【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
円卓の会議後、タゴネットが大公宮の廊下を歩いて自室に戻りかけているとき、突然に背後から襟首を掴まれて、物陰に連れ込まれた。
「うわっ」
そのまま、空室らしき部屋に放り込まれる。
「な、なんだ、なんだ──?」
長椅子のようなものがあり、そこに押し倒された。
腰の上に馬乗りにされる。
タゴネットを連れ込んだのは、ビビアンだった。
ビビアンはスカートだ。
スカートの中の下着が直接にタゴネットの腰に当たっている。
「久しぶりに戻ったら、女嫌いの坊やが、ハロンドール対応の円卓会議をやったと耳にしてね。なんの話だったか教えなさいよ。あたしとあんたの仲じゃない」
ビビアンは、三十代なかばの女丈夫であり、もともとタリオ公国の諜報組織を束ねている女だった。
少し前まで円卓のメンバーであったが、女を嫌うアーサーが円卓から外してしまっていたのだ。
美人だが気が強く、素手でも武器でも、気の強さでも、性の相手でも、タゴネットはビビアンには敵わない。
毎晩、違う男を相手にするという女傑であり、試しにタゴネットも誘ってみたが、尻の毛まで抜かれるというのはあのときのことだ。
好きなように弄ばれて、翌朝は起きあがることもできなかった。
あれ以来、ビビアンには頭があがらない。
「じょ、冗談じゃない。そんなこと口にできるものかい。そもそも、戻ったのかい。い、いつだよ」
タゴネットは狼狽えて言った。
しかし、ビビアンがぐりぐりとタゴネットの股間をビビアンの股で動かしてくる。
気持ちよくて、あっという間に勃起してしまい、タゴネットは思わず喘ぎ声を出してしまった。
「いいから言うのよ。それに、しばらくカロリックに行ってるあいだに愉快なことになってんじゃない。エルザ様を追い出したんですって? どうすんのよ、あんた?」
ビビアンが布越しに、タゴネットの一物を刺激しながら、けらけらと笑った。
「ど、どうするって……。お、おいっ、ま、待てったら」
腰の上に乗っていたビビアンが座っている場所をタゴネットの足首付近にずらして、そのまま、タゴネットのズボンに手を伸ばしてきたのだ。
タゴネットはたじろいだ。
「まあいいわ。あんたの身体に訊いてあげるわね。何回くらい精を放たせたら、洗いざらい喋るかしら。とにかく、あたしはハロンドールに対して、なにを企んでるか訊きたいのよ」
「ま、待ってって……。おっ、おお? うわっ。や、やめろ……。くうっ」
ビビアンの手が下着の中に入った。
柔らかく指で刺激され、一気に精を放ちそうになる。
タゴネットは慌てて、我慢した。
「あっちの王太女にも手を伸ばしているとも耳にしたわよ。だからエルザ様を返したの? どうせ、偉そうに、エルザ様は自分の妃に相応しくないとか言って、帰国させたんでしょう? 本当になに考えているのよ、あれは?」
「ひっ、ひいっ、お、おい、昼間から」
とにかく、ビビアンの手を押さえようとした。
すると、その手をぐっと掴まれて、片手でひとまとめにされた。
「昼間からだから、なんなのよ。いい子だから、会議の内容を言いなさい。あの坊やは女嫌いだから、あたしのことを円卓会議から追い出したのよね。それ以来、こうやっていちいち聞き出すしかないんだから。あとでガラハッドのところにもいくわ。多分、あいつはあんた程、抵抗しないと思うけど……」
「い、いや……、と、とにかく、会議のことは、ぶ、部外者には……。ひいっ」
また射精しそうになったが、今度はビビアンが寸止めした。
それで気がついたが、いつの間にかタゴネットは、下半身をすっかりと剥がされていた。
そして、さわさわと股間を刺激され続ける。
「とにかく、あいつは女を馬鹿にしてるのよ。あたしにはわかる。あたしだけじゃなく、女はそんなことには目敏いのよ。だから、あいつは自分で思ってるほどにはもてないわ。あの坊やには一流の女は惚れない。馬鹿にされてるのがわかるからね……。それより、抵抗しないのよ。縛っちゃうわよ」
そのときには、細くて硬い糸のようなものを手首に巻きつけられていた。
しかも、頭の上側の長椅子の手摺りに結びつけられて、動けなくされる。
