【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
夕食の支度は、屋敷妖精のシルキーの監修のもと、リリスがすることになった。
リリスは、元はサキであり、サキと名乗っていたときには、妖魔将軍の異名も持った妖艶な魔族の美女であったが、部下に裏切られて首から下を失い、それを復活させるための術を使った代償として、妖魔の童女の姿になって、ほとんどの魔道力を失っている。
いま使えるのは人間族の下級魔道遣い程度の生活魔道くらいでしかなく、外観も人間族の五歳程度の童女だ。深紅の髪の中には、目立たないが曲がった小角があって、その角の存在が、リリスを魔族と認識させてくれる。
それはともかく、半月後に迫っている婚姻式の後は、一郎の生活はこの屋敷と、王配である大公としての宮廷と、そして、実質的な一郎の後宮である新教の神殿やナタル国の公使館が主要な拠点となる予定だ。
その時、リリスについては、王宮で活動するときの童女召使いとして、宮廷側に連れていくつもりである。
王都で起こった一連の騒動のかなりの部分がサキの暴走であることは間違いないので、その懲罰措置の意味合いもある、
無論、そのときには、頭の角を隠す手段を取らせるが、その準備も整っている。
従って、サキは、それに間に合うように、シルキーの指導による召使い修行を続けている。
屋敷妖精としてレベルアップしたシルキーも、「屋敷」ではない王宮については、今のところ支配が及ばない。
その王宮における世話を任せるということで、シルキーは、念を入れてリリスに特訓を続けているという。
一郎がナタル森林にクエストで向かう前は、シルキーは童女姿であり、サキは一郎の客人としてシルキーの世話を受ける立場だったので、成長によって童女姿ではなくなったシルキーと、いまのリリスでは、立場も姿もすっかりと入れ替わったような感じになっているのがちょっと愉快だ。
そのリリスには、わざわざこの広いリビングに軽食が準備できる小さな厨房セットを運び込ませたものを利用して、そのセットの前で軽食を作させてる。
これもまた、修行の一環とのことだ。
ただし、一郎はリリスには服を身に着けずに、裸で料理をするように指示した。
それだけでなく、両手首に革手錠を嵌めさせ、足首にも足枷代わりに革手錠を装着させている。手首も足首も枷を繋ぐ鎖は拳ひとつほどで、不自由だがなんとか料理はできるようだ。
目の前で料理の修行をするリリスに枷をつけさせたのは、それほどの意味はない。
なんとなく、性奴隷の雰囲気を出すためだ。
そして、そのリリスには、もうひとつ装着させているものがあった。
二本のディルドが付いている革ベルトの貞操帯だ。
持ち込ませた厨房セットに背が届かないので、木の台に乗っているリリスの股間には、幼い股間とアナルに喰い込む淫具を挿入してあるというわけだ。
もちろん、一郎の淫魔術で、振動でも、蠕動運動でも、抽送運動でも自由自在に遠隔で動かすことができる。
ディルドの形は、しっかりと一郎の勃起した男根と同じにしてあり、リリスからすれば、一郎に二穴責めされながら料理をさせられているという状況だ。しかも、リリスの局部などで変化する赤いもやの濃い部分、すなわち、一郎だけに視認できる快感の場所を狙って刺激を与えるように自動制御もさせていて、リリスがこの淫具から快感を受け止めないようにするのは不可能だ。
つまりは、この淫具は必ず感じる場所を刺激するようになっている「悪魔の淫具」なのだ。
「あっ、くっ」
こちらから見れば、剥き出しの背中と革帯の喰い込んでいる尻姿の童女リリスが、一瞬、身体を硬直させ、食材を切断している手をとめて、台の上で棒立ちになった。
一郎が前後のディルドを強振動で動かしたのである。
その瞬間、リリスの尻たぶにシルキーの持っている乗馬鞭が炸裂した。
鞭打たれたリリスの尻に赤い蚯蚓晴れの線が走る。
さっきから、粗相をするたびにシルキーから打たれているので、リリスの背中ら尻にかけては、もう赤い線が二十本以上は走っていた。
