【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
わたしは、必死になって尿道口を締めつけている。
しかし、お兄ちゃんは容赦なく、満員電車の中でわたしの股間を愛撫しながら、意地悪く下腹部を押したり、揺すったりする。
そのたびに、尿意が刺激されて、おしっこが漏れそうになる。
とにかく、必死で我慢する。
ここで失禁などをしてしまえば、身バレどころではない。
多分、近くにいるのは、学校の男子生徒で間違いないと思う。こんな破廉恥なこと、ましてや、電車の中でおしっこを漏らすところを見られたりすれば、わたしが学校にいられなくなることは間違いない。
まあ、それでも、お兄ちゃんはわたしの面倒を看てくれるだろうが、それだけに、お兄ちゃんは手加減などしないと思う。
わたしは懸命にのお兄ちゃんの愛撫に耐え続けた。
「スカートから手を離すんだ。股間をいじってもらいたけばね」
お兄ちゃんが含み笑いのような響きを混ぜながら背中からささやく。
力は入れていなかったが、わたしはお兄ちゃんが手を入れているスカートを手で押さえていたのだ。
そして、お兄ちゃんが手をスカートから抜く。
「んんっ」
すると、すぐに猛烈な痒みの苦しさが襲いかかってくる。
我慢しようと思ったが、すぐに無理だと悟った。なによりも、異常なほどの身体の火照りなのだ。
ローションによる掻痒感だけではなく、朝からずっと全裸で曳きまわされたときから、わたしの身体には、耐えようがない焦燥感が渦巻いていたのだ。
もうどうなってもいい──。
わたしは、スカートを押さえていた片手を身体の横に持っていった。
お兄ちゃんが再び股間を愛撫を始める。
「んあっ、あっ」
喉の奥で声を噛み殺して、必死に平静を装う。
お兄ちゃんは指のはらで股間をぐいぐいと持ちあげるように動かす。
すごい……。
やっぱり、魔道の指だ……。
あっという間に昇りつめそうになる。
しかし、気を許せば、尿意が崩壊しそうだ。
わたしは、お兄ちゃんの与えくれる快感に没頭するわけにもいかず、いつまでも中途半端な状態で焦らされた感じになった。
それに、多分、お兄ちゃんは加減している。
とても指の動きがゆっくりなのだ。
確かに痒みは癒やされるが、十分な甘美感じゃない。それどころか、次々に新しい痒みが沸き起こってくる。
膣の深いところも強烈に痒いし、胸だって痒い。
お尻もだ。
いま触ってもらっている股間の亀裂も、もっとぐちゃぐちゃに擦って欲しい……。
とにかく、わたしは太腿の力を抜いた。
そうしなくてはいられなかったのだ。
たちまち尿意が破裂しそうになるが、それは懸命に耐える。
いまは、痒みの方をなんとかして欲しい。
「あっ」
次の瞬間、わたしはかっと顔が赤くなるのを感じた。
お兄ちゃんがわたしのスーツのボタンを外し、さらにシャツのボタンまで外して 乳房に直接に触れてきたのだ。
わたしははねのける代わりに、顔を完全に俯かせた。
胸の痒みだって限界だったのだ。触って欲しい……。
「あん、あっ」
思わず声が出た。
お兄ちゃんの手が乳房を柔らかく揉みあげてくる。
気持ちいい──。
そして、乳首をつんと弾くように動かしてきた。
「ふううっ」
膝ががくりと曲がって、その場にしゃがみ込みそうになる。
周囲がちょっとざわめているのを感じる。
さすがに、すでに周りの乗客にも気がつかれている──。
でも、お兄ちゃんは、構わず胸を揉みあげ、さらに一方の手をスカートの後ろにまわして、完全にお尻を露出させた。
指で後ろからお尻の穴と股間の表面を強めに擦り始める。
「あっ、んんっ」
脳が灼きつきそうになる。
さらに、お兄ちゃんの指がぎゅっと股間に挿入してきたのだ。
全身から汗が噴き出す。
