【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
感じたのは静寂そのものだった。
そして、なにもない空間だ。
エリカの目の前には、完全な“無”が拡がっていた。
闇とも違う。
暗闇ではない。
ただ、光もない。
“無”だ。
目が覚めた直後は、目隠しをされているからだと思った。しかし、なんとなく違う気がした。顔になにかを巻かれている感じはない。
いや、顔だけじゃない。
身体の感覚がない。
エリカは、いまの自分が立っている状態なのか、それとも、寝ているのかわからなかった。
身体の感覚という感覚が消滅している。
エリカは戸惑った。
なにもない空間……。
エリカがいるのはそういう場所だ。
自分自身でさえも存在しない。
そんな感じだった。
「だ、誰か……」
声を出してみると、ちゃんと言葉を発することができた。魔道で強要されていた“犬”の鳴き声じゃない。どうやら、ずっと装着されていた魔道具の首環は外されているようだ。
しかし、一瞬後にはその自信もなくなった。
もしかしたら、いまのは、人間の声が出せたと思っただけで、実際には犬の鳴き声だったのではないか……。
いや、むしろ、本当に声は発したのだろうか?
なにかおかしい。
そう思った。
もう一度、声を出してみた。
誰か──。
はっとした。
今度は声にならない。
なんだこれ?
エリカは怖ろしくなった。
いまの自分の状態がどうしてもわからない。
身体の自由がないのは拘束されているからだろうかと考えた。
しかし、動かないというよりは、身体そのものが存在しないという感じだ。
存在しないものを動かしようがない。
なにも見えない。
なにも聞こえない。
なにも感じない。
これは、もしかして、“死”?
エリカは強烈な不安に襲われた。
それとも、ロウがなにかをしている……?
わからない。
エリカは懸命に記憶を思い起こした。
ロウに目隠しをされて、延々と身体を羽根のようなものでくすぐられた。覚えているのはそれだけだ。息ができなくなって何度も失神し、覚醒するたびに繰り返し同じことをされた。股間にも痒み剤を塗られた。
やがて、正気を保てなくなった。
辛うじて、呼び起こせるものはそれだけだ。
ほかは、わからない。
それからどうなったのか……?
なにも見えない……。
なにも聞こえない……。
なにも感じない……。
エリカは強烈な不安に襲われた……。
なにも見えない……。
なにも聞こえない……。
なにも感じない……。
なにも……。
ない……。
エリカは待った。
なにかが起きるのを待っていた。
このなにも感じることのできない状態に陥ってかなりの時間がすぎたと思う。
少なくとも丸一日は経ったはずだ。
しかし、相変わらず、エリカはなにも感じることができない。
視界もない。
音もない。
肌に触れるものもなにもない。
自分自身の存在さえ感じることができない。
そんな状態で放置されたままだ。
眠りはある。
延々とも思えるような状態が続き、しばらくすると眠気のようなものを感じる。
それに身を任せると寝ることはできる。
それが一日の終わり。
だが、覚醒すれば、同じこの世界が待っている。
そして、眠気はあるが、食欲はない。
喉の渇きもない。
なにも存在しない世界──。
それがエリカがいまいる世界のすべてだ。
ロウ……。
ロウ様……。
呼びかけてみようとする。
しかし、口から声が出ることはない。
おかしい。
これは異常だ。
自分は死んだのだろうか……。
どのくらいの時間が経ったのか……?
少なくとも二日……。
あるいは三日……。
ここでは、時間の感覚を保持するのは困難だ。
まったく、なにも感じることのできない時間がすぎるだけなのだ。
存在するのは、エリカ自身の意思のみ。
ほかにはない。
あるのは、睡眠によって隔てられる一日という時間……。
それすらも怪しい……。
起きて──。
眠って──。
再び、起きて……、そして、寝る……。
それの繰り返し……。
とにかく狂いそうだ。
なにもない。
本当にここは死後の世界?