「手をとめてはいけません。それとパンを切る幅が不揃いです。完璧に厚さを揃えてください。やり直しです」
またもや、尻に鞭──。
そして、ここからではよく見えないが、俎板に乗っているパンがシルキーの魔道でくっついて切断する前の状態に戻ったみたいだ。
同じことをもう十数回は繰り返しているだろうか。
完璧な切断面になるまで、シルキーはいくらでもやり直しをさせると、リリスに宣言をしており、そのとおりにしている。
また、一郎に従順な屋敷妖精のシルキーが、鞭などを使ってリリスを訓練するのは、実は一郎に理由がある。シルキーには、宮廷で働かすリリスを「マゾ召使い」に仕上げてくれと、ひそかに頼んでいた。だから、その薫陶を受けて、シルキーは殊更、リリスを嗜虐的に扱っているということだ。
その傍ら、一郎もまた、その状況をリリスの股間の淫具を時折動かすことで愉しんでいるということである。
淫具に悶えるリリスの姿を眺めながら、一郎は淫具の刺激をとめる。こういうものは、振動をずっと続けると身体が慣れてしまう。慣れさせないように、短い時間で動かしたり、止めたりを繰り返すのが責めのコツだ。
「ま、またか──。だ、だが、しゅ、集中しようとすると、股間を刺激されるのだ。そ、それに、厚さなど、そんなに変わらん……、ひぐっ」
股間を淫具に責められて、顔を真っ赤にしているリリスがさすがに怒ったような顔をシルキーに向けた。さすがに一郎には文句は言わないが、その分、何度かシルキーには苛立ちをぶつけている。
幼くなっているとはいえ、元妖魔将軍の向ける殺気にはそれなりのものがあるはずだが、さすがにシルキーには効かないみたいだ。
怯むどころか、前側からの乳首への鞭打ちで応じた。
まだ膨らみはないが、乳首への直接に鞭打ちには、リリスもさすがに堪えたみたいだ。
「ううう……」
身体を折り曲げて、痛そうに声をあげた。
「合格か、不合格かは、わたくしめが決めます。旦那様からは厳しく接するように指示されておりますので、リリスさんもその覚悟でお願いいたします」
シルキーも容赦ない。
「リリス、召使い修行のときには、シルキーに絶対服従だと命令しただろう」
一路は声をかけた。
リリスがはっとしたようになる。
「あっ、す、すまん。つい……」
「俺の故郷には、“謝るだけなら、サルでもできる”ていう言葉があってな。ほら、口答えの罰だ」
一郎は淫魔術でリリスの膀胱をぱんぱんに水分で膨らませてやる。
最近になって、ベアトリーチェという面白い身体の尿道娘が性奴隷に仲間入りしたこともあり、尿意責めはこのところの一番のお気に入りの責めだ。ベアトリーチェのみならず、周りの女たちは、あの手この手で一郎の尿意責めの悪戯を受けている。
「あっ、ま、またか。うわっ」
リリスが股をすぼめるようにして、ぶるぶると身体を震わせた。
いきなり襲ってきた尿意に耐えているのだ。
すると、またもや、シルキーの乗馬鞭がリリスの尻に飛んだ。
「尿意を覚えても、それを態度に出してはなりません。それが召使い道というものです。召使いは自分の都合で厠に行くことは許されないのです。しゃんと立つのです」
そして、また尻に鞭──。
「くっ、うう……」
リリスは怒りで顔を真っ赤にしながら、姿勢を正して身体を真っ直ぐにする。
だが、その内腿はかすかに震えていて、しっかりと脚を密着させている。みるみると汗が肌に噴き出してもきた。
一郎は容赦なく貞操帯のクリトリスに当たっている部位を振動させてやる。そこも局部的に刺激できるようになっている。
「おおっ」
パンを切るナイフを持ち直そうとしたリリスが呻き声とともに、身体を突っ張らせる。
「また、手を止めましたね。手を休めてはなりませんよ」
すぐに振動はとめてやったが、すかさずシルキーの鞭が炸裂した。
一郎はほくそ笑んだ。
「さて、じゃあ、そろそろ、お前たちも休憩は終わりだ。集まってこい」
ひとりだけソファに―座っている一郎が声をかけると、九人の女たちが集まってきた。エリカ、コゼ、シャングリア、イット、マーズ、スクルド、ガドニエル、ミウ、ユイナである。
