【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
(凡例:初登場時(84)→最初の支配(95)→今回の支配)
“ノルズ
人間族、女
年齢:26歳
ジョブ
魔道遣い(レベル15→40→50)
魔獣遣い(レベル40→60→70)
戦士(レベル20→20→30)
アサシン(レベル5→5→5)
生命力:50→50→200↑
攻撃力:
200→200→300(素手)
450→450→800(暗器)
魔道力:200→800→900↑
経験人数
男1、女4
淫乱レベル:B→B→A↑
快感値:300→300→150(通常)↓
状態
一郎の性奴隷↑
淫魔師の恩恵↑”
*
「どうして、驚く? だって、ノルズはそのタリオ大公のアーサーの間者なんだろう? タリオ大公であるあいつに、水晶宮の情報を送ったのはノルズに違いない。だから、タリオ公国は、まだ存在も公になっていないラザに目をつけてきた。そうなんだろう?」
一郎はくすくすと笑った。
ノルズの眼が驚愕で大きく見開かれた。
だが、その表情は、一郎の当て推量が正しいことをはっきりと物語っていた。
やっぱり、そうか……。
一郎は溜息をついた。
「う、裏切ったつもりはありません。いま、言おうと思っていました──」
ノルズが必死の口調で言った。
今度は、一郎の方がびっくりした。
誰も、ノルズが裏切ったなどと思っていない。
ノルズがそんな発想をすることすら驚きだ。
「き、聞いてください──。タリオ大公のアーサーの間諜として、身を売ったのは……」
ノルズが目に見えて動揺しているのがわかった。
一郎は、ノルズの腰を軽く持ち上げて、ずっと挿入しっ放しの男根をノルズの股間からぎりぎりまで抜くようにすると、一転、勢いよく腰を押し下げるようにして、一気にノルズの膣に貫くように怒張を突きあげた。
もちろん、しっかりとノルズの膣の中の一番赤いもやの部分を亀頭の尖端で押し削るように添わせる。
しかも、子宮の手前にある快感のつぼみたいな場所に、しっかりと先端をぶつけた。
すでに何度も達しているノルズが、これでいかないわけがない。
「はにゃあああ」
ノルズが可愛らしい悲鳴とともに、顎を突き出すようにした。
そのまま、全身を痙攣するように震わせて硬直させる。
ノルズが達したのは明らかだ。
「落ち着きなよ……。なにも、ノルズが裏切ったなんて、これっぽちも思ってないよ。それよりも、俺を守るために、アスカ……いや、ラザニエルの奴隷になることも受け入れ、さらに、タリオ公国にまで取り入るような危険なことをさせたんだな……。それを心配しているだけさ」
一郎は、いまだに絶頂の余韻に喘いでいるノルズを抱き締めて、耳元でささやいた。
ノルズの乳房がぎゅっと一郎の胸にくっつく。
誰のものもそうだが、この柔らかさが気持ちいい。
とにかく、これまでずっとノルズの快感のせりあがりに合わせるようにして優しく導いたのが、今度は一転して、たったの一撃で絶頂にまで快感を抉るような激しい抱き方だ。
ノルズは、すでに目を朦朧をさせている。
「は、はい……。はあ、はあ、はあ……」
ノルズが返事をするのも、必死の様子で頷いた。
もっとも、一郎の言葉が耳に入ったかどうかはわからない。
一郎は、もう一度ノルズをしっかりと抱き締め直した。
ノルズの心が落ち着くのを少し待つ。
「あ、あたしは……ロ、ロウ様の……不利になるようなことは……絶対に……」
「わかってるって……。わかっているんだ。何度も繰り返すけど、俺は、ただ心配しているだけだ」
一郎はしっかりとノルズの裸体を自分に引き寄せながら言った。
ノルズがタリオ公国の間諜なのだろうというのは、タリオ公国に、ラザニエルの存在の情報が流れたことを悟ったことからの当てずっぽうだが、考えてみれば当然の推理だ。
アスカによれば、ノルズは組織的に動く諜報員のようなものを大勢使っていたということだったし、かなりに広範囲な情報網を握っている気配だったという。
しかし、ノルズが一郎たちのところから逃亡した後、ノルズはパリスから離れて、逆に敵対するように動いたのだから、それまでに使っていた組織を使えるわけがない。
だが、実際には、すぐにノルズは、新しい別の諜報組織を使い出して、パリスたちを追い詰めた。
その組織力を使って、アスカ城からアスカを連れ出し、さらにアスカを追う、パリスたちの手の者を出し抜いた。
なら、どうしたか……?