エリカはそう感じ始めていた……。
もう駄目だ。
エリカは気が狂いそうだった。
何日がすぎたか、わからなくなった。
なにも感じることのできない場所で、ただただ覚醒して眠るだけの生活……。
気が狂う。
あるいは、もう狂っているのか……?
誰か……。
誰でもいい……。
自分をここから出して──。
突然のことだった。
胸に誰かが触れる感触──。
エリカは絶叫した。
実際には声が発することはなかったが、エリカの心の中ではそうだった。
この状態になって数日ぶりに、なにかを感じたのだ。
ここではエリカの身体など存在しないかのようだったのに、誰かの手を乳房に感じたとき、はっきりとエリカは、エリカ自身の乳房の感覚を取り戻していた。
しかも、これは、ロウ──。
これはロウの手だ。
エリカは狂喜した。
怖ろしく長い時間がすぎて、初めて得た感覚の存在だ。誰の手であっても嬉しかっただろう。しかも、ロウというエリカの知っている存在の手の感触だ。エリカは心の奥底からの快感を感じた。
エリカは遮断されていた世界から、やっと元の世界との接触を果たしたのだ。
そして、かなりの長い時間、ロウの手はエリカの乳房に触れたままだった。
揉むのでもなく、擦るのでもなく、ただ手を当てているだけ──。
だが、その手が、ついに遠のいた。
エリカは大きな失望に包まれた。
待っていたが、もう一度、その手の感触が戻ってくることはなかった。
エリカは、またもやひとりぼっちで放置された。
*
エリカの乳房に触れていた手をどけた。
時間としては、数瞬のことにすぎなかったと思う。だが、いまのエリカには、かなりの長い時間、触られたと思っているに違いない。
「エリカ様は悲しそうな顔をしておられます。どうしたのでしょう? そもそも、いま、エリカ様はどういう状態なのですか? 眠っているような感じですが、そうでもない感じもします。でも身動きしませんね」
シルキーが不思議そうに言った。
一郎はエリカを横にさせている寝台の横に座っていたが、シルキーはその横に立っている。
寝台の上のエリカの裸身は天井を向いて仰向けになったまま身動きひとつしない。
こういう状態が始まって、小一時間というところだろう。こちらの時間単位なら一ノスだ。
「俺の淫魔力で、エリカの五感の完全遮断をしている。いまのエリカは、なにも見えず、聞こえず、匂いも感じず、自分自身の身体を含めてあらゆることを感じることはできないという状態だ。つまり、感覚の完全遮断の状態にあるということだな」
「そんなことができるんですか、旦那様?」
屋敷妖精のシルキーがびっくりしている。
「できる。支配している性奴隷だけのことだけどね。それだけじゃない。いまはエリカの時間感覚を狂わせて、百倍以上の速度でエリカの体内時間が流れているように感じさせている。つまりは、エリカはなんにも感じることができなくなる状態になって、すでに数日が経っているという感覚のはずだ──。言っておくが、これは生易しい拷問じゃないぞ。俺の知識では、人を発狂させるには、半日も感覚を完全遮断すれば十分のはずだ。それをエリカは数日間も味わっているんだ」
「旦那様は、エリカ様を狂わせてしまわれようとしているのですか?」
シルキーが目を見開いた。
「まさか……。エリカについては、発狂もできないようにしている。いま、俺は俺の持つ最大の淫魔の力でエリカのありとあらゆることを制御しているんだ。発狂はさせない。ただ、俺という存在をエリカから離れることができないように、エリカの心に刷り込みたいだけだ……。何日も何日も、なんにも感じることはできず、その状態で突然に誰かの存在を感じたら、人はどうなると思う?」
