【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「まあ、エルザから?」
声をあげたのは、横にいたアンだ。
エルザというのは、アンとイザベラの間になる姉妹であり、イザベラからすれば姉になる。
アンとはほぼ同じ歳だ。
ただし、三人とも父親はルードルフ王であるものの、母親は全員が異なる。
アンの母親は、王妃のアネルザだ。
死んだイザベラの母親も貴族だが、寵姫のひとりだった下級貴族の女であり、血だけのことであれば、アンがもっとも高貴な血を継いでいる。
もしも、アンがほんの少しでも魔道力があれば、王太女はイザベラでなくて、アンに間違いなかっただろう。
一方で、エルザの母親は、まったくの平民である王城の洗濯女だ。だが、エルザを産んだときに、産後の肥立ちが悪くて亡くなったそうだ。
いずれにしても、魔道力のないアンとエルザは、早いうちから王位継承権がないのがわかっていたので、王宮の中で比較的のんびりと育てられた。
それに比べれば、イザベラは幼い段階から、王位継承も期待され、一応は帝王学なども学んですごした。
同じ王宮内でも、暮らした場所も環境も異なっているので、エルザとはあまり面識もない。
三年前に、タリオ公国のあのアーサー大公に嫁いだのだが、エルザはあまり王宮の儀式や式典、遊宴の類いにも出席しなかったので、ほとんど会話すらしたこともない。
まあ、その手の宴などには、イザベラもあまり出席してないが……。特に、キシダインとの後継者争いが顕著になってからは全くだ。
とにかく、エルザについては、王女にしては型破りな女だったと承知している。
博識であり、特に、王族のくせに、商売に関する知識に明るかった。平民の知人も大勢いて、その中には少なくない商人を数えた。また、イザベラの一代前の冒険者ギルド長は彼女だ。
その人脈から、エルザは、シャーラをイザベラの侍女をやつした護衛に抜擢し、冒険者ギルドの副ギルド長にミランダを据えたりした。
そして、アンとは随分と親しかったはずだ。
年齢もイザベラとアンは五歳離れているが、アンとエルザは、アンが半年早いだけの同じ歳だ。
随分と仲もよかったという。
だから、エルザの名で、アンも思わず喜びの声をあげてしまったのだろう。
それにしても、「お祝い」とは……。
イザベラのことも、アンのことも、まだ国内にも公表されていない秘密のはずだ。
そもそも、イザベラたちが、ノール海岸の離宮に滞在しているなどというのは、本来であれば、まだ外国が知るはずのない内容だ。
それにも関わらず、ここに祝いの品を送りつけてくるとは、さすがに、タリオ大公というところだろう。
まあ、美男子なのだが、あのしたり顔を思い出すと、苛つくものもある……。
「お祝いに加えて、芸人団と言ったか?」
イザベラはライスに訊ねた。
「はい。品物を運んできたのは女の使者ですが、さらに芸人団も同行しております。全員が女ですが、しかし、まだ素性もわからず……」
ライスは、その芸人団という連中を連れてくるのかどうか、迷っているみたいだ。
「イザベラ、お願いよ。訪問を許可してあげて。エルザのことを聞きたいわ」
アンが言った。
滅多なことじゃあ、アンはなにかを欲しがるとか、頼みとかをすることはない。
そのアンのお願いは珍しい。
イザベラは、ライスに使者を芸人団とともに、ここに呼ぶように告げた。
「わかりました。では、最小限の警備として五人ほどの王兵もここに入れます。その許可を」
「わかった。許可する」
「ありがとうございます」
ライスがノヴァとともに去っていく。ノヴァは見送りだ。
「懐かしいわ。エルザも、どうしているのかしら。タリオ公国では苦労していると耳にするけど……」
ライスがノヴァとともにいなくなると、アンが言った。
「そうなのか?」
エルザの夫であるアーサーの男としての評判は、実はかなり高い。
三公国と称されるタリオ、カロリック、デセオの三国は表向きは、ロムルスを祖とするローム皇帝が治めるひとつの国だが、事実上は各大公が治める三個の独立国だ。
形式的には宗主が皇帝で、大公が皇帝の臣下になる。
だが、実際にはその逆だ。
皇帝直轄領は、タリオ公国の一部にあり、皇帝家が最小限成り立つだけの小さな領土を与えられているに過ぎない。それも、タリオ公国が認める範囲内での話だ。
アーサーは、そのタリオ大公であり、年齢は三十二歳であり、実力のあるやり手の男だという評判を得ている。
大変に優秀らしく、実績も残している。
画期的な施策を連発し、彼の代になって公国は急激に発展して、三公国の中でも抜きんでた力を持つようになった。