簡単だ。
ノルズは、宗主家であるローム皇帝家を滅ぼして、王として独立したいタリオ公国に、皇帝家の陰謀を密告して取り入り、皇帝家の陰謀を明らかにして皇帝家糾弾の大義名分を与えることを見返りに、自らも間諜として加わったのだ。
それにより、新しい組織を手に入れ、その力を使ってパリスを追い詰めたのだ。
ノルズは、パリスの魔族の力を封じるために、自分の血に「魔族封じの毒」を混ぜていたようだが、それもタリオから手に入れたのだと思う。
しかしながら、ノルズのステータスには、タリオの間者であることを示すものがなかった。
なぜか?
つまりは、ノルズは最初からタリオを裏切っていて、実際にはタリオの間者として動いてないからだ。
だから、ステータスだけでは確信がなかったので、一郎はかまをかけたというわけだ。
いずれにしても、最初から裏切るつもりでタリオの組織に接近するなど、なぜ、そんな危険なことをしたのか……?
そんなことは、わかっている……。
それは一郎のためだ。
しかし、危険すぎるだろう。
「……それで、ナタル森林……、つまり、水晶宮に残ることは、タリオ大公のアーサーの指示でもあるんだな?」
おそらく、そうだろう。
ラザニエルを助けたいというのは、嘘ではないたろうが、タリオ王国からの指示でもあるのだと思う。
その理由も、さっきのノルズの言葉から明白だ。
アーサーは、ガドニエルかラザニエルを自分の女としたいのだ。
あいつは、そういう価値観の持ち主であり、自分に相応しいと考える超一流の女を妻として集めたがっていた。
そのために、ノルズに情報を集めさせるつもりなのだと思う。
しかも、タリオ王のアーサーなら、水晶宮がさらに困った状況になるような工作をして追い込み、それをなに喰わぬ振りをして助ける代償に、ガドニエルやラザニエルことアスカとの政略結婚などということを持ち出すかもしれない。
あのふたりが、アーサーになびくのも、屈するのも想像すら困難だが、どうにも面倒だ。
「そ、そうです……。直接、大公から指示が与えられるほどの立場ではありませんが、水晶宮に残って新しい命令を待つように指示を受けました。ラザニエルに目をつけているのは聞いていませんでした。で、でも、もしかしたら、ロウ様の敵になるかもしれないという予感がしたんです……」
ノルズが必死の表情になり、かなり早口になって捲したてる。かなり、興奮しているのを感じた。
「ノルズ、待てよ……」
「い、いえ、聞いてください――。だったら、どうか、このまま、タリオの犬のままでいさせてください……。万が一、ロウ様に影響を与えるような工作をするようなら、情報を流します……。どうか……」
「それは危険だろう」
一郎は声をあげた。
ノルズと一郎の懸念は一致している。
しかし、ノルズばかりに……。
つまりは、ノルズはこのままタリオの諜報員でありながら、一郎のために動く「二重間者」のようなことをやろうと言っているのだ。
だが、万が一、ノルズが一郎と仲がいいことが発覚すれば、逆にノルズは処分される。
ノルズが主張するとおり、あのアーサーが一郎とガドニエルのことで対立するか、あるいは、邪魔だと思うようになればなおさらだ。
そして、おそらく、かなり早い段階で、一郎はアーサーと本格的に敵対する関係になりそうな気がする。
そうなると、むしろ、ノルズの立場は危険すぎる。
「ど、どうか、あ、あたしを、便利な、道具として、お使いを……。あ、あの男は、多分、ロウ様を脅威に、思って、います……。あいつは、間違いなく、ロウ様に、敵意を、抱いている。なにしろ、すでにロウ様は、あいつが、手に入れたいと、ゆ、夢見て、い、いるものを、すでに、お持ちですから……」
