【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「十……九……八……」
いまや、数をかぞえる女たちはほぼ全員になっている。
そのあいだ、残りの五人の責めは中断されたような感じだ。
くすぐり責めにさせていたアスカだったが、さすがに気の毒なので、三百くらいでやめさせた。いまはアスカを直接に責めている女はいない。
一郎とアスカの一対一の戦いの様相になっている。
「……二……一……ゼロ──」
そして、数が終わる。
アスカは必死になって舌を動かしていたが、結局のところ一郎から射精をもぎとることはできなかった。
「残念だったな。時間切れだ。絞れ、エルミア──」
管がアスカの肛門に挿されている浣腸袋を持っているエルミアに一郎は合図を送る。
エルミアがぐっと袋を握ったのがわかった。
「ああっ、く、くううっ」
薬剤が腸に注ぎ込まれる感触が襲ったのか、アスカが奉仕を続けていた口を離して悲鳴をあげた。
「惜しかったね。もう少しだったよ」
一郎は抜けた怒張から射精をして、アスカの顔にかける。
「うわっ、く、くそう……」
アスカは口惜しそうだ。
一郎はエルミアたちに視線を向けた。
「じゃあ、頼むよ。うんと、ラザを苦しませてやってくれ。排便は床に落ちれば自動的に消滅するようになっている。太守様が大便を始めたら声をかけてくれ。全員で見物しよう」
一郎は言った。
「はい」
「はいっ」
「はい、クロノス様──」
アスカに最初からついていた女たちが愉しそうに返事をする。
こんなに協力的なのも仮想空間ならではだ。
現実世界に戻れば、親衛隊たちの女将兵たちも、自分たちがやったことに蒼くなるかもしれない。
だが、それで自分たちも同じことをさせられるのも当然だという気持ちになるはずだ。
諦めもつき、調教に入りやすくなると思う。
また、ここまで破廉恥なことをやり合えば、一郎の仕掛ける淫靡な悪戯にも抵抗はなくなるだろう。
実のところ、なんだかんだとあったが、一郎は三十人の集団調教というのが、ちょっと愉しみになってきつつある。
こういうのも愉しいな……。
とにかく、一郎は、ほかの女たちのところから集まっていた女たちをいったん解散させた。
「ふ、ふざけるなよ、こ、小僧……。し、死んだって、ここでなんか、す、するものかい──」
管を抜かれたアスカが歯を喰いしばりながら言った。
しかし、すでに便意が襲いかかっているのだろう。
ぶるぶると身体を震わせている。
「せいぜい頑張るんだね……。じゃあな、ラザ」
一郎はまだなにかを言いかけたがっているアスカをそのままにして、その隣のブルイネンに移動した。
アスカがなにか叫びかけたが、一郎が合図して愛撫を再開させたので、その言葉は悲鳴に隠れてしまう。
次はブルイネンだ。
「クロノス様、言われたとおりにやっております。さあ、皆さま、また、始めましょう」
ここにいるのは三人だ。
一郎が抱いて、まだ復帰してない女がふたりいるようだ。
最初に口を開いたのは、パリエという女兵だ。
この女は、さっき二度目の精を放っている。
すでに復帰して、ブルイネンの輪に加わっているようだ。
「ああっ、お、お前ら、いい加減に……。いやあ、はああっ」
ブルイネンは泣き出しそうな声をあげて暴れている。
こっちも股間に電気あんまを使っていた。
それだけじゃなく、振動する張形などを効果的に乳首などに当てて責めている。
「レイ、股間を外して──。クロノス様の言いつけの通りにぎりぎりでやめるのよ。胸はまだそのままでいいです。もう少し続けてください」
パリエの指示に従って、電気あんまが外れる。
