と蔑まれて、男たちの精液を受ける壺女と馬鹿にされて生きてきました。毎日毎晩、屋敷の男たちの性欲を処理するために犯される。それがあたしの生活でした──。そのように生きて、すっかりと汚れた女に、本当に女としての価値があるとお思いですか?」

 

 コゼがやっと顔に笑みを浮かべた。

 しかし、それはとても悲しそうな自嘲気味の笑みだった。

 

「……別に女の価値が貞操にだけにあるわけでもあるまい」

 

 一郎はコゼの言葉に途方に暮れながら言った。

 どうやら、コゼの劣等感は随分と大きいようだ。

 もしかしたら、それが、これだけ身体を交わしながら、なかなか一郎にもエリカにも気を許したような感じがない理由なのかもしれない。

 

 一郎も察しがついてきた。

 コゼが殺したスラたちに犯され続けた日々は、確か七年間だと言っていた気がする。

 奴隷の首環に支配され、ただ性欲を処分する道具として身体を犯され続けた日々がどんなにつらかったかは想像して余りある。

 

 コゼに接して数日──。

 一郎には、奴隷だった彼女が、実は誇り高き女であることがわかってきていた。

 そして、その性癖は根っからのマゾっ子のエリカとは正反対のところにある。そんなコゼが、愛情などとは無関係に、ただ精液を受けるだけの行為を強要され続けたのは本当に心の潰れるほどの苦痛だったと思う。

 それがコゼの心に大きな黒い穴のようなものを作っているのだろう。

 

 なんとかしてやりたい……。

 

 淫魔道の呪術で支配して、意思に反して彼女の身体を犯している一郎がそう思うのは、虫のいいことだとは承知しているが、コゼの気持ちを楽にすることはできないだろうか……。

 

「……貞操にだけ価値があるなんて、あたしも言いません……。でも、女の価値のひとつではありますよね……。それに、エリカさんのお股はお綺麗ですよ……。それに比べて……」

 

 コゼが寂しそうに自分とエリカの裸身を見比べて言った。

 なるほど、これは迂闊だった……。

 一郎は思った。

 

 恥毛のないコゼを真似て、エリカの股間も同じように無毛の股にしてやったのだが、それによりコゼは自分の局部が、年齢に比して、すっかりと使い込まれたようになってしまっているのをはっきりと自覚してしまったに違いない。これまでは、まだエリカの股も恥毛に隠れていたから、そこまでは思わなかったのかもしれないが、同じように剃りあげてやれば、コゼに比べれば、エリカの股間はまだまだ桃色で張りもあり、少女特有の初々しさを保っている。

 

 その性器と自分を比べて、コゼは改めて劣等感を大きくしてしまったのだと思う。

 

「……コゼ、これだけは言っておくぞ。俺はエリカを意地悪く抱いても、しっかりと惚れて大切に思っている──。そして、それは、お前についても同じだ。俺は、女としてもコゼをとても美しくて、素晴らしい女性だと思っている。だから、呪術の力を遣ってでも支配した──。自分に女としての価値がないなどと口にするのはやめろ。それは、お前に価値を抱いている俺を馬鹿にする行為でもある」

 

 一郎ははっきりとコゼを見つめて言った。

 コゼは少したじろいだような顔になったが、やはりすぐに感情を殺したような表情になって、小さく首を振った。

 

「……あ、ありがとうございます……。で、でも、あたしなど、所詮は……」

 

 コゼが呟くように言った。その言葉の終わりは、彼女の口に中から外に出なかった。だから、コゼがなんと言ったのか、一郎には聞こえなかった。

 ただ、いずれにしても、これは相当に強い劣等感だ。

 一郎は大きく息を吐いた。

 

