【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
一郎視点です。
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540 女王様への罰
「なにをしている──。やめんか──」
室内の惨状を目の当たりにして、一郎は力の限り叫んだ。
もっとも、半分は演技だ。
だが、残りの半分は本物の怒りには間違いない。
エリカが私室に飛び込んできて、一郎の性の相手を増やそうとして、ブルイネン隊の将兵に頼もうとしたら、ガドニエルたちが絡んできて大変なことになったから、とにかく来てくれと、“とにかく”を連発してやってきたとき、大体のことは想像がついていた。
おそらく、集めた女たちを改めて調教しようとして、騒ぎを起こしているに違いなかった。
そして、エリカとともに女たちが集められている場所にやってきたら、案の定、その通りだった。
一郎が目にした光景は、ガドニエル、アスカ、ノルズがブルイネン隊の将兵を素っ裸にして、屈辱的な調教をしている状況であり、それをブルイネンとシャングリアが途方に暮れた様子で傍観しているというものだった。
とにかく、叱らなければ──。
考えたのはそこのことだ。
一郎ごときが、彼女たちのような女傑に対して、怒るとか叱るとかおこがましいとは思うが、ガドニエル、アスカ、ノルズが一郎に対する好意でこれをしているのは理解している。
だからこそ、叱るのは一郎の役目だと思った。
こんなことは、一郎の本意ではないということを徹底的に叩き込んでおかなければ、一郎に対して過保護なほどに愛情を示したがる彼女たちは、いつか同じことを繰り返すに違いなかった。
「ロウ様?」
将兵たちの前にいて、実際に調教行為を実施していたノルズが狼狽えた声をあげた。
一郎は、ノルズを睨みつけた。
「やかましい──。俺は怒っているんだ。お前のことも後だ。許可なく口を開くな。そこでじっと立っていろ。ぴくりとも動くな──。命令だ、ノルズ──」
ノルズに厳しく怒鳴る。
これにより、室内がぴんと張りつめたような緊張が走る。
ノルズは自らやったというよりは、ガドニエルの頼まれ、アスカにけしかけられて、「鬼軍曹役」を引き受けたに違いないが、可哀想だがノルズにはけじめをつけてもらう。
さもなければ、実際に屈辱的な扱いを受けた女たちが気が済まないだろう。
すでに、この瞬間に、一郎はエリカが集めたブルイネン隊の将校たちを一郎の女にすると決めていた。
ガドニエル、アスカといった女王クラスの女を性奴隷としての支配下に置いたうえに、一郎の「淫魔の恩恵」という能力によりふたりの魔道遣いレベルを限界突破させた影響だと思うが、またまた一郎の淫魔師としてのレベルが跳ねあがっている。
この世界において、淫魔師レベルというのがどういう影響であがるのは、いまだに理解していないが、能力の高い女たちを支配下に置くたびに、あがっていくという仕組みについては、漠然とだが理解してきた。
今回の場合は、「限界突破」という人族が求め得る能力を超えてしまった女をふたりも支配に置いたことになったので、レベルも二段階であがったということのようだ。
そして、これにより、体内に溜め込むことのできる「淫気」が怖ろしく大きくなった。
溜めている淫気の絶対量に変化はないのだから、問題ないといえば問題ないのだが、容量が大きくなった分、淫気に対する飢餓感が発生している。
つまりは、一郎の好色の度合いがあがってしまったのだ。
淫気を集めるには、女たちを抱き、あるいは、女たちをいい気持ちにさせて、そこから発生する淫気を取り込むしかないのだが、やはり、いままで通りの一郎の女たちだけというのでは量的な限界もある。
