【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
「あっ、あっ、ああっ、いきますっ、いきそうです、ご主人様、あああっ」
「うん、そうだね。いきそうだな。ほら、頑張れ、女王様」
一郎は笑いながら、右手に持っている棒の先の鳥の羽根でガドニエルの無防備な身体をくすぐり続けた。
いま、羽根を動かしているのは右の脇だ。
両手首をまとめて縄で拘束され、その腕を頭の上に伸ばしているガドニエルには、一郎の悪戯を防ぐ手段はない。
ただ、やられるだけだ。
「ひあっ、ひあっ、あああ」
ほとんど無意識だろうが、ガドニエルが身体を捻って羽根から避けようとする。
「ほらっ、逃げるな」
一郎は、左手に持っている乗馬鞭で、ガドニエルのお尻をびしりと叩いた。
そんなに強い力ではない。
せいぜい、ガドニエルの白い肌が赤くなる程度のものだ。
もしあざになったとしても、一郎なら簡単に傷を治すことはできるから、力いっぱいに叩いても問題はないが、本当に軽くだ。
これは、痛めつけるのが目的ではなく、気合い入れのようなものなのだ。
単なる遊びである。
「あんっ」
ガドニエルが悲鳴というよりは、まるで悶えているような甘い鼻声を鳴らした。
また、そのガドニエルは汗びっしょりだし、脚もふらふらだ。
なにしろ、最初に一郎が後背位で犯して立て続けに連続絶頂させてから、まだ休むことを許してない。
続いている一郎の責めに、もうガドニエルは疲労困憊状態である。
まあ、ガドニエルも、魔道はすごいが特段に体力があるわけではない。
むしろ、ない。
この世界のエルフ族は、一般に人間族よりも体力があるらしいが、ガドニエルは生まれつきの王族で、別に鍛えているわけではない。
並の人間族と同程度の体力しかないだろう。
だから、連続絶頂のあとで、そのまま強要されているこの「運動」は結構辛いみたいだ。
「腰の動きが悪くなったぞ、ガド。もっと一生懸命に振るんだ。前後だけでなく、左右にも動かすんだぞ」
「は、はいっ」
ガドニエルが言われたとおりに一生懸命に腰を振る。
そのガドニエルの股間には、一郎が施した股縄が喰い込んでいる。もちろん、股縄には大きな縄こぶと淫具があり、身じろぎするだけで敏感な場所を苛む仕掛けになっている。
それをガドニエルに腰を振らせて、「自家発電」の遊びをしているというわけだ。
また、なによりの工夫は、膣に当たる部分には、縄こぶではなく、たくさんの穴の開いたボールギャックのような小さな球体を押し込んでいることである。このため、すっかりと身体のできあがったガドニエルが腰を振ると、その穴の部分から愛液を床や内腿に滴り落とすという仕掛けである。
なかなかにいやらしい姿だ。
「あふんっ、い、いきますっ──。いかしてください」
ガドニエルが股縄が喰い込んでいる腰を前に突き出すようにして、全身を突っ張らせた。
達しそうなのだ。
すかさず、一郎は羽根で刺激する場所を乳首に変える。
いまのガドニエルは、全身のどこもかしこもが性感帯になっているくらいに敏感だが、それらのどこをどう刺激すれば、ガドニエルを追い詰められるかということは、一郎には丸わかりだ。
縄こぶの刺激と、羽根によるくすぐったさによる快感の疼きが全身に駆け抜けて、ガドニエルがさらにがくがくと身体を痙攣させはじめる。
ここで鞭の一閃だ。
羽根の刺激もやめる。
「よし──。おあずけ──。ガド、動くな──」
そして、一郎は腰縄を掴んで無理矢理に腰の動きをやめさせる。
「ああん、またああ」
絶頂のために全身を硬直させていたガドニエルが切なそうに身体をくねらせた。
しかし、まだ身体の震えは続いている。
なにしろ、一郎の淫魔術では、ガドニエルが絶頂寸前、いや、まさに半分絶頂していたことがわかっている。
それを、またもや無理矢理にやめさせられて、ガドニエルは気が狂わんばかりになっただろう。
一郎は腰縄から手を離す。
すると、ガドニエルがすぐに股縄の嵌まっている腰を激しく振り出す。
「動くなというのに」
一郎は笑いながら、今度は前側から、強い痛みを与えるほどに乳首を横に弾いた。
「ひぎいっ」
さすがに、乳首の激痛では、ガドニエルが溜めていた快感は消失する。
だが、鞭が離れるときには、鞭による傷の治療を終えて、痛みを疼きに変えてしまう。
だから、完全には快感は立ち去らない。
結局、絶頂ができなかっただけで、沸騰しそうな痺れの波だけが残ることになり、ガドニエルは四肢を震わせ続けている。
「動いていいぞ。もっと思い切り腰を振るといい。止まるのは、俺が“おあずけ”と言ったときだけなんだから、出し抜けば絶頂できるぞ」
一郎は羽根の先で前側から股間をくすぐった。
「ひやあっ、もう、もうだめです、ご主人様ああ……。た、立っていられません、ひんっ、ひっ」
ガドニエルは、膝を折ってしまった。
一郎は手を伸ばして、ガドニエルを支える。
すでに、「
さすがに、もう体力の限界か?
