【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
“メイ(ピエール)
(エルフ族、女)
年齢:12歳
ジョブ
寄生(レベル10)
戦士(レベル2)
魔道遣い(レベル3)
生命力:100
魔道力:50
攻撃力:10
経験人数:男7
淫乱レベル:D
快感値:500
状態
寄生による人格凍結
憑依による肉体乗っ取り
死の呪い”
*
「うわっ」
「メイ」の口から悲鳴が出た。
一郎が「メイ」をその場に跪かせたのだ。
完全に全身の肌の上に薄く粘性体をまとわせているので、すでに拘束状態と同じであり、好きなように身体を操って動かすことができる。
ついでに、両手を背中側に回させて腰の括れの後ろで水平に組ませた。
そこには新たな粘性体を追加して完全に覆ってしまう。
「く、くそうっ、お、俺に手出しはできねえぞ。俺に手を出せば、このエルフ族の雌は死ぬ。う、嘘じゃねえぞ。俺は完全憑依をしてる。俺を殺すことは、この雌エルフの子どもを殺すことだ――」
「メイ」が叫んだ。
いや、ピエールか……。
読み取ったステータスのところにある“ピエール”というのが、「メイ」に巣食っている
ただ、真名ではないようだ。憑依しているあいだは、真名を魔眼で見抜けないようになっているのか、それとも、真名が発生するほどの高位魔族ではないかだ。
呼び名のほかに、真名が発生するのは、ある程度の能力がある魔族のみらしく、そもそも低級種族には、真名は発生しないのだ。
それに、ピエール自身の能力は、寄生ジョブ以外は、メイの本来の能力に埋もれている。
そういうものなのだろう。
意識も肉体も、メイ自身は眠らされて、メイの能力ごと、完全にこの魔族が乗っ取っている感じだ。
ほかには、なにもなさそうだ。
そのピエールは、強がりの言葉のわりには、完全に恐怖の響きが声に混じっている。
だから、実際には、特に切り札のようなものはないのだろうと思う。
いずれにせよ、ステータスで観察する限り、能力そのものは、この童女エルフの「メイ」そのものの能力だけのようだ。
ただ、気になるのは、ステータスの状態の中に存在する“死の呪い”というやつだ。
その呪いは知っている。
かつて、スクルズたちを襲ったノルズという女にそれがかかっていた。
あのときは、ノルズが一郎に淫魔術で支配された瞬間に、それが発動してノルズを呪い殺そうとしたと思う。
幸いにも、一郎の淫魔師としての支配が勝って、呪いを打ち消すことができたが、なにかの行為がきっかけになって、それが発動する可能性は高い。
あのときに比べても、一郎の淫魔師としての能力は格段にあがっている。
今回も、一郎の力で打ち消すことはできると思うが……。
もっとも、そのためには、一郎が淫魔術でこの「メイ」の身体を支配することが必要だ。
それにしても……。
経験人数が“7”?
それが、なにを示すのかは、容易に想像がつく。
ユイナをさらったという連中は、余程にたちが悪いようだ。ユイナを拷問して、輪姦したというトーラスの言葉は真実かもしれない。
アルオウィン? それとも、パリスという男か?
