【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
ふと、意識が戻った。
リンダが横になっていたのは薄暗い部屋の中であり、しかも、その室内の一角に置かれている小さな檻のようなものの中に入れられているのがわかった。
視線のすぐ近くに鉄格子があって、その鉄格子越しに物置のような広い場所が見える。
「くっ」
起きあがろうとして、背中側に両手が水平に重ねるように折り曲げられてあり、革枷のようなもので離れないように拘束されているようなのがわかった。
また、横たわったまま足元を見ると、足首にも肩幅ほどの短い鎖で繋がった足枷が嵌っている。
それにしても、腰のあたりがまるで鉛でも入れられているように重い。
はっとした。
リンダは全裸だった。
さらに、頭がはっきりすると、身の毛がよだつような屈辱の記憶が沸き起こってきた。
妹を人質にされて、十人以上の男たちに代わる代わる犯され、失神と覚醒を繰り返させられながら輪姦されたのだ。
おびただしいほどの精液を子宮に注がれ、口はもちろん、尻穴さえ凌辱された。
それを思い出したのだ。
気がつくと、嗚咽をしていた。
口惜しくて、口惜しくて涙がこぼれ続ける。
「ははは、いくら女冒険者でも、やっぱり少女でしかないんだな。そうやって、泣いているのは可愛いぜ」
小馬鹿にしたような言葉がかけられた。
声の方向を見る。
そこにいるのは、三人ほどの男だった。彼らに記憶がある。リンダを輪姦した男たちの中にいた者たちだ。
ここがどこなのかわからないが、リンダは結局、最終的に意識を失ったのだろう。そして、ここに運ばれて、檻に入れられたということに違いない。
「こ、ここはどこよ──。イルマはどこ──? 妹に会わせて──」
リンダは彼らに怒鳴りあげた。
すると、ちょっと面食らったような顔になった三人が一斉に笑い出した。
「こりゃ、驚いた、いままでに扱った雌の中では一番のじゃじゃ馬なのかもしれないな」
ひとりが嘲笑し、同調するようにほかの二人も笑いだした。
リンダは歯噛みした。
「妹はどこだって、訊いてんでしょう──。さっさと答えなさい──」
リンダは力の限り喚いた。
すると、にやにや笑いを浮かべる三人がリンダを監禁している檻の前までやってきた。
たじろぎを覚えてしまい、リンダは狭い檻の中を三人のいる側とは反対方向に背中をつけ、両膝を立てて身体を丸める。
「どうした? 威勢がよかったのに震えているのか? 訊きたいことがあれば訊いていいぞ。俺たちの相手をしながらだがな」
「それとも、その首輪に向かって、心からの隷属を誓うことだ。しっかりと隷属したことが確認できれば、次は妹とともに性奴隷の調教をすることになる。同じ檻に入れてやってもいいぞ」
「いずれにしても、妹は別に部屋だ。いつ会えるのかはお前次第だな。会いたければ、早く心の底からの屈服をすることだ」
男たちがリンダに声をかける。
首輪?
そして、その言葉でリンダは、自分の首に奇妙な圧迫感があるのがわかった。
もしかして、隷属の首輪を嵌められているのか?
