※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

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845 (あま)岩戸(いわと)作戦の発動

 一郎は五本の鎖を持って、地下牢に入った。

 その五本の鎖は、エリカ、コゼ、イット、ガドニエル、そして、アネルザに装着させている赤チョーカーに粘性体で繋がっている。

 鎖の長さはそれほどでもなく、エルフ族の男の一歩の長さとされる、この世界の単位で“1ベス”、一郎の前の世界であれば、“1メートル”くらいだ。

 ただし、全員を四つん這いで歩かせているので、じゃらじゃらと鎖が床を叩く音はしっかりと聞こえるはずだ。

 

「おっ、なんじゃ? なにをしておるのだ──?」

 

 案の定、ルードルフ王が焦ったように騒ぎ始めた。

 ルードルフ王には目隠しをしている。なにが起きているのかは正確にはわからないだろう。

 だが、意外に勘がいい男のようなので、おそらく、数本の鎖が床を這う音──、床の低い方から聞こえる女たちの息遣い──、そして、女たちが床を這う布ずれの音を察して、女たちが四つん這いで歩いているくらいのことは察するだろうと思う。

 

 一郎はなにも言わない。

 ただ、ルードルフが宙吊りになっている正面側に女たちを留めると、ルードルフ王の後ろに回り、いきなり、口の中に球体を押し込んだ。

 女たちとの遊びによく使うのは、穴あきで涎が小さな穴から垂れ流しになるタイプのものが多いが、ルードルフ王にさせたのは、穴のない球体だけのものだ。

 こいつの涎が垂れ流しになるなど、それだけで気持ち悪い。

 しかも、無理矢理に押し込んだ球体は、口の中で舌を顎側に押さえつけるくらいに膨らむ仕掛けになっている。

 だから、意味のある言葉を喋ることは不可能になるし、球体が口の広さよりもかなり大きくなるので、こっちで小さくさせない限り、球体どころか、涎すら口から出すのはできなくなる。

 

「んごっ、おごおっ、ごっ」

 

 ルードルフ王が必死に首を振って、なにかを語ろうとした。

 だが、放置した。

 これが今回の策だ。

 名付けて、『天の岩戸作戦』──。

 ルードルフ王の目の前で一郎たちが乱れ合う気配だけに触れさせて、あいつの心の隙が開くのを待つという作戦だ。一郎の元の世界の女神様だって、目の前で乱行をされれば、気になって天の岩戸を開いてしまった。女神よりも遥かに精神力が劣るルードルフ王なら、いずれは堕ちると思う。

 

「さあ、奴隷ども、遊びの時間だ。全員、手を後ろに組め。手枷をしてやろう」

 

 五人を集めて、順番に後手に革枷の手錠を嵌めていく。

 首の鎖はとりあえず外した。

 一郎は床の上で胡座をかく。

 ルードルフ王には背中を向ける感じだ。

 

「ふふふ、こんなんですけど、ご主人様に可愛がってもらえるなら嬉しいです」

 

 コゼがさっそく後手のまま、一郎の胸に頭を擦りつけてくる。コゼが下にはいているのは半ズボンだ。

 留め具を外して腰からおろして、足首から抜く。収納術であっという間に剥がせるが、布ずれの音もルードルフ王には聞かせたい。

 さぞや想像力が刺激されるだろう。

 

「もう濡らしているのか?」

 

 女たちに履かせているのは、白い紐パンだ。

 下着はいろいろなものがあるが、なにも言わないと女たちはそれを身につけることが多い。

 一郎が好きなことを知っているからだ。

 それはともかく、コゼの下着は、股間の部分が丸く濡れていた。

 

「ご主人様に可愛がってもらえるのだろうと思うと、いつでも濡れます。性奴隷ですから」

 

 コゼが甘えたように、身体を密着させてきた。

 一郎は、さらにコゼの前の服のぼたんを外して、上衣を左右に開いた。胸には、一郎の前の世界におけるスポーツブラのようなものをコゼはしていた。

 その布の上からゆっくりとコゼの小さめの乳房を揉んでやる。

 

「あんっ、あっ」

 

 コゼが甘い声を出して悶える。

 膝から内腿にかけて、すっと指を動かす。そこに、性感帯の線がすっと浮き出たからだ。

 

「ひゃんっ」

 