タゴネットは驚いた。
「わっ、な、なにすんだよおお」
「女みたいな声出さないのよ。このビビアン様が抜いてあげようって言ってんのよ。それとも、あたしに抜かれるのが嫌なの?」
ビビアンが笑った。
そして、剥き出しになった性器に手を添え、根元の辺りからするすると擦りあげてくる。
「う、ううっ……。い、嫌じゃないけど……」
女に襲われるというのは困惑するが、まあ、嫌だといえば嘘になる。
多情の女だが醜女ではない。それどころか、かなりの美形だ。身体だって鍛えあげられていて、何度も裸を見ているが本当にきれいな身体をしている。
なによりも、女陰の締りがいい。
この女のあそこに包まれると、タゴネットはいつも数擦りで精を放ってしまう。
口吻の技術も抜群だ。
こんな女に相手をしてもらって、嬉しくないわけがない。
ただひとつ困った性癖は、いつも男を拘束して抱きたがるのだ。
それで、いつも閉口している。
まあ、それも嫌じゃないのだが……。
「それで、第一妃にイザベラ姫を添える交渉しているって話だけど、もしかして、エルザ様が邪魔になったから、それで、送り返したの?」
ビビアンがタゴネットの一物を擦りながら訊ねた。
手で無造作に擦っているだけだが、本当に気持ちいい。簡単に勃起しただけでなく、そのまま射精しそうになった。
ビビアンが笑って、手の動きをとめた。
危なかった。
そのまま出すところだった。
こんなに早く精を放っていは、あまりにも情けなさすぎる。
まあ、すでに情けないのだが……。
「ま、まあ、そういうことかな……。ハロンドール王と話して、エルザ様と離縁するという約束と交わしたらしい。も、もういなくなったんだ」
タゴネットは言った。
ビビアンは爆笑した。
「じゃあ、あんた、どうするのよ? これまでずっとやってた流通施策についての立案──。エルザ様の家庭教師のふりをしていたけど、実は逆で、流通施策について教えてもらっていたのは、あんたで、教師はエルザ様って、言わなかったの? あの頭脳をタリオ国の外に出すのは大変な損だって」
ビビアンが笑いながら言った。
そうなのだ。
アーサーをはじめ、あの円卓会議の者たちは、この数年のタゴネットが提出した流通施策が、タゴネットが考えたと信じていると思うが、実はすべて、エルザの頭から出たものだ。
それどころか、アーサーがタゴネットを一番評価してくれている自由流通への移行だって、エルザがしたことであり、タゴネットは単にエルザの手足になって動いたにすぎない。
商業ギルド解体に関する重要な説得も、具体的な商売の提案でタリオ国内の商会に莫大な利を呼び込んだのもエルザがやった。
タゴネットはついていっただけだ。
どうして、そんなことをしたかといえば、アーサーが女性軽視主義者であり、女の施策立案を歓迎しないことがエルザにもわかっていたかららしい。
タゴネットとしても、エルザの頭から出たものであるが、それを認められ、実際にタリオ公国の流通が活発になり、商業が栄え、信じられないくらいに税収があがり、それが自分の功績となるのは気持ちがいいものだ。
しかし、そのエルザが離縁して帰国してしまった。
タゴネットは途方に暮れていた。
「い、いまさら、そんなこと言えるかい──。なあ、どうすればいい、ビビアン?」
「知らないわよ。まあ、一回抜いて考えなさい。さあ、お姉さんが抜いてあげるわよ」
ビビアンが身体を屈めて、タゴネットの怒張に舌を這わせてきた。
手とは違う熱くて柔らかい舌の感触に、タゴネットは思わず身体を震わせた。
しばらく、舌先で焦らすように、ちろちろと尖端だけを刺激される。
「う、うう……」
気持ちいい……。
ビビアンの舌が先端からえら全体を動くようになり、滲み出てきた樹液をちろちろとすくいあげてくる。
「あっ、ああっ」
あまりの甘美さに、タゴネットは身体をぶるりと震わせた。
ビビアンがそれに合わせるように、がばりと喉まで使って、一気に怒張を飲み込んで、竿全体を搾りあげる。
出る……。
しかし、寸前で口を離された。
「はい、お預け……。それで、あの坊やはハロンドールについてはどう考えているの? マーリンが殺されたって本当なの? それでも婚姻交渉は継続?」