しかも大変な美男子だ。
それが世間的な評判であり、本国のみならず、何度か王都も訪問したことがあるので、ハロンドールの王都でも人気が高いのだが、先日王都を訪問したときのイザベラの印象はあまりよくなかった。
他人を見下す態度が時折あり、イザベラなども軽く見ているのが肌で伝わってきた。しかも、アンとの婚姻を打診してきたりして、面倒な男だった。
そういえば、ロウとなにか諍いを起こしたらしく、ロウが準備した茶会に呼び出されて、ロウにからかわれていたっけ……。
しかし、その茶会でイザベラは、みんなの前でロウから下着を奪われる辱しめを受けたのだ。
思い出したら、身体がかっと熱くなってきた……。
慌てて、頭の中のことを振り払う。
とにかく、エルザの嫁いだタリオ大公というのはそういう男だ。
「女の夫としてはどうなのかしらねえ。そういえば、あの訪問の後で、改めて彼のことについて話題になったことはないわね……。あなたの印象はどうなの?」
「好きにはなれない感じだな。それに野心家だ。油断ならない男という印象だ。いわゆる、策を弄する手合いかな。世間の評判もあてにはならない」
「わたしの印象も同じよ。彼の女に対する言葉はうわべだけよ。わたしたちのご主人様とは違うわ」
「ご主人様か……」
イザベラは思わず、頬を緩ませてしまった。
ロウとはもう二箇月近くも会ってない。なんだかんだと、かなり濃密な関係を続けてきたので、これだけ会ってないと、やはり寂しい。
「姉上は、わたしの知らないアーサー大公の夫としての評判を知っているのか?」
訊ねた。
「あなたの知らないことをわたしが知るわけがないわ。ただ、大公としての評判と、妻の夫としての評判は別のものだと思うだけよ。わたしも、あまりいい印象がなかったから……」
アンが言った。
そして、ぽっと顔を赤らめてはにかむように微笑んだ。あれは、なにかを思い出した顔だろう。おそらく、ロウのことだと思う。アンが前回、アーサーと会ったとき、ロウも一緒だったはずだ。
「夫しての評判か……。ふたりの妻がいるのだったな。ひとりはエルザ姉上で、もうひとりは大神殿の法王の孫娘で……名はエリザベートだったか……」
「彼はクロノスを自称しているそうよ。彼は自分の周りに女が集まるのが当然のように思っている男みたいね。嫌な男なのよ」
アンが誰かのことを悪しざまに言うなどというのは滅多にないことなので、ちょっと驚いた。
「ライス様は、お帰りになりました」
ノヴァが戻ってきた。
すると、当然のようにアンの隣に座って手を繋いだ。本当に仲がいい。
「女好きの男であることが、姉上の
イザベラは笑った。
すると、アンがちょっとむっとしたように口を尖らせた。
「ご主人様……ロウ様はそんなんじゃないわ、イザベラ。女好きだけど優しいわ。たくさんの愛をお持ちの本物のクロノス様よ。ねえ、ノヴァ?」
アンは同意を求めるようにノヴァに声をかけた。
もちろん、いまでもお互いに手を繋いでいる。
それにしても、同じようにキシダインに惨い目に遇った者同士として、以前からふたりの仲がいいのは知っていたが、人前ではもっとノヴァも遠慮気味だった。
だが、いまはあからさまに、ふたりはお互いの愛を示し合う。
こうしたのはロウだ。
なにしろ、ロウはアンとノヴァの快感の共鳴とやらで、お互いの性感が相手にも伝わるように淫魔術を刻んだり、日に何度というように相互自慰を強要したり、はたまた、食事から着替え、身体の洗浄、それこそ、厠の後の始末まで、自分ではなく相手にやってもらわないとできないというような淫魔術を刻んだりしていた。
そんな風に、あの手この手で心を通わせるように強要された結果、アンとノヴァも人目をはばからずに、くっつき合うようになったみたいだ。
特に、ロウから今回の旅立ちに際して、なにかを贈られたようだ。それがなにであるのか、何度訊ねても教えてくれないのだが、ロウが旅立って以降、この離宮に向かうために、王都郊外で合流したときには、ふたりは人目を憚らずにくっつき合う関係になっていた。
「はい。あたしもそう思います、アン様。ロウ様こそ、本物のクロノス様ですわ」
ノヴァもはっきりと言った。
イザベラは苦笑した。
「別にロウのことを否定しているわけじゃない。ただ、同じ女たらしじゃないかと思っただけだ。もちろん、わたしはアーサーには男としての興味は持ってない」
しかし、アンは首を横に振った。
「どうやら、王太女であるあなたに集まる情報と、神殿預かりになっていただけの元王女では、同じ評判でも集まるものが違っているようね。わたしのところに集まるタリオ公の評判は、あまりいいものじゃないわ。もちろん、大公としての評判じゃなくて、女から見た男しての評判ね」