「お、お前ら、聞いてんのか──。俺には手出しはできねえと言ってんだ。ユ、ユイナだって、人質なんだぜ。俺になにかがあれば、ユイナは即座に殺される。そういう手筈になってんだ──」
ピエールが喚いた。
それにしても、口調は男そのものだが、声と姿は年齢相応のエルフ族の童女だ。
どうにも調子が狂う。
「はったりはよせよ。ユイナはここにはいないんだろう? トーラス殿の話によれば、ユイナはイムドリスとかいう隠し宮殿か、それとも、エランド・シティの水晶宮に連れていかれたはずだ。そこと、どうやって、連絡なんてとるんだ」
「へっ、そんなこと口にすると思うかよ──。ただ、この俺に手を出せば、ユイナは殺される。それだけは言っておくぜ」
ピエールが嘲笑するような物言いをした。
しかし、その口調には言葉ほどの余裕はない。
勘だが、このピエールになにかあったとしても、この陰謀に加担した連中がすぐに動くというような連携までは取っていないと思う。
だから、ピエールはここまで焦っているのだろう。
いずれにしても、ピエールとかいう傀儡子の能力は問題ない。
一郎であれば、「メイ」の身体から弾き飛ばせる。
ほかに、里周辺に残党でも隠れているかもしれないが、こいつは、ただほかの身体に憑依して、能力と身体を乗っ取るくらいの能力だ。
別の力はなさそうだ。
だが、その憑依については、余程に自信を持っているみたいだ。トーラスほどの高位魔術遣いでも、メイの身体から出すことができないようだし、簡単に憑依を剥がすことなどできないのだと思う。
勘だが、憑依している個体が死んでも、ピエール自体は死なないに違いない。
しかし、一郎と対決することになったのが運の尽きだ。
憑依した後の能力は、憑依した個体の能力に依存するようであり、もしも、メイではなく、トーラスに憑依していれば、もう少し面倒だったかもしれないが、このピエールの能力では、トーラスを乗っ取ることはできない。
だから、メイに憑依して、トーラスを脅迫するというかたちで言いなりにしていたのだと思う。
いずれにしても、一郎を前にして、女に憑依してしまったのがピエールの不幸だ。
「ねえ、ロウ、どういうことになってんの?」
イライジャが眉をひそめながら言った。
跪いている「メイ」の身体の周りには、そのイライジャのほかに、エリカとコゼとシャングリアが武器を向けている。
一方で、マーズの手刀で昏倒させたトーラスは、マーズとミウが見張っている。
特にミウは、すでにトーラスの魔力を凍結して、魔道が遣えないようにしている。
覚醒すればトーラスも驚愕するだろうが、このミウの魔道レベルは、この褐色エルフの里の里長をやっていたトーラスをすでに上回るほどの力なのだ。
「さっきも言ったけど、メイちゃんの中に入っているが、身体を動かしているのは、ピエールという傀儡子の魔族らしい」
一郎は言った。
「お前、また……」
名前とともに、種族を言い当てられたピエールが「メイ」の顔で仰天している。
「……エリカ、傀儡子って知っているか?」
訊ねた。
エリカは眉間に皺を寄せて、考えるような表情になったが、すぐに口を開いた。
「ロウ様、傀儡子というのは、寄生魔族の一種です。本体は小さな虫ですが、人の身体を乗っ取って、身体と心を支配します……。アスカ城に集められていた魔族にそういうのがいました」
「アスカ城か……」
一郎は呟いた。
もしかしたら、このピエールはアスカ城の追っ手の可能性もあるのか?
一郎とエリカがここにやって来ることを知って、待ち伏せをしていた?
別に宣伝をしていたわけではないが、たまたま、この里にアスカの手のものがやって来たとすれば、一郎たちがユイナの競売のために近づいていることを知る機会があったのかもしれない。
それで、待ち伏せをする気になった?
だが、そうだとしても、それだけではない、なにかもある。
ユイナを連れて行った理由が、ユイナが発見したという瘴気を発生させる魔道であるというのは、本当のような気がするのだ。
また、魔族や魔獣とは無縁のはずのナタル森林に、これだけの魔獣や、目の前のピエールのような魔族が入り込んでいるというのも異常だ。
ここでなにかが起きている。
ただの勘だが、そんな気がするのだ。
アルオウィン、パリスのふたりの後ろにアスカがいる……?
