【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「うわっ」
「へえ……」
部屋に入ってきたクリスチナとシモンが一郎の部屋の状況を見て、唖然とした表情になるのがわかった。
だが、シモンはこの世界にやって来て初めてできた「嗜虐友達」のようなものだ。
女を分け合うことはないが、羞恥責めに利用するくらいのことはしてもいいだろう。
夕べは、成り行きとはいえ、シモンの婚約者のクリスチナを抱かせてもらったし、今朝にシモンと話したときには、随分と一郎に対する物腰も柔らかくなり、一郎に心酔している様子さえ見せた。
だから、なんとなく、シモンとは気心知れた感じだ。
「ロ、ロウ殿──。そ、それに女王陛下も──」
そして、ふたりを案内してきたブルイネンは、部屋の「惨状」に唖然とした感じである。
なにしろ、ガドニエルを含めた十人もの女たちの全員が下着姿になっていて、しかも後手に拘束されているのだ。しかも、口で床に置いているお菓子を「犬食い」しているし、一郎には童女のミウなどが口移しでその菓子を食べさせたりしているのである。
何事だと思うだろう。
「やあ、シモン殿にクリスチナ殿、どうぞ、こっちに。遠慮することありません……。それに、ブルイネンも加わって行けよ……。ありがとう、ミウ。おいしかった」
一郎はミウの口を堪能すると、ミウから顔を話して、部屋の入り口のところで呆然と立っているシモンやブルイネンたちに声を掛けた。
また、ミウの口の周りに、チュコレートが残っていたので、それを舐めとってやる。
ミウは胸を巻く下着ではなく家族の子供用のシミーズだ。しかし、十一歳の童女のミウはうっとりと女の顔になり、一郎に甘えるように身体をしなだれてきた。
「さあ、ミウは交代だ。次はふたりだ。スクルドとガドは一緒にソファーにあがって来い」
一郎が声を掛けた。
すると、口に菓子を咥えたスクルドとガドニエルが嬉しそうに膝で近寄ってきて、後手のままソファーにあがり、一郎の両隣にやってくる。
「わ、わたしは、まだ任務がありますから──。で、では……」
一方でブルイネンは、真っ赤な顔をして、慌てて立ち去ってしまった。
一郎はそれを横目で確認しつつ、苦笑した。
まあいい……。
ブルイネンを含めた親衛隊の連中については、必ず夜に仮想空間に連れ込んで抱くということをしている。
仮想空間であれば、時間の経過をほとんど考えなくて抱いて、大勢の女たちをじっくりと順番に抱いて愛することができる。
ただ、仮想空間といえども、やはり、こちらに戻ったときにかなりの疲労感が残るらしく、夜間警護勤務などの場合は、どうしても支障があるらしい。
体力的な疲労感は仮想空間から出るときに解消できるはずなのだが、さすがに抱き潰されるくらいまでされてしまうと、精神的疲労が肉体にも影響が出るようだ。
一郎も淫魔師レベルが限界突破してからは、手加減しようとしても、与える快感が増幅される感じになり、どうしても女を抱き潰してしまう。
まあ、なんだかんだで、一郎も自分が精を放つよりも、女たちが快感によがり狂うのを眺めているのが興奮するというのもあるのだが……。
ともかく、そんなわけで、最近は親衛隊については半分ずつ抱くことにしている。
家事だけでなく夜間警備にについて負担が大きい新鋭隊の彼女たちなので、夜に非番の者たちだけど仮想空間に連れ込むことしているのだ。
ブルイネンの相手をするのも、そのときの方が多いが、今夜はたっぷりと苛めてやることにしよう。
いま、逃げた罰だ。
一郎はほくそ笑んだ。
「んんっ」
「んふん」
そして、スクルドとガドニエルが乳房を両側から一郎の肩に押しつけるようにして、口に咥えている菓子を一郎の口に寄せてくる。
一郎はまずは、スクルドの菓子を食べて、スクルドとの口づけを堪能し、次いでガドニエルともキスをしながら菓子をお互いの口の中を行き来させつつ、半分ずつ食べた。
それととともに、両側に腰に回している手をお尻側から前に伸ばして、ふたりの股間を下着越しに愛撫を続ける。
「ああ……」
「あっ、ご、ご主人……さ、ま……、ああ……」
このふたりは、一郎から人前でいたぶられても嫌がらない。
口から食べ物がなくなったふたりが、一郎の悪戯に身体を悶えくねらせて甘い声を出す。しかし、ふたりとも、シモンの視線があっても、避けて逃げるということはしない。
「おう、やっぱり師匠ですね。流石ですよ」