 こうなったら、理屈は不要だ。

 支離滅裂でもいいから、コゼの感情を圧倒する──。

 大きな感情でコゼの劣等感を吹き飛ばす。

 それしかないと思った。

 そして、圧倒的な肉欲で感情など追い払う。

 コゼの七年間に、彼女を押し潰している「厠女」としての記憶があるのであれば、一郎はそんなものを思い出すこともできないような凄まじい快感を与えてやる──。

 それで、コゼの心を軽くしてやろうと考えた。

 

「コゼ──、もう一度、言ってみろ──。俺は愛情を持ってお前を抱くとちゃんと言ったぞ──。それなのに俺を疑うのか──。俺がそんな料簡でいたと思ったのか──?」

 

 一郎は故意に感情を害したふりをして、コゼを怒鳴りつけた。

 別に怒ってはいない。

 ただ、コゼを混乱させたかっただけだ。

 

 あれこれと考えてしまうから悩むのだ。

 だから、考える余裕を与えなければいい。

 訳もわからず怒られれば、コゼはどう対応していいかわからなくなるだろう。

 それで頭の中を一度空にしてしまえばいいのだ──。

 その空っぽのコゼに最高の快楽を与えてやる。

 

「えっ? ご、ご主人様……」

 

 案の定、コゼは驚いた表情になった。

 彼女にしてみれば、なんで一郎が怒っているのか、よくわからないだろう。

 それは、一郎も同じだ。

 ただ、一郎は強い感情をコゼにぶつけているだけだ。

 怒りの感情は強い心の現れだ。

 コゼの暗い劣等感を吹き飛ばすには、これが一番いい。

 

「もう一度、言ってみろ、コゼ──」

 

 一郎は呆然としているコゼの髪を左手で掴んだ。

 

「わっ──? ご、ご主人様──?」

 

 コゼは混乱している。

 そして、特に抵抗することなく、一郎が乱暴に髪を掴んで身体を引き起こすのに任せた。

 

「ま、待って、なにが……?」

 

 そのとき、エリカの声がした。

 どうやら、失神から意識を戻したようだ。

 

「俺を見損なうな──」

 

 慌てて起きあがったエリカが一郎とコゼのあいだに割って入ろうとしているのがわかったが、一郎は構わずコゼの頬を右手で思い切り引っ叩いた。

 

「俺がお前を女として価値があるといえば、そうなんだ──。それを疑うような言葉を口にすることは許さん──」

 

 一郎は叩かれて、軽くよろめいたコゼに罵倒した。

 

「も、申し訳……」

 

 コゼは一郎の権幕に圧倒されたように驚いている。

 

「ロ、ロウ様、落ち着いてください──。ま、待って──」

 

 エリカが今度こそ、一郎とコゼのあいだに完全に身体を入れてきた。

 なかなかに、いいタイミングだ……。

 少し激昂が醒めた……という素振りを一郎はした。

 

「クグルス──」

 

 一郎は右手首を左手で強く擦って、魔妖精のクグルスを召喚する念を送る。

 眼の前の空間が歪んで、小さな身体のクグルスが出現した。

 

「呼ばれて飛び出て、じゃじゃじゃじゃああん──。クグルス参上──。ご主人様、来たよ──。わおっ、お湯だ──。気持ちよさそう──。身体を浸けていい?」

 

 クグルスがそばの温泉の泉に目をやって、陽気な声をあげた。

 

「それは後だ、クグルス──。それよりも、俺はいまからコゼの処女を犯す。コゼの身体に入って、処女膜を再生しろ。お前ならできるな?」

 

 一郎はクグルスに言った。

 

「そりゃあ、できるよ──。へえ、面白そうなことやってんだね。ぼくも一緒に破瓜を味わっていい?」

 

「それは、また今度だ、クグルス──。今日はコゼが本当に俺のものになる儀式なんだ」

 

 一郎はクグルスにそう言い、視線をコゼに戻した。

 

「コゼは、これから俺に初めてを奪われる──。そうすれば、お前のくだらない劣等感の原因なんて、なかったことになる──。なにしろ、コゼは処女を俺に奪われて、そして、俺の性奴隷になり、ずっと俺にしか抱かれないのだからな──」

