※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

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515 魔女の屈服

「お、おおおっ、いくううっ、いくよおおっ」

 

 アスカは、ロウの腰の上で雄叫びをあげて大きくのけ反った。

 ひっくり返らないように、アスカの裸身を支えているロウが余裕たっぷりに笑うのがわかる。

 

「また、先にいっちゃうのか、ラザ? いいけどね。いつになったら、俺をいかせてもらえるのかなあ」

 

 ロウが揶揄するように言うが、もうどうにもとまらない。

 

「そ、そんなこと……い、言われても……いぐうううっ、いぐううううっ」

 

 そして、結局、またしても、アスカは呆気なく絶頂してしまった。

 

 ロウと続いている逢瀬の最中だ。

 

 アスカは後にも先にも、ことセックスにおいて、自分がこれだけ子ども扱いされた経験はない。

 しかし、それが事実だった。

 もう、始まってから、どれくらいの時間が流れたのかも、よくわからない。

 また、アスカの両腕は、背中で組んで、こいつの粘性体で固定されていた。

 達した方が拘束を受けるという賭けでも負けて、十回分くらい負け越しているので、その数をロウが達しないと、アスカの拘束は解いてもらえない。

 まあ、それだけこいつが達するあいだに、アスカは百回は昇天させられそうだ。

 意識なんて保てないだろう。

 

「んはあああっ、ま、待って、息が、あ、ああああっ」

 

 また、快感がせりあがる。

 アスカは全身をのけ反らすとともに、必死に歯を喰い縛って耐えた。

 

 いずれにしても、ロウとのセックスが始まるまでは、たとえ相手が伝承の淫魔師であろうと、それなりに相手ができるだろうと考えていたが、それは甘かった。

 男に尽くす性技は持っているし、それを最大限駆使して、ロウを悦ばそうと張り切っていたのだ。

 

 だが、それどころではない。

 拘束くらいされていたって、いくらでも相手を圧倒する性技があるはずだったが、アスカの房中術など、ロウの愛撫に対しては児戯にも等しく、なにもできないまま次々に絶頂させられ、その都度、アスカからの責めは中断されることになり、ロウは達することなく、アスカだけが昇天を繰り返すということが続いている。

 身体の感度もあがりすぎて、なにをされも感じてしまう。

 もはや、いき狂いの状態だ。

 

 アスカともあろう者が……。

 

 最初は寝台の下における「遊び」だった。

 

 アスカが達するたびに、ロウがアスカが身に着けているものを一枚ずつ消滅させ、全裸になるまでに、ロウを口で射精させるという勝負だったのに、結局のところ、アスカはロウを一度も射精させることができないまま、完全な全裸になってしまったのだ。

 最後には、髪留めまで「勝負」に数えたが、それでもだめだった。

 アスカは、いまは一糸まとわぬ全裸状態だ。

 達したら拘束を受けるという賭けもしたので、寝台でも連続絶頂で果てたアスカは、後手拘束の状態でもある。

 

 その後、ロウの「慈悲」により寝台にあげられたが、ロウは、アスカがロウを一度射精させてから、その後、解呪のための「本番」を開始しようと告げたのだ。

 つまりは、それまでは、本番ではないのだそうだ。

 これまでは、前戯にもなっておらず、これからが前戯だと笑っていた。

 ただ、それまでに、アスカはほんの短い時間で立て続けに絶頂させられてしまっていて、自分でも信じられないくらいに全身の感度があがりまくっていた。

 正直、あの時点でもう休みたかった。

 アスカは茫然とした。

 

 それから続く、逢瀬だ。

 さまざまな体位で抱き合うが、達するのはアスカばかりで、驚くことに、ロウは一度も達していない。

 

「んぐううっ」

 

 結局、またもや、アスカは全身を震わせて、絶頂により脱力した。

 

「まだまだだよ……。おいで……」

 

 しかし、休ませてはもらえない。

 すぐに新たな体位にされる。

 だが、心臓が爆破しそうだ。

 アスカは、身体を持ちあげられて、胡坐に座り直したロウの両脚を大きく跨いで向かい合わせにされた。

 これまでは女上位の体位だったのだが、今度は対面座位か?

 

「はあ、はあ、はあ……、か、身体が……痺れて……さ、触られている場所が……あ、熱い……」

 

 アスカは懸命に息を整えようとした。

 だが、その息を邪魔するように、ロウが笑いながら、唇でアスカの口を塞ぐ。

 

「ほら、ラザ」

 

 舌を口の中に深く差し込まれて嘗め回される。

 その瞬間、またもや思考が消える。

 差し入れられるロウの舌を、アスカは夢中になってそれをむさぼった。

 すると、それだけで大きな疼きが駆けあがり、それだけで、アスカは達しそうになってきた。

 

 な、なんで、こんなに感じるのか……?

