【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「ブルイネン……。今度はみんなの本番の性行為の快感を送る。それを味わうんだ……。じゃあ、最初はミウだな」
一郎はブルイネンの上から、ミウたちの側に移動して、エリカとスクルドに挟まれていたミウの裸体を抱き寄せる。
エリカやスクルドの激しすぎる快感の増幅が挿入の感覚の最初では、ブルイネンには刺激が強いかと思ったのだ。
ミウもかなり敏感だが、それでも淫乱度がすっかりとできあがっているエリカやスクルドよりはましなのだ。
「あっ、あっ、ロウしゃまあ……」
いまだに共鳴の快感とふたりがかりの愛撫が強すぎたのか、ミウはすっかりと舌足らずになっている。
一郎はまだ平らなミウの胸に舌を這わせた。
「や、やああっ、あっ、ああっ」
ミウが身体を震わせながら、一郎の裸身に抱きついてきた。
身体は幼い童女でも、身体の敏感さは大人の女性と変わらない。
この美少女のアンバランスさには、ロリコンの性癖のない男でも、夢中になるだろうと思う。しかも、このミウはこの年齢で考えられないような魔道を駆使し、さらにまだまだ成長途中でもある。
おそらく、これから、このミウが世間に知られるようになれば、王侯貴族がこぞって抱え込もうと競い合い、そして、自分のものにしたいと考えるに違いない。
魔道遣いとして優秀であるというだけでなく、これだけ淫らなのだ。
さらに、ミウは成長すれば、多分、かなりの美女になる。
間違いない。
ミウは一郎に抱かれるようになって、淫乱さがあがるにつれて、どんどんと見た目も綺麗になった気がする。
「んああ、ろ、ろうしゃまあ──」
ミウが一郎の愛撫に耐えられなくなったように、さらに小さな腕で一郎をぎゅっと抱き締めようとしてくる。
一郎はその両腕を引き剥がして束ねると、万歳をさせるように頭側にあげさせ、露わになった脇の下を舌でなめあげた。
「ひやああっ」
ミウがくすぐったさに悲鳴をあげ、眉間に皺を寄せて、可愛らしい顔をしかめさせる。
だが、その顔がまるで溶けだしたような愉悦に打ち震える表情に変化するのに、いくらの時間もかからなかった。
たった十一歳の童女がこれだけ色っぽい顔をするのかと思うと、一郎は自分の仕上げたミウの淫らさに嬉しくなってしまう。
一郎は愛撫の場所を脇から横腹に移動する。
ミウとともに、ブルイネンとエリカとスクルドの反応もますます大きくなった。
それでふと愛撫を続けながら思ったが、ミウに限らず、一郎の女たちは、誰も彼も、飛び切り美しくて可愛い……。
絶世の美少女や美女だけを好んで選んでいるというわけでもなく、一郎の女たちの中には平凡に近い顔立ちの者もいた。例えば、エリカは最初からびっくりするくらいに美しいエルフ女性だったが、コゼは好ましい顔をしていたが、美人という感じではなかった。
しかし、いまは、コゼを美女と称さない男はいないだろう。
それはほかの女たちにも当てはまる。
もしかして、一郎の淫魔術には、女たちの能力のみならず、見た目の印象まで補正するなにかの力があるのだろうか?
王都にいるランなどもそうだったし、イザベラの侍女たちの中でも、十人並み程度だった女たちも、いつの間にか、誰もが認める絶世の美女や美少女に変貌している。
そうだとしたら、一郎は彼女たちに報いるなにかをあげられていることになるのだろうか?