「想像はできませんが、それを強烈な存在として、ありがたく受けとめるのではないでしょうか」
「俺もそう思う。きっと、発狂するほどの恋しさを感じるだろうさ。相手に対して、どんなに恐怖や憎悪があったとしても、そんなものは忘れ去り、相手の支配から一生抜けられないほどの愛情を覚えるはずだ」
一郎はエリカの無防備な股間に手を伸ばすと、肉芽を指で押してくるくると回してから手を離した。
*
いきなりだった。
股間に衝撃が走った。
存在を感じることができなかった身体に再び指の感覚──。
さすがに誰の指なのかということはわからないが、きっとロウだと思う。
この不思議な感覚の空間──。
刺激遮断の末の数日間の完全放置──。
そして、突然に与えられる狂おしいほどの快感──。
こんなことができるのはロウだけだ。
だが、これがロウの仕掛ける調教の手段だとわかっていても、もうエリカはそれを拒否できない。
これは気持ちよすぎる──。
いま、エリカに感じることができる感覚は、肉芽に触れている指の愛撫だけだ。
それ以外にはなにもない。
肉芽だけがいまのエリカのすべてだ。
そこが激しい喜悦に包まれる。
つまり、エリカの全身は愛撫による快楽のみの存在になっている。
エリカは自分自身のなにかが木端微塵に打ち砕かれるような感覚に陥っていた。
これはロウの罠だ。
それはわかる。
辛うじて残る理性がそれをエリカに教えている。
しかし、身体も心もいうことをきかない。
情けないが、エリカはこの激しい愉悦を心から欲していた。
ロウの愛撫が続く……。
長い──。
果てしなく長い時間、ひたすらに股間がいじられ続ける。
単に快感と呼ぶには相応しくないほどの巨大な戦慄が全身を駆け抜け続ける。
エリカは絶叫したかった。
身体を心ゆくまで悶えさせたかった。
しかし、なにもない。
あるのは、いまこの瞬間も触れられ続けている肉芽だけだ。
その異様すぎる甘美感に、エリカはほとんど夢うつつになった。
エリカは我を忘れた。
だが、その刺激は唐突に終了した。
指が離れた。
そして、肉芽の感覚さえ消滅した。
エリカはまたもやひとりぼっちで放置された。
*
「エリカ様、とても嬉しそうな表情でした。でも、とても悲しそうな表情になりました」
シルキーが言った。
「そんな感じだな。こんなに効果があるとは思わなかったな。少なくとも、俺に触られて、嫌がる感じではなかったようだ。もう一度やってみるか。今度は声も送ってみる」
一郎は「エリカ」と呼びかけてから、もう一度肉芽をくすぐるように刺激した。
*
「エリカ」
突然に頭の中に声が響いた。
ロウの声──。
間違いない。
いきなりの股間への刺激に接してから、おそらく半日近くがすぎている。
やっぱり、ロウだった──。
そして、安堵した。
次の瞬間、また肉芽への刺激を感じた。
それに接した瞬間、これはエリカが待ち望んでいたものだとわかった。
身体が熱い──。
自分の肉体を知覚することはできなかったが、熱さは感じる。
もう、達しそう……。
抗うことのできない力──。
それがロウの愛撫だ。
気持ちいい……。
頭が白くなる……。
快感……。
「エリカ、俺の性奴隷になれ」
また、突然の声──。
「……えっ?」
だが、もっと驚愕したのは、エリカ自身の口から言葉を発することができたことだ。
それはいきなりのことだった。
口と舌の感覚が不意に蘇ったのだ。
だから、とっさに言葉を喋ることができなかった。
次の瞬間、股間にあったロウの指の感覚が消滅した。
聞こえていたと思った聴覚を遮断された感覚も襲った。
エリカは再び「無」に戻された。
信じられなかった。
そして、愕然とした。
すぐに返事をしなかったので、愛想を尽かされたのだろうか……?
