※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

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872 告白と予感-“ロリ魔族”、折檻

「感情を操る闇魔道だと?」

 

 偽テレーズのことを喋らせているうちに、興味深いことをリリスが言った。

 さらに説明を求めると、隷属魔道とは異なるもののようだ。隷属は行動の自由を縛るが、感情を操るというのは、行動そのものは縛らないが、心を支配する感情を操ることみたいだ。

 しかし、そんなことが普通の魔道でできるのか?

 確かに、一郎は淫魔術で、支配している感情の操作のようなことはするが、それは淫魔術だからできる特殊なことだと思っていた。

 そもそも、闇魔道とはなんだろう?

 禁忌の魔道にあたることだろうか?

 まあ、ユイナにでも訊けば、詳しく教えてくれそうだ。

 

「ああ、がゆいいいっ──。おねがいじゃあ──。がゆいいいい──」

 

 一方で、目の前で逆さ吊りになっているリリスの幼い身体は、少し前までは二本の鎖が千切れるんじゃないかと思うくらいに暴れていたが、いまは体力も尽きてきたのか、腰を前後左右に動かしまくる程度になっている。

 やはり、成体と比べれば、明確に体力は低下していみたいだ。

 いずれにしても、リリスの足は棒枷で開かせて吊っているので、どんな方法でもリリスには自力で痒みを癒やす方法はない。

 

 そして、被虐調教というのは、この痒みの苦しさ、あるいは、痛みの苦痛を快感に変えてしまう作業である。

 人というものは、苦しければ苦しいほど、それを癒やそうと「エンドルフィン」と呼ばれる脳内麻薬の成分が発生して、快感を与えるのだ。

 これを大量に放出するようになるまで、徹底的に苦痛を付与する。

 そうすれば、比較的簡単に、苦痛を快感に変える身体に変わってしまう。頭がエンドルフィンの大量分泌のときの快楽を忘れなくなるのだ。

 

 この世界の魔族種というのは、ほかの種族に比べれば、遙かに痛みや苦痛への耐性が高い。

 この世界でも「エンドルフィン」という成分が当てはまるかどうかはわからないが、本質は変わらないと思う。即ち、苦悶を快感に変えやすいということでは、ほかの種族よりも抜き出ているということだろう。

 実際、一郎が見下ろすリリスの股間からは幼体だとは思えなくらいの愛液が大量に放出されるようになってきた。

 

「まあ、かなり教えてくれたしな。これはご褒美だ」

 

 一郎は乗馬鞭を無造作にリリスの股間に打ち込んだ。

 

「ひびいいいっ、ああああっ、ぎもちいいい──」

 

 リリスが全身を突っ張らせてよがり声をあげた。

 痒みが癒やされるのが純粋に気持ちいいというのもあるが、いまのリリスには快感と苦痛の境界が曖昧になっている。

 本当は、ここまで調教するには、それなりの時間をかける必要があるが、もともと、リリスはサキとして一郎が調教をしていたというのもあるし、淫魔術を駆使して、リリスの身体も心も徹底的に見極めているというのもある。

 すでに、リリスは新しい身体でも、かなりのマゾ童女に変わってしまってきている。

 

「それにしても、同じ手段で、ラポルタにもしてやられるとはなあ。お前にしては油断したものだ」

 

 一郎はもう何十回目かになる小筆の悪戯をリリスの股に加える。

 偽テレーズにしてやられた同じ手段で、あのラポルタに捕らわれたというのもさっき聞いたところだ。ラポルタもまた、タリオの間者と接するうちに、魔族殺しとやらを入手し、サキにそれが効果があることを認識して、下剋上を果たしたようだ。

 いずれにしても、今後はタリオのそういう技術にも備える必要はあるのだろう。

 

「んぶうううっ、ぞれはゆるじでええっ、もういやじゃああ──」

 

 リリスが二本の脚をばたつかせるように必死に暴れる。

 しかし、逆さ吊りで棒枷で拘束までしている脚はそれほどには動かない。一番痒い場所のほんの近くを繰り返しくすぐられて、リリスは狂ったような奇声をあげる。

 