いや、そうなのだろう。
愕然とした。
隷属の首輪というのは、人を奴隷化するときに使う支配魔具だ。その首輪を隷属の魔道を込めて装着され、さらに奴隷になる者が心からの屈服を覚えることで隷属が完成する。
そして、それからは「主人」の命令に絶対に逆らえない奴隷が誕生するというわけだ。
だが、隷属の術が浸透していない者が隷属されるのは、術者の力だけではなく、隷属化する側にも、心からの屈服が必要になる。口だけの屈服ではだめであり、心の底から隷属を受け入れなければならないのだ。
だから、大抵の隷属行為では、それに先立って、拷問という手段が用いられる。
「隷属? ま、まさか、もうイルマを隷属に?」
三人に向かって声をあげる。
また、リンダは思い出してきた。この隷属の首輪を装着されたのは、あのマイム城郭内の路地にあった空き家で輪姦されたときであり、男たちはリンダを犯しながら、隷属を誓えと繰り返し迫ってきていた。
多分、気絶はしても、ついにリンダは隷属を受け入れなかったのだと思う。
三人の言葉から、それは推測できる。そもそも奴隷化されている感覚はないし……。
そして、この一団の目的は間違いなく闇奴隷狩りだ。
リンダもイルマもそれに捕らわれたのだ。凌辱されながら繰り返し告げられた言葉を思い起こすると、それもまた確信できる。
最近、ひそかに騒がれていた若い女の行方不明事件についても、こいつらが関連するのだろう。
それにしても、王都や副王都マイムの中で、ここまで堂々と奴隷狩りが行われていたとは……。
だが、それはともかく、妹のイルマのことだ。
もしかして、すでに隷属化されてしまったのだろうか。
「妹はすでに隷属化は終わって、性奴隷として高値をつけるために性修行の最中だ。姉妹奴隷はそれだけで値が上がるから、早く姉妹調教に移りたいんだがな」
三人のうちのひとりが言った。
リンダは、その男を睨んだ。
やはり、記憶違いではなかった……。
「どういうこと……?」
リンダは呟いてしまっていた。
「よし、外に出せ」
その真ん中の男が両側のふたりに声をかける。
その二人によって、リンダの檻の鉄格子についていた施錠が外され、鉄格子が左右に開く。
両側から男たちがリンダの腕を掴んで、檻の外に引きずり出す。
「は、離せええ──。離すのよお──。誰かあああ──。誰か助けてええ──」
両手も両足首も拘束されているので、さすがに抵抗らしい抵抗できない。
だから、ありったけの声で悲鳴をあげた。
ここがどこだかわからないが、もしかしたら、どこかにリンダが助けを求める声が聞こえるかもしれない。
「おうおう、でかい声だなあ。いくら、ここが大丈夫とはいえ、やかましいし、口枷しますか?」
リンダの腕を掴んでいる男のひとりが、指示を出していると思われる男に言った。
三人ともどこかの与太男のような恰好をしているが、その指示する男には品のよさも感じる。
そして、その男の正体について、リンダはいまこそ確信を持った。
十人の男たちに輪姦されたときにも、この男はその場にいて、そのときも全体の指示をする役割をしていた。
そのときは半信半疑だったが、さすがにもうわかった。
この男は信じられないが、チャーリーという名のマイムにある神殿に所属する司祭だ。向こうはリンダのことは知らないと思うが、以前にクエストでマイムの神殿絡みの依頼を受けたことがあり、そのときに遠くから彼を見たことがある。
それで覚えていたのだ。
この神殿における司祭というのは、神殿長、副神殿長、筆頭巫女に次ぐ、十数人いる神官幹部の役職のことであり、信じがたいが、この男は司祭なのだ。
「チャーリー司祭──。あなたのような神官がこんなことをして許されませんよ。一体全体、どういうわけなのですか──?」
すると、チャーリー司祭はぎょっとした顔になって身体を竦めた。
しかし、すぐに落ち着いた感じになり、この倉庫のような部屋の中心部の天井から垂れていた鎖を手に取った。
倉庫のような場所を感じさせるこの部屋には、リンダが入れられていた檻のほかに、あちこちに木箱が積みあがっているが、比較的真ん中は空間が開いている。
リンダはこれまで気がつかなかったが、そこに天井から垂れる鎖が一本あったのだ。
「これは驚きましたね。私の顔を知っていたとはねえ。やはり、あの空き家で隷属を完成させておくべきでした。まあいいでしょう。結果は同じです。最終的に隷属させれば問題はありません。繋ぎなさい」
チャーリーは口調を一転して改め、リンダの両側の男たち指示をだす。
どうやら、いまのいままで、そのあたりの与太者を演じるために、意図的に行儀の悪さを装っていたみたいだ。
この丁寧な口調の方が素なのか?