苦しそうに脂汗をかいている者、疲労困憊の者、比較的元気な者などぞれぞれだ。共通しているのは、全員が上半身だけにシャツを着ていて、下半身は裸体であること、そして、右手首と右足首、左手首と左足首をぞれぞれに手錠で繋がれて、身体を丸めた窮屈な体勢でしか動けなくされていること、そして、目隠しをされていることである。また、さらに全員の乳首とクリトリスの根元に指輪のようなリングが嵌っていた。
その恰好をさせて、一郎はこの一ノスほど、全員にあるゲームを強要しているのだ。
どういう遊びかというと、九人の女に対して、六個のボールを部屋中にばらまくのである。
女たちは、視界を奪われ、手足を拘束された不自由な状態でその六個のボールを競い合って口で咥えて拾ってくるのだが、部屋に散らばっているボールを感知して、そのボール側に向かって正面に身体を向ければ、局部と乳首のリングが振動をするようになっている。しかも、距離が近ければ近いほど振動は強くなり、距離がなくなれば絶頂するほどの強い刺激がリングから全身に拡がるようになっている。
正面を向けば、三個のリングの全部が振動するが、ずれるとどちらかの乳首のリングしか振動しない。また、誰かがボールを見つけて口に咥えれば、その当人以外については、そのボールにはリングが反応しないことにもなっている。
すなわち、目隠しをしたまま、その三個のリングの振動する部位と、強弱を目印にボールを探して、ボールを咥え運んでくるという遊びである。
だが、これは探すのも容易でないし、探してから持ってくるのも簡単ではない。
距離がなくなれば、絶頂するほどの振動の刺激に苛まれるということは、それを我慢して、一郎のところまで戻って来なければならないということだからだ。ボールを咥えている本人以外にはリングの反応はないが、本人だけは絶頂するのに十分な刺激を受け続けながら、ボールを運ばなければならないことになるということだ。
嬌声でもあげて落としてしまえば、ほかの女に奪われる可能性もある。これまでのゲームでは、幾度もボールを落として、ほかの女に横取りされるという状況が繰り返されていた。
なかなかに愉しい見世物だ。
さらに、なによりも、ボールを持ってくることができなかった三人に与える罰が、この遊びを苛酷にしている。
一郎は、ボールを見つけそこなった三名には、「イチジク浣腸」を施しているのだ。
従って、罰ゲームを受ければ受けるほど、動きづらくなるということだ。「イチジク浣腸」は、この世界で一郎が仮想空間で作ったものであり、かなり効果を強くしている。
いままで、五回繰り返し、浣腸を受けたのは、エリカが四回、ユイナが三回、ガドニエルとスクルドが二回ずつ、あとは、シャングリアとイットとマーズとミウが一回ずつというところだ。コゼについては、まだ一度も浣腸の罰はない。
運動神経に劣るユイナが罰の回数が多いのは当然として、エリカの失敗が多いのはエリカについてはもともと、乳首をクリトリスにピアスの形状の淫具があり、根元に喰い込ませるリングが振動すると、そのピアスもまた振動するからのようだ。それで、よがりまくってボールに近づけないし、ボールに辿りついても、一郎のところに戻るまで、二度、三度と絶頂して、ボールを口から落としたりしている。
実に面白い。
「い、いい加減にしなさいよ……。こ、こんなくだらないことをいつまでやらせんのよ……。ふ、ふ、ふざけないでったら……」
のそのそと全員が集まってくるが、一番距離が遠いユイナが悪態をつきながらこっちに来る。
すでに三個の浣腸を受けていることもあり、かなりの便意を感じているのだろう。脂汗まみれだし、身体の震えも大きい。
また、ユイナを上回る四個の浣腸済のエリカは、喋るのもつらそうで、ぎりぎりと歯を喰いしばっている。
「なら、あんたが一番最初に離脱しなさいよ。ご主人様は、二人の負け抜けまで続けるって言ってんだから、最初はあんたよ」
すでに一郎の前にいるコゼが言った。
