※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

662 / 1059
 第7話   朝のご乱交
662 浴場乱交の情景(その1)


「そうですわ……。もっと、泡をおたてください、女王様。それでご主人様の大切なところを隅々までお洗いするのです……。あっ、そうそう……。もっと頑張って……。ふふふ、お上手ですわ……。あっ、マーズさんは、もっとお乳首に気を集めるとよろしいです。感覚をそこに集中するのです」

 

 ナタル森林からハロンドール王国との国境を越えたモーリア男爵領の屋敷の敷地内にある別宅である。

 マルエダ辺境候からの使者──王妃アネルザの二番目の弟になるシモン=マルエダと会合した翌朝であり、まだ今日は顔を見ていないが、シモンと彼の婚約者のクリスチナも同じ建物に泊まっている。

 一郎たちについては、遅めの朝食を終えたところだ。

 

 そして、別宅に備え付けてくれたらしい大浴場に、一郎は女たちとともにきていた。

 その大浴場の洗い場の木椅子に一郎は腰掛け、前からマーズ、後ろからガドニエルというかたちで、ふたりの乳房を使った身体洗い奉仕を受けているところだ。

 しかも、その教え役をスクルドがしているのである。

 元ハロンドール王都の有名女神殿長が、エルフ族の女王と、これもまた王都で有名な女闘奴のマーズに、一郎の元の世界における「ソープ嬢」のサービスを教えるというのは、なかなかにあり得ない状況のような気がする。

 もちろん、ほかの女たちも大勢が浴場に集まってきていた。

 

 今日から数えて三日目の朝になったら、一郎はひとまず一行を分離して、すぐに王都に帰還して王宮の混乱の状況を把握する組と、辺境候領に赴いて叛乱の旗揚げを宣言しているクレオン=マルエダ辺境候に対処する組に分かれて行動することを決めている。

 王都組については、ミウ、マーズ、イット、イライジャ、ユイナを予定していて、とにかく、ミランダたちと合流するとともに、一郎たち主力もすぐに向かうから、王都で情報を集めてくれと頼んでいる。

 

 一方で、一郎たち主力ともいえる親衛隊を含む集団については、辺境候領で捕らわれているピカロとチャルタの引き取りと、叛乱の鎮静のために動くことになる。

 どういう経緯で、そういうことになったのかの詳細は不明であるものの、サキが辺境候軍を操るために送り込んだらしいふたりのサキュバスは、その存在が発覚して囚われているということだ。

 

 あのふたりが囚われたなど考えにくいにだが、どうやら、それは王宮からの密告によるらしい。

 しかし、納得がいかない。

 そもそも、サキュバスたちを送り込んだのは、その王宮を支配しているサキであるはずだからだ。

 その王宮側がピカロとチャルタの辺境侯への潜入の情報をばらすというのはどういうことなのだろう?

 

 ただ、マルエダ辺境候は、そのサキュバスたちに対する処刑宣告をしつつも、その対処を話し合うために、一郎との面談を希望しているらしい。

 使者であるシモン=マルエダがそう言っている。

 これもまた、辺境候の狙いがまったく不明なのだが、一郎としては向かうしかない。

 

 いずれにしても、その辺境候領への出立は二日後の朝に決めていた。

 だから、今日はまだ、このモーリア男爵が準備してくれた別宅で、女たちとゆっくりとすごす時間というわけだ。

 

 ただ、遊ぶために時間を無駄にしているわけではなく、辺境候領に向かう方法として、一郎は、一度ナタル森林側に戻り、通称“女王の道”を称する移動術設備を使って、瞬間移動の連続で辺境候領に向かうことを考えている。

 

 二日というのは、女王の道の設備を、このモーリア男爵領に接する森から、辺境候領に近い森に接続し直すための時間ということだ。

 これについては、水晶宮にいるラザニエルと、享子の記憶を持つケイラ=ハイエルが全力で取り組んでくれている。

 これをもしも陸路で向かうとなれば、とてもじゃないが数日で辿り着くなど不可能なのだ。

 一郎たちとしては待つしかなく、待つしかないなら、心の充実をはかりたいというだけの話である。

 

