【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「ああ、ま、また、いきます──。ま、またあっ、い、いぐううう」
グロリナが下から一郎の背にしがみつきながら、身体を弓なりにして吠えるような声をあげた。
一郎はずぶん、ずぶんと遠慮なく怒張をグロリナの股間の根元まで埋める。
彼女については、子宮の入口に付近にある場所の性感が極端に発達していた。エリカにも同じ場所があり、そこを刺激するとあっという間に昇天をする場所だ。
一郎の頭の中に、不意に“ポルチオ”という単語が浮かびあがる。
「も、もうだめえ、クロノス様あああっ」
いき癖がついたようになっているグロリナが、何度目かの絶頂をした。
一郎は、グロリナが達したのを確認しつつ、グロリナの中に精を放った。
「いぐうっ、おっ、いっ、あぐっ……」
グロリナは完全にいきっ放しみたいな感じになっていて、一郎が怒張を抜いても、全身を激しく痙攣したまま白目を剥きかけている。
ちょっとやり過ぎたか……?
一郎は淫魔術を使って、グロリナを急速回復させた。
死んだようになっていたグロリナが生気を取り戻す。
一郎はにっこりとグロリナに微笑みかけた。
「ありがとう……。気持ちよかったよ、グロリナ」
「あっ、そ、そんな、あ、あたしこそ、気持ちよかったです。ま、まだ、雲の上にいるみたいで……」
「よかったね。じゃあ、少し休んだら、戦線復帰だ」
一郎は笑った。
「は、はいっ、クロノス様──」
グロリナが元気よく返事をした。
これなら大丈夫だろう。
一郎はグロリナから離れて、再び集団の輪の中に戻っていった。
一郎の仮想空間だ。
親衛隊の三十人と、一郎のもともとの女を加えた「記念」の性宴が続いている。
中心になっているのは、四肢を別々の天井から吊られて、親衛隊の女たちからくすぐり責めやら、淫具責めを受け続けているエリカ、シャングリア、アスカ、ガドニエル、ブルイネン、ノルズであり、それぞれの女に六人ずつの親衛隊の女将兵が彼女たちの全身を責めまくっている。
女将兵たちの陰になってよくは見えないが、最初は激しい悲鳴が聞こえていたエリカたちだったが、いまはそれも小さくなり、息も絶え絶えの状態のようだ。
なにしろ、抵抗できない状態で全身を五人から一郎が準備している淫具でありとあらゆる場所を責めたてられるのだ。
それでいて、実は六人はまだ数回しか達していないと思う。
絶頂しそうになっても、できるだけ寸止めをしていかさないように、親衛隊の女たちに指示したからだ。一郎が回って来たときに、絶頂させるので、ぎりぎりの状態をできるだけ保持させろと命令をしたのだ。
最初は責め過ぎて絶頂させてしまったりもしたようだが、いまは慣れていき、どの組も上手に寸止めを継続しているように思える。
だから、なかなか達することができない身体を様々な器具でどこまでも責めたてられる六人は、もう半死半生という感じだ。
六人の中には女王もおり、太守のアスカもいて、隊長のブルイネンまでいるのだが、三十人は容赦なく彼女たちを責めている。
一郎が淫魔術を駆使して、遠慮や気後れの全員から完全消滅させ、一郎の命令に従って、唯々諾々と女たちを責めるように、ある程度の操心をかけている。
後で我に返って、なんてことをしたのだろうと蒼くなる可能性はあるが、逆にこうやって全員が素っ裸で、馬鹿な恥宴をしたという記憶が残れば、全員の団結も深まるだろうと思う。
また、責めている三十人の中で一郎が頑張っていると認めた者については、いまのグロリナのように、輪の外に連れ出し、一郎の思うままに犯したりもしている。
これで十人ほどを抱いた。
何人かは輪の中に戻ったが、いまだに脱力して放心したような状態の女もいる。
まあ、すごい状況だ。
凄まじいほどの淫気が蔓延しており、一郎は水晶宮にやってきて初めて、完全なほどの淫気を満喫していた。
輪に戻った一郎は、今度は親衛隊たちではなく、宙吊りになって責められている女たちの様子を確かめることにした。
まずは、ガドニエルだ。
ガドニエルは、ふたりから羽根と筆で上半身をくすぐられ、ふたりの女たちからは股間を、残りのひとりは脚を筆で這い回らせている。
どの女も同じだが、全身は真っ赤になっていて、汗びっしょりだ。
「んふううっ、はああっ、も、もう、苦しい……。あああっ」
ガドニエルは悲鳴をあげている。
「ふふふ、女王様、とてもいやらしい……」
「でも、可愛らしいですね」
「お美しい女王様にこんなことできるなんて、ふふふ……」
全身に筆を這い回らされながら女たちがくすくすと笑っている。
一郎の淫魔術のために、相手が女王といえども、まったく遠慮がない。
しかし、見ていると、股間を責めている女兵は、一郎が追加で置いた電気あんまを使っているようだ。