「女からの男としての評判か?」
「彼は女を愛さない男なのよ。エルザも何度か手紙を送ってきたわ。彼に愛されないと嘆いていたわ。まあ、結婚したばかりのときの話だけど……。でも、このあいだ、わたしの近状を報せる私信を送ったときも、そんなに変わりはないみたいだった。エルザはこの婚姻ははっきりと失敗だったと書いていたわ」
アンとエルザに手紙のやり取りがあったのは知らなかった。
いずれにしても、アンが珍しくも感情的に他人の悪口を口にするのは、どうやら、先回のアーサーとの面談だけではなく、エルザとの手紙を通じて、タリオ公にいい印象を持っていないことも、あるみたいだ。
だが、イザベラは、政略結婚というのは、そういうものだと思っている。
愛のある結婚の方が王族には贅沢だ。
ルードルフとアネルザ──。
キシダインとアン──。
イザベラの知っている王族の婚姻というのは、むしろ愛など存在しない。
そのとき、訪問者がやってきたことを示す呼び鈴が鳴った。
ノヴァに、ここまで入室させるように指示した。
アンから手を離して、ノヴァが出ていく。
しばらくすると、五人の王兵が緊張した様子で入ってくる。
「失礼いたします」
五人のうちの長らしき将校がイザベラに敬礼をした。
「うむ、よろしく頼む」
イザベラは立ちあがって敬礼を受けた。その将校の指示により、五人が壁に張りつくように警備の態勢をとった。
「使者の方々がお入りになります」
ノヴァが顔を出す。
イザベラは頷いた。
すぐに五人ほどのローム式の女の装束に身を固めた五人ほどの若い女がやって来た。五人とも顔に薄い網目の布を垂らしていて、表情はよくわからない。
また、荷を運ぶのは五人のうちの四人で、ひとりはなにも持っていない。
彼女たちが美しい布を拡げて、運んできた荷をまずは並べだす。
美しい布や工芸品、あるいは美術品の類いのようだ。
ひとりが前に出て床に両膝をついて座り、他の四人は後ろに並ぶように同じ姿勢をとる。
両膝をつくのは、女性が貴人に対して行う最大限の儀礼である。
「このたびは、おめでとうございます。タリオ第二公妃のエルザより、おふたりへのささやかなお祝いの品物と、それとは別に芸人団の一座をご持参いたしました」
前に出ている女が俯かせいた顔をあげるとともに、顔の前の布をめくって、頭の後ろ側にやった。
「えっ?」
「なんでじゃ?」
アンとイザベラは揃って声をあげた。
使者だと思い込んでいたその女が、紛れもなく、さっきまで話題にしていたエルザそのものだったからだ。
「エルザ、どうして、ここに?」
アンが声をあげた。
エルザが悪戯っぽく笑った。
「わあ、アン、久しぶり。色々あったみたいだけど元気そうでよかったわ。イザベラ様、ご無沙汰しております。エルザでございます」
エルザがさっと立ちあがって、アンに駆け寄ると、アンに屈みこむように抱擁した。
さらに、エルザは、アンとの抱擁を終えると、今度は、入ってきた扉側に立っていたノヴァに駆け寄っていき抱きついた。
「あなたがノヴァね。手紙で聞いているわ。アンの特別の人だと知っているわよ。アンをずっと守ってくれて、ありがとう」
どうやら、アンの受けたキシダインからの仕打ちについても、アンとノヴァの関係についても、事情を承知しているようだ。
「あ、あのう、は、はい……」
ノヴァも目を白黒している。
「待て――。お前たち、警護はよい。さがれ――。別室に待機せよ――。これらは信用のできる者だ。それと指示があるまで外に出るな」
イザベラは警護の兵に言った。
立ち入った話になると予感がしたのだ。ここに、タリオ大公のアーサーの妃であるはずのエルザが来るなど尋常ではない。しかも、使者に変装してきたのだ。
場合によっては、あの兵たちには箝口令が必要だ。
警護の兵は当惑気味だったが、重ねて命じると今度は素直に出ていった。
部屋から兵がいなくなったところで、イザベラは口を開いた。
「エルザ姉上、どうしてここに?」
確かに、エルザだ。
王族としては型破りで気さくな性質であり、これも平民腹のせいだと散々に嫌味を言われ続けていた。
だが、平民腹といっても、彼女は生まれながらの王室暮らしであり、しっかりと王族教育は受けている。
エルザがこうやって極端にざっくばらんな態度をとるのは、性格なのもあるが、平民の妾の子であることを逆に活用して、相手を油断させて警戒を解くという彼女なりの人心掌握術であることをイザベラは知っている。
こんな風に行儀を崩すが、やろうと思えばエルザは、完璧に儀礼や立ち振る舞いをやってのける。
それはともかく、タリオ公国にいるはずの公妃がなぜここに……?