だとしたらいいと思う。
「すごい、すごい、ご主人様──。まだまだ淫気が集まる。すごいよ──」
魔妖精の淫魔であるクグルスが飛び回って悦んでいる。
一郎は、クグルスに、いま思ったことを訊いてみることにした。
「淫魔術で美人に? そういうこともあるかもね。ご主人様って、性奴隷にした恩恵ってことで、支配した女の能力を向上させることができるんだよねえ。だったら、見た目の綺麗さや可愛さだってあげられるんじゃない。実際のところ、ご主人様の女って、誰も彼も、化粧もほとんどいらないくらいに、肌もぴかぴかつるつるだもの。きっと、そうなんだよ」
クグルスが笑った。
そんなものかと思ったが、いい事かと思った。
綺麗になるなら、一郎だけでなく、女たちも嬉しいだろう。
こんな平凡でセックス以外に大した能力のない自分に、無条件に尽くしてくれる女傑たちに、多少の能力や外見の美しさの向上で、少しでも恩返しができていたらいい。
一方で、一郎は、かねてから自分の女たちの容姿のためには、一郎のできることは可能な限り尽すということをしていた。
それくらいしか、女たちに与えられるものがないと思ったからだ。
だから、女たちの肌を美しく保つため、淫魔の力で彼女たちの身体に影響を与えさせていた。
つまり、一郎は、支配した女の身体を操れることができ、ある程度だったら、自分の支配する女に限り、怪我や病気を癒すことができる。その力を応用して、女たちの肌の染みや傷を完全に消滅させ、健康的な瑞々しさを十二分に整えさせているのだ。
これについては、一郎はほぼ完ぺきな仕事をしていると思っている。
そもそも、年齢による衰えだって、淫魔術の力でなくせるのだ。
マアがそうだったし、アネルザも苦労して年齢相応に見せかけているが、いまやかなり若々しい。
それはともかく、一郎は、集めている淫気を一郎自身に吸収するだけでなく、亜空間に取り込んで、シャングリアとマーズの周りに充満させることにした。
淫気は一郎の力の源だ。
その力に包まれるのだから、あいつらの容態にも多少は好転するかもしれない。
また、今回のように淫気切れにより思わぬ苦労をしないように、亜空間でもどこでも溜め込んでいれば、役に立つ可能性もある。
亜空間には無限に近い容積があるのだ。
「ひやあっ、ひゃあああっ、ろうしゃまああ──」
ミウの反応が大きくなった。
一郎がゆっくりと目の前の少女の秘裂に指を入れたのだ。
狭いが一郎が調教して、淫魔の力で苦痛なく一郎を受け入れられるようにした場所だ。
一郎は挿入した指を、ミウの中に生まれる快感の赤い場所を揉むように動かしていく。
「ひゃあああ」
ミウの口からはっきりとした女の声が漏れ出た。
それにつれて、ほかの三人の嬌声も合唱のように響いてくる。
指を二本にした。
ミウの亀裂から響く水音が大きくなる。
もう、いいだろう。
準備万端だ。
一郎は怒張をミウの中に沈めていった。
「あああっ、はあっ、はああっ」
狭いミウの膣だが、一郎のものを受け入れるときには、信じられないような柔軟さを作って、一郎の一物を円滑に迎え入れてくれる。
そうなるように、一郎がミウの身体を淫魔術で改良したのだ。そうでなければ、いくらなんでも、わずか十一歳で、しかも、同世代の童女よりも、少し小柄なミウが、大人の男の一郎の怒張を快感を持って受け入れられるわけがない。
律動を開始する。
ミウはあっという間に達した。
それに合わせて、一郎もミウの中に精を放った。
「くふううっ」
「あああっ」
「ああっ、あああっ」
「あああああ」
ミウだけでなく、エリカもスクルドもブルイネンも、一緒になって、身体を震わせて絶頂の仕草をし続ける。
「次はスクルドだぞ……」
一郎はミウから怒張を抜く。
「ああ、ついに、ロウ様をもらえるのですね。嬉しいです……。嬉しいです……」
スクルドが荒い息をしながら、期待に胸を膨らませるような表情になった。
可愛い女だ。
「ところで、ブルイネン。どうだ、少しは慣れたか? いまのが愛し合うという行為だ。とにかく、俺に任せればいい。もう一度、今度はスクルドとする。股間に男を受け入れる怖さがなくなれば楽になる」
