【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「うああっ、あああっ」
ゼノビアが大きな声を出した。
ブレイドの指示で、ゼノビアのクリトリスの根元に巻きつけた堅糸を天井に向かって、引きあげさせたのだ。
だが、ゼノビアの四肢の手首と足首は、大きく四肢を拡げた体勢で、床に打たせた四本の金具に縄で拘束しており、ゼノビアは逃げることも、もがくこともできない。
そのまま、糸の上昇ととに、ゼノビアは身体を大きく弓なりにしたかたちで、腰だけを浮きあがらせる格好になった。
ブレイドの合図で、糸の上昇がとまる。
しかし、当然ながら、ゼノビアの腰はあがったままだ。少しでも力を緩めると、クリトリスに激痛が走り、悶絶するような衝撃が加わるのだから、ゼノビアはこれで気絶することさえ許されないということだ。
早くもゼノビアは、絶叫ともつかぬ声を張りあげ、全身から水でも浴びたような脂汗を流し始めた。
「ゼノビア、なんでこんなことをしているかわかるか? 俺はもうお前に奴隷の首輪を結ぶことは諦めている。だから、これは拷問のための拷問だ。それとも、お前の仲間を俺に譲渡するがいい。そうすれば、こんなことは終わらせる。その気になったら首を縦に振れ」
ブレイドは背の低い木椅子を持ってこさせて、ゼノビアの横に座った。
もちろん、ゼノビアの首が縦に振られることはない。こんなことで屈服するくらいなら、とっくに墜ちている。
ブレイドは、手を伸ばして、糸に手を掛けてぐいと横に動かす。
「んごおおおっ」
ゼノビアは絶叫して、さらに腰をあげた。
「ははは、つらいか。お前たち、痒み液を塗ってやれ。筆でな。この女をのたうち回らせろ」
今日もふたりの男衆を呼んでいる。
この五日、昼も夜も朝もなしに、延々とこのゼノビアを責め続けている。さすがに、ブレイドも疲れてきたし、手伝いの人間がいる。
ゼノビアもろくな治療もしてないので、あちこちに傷が残っていてぼろぼろだ。
そもそも、五日ともなると、ブレイドも、ずっとつきっきりというわけにはいかず、責めのあいだに食事と仮眠を入れるようにしているし、ほかの仕事もある。
だから、そのための男衆だ。
こうやって、ブレイドを手伝わせるし、ブレイドがいないあいだに、この男衆たちにゼノビアを責めさせている。
従って、ゼノビアは、もう五日間、まともに眠ってない。
眠るといえば、苛酷な拷問で気絶をして、それを無理矢理に覚醒させられるまでの短い時間だけだろう。
そろそろ、限界のはずだし、心の底からの屈服はしてもいいはずだ。
だが、ゼノビアはいまだに、シズという仲間にかけている隷属をブレイドに譲渡することには同意しない。
睡眠を与えてないので、すでにかなり朦朧としていて、まともに思考などできないはずなのに、それだけは頑なに拒否する。
大した女である。
「ははは、前に担当したやつから話には耳にしていたが、随分と大きなクリだぜ」
「苛めがいがあるな」
ひとりは股のあいだ、もうひとりは、ブレイドが座っている反対側に胡座をかき、それぞれに手に持った小瓶の液剤に筆を浸して、ゼノビアの浮きあがってぴんと伸びているクリトリスに痒み液を塗り始める。
そのあいだも、ブレイドは何度も何度も糸を動かして、ゼノビアに奇声をあげさせていた。
ゼノビアのクリトリスは、皮を切除して敏感な部分を常に剥き出しになるような処置をしてやった。
昨日のことだ。
聞き分けのない娼婦に懲罰として実施するものだが、これにより、ゼノビアのクリトリスは、平常の四倍くらいの大きさになり、しかも、昨日くらいからクリトリスを集中的に責めの場所として使っているので、この二日でかなりクリトリスが大きくなった。
こんなクリトリスになってしまえば、もうゼノビアの冒険者としての生活は終わりだ。
高位魔道の治療術で元に戻せば別だが、さもなければ、もう下着もつけることもできないし、布がこすれてまともに歩くことも難しいと思う。
まあ、いい娼婦になるだろう。