いずれにしても、やはり、彼が間違いなくマイム神殿の司祭なのであると知り、心の底からぞっとなってしまった。
神殿の現職の司祭による闇奴隷売買など前代未聞だ。
「ちょ、ちょっと、やめてよ──。司祭、どういうことですか──? 仮にもクロノス神にお仕えするあなたがこんなことをするなんて──」
リンダは懸命に拘束から逃れようと暴れた。
しかし、両脇の男たちから簡単に背中側の革枷に、天井からの鎖を繋げられる。
高さを調整され、リンダはつま先立ちにされてしまった。
「屈服に言葉は不要です。口枷をしますが、折角なので“飴玉”にしましょう。所詮、彼女も女ですから、そっちに方が早く片がつくはずです」
チャーリーが淡々を指示する。
飴というのがなんであるのかわからない。
だが、リンダの顔の前に、幼い子供の拳ほどの大きさの赤い色の球体が持ってこられた。その球体の両側には革紐が繋がっていて、どうやら、その球体をリンダの口に入れて、革紐で縛って口枷にするつもりみたいだ。
「な、なにをしようと……」
ただの球体状の口枷でないことは雰囲気で明らかだ。
リンダは必死に口をつぐんで抵抗しようとしたが、鼻を摘ままれて強引に口を開かされる。
口いっぱいに赤い球体を押し込まれ、革紐を頭の後ろで縛られて固定されてしまった。
すると、舌の上に載った球体から甘い味を感じた。
「んんっ」
そして、途端に全身を虫が這うような感覚が襲い、身体が熱くなった。
まさか、媚薬──?
リンダは愕然となった。
これは、多分、強烈な媚薬だ。しかも、口に入れた途端に効果が表れる媚薬など危険すぎる。
しかし、口の中に押し込まれている以上、舌から離す方法はない。
リンダは、腰が抜けたようになって、鎖に身体を預けたようにしてしまった。
「もう効いてきたか? いつもながら、こいつはすげえや。もう股から涎を垂らし始めましたぜ」
「ねえ、追い込む前に、もう一度味見をさせてくださいよ。その方が、この女も早く屈服しますよ」
リンダを挟む男たちがチャーリーに媚びるような口調で言った。
だが、リンダにとってはそれどころじゃない。
目が回る……。
身体が疼く……。
股間や乳首や痛いように熱くなる。
「んんんっ」
懸命に頭を振って、正気を維持しようとする。
「しょうがありませんね。一度ずつですよ。その代わり、最低五回は絶頂させなさい。そのあとで、膨らんだクリトリスに糸を巻きます。今日は糸責めにします。これまでに、クリトリスを吊られて音をあげなかった女はいませんから」
チャーリーがいつのまにか、釣り糸のようなものを手にして、一端に小さな輪を作っている。
糸吊りって、まさか……。
冗談じゃない。
「へへへ、じゃあ、やらせてもらうか。俺が先でいいか」
「わかった。じゃあ、押えとくぜ」
一度繋がれた天井からの鎖が外された。
そして、近くに積み重ねてある木箱の上に上体を倒されて押えられる。
もうひとりが、後ろからリンダの股間に手を伸ばして、内腿をくすぐり、媚肉の合わせ目を指でなぞりだす。
「んぐうううっ」
信じられないような甘美感が触られた場所から迸り、リンダは腰を揺すって声を絞り出した。
ここまで簡単に感じるのは、口の中で溶け続ける媚薬の影響なのは明白だ。
すでに、リンダの股間からはおびただしい愛汁が流れていて、いまこの瞬間にも、どんどんと股間からあふれ出ていくのがわかる。
力が抜けていく。
「こりゃあ、すげえや。前戯いらずだぜ。じゃあ、早速と……」
後ろからリンダを愛撫をする男がズボンをさげる音が聞こえた。