 

 一郎は堂々と言った。

 理屈もなにもあったものじゃないが、それはいいのだ。

 コゼが、これで気持ちを入れ替えることができればいいのであり、そのためには圧倒的に強烈で、新しい記憶が必要だと思った。

 それで、ふと思いついたのが処女膜再生だ。

 とにかく、七年の忌まわしい厠女の記憶を上塗りできる強烈で新しい記憶になるのは間違いない。

 

「ご主人様?」

 

 案の定、コゼは目を白黒させている。

 

「ロ、ロウ様、どうしたのですか……?」

 

 コゼの前に身体を入れているエリカも驚いている。

 ただ、クグルスだけが相変わらずひとりだけ陽気だ。

 

「面白そう──。じゃあ、コゼ、今日は破瓜のやり直しだね。頑張ってよ」

 

 クグルスが姿を消した。

 

「ふぐう──ぐうっ? な、なに──? ひ、ひいっ」

 

 コゼが両手で股を押さえて、もがき出した。

 苦しいという感じではないが、身体の敏感な場所を再生されるのだ。相当に身体の違和感があるに違いない。

 しばらくのあいだ、コゼの悶えるような仕草が続いていたが、突然にクグルスが再び姿を現した。

 

「ご主人様、終わったよ──。いまのコゼは正真正銘の生娘だ──。まだ男を知らないときの新鮮な股に戻っているよ──。存分に犯してやって──。でも、ご主人様も鬼畜だよね……。破瓜の痛みなんて、とうに終わっているこのコゼを、わざわざ生娘に戻して、その痛みをもう一回味あわせるなんてね……」

 

 クグルスが笑いながら言った。

 

「……別に苦しめるつもりはないさ……」

 

 一郎はエリカに横に移動するように指示し、コゼを抱くような感じで引き寄せた。

 まずは、股間を押さえていたコゼの両手を身体の横にずらさせる。

 一郎はクグルスの魔道で生娘として再生した股間を凝視した。

 どちらかといえば、だらしなく緩んだ感じだったコゼの股はエリカと同じような初々しい少女の姿を取り戻している。

 

 どうやら、成功のようだ。

 

 それにしても、時折、思うのだが、もしかしたら、クグルスというのは実は大変な能力を持った存在なのではないだろうか。

 こんなこともあっという間にできてしまうというのは、すごいことだと思う。

 とにかく、これでコゼの劣等感の外見上のものはなくなった。

 残りはコゼの心の内側のことだけのことだ。

 

「コゼ、これから俺はお前の初めてをもらう……。いまのお前はまだ男を知らない綺麗な身体だ。それを俺に捧げるんだ……。いいな──」

 

「は、はあ……」

 

 コゼが当惑したようにうなずく。

 しかし、納得も理解もしてない……。

 ただただ困惑しているだけだ。

 

 まあいい……。

 

 これがなにかの変化のきっかけになってくれれば、それでいいのだ。

 一郎はコゼのほっそりとした首筋に口づけをした。

 そこに性感帯が潜んでいるのはわかっている。

 性感の昂りを示す桃色のもやの筋に唇をすっと動かしてやる。

 

「ふうっ」

 

 コゼの身体が弾けるように踊った。

 

「感じるか…、コゼ…? 生娘になったのだからな……。感じるはずだ。いいか──。コゼはこれが初めての性行為だ。だから、いままでの七年間なんかなかったことになる……。つまりは、そういうことだ──」

 

「ご、ご主人様、さっきからなにを……?」

 

 コゼが一郎に抱かれながら困ったような顔をした。

 構わず一郎は、コゼの首筋に密集している赤い小さなもやにキスを集中した。一方で両手は胸元や背中にある性感帯のもやをなぞっている。

 思考の余裕を与えないように、最初から濃いもやの場所を全力の性技で刺激する……。

 コゼのは反応が顕著になる。

 