 自分でももうわからない。

 

「そら、お座りだ……」

 

 ロウがからかうような物言いで、ひょいとアスカの腰を浮かして、怒張の先端にアスカの股間を当てて手を離す。

 

「んほおおおっ」

 

 なんでもない動作なのに、一気に深いところまでロウの性器が貫き、アスカは身体をがくがくと震わせて大きくのけぞらせた。

 軽く達してしまったのだ。

 

「もうなにをやっても、絶頂しそうだな。そら、口づけの途中だろう? 俺を気持ちよくしてよ」

 

 ロウがアスカの股間を怒張で貫かせたまま、再び舌をアスカの口に差し込んでくる。

 呼吸が苦しいが、ロウの舌の気持ちよさに抵抗できない。

 

「んああ、はあ、んはああ、んはっ」

 

 舌と舌を絡め、唾液を吸い合う。

 しかし、舌先さえも痺れ切り、ロウになにもすることができない。

 ただ、ロウの舌で口の中を蹂躙されるだけだ。

 凄まじい快感……。

 

 とにかく、アスカは、ロウと完全に結合したまま、舌を絡ませ合い、唾液を吸い合い、そして、頬を激しく擦り合わせたりした。

 ロウの言い草じゃないが、確かに、なにをどうされても、気持ちがいい。

 両手はロウによって、粘着体で後手に拘束されているが、その不自由さを感じるゆとりはない。

 もう、身も心も、すっかりとロウに与えてしまった気分だ。

 アスカは、恍惚感に浸りきっていた。

 

「可愛い少女みたいだな、ラザ」

 

 口を離したロウがくすくすと笑う。

 アスカは、荒い息を続けながら、思わず苦笑してしまった。

 

「しょ、少女って……。わ、わたしを……い、いくつだと……思ってんだい……」

 

「さあね……。だけど、見た目は少女さ。以前の黒髪も迫力があってよかったけど、その黄金の髪は、ラザをずっと若く見せるよ。精はまだあげていないけど、唾液からも、俺の吐いた息を吸うだけでも、俺の淫魔力が注がれるからね。もう、始める前よりも、ずっと見た目が若くなっている。あんたをアスカと思いだす者も皆無さ」

 

 なにを言っているのかよく理解できない。

 もう、快楽が強すぎて頭が回らないのだ。

 

「はあ、はあ、はあ……。い、いい加減に……」

 

「だったら、早く俺をいかせてくれよ、ラザ。さもないと、いつまで経っても、このままだ……。まあいい。じゃあ、始めようよ……。前戯の続きをね……」

 

「ぜ、前戯って……」

 

 なにが前戯だと思った。

 これが前戯で、その後に本番なんだとすれば、本当にアスカは死んでしまうと思った。

 どうやら、この男特有の言葉の悪戯なのだと思うが、一方で、本当にそう思っていそうで怖ろしい。

 だが、ロウがアスカの乳首を口を含みながら、揉むように顔を動かされて、腰を回すように押し回されると、アスカの思念は吹き飛んだ。

 

「んああっ、んなああああ」

 

 またもや、アスカは一匹の性獣に変えられてしまう。

 すぐに、アスカは昇りつめそうになった。

 それにしても、もう何度頂上を極めてしまったのだろう。

 アスカの記憶の限りにおいても、これほどの数をこれだけの短い時間で繰り返し昇りつめた経験はない。

 

 とにかく、アスカはロウの上に乗せられ、次にはロウを乗せ、そして、再びアスカが上にさせられるということを繰り返し続けながら、全身の肉という肉がすべて溶けきったような快美感に陥っていた。

 

「い、いい加減に……」

 

 アスカは懸命に自分を叱咤し、受け入れているロウの一物を膣で波のように締めつけた。

 根元の部分から先端にかけて、絞りあげるように順番に膣圧で刺激していく。

 これで、いかなかった男はいない……。

 

「おっ、じゃあ、ここはどう?」

 

 しかし、ロウが口を離してそう言い、すぐに胸を舐める態勢に戻るとともに、アスカの双臀に手をやり、尻たぶを割り裂くようにして、指を菊門の中に入れてきた。

 いつの間にか、指に油剤でもまぶしたのか、すっぽりと奥まで挿し入れられて、中で指を曲げられて掻くように動かされる。

 股間の律動と乳房への刺激に、さらに尻穴の愛撫が加わり、アスカはこの世のものとも思えない快感に、拘束された裸身を引きつらせる。

 もうわけがわからなくなった。

 全身が弛緩していくのがわかる。

 