気は強いし、かなりの責めにも耐えられるから、折檻奴隷として売り出せば、この美貌もあるし、なかなかの商品になることは間違いない。
「ああああ、もう、殺してええ」
ゼノビアが絶叫した。
ブレイドは情けないゼノビアの姿に笑いだしてしまった。
また、ゼノビアの股間から、まるで尿でも漏らしたように、愛液が床にしたたり出している。
これも昨日くらいからの変化だ。
ゼノビアは、こういう責めで明らかに激しく女の反応を示すようになってきているのだ。
これもまた、娼婦としてはいい傾向だ。
だから、早く店に出したいのだが、奴隷の首輪を装着せずに、客の相手をさせたことがなく、ブレイドも躊躇している。
せめて、もう少し素直になったなら、どうせ魔道も封じているし、完全に拘束をしてしまえば犯すことも問題はない。
実際に、男衆たちには、交替の前には思う存分にゼノビアを犯させている。
シズも折檻奴隷として、素直に励むようになっていると報告を受けているし、客づきもいいようだ。
このゼノビアは、それ以上の人気娼婦になると思うのだが……。
「殺しはせん。お前はここで娼婦になるのだからな。もうお前の仲間のシズは、客をとっているのだぞ。お前ばかりが狡いとは思わんのか? もう諦めろ。シズを譲渡しろ。どうせ同じなのだ」
ブレイドは言った。
そのあいだも、男衆たちがゼノビアの股間に筆を這い回らせている。筆が動くたびに、ゼノビアは腰を激しく動かしてしまい、その結果、激痛で悲鳴をあげると言うことを繰り返す。
ブレイドは手をあげて、筆を一度引きあげさせる。
ゼノビアは、腰を弓なりにあげたまま、ほっとしたように身体を静止させたが、それは束の間だ。
すぐに苦しそうに腰を震わせ出した。
痒みだ。
即効性の強力なものなので、すぐに猛烈な痒みがゼノビアのクリトリスを襲っている。
腰をとめておくことなどできるわけがない。
「あああ、痒いいいい──。お願いよう──。もう殺しなさいいい」
ゼノビアが発狂したような声を出した。
「わかった、わかった。死にたいのだな。しかし、その分、お前の連れが苛酷な目に遭う。シズには折檻奴隷として、お前の分も客を取るように指示しているしな。だが、お前が死ねば、ずっと倍の客を取り続けなければならないということだ……。まあいい。殺してやろう」
ブレイドは男衆に指示して、ゼノビアの顔に絹の布を被させた。
そして、水をかけさせる。
「んごっ、んぶうう」
ゼノビアの口のところの布が生き物のように動く。
だが、息は吸えない。
入ってくるのは水分だけのはずだ。
こうやって、死の恐怖を何度も味わわせる。
すると、もう死ぬことが怖くなって、自殺などできない。
実際に、ゼノビアは殺してくれとはいうが、舌を噛み切って死のうとすることもない。
まあ、舌を切断したくらいでは、死ぬことなどさせはしないが……。
「苦しいだろう、ゼノビア? これが死だ。このまま布を乗せたままにすれば死ねる。それとも、息を吸うのを自分でやめればいい。そうすれば、いまのお前でも死ねるぞ」
ブレイドはゼノビアを観察しながら言った。
ゼノビアはしばらく痙攣のような震えをしていたが、それも小さくなり、やがてとまった。
一方で、糸で吊りあげられた腰だけが動いているのが滑稽だ。
ブレイドは布を取らせる。
「ぷはあっ、はあっ、はっ、はっ、はっ」
ゼノビアが盛大に息をする。
ブレイドは笑った。
「どうした? せっかく死にかけたのだぞ。それなのに、そんなに息ができるのが嬉しいのか?」
ブレイドは笑いながら、手で合図する。
濡れた絹布が再びゼノビアの顔に乗せられる。
「んぷうっ、んぐううっ」
またもや、ゼノビアが苦しそうに呻いた。
相変わらず、股間からは淫汁がしたたり続ける。いや、その量も増えている。
やはり、感じている。
ゼノビアは、こんな責めに欲情をしてしまうくらいになっているのだ。やはり、早く店に出したいものだ。
布を外させる。
ゼノビアが盛大に息を吸う。
しかし、すぐに布を被せ直してしまう。
同じことを五度やった。
それで、やっと布を完全にどかさせる。