「くすぐったいか? だったら、もっと逃げてみろ。ほらっ、ここか? ここも痒いな? ここもだな?」

 

 一郎は筆を操って、リリスを徹底的に追い詰めてやる。

 

「ゆるじでえええ」

 

 リリスが涙をぼろぼろと流して号泣する。

 さすがの元妖魔将軍も、感情が毀れかけてきたか。

 このぎりぎりまでの見極めが大事だ。苦しみの限界点で最大の快感を与えるというわけだ。

 これを繰り返すだけで、究極のマゾ童女のできあがりということだ。

 

 一郎は逆さ吊りのリリスの上半身を一度床におろす。これで三回目になる。

 リリスの開いている股のあいだに入り、小さな腰を掴むと、勃起させた男根を一気に幼い股間に突きたてた。

 

「ほわああっ、ぎもじいいい」

 

 リリスが吠えるように絶叫した。

 一郎は突き入れるたびに角度を変化させ、リリスの中に作った快感の部位に刺激を加えていく。

 

「いぐううっ」

 

 リリスはあっという間に、全身を震わせて絶頂した。

 一郎は男根を抜く。

 再び、リリスを逆さに宙吊りにする。

 

「ああ、またじゃあ……。また、かゆいいい。もういやじゃああ」

 

 だが、すぐにリリスは逆さ吊りの身体を暴れさせだす。

 一郎の準備している掻痒剤は、ほとんどが一郎の精を受ければ、痒みが消える仕掛けてしているものが多いが、これで挿入は三度目になるが、一郎はまだ射精はしていない。

 だから、痒みがすぐにぶり返すのだ。

 それはともかく、破瓜のときには大人の一郎の男根を受け入れることができなかったリリスの膣だが、三度目はちゃんと受け入れたし、しっかりと快感も得ていた。

 幼いといえども、やはり魔族の身体なのだろう。

 かなり順応性も高い。

 まあ、一郎がそういう“まんこ”に変えてやっているというのもあるが……。

 

「んんんんっ」

 

 一方で、一郎の背中側にいて、拘束のうえ、ボールギャグを装着させているベアトリーチェが何度目かの吠えるような訴えをしてきた。

 もう許してやってくれと言っているのだろう。

 一度、一郎とリリスのあいだに、強引に割り込んで一郎の鞭を代わりに受けようとするようなことをしたので、いまは片方の足首に鎖付きの足枷をつけて床に繋げてもいる。

 その鎖ががちゃがちゃと鳴る。

 とにかく、無視する。

 

「じゃあ、次の質問だ。そういえば、奴隷宮と後宮の濃い魔素のようなもののことなんだが、なにか知っているか?」

 

 一郎は思い出して訊ねた。

 ラポルタに囚われていたリリスに改名させたサキたちを救出するために、王宮の後宮に乗り込んだが、そのときに感じたのは、異常なほどに濃い淫気の存在だ。

 クグルスもそう言っていた。

 おそらく、ラポルタか、それとも、こいつ、あるいは、奴隷宮の女たちのなんらかの行動が関係していると思うのだが、リリスに心当たりがあるかどうかを訊ねてみた。

 “魔素のようなもの”と表現したのは、淫魔族ではないリリスには、淫気のことはわかりにくいと考えたからだ。

 心当たりがあれば、それはそれで参考になるし、思うものがなくても、それで問題はない。

 明日にでも、奴隷宮に行って調べれば済むことだ。

 

「しゅ、主殿おおおっ、もういっかいいい──。鞭でもいい──。もっといじめてくれええ」

 

 リリスが泣き叫ぶ。

 一郎は鞭先でリリスの股を再び刺激する。しかし、柔らかくくすぐっただけだ。

 

「ひいいっ、そんなんじゃないいっ」

 

 リリスが逆さ吊りの身体をのたうたせる。

 

「質問にちゃんと答えないと、掻痒剤の追加だぞ。いや、そうだな。かなり愛液と汗で流れたから、塗り直すか?」

 

 一郎は今度は筆を操りながら笑った。

 

「流れてないいいい──。ずっとかゆいいいい──」

 

「なら、答えろ。奴隷宮と後宮はなんで、あんなに魔素のようなものが濃いんだ?」

 

「そ、それは、こいつらがやったことじゃああ──。あのスクルズの言霊(ことだま)を増幅したんじゃああ。じ、自分たちで自分たちを洗脳するために──。も、もう、ゆるじでくれえええ──」

 

 リリスが暴れながら叫んだ。

 だが、スクルズの言霊?