そう思った。
深い悔悟がエリカを襲った。
心のどこかにロウを拒絶しているエリカも存在していたが、それは大きなものではなかった。
エリカは、もしかしたらロウを受け入れることを伝える唯一かもしれない機会を失ったことを激しく後悔した。
*
「エリカ、俺の性奴隷になれ──」
一郎はそう言ってから、エリカの口の感覚を戻した。
どんな風に反応するかを知りたかったのだ。
「えっ?」
だが、エリカの口から漏れ出たのは、純粋な当惑の声だった。
一郎は苦笑した。
考えてみれば、当然だろう。本当の時間は大したものではないが、エリカにとっては、十日以上も失われていた言葉感覚の復活だ。
突然に喋ろというのは無理か……。
それに、考えてみれば、もう少し時間をかけた方がいい。
もっともっと追い詰める──。
外部刺激からに対する極限までの飢餓状態にしていから、最後の質問をしよう……。
そう思った。
それでエリカは堕ちる。
一郎は確信している。
愛撫をしていたエリカの股間から手を離すとともに、エリカの感覚遮断を元に戻した。
時間の急激な流れの錯覚も戻し直す。
再び、エリカの中で通常の百倍もの時間が流れ始めたはずだ。
「シルキー、半ノスほど寝る。その時間がすぎたら、必ず起こしてくれ」
一郎はそうシルキーに告げてから、壁の椅子に深く腰をかけた。
半ノス──。
一郎の時間感覚なら約二十分──。
百倍時間の感覚を与えているエリカにとっては、一日とちょっとだ。
いずれにしても、一郎は強い疲労感に襲われていた。
これだけの淫魔力を全力でかけ続けているのだ。
もう疲労困憊だ。
一郎はあっという間に眠りについた。
*
睡魔に襲われ、一日がすぎたのがわかった。
エリカはもう絶望的な気持ちになっていた。
ロウが愛想を尽かしたのは、もう間違いないと思っていい。
どうして、すぐに返事をしなかったのか……。
エリカは、ずっとそればかりを考えていた。
ロウの指が股間に触れてきたときの幸せな思い出──。
それはもう跡形もない。
このなにもない空間の中で取り残された悲しくて寂しさ──。
それを救ってくれる唯一の人物がロウであり、ロウはそうしようとしたのだ。だが、エリカはそれを無視という最低のかたちで拒絶してしまった。
もう一度……。
もう一度、機会があれば──。
だが、その機会はあるのだろうか?
胸が張り裂けそうになった。
エリカは絶望とともに、眠りについた。
エリカは覚醒した。
しかし、そこにあるのは、完全な「無」の空間──。
なにもない──。
エリカは恐怖に襲われた。
ロウ──。
ロウは今日は来てくれるだろうか……?
もう一度だけ、エリカのことを思い出して戻ってきてくないだろうか……。
もう一度だけ、エリカに性奴隷になるかと訊ねてはくれないだろうか……。
もう一度だけ……。
もう一度だけ……。
もう一度だけ……。
*
「……旦那様……」
シルキーの声がした。
一郎は眼を開いた。
「半ノスか?」
たったいま眠りについたと思ったが、もうそれだけの時間が経ったのだと思った。
だが、綿のように疲れていた身体と頭が妙にすっかりしている。
短い時間だが、かなりの深い眠りについていたのだと思った。
一郎は立ちあがって、エリカが横たわっている寝台の前にやってきた。
相変わらず、エリカは身動きひとつしない。
とりあえず一郎は、エリカを支配している時間感覚を操る淫魔術を解除した。
これでエリカの脳が感じる時間は、現実の時間と一致したはずだ。
すると、エリカの唇がかすかに動き出した。
また、閉じられている両眼の端からつっと涙もこぼれた。エリカの五感はいまだに遮断したままである。
エリカは意識をして身体を動かすことはできない。
しかし、エリカの無意識がやっていることは別だ。
いま、エリカの身体が反応を示しているのは、エリカの心の中の感情が噴き出しているからだと思う。
エリカの体内速度を外時間と一致させたことで、エリカの無意識反応が外からわかるようになったのだ。
「……エリカ様はなにかを呟いているようですね……」
シルキーがエリカを眺めながら言った。
「……そうだな」
一郎はエリカの言語感覚の遮断を解いた。
「……もう一度……もう一度……もう一度……」
すると、エリカの口からそんな呟きが漏れ出した。
「もう一度?」
一郎は首を傾げた。
なにをもう一度というのだろう?
