【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
458 クロノスに
「エリカさん、水の樽はここでいいですか?」
「ええ、いいわ。イット。それと、横に空の杯を入れた籠を置いておいて。いつでも飲めるようにね──。あと、干し肉や果物を保管する冷却箱の準備はいい、ミウ?」
「はい、設置終わりました、エリカ姉さん」
「あんたが魔道を込めたら、冷却箱は、どのくらいもつの? スクルドを呼ぶ?」
「それには及びません。小魔道石を二個使っていますから、あたしの魔力でも、一度込めれば、再補給の必要はありません。多分、十日が終わるまで大丈夫です」
「ねえ、エルフ族用の厠はどうする、エリカ? 洞窟の端っこ? それとも、ど真ん中?」
「馬鹿言ってんじゃないわよ、コゼ──。なによ、エルフ族用って──。厠は兼用よ。落とし壺を奥まった場所に置いて、前に布壁を作りなさい。それと、匂いと汚物処理のための魔道石には、わたしが魔力を込めるわ。この前みたいに、悪戯魔道を込められたらかなわないもの」
「ははは──。あんた、まだ怒ってるの? あんたの魔道波に合わせて、ミウに仕掛けさせただけじゃないのよ。だけど、面白かったわねえ。あんたが落とし壺に座って踏ん張った途端に、触手が下から沸いて、あんたの股間を悪戯し始めたときには、エリカ、うんちの途中で落とし壺の上からひっくり返ったじゃないのよ。あの無様な有様は、本当に映録球に残しておけばよかったわ。あたしとしたことが失敗しちゃった」
エリカは、洞窟の地面に敷き詰めた厚みのある絨毯の端っこに、全員分の身体に掛ける布を準備しているところだったが、コゼのからかいに、その布を叩きつけるように置き、すっくと立ちあがった。
明らかに、エリカをわざと怒らせるためのちょっかいなのだが、エリカはまともに受けとめて、顔を憤怒で真っ赤にさせている。
「ふざけるんじゃないわよ──。二度とあのときの話を持ち出したら、舌を引き千切るわよ、コゼ──。いますぐに、記憶から消すのよ──」
エリカが怒鳴りあげた。
その剣幕の凄さに、一郎はぷっと噴き出してしまった。
「まあ、皆さん、愉しそうですね。風の循環と岩肌の加工は終わりましたわ。ガドニエル様正面の洞窟の設えももういいそうです。それと、別に奥に大きな広間も作ってきました。ご主人様がいつでも気まぐれに、雌犬調教ができるようにですよ。ふふふ……」
洞窟の奥から戻ってきたスクルドだ。
ここで居住設備を整えているエリカたちに対して、スクルドについてはひとりで、洞窟空間の環境整備に取り組んでいたのだ。
持ち前の高位魔道を駆使し、洞窟の気流の流れの循環を整え、湿っぽかった洞窟内を居心地のいい温かさと湿潤を維持できるようにし、さらに土魔道で剥き出しの壁を真っ直ぐに加工し直して拡げて、ちょっとした館のように整え直してくれていた。
一応は、こっちの一郎たちと、ガドニエルたちに分かれるので、向こうの支援にも向かっていたのだが、いまの物言いによれば、さらに別に“調教室”というものを作ったみたいだ。
誰も頼まなかったから、完全にスクルドの趣味だろう。
ガドニエルたちを助けた「狭間の森」の洞窟の中だ。
魔物化の呪術をなんとか解呪させた一郎たちだったが、結局のところ、しばらくは、この狭間の森で過ごし、その後、イムドリス宮に乗り込んで、偽者のガドニエルと対決して決着をつけると決まった。
その決着の日は十日先以降とした。
ガドニエルにしても、侍女の五人にしても、魔物化の影響が長すぎて、すっかりと魔道の波動が荒れてしまい、再び魔道が満足に遣えるようになるまでに回復するには、それくらいの時間がかかるということだったからだ。
まともに、自分たちの魔道さえ回復すれば、どんな能力を持った相手が待っていようと、ガドニエルたちの敵じゃない──。
彼女はそう言っている。
魔物に姿を変える呪術をかけられたときには、一箇月ほどの時間をかけて微毒を盛られ、徐々に魔道力を弱めらてしまい、それで不覚をとったのだそうだ。
もはや、そんな下手は絶対に打たないと、ガドニエルも息巻いている。
とにかく、いまイムドリス宮がどういう状況かわからないものの、ガドニエルの魔道の回復を待って、転送術でイムドリス宮に戻り、一気に奇襲して偽者を片付ける──。
一応、そういう方針に決まった。
それまでは、一切、イムドリス宮にも接触しないことも決心した。
異相空間に設置されているイムドリス宮の情報を得ることについても、こっちの態勢が整わないうちに向こうから襲撃をされることを防ぐため、完全に態勢が整うまで、一切の接触を自重することにした。