 自分たちを洗脳するために、自分たちで増幅?

 なんだ、それ──?

 

「ベアトリーチェ、ちょっと来い──。なにか知っているのか? リリスが喋ったことはなんのことだ?」

 

 一郎はベアトリーチェに振り向く。

 口に中に押し込んでいたボールギャグも回収する。

 足首の鎖も外した。

 

「ああっ、もう許してあげてください、天道様──。サキ様、いえ、リリス様はわたしたちの恩人なのです──。もう許してあげて──」

 

 ベアトリーチェがやってきて一郎に叫んだ。

 後手縛りにしているが、またもや、その身体を一郎とサキのあいだにねじ入れてきて、泣きそうな顔で訴えてくる。

 一郎は嘆息した。

 

「わたしをお打ちください──。鞭でも、痒みでも、どんな苦痛でも快感に変えてみせます。そのための後宮奴隷です」

 

 ベアトリーチェが必死の口調で声をあげる。

 痒みの苦しみも与えているが、リリスの小さな白い肌についた鞭痕はかなりの数がある。

 一郎はあえて、一度も治療せずに残している。

 それが哀れを誘うのだろう。

 一郎はくすりと笑った。

 

「それはいいけどな。だが、いまのリリスには、それはむしろ拷問だぞ」

 

 一郎は肩を竦めた。

 

「ど、どけえ、ベアトリーチェ──。しゅ、主殿のじゃまをするなあ。ああっ、打ってくれええ。もっともっとじゃあ。かゆくて、死んでしまううう。もっと打ってくれええ」

 

 リリスはぼろぼろと涙をこぼしながら訴えてきた。

 しかし、それを童女の声で泣きながら言うのだから、迫力もなにもない。確かに、同情を誘うような姿と物言いだ。

 

「ああ、リリス様──」

 

 ベアトリーチェがリリスに振り返った。

 しかし、どうしていいのかわからないのだろう。

 おろおろしている感じだ。

 

「許すか許さないかは、こいつに迷惑をかけられた女たちの訊ねてからだな。俺としては、まだ折檻はまだ序の口という気持ちだ。少なくとも痒み責めは三日は続けるつもりだし、そのあいだ、リリスには一度も寝かせん。ひたすら責め続ける。水桶で腹一杯に水を飲ませて、尿道を封印するというのもいいかな。電撃責めも考えている。まだまだだ」

 

「そ、そんなことまで……。リリス様は悪くないのです。どうか、お慈悲を……。お願い致します──」

 

 後手に緊縛されているベアトリーチェがリリスの身体の下に入り、身体でリリスの顔を持ちあげるようにした。

 ちょっとでも苦しみを軽減しようというのだろう。

 一郎は嘆息した。

 

「……わかった。こいつへの罰は考えてやるから、知っていることを言え。さっきリリスは喋ったことはどういうことなんだ? もしかして、なにかを知っているのか?」

 

 一郎は訊ねた。

 ベアトリーチェが首を横に振る。

 

「い、いえ、わたしには、救世主様の言霊と言われても、なんのことかわかりません。でも、毎日祈りました。フラントワーズ様が準備なされた教典に毎日祈りました。みんなでです。そうすれば、力が得られるのがわかりました。毎日の苦痛が苦痛でなくなったのです。だから、毎日……」

 

「そ、それじゃあ──。こいつらの信仰の……。ああっ、そうじゃ。思い出した──。わ、わしはそれをとりあげようとした……。だ、だが、突然に、その気がなくなり……。いや、あれはなんだったか……。あれは……。あああっ、だめだああ。主殿、お慈悲じゃあ。もう死ぬうう」