さっきのエルミアも上手だったが、こっちのパリエも上手だ。
そういえば、パリエが上手だったから、さっきご褒美セックスをしたのだった。
「上手いな、パリエ。もう一度、ご褒美をやろうか?」
一郎は声をかけた。
パリエが嬉しそうに破顔した。
「あ、ありがとうございます、クロノス様──。だけど、あたしばっかりじゃ、ほかの人にも申し訳ないんで、できれば、こっちのレイを抱いてあげてもらうわけにはいきませんか? あたしの親友なんです。ほらっ、レイ──」
背中を押し出されるようにされたのは、股間側で連携して電気あんまを動かしていた大人しそうなエルフ娘だ。
エルフ族にしては、ちょっと地味な感じだが、磨けば美女になりそうだ。
彼女のような女性こそ、一郎の淫魔術で、どこまで美女にできるのかどうかを試してみたい。
「あ、あのう……」
レイと呼ばれた娘は恥ずかしそうに俯いた。
一郎はその手を取る。
「ブルイネンを舌だけでいかせてみろ。そうしたら、ご褒美だ」
一郎は器具を彼女から取りあげ、ブルイネンの股間にレイの顔を寄せた。
パリエたちも退ける。
「は、はい、クロノス様」
基本的には、この仮想空間に入ると、女将兵たちは一郎に逆らえなくなる。
そうなるように調整した。
しばらくは、そうやって支配を強くして調教を進めていけば、そのうちに淫魔術で強制しなくても破廉恥な命令に抵抗がなくなるはずだ。
レイがブルイネンのびしょびしょの股間に舌を這わせだす。
「うううっ、いやああっ」
ブルイネンの裸体が跳ねて、玉の汗をまき散らす。
腰の動きが激しく、股間に舌を這わせられないみたいだ。
レイが慌てたように、ブルイネンの両太腿を抱え込んでいる。
「ああっ、んひいいっ」
それでも、ブルイネンが激しく腰を跳ねあげ続ける。
これは制御が難しそうだな。
一郎はブルイネンの顔側に回り、口に一郎の性器を咥えさせた。
これで、そんなに大暴れはできない。
「ブルイネン、こっちも手を抜くなよ。お前にも浣腸するぞ」
一郎はブルイネンの顔を抱えたまま言った。
ブルイネンが一瞬目を開いて、慌てたように舌を動かしだす。
一郎はほくそ笑んだ。
しばらく、ブルイネンは口で一郎に奉仕しながら、レイに股間を責められるということを続けたが、やがて、ブルイネンも、レイの股間舐めに屈して、身体をがくがくと震わせて絶頂に達した。
かなりの激しさであり、繰り返されてた寸止めのせいか、絶頂とともに潮まで噴いた。
「きゃあっ」
顔にまともに体液をかけられて、レイが悲鳴をあげた。
「ブルイネン、可哀想にお前の部下が目を白黒させているぞ」
一郎はブルイネンから性器を抜きながら笑った。
「ああ、ご、ごめん……」
ブルイネンが意気消沈したように謝る。
そして、一郎はレイを輪の外に連れ出して抱いた。
最初は大人しめの反応だったレイだが、一郎の性技の前に、すぐに激しくて淫らな反応をするようになり、レイは、たてつづけに三回連続で達した。
一郎はレイに精を注ぎ、ぐったりとなったレイに口づけをしてから、次はシャングリアに移動した。
シャングリアもまた、たじたじになっていた。
しかも、シャングリアはエリカとともに、ずっと刺青の蛇に身体を這い回らされていたのだ。
すでに、息も絶え絶えの状態だ。
一郎は女たちに合図して、一時的に責めをやめさせる。
腰を抱えて亀頭の尖端を股間に当てた。
そのまま、一気にシャングリアの股間に怒張を貫かせる。
「あああ、ロウ、ああああっ」
シャングリアが全身を弓なりに反らせる。
一郎の一物が股間に沈み込むなり、シャングリアは叫びにも似た嬌声あげて、狂ったように身体を捩らせた。
「ああ、気持ちいい──。ロ、ロウ、気持ちいい、あああっ」