こちらが動かなければ、間違いなく、この隠し谷は発見することができないし、時間さえ経てば、ガドニエルの魔道が回復して、最大戦力が確保できるのであるから、無理に情報を取りにいく必要はないと判断をしたのだ。
なによりも急がないことに決心したのは、いまだに一郎の亜空間に隔離しているシャングリアとマーズのことが理由だ。
十日経てば、ガドニエルによって、ふたりにかかっている「死の呪い」の解除ができ、亜空間から出すことが可能になる。
さらに、戦力が整う。
もっとも、エランド・シティ側の冒険者ギルドにいるイライジャについては、そこで得られる情報を逐次にこっちに入れてくれる手筈にもした。
イライジャは、冒険者ギルド長を確保しているので、そいつを通じて、冒険者たちにクエストとして、可能な限りの情報収集をさせるように指示を送ったのだ。
重要な情報として求めたのは、カサンドラのいる水晶宮の動き──。そして、なによりも、パリスの命の欠片を握っていると考えられるアスカの居場所に関することだ。
幸いにも、水晶宮に限れば、冒険者ギルド長のエビダスとやらは、水晶宮内に間者を入れており、その耳目は使えるみたいだ。
パリス本体が一時的に死んだとはいえ、太守代行のカサンドラについては、いまだに洗脳が続いている気配であるし、パリスの残党も残っていて、いまの水晶宮への迂闊な接触は危険であるが、この態勢であれば、襲撃されるのは冒険者ギルドであり、万が一のときには、イライジャひとりがここに逃亡すればいい。
その転送準備ももうすぐ整うと思う。
そのこともあり、ガドニエルに引き続き、オーク化していた侍女たちをひとりひとり犯し、彼女たちの全員を解呪させた後、一郎は、ガドニエルとこれからのことについての最小限の話をしてから、ブルイネンに頼んで、指示を伝えに、エランド・シティの冒険者ギルドで待機をしているイライジャに接触をしてもらいに向かってもらった。
なんといっても、イライジャは情報通であり、その手の仕事にはうってつけなのだ。
……とはいっても、ブルイネン自身も、カサンドラによって、すでに裏切り者として手配をされている可能性もあるので動き回るのも危険であり、接触を果たして戻れるのは、おそらく夜になるかもしれないとのことだった。
まだ、夕方にもいくらかあるくらいの時分であり、ガドニエルの大結界に包まれている狭間の森も、エランド・シティも、時間を進み方は同じだ
ここが夜ならシティも夜──。
シティが朝なら、狭間の森も朝なのだそうだ。
なお、この狭間の森にはブルイネンの魔道で入った一郎たちだったが、ガドニエルによって、すでに、狭間の森の侵入権限を一郎そのものに与えられているので、ブルイネンが外に出たことで、一郎たちが結界の外に弾き出されることはない。
つまり、一郎がガドニエルに許可された三人目の存在になったということであり、もしも、この場所から一郎が外に出れば、一郎の女たちは、同時にこの場所から弾き飛ばされるということだ。
魔道がまともに回復していないガドニエルだったが、それくらいのことだったら、なんなくできるらしい。
いずれにしても、ガドニエルさえいれば、女王の宮殿であるイムドリス宮に入るには、水晶宮にあるという“光の門”を通過する必要はないようだ。
ガドニエルの魔道で、一気に転送移動できる。
イムドリス宮そのものへの乗り込みについては、ガドニエルの身体にスクルドが一時的に魔道を融合させることにより、いますぐにでも可能のようだが、十日さえ経てば、カサンドラや侍女たちの魔道も復活し、シャングリアとマーズという戦力も戻る。
そうなれば、さらに、いまいる一郎の女たちがいるのであるから、まともに水晶軍と相対しても、負けるとは思わない。
一郎は焦らないことにした。
ところで、その水晶宮のカサンドラへの対応については、そもそも意見が分かれた。
一郎たちが持っている情報からだけだと、カサンドラに与えられているパリスの洗脳がまだ解かれていない可能性があり、カサンドラに迂闊にこっちの状況を報せるのは危険だと思っている。
そして、ガドニエルに、一郎の知る限りにおいて、水晶宮が完全にパリスの一派に乗っ取られていることや、パリスの仮体の死により、その支配が弱まっている可能性があるものの、パリスは人の心を操る闇魔道の遣い手であり、彼女にどんな暗示が残されているかわかないという懸念を説明した。
これに対して、ガドニエル、特に魔物から復活した侍女たちが、カサンドラがガドニエルを望んで裏切るということは絶対にあり得ないと断言した。
だから、本物のガドニエルがここにいることさえ知らせれば、水晶宮やイムドリス宮を不当に支配している者たちを排除できるのであり、ここで十日以上の時間を過ごす必要はないと主張をしてきたのだ。