ノルズが笑った。
しかし、そのノルズの心の緊張が、淫魔術の能力を通して伝わってきた。
何気無い口調を装っているが、このままタリオの間諜を続けると主張するノルズには、頑なまでの覚悟がある。
おそらく、一郎のためなら、死をも厭わぬ──。
そんな覚悟だ。
それが気に入らなかった。
一郎は、ノルズの脇腹をくすぐったさと気持ちよさのちょうど中間くらいになる刺激を与えるように、指ですっとなぞった。
「はんっ」
ノルズが溜息を噛み殺すような声を出す。
すぐに、さっき撫ぜた場所を今度は、快感側が強まる程度に、圧力を増して撫ぜる。
その指をすっと腰に向かって滑り動かす。
「うううっ、はああっ」
堪らずノルズが背をのけ反らせた。
一郎によるノルズの眠っている性感帯を掘り起こすような愛撫である。
感じないわけがない。
「声を出すのを我慢するんだ」
一郎は言った。
「は、はいっ」
ノルズが必死の様子で歯を噛みしめるのがわかる。
我慢すればするほど、一郎が与える快感がノルズの中で膨れあがるはずだ。
さっき、擦った側とは反対の脇腹を指で刺激する。
「んんんっ」
ノルズが上体を捻りながら、懸命に唇を噛んだ。
拘束をしている両腕の下側に指を移動させると、背中の筋を尻たぶの割れ目まで、すっと動かす。
「はうううっ」
ノルズが泣くような悲鳴をあげて、身体を伸びあがらせた。
挿入しっ放しの股間が、その動きで一郎の怒張からの強い刺激を与えられたのだろう。
ノルズはさらに甘い悲鳴をあげ、全身を震わせた。
「俺が持っているものというのは、ガドのこと?」
一郎はいったん愛撫をやめる。
すでにノルズは追い詰められて、かなり息を荒くしている。
「そ、それと……ラ、ラザニエルも……。突然に現れた……ガドニエル様の姉君……。も、もちろん、あたしは、ラザニエルが……アスカ城の魔女だったことは報告してません……。い、いずれにしても、ア、アーサーにとっては、十分な蒐集の対象です……。それだけでなく、先ほどの話なら、多分、イザベラ王太女だって……」
「ガドに、ラザに、イザベラか……」
一郎は不愉快さを隠しきれずに、むっとした声をあげてしまった。
あいつこそ、なんで一郎の女にばかり食指を伸ばす。
アーサーの野望など興味ないが、一郎のものと決まっている彼女たちを狙われるのは愉快ではない。
「……まあ、俺と同じで好色な男というわけなんだな……」
ぽつりとつぶやいた。
だが、一郎の上に乗っているノルズが小さく首を振る。
「た、ただの蒐集家です……。ロ、ロウ様のように……女を愛するということは……しません……。あいつは、一流の女を……自分のものにしているという……箔が欲しいだけ……。自分を……英雄視して……クロノスだと……自称を……。だから、本物のクロノスである……ロウ様に……必ず、嫉妬を……」
「嫉妬ねえ……」
一郎は首を竦めた。
面倒なことにならなければいいがなと思った。
前回、アンやイザベラに手を出そうとしたとき、思い切り挑発をしてやったことは事実だ。
しかし、ノルズの言う通り、根に持って仕返しをしそうな嫉妬深いしつこさは感じた。
だからこそ、アーサーの矢面になって、タリオ公国の申し出を拒もうとしたアネルザの代わりに、わざとアーサーが一郎に着目するように仕向けたのだった。
それがあるから、ノルズは一郎のために、タリオの間者のままでいようとしているのだと思う。
ガドニエルとラザニエルが、一郎の女になったのは、早晩、公然の秘密として、世間に情報が漏れるだろう。
アーサーが自分の公妃として、ふたりのどちらかを狙うなら、絶対に逆恨みする気がする。
だから、ノルズは間者として、タリオ側に残るというのか……。