 

 サキがベアトリーチェの言葉を遮って喋ろうとしたが、与えられている痒みのせいで思考が邪魔されたようだ。

 一郎はサキの膣とアナルに指を挿入して、力強く擦ってやる。

 

「んひいいいっ、ぎもじいいいい──。いいいいいっ、いぐうううっ」

 

 リリスはベアトリーチェの身体に乗せている逆さ吊りの身体を限界まで弓なりにして絶頂した。

 脱力したリリスから指を抜く。

 指にはねっとりとリリスの股間から溢れた愛液がまとわりついていた。

 これだけの幼女の身体でも、こんなに女の蜜が出るのだと思った。それとも魔族だからか?

 

「ほら、リリス、言えよ。教典がどうしたって?」

 

 一郎は訊ねた。

 

「きょ、教典……。ああ、そ、それは、こいつらがスクルドの言葉を手書きで残して本のようにして……。それが魅了のような力を発生させて……。そ、それで、自分たちでそれに繰り返して祈ることで、さらに強いものにして……。ああ、そうだ。思い出した──。映録球だ──。フラントワーズが映録球でその言霊を王都中にばら撒くと言いだして……」

 

「はあ? 言霊を王都にばらまく?」

 

 なんだって?

 

「わしはとめようと……。いや、とめなかったか……? ど、どうしたっけ……。だが、映録球は流されて……。主殿を讃える言葉とともに……。興味を持つように、こいつらの破廉恥な姿を映録球に残して……。言葉とともに……。あああっ、また、かゆいいいい──。もっと喋るから──。もっと喋るから、もう一回──。もう一回じゃああ」

 

 リリスがまたもや暴れ出す。

 痒みが癒やされたと思っても、それは束の間でしかない。

 一郎の精を注がないかぎり、いつまでも痒みは繰り返すのである。

 

 それはともかく、もしかして、いまとんでもないことを言わなかったか?

 王都に言霊を垂れ流した?

 いや、そもそも、スクルドの言霊ってなんのことだ? あいつ、そんなこと一度も……。

 

 しかし、一郎はふと思い出したことがあった。

 アンのお腹の子供のことだ。

 あれは、確か一郎の言霊だと言っていた……。

 一郎は魔道遣いではないが、高位魔道遣いが念を込めて口にした言葉には、まれに強い魔道がかかることがあると……。

 旅に出る前に、何気なく一郎が喋った言葉が淫具に宿り、あの淫具は女同士で子供が作れるようなとんでもない魔道具になった。

 

 もしかして、それと同じことが起きた?

 王都に残されていた頃のスクルドが奴隷宮の連中に向かって、強い念を込めた言葉を喋ったのでは?

 そういえば、ナタル森林で再会したスクルドがかなり情緒不安定だったことを思い出した。

 確かに、あの当時のスクルドなら、知らず言霊くらい発生させそうだ。

 スクルドは、紛れもなく高位魔道遣いなのだ──。

 

 そして、さっきのリリスの言葉の通りであれば、一郎の淫具に力が宿ったのと同じように、スクルドの言霊という魔道を吸い込んだ教典とやらが、ベアトリーチェをはじめとする奴隷宮の女たちを洗脳してしまったとか……。

 さらに、その洗脳されたこいつらの思念が、奴隷宮や後宮に蔓延した濃い淫気になったとか?

 魔素が淫気に変換されるのかどうかはわからないが、そうなったのだろう。

 これは、一郎の密かな持論だが、魔素も淫気も根本は同質だと思っている。

 

 いや、そうだ──。

 あのとき、後宮に潜入したとき、ベルズはスクルドの魔道が拡がっていると叫んでいたし、そういえば、ガドニエルもスクルドの魔道の波動と一致すると口にした。

 根拠は薄いが、辻褄は合う。

 

 もしかしたら、一郎は手をつけなければならないことを放置している?