結局のところ、一郎は、ガドニエル側に対して、少なくとも十日については、水晶宮には接触しないということで押し切った。
つまり、イムドリス宮にいるガドニエルが偽者であるということや、本物のガドニエルがこの狭間の森という場所に隠れていることについて、水晶宮を管理している太守夫人のカサンドラに報せることを、とりあえず見合わせたというわけだ。
とにかく、十日のあいだに、可能な限りの情報を改めて集め、それで水晶宮への対応も決めようと説得し、水晶宮については様子見とすることで、ガドニエルも承知した。
だが、自分たちの意見が通らなかった侍女たちは、大変に不満そうだった。
ガドニエル自身については、一郎に全てを任せると口にしたのだが……。
とにかく、当面の方針は、ここで少なくとも十日間は動ないということだ──。
戦力の完全回復を待って決着をつけることを基本方針とし、それまでに、パリスの仮体の死による状況の変化を含めた情勢の変化を探る──。ただし、動かすのは冒険者ギルドのみ。
それが、これから十日ですることだ。
一方で、こっちに向かっているはずの、ユイナとクグルスもまだだ。
随分と時間が経っているが、クグルスのことだから、ユイナへの悪戯にすっかりと夢中になっているのかもしれない。
さすがに、誰かに呼びに行かせようと思ったが、それはまだしていない。
ガドニエルによれば、オーク化の呪術から解放されたガドニエルたちが元に戻ったいま、この狭間の森に一切の危険がないらしいし、そもそも、クグルスは、一郎以外には従わない。
それで、一郎自身がユイナとクグルスを呼びに戻ろうとも考えたが、ロウは座っていろと、エリカにすごい勢いで一喝された。
どうせ、あの娘も、日が暮れるまでには来るに違いないと──。
まあ、クグルスは一郎と淫魔力で繋がっていて、クグルスは一郎の居場所をそれで感知することができるので、迷うことはない。
ユイナたちが来ないのは、十中八九、クグルスがユイナで遊んでいるだけに決まっているので、構う必要はないというのだ。
それはいいのだが、エリカたちに、この狭間の森を拠点にしてすごし、ガドニエルとの共闘による行動開始は十日後だと説明すると、エリカたちは、すぐに五人でなにかを話し合っていた。
そして、一郎の亜空間に格納していたさまざまな物品や食料や水などを外に出させ、洞窟の中の奥まった一角を確保し、こうやって生活をする場所を整えるための行動を開始したのだ。
この洞窟の内部は、中で幾つもの分かれ道に分岐していて、それぞれの突き当りが、部屋のように広い場所になっている。
一郎たちは、その中のひとつをもらい受けていた。
部屋の準備については、一郎も手伝おうとしたが、それはとめられ、ただ絨毯を敷き詰めた地面の上の床に、胡坐をかいて座っているように言い渡された。
それでこうしている。
いまは、一郎の周りを、女たちが忙しそうに、動いているのを眺めているだけだ。
ただ、エリカたちが一郎に求めるものを次々に亜空間から出し、それを支度する女たちを見ていると、エリカたちの準備の徹底ぶりは、まるで、この十日間については、与えられたこの洞窟の一角から一切外に出ないくらいの勢いだ。
なんとなく、迫力さえ感じる女たちの行動を、一郎は少し訝しむ思いで眺めていた。
それで、いまに至っている。
「こんなものじゃない、エリカ……。スクルドも戻ったし……。ねえ、向こうの女王様側の手伝いももういいんでしょう、スクルド?」
「そうですね。言われたことはしましたし、なにかあれば、言いに来ると思います。ご主人様からお預かりした物品についてもお渡ししました。なによりも、わたしがガドニエル様の近くをうろうろするのをあの侍女さんたちは、喜ばないようなのです」
スクルドが応じた。
一郎はそれを聞いて、確かに、あの侍女たちは、どうにも一郎たちを刺々しく接しているように思う。
魔物化の状態を解除してやったことで、感謝感激しろとは言わないけど、なにか反応が薄い。
自分たちが復活すると、早々にガドニエルを洞窟内の別の場所に連れていった。
今後の方針について話し合うために、一郎が向こうに行ったのだが、勝手にやって来たことにさえ怒っていた。
まあ、そのときは、ガドニエルが逆に一喝して、やっとさっきの方針を決定することができたのだが……。
ブルイネンへの指示を一郎が直接にしたことについても、ガドニエルのいないところで、不満を伝えられたりもした。
それについては、さすがに一郎も完全無視した……。
ブルイネンは、もう一郎の女だ。
こっちの勢力なのだ──。
「そうね、コゼ……。じゃあ、いいわ。みんな、ロウ様の前に集まって」
エリカがほかの女たちに声をかけた。
部屋の支度も終わったようだ。