 コゼが一郎の腕の中で飛び跳ねるような仕草をした。

 意識して、激しく反応するように指示はしているが、いまのは素だろう。一郎の女として古株になるコゼは、実はエリカに負けず劣らず、身体が敏感だ。

 コゼの下着の丸い染みがさらに大きくなった。

 

「あんっ、ご主人様、ガドも濡れてます。いつでもびしょびしょです。ご主人様のことを考えると、すぐに濡れ濡れのおまんこになるんです」

 

 ガドニエルが身体をぶつけるように一郎に寄ってきた。

 この世界では貴族の服としては珍しいが、ガドニエルが身につけている装束は、上下が分かれる仕組みになっている。

 スカート部分を外して、やはりコゼのように下半身を露出させる。

 本当に濡れ濡れだ。

 むっとするような女の匂いが一郎の鼻をくすぐる。

 

 それはともかく、この女王様は、一郎と過ごすようになって覚えたての女性器を表す言葉を最近頻繁に使う。

 ガドニエルのような立場からすれば、とても新鮮なのだろう。

 しかし、ガドニエル女王ほどの者が「おまんこ」などと口にすれば、それだけで卑猥感が半端ない。

 

「んごおおっ、ごっ、ごっ」

 

 背中側でルードルフ王が暴れているのを感じる。さらに焦れてきたみたいだ。

 しかし、一切無視する。

 女たちには絶対にルードルフ王に反応をしないことを命じたし、そもそもいないものとして扱えと指示している。

 ルードルフ王に対応するのは一郎だけだ。

 

 だが、まだまだだ。

 この男が焦れて狂いそうになったら、初めて奴隷の刻みをするかどうかと質問してやるつもりだ。

 ただ、それに至るまでどれくらいかかるか……。

 背中のルードルフ王を意識しながら、下半身を下着にしたガドニエルの股間を布の上からゆっくりと愛撫する。

 

「ああっ」

 

 ガドニエルがびくびくと身体を悶えさせた。

 さらに刺激を続けながら、一郎は思考する。

 しかし、ルードルフ王が墜ちるまでどのくらいかかるか……。一日……?

 二日……?

 まあ、それくらいかければ、必ずルードルフ王は墜ちる。

 一郎にはそれについては確信はある。

 

 なにしろ、ルードルフ王を奴隷に堕とそうとすることを開始して、こいつが逆上したように暴れだしたのは、二度だ。

 一度は、一郎がアネルザを目の前で責めたとき──。もう一度は、エリカの下着を脱がして辱めたときだ。

 いずれも、ルードルフ王を放置気味にして無視していた。

 

 おそらく、この男は放置されるのには、堪え性がないのだと思う。

 腐っても王だ。

 多分、無視される経験はない。

 政務でもなんでも放置する男だが、それは自分が無視するのであり、他人から無視されるわけではない。

 性行為もそうだろう。

 この男が主体であり、添え物にされた経験は皆無だと思う。

 だから、心の隙が生まれる。

 焦れて狂いそうになったら、無視され続けるよりは、隷属した方がいいと感じてしまうかもしれない。

 

 理屈ではない。

 心だ──。

 

 一郎たちの思惑が別のところにあるのはわかっているはずなので、隷属が完了してしまえば、ルードルフ王を満足させるような快感を一郎たちが与えることはないだろうくらいは予想はするだろう。

 だから、簡単には隷属せずに、引き伸ばすつもりなのだ。

 しかし、ずっと無視され続ければ、理屈ではわかっているが、心が折れてしまうのだ。

 従って、長い時間をかければ、こいつは墜ちる。

 

 ましてや、これは性欲の化け物のような男だ。

 ずっと、性行為を目の前でやっている気配を永々とされ続ければ、冷静な思考などできず、本能で無視され続けるよりは、隷属をしてしまえと考えてしまうはずなのだ。

 こいつの脳は頭じゃなく、性器にある。

 そういう王だ。

 

 構われないと死ぬと言ったガドニエルの言葉は至言だと思う。マゾが一番耐えられないのは、なにもしてもらえないことかもしれない。

 ただ、それに至るまで、一日で済むか……?