「んんっ、い、ああっ」
必死に声を我慢する。
一転して、お兄ちゃんの容赦のない激しい指の動きだ。
気持ちのいい場所を的確に擦りあげてくる。
掻痒感に悩まされていただけに、奥を擦られる愉悦も桁違いだ。
もうどうなっているかわからない。
周りの眼も気にならない。
いまは、お兄ちゃんの与えくれる快感に狂いたい。
「いやらしい先生に贈り物だ」
ぎょっとした。
お兄ちゃんの声が結構大きな声だったのだ。
「先生?」と男子高生たちがささやくのが聞こえた。忘れかけていたが、学校の生徒が近くにいたのだった。
わたしはさらに顔を俯かせる。
「んくううっ」
しかし、わたしは次の瞬間、電車の中で大きく身体をのけぞらせてしまった。
お兄ちゃんが淫具のようなものをアナルに挿入してきたのだ。
ローションを塗られていたわたしのアナルは、その淫具を簡単に深々と受け入れた。
すると、その淫具がすぐに激しく蠕動運動を開始してきた。
「ああっ、ああっ」
声を殺すなど不可能だった。
快感が全身を突き抜ける。
アナルの淫具と膣の中のお兄ちゃんの指──。そして、胸を捏ねまわされて、わたしは一気に快感を飛翔させた。
しかし、そのとき、電車が減速を始め、ターミタル駅に到着するアナウンスが流れた。
お兄ちゃん手を引っ込める。
お尻に挿入された淫具はそのままだが、振動はとめられてしまった。
まさに絶頂の一歩手前で置き去りのまま、またもや、中断された。
「服装を整えなよ、享ちゃん」
お兄ちゃんが意地悪に耳元で言った。
混み合う電車の中で慌ててスカートを直して、シャツとスーツのボタンを掛け直す。
なんとか服装を整え終わったのは、駅について、目の前の扉が開く寸前だった。
*
「ここからはひとりで行くんだ。行き先はイヤホンから伝えてやるよ」
電車から降りても、それで終わりではなかった。
改札口を抜けて、駅下の地下道に向かわされ、そこでお兄ちゃんに突き放された。
ターミナル駅の地下には、近傍の地下鉄の駅に繋がる地下道が張り巡らされており、多くの通行人が歩いている。
まだ、朝の時間なので地下街は賑やかというほどではないが、それなりに人通りはある。
お兄ちゃんが距離をとると、見えにくいサングラスをかけているために、お兄ちゃんの姿がわからなくなる。
一気に緊張感が高まる。
「ま、待って、お兄ちゃん、一度、お化粧室に行かせて」
離れる寸前にわたしはお兄ちゃんに哀願した。
『それは調教の後だ。それとも、もう二度と、俺の調教を受けたくないというのであれば、勝手にトイレでもどこでも行くといい』
しかし、お兄ちゃんは容赦なく離れていった。
声が耳に入っているリモコンから送られた。
やっぱりお兄ちゃんは意地悪だ。
わたしが、お兄ちゃんの調教を拒否できるわけがない。わかってて言っている。
仕方なく、尿意を我慢する。
そして、お兄ちゃんの「声」に従って歩き出す。
『よし、その交差点の真ん中の石段に腰掛けろ』
しばらく進むと地下通路が四叉路になっている場所があり、その中心部分に円状の石段のベンチになっている場所があった。
昼間の賑やかな時間ならともかく、朝の忙しい時間では座っている者はいないが、横を通り過ぎる者は多い。
お兄ちゃんの「命令」により、そこに座る。
座れば、ミニスカートの裾がたくしあがり、股間の付け根が露出しそうになる。両手をさりげなく股間を隠すように置く。
『なにをしている。手は身体の横だろう? それとも罰がいいか?』
お兄ちゃんの声がして、身体を強ばらせてしまった。
だが、仕方がない。
お兄ちゃんの命令なのだ。
両手を身体の横にずらす。
視界がサングラスで遮られているが幸いでよく見えないが、明らかにこっちを見ながら通り過ぎていく通行人もいるようだ。