ビビアンが訊ねた。
「わ、わかんねえ……。そ、それよりも、カロリックに手を出すみたいだ……ハロンドールに介入させないように工作を……。も、もちろん、イザベラ姫のことは諦めてはないと思うけど……。イザベラ姫が孕んだので、この子を認知するのと引き換えに交渉を……。結婚さえすれば、イザベラ姫もなびくって……。あっ、ああっ」
タゴネットは思い出しながら言った。
気持ちいい。
だが、またしても、ぎりぎりで寸止めされる。
タゴネットは情けない声をあげてしまった。
「はっ、どこまで自惚れてるのよ。女が子を宿したというのは、惚れた男がいるということじゃないのよ。王太女が強姦されたとでも思ってんの? そうだとしても避妊草を飲めば、妊娠はしないのよ。そうしないのは、それだけ男に惚れてるからじゃないのよ。ほかの男を相手にしないわ。彼女がハロンドール女王になれば、婚姻相手は彼女自身が決めるのよ」
「し、知らないったら……。そ、それよりも、さ、さっきから……」
タゴネットは泣き言を言った。
ビビアンがまたしても、ぎりぎりで射精をとめたからだ。
すると、今度はビビアンが大きく口を開いてタゴネットの怒張に口を被せてくる。
舌の刺激……。
すぐにまた、暴発させられそうになる。
しかし、またもや、寸前で中断された。
ビビアンが口を開く。
「王太女の愛人は、ロウという冒険者あがりの子爵よ。あいつには教えたけど、本物のクロノスよ。あれみたいに自称じゃなくてね。女にもてるわ。多分、イザベラ姫も、そのロウにぞっこんなんじゃないの? あの坊やとの婚姻なんて、承諾するはずない」
ビビアンが口奉仕を再開する。
どうでもいいけど、話ながら口で愛撫されているから、いいところで中断されてしまう。
おかげで射精することからは免れているが、やっぱり、わざとだろうな……。
そんなことを思っていると、ビビアンが怒張を咥えたまま、タゴネットの顔を見てにっこりと笑った。
これは、遊ばれてんな。
タゴネットは確信した。
「とにかく、帰国したエルザ様に、伝手を使って、こっちに戻るようにそそのかせと言われていて……。エルザ様はタリオに帰りたがっているって、ああっ」
ビビアンに奉仕されながら言った。
でも、気持ちよくって……。
しかし、またもや、寸止め……。
「馬鹿じゃないの。表向きは惚れた振りしてたけど、エルザ様は坊やを忌み嫌ってたのよ。まったく、あの坊やは、自分の顔がいいから、どんな女でも言いなりになるくらいに思っているみたいだけどね。あんたがなにをしても、エルザ様は戻らないわ」
「そんなあ……」
「それよりも、そろそろ、一度抜いちゃおうか。そっちの方がまだ、二度目は長くできるしね」
また、ビビアンがタゴネットの一物を口に含んだ。
一心に舐めまわしてくる。
本格的な刺激も加えてきた。
抜きにきたのがわかる。
それはとにかく、いまなんと……?
「い、二度目って……。お、俺はまだ仕事が……。おっ、おおっ、おはああっ」
最後まで言い終わらなった。
ビビアンの舌の粘膜の刺激を受け続けたタゴネットの怒張は、結局のところ、大して持久もできずに、あっという間に爆発して精をビビアンの喉の奥に精を放ってしまった。
「仕事がなによ。もしかして、長く付き合えないって? もしかして、あたし相手に時間がかかるほど、我慢することができるの? まあ、やってみてよ」
ビビアンがタゴネットの精を呑み込みながら、にっこりと微笑んで、スカートから下着を脱ぐ。
下から見上げるビビアンの股間は、すでにびっしょりと濡れていて、すでに準備万端に整っていた。
ビビアンがタゴネットのお尻の下に手を差し込んできて、指をぐっと挿入してきた。
「うわっ、はっ、ああっ」
お尻の中でビビアンの指がもそもそと動く。
萎えていた一物が一気に元気を取り戻す。
「心配しなくても、今度は、あたしがいくまで射精させないから……。あんたは、ただ寝てればいいわ」
ビビアンの股間がタゴネットの怒張に一気に被さってきた。
「ああっ」
ぎゅっとビビアンの女陰がタゴネットの男根を包み、タゴネットは女のような嬌声をあげてしまった。
(第26話『過激派・穏健派・淫乱派?』終わり)