「これはご挨拶が逆順になってしまった無礼をお許しください。このたびはおめでとうございます。タリオ公に成り代わり、おふたりにお祝いの品物をご持参いたしました」
すると、エルザがさっとイザベラの前に来て、両膝を床につけた。
しかも、馬鹿丁寧に頭をさげている。
イザベラは手を振った。
「やめよ、姉上。とにかく、座ってくれ。どういうことか事情を説明してくれ……。それにしても、よくぞ、わたしたちのことを知っていたものだ。タリオの情報網はすごいな……」
「いえ、それについては、わたしにもよくわかりません……。ただ、大公は大勢の諜者を使っているようですね」
タリオ大公が独自の諜報網を持ち、その情報の力で一気に国力を増大させたというのは、内々にはかなり有名な話だ。
だが、国内でもほとんど知る者もいないはずの、イザベラとアンの妊娠のことを知ったというのは、その情報力は噂以上のようだ。
「ところで、そっちの者はもしかして、使者ではなく姉上の侍女たちか?」
イザベラはいまだに贈り物の前で床に両膝をついている女たちに視線を向けた。
「使者でもあり、侍女たちでもあります。許可を受けて、しばらくの滞在をお許しいただければ嬉しいですわ、イザベラ様」
エルザがにこにこと微笑んだ。
普通の姉妹のようにアンと同じ場所で育ったエルザは、アンとは完全に気さくに会話をする間柄だ。それに比べれば、イザベラとの態度は、育ちが別だったということもあり、また、早くからイザベラが王位継承権の上位だったということで、いつも一線を敷いたものだ。
だからといって、距離があるというわけじゃなく、エルザはアンと同じように、イザベラにも親しく接してくれていた。
「そ、それはもちろん、エルザ姉上……」
イザベラはとりあえず言った。
「エルザ、でも一体全体、どうして、あなたがここにいるの?」
アンが言った。
「家出じゃないわよ。大公の許可を受けて、あなた方のところに来たんだから……。というよりも、イザベラ様のところにね。わたしは、イザベラ様をその気にさせよという指示で里帰りを許されたというわけです」
「その気……って、なんじゃ?」
イザベラは首を傾げた。
すると、エルザはちょっと顔を曇らせた。
「……ああ、その感じじゃあ、やっぱり聞いていないのですね。まあ、わたしの忠告はあんな男は、やめておけということですけど。でも、女側の一存で自由になることでもないですしねえ……」
「なんのことじゃ? なんの指示を受けて、大公からこっちに送られたのじゃ?」
公妃としての立場でなく、使者と称してやって来た理由は知らない。
ライスの物言いでは、彼女自身がタリオ公妃などとは思ってもいなかったようなので、女使者に扮して、ここにこっそりとやって来たのだろう。
しかし、家出のたぐいではないようだ。
ちゃんと許可を受けて、ここに来たと言っている。
「では、その話は後でしましょう。皆さんが知らないのであれば、ちょっと、ここではまだ……」
エルザは、自分が連れてきた侍女たちにちらりと視線を向けた。
どうやら、他言をはばかる内容のようだ。侍女には詳しくは教えてないのだろう。
「わかった。すぐに場所を準備する」
イザベラは言った。
すると、エルザがイザベラとアンに詰め寄るように、身体を前に出した。
「ああ、だけど、これだけは教えて。もう、我慢できない──。ちっとも情報は入らないし、それらしい噂すら出てこないし……。ねえ、イザベラ様とアンのお腹にできた子のお父さんは誰なんですか? これをちょっとでも早く知りたくて、一番早くあなたたちに会える方法でやって来たのよ」
エルザが感極まった口調で言った。
そのときだった。
廊下には、エルザが連れてきた芸人団というのが待機しているので、扉が開いたままになっていたのだが、そこから咳払いのような音が聞こえてきた。
エルザがそっちを見る。
「ふふふ、早く入れろと焦れてるわね……。では、イザベラ様、同行した芸人団をご紹介しますね……。彼女たちは、あなたのところの将軍を出し抜く必要があったから、わたしが連れてきたのですよ……。さあ、あなたたち、いいわよ――」
エルザがイザベラの返事を待つことなく、扉に向かって叫んだ。
道化師のような面と服装をした女たちがどやどやと入ってくる。
「ああ、やっと会えました、姫様――」
「姫様――」
「姫様、会いたかったです――」
道化師の格好の女たちがイザベラに駆け寄りながら感極まったように声をあげた。また、歩きながら一斉に面を外す。
「ヴァージニア――。お前たち――」
イザベラは叫んでしまった。
道化師の服装をして入ってきたのは、王都を出るときに別れたままだった王太女付きの女官長のヴァージニアと侍女たちだ。
彼女たちがわっと歓声をあげて、イザベラに集まってきた。
だが、なぜ道化師?