まあいい……。
一郎はエリカの聴覚を復活させる。
続いて、触覚……。
ただし、性器だけだ。
その他の部位は遮断状態のままだ。
一郎は寝台にあがって、エリカの腰の上に跨るような体勢になる。そして、一物を露出すると、指でエリカの股間の愛撫を開始した。
「……はあ……はっ……はあ……」
半ば意識を失ったような感じの吐息がエリカの口から洩れた。
しばらく、指で愛撫を続ける。
すると、エリカの腰がもじもじと動き出した。
息も荒くなって、こぼれる息に甘い声の響きが混じりだす。
エリカの身体が一郎の与える快感に、意識することなく反応しはじめたということだ。一郎はさらに刺激を強めた。
エリカの身体のことは隅から隅まで知っている。どこをどんなふうに刺激をすれば、エリカがよがり狂うかは完全にわかっている。
エリカの身体の反応が激しくなった。
一郎は肉棒をエリカの股間に挿入した。
すでに蜜でびっしょりだ。
エリカの膣はすんなり、一郎の怒張を受け入れた。まるで眠姦だが、エリカの膣はそこだけが別の意思を持っているかのように、ぐいぐいと一郎の性器を搾り締めてくる。
ロウはエリカの嗅覚と聴覚を戻した。
あと遮断しているのは視覚と性器以外の触覚だけだ。
「エリカ、俺の性奴隷になるな?」
一郎はエリカに言葉をかけた。
「は、はい──。な、なります──。なりますから、捨てないで──」
すると、エリカが必死の口調で叫んだ。
*
エリカは混乱していた。
突然に始まった愛撫──。
そして、いきなり襲った股間に男性器を貫かれる感触──。
ロウ──。
ロウの性器だ──。
エリカの知っている唯一の「本物」の男性の性器──。
もう、なにも考えずに、エリカは全身を包む快楽に身を委ねた。
ほかの部分でなにも感じなくても、しっかりとロウを感じることができる。
幸せだった。
ロウの気配がエリカにのしかかる。
それだけで、昇りつめそうになった。
いや、達したのかもしれない。
もう、自分が絶頂をしているのか、あるいは、そうではないのかわからない。それくらいの愉悦がロウに犯されているという実感により込みあがったのだ。
そして、匂いがやってきた。
ロウの汗の匂い──。
ロウの香り──。
たくましい──。
ロウの匂い──。
同時にエリカはパニックに陥りかけていた。
ロウを繋ぎ留めなければ……。
また、捨てられる──。
あのひとりぼっちの空間に──。
「エリカ、俺の性奴隷になるな?」
ロウの声がした。
「は、はい──。な、なります──。なりますから、捨てないで──」
エリカは間髪置かずに答えていた。
ロウの腰の動きが激しくなるのがわかった。
エリカは我を忘れた。
大きなものがエリカを包んだ。
光がやってきた。
最初の視界に飛び込んできたのは、エリカを犯してくれているロウの顔だ。
「ロ、ロウ様──ああ、いく、いぐうううっ──」
絶頂の波に蹂躙されたエリカは、身体をぶるぶると痙攣させた。
いつの間にか身体の感覚が戻っている。
ここは屋敷の地下室だ。
背に寝台の感触──。
エリカは、寝台の上に仰向けになって一郎に股間を犯されていた。
「ああっ」
最高の快楽──。
エリカは激しく絶頂した。
「エリカ、戻って来い──」
ロウが叫んだ。
次の瞬間、エリカの中でロウの性器が微かに膨らむのを感じる。
子宮にロウの精が迸るのがわかった。
眼の前の世界が劇的に変化する感触がエリカを襲った。