 一方で、モーリア男爵は、一郎たちを屋敷内の別宅に迎えるとなったとき、わずか数日の余地しかなかったのに、準備し得る最高のおもてなしを整えてくれた。

 例えば、お忍びとはいえ、エルフ族の女王であるガドニエルという最高の賓客がいるにもかかわらず、一郎の要望のとおりに本屋敷ではなく、わずらわしさのない別宅を滞在場所と決めてくれたことだ。

 しかも、部外者については最小限の接触に留めて置いてくれている。召使いのような者たちも排除してくれ、一郎たちだけにしてくれているのも、最高の心遣いだ。

 これが並の貴族なら、一郎はともかく、エルフ族の女王に少しでも近づこうと、嬉しくもない歓迎漬けにさせられるところだろう。

 

 おもてなしについては、この大浴場もそうだ。

 おそらく、一郎が温泉好き、風呂好きということを調べたのだと思うが、たった二日くらいしか準備期間がなかったはずなのに、こうやって大きな湯舟の大風呂を準備もしてくれた。

 もともと、それほど大きくなかった浴室を魔道師を駆使して集めまくって改装してくれたらしい。

 男爵として、爵位こそ下級だが、財力にしても、集められる兵力にしても、かなりの力量を持っているという定評のあるモーリア家の力を垣間見た感じだ。

 それはともかく、おかげで、こうやって、朝から大きな湯舟と広々とした洗い場で女たちといちゃいちゃできるというわけだ。

 

 一郎が朝風呂に行くと告げ、同行したい女はいないかと声をかけると、ほぼ全員が手をあげた。

 朝風呂に向かうということは、一郎の場合はその言葉のとおりのことだけではなく、朝からの乱交を伴うことについては、全員がわかっている。

 しかも、かなりの確率で一郎は一緒に風呂に入る女を縄で縛ってしまう。

 そっちが愉しいからだ。

 

 結局、ついてきた女は、シャングリアを除くいつもの三人娘エリカ、コゼ、さらに、ミウ、マーズ、イットの新しいパーティメンバー、さらに、イライジャとユイナ、そして、ガドニエルと押しかけ魔道遣いのスクルドだ。

 つまりいないのは、モーリア家との連絡で抜けているシャングリアと、やはり一郎たちの世話のための家事を含めた警護業務のについている親衛隊を指揮しているブルイネン、そして、親衛隊の女兵たちである。

 

 さらに、一郎に同行した女たちのうち、ミウ、イット、マーズ、コゼ、ガドニエルについては、縄で後手縛りにして両手の自由を完全に封じた。

 これに対して、特に拘束をしていないのは、スクルド、イライジャ、エリカ、ユイナだ。

 そうやって分けたのも、何度も主張するが、そっちの方が面白そうだからだ。

  

「こ、こうですか……、あっ、ああっ」

 

 一郎の背中側にいるガドニエルが一郎の背中に乳房を擦りつけて悶え声を出す。

 スクルドが教え役になり、後ろからガドニエル、前からマーズが乳房に泡をつけて、一郎の肌を洗っているのだ。

 鍛えているマーズはともかく、ガドニエルについてはすでに汗びっしょりであり、ちょっとつらそうだ。

 だが、愉しそうでもある。

 

 そもそも、どうしてこうなったのかの詳細は知らないものの、いつものように湯船や洗い場で女たちを代わる代わる抱いていた一郎に対して、この三人が寄ってきて、乳房奉仕の練習をさせて欲しいと申し出てきたのだ。

 順番を待っているあいだに、どうやら、スクルドが前にそういうことをして一郎に愉しんでもらったと世間話のように語ったのが切っ掛けのようだ。

 