 

 実は、あいつの口に押し込んだ球体は、口呼吸ができなくなるだけでなく、鼻からの呼吸も気道を制限して身体に入る息を少なくする。

 死ぬほどにはならないが、ゆっくりと酸欠にもなっていく。

 ただでさえ足りない頭を、さらに思考を制限されれば、もしかしたら、あっさりと本能になびく可能性もあるかもしれないとは思っている。

 頭は限りなく悪そうなので、酸欠気味にして思考を制限させ、もしかしたら一日で済むかも……。

 

 あるいは、二日か……。

 それとも、放置で心が折れるまでには、やはり三日はいるか……。

 

 まあいい。

 もう長期戦は覚悟している。

 

 一日で決着をつける予定だったが、変更はできる。その分、西側にできた前線では、イザベラたちと王軍が敵対している状況が継続することになるが、可能な限りの戦力を与えているし、悪戯に戦端を開かずに、対峙状態を守るように指示している。

 大丈夫だろう。

 

「ああっ、ご主人様、いくっ、いきますっ」

 

 考えるのに夢中で、ちょっとしつこくガドニエルを愛撫しすぎたみたいだ。

 気がつくと、ガドニエルはすっかりとできあがった状態になってしまっていた。

 

「待て、まだ早い。順番だ」

 

 一郎は笑ってガドニエルの股間から指を離す。

 そして、両側からコゼとがドニエルを密着させたまま、正面にエリカとイットを呼び寄せる。

 

「ふたりはスカートをはいたままにするか……。だが、下着はなしだ」

 

 股間に手が届くくらいまで近寄せると、両手でそれぞれのスカートの中に手を入れて、下着を抜く。

 やはり、むっとするほどの女の香り……。

 特に、エリカはすごいな。

 さっき新しいものに変えたはずなのに、もう下着にはねっとりと愛液がついている。

 今度はまだ愛撫は与えてないので、一郎に愛されるという想像だけで濡れたか……。

 

「エリカは相変わらず、汁が多いな。まあ、イットも負けてないが」

 

 一郎はふたりの下着を宙吊りのルードルフ王の足もとに放り捨てた。

 

「わっ、なにするんですか──」

 

 すると、エリカが大きな声をあげた。

 

「ばか……。一切、無視しろって、言われたでしょう──」

 

 コゼが小声でエリカに叱咤し、脇を指で突く。

 

「あっ、そうだ」

 

 エリカがはっとした顔になった。

 

「じゃあ、順番だ。次はエリカとイットだ。もっと近くに来い……」

 

 一郎はふたりを胡座の上に座らせるばかりに近寄らせる。

 手をスカートの中に入れて、生尻をさわさわと撫でる。もちろん、性感帯の赤いもやの場所だ。

 スカートの中のイットの尻尾は激しく揺れていた。種族によって異なるが、イットの種族の女は性的興奮を感じると尻尾を動かすという特徴があるらしい。山猫を連想させる姿でガロイン族というそうだ。

 それはともかく、発情が尾でわかるという特徴は、性奴隷としても悦ばれるらしく、奴隷として高く売買もされるという。

 イットが幼い頃に、早々に性奴隷として売られたのは、そういう価格制の高さもあるのだろう。

 

 一郎は、イットの尾の付け根に手をやり、捏ねるように動かした。

 獣人族の尾の付け根は、最大の性感帯だ。ほかの人族の女のクリトリスにも匹敵する部位であり、余程に親しい男女でなければ、獣人族の女は尾を触らせないという。

 ましてや、付け根など……。

 

「ひゃあああっ、ご主人様あああ」

 

 いきなりイットががくがくと身体を痙攣させて、身体を突っ張らせた。

 

「あっ、あっ、あああっ」

 

 一方でエリカも大きな悶え声を出す。

 一郎がエリカに与えた刺激はクリピアスに対してだ。エリカだけに装着させているものであり、クリトリスに穴を開けて、小さな宝石をついた金属環を嵌めている。本来は性的刺激を与え続けるものなのだが、誰かに触れられない限り、ほとんどなにも感じないようにはしている。

 だが、ひとたび触れば、その堰き止めていた快感の分も含めて、一気に襲いかかるようにもなっているのだ。

 

「ああっ、あんんっ」

 

 エリカは一郎に向かって身体を倒れさせるようなかたちで、後手拘束の身体をぴんと全身を弓なりにした。

 

「おっと、お前たちもまだ早いな」

 

 一郎は達しそうだったエリカとイットからぎりぎりでさっと手を離す。

 

「あんっ」

 

「ひゃんっ」

 

 絶頂寸前で刺激をとめられたふたりが、がくりと脱力した。

 どうでもいいが、うちの女たちは誰も彼も身体が馬鹿みたいに敏感で嬉しくなる。

 まあ、一郎がじっくりと開発していったのだが……。

 