すぐに尻の下に男根が当てられ、リンダの股間に亀頭が埋め込まれてきた。
「もう入れるのか? 五回昇天させなきゃならないんだぜ」
リンダの上体を押えている男が呆れたような声を出す。
「まあ、任せな。挿入してもしばらくは昇天させねえ。焦らし抜いてからいかせてやるさ。そっちに方が効率的だ」
律動が始まる。
泣くような快感が股間から全身に拡がる。
「んぐうううっ」
リンダは最後の気力を振り絞って、膣で男根を思い切り締め付け、そして、挿入されている腰を力いっぱいに横に曲げる。
ぐきりという音がリンダを犯している男の腰から発生した気がした。
「うぎゃあああああ」
後ろの男が絶叫して悶絶したのがわかった。
「えっ?」
もうひとりが驚いている。
リンダは身体を跳ねあげて、その男の手を振りほどき、呆気に取られているチャーリーの顔面に思い切り頭突きを噛ませた。
抵抗すると思わなかったのか、チャーリーは信じられないという顔のまま、鼻から血を流して崩れ落ちる。
最後に残ってひとりに体当たりを喰らわせて吹っ飛ばす。
「ぐっ、な、なんてやつだ……。おい、しっかりと捕まえて……」
鼻血を出している倒れているチャーリーが顔を押えて起きあがろうとした。
「んんんっ」
足首に枷をされている両脚を跳躍させ、両足でチャーリーの顔を踏みつけた。
おかしな声を出して、チャーリーが脱力した。
扉に走る。
足首の枷のせいで、よちよちとした歩みしかできないが、それでも必死に駆けた。
鍵はしてあったが内鍵だ。
ちょっと苦労したが、なんとか拘束されている背中側の腕で鍵を開けることができた。
肩で体当たりをして強引に扉を開ける。
薄暗い廊下に出た。
「う、うう……」
「畜生……」
三人のうち、チャーリーとひとりの男が起きあがりかけているのが見えた。
とにかく、廊下に飛び出す。
両足で跳躍するようにして、廊下を光が入ってくる方向に進む。リンダが監禁されていた部屋の外は左右に廊下が伸びていて、一方が明るかったのだ。
跳躍してそっちに進む。
廊下の両側には、閉じ込められていた部屋と同じような扉が左右にあった。もしかしたら、そこに妹のイルマがいる可能性があったが、とりあえず、逃亡することが得策だと思った。
一度逃げられれば、今度こそ、助けを得て戻る。
ここが連中の拠点なのは確かだろうから、すぐに戻れば、そんなに早くはイルマを連れて逃げることはないだろう。
ふたりで助かる方法はそれしかない──。
やがて、上に通じる階段を見つけた。
雰囲気からして、ここはどこかの建物の地下なのかもしれない。
リンダは、階段を両足で跳躍するようにあがっていく。
「んふううっ」
だが、まだ口の中に入れられている口枷の媚薬がつらい。
局部が疼いて疼いて、頭がおかしくなりそうだ。
やっと階段の上側に辿り着く。
そこには板で封鎖されていたが、身体で持ち上げるようにすると、蓋を開くように板を押し上げることができた。
ここには鍵がかかってなかった。
這い進む。
「んん?」
辺りは暗かった。
どうやら夜だったみたいだ。その場所には窓があり、そこから夜闇が見えた。また、ここは広い場所であり、人影もなくひっそりとしている。
そして、リンダは自分が出てきた場所に驚いてしまった。
ここは、いわゆる礼拝堂と呼ばれる場所だった。その祭壇の後ろ側であり、リンダはそこに出てきたのだ。
しかも、リンダはここを知っている。
マイム神殿だ。クエストで神殿内に入ったことがあるので、この奥の場所を知っていたのだ。
だが、神殿の地下に監禁されていた?