「くっ、くうううっ、ま、また……」

 

「いいよ、ラザ、いつでも、そして、とことん達してくれ」

 

 その言葉が終わると同時に、アスカはまたもや黄金の髪を振り乱して達してしまった。

 すると、ロウの唇が乳首から離れて、アスカの口に近づく。

 アスカは夢中になって、再びロウの舌を吸った。

 こいつとの性交はすべてがすごいが、キスはとにかく気持ちいい……。

 夢中になってむさぼる。

 一方で、股間だけは懸命に締めつける。

 根元から亀頭に向かって全体を絞りあげるように……。

 今度こそ……。

 

「おおっ、すごいなあ……。じゃあ、ご褒美だ」

 

 すると、こいつが舌を絡ませあったまま、繋がっている腰を激しく揺さぶってきた。

 

「んふうううっ」

 

 快感が迸った。

 達したばかりの全身が途端に絶頂感に襲われて、アスカはがくがくと激しく身体を痙攣させた。

 

「ほらいけ」

 

 さらに、ロウが股間だけでなく、アスカのお尻に挿さったままの指を動かした。

 

「あああ、またいぐううう」

 

 アスカは、またまた先に達してしまった。

 

「また、先に達したな……。でも、ちょっと惜しかったよ……。まあ、気持ちよかった」

 

 ロウがアスカから一物を抜き、アスカの裸身を横たわらせながら笑った。

 身体の力がまだ抜けているアスカは、なすがままに仰臥させられながら、荒い息をしながら、ロウを恨めしく見あげる。

 もはや、性技で敵わないことは認めざるを得なかった。

 だが、そろそろ許してくれてもいいんじゃないか?

 ここまで一方的に、自分だけが達し続けるというのも虚しい。

 

「も、もう、わ、わたしはいいから……。お前が気持ちいいように……」

 

 それにしても、こいつはとことん、女に尽くすことにしか興味がないのか──?

 こいつにしたって、自分が気持ちよくなることを蔑ろにして、アスカばかり絶頂をさせて、なにが愉しいのか──?

 もっと、自分勝手なセックスはしないのか──?

 どうして、こんなに尽くそうとするのか……?

 

「心配ないよ、ラザ。あんたが気持ちよさそうによがるのを見るのが愉しいからね……。さあ、時間はたっぷりあるし、続けようか」

 

「ま、まだ続けるのかい──」

 

 アスカは思わず言った。

 すると、ロウが噴き出す。

 

「なに言ってんだ。ここで終わってどうするのさ」

 

 ロウが笑いながら言う。

 それではっとした。

 考えてみれば、アスカがロウに抱いてもらっているのは、こいつに精を放ってもらって、淫魔師の刻みをしてもらい、それによってパリスの呪いを解呪してもらうためなのだと思いだした。

 つまりは、この男の言う通りに、ロウが精を放たない状態では、まだ始まってもいないというのが正しい。

 そもそも、こいつは驚くことに、まだ一回も精すら放っていない。

 

「はあ、はあ……、だ、だったら、早く終わらせておくれよ──。か、身体がばらばらになっちまう──。頼むから、お前が愉しんでおくれよ」

 

 本気で言った。

 なにが面白のか、ロウが声を出して笑う。

 

「なら、もう一度、座ったまま結ぼうよ。俺はこの体位が一番好きなんだ。あんたとぴったりとくっつけるしね。もっと一緒に愉しもう」

 

「わ、わたしはいいんだよ──。お前が愉しむんだよ」

 

 アスカは抗議した。

 

「愉しんでいるよ。あんたのような美女と好きなように身体を重ね合っているんだ。これが愉しくないなんてことないさ」

 

 ロウが頬を綻ばせた。

 まるで、心の底からそう思っているかのような、屈託のない笑顔だ。

 アスカは苦笑した。

 

「や、やな、奴だよ……。お前は……」

 

「やな奴?」

 

 ロウが首を小さく傾げた。

 

「わ、わたしは……お前を……殺そうと……したこともあるし……。自分勝手な都合で……お、お前の世界を捨てさせて召喚した……悪女……だ。それを……嬉しいとか……」

 

「嬉しいさ。ラザは美人だしね」

 

 ロウは微笑んだままだ。

 アスカはなんだか、得体の知れないふんわりしたものに包まれているような錯覚を覚えた。

 

「……まあいい……。と、とにかく、性奴隷にでも、なんにでもしておくれ……。お、お前には降参さ……」

 