ついつい責め過ぎてしまい、交合のたびに、女たちが半日近くもぐったりと倒れてしまうという状況が続いていた。
どうしたらいいかと思っていたが、エリカは気を回して、単純に抱く女たちを集めようとしてくれたようだ。
今回のこともきっかけだ。
彼女たちに施した「治療」を通じて、彼女たちが一郎に好意を持ってくれているのは、さすがに気がついていた。だから、集めた女たちの中で、どうしても拒否するという者以外は、そのまま一郎の女にする──。
そう決めた。
だからこそ、遺恨を残してはならないのだ。
一郎の女ということにおいては、一郎は上下の関係を作るつもりはない。
全員が同じであり、全員が大切な女性たちだ。
「ロ、ロウ──。ちょっと待っておくれ。わたしだよ。わたしがけしかけたんだ。とにかく、みんなの前では……」
アスカが取りなす口調でなだめにやって来た。
一郎は一蹴した。
アスカが気にしているのは、ナタルの森の女王であるガドニエルを公然と一郎が罵倒することによる権威の失墜という影響だろう。
だが、一郎はすでに、ここにいる女たちを自分の女にすると決めているので、淫魔術を使えば、この部屋のことが外に漏れることはない。ある程度の操りはできるのだ。
それに、逆に一郎の女にするなら、ガドニエルと一郎の関係をしっかりと説明する必要もある。
これが一郎のやり方だ。
一郎は、やはりとりなそうとするエリカも退け、ガドニエルの前にやってくると、思い切り罵倒した。
どうにも、この女王様は思い込みが激しすぎて、広い視野で物事を見ようとしない。
一郎に対していちずすぎるのだ。
女としては可愛いが、女王としては困るだろう。
一郎は激しい言葉でガドニエルを糾弾した。
まあ、この場を収める生贄のようなものだ。
この場の誰よりも権威のあるガドニエルが口汚く罵られることで、多少はノルズが痛めつけた女たちの溜飲もさがるだろう。
また、一郎はガドニエルを叱っている最中において、女たちに施していた淫魔術を開放していた。
一郎は一度でも性交をすれば、大なり小なり相手の女を支配下に置いてしまう。
だが、それは女たちの心の自由も奪うという行為にもなる。
従って、裂け谷の館における地獄のような仕打ちで頭を狂わせてしまった女たちを治療し、後遺症もないように処置するために、いったんは淫魔術を刻んだが、その後は支配を封印してしまっていた。
完全に消滅させることはできなかったので、封印することによって、心の支配をしないようにしたのだ。
だから、実際には女たちの感情も読もうと思えば読めるし、身体に性的興奮を発生させるような影響も与えることも可能だ。
改めて淫魔術で覗くと、女たちの全員が一郎に対して好意以上の感情を淫魔術抜きで抱いているのを確認した。
それで淫魔術による支配を完全に復活させた。
あとは儀式のようなものだ。
まずは、ガドニエル──。
「ガド、お前は視野が狭くて思い込みが強すぎる。人の上に立つ器じゃない。お前は支配される側の女だ。政務のことはアスカに託し、それ以外のことは、一切を俺に委ねろ。なにをするにも、俺の許可を取れ。食事にしろ、糞尿にしろ、なにをするのも俺の命令を仰げ」
一郎はガドニエルに話しかけた。
こっぴどく一郎に叱られ、一郎の女として相応しくないという言葉までぶつけたガドニエルが、一郎に捨てられるのではないかという恐怖で、さめざめと泣いていることには気がついていた。
もちろん、そのつもりなどない。
ガドニエルの短所は、ガドニエルの長所でもある。
これだけの権力も権威を持っているナタルの森の女王ともあろう者が、なにもかも忘れて、一郎のような一介の男に惚れることができるというのは、本当は彼女の素晴らしいところなのだ。
