【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「くううっ、も、もうだめだああ、ロウ──」
胡坐に座っているロウの上で性器だけを貫かれているシャングリアが、四肢のない汗まみれの身体を弓なりにした。
シャングリアが絶頂しかけているはわかっている。
しかし、一郎は、ぎりぎりのところまで、胴体と頭だけのシャングリアを責めたててから、またもや、絶頂の一瞬前にぴたりと動きをとめてしまったのだ。
「ああ、またあああ、ま、まだ続くのか、ロウ──」
さすがのシャングリアも泣き叫び出した。
しかし、いつもは凛としているシャングリアが乱れるのが愉しい。
だから、ついつい意地悪をしてしまう。
もちろん、ただ意地悪をしているだけではなく、一郎側にも、シャングリア側にも、淫気を溜めに溜めないとならないからやっているのだが、まあ、意識の半分以上は、シャングリアの乱れ方が愉しいので、しつこく寸止めを繰り返しているというところだ。
ジャスランを痒み責めにして放置している間隙に、順番に女たちを抱いている逢瀬の最中である。
いまは、シャングリアを抱いているところだ。
痒み責めをしながら逆さ吊りをして放置しているジャスランの前で、女たちを順番に抱いているのだが、始めてからそれなりの時間が経っている。
いまは、最後になってしまった感があるが、四肢のないままのシャングリアを抱いているところだ。
また、シャングリアを最後にしたのは、一応は理由がある。
とにかく、ここに来るまでに、まずはガドニエルを抱き、次いで、エリカとコゼをふたり同時に抱き、さらに、マーズには四つん這いになってもらい後背位で犯させてもらった。
その次にシャングリアにしようかと思ったが、最初に抱いて失神したガドニエルが意識を取り戻したので、緊縛したままもう一度抱いた。
さらに、コゼがきたので、コゼをもう一度抱き潰し、また、エリカ、マーズと抱き、三度目のコゼを抱いて、やっとシャングリアの番となった。
四人ともかなりできあがっていて、薄物一枚こそ身につけているが、あられもない格好で、ソファでぐったりとしている。
まあ、十分に満足してくれたことだけは確かだろう。
ガドニエルも緊縛は解いたが、もう一度とは強請ってこなかった。
さすがに、コゼもだ。
一方で全身の感度をあげるだけあげて逆さ吊りで放置していたジャスランは、狂ったようにもがいていたが、やがて次第に大人しくなり、ガドニエルを二度目に抱く頃には動かなくなった。
意識を失ったのだ。さすがに全身の水分が抜け落ちるくらいに脂汗を流していたので、脱水症状というところだろう。
いまは、とりあえず、床におろして横たわらせているが、まだ動く気配はない。
もっとも、気絶したところで、痒み責めの効果が消えたわけでは全くないので、意識さえ戻れば、また発狂したように暴れるに違いない。
とりあえず、シャングリアと愉しんだあとは、強引に覚醒させるつもりだ。
まだまだ、「十大地獄巡り」は、三番目にもなっていない。
「おう、続くぞ。苦しければ苦しいほど、それを突き抜けたときの快感はすごいぞ。シャングリアなら、まだ頑張れるだろう?」
一郎はうそぶいた。
さっきから、シャングリアを絶頂寸前に追い込んでは、ぎりぎりで焦らすということを二十回は繰り返している。
一郎にかかれば、沸騰するほどの快感を与えて、一瞬に昇天させるということも容易いので、それをしては寸止めでとめるということをひたすらに繰り返しているのだ。
シャングリアにしてみれば、これだけ短い時間であげたりさげられたりすれば、常軌を失ったようになってしまうのは当然だ。
だが、さすがはシャングリアであり、まだぎりぎりで気丈を保っている。
しかし、かなり追い詰められているのは確かであり、感情を暴発させた感じで涙を滴らせており、声もひきつっている。
それにしても、四肢のない女を抱くというのは、かなり興奮をする。