「ああ……いや……はうっ」

 

 すぐに、コゼの震えが大きくなった。

 とにかく、考える暇を与えないこと。

 くだらない思い込みなど、一郎の性技で一瞬にして吹っ飛ばす。

 一郎は口でコゼの乳房の膨らみを頬張った。

 直接に見なくても、コゼの身体のどこに赤いもやがあるのかははっきりと感じることができる。

 一郎は舌でその赤いもやの中心である乳首を転がした。

 

「はあん──んふうう──」

 

 コゼの身体の力が抜けるのがわかる。

 一郎はコゼを完全に岩の上に横たわらせ、今度は股間にあるもやの部分を指でなぞっていく。

 そのあいだも、一郎の舌はまだコゼの乳房やその周辺を這いまわっている。

 

「はああ──、や、やっぱり、気持ちいい──。ご主人様に抱かれると気持ちいいです──」

 

 コゼが喘ぎながら言った。

 

「当たり前だ──。俺はコゼが好きだ。女として──。恋人として──。エリカもコゼも俺はしっかりと愛している。俺はお前たちに、抱くことで愛情を注いでいるんだ。だから、感じるんだ──」

 

 一郎はコゼに強く言った。

 本当は淫魔師としての能力のおかげであり、愛情の有無とは関係はないが、この際、“嘘”も許されるはずだ。

 一郎がコゼを愛おしく思っているのは事実なのだ。

 

「ううう……」

 

 すると、突然にコゼが感極まったようにぶるぶると大きく身体を震わせたのがわかった。

 驚いたことに、ただの言葉でコゼの快感値の数値は、一気に“150”以上も下がった。

 すでに数値は二桁になっていて、それがどんどんと下がっている。

 さっきの性行為で濡れていたコゼの股間から、さらにどっと蜜が溢れたのもわかった。

 

「ほ、本当ですか……? ほ、本当にあたしなんかを愛していただけるのですか……?」

 

「愛している──。本当だ──」

 

 一郎はコゼの身体に愛撫をしながら言った。

 

「あ、ありがとうございます──。う、嬉しいです──。こ、こんな、あたしを好きだと言ってくれて嬉しいです──。嘘でも嬉しいです──。嘘でもいいです──。あ、ありがとうございます──」

 

 コゼが大きな声で叫ぶように声をあげ、感極まったようにぎゅっと下から一郎の背中を抱きしめてきた。

 一郎は怒張をコゼの股間の内部に潜り込ませた。

 

「いぎっ」

 

 コゼの股間はたっぷりと濡れていたが、やはり強い圧迫感がある。いまのコゼは快感よりも痛みの方が激しそうだ。

 その証拠に“10”くらいまで下がっていた快感値は、一気に“50”くらいまで上昇した。

 一郎は思わず逃げようとしているコゼの腰を押さえつけた。そして、一気に性器を奥まで貫かせた。できるだけ赤いもやの部分を辿って奥まで挿し入れたつもりだ。

 

 だが、コゼは激痛に顔をしかめて、背筋を真っ直ぐに伸ばすように突っ張らせている。そして、半開きの唇をわななかせて、全身を石のように硬直させていた。

 一郎はコゼの「破瓜」の苦しさが緩まるように、唇や手で上半身の赤いもやの部分に刺激を加えて、コゼの快感を少しでも増幅しようとした。

 それでも、なかなか快感値の数値は下がってこない。

 やはり、生娘として犯されるというのは本当に痛いのだろう。

 

「コゼ、わかるな──? これが破瓜の痛みだ──。お前はほかの誰でもない。この俺に処女を奪われたんだ。それ以外のことなんて忘れてしまえ──。いいな──。命令だ──」

 

 一郎はコゼの膣深くに勃起した一物を貫かせたまま大きな声をあげた。

 

「は、はい──」

 

 コゼが歯を食い縛るようにしながら返事をする。

 