二人抜けで終わるというのは、動けなくなるか、我慢できなくて排便をしてしまえば、負けだと言っていて、それが二人になったとき、このゲームを終わると宣言をしているのだ。
もちろん、敗者二人が決まれば、ほかの者は厠で排便ができる。
その代わりに、負け抜けの二人は、仮想空間で丸一日のくすぐり責めということになっている。
仮想空間は、一郎がすべてを支配できる空間であり、そこでのくすぐり責めはどんなに苦しくても、死ぬことも、気絶することができない。
ひたすら笑い続けるのであり、想像を絶する苦しさであることは、全員がわかっている。
だから、ユイナでさえも、一生懸命に、このくだらないボール拾いの遊びに参加をしているというわけだ。
「そういうことだ、ユイナ。負けを宣言して離脱するか? 指さえも動かせない状態で、くすぐり一日だ。大したことはない。それだけだ」
一郎は手に六個のボールを持ったまま笑った。
「な、なにが大したことはないよ、この鬼畜──。だ、だったら、あんたが受けなさいよ──」
ユイナが怒鳴った。
「そう言うな、ユイナ。意外に病みつきになるかもしれないぞ。次は罰でなくても、くすぐり刑を受けたいって気になるかもしれない」
「じ、冗談じゃないってば──」
一郎の軽口に、ユイナが顔を真っ赤にして怒鳴った。
「こ、ここからがきついところだな。面白くなってきたかもしれん……」
ひとつ前で最初の浣腸を受けたシャングリアが浣腸の効果が始まったのか、苦しそうに言った。
「こ、今度は頑張ります……」
こっちも、ひとつ前で二度目の浣腸罰のスクルドだ。
「う、うう……。も、もうつらいですわ。うう……」
ガドニエルだ。彼女は最初と二度目が罰だったので、時間的に排便を我慢している時間がかなり長くなってきている。
一時的に魔道遣いたちの魔道は凍結していることもあり、放っておけば、ガドニエルが粗相一番乗りだと思っていたが、一郎はひそかに、三回目以降はガドニエルの近くにボールを放ってやってる。それで以降の罰ゲームは逃れている。
「頑張れ、ガド。俺の雌犬になるんだろう? これはそのための調教だ」
「わ、わかっております……。ガ、ガドは立派な雌犬になるのですわ」
ガドニエルが応じた。
「イット、マーズ、また、さっきの方法で……」
声をかけたのはミウだ。
「わ、わかっている。つ、次のときはあたしでいいぞ」
「う、うん……。あ、あたしもまだ余裕は……」
マーズとイットだ。
この三人については、最初から共闘を組みだした。すなわち、三人集まってボールを探し、どうしても全員分を集められないときには、浣腸を受ける者を決めているのである。すでに、マーズ、イット、ミウが同回数の一回ずつの浣腸罰を受けているのは偶然ではない。
そうやって、ひとりが集中して罰を受けないように、協力しているということだ。
ミウの声掛けに対して、マーズとイットが次は自分でもいいというのは、浣腸の罰を受けてもいいと教えているのである。
まあ、共闘とはよく考えたものだと思って、これは許すことにした。
「あ、あんたら、ひ、卑怯よ。正々堂々としなさいよ」
ユイナがミウの声のする方向に怒鳴った。
「ユ、ユイナさんは誘ったのに拒否したんじゃないですか。あたしたちは正々堂々としてます」
しかし、ミウも言い返す。
一郎は苦笑した。
「ロ、ロウ様……。そろそろ……」
エリカだ。
目隠しをさせている眼には涙の染みがあり、かなり追い詰められていることがわかる。
クリピアスと乳首ピアスのハンデのために、最後の五回目を除いて、連続で罰浣腸を受けているエリカは、かなり限界がきているようだ。
さて、さて、最初に大便をするのは誰になるか……。
回数の多いエリカか……。ユイナか……。
それとも、最初に受けていて、そんなに我慢できると思えないガドニエルか……。
まだ幼い身体のミウか……。
いずれにしても、そろそろ、ハンデをつけるかな。
一郎はひそかに、まだ罰を受けてないコゼの身体の感度を三倍、シャングリアとマーズとイットを二倍にしてやった。
「じゃあ六回目だ──。ほら、探せええ──」
一郎は部屋に六個のボールを放り散らせた。