可愛いところだ。
「まずは全裸土下座だ。だが、謝るのは俺にじゃないぞ。みんなに謝るんだ。一緒に謝ってやるから、俺の雌犬……」
一郎はガドニエルに微笑みかけた。
その瞬間、ガドニエルがわっと号泣をし始めた。
「あ、ありがとうございます……。ありがとうございます……。ありがとうございます……。ガドは間違っていました。すべてのことについて、ロウ様……いえ、ご主人様に従います。ガドは雌犬です。馬鹿で、視野が狭くて、思い込みが激しくて、ご主人様を不愉快な思いをさせるどうしようもない駄犬です……。で、でも、嬉しいです……。ロウ様……、いえ、ご主人様の……雌犬と呼んでくれて、ありがとうございます──」
これでいい……。
ガドニエルはもともと女王になるような気質などない。
本当は男に仕え、可愛がられることが似合ういちずで素直な女なのだ。
そして、重度のマゾで……。
一郎はほくそ笑んだ。
ガドニエルは、一郎に冷酷に命令されたのが嬉しそうに、懸命に服を脱ぎだしている。
やがて、完全な素っ裸になったガドニエルは、一郎の前に土下座をした。
「首をあげろ……」
一郎はガドニエルに首に犬の首輪を嵌め、さらにリードをつける。
さらに、紙束を挟むような大きなクリップを取り出して、ガドニエルの両方の乳首に嵌めてやる。
「んぐううううっ」
ガドニエルが歯を喰いしばって激痛に耐える仕草をする。
だが、相当の痛みなのだろう。
ガドニエルの白い肌が真っ赤になり、脂汗が一斉に噴き出してきた。
「そのクリップを床から離さないようについて来い。ぐずぐずするな」
一郎はさらに冷酷な命令を与える。
痛みの走る乳首に装着したクリップを床に這わせて動くということは、尻を極端にあげるみっともない恰好になるというだけじゃなく、床にクリップが当たる振動で延々と乳首に痛みが響き渡るということだ。
しかし、ガドニエルは何度も一郎に首輪についたリードを引っ張られながら、必死になって這うようについてくる。
だが、面白いのはガドニエルの股間だ。
曝け出している股間からは、すでに欲情しているのが丸わかりであり、女陰は真っ赤に熟れて、だらだらと愛汁を垂れ流している。
大したマゾ女王様だ……。
手に短い乗馬鞭を出現させる。
一郎以外の誰も気がついていないと思うが、将兵たちに淫魔術の支配を復活させると同時に、仮想空間側に全員を連れ込んでいる。
広間の光景が全く変化ないので、アスカさえも気がついていないと思うが、すでに仮想空間だ。
一郎の淫魔術で瞬時に全員を仮想空間に連れ込み、現実側と隔離した。
この空間であれば、時間さえもほとんど経過しないようにすることも可能だ。
もっとも、連れ込めるのは、一郎の女限定だが……。
これから、この三十人の全員を抱くつもりだ。
仮想空間であれば、ほとんど実際の時間はかからない。
まあ、これから、この女たちを定期的に抱かせてもらうことになると思うが、抱くときには仮想空間を使用することになるだろう。
その代わり、「淫魔の恩恵」を最大限に施して、彼女たちの能力の向上を図ってもらう。
いずれにしても、仮想空間内であるので、乗馬鞭であろうと、淫具であろうと、一郎の想像の赴くままに、自由自在だ。
「ガド、全員に自分の頭を踏みつけるように頼め。ひとりでも拒めば、お前に対する調教は取りやめにする」
一郎は言った。
ガドニエルは衝撃を受けたように顔色を変え、部下たちに自分の頭を踏めと「命令」した。
一郎は嘆息したくなった。
まだ、わかってないのだ。
「まだ、わかっていないな、ガド──。それが謝る態度か──」
短鞭でガドニエル様のお尻を力いっぱいに叩く。
