【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
88 信仰との戦い
「俺を主人と認めて、どうか性奴隷にしてくれと大きな声で叫んで、自分で股を開く。どうして、こんな簡単なことができないんですか、巫女様?」
スクルズと向かい合うように床に胡坐で座っているロウという男が言った。
だが、スクルズには同じことを繰り返すしかない。
「で、でも、わ、わたしは……主である女神様たち、そして、天空神クロノスに心を捧げた身……。そ、それにも関わらず、あ、あなたを主人と、く、口にするのは天空神様への裏切りであり……」
「……しぶといですねえ。じゃあ、もう少し悶えてもらいますか」
ロウはスクルズの言葉を遮って、傍らに置いてあった操作具を手に持った。
「もう、やめて」
それに気がついたスクルズは悲鳴をあげた。
その操作盤がどういう役割をするものかは、もうさんざんになぶられて骨身に染みている。
「あっ、あはあっ、いやあっ、あああ」
だが、すぐに、巫女服の下の下着の中に押し込まれている小さな淫具が激しく振動をして、スクルズの肉芽を震わせ始めた。
スクルズは体勢を崩してしまい、正座している身体を後ろに倒しそうになった。
だが、スクルズの両手を背中側で水平に拘束している革帯に繋がっている鎖がスクルズが倒れるのを阻んだ。スクルズの後手に繋がっている鎖は天井に繋がっている。その鎖がスクルズが横に身体を倒すのを阻むくらいに天井から張られているのだ。
「気持ちいいでしょう、スクルズ様? いい加減に諦めたらどうですか? こんなことを言うのも失礼だとは思いますが、すでに生娘というわけじゃないのでしょう。俺の珍棒を股に入れて、ありったけの精を受け入れれば、あなたを悩ましている存在は綺麗さっぱりに消滅するんですよ。それをどうして拒むのかわかりませんね」
「な、なんと言われても……。女神様や天空神様以外を、あっ、ああ、主と認めることは……し、信仰への裏切り……あ、あっ、あああっ……も、もうやめて……頭が……お、おかしく……なります……あああっ」
スクルズは腰が砕けんばかりの痺れに、懸命に耐えながら言った。
しかし、止まらない股間の振動がスクルズの理性を吹き飛ばすかのようにスクルズの頭を白くさせる。
もう耐えられない。
スクルズは全身を悶えさせながら思った。
この地下室に連れ込まれてから、二度にわたって飲まされた媚薬が身体を蝕んでいる。
そのうえに下着の中の淫具で責められては、スクルズにはもう、この男の言葉に逆らうのが難しくなっていた。
「おかしくなるのは頭じゃなくて股でしょう……。意外にしぶといですね。でも、どうしても、精を与える前にあなたに屈服してもらわないとならないのですよ」
ロウが余裕たっぷりの表情で操作盤を操作した。
やっと振動が止まり、スクルズは鎖の許す範囲で、がっくりと前のめりに身体を突っ伏した。
しかし、淫具の振動の停止は、別の苦しさの復活でもある。
それもわかっていた。
「はあ、はあ、はあ……」
スクルズは懸命に息を整えながら、たちまち襲い直してきた股間の疼きに歯を食い縛った。
淫具で責められているあいだは、襲いかかる快感でなにも考えられなるくらいに追い詰められるのだが、淫具が止まったことで、今度は淫情への餓えの狂いが始まるのだ。
そして、その強い疼きがたちまちにスクルズの全身をただれさせる。
この屋敷に連れ込まれてから飲まされたおかしな媚薬のせいなのもわかっている。
それが信じられないくらいにスクルズの身体を火照らせているのだ。
とにかく、刺激がなくなってしまうと、途端に股間が疼いて堪らなくなる。
そして、淫具の刺激が始まると、頭を白くするほどの快感──。
だが、止まると、身を揉むような激しい疼き──。
刺激を加えられても、とめられてもスクルズはのたうち回るような淫情に苦しめられる。
魔道は封じられており、拘束にも媚薬にも逆らえない。
快感にあがらう方法がない──。
スクルズはそうやって追い詰められていた。
しかし、ティタン神と称されている天空神クロノスとクロノスの五人妻の女神の神々に仕える自分が、神々以外に「主人」を認めるのは信仰の否定……。
それだけはできない。
だが、あとどのくらい、この快楽地獄から抵抗できるか……?