「仕方ないなあ。じゃあ、もう一度抱いてやろう。今度は横になるのを許してやる」
賊徒団を追い払うために目減りしたらしい淫気の補充のために、ガドニエルを連れて亜空間に入ってからしばらく経っている。しかし、最初はガドニエルを立たせたまま後背位で連続絶頂させ、いまは「休憩」という名で。「羽根と鞭」の寸止め遊びをしていた。
従って、ガドニエルはやっと身体を横にできることになる。
案の定、ガドニエルはもう動けないみたいだ。
手首を拘束から外すと、ガドニエルはその場にしゃがみ込んでしまった。
ガドニエルを横抱きにする。
寝台を出現させて、その上に横たえた。
半分、朦朧としているが、手を伸ばさせて、寝台についている革ベルトで両手を伸ばした状態で再び拘束し直してしまう。
一方で、股間に嵌まっている「穴あき球体」からは、どろどろに愛液が溜まっていた。
一郎は、それを手で軽く押すと、ぐりぐりと回してやる。
「ああっ、あひいい」
寸止めも十数回は繰り返しただろう。
すっかりと敏感になったガドニエルの身体は、淫魔術を使うまでもなく、完全にできあがっている。与えられた激流のような刺激で、ガドニエルが四肢を震わせて悲鳴をあげた。
「本当に淫乱な女王様だ。そんなに気持ちがいいのか?」
一郎は、悪戯をやめて、股縄の結び目に手をかけた。
股間に喰い込んでいる縄を解いていく。
「は、はいっ……。ガ、ガドは、い、淫乱で、ど、どうしようもないんです──。も、もう、ご主人様が、ほ、欲しくてたまりません」
ガドニエルが息も絶え絶えになりながら、最後の力を振り絞るように言った。
一郎はほくそ笑んだ。
本当なら一郎など近づくもできないような本物のエルフ女王であり、まさに絶世の美女だ。
しかし、そのエルフ女王を相手に、こんな淫靡な遊びができるのだ。
やっぱり、愉しい……。
しかも、いやらしくて……。
とても可愛い……。
「ふふふ、やっぱり、ご主人様は、普通に抱くよりも、女を苛めるのが好きだねえ……。淫気の回収率がとってもいいよ。こいつも淫乱だしね。いいぞ、女王様」
いつの間にか、クグルスが近くに寄ってきていた。
邪魔しないようにと、しばらく離れていたが、また寄ってきたみたいだ。
「邪魔をするなというのに、クグルス」
一郎は苦笑した。
「いや、こいつも、しっかり“まぞ”だしね。言葉責めにも感じてるみたいだからいいんだ。女王様だから、あんまり苛められることもないからかもね。ご主人様も、もっと苛めちゃいなよ」
「そうか? じゃあ、試すか?」
一郎はガドニエルから縄と穴付き球体を外した。
顔をガドニエルの股間に寄せる。
わざとらしく、鼻で臭いを嗅ぐ素振りをする。
「うわっ、みっともないなあ。糸も引くくらいに感じているのか。本当にだめ女王だ。垂れ流しすぎだ」
一郎は声をあげてやった。
ちょっと、わざとらしかったか?