シャングリアが身体を淫らに悶えさせながら、吠えるような嬌声をあげる。
しばらくのあいだ、生殺しになっていて極限にまで濡れていた股間から沸き起こった快感に、シャングリアは、もう快感のことしか考えられない雌になりきっているようだ。
「そこにある卓からアナル用の淫具を取って、シャングリアに挿してくれ」
一郎は見物する態勢になっていた女兵たちに声をかけた。
女たちにはどれかわからなかったみたいだが、一郎が教えて、数珠状になっているアナルバイブを取らせる。
ひとりがやってきて、身体を屈ませるようにして、一郎が貫かせている股間の下に淫具を潜り込ませる。
「ああ、ひああああっ」
大した抵抗もなく、シャングリアはアナルに淫具を呑み込んだ。
ゆっくりと淫具を抽送させる。
シャングリアの反応がさらに激しくなる。
「尻穴でこれだけ感じるようになるには時間もかかる。希望があれば、優先的に調教するぞ」
一郎は律動を続けながら女たちに言った。
ここにいた女たちの全員が一斉に手をあげた。
一郎は笑ってしまった。
「ああ、気持ちいい、ロウ、気持ちいい、いくううっ」
シャングリアが身体をがくがくと震わせて、絶頂をした。
一郎もそれに合わせて精を放つ。
「余韻から醒めさせるな。どんどん責めろ。アナルはそのまま責めたててくれ」
一郎はシャングリアから離れて、次にエリカのところに行った。
「あはああっ、だめええっ」
ちょうどエリカは筆責めに屈して絶頂をしてしまったところだった。
「あっ、また」
「また、失敗してしまったわ」
「でも、このエリカ様、とても感じやすいんだもの……。あっ、クロノス様──」
ここも、ふたり欠で三人だったが、会話から察するに、寸止め指示にも関わらず、もう何回も絶頂させてしまっているのだろう。
まあ、一郎が徹底的に身体を開発させたエリカだ。
身体の感度が敏感なことにかけては、一郎の女たちの中でも随一だ。
一郎が声をかけると、三人が顔をあげて一郎に挨拶をする。
「エリカについてはいくら達してもいいぞ。これでも体力があるから、いくら連続絶頂しても、俺の相手はできる」
「ああ、ロ、ロウ様、も、もう許して……。せ、せめて、こ、この肌の蛇をとめて……、ああっ、あああっ、それは駄目ええっ」
エリカがロウに気がつき、虚ろな視線を向けながら哀願のような声をあげたが、そのとき、肌を這い回っている刺青の蛇がクリピアスに尾を巻きつけるようにした。
なにもしていないのに、クリトリスについているピアスが激しく跳ねるように動いて、エリカが悶絶したような声をあげている。
しかも、蛇はピアスの尾先を巻きつけたまま、胴体を女陰にずぶずぶと潜り込ませるように、頭側から沈んでいく。
それが回転するように身体をうねらせる。
このあいだも、ピアスは勝手に動き回っている。
もう一匹は上半身側だ。
いまは両方の乳房をゆっくりといったりきたりしている。
やはり、乳首に嵌まっているピアスに刺青の蛇が触れると、それに合わせてピアスが踊りだす。
「んふうううっ、も、もういやああっ」
エリカが泣くような声をあげて、身体をのけ反らせて痙攣した。
またもや、絶頂したようだ。
確かに、これでは寸止め責めにしようとも、うまくいかないだろう。
なにもしなくても勝手に絶頂してしまうのだ。
一郎は苦笑した。
「これは確かに、寸止めをは無理だな。じゃあ、ゆっくりと筆を這わせるだけでいい。とにかく、いじめてやってくれ」
一郎はエリカの身体の横に立ち、舌を喉に当て、身体の中心に沿ってつっと股間に向かって動かした。
「いやああん、ロウ様ああ──」
エリカがそれだけでのたうち回った。