「まだ、死にたいか? いくらでも付き合ってやるぞ。死の一歩手前までならいくらでも繰り返す。もっとやって欲しければそう言え。間違って死ねるかもしれん」
ブレイドは嘲笑した。
もちろん、ゼノビアは頷かない。
それどころか、明らかな恐怖が顔に浮かんでいる。
もうゼノビアは殺してくれとは言わないだろう。
ブレイドには確信があった。
「ううっ、うっ、も、もう、許して……。ああっ、あっ」
ゼノビアがまた腰を振り始めた。
痒いのだろう。
なにもしなてくも地獄──。
なにかをされても地獄──。
しかも、この状態では気絶することも許されない。
もうゼノビアは五日も寝てないのだ。
今日の一日で、ゼノビアを堕とす──。
そう決めていた。
「ああああ、あああああっ」
ゼノビアが奇声を出し始めた。
すると、じろじょろと小便が漏れ出てきた。
かなり、ゼノビアを追い詰めている。
ブレイドは満足した。
「はあ、はあ、はあ、わ、わかった。ゆ、譲る……。シズを譲渡する……。だから、糸を外して……。眠らせて……」
ついにゼノビアが言った。
「わかった。
シズの譲渡には、シズに向かって、「主人」を譲渡するという言葉をいまの奴隷主、つまり、ゼノビアが声を掛ける必要がある。
だが、本人が面と向かう必要はない。
声だけでいいのだ。
シズがゼノビアの言葉だと知覚すればいいだけだ。
言玉は、声を入れ込んで運ぶという初級魔道だ。
ブレイドはさっそく、言玉を出そうとした。
しかし、ゼノビアの眼がしっかりと閉じられているのを見て、首を傾げた。
「どうした? シズを譲渡するのだろう? そうすれば、責めはやめるし、食事も与えてやろう。清潔なベッドも準備する。しばらくゆっくりと休むがいい……。シズを譲渡するな──?」
ブレイドは言った。
しかし、ゼノビアは首を動かさない。
なにかに耐えるように、しっかりと目も口も閉じている。そして、首が小刻みに横に動いている。
ゼノビアが心の中で大きな葛藤と戦っているのがわかった。
「……そうか。聞き間違いか……」
ブレイドは手を伸ばして、指をゼノビアの股間に挿入した。
ゼノビアの股間の中は火傷をするかと思うほどに熱い。そして、濡れている。
指を前後に動かす。
「いぎいいいっ、いやあああ」
ゼノビアの腰が大きく揺れる。
そのたびに、糸でクリトリスが刺激されて、ゼノビアがけたたましい悲鳴をあげる。
「シズを譲渡するな? そうすれば、拷問は終わりだ。寝かせてやる。頷け──」
ブレイドは指を動かしながら言った。
「いやああ、シズはあたしのよおおお──。誰にも渡さないいいいい──」
ゼノビアは狂ったように絶叫した。
「そうか、ならば、もっと苦しめ」
ブレイドはシズの膣の入り口付近の中にある小さな膨らみをを強く押した。
ここも随分と発達してきた。
そこを揉み押してやる。
「あひいいいいっ──いぎいいいいい」
ゼノビアがあっという間に絶頂して股間から潮を噴き出させた。同時に腰を大きく動かしてしまい、激痛に悲鳴をあげもする。
「昇天したり、悲鳴あげたり、忙しいことだな、ゼノビア」
ブレイドは指を抜く。
男衆に合図する。
「痒み液を塗り足せ。クリだけじゃない。股間も尻の穴にも濡れ。お前たちも指を使っていい。もっと苦しませろ」
「へへへ、じゃあ、覚悟しろよ」
「早く、ブレイドさんに屈服することだ。いや、しねえ方がいいかな。こうやって、お前で遊べるしな」
ふたりがすぐさま指に液剤を浸して、同時にゼノビアに股間に手を延ばす。
「あああ、もういやあああ」
ゼノビアが号泣しはじめた。
ブレイドは、その情けない姿に笑い声をあげてしまった。
そのとき大きな音がしたと思った。
振り返る。
だが、そのときには、後ろから首を羽交い締めにされていた。
「なっ」
なにが起きたのか自覚することもできなかった。
ごんと音がして、自分の骨が折れるのがわかった。
最後に知覚したのは、怒りの形相を浮かべて、ブレイドの首をあさっての方向にねじ曲げたシズの姿だった。
目の前が真っ暗になり、なにも考えることができなくなった……。