リンダは、神殿の司祭のひとりが闇奴隷活動をしていたこと以上に、よりにもよって神殿内の地下に監禁されていたのだという事実に驚愕してしまった。
「そこにいるのは誰です──?」
そのとき、光がかざされて女の声が礼拝堂に響いた。
リンダはそっとに目を向ける。
マイム神殿の筆頭巫女だ。確か名はライジャ。五十歳くらいのベテランの女神官だ。
助かった……。
リンダは安堵で全身の力が抜けてしまった。
「そこに誰かいるのですね──?」
ライジャがカンテラを持ってやってくる。
「んんんっ」
リンダは必死にライジャに危難を訴えた。
「こ、これはどうしたことです?」
ライジャがリンダの身体を掴んだ。
とてもびっくりしている。
リンダは、必死になって、とにかく口の中のものを外して欲しいということを拘束されたままの身体でライジャに訴えた。
すると、逃げてきた階段の下から複数の人物を足音が聞こえてきた。
追ってきたのだ。
リンダはさらに逃げようと思った。だが、リンダの腕をライジャが掴んで、それを阻む。
顔や頭を押さながら、チャーリーともうひとりの男が階段の下からあがってきた。
「あっ、ライジャ様」
リンダとライジャの姿を認めたチャーリーが罰の悪そうな表情になる。
「これはどういうことかしら、チャーリー? 失態ね。あたしだからよかったものの、ほかの者だったらどうするつもりだったのかしら。まさか逃げられるところだったの?」
ライジャがチャーリーを糾弾するように言った。
チャーリーは頭をさげる。
「油断して……。申し訳ありません……」
「言い訳はいいわ。次はないわよ」
ライジャがリンダの腕をチャーリーに渡す。
しかし、信じられなかった。
まさか、マイム神殿の筆頭巫女のライジャまで闇奴隷組織の一味なのか?
「こいつ、しっかりとしつけてやる。覚悟しとけよ」
チャーリーについてきた男が、チャーリーが持っているのとは反対側の腕を掴む。
「まったくです。今度こそ、逃げられないように細工してやりましょう。押えてください」
チャーリーも激怒している表情だ。
彼の手がリンダの股間に伸びる。
はっとした。
糸の輪を持っている。
股間を愛撫されて、快感の矢が全身を貫く。
「んんん」
もうなにも考えられない。
脱力する。
そして、あっという間に、クリトリスの付け根に糸がかかり、ぎゅっと絞られた。
「ふぐううう」
リンダは絶叫してしまった。
「よし、来い」
チャーリーがクリトリスに繋がっている糸を引っ張って、階段の下にリンダを連れていこうとする。
リンダは絶叫した。
「んんんっ」
そして、階下に引き下ろされながらも、リンダは必死に助けを呼ぼうとして叫んだ。
だが、上側に残っているライジャが礼拝堂に通じる板を閉じ、そこはただの天井になってしまった。
「しっかりと進め」
ぐんと糸が引かれる。
リンダは涙をぼろぼろと流しながら、もう一度、あの地下の一室に連行されていった。
【マイム神殿事件】
帝政以降直前のハロンドール王国における旧クロノス教会のマイム神殿が関与されたとされる闇奴隷事件のこと。
当時は王政不可侵とされていた神殿を利用し、副王都マイム内にあったクロノス教会の一部の神官たちが、王都を含めた近傍地域から少女を拉致監禁して、闇奴隷を扱ったというもの。
神官が起こした凶悪かつ破廉恥事件として、当時の人々を震撼させた。
なお、本事件について旧クロノス教会は真偽を一貫して否定をしており、教会側は、その頃、ハロンドール王国の独裁官となっていたロウが、神殿側の権威を落とすために企てた陰謀であると主張している。
いずれにしても、この事件が発覚した際、独裁官であったロウと、当時の冒険者ギルドが……。(以下略)
ボルティモア著『万世大辞典』より(ここに再録した引用文はすべてスクルズ記念国際図書館から許可を受けて初版本から抜粋して採録したものである。)