「す、すごい感じやすいんですね」
「でも、このエリカ様って、本当にお綺麗ですよね……。ねえ、クロノス様、エリカ様はナタルの森で生まれた孤児だっておっしゃるんですけど、嘘ですよね? 絶対にどこかのお姫様に違いありませんわ」
「そもそも、クロノス様とはどのようなご縁なんだったんですか?」
女兵たちが一郎に話しかけてきた。
エリカに興味津々のようだ。
一郎が適当に返すと、またもや質問をされた。
「そ、それと、この胸と股間のもの……。なんなんですか……。とても、淫靡な感じなんですけど……」
「これか?」
一郎はエリカのクリトリスのピアスに指を伸ばして、ぴんと弾いた。
「んふううっ、も、もう許してくださいっ」
エリカが身体を弾かせて悲鳴をあげた。
股間からまとまった体液が跳んだ。
これだけで軽く達したようだ。
「す、すごいです……」
「う、うん……」
食い入るようにエリカの痴態を見ていたほかの女たちが、ごくりと喉を鳴らしたのがわかった。
いまのところ、エリカを直接は責めている者はいない。
一郎が来たことで、刺青に苛まれるエリカを静観している感じになっている。
「これは、俺の一番の女である象徴だ……」
一番奴隷と言いかけて、“女”と言い直した。
三人が一斉に声をあげた。
「一番はガドニエル女王様ではないのですか?」
「女王様よりも、エリカ様が上──?」
女兵たちはびっくりしている。
「エリカが一番女だ」
一郎ははっきりと言った。
そして、話題を変えるように数本の糸を出す。
訝しむ女たちに、卓から三個のローターを持って来るように命じる。
「ろーたというのはこれですか?」
女たちが持ってきたローターから一個をとりあげて、その代わりに二本の糸を手渡す。
「エリカのリングはこんな遊びもできる。同じようにやってみろ」
一郎はローターの胴体に糸を巻き付けて抜けないようにしっかりを結ぶと、糸の反対側の端末をクリトリスのリングを通すように結んで、そのまま手を離して宙にぶらさげるようにした。
「いぎいっ、あんっ」
ぐんとリングが重みで床側に引っ張られて、エリカが悲鳴をあげる。
女兵たちは一郎のすることを食い入るように見ている。
「これで、ローターに魔道を注ぐ……」
実際には注いだのは淫気の力だが、魔道という表現を使った方がわかりやすいと思ったので、そう言った。
リングにぶら下がっているローターがぶるぶると激しく振動を開始する。
「あああっ、ロ、ロウ様、これはだめええっ、これは許してええっ」
エリカが腰を振りながら絶叫した。
*
【特別親衛隊の鬼の十箇条】
一.特別親衛隊は、ご主人様に絶対服従。いかなる命令にも喜んで従います。
一.特別親衛隊は、ご主人様に求められれば、いついかなるとき、どんな場所でも、ご主人様を受け入れます。
一.特別親衛隊は、ご主人様の求める破廉恥な服装を、どんな状況であろうといたします。
一.特別親衛隊は、ご主人様の行う、いかなる肉体的な拷問も喜んで受けます。
一.特別親衛隊は、ご主人様の施す肉体の改造、開発を心からの悦びといたします。
一.特別親衛隊は、いつでもご主人様を受け入れられるように、常に股が濡れているような破廉恥な女になります。
一.特別親衛隊は、ご主人様以外の男に身体を触れさせないことを誓います。そのため、どんな男にも負けない強さを身につけます。
一.特別親衛隊は、ご主人様に気に入られるように、常に外見を整え、美しさを保つように努力いたします。
一.特別親衛隊は、ご主人様に全てを委ね、捧げ、お護りし、死も厭わず尽くします。
一.特別親衛隊は、本誓約を破りません。万一、誓約に背くことがあれば、いかなる罰も甘受いたします。