「ひぎいいっ──。も、もうしわけありません。み、皆さん、わ、わたしの頭をひとりひとり踏んでください。どうか、このとおりです。皆様、申し訳ありませんでした」
ガドニエルが必死の口調で言った。
それを目の当たりにしている将兵たちが顔をひきつらせたようになり動顛している。
彼女たちにとって、ガドニエルは天上人にも等しい最高権威者であり、雲の上のように尊い存在だ。
また、ガドニエルの美しさは、女神にもたとえられるくらいのものだ。
そのガドニエルが破廉恥な恰好で屈辱的に首輪をつけられ、なおかつ、それで欲情しているのだ。
女将兵たちは思考がついていっていないような様子だ。
ひとり目の女のところにやって来た。
ほかの女たちと同様に床にぺたんと座り込み、手で裸体を隠すようにしている。
魔眼で名を確認する。
「ドルアノア……。小隊長さんか……。さっき話しかけれくれたね」
一郎は声をかけた。
ガドニエルを罵倒しているとき、この女性が最初に一郎をとりなそうとした。一郎が淫魔術で心を平静にさせることで静かにしてもらったのだが、随分と気が強く、そして思慮深いところがある。
「ク、クロノス様、あ、あたしの名を……?」
「知っている。よく覚えている……」
「あ、ああ、感激です。ずっとお話をしたかったのです。ひと言でいいのでお礼をと……」
一郎は大きく頷いた。
本当は魔眼で読み取ったのだが、まあそれは隠してもいいか。
ドルアノアは、一郎が名を呼んだことに、非常に感激しているみたいだからだ。
「あ、あのう、ご、ごめんなさい、あなた……」
一方でガドニエルは、彼女の前で全裸土下座をした。
ガドニエルは、名前を覚えられなかったようだ。
まあ、それがガドニエルなのだろうし、普通のことだろう。ガドニエルにはかしずく者が多い。一介の親衛隊員程度の名を覚えてなどいられないと思う。
「俺たちの仲間になってくれるか、ドルアノア? どうにも、俺には多くの女が必要でね。力を貸してくれ」
一郎は言った。
ドルアノアの顔が真っ赤になった。
「そ、そんな仲間など畏れ多い……。も、もちろん、あたしでよければ悦んで……」
ドルアノアが激しく首を縦に振る。
一郎はガドニエルの首輪に繋がっているリードを握ったまま、ドルアノアの腕を掴んで引き寄せる。
「わっ」
ドルアノアが声をあげた。
しかし、そのときにはドルアノアの裸身は一郎の腕の中だ。
唇を奪う。
ドルアノアの身体が硬直し、緊張で身体を震えさせるのがわかった。
抱き締めている手で、軽く身体をさすりながら口の中を蹂躙する。なんでもない背中や腰だが、しっかりとドルアノアの裸身に浮かんでいる性感のもやをなぞっている。ドルアノアの身体が小さく悶えだし、それがだんだんと大きくなる。
また、一方で一郎はドルアノアの口の中のあらゆる性感帯を舌で刺激していく。
そして、唾液を注ぎ込む。
一郎の唾液には自由自在に媚薬効果を紛れ込ませることができる。
いまはドルアノアの身体中の快感を急激に活性化させる媚薬を唾液に混ぜた。
「んふうっ、はああっ」
一郎に身体を抱き締められているドルアノアの裸身から力が抜け、一郎にしだれかかるような感じになる。堪らなくなったのか、ドルアノアは一郎から口を離して、大きな悶え声をあげた。
「あ、ああ、ク、クロノス様……」
ドルアノアは一郎に縋りつくような恰好になる。
一郎は床にひれ伏しているガドニエルの前にドルアノアを誘導した。
「踏んでやれ、ドルアノア。遠慮をするな。それが必要なんだ。ガドは女王だが、それは表の世界の話だ。俺たちは仲間だ。俺たち仲間だけの世界では、君がガドの頭を踏むこともあれば、ガドが君の頭を踏むこともある」
一郎は足をガドニエルの頭の上に乗せる。
まだ革の靴をはいているが、かなりの力でぐりぐりと踏みにじってやる。