まあいいか……。
一郎はガドニエルの太腿からまとまった愛液をすくい取ると、ねっとりとした分泌液をガドニエルの頬になすりつけた。
「あんっ、ご、ごめんなさい──。だめ、女王です」
しかし、ガドニエルが泣きそうな顔で言った。
演技ではなく、本当に辛そうだ。一郎から叱られるのが堪えたようだ。
しかし、その瞬間、新しい愛液がつっと膣から流れ出るのもわかった。
長く球体を入れっ放しだったので、ぽっかりと穴が開いたみたいになっていたのだ。
確かに、言葉責めに反応するようだ……。
マゾか……。
あるいは、一郎によってマゾに変わってしまったか……?
いや、違うか。
ガドニエルは、最初から真正のマゾだった……。しかし、そういう相手に出逢わなかっただけか……。
「そうかあ? じゃあ、どんな風にだめなのか、言ってみろ」
一郎はガドニエルの脚を開かせて、身体をそこに入り込ませる。
「ガ、ガドは、本当はただ淫乱なだけで、なにもできないんです──。だ、だから、みんなに手伝ってもらわなければ、なにもできません──。だめ、女王です──」
ガドが言った。
さらに、自分がどんなにだめな女王であるのかを口にする。
ただの言葉遊びだが、一郎は逆に感心した。
ここまで、自分がだめだと口にできる君主もいないのではないか。だからこそ、家臣はガドニエルを支える。
駄目だとわかっているから、ガドニエルも部下の言葉に耳をよく傾ける。そして、よくわからないことは丸投げだ。
ガドニエルが空回りするのは、一郎関係のことばかりのような気がする。
やっぱり、ガドニエルはいい女王なのだろう。
だからこそ、百年も平和にエルフ女王国を支配してきたのだ。
彼女なりに……。
「いい子だな。自分がだめだとわかっているのは、ちっともだめじゃない。さすがは、ガドだ。じゃあ、今度はご褒美だ。もう意地悪はなしだ」
一郎はガドニエルの真っ白い内腿を手のひらで撫でた。
「あんっ、やんっ」
ガドニエルがびくんと身体を震わせる。
さらに一郎は、内腿から手をガドニエルの女の部分に滑り込ませると、ぐっと割れ目に指を挿入する。
一瞬でGスポットを探り当てて、そこをすっと刺激する。
「あんんんっ」
ガドニエルが腰を弾きあげた。
しかし、簡単には絶頂は与えない。
すぐに指を移動させて、一瞬、快感をずらしてしまう。
「ひうううっ」
だが、快感はずらしただけだ。
クリトリスを軽く撫でる。
「ひやあああ、あああああ」
ガドニエルが全身を弓なりして身体を突っ張らせる。
指を離す。
「も、もう、いやですうう。お、おかしくなっちゃいますう」
ガドニエルの裸体が脱力して寝台に落ちる。
「もう一回だ」
一郎は再び膣の中で指を激しく回す。
もちろん、クリトリスにも指先を当てる。
「ひああ、ああああっ、ああああ、あっ、ああっ」
ガドニエルが再び全身を突っ張らせた。
しかし、すぐに指を引く。
だが、快感が逃げきるところまでは時間を置かない。
すぐに刺激を再開だ。
しばらく、それを繰り返した。
やがて、ガドニエルは意識すら怪しくなり、身体を弓なりにしたまま硬直してしまった。
「そろそろ、いいかな」
一郎は指を抜くと、ガドニエルの股間に一気に怒張を貫かせた。
「ひいいいいん、いぐううううう」
さらに、ガドニエルの全身が大きく反りあがる。
一郎は、もう快感を逃がすような意地悪はしない。一転して、ガドニエルに溜まりに溜まった快感を外に突き飛ばすように、激しく律動する。
Gスポット、ボルチオ、ほかにもあらゆる部分を強く弱く刺激していく。
「ふにゃああああ」
ガドニエルが奇声を発して、がくがくと痙攣した。
溜まっていた分、大きくて深い絶頂だ。
二度、三度と激しく悶え、またもや脱力する。
「まだ終わりじゃないぞ。そもそも、俺がまだだしね」
一郎は律動を継続する。
手で腰を支えて身体を倒し、自分の身体を倒して、胸を舌で刺激もする。