 アスカは心の底からそう思った。

 よくわからないが、こいつの包容力には絶対にかなわない。

 そんな気持ちだ。

 なんとなくだが、エリカやノルズやガドニエルといった女傑たちが、こぞってロウに夢中になってしまうのがわかる気がした。

 こいつの素晴らしいところは、性技が上手なことではない。

 ロウとの性交で感じるのは、こいつに支えられ、優しくされ、そして、包まれているという幸福感だ。

 

 なんともいえない安心感……。

 それが、ロウとの性交だ。

 

 それは、およそ、アスカのこれまでの人生では、一片たりとも得ることができなかったことであり、ロウであれば、裏切られても、まあいいやと思えるような不思議な信頼感に染まっていく。

 

 だから、まあいい……。

 いいんだ……。

 こいつの奴隷というのも……悪くないかも……。

 

「まあ、性奴隷の刻みをしないと解呪できないからするけど、悪いことばかりじゃないよ。おそらく、あんたの魔道力は跳ねあがると思う。ガドも十日足らずのあいだやり続けてたら、あっさり限界突破しっちゃったしね。ラザなら、それ以上になる。請け負うよ」

 

 えっ……?

 なにを言ってるのだ?

 

「ま、魔道力があがる? ちょ、ちょっと待ちな──。もしかして、ガドニエルの魔道力が怖ろしいほどに向上していたのは……」

 

「うん──。俺の淫魔力の影響だね。俺の淫魔力にはそういう効果があってね。ガドだけじゃなく、エリカや、ほかのみんなの能力も、このところ凄いことになっている。嘘じゃなくて、身体を重ねれば重ねるほど、みんな能力があがるんだ。ちょっと怖いくらいさ」

 

 ロウが笑った。

 だが、アスカは唖然とした。

 淫魔師に支配されると、能力があがる──?

 そんな話は聞いたことがないし、信じられないが、腑に落ちることはある。

 

 パリスと対峙したとき、スクルドとやらの魔力も足していたとはいえ、ガドニエルの魔道力は、アスカを遥かに圧倒するほどであり、なぜそんなにガドニエルが魔道力があがっているのかが不思議だったのだ。

 無論、アスカとガドニエルは、百年も会ってはおらず、そのあいだに、なんらかのことで急成長したということもあり得るかもしれないが、あのときのガドニエルの魔道力があったなら、なぜ、パリスの一派によって、呆気なく魔物化の魔道をかけられてしまったのかが、逆にわからなかった。

 

 パリスは、アスカに命じて作らせたガドニエル用の魔道封じ護符を使って、ガドニエルを陥れたはずだが、そもそもアスカとガドニエルの魔道力に大きな差があったなら、アスカの作った魔道封じの護符など、効果があるわけがなかったと思う。

 しなしながら、あのとき、ガドニエルは、パリスやアスカの魔道力では太刀打ちできないほどの魔道力を確かに保持しており、アスカの力を軽く凌駕していた。

 だから、アスカの護符がガドニエルの魔道を封じられたはずがないはずだった。

 原則として、魔道の力が高い者には、低い側から強力な魔道をかけることができない。

 これが魔道法則だ。

 ところが、事実として、アスカの護符を得たパリスの一派は、ガドニエルを無力化して、魔物に変えて放逐した。

 

「ほ、本当に、本当にいまのは本当なのか──? お前に支配されると、女の能力があがるというのが……?」

 

「女側だけじゃないよ。俺にも影響がある。あんたのような強い女を支配すると、俺の能力も跳ねあがる。俺の能力があがることで、女側の能力もさらにあがる。淫魔力というのは相互依存なんだよ」

 

 ロウはあっけらかんと言った。

 アスカは呆然としてしまった。

 

「さあ、そんなことより、セックスだ。もっと愉しもうよ、ラザ」

 

 ロウがアスカを抱え直して、再び自分の膝の上に乗せあげようとしてくる。

 

「わ、わかったから──」

 

 もう、どうにでもなれ──。

 アスカは、胡坐に座っているロウの上に跨り、再び膣をロウの怒張に埋めていった。

 

「くうっ、ううっ、くううう──」

 

 だが、まだ最奥まで届かないうちに、アスカは声をあげて悶えさせられた。

 ロウの怒張の先がアスカの股間に内側の気持ちのいい場所を擦りあがって、泣くような快感がまたもや迫りあげられたのだ。

 

「はあ、あああっ、はああああっ」

 

 そして、腰を下から持ちあげられて律動を開始される。

 もう、なにもかもわからなくなる。

 こいつの性交は、ひと擦り、ひと擦りが気持ちよすぎる。

 アスカは背中を弓なりにした。

 すると、ロウがアスカの肩をしっかりと抱いて、さらに自分に引きつけようとする。

 気がつくとアスカは、ロウの動きに合わせるようにして、腰を上下させていた。

 やがて、ぴったりと身体が一致する。

 その瞬間、アスカとロウは、申し合わせたように、唇と唇を重ね合わせた。

 