 なんとなく、いやな予感がしてきた。

 一郎の勘は鋭い。

 魔眼保持者としての特色でもあるそうだが、この世界に来てから、悪い予感にしろ、いい予感にしろ、一郎の勘は全て的中している。

 いまは、悪い予感だ──。

 

「ベアトリーチェ、いま、とんでもないことをリリスが言ったが、映録球で言霊を王都に垂れ流したというのはどういうことだ──? 事と場合によってはただじゃ置かないぞ──」

 

 一郎はベアトリーチェに怒声を浴びせた。

 

「て、天道様──?」

 

 ベアトリーチェは一郎に怒鳴られて、一瞬にして顔を引きつらせ、顔を蒼くした。

 その表情で逆にはっとした。

 一郎の言葉ひとつひとつに、ベアトリーチェはあまりにも過激に反応しすぎる。

 しかし、ステータスに洗脳されているというような言葉はないのだが……。

 

 いや、あった──。

 後宮でベアトリーチェを助けたとき、最初の段階では“魅了による軽洗脳状態”というのがあった──。

 あのラポルタには、“微淫魔化による譫妄(せんもう)状態”と表記されていた。

 ベアトリーチェについては、一郎が精を注いで治しただけだ。

 

 そして、ナール……。

 確か、教典の写しを持っていた……。

 いきなり犯したから、ステータスを読んだのは、一度精を注いで淫魔師の支配に入れてからだったが、一番最初は一郎に対する態度が不自然だった気がする。

 精を注いでまともになったが、スクルドに対してはいまでもおかしい。

 あれは洗脳状態?

 

 いや、まともな洗脳とは違うのだろう。

 異常ではないのだ……。

 

 異常なら一郎の魔眼でステータスで読める。

 魅了にはかかっているが、異常でないほどに浸透しているということ……?

 だから、表示されない?

 

 だんだんと認識できてきた。

 ほとんど当て推量に近いが、これは正しいと一郎の勘が告げている。

 

 危険な魅了の洗脳魔道……。

 それが王都に拡がっている。

 しかも、どんどんと浸透して、異常であるのが異常状態でないほどに染みついている……?

 もしかして、もしかしたら、回復不可能?

 今日一日で、一郎を天道様と呼ぶ山のような人間に会った。確か、多くが軍人だ。

 将校よりも兵に多かった。

 兵は下町に出入りする。

 映録球の複製とやらは、下町に多く出回っているのだ──。

 

「ああ──。結局、スクルドかああ──」

 

 映録球の映像──。

 

 奴隷宮の連中の破廉恥な映像は、いわゆる“ポルノ画像”のようにして、王都の下町を中心に拡がっているというのは耳にしていた。

 どうやって回収させようかと考えているのだが、いまは複製も作られ、その複製が複製を生み出し、全回収は不可能な状況だということだった。

 マアにでも相談しようとは思っていたのだ。

 

 スクルドの言霊……。

 

 言霊が宿った教典……。

 

 力の増幅……。

 

 洗脳術の王都中への蔓延……。

 

 この推量が当たっているなら、一番の問題は、そもそも、スクルドが力を込めた言霊の内容だが、そんなものは予想がつく。

 一郎の調教を愛のある行為だと諭す戯言だ。

 あるいは、快楽を極めるのは正しいことだというような……。

 問題ない。問題ないと念仏のように唱えて……。

 

 なんか、とても危険な状況のような気がしてきたぞ……。

 

 とにかく、とりあえずスクルドだ。いや、リリスと女たちの和解もか……。

 

「て、天道様?」

 

 様子がおかしくなった一郎をベアトリーチェが訝しんでいる。

 

「リリス、調教はいったん中断だ──」

 

 一郎はベアトリーチェからリリスの身体を奪い、宙吊りの鎖を緩めた。

 すぐにどろどろの膣に怒張を挿入する。

 激しく律動する。

 

「はああっ、ぎ、ぎもぢいいい──。ぎもじいいい──」

 

 リリスはあっという間に汗まみれの身体をおののかせる。

 

「いっていい。すぐに精を注いでやる。いけええっ」

 