「は、はい……」
朦朧とした感じのブルイネンが頷く。
まあ、なんだかんだで、お互いの絶頂をもらい合い、女たちはかなりの連続絶頂をしている。
全員がかなり呆けている。
一郎はミウの上から、スクルドのいる側に移動しながら、まだ快感を昇天させた余韻で呆けているブルイネンをちらりと見た。
左右の手首と足首をそれぞれに密着されているブルイネンは、膝を曲げた状態で脚を開いて仰向けになっている。
股間が丸見えであり、亀裂は赤くなり、ぽっかりと口を少し開いて、そこから愛液がどろりどろりと垂れ続けている。
思わず、生唾を飲みこむほどの煽情的な光景だ。
「ああ、すみません、ブルイネンさん……。お先にご主人様を頂きます」
スクルズがブルイネンに顔を向けて言った。
「は、はい……。お、お願いします……。み、皆さまの快感をい、いただきます……」
ブルイネンは息も絶え絶えの様子で応じる。
一郎は頷き、仰向けになっているスクルドの後ろから尻を抱える体勢になる。
後背位だ。
実は、スクルドはこの体位がなかなかに好きなのを一郎は知っている。
「スクルド、よくここまで追いかけてきたね。嬉しいよ……」
一郎はスクルドのお尻を両手やって抱きかかえ、お尻の下を伝って男根の先を当てる。
それだけで、スクルドの身体が興奮でぶるりと揺れる。
「ああ、ご、ご主人様──。ス、スクルドは──う、嬉しいです──。あ、あなたに会えて──」
「俺もだ」
一郎は、スクルドの股間に勃起している自分の一物をぐいと貫かせた。
「ああああっ」
濡れきっているスクルドの女陰は、まったく抵抗なく一郎の怒張を受け入れる。スクルドの身体がびくびくと跳ねた。
スクルドの生尻に胯間を押しつけるようしながら律動を始める。
「ひいいっ」
「ああああ」
「うくううっ、あはあああっ」
スクルドの被虐の快感がブルイネンだけでなく、エリカとミウに飛翔して伝わったのか、横の三人の裸体もぶるぶると激しく震える。
一郎はわざと乱暴に怒張をスクルドの股間に貫かせて動かす。
「はぎいいいっ、いいいいっ」
スクルドが悲鳴をあげるとともに、一郎の男根をぎゅうぎゅうと締めつけて絶頂した。
熱く熟れきっていた身体に、硬直した一郎の怒張を深々と一撃で挿し抜かれ、スクルドの全身は津波のような歓喜と興奮に一度に飲みこまれてしまったらしい。
「うあああ」
「あはああっ」
「ああああ」
当然のごとく、共鳴関係の三人も絶頂する。
一郎は休ませることなく、スクルドの腰を持ち、さらに前後に激しく揺すってやった。
「はああああ」
「ああ、あああ」
「あっ、あっ、あっ」
「んああああ」
四人が身体を弓なりにして、それぞれに大きく反応した。
一斉に絶頂して、しばらく痙攣を続け、ほとんど同時にがくりと脱力した。
スクルドの強大な官能のうねりのために、一瞬にして極めさせられた三人は、スクルドとともに、まるで電流でも流されたかのように、それでも、まだひくひくと痙攣を続けている。
「まだまだだぞ」
次に一郎は、スクルドを挿し貫かせたまま静止し、淫魔術でスクルドの肉芽に筆でくすぐられている感覚を送り込んだ。
「ひああああっ、ロ、ロウ様、ご主人さま、なにを──」
突然に襲った股間のむず痒い感覚に、スクルドは後ろから一郎に貫かれている身体を激しくひねらせた。
「ああっ」
だが、それで感じてしまい、今度は甘い声をあげて身体をびくりと震わせた。
一郎は、今度は淫魔術で疑似の筆の感覚を移動させて、服の下の両乳首に送る。
「んひいっ」
スクルドの裸体が一郎の前で暴れる。
「ああっ」
その刺激で感極まりそうになったスクルドが、さらによがる。
一郎は、次に筆の刺激を脇腹と内腿に送り込む。
「ああっ、やああっ、ああ、すてきです──。気持ちがいいい──」
スクルドが声をあげた。
「ふわあっ」
「いやああ」
「ああああ」
スクルドだけでなく、エリカとミウとブルイネンまでもが、疑似筆の刺激に悶えに悶え狂う。