一郎のところに、エリカたちが集まってくる。
洞窟の手前側には、大きな布で作ったカーテンも天井に密着させて掛けられ、ただの岩壁の洞窟の一角が、完全に部屋のように整えられていた。
「さてと……。ロウ様、だいたいの準備は終わったと思います。水晶宮のことについては、ブルイネンとイライジャが戻ったら、改めて、イライジャも含めて相談しましょう。でも、ロウ様は、それについては、一切お気になさらないでください」
一郎の前に、エリカ、コゼ、スクルド、ミウ、イットの五人が正座をして並んで座った。最初に全員を代表するように語りだしたのはエリカだ。
エリカもそうだが、ほかの四人もとても真面目な雰囲気だ。
彼女たちの改まったような態度に、一郎は怪訝に思った。
なんとなく、五人とも思いつめたような覚悟の表情である。
「そうだな。まあ、ありがとう。だが、一切気にするなというのは……」
一郎は困惑した。
十日後には、女王のガドニエルとともに、パリスの手の者が残っているイムドリス宮に乗り込んで、偽者のガドニエルと決着をつける──。
しかし、状況によっては、すぐにパリスが復活して、パリス自身との再対決になるかもしれないのだ。
だから、情報は重要だ。
自分たちに任せて、気にするなというのも……。
すると、スクルドがエリカを継ぐように口を開いた。
「いいえ、ご主人様……。エリカさんからも相談を受けました。ご主人様は、それをお気になされてはいけません。この十日間については、悪感情を抱く一切の可能性を排除してください。この件については、少しですが、ガドニエル様にも意見を伺いました。女王様も同じ意見でした」
いつにない強い口調のスクルドの物言いだ。
スクルドがこんなにも、はっきりとなにかを主張するのは珍しいので、一郎もたじろいだ。
しかし、ガドニエルに意見をもらった?
居住空間を整える支援に行っていたあいだのことだろう。
だが、なにを……?
続いて、エリカが再び口を開く。
「……みんなで相談したのですが、この十日間については、ロウ様には、やってもらいたいことがあります……。わたしたちも覚悟を決めています。それができるように、この場所の準備をしました。食べ物も、飲み物も、イライジャやあの小娘の分を含めて、十日間は補給なしで過ごせるように支度しました。言い換えれば、この一角から、少なくとも、ロウ様については、まったく外に出なくていいです。ロウ様は、ここで、ずっとわたしたちと過ごしてもらいます……、なにも考えないで……」
エリカの神妙そうな物言いに、一郎は首を傾げた。
「大袈裟な準備を整えたのはわかっているけど……。でも、どうかしたのか? なんだか、思いつめている感じだぞ、エリカ?」
一郎は言った。
すると、エリカの横のコゼがぷっと噴き出した。
「エリカがそんなに緊張しているから、ご主人様が困惑なさっているじゃないのよ──。あたしたち五人いるし、イライジャが来れば、六人──。あの黒エルフの小娘を入れたら七人──。まあ、なんとか、なるんじゃないの」
コゼがけらけらと笑った。
しかし、コゼもまた、意図的に明るく振るまっているようだが、明らかに一郎に対する心配の感情があった。
「あ、あんたは気楽ねえ……。あのときのことを忘れたの? ロウ様ひとりに、わたしにコゼにシャングリア、そして、シャーラもいたけど、四人かかって、本気のロウ様に、ひと晩ももたなかったわ。覚悟を決めたとしても、どれくらい頑張れるのか……」
「あ、あたしも、頑張ります……。あ、あまり、戦力にならないかもしれないけど、全身全霊、ロウ様に尽くします……。ロウ様のためですから……。でも、せめてマーズがいれば、よかったですね……。マーズは体力あるし……」
「まあ、しょうがないよ、ミウ。でも、頑張るのは、そのマーズのためでもあるのよ。マーズとシャングリアためにも、ガドニエル様の魔道が復活して、光魔道でご主人様の中にいる彼女たちを解呪してくれるまでは、ご主人様の淫気を絶やしちゃならないのよ。とにかく、ご主人様には、淫気を吸ってもらい続けなくっちゃ」
コゼがミウを励ますように言った。
「わたしもおりますわ。回復術についてはお任せください……。ところで、ミウも自分のことに専念しなさい。存分にご主人様に甘えなさい。わたしもそうしますから……。気絶しない限り、回復術はかけ続けられます。皆さんも存分にお励みください」
スクルドだ。
ミウが赤い顔で頷いた。
回復術──?
「さっきから、なんのことを言っているんだ?」
一郎は訊ねた。
すると、エリカが口を開く。
「ロウ様には、これから十日間、わたしたちとセックスだけをしてもらいたいんです。ほかのことを考えないで……。だから、わたしたちは頑張ります」