シャングリアは鍛えているだけあり、均整のとれた美しい裸身をしているのだが、四肢が付け根から喪失していることで、その美しさがむしろ際立っている気もするのだ。
なによりも、なにをされても一斉の抵抗が不可能という状況が、一郎を興奮させる。
「はあ、はあ、はあ……、が、頑張れるけど……。い、いや、もういい……。思う存分に調教してくれ……」
シャングリアが諦めたように首を一郎に肩に預けるようにしてきた。
すでに全身は汗びっしょりで上気して真っ赤だ。
その全身を一郎の腕の中で、艶めかしく悶えさせている。
「よく言った。それでこそ、シャングリアだ」
シャングリアとはずっと繋がったままなのだが、一郎はシャングリアの腰を両手で持ち、膣に怒張を埋めたまま上下に胴体を動かした。
「んあっ、ほっ、んはああっ」
怒張が動くたびに、シャングリアの膣の気持ちのいい場所を強く押し動くようにして、最奥に当たる瞬間に、快感のつぼのような場所に怒張の先を押しつけるように胴体を強めに落とす。
それを繰り返す。
シャングリアはあっという間に、またもや絶頂に向かって快感を跳ねあげさせた。
「うぐううっ、あああ――。ロ、ロウ、このまま、このままいきたいい。まだかあああ」
シャングリアが胴体を弓なりに反らせて絶頂しそうになる。
そして、頂上近くに押しあげられているのを自覚して、唯一自由になる首を狂おしく揺さぶる。
「まだまだ――。舌を吸ってやろう。舌を出せ」
一郎は上下に激しく動いているシャングリアの顔に口を近づける。
たっぷりと脂汗で濡れているシャングリアが無我夢中の感じで、一郎に口にぴったりと唇を押し当ててきた。
「んはあ、んあああ、ああ」
シャングリアが涎を垂らしながら、一郎の舌に舌を絡める。
そして、急に口を離して。腰をぶるぶると震わせて、甘い嬌声をあげた。
だが、まだ一郎は許さない。
半分はからかいの気持ちもあり、またしても、寸前でぴたりと腰の動きをとめてしまった。
「おあずけだ」
「ああ、ひどいぞおお」
シャングリアがまたしても泣き声をあげた。
それからも、しばらくシャングリアを責めたてた。
まだまだ、淫気がいる……。
しばらくしたところで、また始める。
だが、やり方にも慣れさせないために、その都度、責め方も変化をさせる。
激しい興奮が続くだけ続くように長く責めたてたあげくに、頂上をきわめかかると、だんだんと責めを緩くしてとめたり、そうかと思ったら、爆発するような急激に性感を高めさせ、やはりぎりぎりで寸止めしたりする。
それでいて、休むときには、アナルを優しく愛撫したりして、性感をどんどんと昂ぶらせ、痺れるような疼きだけは残す……。
あと一歩というところから火のような昂ぶりを緩やかに下降させ、頃合いをみて、また激しく責める。
とにかく、しつこくこれを繰り返すのだ。
どんどんとシャングリアが乱れていくのが、本当に愉しい……。
シャングリアの中の淫気も膨れあがるだけ、膨れあがっている。
そして、今度も……。
またしても、九合目から残りひと息というところで、シャングリアの責めるのをやめてしまう。
「ああ、まだなのかああっ」
ついにシャングリアが絶叫した。
快楽の淵に引き上げては下げるという責めに、シャングリアも髪を振り乱して、我を忘れたようになっている。
「悪かったな。今度こそ、絶頂させてやるよ……。苛めた代わりに、十分に淫気も溜まった。みんなのおかげでもあるけどね」
一郎は胡坐による対面座位の状態からシャングリアを横たえる。
そして、正常位の体勢になると、本格的な律動を開始した。
「はああ、ああああっ」
たちまちにシャングリアが絶頂に駆け昇った。
そして、あっという間に快感を極めた。
今度はとめなかった。
その代わり、ありったけの淫気をシャングリアに注ぎ込む。
シャングリアの身体が真っ白に光り出すのがわかった。
それに気がついたエリカやガドニエルたちが、驚いたように声をあげたのが聞こえた。
「くほおおおっ、おおおおお」
一方で、シャングリアは自分が光り輝いているのはわかってないだろう。
シャングリアは雄叫びのような声をあげて、全身を激しく痙攣させる。