電気あんまといっても、魔道で理力を注げば振動をするようにしているので、“理力あんま”と称するのが正しいように思うが、それはともかく、それを貞操帯の上に当てて責めている。
しかし、ガドニエルに装着させている貞操帯は、外部からの刺激を遮断するようにしているので、あれではガドニエルには伝わらないはずだ。
それを伝えるのを忘れていた。
一郎は電気あんまを持っている女兵から、それを横から取りあげた。
「あっ、クロノス様」
「クロノス様」
「クロノス様──」
気がついた女兵たちが一斉に一郎を見た。
「手を休めるな。責めたててくれ。それと言い忘れてたが、その貞操帯は外からの刺激を遮断する特徴がある。上から刺激しても無駄だ。こうやって、縁を刺激してやるといい。もどかしい刺激でガドはのたうち回る」
一郎は手に柔らかな小筆を出現させると、それを貞操帯の縁に沿ってすっと動かした。
「んひいいっ、ご、ご主人様、ガドにもう精をお与えください──。も、もう苦しいのです──」
一郎がやって来たことに気がついたガドニエルが全身をのたつさせつつ、必死に声をあげた。
「その苦しいのが調教だ。それに、その貞操帯をしたままじゃあ犯せないだろう。まあ、我慢しろ。だが、おかげでおもらしもしないで済んでいるだろう? 教えていなかったけど、その貞操帯をしていると、小便も大便もできないようになっている。よかったな」
一郎は筆を動かしながら笑った。
「ああ、や、やっぱりいい──。ね、ねえ、ご主人様、もう、お許しください。ガドが悪かったのです」
ガドニエルが悲鳴をあげて筆から逃げようとする。
しかし、もう体力が残っていないのか、それほど動きは激しくない。
貞操帯に局部が封じられても、もやの赤い部分はいくらでもある。
そこを筆で追う。
「ひんっ、ああ、ガドはもうご主人様の精が欲しくて堪りません。どうか、お願いします。ご主人様──」
ガドニエルが泣くような声を出す。
全身に加わる刺激だけでなく、ガドニエルは激しい尿意とも戦っている。
淫魔術の刻まれた貞操帯の機能で失禁ができないとはいえ、いや、だからこそ、ガドニエルには膨れあがる尿意と延々と戦い続けなければならない。
まあ、可哀想だが、もうちょっとガドニエルが泣くのを見たいので、このままにしておこうと思った。
「ふふ、ご主人様ですって……。女王様って、こんなに可愛らしい方だったんですね」
「本当……ふふふ……」
「でも、クロノス様のご愛撫だと、やっぱり反応が違いますね」
上半身側を責めていた女兵たちがくすくすと笑った。
一郎はガドニエルの顔側に回り、頭を持ちあげるようにして上下逆さまに口づけをした。
ガドニエルはむさぼるように一郎の舌をむさぼっていたが、一郎の手の合図で一斉に五人が筆責めを再開したたため、顔をのけ反らせてしまい口を離した。
「ああ、ご主人様、も、もっとください、あああっ、いいいっ」
ガドニエルが女たちの責めに激しく反応して、宙吊りの身体をばたつかせる。
たったいま口にした一郎の唾液に含まれていた媚薬で、かっと身体が反応したのだ。
「これも調教だ。頑張れよ、ガド」
一郎はガドニエルから身体を離した。
「ご主人様ですって……。女王様って、実はマゾだったんですね。可愛いです」
「しかも、調教ですって……」
女たちが顔を赤くしながら、ちょっと羨ましいそうな響きを口調で含ませながら言った。
本来であれば、絶対に口にないような不敬に当たりかねない言葉だが、一郎の淫魔術で本音に近い感情を暴露させるようにしているので、内容に遠慮がない。
「お、お前ら、ガ、ガドのことを、ば、ばらすんじゃないよ、ぜ、絶対だよ──」
ガドニエルの横で同じように宙吊りになっているアスカが大きな声で言った。
一郎はアスカのところに移動する。
「ラザも頑張っているじゃないか……。なんだかんだで、まだ一度も達していないのはラザだけみたいだぞ。ほかの女は一度以上は達しているしね」
一郎はアスカの頭側に回って言った。
全員がそうだが、腹を上にするように四肢を吊っているので、顔は下を向くようになっている。
「う、うるさい──。お、お前、いい加減にわたしたちを開放しないかい──。んふうっ、はああっ」
アスカが怒鳴った。
だが、そのあいだも、女たちによる責めは続いている。
こっちの女たちは、電動の器具は使ってはいないようだ。その代わり、四人が両手に刷毛や筆を持ってアスカの宙吊りの身体を這い回らせている。五人でないのは、一郎が途中で抜いて抱き、まだ復帰していない女がいるからのようだ。
「あああっ、んふうっ、いやああっ」
そのとき、アスカが玉の汗をまき散らして、身体をぐんととばした。
一郎が前側に回ったので、集まっていた四人が股間側に集まるかたちになり、一斉にクリトリスを刺激したようだ。
今度こそ達するのかな……?