しばらくさらに律動を続け、スクルドとほかの三人が絶頂したところで、一郎は精を放った。
スクルドとともに、三人が脱力して果てる。
一郎は、スクルドからエリカに移動した。
「まだまだだぞ。次はエリカだ……。みんな、お愉しみはこれからだ」
一郎はびくびくと痙攣したまま突っ伏している四人に声をかけた。
そして、エリカには、対面座位を命じた。
女たちを抱くときは、もしかしたら、正常位よりもこの体位が多いかもしれない。
脱力しているエリカは、まだ連続絶頂の余韻から抜けきれないまま、素直に一郎に股がる。
一郎は胡座でエリカを迎え入れ、腰を抱いてエリカを誘導する。
勃起している怒張の先端にエリカの濡れた胯間が触れたところで、ぐっとエリカの腰を支えてとめる。
一郎の両手は左右の尻たぶを下から持ち上げるかたちだ。
「俺の背中で手を合わせるんだ、エリカ。目も閉じろ」
一郎は先端だけをの性器に当てたまま言った。
「は、はい」
エリカが中腰の中途半端な状態で、言われたとおりのことをする。
すかさず粘性体を飛ばして、手首と手首を拘束して、一郎の背中側で離れなくする。
さらに、まぶたの上にも発生させて目隠しをした。
「ああっ、そ、そんなあ」
それだけのことだが、エリカは面白いくらいに狼狽えて、身体を大きく悶えさせた。
愉快なのは、拘束をして目を見えなくしただけで、エリカの“快感値”ががくりとさがったことだ。
スクルドからの快感の共鳴で達したばかりであり、すでにひと桁に近かったその数字がぱっとひと桁になった。
ゼロになれば絶頂するのだから、エリカの身体はもう絶頂寸前というところだ。
「ほら」
一郎はエリカのお尻から手を離して、一気に胯間を怒張に落とした。
「きゃいいいい」
エリカが奇声をあげてよがり、そのまま絶頂してしまった。
「ひいいいい」
「いひゃあああ」
「んはああああ」
当然ながら、ほかの三人も、快楽の共鳴によって絶頂する。
脱力して崩れそうになるエリカを引き起こして支える。
律動はしないが、淫魔術でエリカの全身に刺激を加えていく。
「いやあっ、ロウ様、ああ、だめええ」
胡坐に座っている一郎の上に跨らされ、一郎を抱くようにして一郎の背中側で両手首を拘束されているエリカが、一郎の上で踊り始める。
対面座位のエリカに、筆でくすぐられる感覚を淫魔術で次々にエリカの全身に送り続けたのだ。
粘性体で目隠しをさせていることもあり、通常よりも感じやすくなっているエリカの身体は、新しい刺激を送るたびに、びくっびくっと悶えくねる。
しかし、股間には深々と一郎の怒張が突き挿さっているのだ。
疑似筆の刺激は大きなものではないはずだが、エリカはそれに反応して腰を自ら動かすことで、身体から沸き起こきる官能の陶酔を自分で呼び起こしているのである。
ちょっと思いついた遊びだったが、思いのほか、エリカが激しく悶え惑う仕草をするので、一郎はすっかりと愉しくなってしまっていた。
「ああっ」
「いやあっ」
「うううっ」
一方で、共鳴でエリカの快感を伝えられているほかの三人もそれぞれに内腿をぶるぶると震わせるように身体を動かしている。
しかし、反応の仕草は三人ともに異なる。
拘束をされて草の上に足を開いて仰向けになっているブルイネンは、甘い声をあげて腰を大きく揺すっている。
スクルドはかなり激しい。声も身悶えもかなり派手だ。一郎は思うところがあり、スクルドの両手の自由を粘性体で封じて、スクルドを仰向けに寝かせて、両手を頭上に固定させた。
ミウは、拘束はしなかったが。太腿を擦り合わせるようにして、自分の身体を抱き締めるように身悶えをしている。
そして、エリカへの愛撫は、快感が飛翔するほどの刺激は渡さないようなものに変化させた。
エリカが達しそうになれば、すぐにやめてしまう。
いまは、愛撫を受けているのはエリカだけにしたし、ミウ以外は拘束したので、自分で快感を深めることはできない。
そうやって、一転して焦らし責めにしてみた。
すると、四人が切なそうに身体を震わせるようになった。
一郎は四人の反応を見ながら、与える刺激を調整していく。