こういうものは加減をしてはならない。
そんなことをすれば、ガドニエルが我に返ってしまって、逆に物足りなささえ感じるものだ。
残酷に踏んでやることによって、屈辱心に身体は支配され、マゾの心が満足するのだ。
ガドニエルはそういう性癖の女だ。
「うっ……、ご、ご主人様……ありがとうございます……」
額を床に擦りつけながらガドニエルが苦痛の息を吐きながら言った。
横にいるドルアノアだけでなく、周りの女たちが息を飲むのがわかった。
同時に一郎にも、持ち前の嗜虐心がめらめらと沸いてくる。
もっとこの女王をいたぶりたくなるのだ。
「ガド、お前の頭を踏んで靴が汚れた。きれいにしろ」
ガドニエルの顔の前に靴の底を突きつける。
「ああ……悦んで……」
ガドニエルが陶酔したような息を吐き、両手で捧げ持つようにして、片脚をあげている一郎を支え、靴の底に舌を這わせだす。
「じょ、女王様……」
ドルアノアがびっくりしている。
しかし、一郎だけは知っているが、ガドニエルの興奮はいまや頂点に近い。
性耐久度数はすでに二十を下回り、すぐにでも挿入できるくらいに股間は濡れている。
さっきから垂れ流れる愛汁の香りがぷんぷんと匂っている。
「ドルアノア、俺たちはこういう関係だ。ただのごっこ遊びだがな。性交のときには女は奴隷……。そうでないときには、お互いに助け合う仲間だ」
「ご主人様、ガドはいつでも、どこでも奴隷です。すべてをご主人様に委ねます。なにすればいいか、どんな風に考えればいいのかを教えてください。ガドはその通りにします」
ガドニエルが一瞬だけ舌を靴から離して、すぐに舌を靴底に戻す。
「そうだったな」
一郎は靴を引いた。
「踏め。いまのように力いっぱいにだ」
ドルアノアを前に出す。
だが、躊躇いがあるようだ。
さすがに女王の頭に足を乗せられないみたいだ。
一郎は持っていた乗馬鞭をガドニエルの背中に思い切り叩きつける。
「んぎいいっ」
ガドニエルの裸身が跳ねあがる。
「ガド、お前の誠意が足りないようだ。だから、ドルアノアが頭を踏む気にならないのだ。もっと頭をさげろ──。そして、彼女はドルアノアだ。しっかりと覚えろ──」
今度は乳首を潰しているクリップを思い切り揺らすように床に当たっている乳房を叩く。
「あがああっ、お、お許しを──。頭を踏んでください──。このとおりです、ドルアノア様──」
ごく自然にガドニエルの口からドルアノアに対する哀願の言葉が洩れた。
「ああ、も、もうやめてあげてください、クロノス様。いう通りにしますから」
ドルアノアの足がガドニエルに乗る。
少しのあいだ力を入れてから、ドルアノアは足を除けた。
一郎は自分の身に着けている服をさっと消滅させて、全裸になる。
すでに股間は勃起している。
「きゃっ」
それに気がついたドルアノアが小さく声をあげた。
しかし、そのときふと一郎の頭によぎったものがあった。
治療のときの記憶だ。
ドルアノアのことを思い出したのだ。
内腿の付け根に小さな三角を形作る三個のほくろがあった。
なんでもないことだが、なぜか記憶が蘇る。
それどころか性器のかたちまで思い出す。
これも淫魔の力なのだろうか。
「股にある三角のほくろを見せてみろ。足を開いて仰向けになれ」
一郎は命じた。
すると、ドルアノアは感極まったような声をあげた。
「ああ、本当に、本当に覚えてくださっている……。ああ、ありがとうございます。光栄です。どうか、あたしは、クロノス様の奴隷でけっこうです。奴隷でいいので、どうか犯してください。もうおかしくなりそうです」
ドルアノアが言った。
そのまま仰向けになる。
すでにドルアノアの股間はどろどろに溶けたようになっていた。
一郎はドルアノアに覆いかぶさって、怒張を挿入していく。