本当は、スクルズは自分が思わず、この男に屈服の言葉を発してしまうことを恐怖していた。
でも、もうスクルズは、この男に負けそうだ。
おそらく、すでに身体は屈している。
いまもスクルズは、知らず股間の異物に敏感な場所を自ら擦りつけるように腰を動かしてしまっていた。
それを目の前のロウに眺められているのもわかっている。
現に、ロウはスクルズの痴態を困惑の混ざった笑みを浮かべて眺めている。
でも、身体を止められない。
ただれるような股間の痺れを癒す小さな快感がスクルズの身体をせりあがる。
だが、小さすぎるのだ。
とてもじゃないが、こんなものでは身体の異常さは消えない。むしろ、物足りなさが却って、スクルズを追い詰める。
「ねえ、わかってくださいよ、スクルズ様……。あなたに巣食っている魔瘴石は俺が考えていた以上に強くあなたに刻まれているんです。それを問題なく外すには、あなたに対する支配を最初から強化するしかないんです。そのために精の支配の前に、あなたが、すでに俺の支配に落ちているのが効果的なんです。それなら、最初から強力な支配を刻めますしね」
ロウが何度も繰り返している説明を再び行った。
でも、スクルズは無言でそれを返した。
何万回説明されても、スクルズはすべてを捧げた神々以外の支配を認めるわけにはいかないのだ。どんなに身体は汚れても、心だけは純潔でなければならない……。
しかし、それを拒ませるような股間の疼き……。
スクルズは歯を喰い縛った。
それにしても、ここはどこなのだろう……?
そして、本当はこのロウたちは何者だろう……?
このロウが王軍の将兵でもないでもないことはもうわかった。ロウとともに、スクルズを神殿から連れ出すことに加担したシャングリアやエルフ女、もうひとりの小柄な可愛らしい顔をした女もまた、王軍とはかかわりのない者たちだ。シャングリアはまだ王軍騎士だったとは思うが、今回はそれを隠して一介の女兵にやつし、スクルズを神殿から誘拐したのだ。
ロウとあの女たちが、本来、どういう関わりなのかについても、この屋敷に連れ込まれてからは、スクルズの目の前からあの三人がいなくなってしまったのでわからない。おそらく、冒険者仲間だとは思うのだが、あの可愛らしい顔をした女たち、ましてや、王軍騎士ほどの立場のシャングリアが、この男がやろうとしているスクルズへの凌辱行為を容認しているのか、否かは不明だ。
とにかく、スクルズは馬車の中で袋のようなものに包まれたまま、どこか人里離れた郊外を思わせる場所に到着した。
おそらく、どこかの屋敷なのだと思う。
だが、馬車が城門を越えたのはわかったが、それからどの程度、移動したかはわからない。移動のあいだ、下着の中に挿入されていた淫具がスクルズを翻弄し続けていて、馬車がどのくらい進み続けたのかなどを探るのは不可能だったのだ。
そして、袋に閉じ込められていたスクルズが、やっと馬車が停まったのを感じたとき、シルキーとロウたちが呼んだ童女のような声の存在が現れて、魔道でここに転送された。
訳がわからなかった。
しばらくして、やっと袋から出されて見ることができたのが、この地下室を思わせるこの場所だったのだ。
袋からスクルズを出したのはロウであり、いまのところ、スクルズの前に姿を見せたのはこのロウだけだ。それから、ロウ以外の存在は、まだ見ていない。
そのとき、ロウは手錠をされていたスクルズの拘束を一度外して、いまのように両手を背中で水平にさせた状態に直してから、天井から伸びている鎖に腕を繋げた。
そして、得体の知れない液体を無理矢理に飲ませられた。
それが強力な媚薬だと教えられたのは、その液体によりスクルズの身体が苛まれてからだ。
いずれにしても、馬車の中で下着の中に挿入された淫具は、ずっと激しさと微弱さを繰り返す不規則な振動を継続していた。だから、袋から出されたときも、拘束をされ直されたときも、身体に媚薬を注ぎ込まれるときにも、なんの抵抗もできなかった。