達することのできる決定的な快感は与えず、かといって、逃れることのできないぎりぎりの甘美感は持続し続ける。
すると、だんだんと四人の表情が、なんともいえなく、いやらしいものに変化をしていった。
一郎はにんまりしてしまう。
この焦れったさに、顔を歪める四人の表情がいい。
ミウでさえ、欲望に飢える雌の表情になっている。
与えられれば激しく反応するしかないのに、それがいつ来るかわらないし、どこに淫魔術による筆の刺激を当てられるのか見当もつかないのだ。
さらに、エリカは目隠しをして、肌をさらに鋭敏にさせている。
だから、そのエリカの感覚の鋭さで受ける快感が共鳴をして、刺激を与えるたびに、三人が身体を反らせるようにして悲鳴をあげている。
さて、次は乳首だな。
一郎は決めた。
刺激を送る。
「ひいっ」
「ひゃああ」
「あああん」
「んくうう」
四人が同時に激しく首を振って、上半身をうねらせた。
「もっと気分を出してみろ。ほら、ここは?」
今度はお尻の穴──。
四人とも大声で悲鳴を放ったが、意外にもブルイネンが一番大きな声をあげた。
なかなかに面白い。
さっきまでとは異なり、じわじわと女たちを追い詰めている感じがいい。
エリカとともに、エリカの受ける官能を同調させられているブルイネン、スクルド、ミウが本当に焦れったそうに、身体を悶え続けさせる。
「ああ、もうだめです、ロウ様──。ひと思いにお願いします──」
ついにエリカが泣くような悲鳴をあげた。
まあいいだろう。
もっと遊んでいたかったが、今日の主役はブルイネンだ。
だったら、潮時か……。
一郎は笑いながら、再びエリカの腰を持ち、上下に激しく動かした。
「んああああ、あ、ありがとうございますう──」
エリカが身体を弓なりにして、自分自身の身体への直接の刺激による二度目の直接の絶頂をした。
一郎は、大きくのけ反らせて身体を震わせてるエリカの中に精を放つ。
「ふわあああ」
「ああ、あああっ」
「あうううう……」
エリカとともに、スクルドとミウとブルイネンも、エリカの絶頂に共鳴をして、またしても甘い声をあげて達した。
特に、体力のないミウは、ほとんど気絶している。
ちょっとやりすぎたかもしれない……。
「さて、じゃあ、三人については、これで終わりだ」
一郎は、ぐったりとなったエリカやスクルドたちの身体から粘性体を消滅させ、男根をエリカから抜くと、そっと草の上に寝かせた。
そして、一郎は、エリカとスクルドとミウとブルイネンに繋げていた快楽の共鳴を解除する。
「ははは、ご主人様、完全復活だね。もう、呪術は完全に消えてるよ。ご主人様に限ってはね」
クグルスが宙を舞いながら、愉しそうにはしゃいだ。
一郎は頷いた。
身体の軽さは完全だ。
確かに、一郎自身は、もう問題ないと思う。
しかし、亜空間に凍結したシャングリアとマーズについては、まったくだめだ。
やはり、彼女たちについては、光魔道による解呪が必要そうだ。
「これからは、ブルイネンだけの時間だ。三人は服を整えて待っていてくれ」
一郎は淫魔術で、三人の体力の回復を図った。
さもないと、三人とも当分動けないだろう。
亜空間に戻した服も返す。
ぐったりとしていた三人だったが、一郎の淫魔術を遣った回復により、すぐに性愛の疲労から抜け出すことができたのがわかった。
ただ、それでも、抜けきれない絶頂の余韻のようなものがあるのか、ちょっとだるさが残っているようにも思える。
ただ、一郎の言葉に従って、それぞれに自分の着ていた服を見つけて、おずおずと身支度を始めだす。
また、スクルドがそれぞれに、「浄化」の魔道もかけたりしている。
「ご苦労だな、お前たち──。なかなかのいやらしさだったぞ」
クグルスが茶化すように、服を身に着けだした三人の周りを飛び回っている。
むっとした表情のエリカが、そのクグルスを捕まえるように手を出し、それをクグルスが巧みに宙を舞って避け、またエリカをからかったりしている。
一郎はちらりとその姿を見て苦笑しながら、ブルイネンの脚のあいだに移動した。