「あ、ああっ、ま、また、い、いきそう……。た、頼むから──」

 

 アスカはロウから唇を離すと、ロウの激しい抱擁に上ずった声を張りあげた。

 ふたりの腰の動きは完全に一致している。

 ロウがアスカの背中側の手首を掴むと、ぐっと自分側に引き寄せる。

 

「だ、だったら、俺の願いをきいてくれよ、ラザ──」

 

 ロウが腰を動かしながら、上ずった声をあげた。

 

「な、なんでも、き、きく──。はっ、はっ、はああっ」

 

「お、俺を、あ、愛してくれ──」

 

「あ、愛しているよ──、もう――」

 

 もう、なにがなんだかわからなかった。

 とにかく、ロウを愛すると口にした瞬間、なにかが心で弾けた気がした。

 身体の底から悦びが噴きあがる。

 全身が恍惚感に包まれる。

 

 愛している……のか……?

 自分は……この……男を……。

 

「ラ、ラザ……い、いや……ア、アスカ、あ、あんたに、感謝、してる──。この、世界に、連れてきてくれて──」

 

「ば、ばかな……」

 

「ほ、本当──だ、よ──」

 

 ロウがアスカの尻穴を再び愛撫を始めた。

 アスカは電撃のような快感に貫かれて、ロウの腰の上で全身をがくがくと震わせた。

 脂汗を流しながら、背中を限界まで弓なりにする。

 

「こ、これからの……一生……お、お前に……つ、尽くす……。罪……ほろぼしに……あああ、また、また、いぐううううっ」

 

 アスカは絶叫した。

 すると、ロウがアスカの腰を持って上下に動かしながら、くすくすと笑った。

 

「罪なんてない……。感謝しているさ……。たっぷりと受け入れてくれ……」

 

 ロウがこれでもかというほどに、アスカを抱き締めてくる。

 股間の中のロウの一物がさらに膨らむのを感じた。

 

「あっ、あああっ」

 

 アスカは感激で声をあげていた。

 自分の絶頂に併せてロウが精を放とうとしてくれているのがわかったのだ。

 アスカは、名状のできない幸福感に包まれながら、身体の底から快感を爆発させた。

 

「き、きてえ、きておくれ──。お、お前の精が欲しいよおお」

 

「ああ、いくよ、アスカ──。一緒だ──」

 

「ああ、一緒だ──。あああっ、一緒にいいいっ」

 

「一緒だ──」

 

 ロウの精が子宮に注がれるのがわかった。

 アスカは、ロウに力いっぱいに抱き締められながら、すっと気が遠くなり、そのままロウの肩に額を押し当てて、意識が消えていくのに任せた。

 視界が真っ白になり、なにかがぱんと音をたてて外に飛び出したような気がした……。

 一方で子宮にはロウの精が注がれ続けている。

 

 どうでもいいけど、長い……。

 なんという射精の長さ……。

 

 そして、熱い……。

 

 とても、熱くて……あったかくて……。

 

 アスカは飛翔していた……。

 

 とても、とても、気持ちがよかった……。

 

 生まれて初めてかもしれない、真の心の愉悦をいま味わっていた。

 

 本当に気持ちいい……。

 

「ラザ、気絶したら罰だそ……」

 

 こいつが耳元でささやいた気がした。

 

 しかし、そんなことどうでもいいと思った。

 

 好きなようにしてくれ……。

 

 包まれる……。

 

 吸い込まれる……。

 

 気持ちがいい……。

 

 本当に、本当に気持ちがいい……。

 

 アスカは、最高の幸せに包まれていった……。







 *


【アスカのステータス(支配後)、〈“↑”は数値の上昇、または新規のもの〉、“↓”は数値の下降】

 “アスカ(ラザニエル=ナタル)
   エルフ族王家嫡女
  エルフ族、女
  年齢:***歳
  ジョブ
   魔女(使徒)↑
   魔道遣い(レベル99→150:限界突破)↑
   召喚師(凍結)
   戦士(レベル5)
  生命力:30→200↑
  攻撃力:50
  魔道力:8000→15000↑
  経験人数
   男***、女***
  淫乱レベル:S
  快感値:100(通常)↓
  特殊能力
   逆行:未覚醒↑
  状態
   一郎の性奴隷↑
   淫魔師の恩恵↑
   魔瘴石(除去)↓
   パリスの魂(除去)↓
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