そして、このロウへの屈服の強要が開始された。
いや、違う……。
ロウは、当初は、馬車の中で続けられた淫具責めに、頭がおかしくなりかけていたスクルズをいきなり犯そうとしたのだ。
おそらく、あのまま股間をロウの性器で貫かれても、スクルズには一切の抵抗は不可能だっただろう。長い時間の股間への淫具責めで、ほとんどスクルズはなにも考えられない状態だったのだ。
また、いまもそうだが、身体を汚されることはもう諦めている。スクルズには、ロウの強姦を拒む抵抗心は最早ない。そのときも、股間の淫具は動いていて、スクルズはまるで操られるように、ロウがスクルズの口を吸うのを許していた。
しかし、朦朧としているスクルズがロウが口づけをして唾液を吸われた直後、ロウはスクルズを犯すことを不意にやめたのだ。
スクルズから口を離して首を傾げたロウは、当初は戸惑ったような表情をした。だが、すぐに、なにかを決意したような顔になり、いまのように拘束し直した。
そして、驚くことに、スクルズに対して、ロウの性奴隷にしてくれという屈服の言葉を口にするように求めたのだ。
やっと股間の淫具の振動を止めてもらえたのは、そのときだ。
我に返ったスクルズはそれを拒んだ。
当然だ。
問答無用で犯されることは、仕える神への裏切りにはならない。だが、性奴隷になると誓うことは完全なる裏切りだ。一応はまだ筆頭巫女の身分であるスクルズに、この見知らぬロウの性奴隷になることを承知することなど不可能だ。
神々への裏切りの言葉はかりそめにも口にはできない。
スクルズは拒否した。
そして、この責めが始まった。
「そんなにやせ我慢しなくてもいいじゃないですか、スクルズ殿。俺はあなたを助けてあげたんですよ。あのまま、放っておけば、あなたは王軍に捕えられて、拷問をする兵たちの玩具にされた挙げ句、火炙りにされていたのは間違いないのです。その代償として、俺の性奴隷になってもらう。いい取引とは思いますがね」
ロウが再び操作盤を操作した。
「んぐううっ」
また、股間の淫具が激しく振動を開始した。
スクルズの思考は吹っ飛び、悶え狂うだけの束の間の時間がやってくる。
しばらくのあいだ、スクルズは巫女服に包まれている身体を激しく悶えさせた。媚薬にただれた股を刺激されて、怖ろしいほどの甘美感がスクルズを支配する。
声をあげた──。
なにも考えられない。
そして、振動が止まる。
スクルズはがくりと身体を倒した。
「ねえ、いい加減に諦めてくださいよ。あなたが事前に堕ちてくれないと、精の支配だけでは、俺の支配が不十分になって、無理矢理に魔瘴石を外すことになり、あなたの心に復活できない損傷を与えそうなんです」
ロウが言った。
「か、身体は……か、構いません。で、でも心をあげるわけには……」
スクルズにはそう応じるしかなかった。
すでに媚薬による股間の疼きが復活している。
スクルズの悶え苦しみは始まっていた。
繰り返されている追い詰めに、スクルズは泣きそうになった。
股間の異物──。
馬車の中で下着に挿入されたたった一個の小さな楕円球の異物が、スクルズをどうしようもなく狂わせている。敏感な肉芽に張りつくように密着している異物は、スクルズがどんなにもがいても、スクルズの敏感な場所から少しも離れていかない。
服はまだ脱がされてはいなかった。
だが、このロウが要求しているのは、スクルズが巫女服のスカートがはだけるくらいに自ら股を開いて、ロウの性奴隷にしてくれと叫ぶことだった。
そんなことができるわけがない。
数日前にノルズの残酷な命令により、王都の色町の裏通りで、見知らぬ男たちに汚された身体であったとしてもだ──。
スクルズには神に仕える者としての誓いがある。
しかし、ロウが要求しているのは、スクルズの神々への誓いを捨て、ロウの破廉恥な仕打ちに屈服して、スクルズ自らロウを求めることだ。
犯されるのはいい。