とにかく、なにかの推論をするには、まだ情報不足だ。
「ロウ様、もしかしたら、こいつはアスカ様の手先で、わたしたちを待っていたのかも……」
エリカが言った。
その声には、ちょっと怯えのようなものがある。
やはり、エリカはいまだにアスカのことが怖いのだろう。
「そうかもしれないが、まあ心配するな。こんなのは小者だ。俺たちについての情報を握ったとしても、アスカもまだ、別に本気じゃないさ。本気なら、アスカは、本人自らここで待ち構えているよ」
一郎はうそぶいた。
二年前には歯も立たなかったが、いまなら逆に淫魔術でアスカだって、支配をしてやれると思っている。アスカの魔道遣いとしてのレベルは“99”だったと思ったが、それは一郎も同じだ。
顔に精液でもぶっかけて、支配してやればいい。
さすがのアスカでも、性感を支配されれば、一郎の玩具に陥るしかない。
一郎は女たちに、改めて、「メイ」の身体に傀儡子が憑依しているということを説明した
女たちは驚いていた。
「言いやがったな。俺が小者だと? だったら、お前に憑依してやろうか。意思を乗っ取られて、お前の能力も使い放題だ。この女たちも俺のものだな」
「やってくれよ。手間が省ける」
一郎は言った。
本心だ。
一郎を乗っ取るためには、「メイ」から出るしかない。そして、レベル“99”の一郎を、たかが、レベル“10”のピエールが乗っ取れるわけない。
それができるなら、トーラスを乗っ取っている。
できないから、メイに憑依したのだ。
とにかく、こいつが一郎に憑依しようとしてくれれば、つまりは「メイ」からピエールを追い出せることになる。
「ほら、どうしたらいいんだ? 口開けんのか? それとも、胸から入るのか? 好きにしな」
一郎は無防備に胸をさらすとともに、口を大きく開いてやった。
ピエールの入った「メイ」の顔が焦ったものになる。
「お、俺に手を出すと、メイが死ぬぜ……」
ピエールが呻くように言った。
その気がなくなったみたいだ。最初に戻ってしまった。
仕方ない……。
「イライジャ、ミウとマーズを連れて、トーラスさんを別室に連れて行ってくれ。そして、なにもかも白状させるんだ。トーラスさんは、ミウが魔道を封じている。覚醒もできる」
「わかったわ、ロウ……」
イライジャが真剣な表情で頷くのがわかった。
「それと、トーラスさんを起こしたら、ピエールになにかあれば、ユイナが死ぬというのは、こいつのはったりだと教えるんだ。それで、今度こそ隠していることを全部語ってくれると思う。最悪、多少痛めつけていい。非常事態だ」
「わかりました」
「はい」
マーズとミウもすぐに返事をする。
そして、まだ意識を失ったままのトーラスの身体をマーズが軽々と担いだ。
「ところで、あなたは?」
イライジャが部屋から出ていきかけながら訊ねてきた。
「ここで、こいつを訊問する。……というよりは、支配してしまう……」
一郎は言った。
イライジャには、それで一郎がなにをしようとしているのかわかったと思う。
ちょっと、怪訝な表情になったが、すぐに納得したように頷く。
傀儡子という魔族が入り込んでいるとはいえ、「メイ」はまだ十二歳のエルフ族の童女だ。
ミウのように納得して犯されるのとは違うので、一郎がその「メイ」を犯して支配してしまうというのは、イライジャとしても、なにかの葛藤もあるかもしれない。
なにしろ、イライジャがここで暮らしていたときから、この「メイ」は下女としてだが、この屋敷に住み込んで暮らしていた。
イライジャにとっては、家族のようなものだろう。
しかし、そうする必要がある。
言わなかったが、この「メイ」の身体には、死の呪いが刻まれている。
それがどういうきっかけで発動するのか知らない。
だから、なるべく早く一郎が支配してしまうべきだ。
「それも、わかったわ……」
イライジャはそれだけを言った。
一郎は頷き返した。
「う、嘘じゃないぞ──。なにかあれば、ユイナは死ぬ。本当だ──。メイというこの娘も死ぬ。う、嘘じゃねえ──」
ピエールがまた喚いた。
一郎は笑った。
「お前の切り札はそれしかないのか? だったら、さっさと連絡して殺せ──。俺がユイナに酷い目に遭いかけたというのは、ちょっとはこの屋敷にいたんだから、みんなの記憶を辿れば、わかっているだろう。ユイナを人質にしても、俺には通用しない」
「そ、そんな、わけねえ。ユイナはお前にとっても、大切なエルフ娘のはずだ。だ、だから、ここまで来たんだろう」