一郎は、そのシャングリアの中に精を放った。
いまだに、シャングリアは白く光っているが、その身体には四肢が戻っている。
「え、ええっ、えええ?」
「わ、わ、わああっ」
「うわっ、シャングリア」
「す、すごいですわ、ご主人様──」
コゼ、マーズ、エリカ、ガドニエルがそれぞれに叫んだ。
シャングリアには、四肢が戻った。
だが、いまだに絶叫の途中にあるシャングリアだけは、それに気がついていない。
「ほら、俺に抱きつけ。脚で俺の胴体を巻きつけてみろ」
一郎は腰を動かしながら笑った。
いまだに、長い絶頂のさなかにあるシャングリアは、考えることもできずに、言われるままに、復活したばかりの手足を動かす。
「わ、わかった──。ああ、とまらないいい。いいいいっ、また、いぐうううう」
シャングリアの両肢が一郎の腰に巻きついて、ぐっと腰がシャングリアに向かって押したような感じになった。
同時に、強い力でシャングリアに抱きしめられる。
「んぐうううううっ」
そして、シャングリアが脱力した。
失神状態になったのだ。
一郎はシャングリアの上からどいて、身体を起こした。
見下ろすシャングリアには、きちんと手足が復活しているだけでなく、復活したばかりではあるが、機能も問題ないみたいだ。
さっき締めつけられた腕も脚も、かなりの力だった。
「す、素晴らしいです──。こんなに一瞬で……。これ程の回復術など信じられません」
ガドニエルが興奮したように言った。
遅れて、エリカたち三人も寄ってくる。
四人とも、一郎が渡した薄物一枚の恰好だ。いわゆる、“キャミソール”というやつである。
一郎の亜空間には、女たちの着替えも大量に準備されていて、その中から渡したものだ。
ガドニエルは“白”、エリカは“赤”、コゼは“黄色”、マーズには“黒”のものを渡した。色は気分である。
シャングリアのためには青色を出して、エリカに渡した。
「やっぱりできたな。ただ、実際には義手に義足なんだ。いわゆる、普通の回復術の魔道で手足をもとに戻したわけじゃない。ジャスランが肉体強化で肌を強化して戦っていただろう? 同じようなことができるようにした義手と義足だ。シャングリアへの贈り物だ」
一郎は言った。
すると、女たちが目を丸くしている。
「義手に義足……ですか? つなぎ目なんか、見えませんけど……」
四人とも気を失ったまま胸を上下させているシャングリアの裸体を覗き込み、代表するようにエリカが言った。
「本物のように動き、本物としてシャングリアも動かせる。見た目には誰が見ても本物だ。多分、普通の魔道では鑑定もできない。だが、義手なんだ。シャングリアが戦いのモードに入れば、筋肉だって強化して、平常の十倍は力が出る」
一郎は断言した。
普段からではなく、戦うときだけ怪力が出るようにしたのは、そうしないと不便だろうし、そもそも一郎が危険だ。
もしも、普段からの怪力を許したら、さっきので一郎の骨は砕けてた。
とにかく、あとは、シャングリアが新しい“義手と義足”をどれだけ使いこなすかだ。そればかりは、練習してもらうしかない。
本当のことを言えば、別に義手・義足ではなくても、普通に回復術を淫魔術で再現できた。だが、それだと、身体強化した手足はできないので、義手として復活させたのだ。
義手・義足だといっても、シャングリアの意思で動かせるという点では、本物の手足と同じだ。
まあ、簡単に復活させるのではなく、義手・義足にしたのは、もうひとつの理由があるのだが、それはいいだろう。
あとのお愉しみだ。
だって、四肢のない女を抱くという「遊び」をこの一回で終わらせるわけがない……。
一郎は内心でほくそ笑んだ。
「それよりも、シャングリアを起こしたら、ジャスランを覚醒させるぞ。十大地獄巡りは、今日は四番目までの予定なんだ。起こして三番目といこう」
一郎は亜空間術で自分が身につけるための下着と服を出した。
身体の汗を拭く布もだ。
すぐに女たちがそれをひったくり、争って一郎の世話をやき始めた。