でも、神々を裏切る言葉を口にしろというのは、スクルズにとっては酷い命令だ。
どんなに汚れた身体になったとしても、それだけは許されない。
しかし、このロウ……。
不思議だ……。
これだけのことをされているのに、ちっとも悔しいとは感じない……。
ロウのやることは鬼畜で女の尊厳を馬鹿にしたものだが、なぜかその下にある愛情に似たものを感じる。
あのままでは、スクルズが残酷な運命に陥っていたのは事実だし……。
この男には、スクルズを無条件に信頼させるような、なにかがあるような……。
不思議な男……。
それはともかく、とにかく、神々への誓いを破るわけには……。
「……本当に頑張りますね、スクルズ様。もっと簡単に屈服すると思いましたよ。だけど、何度も説明した通り、あなたの身体に仕込まれている魔瘴石を取り除くには、あなたが進んで俺の性奴隷になることを誓ってもらうことが必要そうなんですよ。お願いですから、屈服してもらえませんか」
ロウがにこにこと笑いながら、再び操作盤を操作する素振りを示した。
「で、でたらめ言わないでください──。もう、やめて──」
スクルズはそれを見て再び悲鳴をあげた。
ロウはスクルズを犯すことによって、スクルズの身体の中に埋められている魔瘴石を取り除いてやると言っているが、そもそもそれが信じられない。
スクルズがこの男の性奴隷としての支配を受け入れれば、それにより魔瘴石が安全に外に出ていくとロウは説明したのだが、そんな途方もない話をどうして信じることができるだろうか。
だが、この男に接していると、やはり得体の知れない不可思議な力を感じる。
おそらく、この男に性奴隷になることを誓って犯されたりしたら、本当に心を支配される……。
根拠はないが、そんなことも感じるのだ。
いずれにしても、スクルズは神に仕える身……。
身体はともかく、心をほかに捧げることは許されない……。
スクルズは、その言葉だけを心に繰り返す。
「じゃあ、もう少し媚薬を追加してみますか」
ロウが立ちあがった。
そして、横の台に置いてある小瓶を手にとる。
スクルズは恐怖した。
あれは、二度ほど飲まされたことにより、身体中の血が燃えるように熱くなった強烈な媚薬だ。
それをさらに飲ませようとしている──。
「も、もう、やめてください──。それだけは……」
スクルズは戦慄した。
「快楽を否定してはだめですよ、スクルズ殿……。受け入れるんです……。それで、あなたは救われますから……。信じて……」
ロウが無理矢理にスクルズに媚薬を飲ませる。
拒否したくても、もうそんな抵抗力などなく、強引にひと瓶飲み足さされた。
身体が燃えるように熱くなり、全身に爛れるよう疼きが走り直す。
そのとき、地下室の扉が外から叩かれた。
スクルズは扉に視線を向けた。
「ご主人様、シルキーから手こずっているという話を聞きました。お手伝いしましょうか?」
「おお、コゼか」
ロウが言った。
入ってきたのはロウの仲間のひとりの小柄な女だった。スクルズを神殿からさらったときに、馭者役をしていた女だ。この女はコゼという名前らしい。
「……ね、ねえ、助けて──、コゼさん。わ、わたしを解放して──」
スクルズは万が一の可能性にかけて叫んだ。
しかし、コゼは肩を竦めて、呆れたような表情を向けただけだ。
「解放してもらってどうするんです、スクルズ様? あなたのことは王軍と神殿の両方が懸命に探しているんですよ。ここから出ていけば、すぐに捕まって王軍で拷問を受けるだけです。あたしからすれば、なんでご主人様を受け入れないのか不思議です。さっさと、犯されたらどうなんです?」
コゼが冷たい口調で言った。
「ああ……」
スクルズに絶望の気持ちが走る。
コゼの言う通りなのだ。
スクルズに逃げ場はないのはわかっている。
だが、第三神殿の筆頭巫女でもある自分が、他人から無理矢理に犯されるというのではなく、自らこの男に身を捧げると口にするのは、信仰に対する裏切りだ。
それだけは死んでも容認できない。