 今度は、また、手をコゼとがドニエルに戻す。

 ふたりへの愛撫を再開する。

 

「アネルザ、見ての通り、俺の前が埋まってしまった。アネルザは俺の正面に来て、スカートをまくって脚を開いて座れ。そして、自慰をしろ。チョーカーの絶頂禁止機能は一時的に解除してやる。俺に見えるように、指で自分の股間をいじるんだ」

 

 一郎は言った。

 アネルザが顔を真っ赤にした。

 

「わ、わたしだけ、そんなことをさせるのかい──」

 

「命令だよ、奴隷──」

 

 一郎はできるだけ冷たい口調で言った。そして、淫魔術でアネルザだけ手錠を外した。

 

「うう……」

 

 アネルザは項垂れたが、言われたとおりに、一郎の前に来てしゃがみ、スカートを膜って自ら脚を開く。

 いわゆる、“M字開脚”だ。

 アネルザは最初から下着を身につけてさせていない。

 疑似男根と女の性器の両方が一郎の視界に対して露わになる。

 

「くっ、なんか、惨めだよ……」

 

 アネルザが股間を指でいじりだした。

 

「絶頂機能を解除するとは言ったが、絶頂はするなよ。性奴隷に勝手に自慰で気をやる権利はないからな。絶頂寸前になったら、自分でやめるんだ。それを繰り返せ」

 

「お、お前──」

 

 アネルザが真っ赤な顔で一郎を睨む。

 

「アネルザ、一度やめろ。真っ直ぐに両手を前に出せ。手の甲を上だ。もっと前に」

 

 一郎はコゼとガドニエルへの愛撫を一度やめて、アネルザに言った。

 

「えっ、こうかい?」

 

 アネルザは当惑しながらも、言われた通りに一郎に向かって両手を伸ばす。

 一郎は亜空間から「半鞭」という短めの乗馬鞭を出して、強くアネルザの手を打った。

 

「あひいいっ」

 

 アネルザが悲鳴をあげた。

 しかし、手は戻さない。しっかりと前に出したままだ。

 一郎はもう一度打った。

 再び小気味いい音が炸裂する。もっとも、これは実は痛みよりも音を大きくする仕掛けにはなっている。

 まあ、痛くないわけではないが……。

 

「んぐっ」

 

 今度は歯を喰い縛ってアネルザは声を我慢したようだ。

 

「奴隷は命令には逆らうな」

 

 一郎は鞭をしまって、コゼたちの愛撫に戻る。

 

「わ、わかったよ……」

 

 アネルザが自慰に戻る。

 しかし、一郎にはわかっている。

 鞭を入れられたとき、アネルザの快感の値がぐんと下がった。

 気性の荒そうなアネルザだが、本質はマゾだ。心の底のアネルザは他人に支配されたい。力強く導かれたいという欲求を持っている。

 だから、こうやって強く接した方が、アネルザは嬉しいのだ。

 

「んごおおお、んごおおおお」

 

 一方で、背後のルードルフ王が相変わらず吠えるような声を続ける。

 まだまだ元気そうだ。

 それを耳で捉えながら、コゼとガドニエルに与える指の刺激を強くする。

 

「ああっ、ああっ、あっ」

 

「ああ……。いくうっ、ご主人様、き、気持ちいいです──」

 

 コゼとガドニエルのふたりがぶるぶると身体を痙攣させ始めた。

 

「じゃあ、交替だ」

 

 一郎は笑ってふたりからも指を離す。

 

「ああ、ご主人様」

 

「あっ、も、もう……」

 

 コゼとガドニエルもがくりと脱力したのがわかった。

 

「もっと続けて欲しければ、できるだけ我慢することだ。いきそうになるまで、ずっと刺激はするからな」

 

 一郎は笑ったまま、また、エリカとイットのスカートに手を差し入れた。

 

「ひゃっ」

 

「ああっ」

 

 ふたりが悶え始める。

 

「順番に口づけだ。まずはアネルザからだ。自慰をしながら来い」

 

 一郎はエリカとイットの股間に刺激を送りながら言った。

 

「う、うん……」

 

 うっすらと汗をかいているアネルザが脚とお尻で一郎に向かってにじり寄ってくる。

 

 淫らに自慰をしながら……。

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