……と見ていると、ひとりが合図をしてさっと同時に筆を引く。
絶妙のタイミングだ。
どうやら、アスカが達していないのは、アスカがすごいというよりは、いま指示をしている女が上手なのだろう。
アスカはがくりと身体を脱力させて、切なそうに腰を自ら動かしている。
「う、ううう……」
寸止めによって身体の疼きを溜めさせられているアスカが恨めしそうな呻き声をあげている。
しかし、アスカの立場では、さすがに女たちに、もっと責めて絶頂させてくれとは口にはできないだろう。
一郎はくすくすと笑った。
「上手いな、君の名はエルミアか? 小隊長さんだね」
エルミアは、三十人の中では身体ががっしりとしている。
裸体の筋肉も素晴らしい。
かなり背が高く、うちのマーズに近いくらいあるかもしれない。
「は、はい、名を知ってもらえて光栄です、クロノス様──」
エルミアが身体を真っ直ぐにして、直立不動の姿勢になり、元気よく言った。
一郎は笑ってしまった。
「こんな性宴の最中だよ。かしこまらなくてもいいよ。じゃあ、ご褒美だ。おいで」
一郎は声をかけた。
すると、エルミアが顔を真っ赤にした。
「あ、ありがとうございます──。で、でも、できれば、もしも、許されるなら……、クロノス様が教官様にやられた口の中でしごかれるの……。あ、あれをして欲しいのですが──」
「イラマチオか? あれがいいのか? じゃあ、この場でやってやろう。跪け」
一郎は笑いながら言った。
ノルズを激しく一郎が責めたてる光景を見て、すでにマゾを開花させつつある女が何人もいる感じだが、エルミアも同じのようだ。
また、遠慮のない態度と発言をするように淫魔術で感情を操作しているので、一郎に対しても遠慮はない。
普通なら、自分からイラマチオをされたいなどというのは、なかなか頼めないものだ。
一郎が近づくと、すぐに跪き、さらに指示もしていないのに、両手を背中に回して組んでいる。一郎は粘性体を飛ばして固定する。
「あんっ」
エルミアが拘束されただけで裸身をくねらせた。
大きな乳房がぶるりと揺れる。
一郎はエルミアの後頭部の髪を乱暴に握る。
口を開けたエルミアに勃起させた怒張を突っ込んだ。
がしがしと突っ込んでやる。
ただし、ただ乱暴にしているようだが、ちゃんとエルミアの口から喉にかけての赤いもやを力強く擦っている。
どうやら、自分から強請るくらいであり、エルミアは口の中がかなりの性感のようだ。
一郎が擦ると、すぐに股間を反応させて、腰をくねらせだす。
また、容赦なく喉の奥まで繰り返し突っ込んでいるので、「うえっ、うえっ」と苦しそうにえずいているが、その苦しさもいいようだ。
エルミアの性耐久度数の数字がどんどんとさがっていく。
もしかして、この娘は口だけで達するのか?