すると、まだ入り口のところで立っていたシモンがなぜか嬉しそうな声をあげた。
この男は、昨日はかなり一郎に上からの態度で喋っていたのだが、ひと晩経って朝に少し話したときには、この口調になっていた。
ちょっと面食らうのだが、昨日の晩餐のあとでクリスチナを抱いて、そのときのクリスチナの従順な態度が余程にお気に召したようだ。
朝の会話では、クリスチナが可愛い、可愛いと連呼もしていたし……。
また、そのときに、どんな風に女を躾けたらいいのかを問われたので、躾けるという言葉は適切ではなく、むしろ奉仕するつもりで愛せばいいと意見を言った。その愛する手段が嗜虐を伴う「プレイ」なだけだ。
「プレイ」という単語も気に入ったらしく、やたらに感嘆していた。
さらに、一郎が亜空間に持っている性具の幾つかを譲渡したら、それからずっと「師匠」呼ばわりだ。
普通に語ってくれと言っても、直す気配はいまのところない。
それはともかく、なにが流石なのだろう。
ただ、女を拘束して悪戯しているだけだ。
「ああっ」
「んくうううっ」
スクルドとガドニエルのよがり声が激しくなる。
魔眼で確認するまでもなく、もう絶頂してしまうだろう。
下着越しの股間はすでにびしょびしょだ。
一郎はふたりの下着の中に指を差し入れて、ゆっくりと股間を愛撫した。
クリトリスをくすぐるようにしながら、蜜を吐き続ける膣の中に人差し指を差し入れる。そして、花唇に指を抽挿しながら、ふたりの気持ちのいい場所を魔眼で確認しながら刺激してやる。
「ああ、ご主人様──」
「ああああっ」
ふたりが同時に身体を弓なりにして、胸を再び一郎に押しつけるようにしてくる。
「だめだ──。我慢だ。許可なくいくなよ──」
一郎は愛撫を続けながら意地悪を言った。
「は、は、はいいいっ」
「んぐううう」
ふたりが歯を喰いしばったのがわかった。
一郎の戯れ言を受けて、耐えようとしているのだ。
一郎はほくそ笑みつつ、膣の中のGスポットを押し揉むとともに、指をバイブレーターのように振動させる。
ふたりの「快感値」が一気に飛翔して、“0”に接近する。
「う、うううっ、くくうううっ」
「あぎゅううう」
ふたりが奇声を出し始めた。
とりあえず、“1”でとまった。
しかし、もう限界だろう。
一郎は淫魔術で粘性体を飛ばして、男根の形状で固めてふたりのアナルに発生させる。
それを蠕動運動をさせた。
「だめえええ」
「んくううう、あっはあああ」
ふたりがまったく同時に、ついに弾けた。
我慢した分、快感も大きかったらしく、かなり大きなよがり声をあげてしまった。
スクルドについては、潮まで吹いて、下着を思い切り濡らしてしまっている。
「言いつけを守れなかったな。罰だ。ふたりで俺の足を舐めてもらおう。シモン殿たちがいるが、手を抜くなよ」
一郎は言った。
シモンたちは靴を履いているが、一郎たちは浴場からあがってそのままなので、全員が素足である。
「は、はい」
「ご主人様……」
深い絶頂で脱力しているふたりが気怠そうに身体を動かして、ソファーをおりていく。
特に抵抗することもなく、ふたりは身体を屈めて、一郎の足の指を舐め出す。
一郎は、シモンに視線を向け直した。
「申し訳ありません。どうぞ、お座りください。ご覧のように取り込んでいますので、座ったままで失礼しますね」
シモンに笑顔を向ける。
破廉恥で失礼な態度だが、一応は計算のうちだ。
エルフ女王のガドニエルを
シモンがマルエダ辺境候家の耳目として、一郎を見聞にやってきたのはわかっている。
なんの力もない一郎だが、せめて、女傑たちを自在に扱えることを示して、これから始めることになるだろうマルエダ家との交渉を優位にする努力をしなければならない。
辺境候の陣営に捕らわれて処刑待ちだというチャルタとピカロを助けないとならないのだ。
男らしくないが、虎の威を借りるのも有効だろう。
スクルドについても、ばらしてはないが、王都第三神殿の女神殿長だったスクルズだと、シモンも見抜いている気配だ。
スクルズといえば、王都一の魔道遣いの定評もあった女魔女でもある。
それをこれだけ支配していると見せれば、一郎を無碍には扱うことはできないはずだ。
それはともかく、ほかの女たちは、大人しく一郎たちを見守る感じになっている。もう邪魔をしてはいけないと思っているのか、争って一郎にお菓子を運んできていたミウやコゼも距離をとって退いた感じになった。
半分以上は、下着姿を晒しているのが恥ずかしそうではあるが……。