「そんなわけないだろう。いいから、さっさと連絡しろ。それよりも、もっと俺を惑わせるような、ほかの脅しを言ってみな」
一郎がそう言うと、明らかにピエールは追い詰められた顔になった。
「それにしても……」
一郎はピエールの入っている「メイ」の髪を掴んで、強引に自分に向かって顔をあげさせた。
粘性体の膜でピエールが入っている「メイ」の身体は、完全に拘束している。ピエールはぴくりとも動けない。
その顔に唾液を吐きかける。
「……お前らの一味が何者で、なにをしているかは知らないけど、とんでもなく下衆な連中だな。このメイちゃんを乗っ取る前に、寄ってたかって輪姦したな? まだ、このメイちゃんは十二歳なんだぞ」
一郎は怒鳴った。
「ほ、本当?」
まだ、扉のところで待っている感じだったイライジャが驚愕している。
一郎はそうだと言った。
「メイ」のステータスには、二年前にはなかった性経験が“男7人”になっている。
必ずしも輪姦されたとは限らないが、まあ、間違いないと思う。
「メイ」の顔を見た。
そこから垣間見れるピエールの表情から、一郎の言葉が真実であることが悟れた。
「まあ、俺も人のことは言えんけどね……。同じことをしようとしているから……」
一郎は、「メイ」の髪を掴んだまま、首から顔にかけて粘性体を伸ばして、無理矢理に口を開かせた。
顔を近づけて、唾液を口に中に垂らしていく。
一郎の唾液と「メイ」の唾液が混じった瞬間に、淫魔術の縛りを刻んだ感覚がやってきた。精液ほどの効き目はないが、唾液や汗など、ほかの体液でも一郎はその気になれば、淫魔術の縛りを女に刻むことができる。
唾液程度でも、身体の感覚を操ることくらいは簡単だ。
一気に「メイ」の身体の感度をあげて、常態の三倍から五倍にあげてやった。
「うっ、な、なんだ……。なにをやった……?」
目の前の「メイ」の身体があっという間に高揚したようになり、顔からぽたぽたと汗をかき始める。
「メイ」の中にいるピエールの心の動揺も、わずかだが伝わってくる。
「じゃあ、行くわね、ロウ……」
イライジャが言った。
そして、マーズとミウに合図をして、部屋の外に促す。
きっと、私室にでも連れて行って、訊問をするに違いない。
一郎はふと思いついて、コゼに声をかけた。
「コゼ、お前も行ってくれ。なんだかんだ言っても、トーラスさんは、俺たちを敵とみなして、なんらかの手段で危害を加えようとするかもしれない。そのときは、殺せ──。イライジャには遠慮があるかもしれないから、万が一のときには躊躇うかもしれない。でも、コゼだったら、躊躇わないだろう?」
「わかりました」
コゼは、いつものお道化た表情ではなく、真剣な顔をして頷いた。
そして、イライジャたちを追うように部屋を出て行く。
部屋は「メイ」の身体にいるピエールのほか、一郎とエリカとシャングリアだけになった。
「さて、じゃあ、始めるか、ピエール。男を抱くのは趣味じゃないが、メイちゃんのような可愛らしいエルフ族の少女の身体なら話は別だ」
一郎は服を脱ぎ始めた。
エリカとシャングリアが頷き合い、シャングリアの方が剣を収めて、一郎に寄ってくる。かいがいしく一郎の脱いだ服を受け取っていく。
「貴族様に、侍女のように世話をしてもらって悪いな」
一郎は笑った。
「からかうな、ロウ。わたしは、お前の性奴隷だ……。それで、どうする? この小娘を犯す前に、大きくする手伝いをした方がいいか?」
シャングリアが生真面目な顔で言った。
一郎が最後の下着を脱いだとき、男根がまだ萎えたままだったからだ。
こんなものは、瞬時に勃起させることもできるが、まあ、頼むことにした。
「やってくれ」
一郎がひと言だけ口にすると、シャングリアは一郎から受け取った服を手近な椅子に置いて、一郎の前に跪く。
すぐに、一郎の男根を口に含んで舌で舐め始めた。
「な、なに、やってんだ。な、なんだよ」
ピエールが動顛したように声をあげた。
一郎は嘲笑の声をあげてやった。
「見ればわかるだろう。お前を犯す準備だ。いまから、お前の膣にこれをぶっ挿して、精を注いでやる」
「ま、まさか、お前……。あ、ああ、そうか──。お前は淫魔師か……。だから、その力でこの身体を……」
「メイ」の目が大きく見開かれた。
こいつは一郎が淫魔師であることを知っていたみたいだ。
やはり、アスカの手先か……。
なにしろ、一郎が淫魔師であることを知っているのは、一郎の女になった者たちだけだ。
例外はアスカであり、あるいは、ルルドの森の精のユグドラだ。