「ああ、ああああっ、はあああ」
膣の気持ちいい場所を強く擦られ、たちまちにドルアノアの身体が跳ねる。
律動を開始する。
ドルアノアが激しく絶頂したのはあっという間だった。
一郎はさらに二度続けて絶頂させてから、おもむろに精を放った。
ドルアノアから男根を抜いたときには、ドルアノアはほとんど身体を動かせないような状態になっていた。
「ガド、掃除しろ」
一郎はじっと傍にうずくまったままだったガドニエルの首輪に繋がっているリードをわざと乱暴に引っ張る。
「んぐうっ、はいっ、お掃除します、ご主人様」
ガドニエルが顔に満面の笑みを浮かべてこっちにやって来て、一郎の股間を咥え込んだ。
さて、次だ。
一郎は横を見た。
頬を真っ赤にしている若いエルフ娘がいた。
すでに股間は完全に濡れている。
これはかなりのマゾっ気のある娘のようだ。これまで一郎がガドニエルを鞭で叩いたり、真横でドルアノアが一郎に愛されているのを見て、完全にできあがってしまったらしい。
女兵だ。
名は……ジェネ……。
「ジェネ、次はお前だ。お前も俺の女になることを承諾するな?」
一郎は訊ねた。
もっとも、答えはわかっている。
淫魔術を活性化してしまえば、一郎と彼女のあいだのレベル差があり過ぎて、どうしてもある程度の支配が効いてしまうのだ。
だが、強制的に性奴隷になるのではなく、望んでなったという経緯が必要なのだ。
これが、淫魔術で結びついた以降のふたりの結びつきを強化する。
「えっ、将校様たちじゃなくて、あ、あたしのような女兵のことも覚えていてもらえたんですか──」
ジェネが目を丸くした。
一郎は笑った。
その顔があまりにも初々しかったのだ。
これは実は魔眼の力で名前を読んでいただけだというのは、やっぱり黙っているべきか……。
また、ステータスを覗くと、かなり頭がいい娘ということもわかった。
一介の女兵のままではもったいない。
あとでブルイネンにでも告げておくか。
参謀見習いのような仕事をさせてはどうだろう……。
一郎の淫魔術を本格的に刻むと、その女が本来持っている長所の部分が異常なまでに能力向上をする。
勘だが、このジェネに淫魔術を深く活性化させると、恩恵については彼女の軍才のようなものが大きく成長するかたちで現れるのではないかと思った。
そして、またもや思い出した。
狂った頭の彼女たちだったが、彼女たちの身体はしっかりと反応をしていた。
このジェネの弱いところはお尻だった。
まだ調教は受けたことがなさそうだったが、イムドリスの凌辱の中で、肛姦の快感も植えつけられた気配である。
本格的な尻穴調教をすれば、うちのコゼやユイナ以上の尻人形になりそうな気もする。
「覚えているさ。確か、お尻が弱かったよね。今度、じっくりと鍛えてやろう。どうだ? 仲間になるか、ジェネ」
「は、はい──」
ジェネは顔を赤らめたまま、目をうるうるさせて返事をした。
それからは、儀式だ。
ガドニエルの頭を踏ませ、一郎がガドニエルを鞭打つ。
そして、犯す。
ジェネについては、股間を犯しながら、尻の穴に指を入れてやった。
やっぱり、尻の感度はいいようであり、ジェネはそれだけで狂乱した。
随分と敏感な身体のようである。
そして、かなりのマゾ度も強い。
これからが愉しみだ。
ジェネもまた三回達した。
一郎はジェネに精を放った。
「次は、君だな、グロリナ。ほら、ガド、挨拶だ」
一郎は女たちの目の前でガドニエルを鞭で引っぱたく。
「ひゃああっ、はあああっ」
すでにガドニエルは秘部からたっぷりの淫蜜を滴らせていて、膝の下まで垂れ流している。
鞭打たれて迸る声は悲鳴というよりは嬌声だ。
女兵のグロリナが目を丸くしているのがわかった。
残り二十八人……。