「ど、どうか……、あ、あたしを利用して……」
ノルズは言った。
一郎は少し思考してから、頷いた。
「わかった……。ありがとう……。だが、条件がある。……というよりは無理矢理にそうする。ノルズを淫魔術で完全支配する。俺の女としてね……」
決めた。
おそらく、一郎が禁止しても、ノルズはそうやって自分を追い込み、一郎に尽そうとするのだろう。
それがノルズという女なのだ。
「は、はい──。も、もちろんです──。あ、あたしは、ロウ様の性奴隷です──」
ノルズがぱっと顔を輝かせる。
一郎は、淫魔術による縄掛けで拘束しているノルズの身体を再び押し倒し、律動を再開した。
「はあああっ、ああああっ」
長く挿入したままじっとしていたので、ノルズは焦燥感に身体の感覚がなくなるような心地だったはずだ。
そこに快感を爆発させるのだ。
ノルズはあっという間に、絶頂まで昇りあがった。
「ああっ、い、いきます──。いぐううっ」
声を引きつらせて、ノルズが夢中の仕草で打ち込まれる怒張に、自らの腰を突きあげた。
そこを焦らすように、すっと腰を浮かべる。
「ああっ、そんなああ」
ノルズが残念そうな声をあげる。
そして、しばらく刺激を中断してから、再び律動をして、絶頂寸前まで昇らせ、そこで刺激を中断する。
ノルズは悲鳴をあげた。
同じことを五回した。
ノルズは半狂乱になった。
「お、お願いです──。もう……」
ノルズが半泣きになる。
一郎だけに見せるノルズの被虐の顔だ。
妖艶で逞しく、そして、どこまでも一郎に尽くしてくれる可愛い女──。
一郎のために命をかけながら、それを伝えることさえせずに、頑張り続けた女──。
彼女もまた、一郎には勿体なさすぎる女傑だ。
「いくぞ」
一郎は全身の欲情という欲情をぶつけるように、男根をノルズの体内に打ち込む。
ノルズが拘束された身体をのけ反らせて悲鳴を放つ。
獣の咆哮のような嬌声だ。
焦らし責めの末に与えられた絶頂の快感がそれだけ凄まじかったのがわかる。
一郎はそのノルズに、どくどくと熱い精を放った。
そこに、最大の淫魔力を込める。
「あはああああっ」
ノルズの身体が震え続ける。
痙攣がかなりの長い時間に及んだ。
本来であれば、あり得ない絶頂感の継続だ。
ノルズはほとんど白目を剥いている。
「ノルズ、絶対命令をお前に与える。今後、俺に逆らうことを許さない。そして、自分の命を犠牲にしてに尽くすことを禁じる。危なくなったら、俺のところに逃げるんだ。俺は命を賭けて、お前を守ってやる。ノルズが俺にしてくれたように──」
一郎は身体をぴんと伸びあがらせて、悲鳴をあげているノルズにその言葉を叩きつけた。
耳には入っていないかもしれないが、淫魔力を通じて、いまの言葉をノルズの心に刻んだ。
絶対に逆らうことのできない命令として、それはノルズの心を拘束するはずだ。
また、ノルズほどの女なら、危険を察知する能力は高いはずだ。
命の危険を認識すると、ノルズに刻まれた一郎の暗示が効果を発揮して、ノルズに回避行動を無意識にとらせる。そして、一郎のところに戻るだろう。
やがて、ノルズの身体が、糸の切れた人形のように、がくりと脱力した。
気を失ったのだ。
意識を失って動かなくなったノルズから、一郎はやっと男根を抜いた。
まるで、小尿のような大量の一郎の精がどっぷりとノルズの股間から流れ出た。
「ありがとう、ノルズ……」
一郎は意識を失っているノルズの裸身を抱えると、淫魔術による拘束を消滅させ、心いっぱいの気持ちを込めた口づけをノルズに行った。
「ありがとうございます、ご主人様……」
一郎がノルズを寝台に横たわらせて離れると、後ろから声をかけられた。
スクルドだ。