一郎の女が喋るわけはないから、こいつの情報源はアスカとしか考えられない。
「ああ、愉しみしておけよ。このシャングリアも、元々は女騎士だぞ。俺の淫魔術で支配されて、こんなに従順になった。お前も同じように支配してやるからな」
うそぶいた。
男を支配する趣味はないが、ここはちょっと脅迫してやろうと思ったのだ。
「んんっ、んっ」
そのとき、一郎の股間を懸命に舐めているシャングリアが声を出した。
シャングリアの口の中で勃起したので、喉の奥に亀頭が突き挿すようになったようだ。
ちょっと苦しそうに涙目になっている。
だが、同時に欲情もしている。
ちょっとくらい苦しかったり、痛いくらいの乱暴さが、このお転婆騎士様はお好みなのだ。
一郎はシャングリアの肩を持って身体を支えると、片足をあげてシャングリアのスカートの中に爪先を入れた。
靴は履いたままだったので、そのまま股布に包んでいる股間を愛撫してやる。
「んふうっ、んんんっ」
今度は欲情の声だ。
靴で股間をなぶられるという恥辱に、シャングリアは早くも興奮してしまったようである。
だんだんと奉仕の口から洩れる声と鼻息が甘いものに変っていく。
「こんなのが感じるのか? さすがに俺に支配された女騎士だな。もともとは、お転婆騎士で有名だったのになあ……。じゃあ、もっとやろう。この淫売め──。ほら、ピエール、見ろ。お前も支配される。意思をなくした人形としてな」
わざと下品な物言いをしながら、さらに乱暴に足先を動かした。
もはや、愛撫というよりは、下から上に靴で股間を逆方向に踏んでいるようなものだ。
しかし、シャングリアが絶頂に向かって、どんどんと快感を飛翔させているのがわかる。
また、わざと酷薄な物言いをしているのは、はったりだ。これで、恐れおののいて、「メイ」から飛び出して、一郎を支配しようと目論んでくれれば、「メイ」の身体にひどいことをしなくてすむ。
「んふううっ、ああっ」
やがて、シャングリアは耐えきれなくなったように、一郎の股間から口を離して、身体を弓なりに反らせた。
達してしまったのだ。
シャングリアの身体が脱力して、その場に崩れ落ちる。
「ロウ様ったら……」
ピエールに剣を向けながら、一部始終を眺めていたエリカが呆れた声を出した。
「はあ、はあ、はあ……。ご、ごめん……。が、我慢できなくて……」
シャングリアが荒い息をしながら言った。
そして、もう一度、奉仕を続けようとしたのを一郎は笑って制した。
すでに、股間は勃起状態だ。
シャングリアの唾液にまみれた怒張は、完全に股間でそそり勃っている。
一郎はそれをピエールの目の前に持っていく。
「さあ、準備ができたぞ」
一郎は「メイ」の服を首のところでむんずと掴んだ。
一気に左右に破り割く。
「うわあっ」
「メイ」は上衣の下には、シャツのような薄い下着を身につけていた。
それも一緒に裂いたので、まだ大きくなりきっていない小さな胸の膨らみが露わになる。
褐色エルフだが、肌は白エルフに近いくらいに白っぽい。
一郎の肌に似ているだろうか。
だが、驚くほどにきれいな肌だ。
そして、少女特有の瑞々しさがある。
さすがはエルフ族の少女であり、しかも、まだ十二歳なのだ。
「わあ、わ、わかった──。出て行く──。このエルフ族の少女から出て行く──。やめてくれ──」
ピエールが絶叫した。
「メイ」の身体の中のなにかが動いた。
一郎はさっき口を開かせるために使った粘性体を再び動かすと、強引に口を開かせて、さらに髪にも粘性体を巻きつけ、角度をつけて、少し上を向かせた。
「だったら、早くしな。傀儡子としては男のようだが、こんな可愛らしいエルフ少女の身体に巣食ったのが運の尽きだ。女として犯される気持ちを味わうことになるぞ」
一郎は開いている「メイ」の口の中に勃起している男根を挿し込む。
いきなり精液をぶち込んだ。
「んはあっ」
それに気がついたピエールが顔をしかめて、舌で外に出そうとする。
「なにしてんだよ。たっぷりと飲むんだ」
一郎はそのまま「メイ」の口の中で小便をしてやった。
精液を無理矢理に流し込むためだ。
さらに鼻をつまむ。
「んああっ、ああっ、あがっ、がっ」
ピエールが苦しそうにもがきながら、一郎の小便とともに精の塊を喉の奥に流し込ませていった。
「メイ」の身体と、その精神と身体に憑依しているピエールに、一郎の淫魔術がさらに深く刻まれるのがわかった。
同時に、「メイ」の中にいるピエールを掴まえたのをはっきりと感じた。