「で、できない……。そ、それはできません……」
スクルズは気持ちを鼓舞するためにも、激しく首を横に振った。
「……それにしても、ご主人様。どうして、さっさと犯さないのです? ご主人様の力であれば、スクルズ様の股に精を注げば、それで支配ができてしまうのではないのですか?」
コゼが言った。
スクルズは同性とは思えない酷いコゼの言葉に、血が凍るような気持ちになった。
「それはそうなんだが、それでは俺の支配が中途半端に強すぎて、スクルズ殿が危険かもしれないんだ……。スクルズ殿の唾液をたっぷりと口にすることでわかったんだが、思ったよりも魔瘴石はスクルズ殿の身体に強く繋がっているようでな……」
「ご主人様でも無理なんですか?」
「いや、剥がすだけなら簡単だ。俺の支配が不十分だと、剥がれることには剥がれるだろうが、もしかしたら、魔瘴石の支配が剥がれるときに、スクルズ殿の心に損傷を与えるかもしれない。何度も繰り返し犯せば、俺の精の支配は強化されるが、最初の一発目だけでは、どうしても支配力も限られるからな。だから、精の支配前からある程度屈服しておいて欲しいんだ。そうすれば、一発目で強力な支配を刻める」
ロウがコゼに言った。
スクルズはそれを無言で聞いていた。その内容は、ロウがずっとスクルズにしていたのと同じだ。
一方で、スクルズの太股はスカートの中で激しく揉み合わされていた。スクルズの淫欲の本能がやらせることだったが、その浅ましさに自分を嫌悪したくなる。
「……そんなものですか……。いずれにしても、お手伝いしますよ。今度はこれを使ったらどうです?」
コゼが言った。
そのとき初めて、スクルズはコゼが手に小壺を持っていることに気がついた。
「おう、それか──。まあ、可哀想だが使うか。このままだと、埒も明かんしな」
「承知しました」
コゼがにっこりと微笑んだ。
そして、スクルズに近寄ってきた。
「じゃあ、ご主人様のお許しも出たので、あたしがいいものをお股に塗ってあげますね。ご主人様が“姫殺し”と名づけた塗り薬です。お婆さんでも誰かに犯されたくなって泣き叫ぶ強力な薬ですよ。あたしも塗られたことがありますが、それはそれは大変でした」
コゼがくすくすと笑いながら、スクルズの巫女服のスカートの下に手を突っ込んだ。
そして、下着を掴む。
「い、いやああ──。や、やめて。なにをするのです──」
スクルズは必死で脚をばたつかせた。
でも、抵抗は無理だ。
たちまちに、コゼに淫具ごと下着を剥がされてしまった。
「まあ、びちょびちょじゃないですか。こんなになって、よく我慢できますねえ。ご主人様のお情けは気持ちいいですよ。早く、屈服しましょうよ」
コゼが揶揄するような声をあげる。
羞恥にかっと身体が熱くなる。
しかし、コゼは、スクルズの股に刺激臭のする薬剤を塗り込み始めた。
「ひ、ひいっ──。や、やめて──」
淫具に責め苛まれて疼きの頂点にあった股間に、コゼの指が這う。そのおぞましさと気持ちよさの混ぜ合わさった感触に、スクルズは泣き叫んだ。
すでに媚薬で追い詰められている身体に、さらに得たいの知れない媚薬を塗られる……。
スクルズはそのことに恐怖した。
主よ……。
主たる女神メティス様……。
天空神たるクロノス様……。
どうか、あなたへの信仰の心を保たせてください……。
あなた様への信仰の誓いを守らせてください……。
スクルズはコゼの指に耐えながら、心の中で必死の祈りを繰り返した。
そのコゼの膣肉の隅々に、コゼが媚薬を塗り続ける。
「あ、ああ、だ、だめ……許して……許して……」
スクルズは呻き続けた。
それが怖ろしいほどの媚薬だというのは、塗られた直後から始まった異様な感覚で悟った。
「お豆にもぬりぬりしましょうね」
コゼが邪魔なスカートに頭を潜り込ませるようにした。
その直後、ぺろりと肉芽の皮がめくれるのがわかった。
そこに這いだしたコゼの指の感覚に、スクルズはさらに悲鳴をあげた。