「耐えろ──。そして、この強烈な体験を頭に刻みつけろ、コゼ──。コゼ、好きだ──。俺も、エリカも、そして、クグルスもな──。みんな、仲間だ──。俺たちはお互いを愛し、愛され合う──。それを疑うな──。みんなを信じろ──」

 

「あ、ありがとうございます──。ご、ご主人様、思い切り突いてください──。だ、大丈夫ですから……。ご、ご主人様の想いは、う、嬉しいです──。で、ですから、思い切り……」

 

「わ、わかってるよ……」

 

 一郎は抽送を開始した。

 

「ぐうっ」

 

 コゼは白い喉をさらして、一郎の背にしがみついてきた。

 痛いのだろう。

 それが肌を介して、一郎にも伝わってくる。

 

 考えてみれば、一郎も生娘の身体を犯すのは、これが初めてということになると思う。エリカは男については処女だったが、女を相手に十分に性の経験はあった。処女に快感を与えるというのは本当に難しいのだということがわかった。

 だが、逆に一郎は気持ちいいかもしれない。

 処女特有の圧迫感が一郎の性器をぎしぎしと締めつけてくる。

 一郎自身の快感はだんだんと高まってくる。

 しかし、一方でコゼについては、上半身の赤いもやの部分の愛撫はするもののやっぱり数値はそれほどには下がらない。

 破瓜の痛みで快感を得ることができないようだ。

 一郎はこの性交でコゼを絶頂させることは断念した。

 

「コゼ、しっかり──」

 

 そのとき、エリカが一郎の背にあるコゼの右手の上に自分の手を重ねるようにした。

 

「う、うん──。ご、ご主人様、もっと思い切り……」

 

 コゼが一郎の後ろでエリカの手をしっかりと握ったのがわかった。

 

「ご主人様、コゼの痛みを緩めてあげようか? ご主人様は相手の女がもっとよがるのが好きなんだよね……?」

 

 宙を飛んで一郎とコゼを見守っていたクグルスが、一郎の顔の横に近づいてきて言った。

 

「これでいいんだ──。これは儀式だ──。俺とコゼの……、いや、俺たちとコゼが本当の仲間になるためのな──。それよりも、少しでも痛みが薄くなるように、乳首を刺激してやれ。コゼはそこが弱点なんだ……」

 

 一郎が言うと、クグルスがコゼの胸まで舞っていき、両手と口でコゼの片側の乳首をくすぐるように刺激を開始した。一方で反対側の乳首については、コゼの手を握っているエリカが、身体を倒して口で吸い始める。

 

「あっ、ああっ、ああ……」

 

 コゼの喘ぎがこぼれる。

 数値がやっと下がってきた。

 一郎はストロークのピッチをあげた。

 侵入を阻止するように絡みつくコゼの肉襞を強引に押し広げるように叩き込む。

 

「ううっ、うっ、うっ」

 

 コゼは泣くような声をあげている。

 しかし、それでも耐えている。

 

「出すぞ──。しっかりと受けろ──。俺の精を受け止めろ──。もっと完全に俺たちのところにやって来い──。お前は俺たちの仲間だ──。それ以外のことは忘れろ。つらかったことがあったのなら、それはもう忘れるんだ──」

 

 一郎は声をあげた。

 初めて肉塊を受けたことになるコゼの秘孔は素晴らしい緊縮力だ。

 一郎はありったけの精をコゼの股間に注ぎ込んだ。

 

「は、はい──。わ、忘れます──。そ、そして、ありがとうございます、ご主人様──」

 

 コゼが感極まったような声をあげた。

 射精をコゼの中に迸らせたとき、なにかが一郎とコゼとのあいだに繋がるのを感じた。

 コゼの心の黒い穴に触れることができたと思った。

 一郎はそれを強引に掴み取り、粉々に打ち砕いた。

 

 すると、真っ白で明るい空間がその場所を包んでいった。

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