 スクルドは、スクルズと名乗っていた神殿長時代のほとんどを一郎の屋敷に入り浸っており、一郎はそれこそありとあらゆる痴態をエリカたち三人娘とともにさせた。

 確かに、乳房洗いもやらせたこともある。

 しかも、感度十倍にして、股間や胸を使って一郎を洗わせるなど、好き勝手したものだ。

 だが、目の前の彼女たちの会話に耳をやっていると、スクルドにとっては、それがなにかの武勇伝のように記憶しているらしい。

 とにかく、スクルドの話に多いに興味を抱いたガドニエルがやってみたいと声をあげるとともに、たまたま、隣にいたマーズが誘われて、いまの状況となったということみたいだ。

 

「しゅ、集中するといっても……。そ、そんなことしたら……ち、力が抜けて……」

 

 前側でがに股の体勢で膝を折り、一郎の胸に乳房を懸命に擦りつけているマーズが息を荒くしながら言った。

 背中側では、同じような体勢のがドニエルが一郎の背中を胸で擦っているのだから、前後に女の肉に挟まれていることで、一郎も実に興奮している。

 マーズ側にある一郎の股間は、完全な勃起状態だ。

 

「ふふふ、頑張りなさい。マーズ……。そいつの言葉の通り、ご主人様は女が感じれば感じるほど悦んでくれるのよ……。だけど、やっぱり淫乱巫女ねえ。ご主人様のことをわかっているじゃないの」

 

 湯船側からこっちを見物しているコゼがにこにこしながら言った。

 一郎たちの横に立っているスクルドがにこにこと微笑む。

 

「もちろんですわ。もう巫女ではありませんけど……。ご主人様のお教えをコゼさんたちに次いで体得しているのはわたしですので、これから一緒に暮らすことになるガド様にも、マーズさんにも、知っていることはすべてお教えします。みんなで愉しくすごしましょう」

 

「みんなじゃなく、あんたが愉しいんじゃないの? でも、ご主人様、王都への先発組を編成するなら、この不良巫女こそ、先に向かうべきなんじゃないですか? だって、こいつが責任者なのに……」

 

 スクルドに対して、またもやコゼが揶揄うように言った。

 王都の混乱が一郎の不在時に起こしたサキ、アネルザ、スクルド、ミランダの四人が発端となったルードルフ王の退位工作というのは、すでに承知している。

 それがテレーズ=ラポルタという女伯爵の悪業と、さらに、サキの暴走などの色々な要因が重なって、いまは王都が秩序を失うほどの大混乱となっているのだ。

 しかも、これについては、タリオ公国のアーサー大公の裏工作も絡んでいる可能性もある。

 そこに、南部地方の賊徒の叛乱などが重なって発生しており、王国全体が、かなりの騒乱状態といえる。

 

 一介の冒険者であり、爵位をもらったとはいえ子爵にすぎない一郎としては、そのそも、そういう国政に絡む理由もなければ、権利もないのだが、すべての騒乱の原因が一郎の女たちに繋がっているとなれば、関わないわけにはいかないだろう。

 

 こうなったら、一郎の女たちの力を借りて、この騒乱を落ち着かせるために力を尽くすつもりである。

 だから、もともと可能な限りに早く、王都に戻るつもりだった。

 なんとなくだが、ほとんどの騒乱は、一郎が王宮の乗り込んで、サキの暴走をとめれば終わるような気もする。

 

 だが、国境を越えてモーリア領に入ったところで辺境候の使者であるシモンと接し、一郎自身がすぐに辺境候領に向かう必要があると決心した。

 従って、一郎の伝言を持たせて、一部の女たちだけでも、先に王都に戻らせることを決めたというわけだ。

 