その中で、他人の眼を気にしていないスクルドとガドニエルの足舐めだけが続いている。
「いやいや、師匠の女性たちばかりにそんな格好をさせるわけにはいきませんね。クリスチナにも同じ格好をさせましょう。クリスチナ、スカートを脱ぐんだ」
シモンがクリスチナの腰を抱くようにして自分に引き寄せた。
そして、腰に回した手でクリスチナのスカートの腰の留め具を外そうとした。
今日のクリスチナは貴族女性のそれではなく、女冒険者らしい服装であり、上下が別々の服装をしていて、スカートは激しい脚の運動を阻害しない短いものだ。
そのスカートだけをシモンは脱がそうとしているようだ。
「ちょ、ちょっと、シモン殿──。ま、待ってよ──。わ、わたしのスカートの下は……」
クリスチナが狼狽えた声を出す。
それで気がついたが、クリスチナの両手は背中側で組んだままだ。
魔眼で覗く……。
“クリスチナ=バートン
伯爵家令嬢
人間族(女)
年齢:24歳
ジョブ
戦士(レベル15)
魔道遣い(レベル10)
調教師(レベル3)
生命力:50
攻撃力:10↓(指縛り・後手)
魔道力:40
経験人数:男15、女14
淫乱レベル:A
快感値:100→20↓
状態
ディルド付き貞操帯装着による弱体化”
改めてステータスを見ると、それなりに性経験は豊富のようだ。
“調教師”という面白いジョブもある。
それはともかく、どうも抵抗の様子がおかしいと思ったら、シモンはクリスチナを指縛りで後手拘束してきたのだとわかった。
また、貞操帯も装着させてきたみたいだ。
そういえば、今朝、シモンに譲渡した性具の中にも貞操帯はあったし、晩餐からシモンの部屋にクリスチナを返すときにも、貞操帯を到着させっぱなしにしていた。
そのどちらかを嵌めさせて、ここに連れてきたみたいだ。
シモンの言い草じゃないが、この気の強い「女王様」への「
そして、昨日は一郎はクリスチナを犯したし、何度も精を注いだ。その割には、ステータスの向上もないし、なにかの能力の付与もない。
やはり、「淫魔師の恩恵」は一郎が性支配を望まない限り、しないのだと改めてわかる。
「いや、いいお手本でした。さあ、クリスチナ、君は床だ」
シモンがクリスチナのスカートを床に落とす。
クリスチナの股間に喰い込んでいる革の貞操帯が露わになる。
「あっ、いやっ」
クリスチナが片足を曲げて股間を隠そうとした。
しかし、喰い込んでいる貞操帯が細いので陰毛まで見えている。
それも恥ずかしいのだろう。
「しばらく、これで遊んでいるといいよ」
すると、シモンが上着の懐に手を入れてなにかの操作をした。
おそらく、貞操帯のディルドを遠隔で動かす魔道器具を作動させたのだろう。
「ほうっ」
クリスチナが身体を伸び上がらせて、全身を弓なりにした。
あの感じだと、動かされたのはアナル側のディルドなのだろう。
「と、とめてっ、だ、だめえっ、あっ、あっ」
“クリスチナ=バートン
…………
…………
快感値:15↓↓
…………
状態
ディルド付き貞操帯装着による弱体化(アナル作動)”
一気に快感値がさがる。
お尻の快感で欲情を大きくしたのが観察できる。
「師匠殿に言われたとおり、排便をさせながら股間を愛撫して絶頂をさせてみました。それでかなり従順度があがりましたよ……。流石に師匠ですよ」
シモンが一郎の前に腰掛けながら、ささやくように言った。
そういえば、そんな「プレイ」もあると今朝に教えたっけ……。
さっそく実行したようだ。
「師匠ねえ……」
一郎はすっかりと打ち解けた感じのシモンに苦笑してしまった。
また、クリスチナはお尻のディルドを動かされて、かなりつらそうだが、それでも身体をふらつかせつつ、こっちにやってきて、シモンの足下にしゃがみ込んだ。
確かに、あの気の強い女王様の調教は、たったひと晩でかなり進んでいるみたいだ。
まあ、もともと、相手を嗜虐する性癖があったクリスチナだ。
嗜虐癖というのは、被虐癖の裏返しでもある。
一郎が露わにしてやった被虐癖がいまは完全に表側になっているのだとわかる。
「さて、ところで、辺境候の陣営のことです。最初に言っておきます。俺の父親の辺境候はともかく、俺の兄のレオは、あなたを認めることはないと思います。命を狙う可能性もあります」
すると、シモンが急に真面目な顔になって語り出した。
「あっ、ちょっと待ってください」
一郎はそれを留め、全員に集まるように声を掛けた。
本日より出張で家を離れます。帰宅は来月の予定なので投降再開は、それ以降となります。