緊張が走る。
とにかく、渾身の力で太腿を密着させる。
『脚を組め。ゆっくりとな』
すると、お兄ちゃんがさらに苛酷な命令を与えてきた。
ぎくりとしたが、脚を組んだ方が股間は隠せると思った。すでに股間はびしょびしょだ。
短すぎるスカートでは、正面からでは下着のない股間が見えてしまう。脚を組めば太腿で股間をガードできる。
顔を横に向けるようにしながら、右脚を左の脚に乗せる。
『脚が逆だな。組み替えろ』
びくりと身体を揺らしてしまったが、大人しく脚が離れないようにしながら脚を組み替える。
『もう一度だ』
組み替え終わった瞬間、再び指示が来る。
同じことを数十回もさせられた。
あまりに羞恥で頭がおかしくなりそうだった。
だが、お兄ちゃんはどこまでも意地悪だった。
『よし。脚はもういい。そこで絶頂するまで自慰をするんだ』
耳を疑った。
できるわけがない──。
普通に通行人が歩いている地下通路なのだ。
だが、お兄ちゃんには抵抗できない。
おそるおそるスカートの中に手を入れる……。
指を亀裂に沿って動かす。
股間からどっと果汁が漏れ出たのがわかった。
かっと快感がせりあがる。
まだまだ掻痒感は切迫している。羞恥で頭が飛びそうになっていたが、自分の指の刺激で快感が一気に振るれあがる。
指の動きとともに、身体の芯に絶頂感が突き抜けていった。
「くっ」
知らず声を出してしまっていた。
「ちょっと、あんた、そこでなにをしているの──」
そのとき、突然に周囲に響き渡る酔おうな怒鳴り声がした。
はっとしたが、ぼんやりとだが、目の前に中年の女性が立っているのがわかった。
慌てて手を抜いて、スカートを戻す。
そして、逃げるようにその場から立ち去った。
『命令に背いたな。罰だよ。享ちゃん』
お兄ちゃんのくすくす笑いがイヤホンから響いた。
さらに、ずっと挿入されていたアナルの淫具がまたもや動き出す。
「ひっ」
わたしはその場にしゃがみ込んでしまった。
その腕をお兄ちゃんが後ろからがっしりと掴む。
「じゃあ、罰の時間だ。もうサングラスもイヤホンもいらないかな」
無理矢理に立たされたわたしは、サングラスとイヤホンを外されるとともに、お兄ちゃんに後手に手錠をかけられてしまった。
*
「お、お兄ちゃん、や、やっぱり、おしっこを……」
腕を掴まれて地下道の階段のひとつをあがらされると、そこは街の公園だった。
犬の散歩やジョギングなどをしている人が結構いた。
その公園に辿り着くと、お兄ちゃんはまたもやわたしの首に首輪を嵌めてしまう。
「罰が先だな。また、散歩の時間だよ」
お兄ちゃんが手を伸ばしてスーツの前とシャツのボタンを完全に外して前をはだける。
乳房が露出して、ほとんど乳首まで見えそうになる。
「あっ、やっ」
さすがに尻込みして、腰を沈めかけた。
だが、お兄ちゃんは首輪についた鎖をぐんと引っ張り、わたしを強引に前に進ませる。
「お、お兄ちゃん──」
早朝の全裸散歩では誰も通行人はしなかったが、いまは結構人が溢れている。
そこをこんな破廉恥な格好で進むなど、とても信じられない。
あまりもの羞恥で脚がふらついてしまう。
それに、気が狂いそうな痒みと快感の疼きも限界だ。
しかし、お兄ちゃんは何事もないように、公園を歩き続ける。
はっきりと見られているのはわかる。
とにかく、わたしたちの姿は目立つのだ。
恥ずかしい……。
だが、不思議な高揚感にも包まれていくk。
すると、得体ののしれない愉悦が襲いかかってきた
「あ、ああっ」
お尻の淫具も気持ちいい……。
どのくらい歩いただろうか……。
もう朦朧として、なにがどうなっているのかわからなくなっていた。
やがて、お兄ちゃんが立ちどまり、公園の通路の真ん中で前からわたしに抱きついてきた。