「ひいいっ、いいいいっ」
ガドニエルが悲鳴のような声をあげて悶え狂う。
「し、死んじゃいます──。あああああっ」
「死ぬもんか」
一郎は笑いながら腰を振り続ける。
「んあああっ、あああああっ」
ガドニエルがまた達した。
それでも、一郎は、間髪いれずに律動を続け、腰全体を使ってガドニエルの膣を擦りあげていく。
ガドニエルが、すでに、かなり追い詰められている状態であることはわかる。
今度もこれが限界か……。
これ以上は拷問になるが、ここまでなら極限の快感で終わる。
一郎は腰を動かしながら思った。
「また、いきますうううっ」
ガドニエルが拘束されている両腕を引き千切らんばかりに全身を波打たせた。
大きな胸がうねって、大量の汗が飛び散る。
「よし、次は一緒だ。合わせてやる。いけえっ」
一郎は最後のひと突きをした。
「う、嬉しいですううう──。あああああっ、んぐうううう」
そして、ガドニエルが絶頂した。
一郎もまたガドニエルの中に精を注ぐ。
しかし、その瞬間、ガドニエルの秘裂からすさまじい勢いで放尿が始まった。
「うわああ、女王様、おしっこしちゃった」
クグルスがけらけらと笑ったのが聞こえた。
「ああっ、ごめんなさいいい──。やっぱり、だめガドですうう」
ガドが泣いてしまった。
悲しいというよりは、連続絶頂で感情がコントロールできなくなったという感じだと思う。
一方で、ガドニエルの失禁はなかなか終わらない。
身体に力が入らないだろうから、止めようもないのだろう。
ガドニエルはがっくりとなっている。
「ガドはだめじゃないよ……」
一郎はガドニエルのおしっこが終わったところで、彼女を抱きしめてキスをした。
そのときには、亜空間術で濡れたシーツは清潔なものに交換している。
一郎の亜空間だ。
なんでも、思いのままである。
そのまま、仮想空間術を発動して、調度品の揃った豪華な部屋を出現させた。入浴設備や部屋の隅には、ちょっとした飲み物と軽食も揃えた。
一郎の前の世界における一流ホテルのスイートルームのイメージだ。
「しばらく、ゆっくりしてくれ。ありがとう。おかげで、淫気をたっぷりと補充できたみたいだ」
一郎は、ガドニエルから顔を離して言った。
ガドニエルには、半分だけ回復術をかけた。残りは自然回復に任せた方が気持ちいいはずだ。
「わ、わたしは……ご主人様の……お役に……立ちましたか……?」
ガドニエルが荒い息をしながら言った。
一郎はガドニエルの頭にそっと手を添えた。
「とってもね」
「そうだな。ひとりだけにしては、大量の淫気だったぞ。さすがは淫乱女王だな。ご主人様はとおおっても、お喜びだ」
クグルスが元気よく言った。
「よ、よかったですわ……」
ガドニエルが幸せそうな笑顔で寝息をかきだした。
一郎は掛け布を出して、ガドニエルの裸身を覆う。拘束は全部消滅させた。
「さて、向こうに戻るか……。だが、クグルスは、しばらくこっちにいてくれ」
一郎は出現させた衣類を出し、自分で身支度しながら言った。
「あいあいさあ。だけど、いつでも呼び出してよね。それと、スカンダは、ご主人様譲りの粘性体の網で包んで、ぼくの亜空間に収納しているよ。魔道も封じてね。でも、ちょっと変なんだ。後で看てあげてよね」
「わかった」
一郎は着装を終えたところで、現世世界の屋敷の玄関に戻る。
「わっ、終わったんですか? ちょっと元気になりましたか?」
コゼだ。
にこにこしている。
コゼからすれば、一瞬だけ一郎が消滅して、すぐに現れた感じだろう。
「わかるのか?」
しかし、コゼには一郎の淫気の状況がわかるのか?
一郎自身にもわからないのに……。
「わかります。ご主人様のことはなんでも」
コゼがにっこりと微笑んだ。
「そうか……」
一郎は頷く。
そして、屋敷の扉に手をかけた。
「ロウ──」
しかし、扉は内側から開かれた。
そして、温かいものが一郎の身体をがっしりと掴んだ。