マゾを開花させたというよりは、もともとマゾなんだろう。
苦しそうに涙を流しながら、身体だけは反応している。
それはともかく、周りの女兵たちも見物しているので、アスカは放っておかれるかたちになっているが……。
「んぐううっ」
やがて、本当にそのまま達してしまった。
一郎は怒張から精を放った。
怒張を抜く。
「全部、飲めよ。飲めば強くなるぞ」
嘘だが冗談でそう言った。
しかし、エルミアの眼が大きく見開かれた。
「えほっ、えほっ、ほ、本当ですか……。あ、ありがとうございます……」
エルミアが喉の奥に放った一郎の精を懸命に飲みながら言った。
また、たったいま絶頂をしたので、ちょっと息も荒く、疲れたようになっている。
しかし、目が真剣だ。
これは悪いことを言ったかな……。
ちょっと反省した。
まあ、強くなったのは本当だが……。
淫魔術による支配を活性化し、改めて精を放って刻んだので、それ以前とは格段に強くなっている。
あとは、向上した能力に身体が慣れれば、エルミアは無双の闘士だ。
「強くなったのは本当だ。だったら、明日の朝からでも、俺とマーズの鍛錬に参加するか? いつも朝飯前に鍛錬をしている。俺の調教付きだけどな。よければ来い、エルミア」
「ひいいっ──。クロノス様と鍛錬──。あ、ありがとうございます──」
すると、エルミアが奇声のようなものをあげて、感動したように身体を震わせる。
そんなに凄いことなのか?
あまりもの反応に、一郎も少したじろぐ。
「うわあっ、エルミア様、羨ましい──」
「クロノス様、あたしも、あたしも、参加したいです──」
「あたしも──」
たまたま周りにいた女兵たちが一斉に声をかけてきた。
一郎は彼女たちのステータスを一瞥して、首を横に振った。
「いや、朝の鍛錬は素手による体術が中心だしな。君たちふたりは剣が得手だな。それなら、あっちで悲鳴をあげているシャングリアがいい。君は弓のようだから、エリカが得意だぞ。まあ、シャングリアは教えるのも上手いけど、エリカは教えるのは下手だけどね」
一郎は笑った。
断られた女たちは残念そうだ。
まあ、正直なところ、人数が多くなると、一郎の手に余るというのが本音だ。その点、エルミアなら、同じ格闘系の能力だし、マーズのいい鍛錬相手になりそうだ。
それに、マーズは一郎との鍛錬と称している毎朝の調教によって、なぜか気を練ることを覚え、波動のようなものを打ち込めるようになっていた。
エルミアが寸止めが上手だというのは、相手の気を読む素質がある可能性がある。
鍛えれば、同じ技を開花させるかもしれない。
「あ、ありがとうございます、クロノス様──。一生懸命に励みます」
「おうっ」
一郎は頷いて、集合場所と時刻を告げた。
エルミアは嬉しそうだ。
一郎もちょっと愉快になってきた。
マーズも年齢にしてはかなりの巨乳なんだが、エルミアも巨乳だ。
愉しい鍛錬になりそうだ。
一郎はアスカに向き直った。
今度は股のあいだ側に立つ。
「待たせたな、ラザ。退屈させて悪かった。お詫びに退屈凌ぎをあげるぞ」
手に出現したものをアスカにも見えるように掲げた。
首を持ちあげて、それを確認したアスカがぎょっとした表情になる。
一郎が取りだしたのは、浣腸袋だ。
薬液がたっぷりと入っている革袋に一個の管がついているというものであり、管を尻の穴に挿し入れて、袋を搾れば魔道で勝手に薬液が腸内に注入される魔道がかかったものだ。
技術も不要で、手間いらずであり、便利なものだ。
「うわっ、な、なに持ってんだよ、お前──」
アスカがぎょっとしている。
「だって、ガドニエルが罰を受け、ノルズもそれなりのものを受けた。ラザについては、明日とは言ったけど、なにもないんじゃあ、片手落ちだ。いい具合にみんな乱れてきたし、あまり気にする必要もないように思ってね。ガドに並ぶ美貌の姉君の糞便姿を披露してやれよ」
一郎は笑いながら管をアスカの尻の穴にぐっと挿し入れる。管も魔道がかかっているので、まるで潤滑油でも塗ってあるかのように、抵抗なくすっと入り込む。しかも、一度入ると、管側を操作しないと抜けることもない。