白昼堂々とスカートをまくり、指を股間に挿入してきた。
「ひゃん」
あまりのことに身体を硬直されてしまった。
全身の毛穴から汗がどっと噴き出す。
お兄ちゃんの指が抽送を開始する。
「はううっ、はああっ」
多分、あちこちから見られている。
なにしろ、お兄ちゃんは樹木や草陰に隠れることもなく、公園の真ん中でわたしに悪戯をしているのだ。
しかし、周囲にどんなに蔑まれても、わたしはこの快感を拒絶できない。
凄いものが駆けあがってくる。
「んふううっ」
身体を限界までのけぞらして身体をぶるぶると震わせた。
しかし、絶頂しようとした瞬間に、強烈な尿意が襲いかかる。
歯を喰い縛って、尿道を締めつけた。
「我慢するのか?」
だけど、意地悪なお兄ちゃんは、わたしの苦悶を嘲笑うかのように、尿道口を指先でくすぐるようにしながら下腹部をぎゅっと押してきた。
「ひんっ、だめえ、漏れるうう」
わたしはお兄ちゃんの手を振り切るように腰を跳ねあげて、その場にしゃがみ込んだ。
辛うじて失禁は免れたが、その代わり絶頂もできなかった。
お兄ちゃんの指が離れたことで、痒みも一気にぶり返す。
「なんだ、もういいのか? だったら、もう一周するか」
お兄ちゃんは鎖を引っ張って、またもや強引にわたしを立たせて歩かせだす。
しかも、かなりの早足だ。
すれあがるスカートを後ろから懸命に引き下ろしながら、後手手錠のままの状態で追いかける。
そのあいだも、掻痒感と尿意の切迫感は絶え間なく襲い続ける。
「お、お兄ちゃん、もうだめええ」
ついに歩けなくなり、その場に跪いた。
すると、お兄ちゃんが後ろからスカートをまくり上げた。
肩を地面につかされて、腰を高くあげさせられる。
もうなにも考えられない。
すると、お兄ちゃんが淫具の刺激を受け続けているお尻の下から怒張を滑り込ませて股間を貫いてきた。
「んはあああ」
凄まじい快感の爆流に脳天から足先までを貫かれる。
わたしは大きな叫びとともに、その場で絶頂していた。
続いて、しゃあと音を立てて、股間からゆばりが迸り出てしまった。
「ああ、ああああっ」
あちこちから悲鳴のような声が聞こえたが、お兄ちゃんの律動で二度目の絶頂を迎えてしまい、わたしはなにもわからなくなってしまった。
*
「享ちゃん」
揺り動かされた。
はっとした。
お兄ちゃんだった。
「えっ?」
周りを見回す。
お兄ちゃんたちが待っていたゲーレの里の屋敷である。
その広間であり、お兄ちゃんに抱き潰された女たちがあちこちに横になっていた。
そして、自分もまた、お兄ちゃんに抱きかかえられて横になっていた。
お兄ちゃんに抱かれていた?
だけど、その記憶が判然としない。
頭に残っているのは、随分と昔に、お兄ちゃんから受けた調教の夢であり、まだケイラ=ハイエルと同化していない前世の時代の露出調教の記憶だった。
いや……。
夢?
なんか、たったいまの現実のように生々しいが……。
「前世時代の夢でも見てたか、享ちゃん?」
お兄ちゃんが笑った。
「そうかもしれない……」
とりあえず、そう応じる。
まだ、頭がぼんやりとするが、お兄ちゃんが夢だというのであれば、そうなのだろう。
お兄ちゃんはいつも正しい。
絶対にだ。
いずれにしても、身体はだるいけれども、巨大な満足感と充実感がある。これはお兄ちゃんに抱かれた後の特有の感覚だ。
とにかく、自分もお兄ちゃんに抱き潰されてしまったのは間違いない。
「さて、じゃあ、享ちゃん、調べたことを教えてくれるか」
すると、お兄ちゃんが言った。
「そうだった」
ケイラは我に返った。
南王軍のこと──。
ドピィこと、ルービン=クラレンスのこと──。
知らせなければならないことはたくさんある。
ケイラは、お兄ちゃんに抱かれたまま語り始めた。