途中から魔道で姿を消して隠れていたのだ。
もちろん、一郎は承知していたし、気がついてもいた。
一郎の女である限り、一郎に気づかれずに、どこかに忍ぶのは不可能だ。
「感謝されることはないさ」
「それでも感謝します。ノルズは友達なんです。大切な……」
「そうか……」
一郎は、亜空間から服を身につけ始める。
スクルドがすぐに手伝おうとするが、一郎はそれを制した。
ちょっと名残惜しそうな素振りをしたものの、スクルドはすぐに意を決したように、自分の服を脱ぎ始める。
一郎は苦笑した。
「本当にするのか?」
一郎は笑った。
すると、すでにほぼ半裸になっているスクルドが満面の笑みを一郎に向ける。
「もちろんです。わたしたちは友達ですから――。だから、いつかのことは、きっちりと仕返しをして、あとを残さないようにするんです。わたしはノルズを許すとは言いましたが、なにもしないとは言ってませんし」
スクルドは元気よく言った。
「そうか……」
一郎は苦笑をしつつ、事前の取り決めに従い、気を失っている全裸のノルズを大の字に変えると、四肢の手首、足首を粘性体で寝台の四隅に繋ぎ、さらに粘性体を革枷と鎖に変化させる。
これで、いかにノルズと言えども、拘束から逃げるのは不可能だ。
なにしろ、一郎の術による拘束なのだ。
ちらりと、ノルズを見る。
大股開きの股は、熟れた実のように真っ赤になっているとともに、受けたばかりの一郎の精がどろりと零れている。
ものすごく、扇情的な姿だ。
「さあ、準備です。ノルズはきっと泣きますね」
スクルドは、一郎が以前にスクルドに作らせたこの世界版の「電気あんま」を取り出すと、ノルズの股間に先をぎゅっと押し当てて、さらに外せないように縄で固定していく。
そんなことをされても、目を覚まさないのだから、余程に疲労困憊になったのだと思う。
この状況から、スクルドの責めを受けるのだ。
さすがのノルズも、確かに泣くかもしれない。
「まあ、お手やわらかにな」
一郎は手を振って、部屋を出ていく。
スクルドの「はい」という明るい返事とともに、ぶーんというけっこう大きめの「電気あんま」の作動音が耳に入ってくる。
電気じゃなくて、魔石の破片を使っているから、名付けるなら「魔石あんま」かもしれないが……。
「えっ、えっ、ええっ? ひやっ、ひやあああっ、な、なんだ? ス、スクルド? えええっ、ひあああああ」
まだ、閉じられていない扉から、ノルズの悲鳴が廊下に鳴り響いてくる。
「ふふふ、ロウご主人様のお考えになった責め具よ。問題ないわ……。さあ、愉しみましょう」
一郎は完全に扉を締め切る前に、最後にちらりと室内に視線を向けた。
特に、一郎が考えたわけではないが、一郎の頭の中にあるものをスクルドに魔道具として作らせたものなので、スクルドとしては一郎の発案のように思っているのだ。
訂正するのも面倒だし、そのままにしている。
そして、寝台の上では、縛られた筋肉質のノルズに乗り掛かった巨乳のスクルドが、淫具で拘束されたノルズの股間をいたぶりつつ、さらに小瓶をノルズの口に突っ込んでいた。
「これを飲んでね、ノルズ。身体を敏感にする媚薬よ。全身の肌がすぐに活性化して、とてもくすぐったくなるわ。そしたら、刷毛でなぞってあげるわね」
スクルドがにこにこしながら言った。
ノルズは驚愕に眼を見開いて、それでも口に入れられている薬液をどうすることもできずに、飲み下している。
また、股間の淫具のために、強引に快感を競りあげられて、鼻息を荒くしながら、がくがくと身体を痙攣させだした。
一郎は、にんまりと微笑むと、ばたんと扉を閉じて、部屋を後にした。
(第43話『クロノスの愛―純情毒婦』終わり)