 一郎は早いピッチで抽送しながら叫んだ。

 その気になれば、幼いリリスの膣は射精のしやすい最高の身体だ。なにしろ、狭くてぎゅうぎゅうに一郎の怒張を締めつけるのだ。

 しかも、一郎の改造のために愛液は豊富だし、しっかりと快感も覚えてくれる。

 それにしても、一郎が男根を挿入すると、小さいリリスの身体では下腹部が一郎の性器のかたちでちょっと盛りあがるのだ。

 いかにも、童女を犯しているという感じで、これもまた一郎の欲情を誘う。

 

「いぐうっ、あ、ありがと──ありがとううう──いぐうう」

 

 そして、リリスはあっという間に絶頂した。

 一郎は精を注いだ。

 

「ひいいいん」

 

 リリスはがくがくと身体を痙攣させる。

 一郎はすぐに男根を抜くと、リリスを反転させて裏返しにする。

 次はアナルだ。

 ゆっくりと沈めていく。

 

「リリス、アナルセックスは覚えているな──? 息を吐け──。そうすれば、アナルが緩んで大きくなる──」

 

 沈めながらリリスに声をかける

 

「ひ、ひんっ、いっ、いっ」

 

 リリスがはっとしたように、懸命に息を吐こうとする。

 だが、絶頂したばかりで息が乱れた状態ではそれもつらそうだ。

 それでも、一生懸命に息を吐くので、一郎はそれに合わせて静かに怒張を沈めていく。

 淫魔術で潤滑油はまぶしたし、もともとの掻痒剤の油剤も潤滑油代わりになっているので膣以上に狭いわりには、しっかりと挿入できている。

 

「ほら、しっかりと快感を覚えていけ。ここもな。大人になり直すときには、当代一の淫乱魔族になっているかもな。俺専用のな」

 

 リリスの尻を犯しながら、まったく膨らみのない胸を刺激していく。

 快感の場所などなにもないが、一郎の淫魔術で無理矢理に作ってしまう。よく考えれば、これは“魔改造”というものか?

 まあいいか。

 問題ない。

 

「ひゃあああん。い、いんらんにしてくれええ。主殿の好きなように──。わしは、主殿の淫乱な魔族奴隷になるううう」

 

「よく言った。尻でもいけ──」

 

 リリスはあっという間にアナルでも快感を極めた。

 一郎はそれに合わせて、精を注いでやった。

 これで痒みは消滅するはずだ。

 そして、これだけ苦しんだ痒みが精で消滅する快感は頭にこびりついて消えることもないと思う。

 幼体には相応しくない淫乱体質にリリスがなってしまったのは間違いないことだろう。

 一郎はほくそ笑んだ。

 とりあえず、怒張を抜く。

 

「……リリス、ところで腹筋は大丈夫だな? しっかり頑張れ。幼体になっても、元妖魔将軍の力を見せてくれよな」

 

 再びリリスの身体を逆さ吊りであげ直しながら、一郎はちょっとお道化(どけ)て言った。

 

「はあ、はあ、はあ……。ふえ?」

 

 一方でひたすらに息をしていたリリスが一郎に声をかけられて呆けた返事をする。

 一郎は、リリスとベアトリーチェを連れて、仮想空間から現実世界に戻った。

 むわっとする湯気と女たちの匂いがたちこめている屋敷の大浴場だ。

 

「ご主人様──」

 

「ロウ様──」

 

「ご主人様──」

 

 女たちが声をかけてきた。

 一郎が仮想空間に行っているあいだ再び集まって食事をしていたようだが、そこからわっと集まってくる。

 今度は時間調整をして、一ノスくらいは過ぎるように仮想空間から戻ってきていた。

 

「えっ、ここは?」

 

 横のベアトリーチェが驚いてきょろきょろと周りを見回している。

 

「むがっ、むごうううっ」

 

 一方でリリスについては、さっそく逆さ吊りの身体を暴れさせ始めた。

 また、集まりかけていた女たちが一様に驚いて声をあげた。

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