 その王都組については、まずはイライジャ──。

 情報処理能力も高く、状況が混迷していても至当な判断もできる。

 これに、イットとマーズという戦闘能力のあるふたりをつける。これで旅の安全は図れるだろう。

 そして、ミウとユイナ――。

 一郎たち主力は、これから辺境候領に向かうことになる。

 シモンによれば、即座に殺される可能性は低いようだが、すでに反乱軍を編成している軍のまっただ中に行くのだ。

 危険である。

 王都への移動と帰還も危険ではあるが、辺境候領に乗り込むよりは安全と判断した。

 そのために、ミウとユイナは辺境侯領土には連れていかないと決断をした。

 従って、一郎と一緒に行くのは、戦いに慣れている者だけだ。

 

 それはいいのだが、そのメンバー分けが決まったとき、スクルドが王都先行組に入らなかったことについて、何人かは不満の声があったのである。

 王都の状況を誰よりも承知しているのがスクルドなのだから、誰が先行帰還組になるのであろうと、スクルドがそれに入らないのはおかしいというのだ。

 まあ、それもひとつの意見だろう。

 しかし、当のスクルドは、せっかく遙々と王都を抜けて一郎と合流したのに、限られた時間であろうとも、一郎から離れるのは嫌のようだ。

 だから、誰かがそれに触れようとするたびに、必死に話題を混ぜ返そうとする。

 

「まあ、そんなこと言わずに、コゼさん。こうやって、ご主人様をお喜びさせるために、全身全霊を尽くしますわ。頑張りますから」

 

「誰が残り組になっても全員が頑張るわよ。もちろん、あんたがいなくても、あたしたちがいるから問題ないわ」

 

「そんなことありませんわ……。それよりも、ご奉仕です。さあさあ、おふたりとも頑張りましょう。もっと自分の性感を呼び起こすようにするといいですわ。コゼさんも言いましたが、ご主人様はそっちがお喜びになられるのです」

 

 懸命に一郎の前後で、「泡踊り」をしているガドニエルとマーズに、スクルドが向き直った。

 スクルドに限らず、一郎と別れる組になるのは、誰もが喜ばない。

 ミウなど大いに不満そうだったが、やっと、なんとか納得させたのだ。

 当然にスクルドもそうであり、誰かがスクルドも王都の先行帰還組に入れるべきだというと、いまのように、話を逸らすような行動や発言を繰り返すのだ。

 一郎はくすりと笑ってしまった。

 

「まあそうだな。ほら、マーズ……」

 

 一郎は腕をマーズの股間に乗せるように下からあてがった。

 

「股洗いだ──。ガドも来い。ふたりで股間で俺の腕を洗え」

 

 さらに、体勢を直して、ガドニエルの股間も腕に跨がらせる。

 両手を左右に伸ばして、左右からその腕にふたりの股間を乗せさせるかたちだ。

 

「は、はい」

 

「わ、わかりました、先生──」

 

 ふたりが股で腕を擦り始める。

 すぐにふたりがよがりだす。

 

「ね、ねえ、ロウ様、あたしたちも、ご奉仕させてもらっていいですか? 練習です」

 

 すると、そこにミウがやってきた。

 イットも一緒だ。

 

「おう、来い。じゃあ、舐めてもらおうかな」

 

 マーズが一郎の前から横に移動したことで、一郎の股間が空いた感じになった。

 それで、すぐにミウとイットが寄ってきたということだ。

 まあ、イットはミウに誘われたのであろうが……。

 

「やった──。行きましょう、イット」

 

「う、うん……」

 

 これで緊縛組は全員が集まった感じになった。

 少女ふたりが一郎の股間の前にしゃがむ。

 さっそく奉仕が始まった。

 一郎は左右から怒張への舌舐めを愉しみながら、顔をしかめて腕を擦るガドニエルとマーズの股間の感度を急上昇してやる。

 

「ああっ」

 

「うくうっ」

 

 すると、ふたりが同時にがくりとがに股の膝を割って悲鳴をあげた。






 *

 オリンピックですねえ。
 長崎出張から戻りましたが、最終日の金曜日が野外勤務だったので、軽い熱中症でダウンしてしまいました(笑)。
 長崎も暑かったです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。