「な、なんだよ──。ま、まさか本気じゃないだろうねえ。ここで全員の前でさせるつもりかい──。や、やめておくれ──。抜くんだ──。抜くんだよ、小僧──」
アスカが必死になって腰を振り、管から逃れようとしている。
その慌てぶりが面白い。
余程に嫌なのだろう。
「ちょっと変わってくれ、エルミア。ただし、俺が合図したら袋を搾ってくれ。太守様の言葉は気にするな。この場の支配者は俺だ」
「わ、わかりました」
ちょっとまだ身体がだるそうなエルミアに浣腸袋を託すと、一郎は再び前側に回り込んだ。
ちょうどアスカの口が、一郎の股間にくるくらいの高さだ。
一郎は男根の先をアスカの顔に突きつけた。
アスカがぎょっとする。
「な、なんだい……?」
アスカが顔を蒼くしたまま言った。
「だけど、そんなに嫌なら、浣腸を受けないで済む機会を与えるよ。俺を口で射精させてみな。そうしたら、許してやるぞ。そうだな……。五百……。みんなで五百数える。そのあいだに、射精させられたら、浣腸はなしだ。その代わり、五百数えたら、浣腸袋を搾らせる。その後は好きなときに排便してくれればいい。ノルズのときみたいに、排便をしても、周りはきれいにできるから安心してよ」
「お、お前、ふざけるんじゃ……」
「あっ、そう……。嫌ならいいさ。そのままするだけさ……。エルミア、袋を……」
「わああっ、ま、待って──。待っておくれ。しゃぶる。しゃぶればいいんだろう。や、やるから……」
「しゃぶるだけじゃ駄目さ。ちゃんと射精させないとね」
一郎は言った。
アスカが口惜しそうな顔になる。
だが、その顔にだんだんと被虐の色も浮かんでくる。
アスカには、嗜虐と被虐の性が両立しているが、そろそろ被虐側の性が表に出てきたみたいだ。
ここからアスカは、どんどんと可愛くなる。
「ねえ、クロノス様、やっぱり副王様も、クロノス様の女なのですか?」
周りにいる女兵のひとりが訊ねた。
「そう訊ねているけど、どうなんだい、ラザ?」
一郎はわざとらしく訊ねる。
アスカが口惜しそうな表情で口を開く。
「そ、そうだよ──。こいつの女だ。見ればわかるだろう──。こいつにこんなことされても、なにも逆らえない性奴隷だよ──」
アスカはやけくそのような物言いだ。
周りの女将兵たちはきゃあと笑い合った。
「そ、それよりも、約束は守るんだよ、小僧。ちゃんと射精させられれば、浣腸液を流さないんだよ──」
「いいとも」
一郎は股間を近づける。
アスカは性技には自信を持っているみたいだ。
しかし、この勝負、アスカに勝ち目はない。
一郎は自分の精を自由自在にできる。
五百どころか、その十倍の時間があっても一郎は射精を我慢できる自信があった。
性愛の技術については、もはや天下無双の自負がある。
アスカの口の中に一郎の一物が深々と入る。
さっそく舌が這い始めた。
口全体で包むようにして揉みあげながら、ちょっと首を引いて亀頭の尖端にちろちろとすぐるように舌を動かしだす。
おっ、案外に気持ちいい……。
一郎はちょっと腰を小さく震わせてしまった。
「んっ」
反応があったのが嬉しそうに、アスカが喉の奥でちょっと音を鳴らした。
「じゃあ、みんなは数え始めてくれ。五百からな……。それと君らふたりは脇の下。君は足の裏をくすぐってあげてくれ。太守殿が奉仕に集中できないようにね」
そんなことをしなくても射精は無理だろうと思うが、意地悪をすることによるアスカの反応を見たいのだ。
「五百……四百九十九……四百九十八……」
数えあげの声が始まる。
すると、アスカが口を離した。
「んんっ──。ひ、卑怯……んはああっ、や、やめて、あはははは、くっ、くふふふふふ」
アスカが文句を言いかけるものの、それは脇を同時にくすぐられて込みあがった自分自身の笑い声に阻まれる。
アスカは苦しそうに笑い悶えだした。
「いいのかい、アスカ、どんどんと時間はなくなるぞ」
一郎は笑いながら言った。
「く、くそおお、ひ、卑怯……んひひひひ、あはははは、や、やめておくれ、あはははは」
アスカが顔を歪めながら、必死で一郎の性器を咥え直した。