※この作品はR-18です。

【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】   作:ドン・ドナシアン

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973 一日デート(7)-お愉しみはこれから

「ああああっ」

 

 ゼノビアは円筒型の台座のようなものに胴体をうつ伏せで拘束され、前側からロウによって口を犯され、お尻側からは誰だかわからない“男”から局部を犯されていたのだが、吠えるような泣き声をあげている後ろの“男”が誰なのかわかってしまった。

 

「ん、んんっ?」

 

 口の中にはロウの怒張が突っ込まれて、乱暴にえずかされていたので言葉にはできなかったが、その反応によって、ゼノビアがもうひとりの“男”の正体に気がついたことを悟ったのか、ロウが笑いながらゼノビアの口から怒張を抜いた。

 

「もしかして、もうばれたのか? 誰だかわからない相手に犯させて、怖がらせたかったんだけどね」

 

 ロウが苦笑しているような声とともに、ゼノビアに施されている目隠しに手を伸ばした。

 次の瞬間、目隠しが消滅して視界が戻った。

 後ろを振り返ろうとしたが、胴体部も腕もしっかりと丸いあん馬のようなものに縛られていて、それは果たせなかった。

 その代わりに、大声をあげる。

 

「シズ──。シズなんだね──。シズなんだろう──?」

 

「うわあああ、ゼノビアお姉さまあああ──」

 

 すると、後ろからシズの号泣する声がして、股間から怒張が抜かれた。

 そして、そのシズがゼノビアの顔側にまわってきて、ゼノビアの顔に頬を擦りつけるようにしてきた。

 シズは全裸のようであり、その身体には堅く縄掛けされていて、背中側で両腕を水平にして胴体に緊縛されているだけでなく、股間にも縄掛けがされているみたいだっだった。

 首を動かして、なんとか、シズの下半身を見る。すると、驚いたことにシズの股間には、立派な男根が生えていて、その根元に縄が巻いてあって、股間を通してお尻側に股縄が喰い込まされている。

 ふたなり──?

 ゼノビアは目を丸くした。

 

「わっ、なんだい、それ?」

 

 ゼノビアは叫んだ。

 

「こら、だめでしょう、シズ。ロウ様に男の振りをして、ゼノビアを犯して怖がらせろって、命令されたんでしょう?」

 

「そうね。お仕置きね……。ふふふ、じゃあ、エリカ、また捕まえてよ。もう一度、寸止め射精十回の刑にしましょう」

 

「それと、亀頭に掻痒剤の塗り足しもね。ほら、命令に従わない罰よ。観念しなさい、シズ」

 

 エリカとイライジャだ。

 はっとして声の方向を見ると、ふたりは乳房を剥き出しにし小さな腰の下着だけの半裸姿であり、壁に接するソファに並んで座っていた。

 スクルドもいる。スクルドについては、フード付きの灰色のローブを身に着けていたが、なんとなくだが、その下にはなにも身に着けていない感じがした。

 それはともかく、エリカとイライジャが立ちあがって、シズの身体を掴んで、ソファの方に引き戻していった。

 ふたりとも、愉しそうだ。

 シズは簡単に横長のソファに仰向けに倒され、お腹側にエリカ、太腿側にイライジャが馬乗りになって、二人がかりでシズに股間の男根を擦り始めた。

 

「ひゃあああ、もういやああ──、許してよおお」

 

 シズは悲鳴をあげている。

 

「駄目よお、シズ。出そうになったら言ってね。ぎりぎりでやめてあげるから」

 

「ふふふ、だけど、こうやって、三人で遊ぶと少女時代を思い出して懐かしいわね。エリカもシズも苛められる側だったけど、特にシズは苛められるのが好きだったものね」

 

「苛められるのなんて好きじゃないわよお──。ばかああ──」

 

「まあ、照れちゃって」

 

 エリカとともに、イライジャも上機嫌でシズの股間を苛めている。

 なんなんだ、これ?

 

「ほら、余所見する暇はないぞ、ゼノビア。シズが言うことをきかなかったから、予定が変わったが、あいつらの責めがひと段落するまで、俺が相手をしてやろう」

 

 ロウがあん馬に押し付けられているゼノビアの乳房に手を伸ばした。

 両乳首をそれぞれの手の指で挟むようにしてから、静かに揉み始める。

 

「ひああっ、ひゃあああ」

 

 その瞬間、胸から電撃のような甘美感が迸り、ゼノビアは顔をのけぞらせて悲鳴をあげてしまった。

 相変わらずの神がかり的な愛撫の気持ちよさであり、あまりもの急激な快感の上昇が怖くて、懸命に身体を揺すって快楽の衝撃から逃げようとするのだが、掻痒剤を塗られてずっと放置されていたこともあり、ゼノビアは凄まじすぎる快感に完全に脱力してしまった。

 

「ああっ、やめえ──。やめてええ──」

 

 ゼノビアは声を震わせて啼いた。

 そのまま続けられば、胸だけで絶頂するのは明らかだと思った。

 しかし、そのぎりぎりでロウの手が乳房から離れていく。

 ゼノビアは、はあはあと息を乱しながら緊張を解いた。

 

「ほっとするのは早いぞ。今日は、ゼノビアの身体を作り替えてやろう。叩かれたり、苛められたりするのが興奮する雌犬にしてやる。俺から離れたくても、離れられないようにね」

 

 ロウがゼノビアの横にまわり、無防備な尻たぶに思い切り平手を叩き込まれた。

 

「ひあああっ」

 

 備えていなかったゼノビアは、情けない悲鳴をあげてのけぞり返った。

 尻を叩かれて泣き叫ぶなど、屈辱であり、腹が煮える。

 しかし、局部や乳首に塗られている搔痒剤は、ゼノビアを痒み地獄に陥らせている。

 愛撫のあいだは忘れられるが、ひとたびそれがなくなると、死ぬような痒みの苦悶が襲い掛かってくるのだ。

 だが、尻を叩かれると、それがなくなる。

 ゼノビアは、叩かれる快感が癖になりそうで怖くなってきた。

 

「気持ちよさそうだな。平手よりも鞭がいいか?」

 

 ロウの右手に乗馬鞭が出現するのが横目で見えた。

 それがびしりとゼノビアの尻に打ち込まれる。

 

「んぐううっ」

 

 ゼノビアは苦悶の声をあげた。

 

 三発目──。

 

 六発目──。

 

 乗馬鞭による打擲が続く。

 

 気持ちいい──。

 

 認めたくはないが、痒みが痛みで癒える感覚は頭が真っ白になるほどの快感だ。

 ゼノビアは狼狽した。

 

「ほらっ、もっと泣け」

 

 十発目くらいの鞭打ちのあと、不意に股間にロウの愛撫が襲った。

 指でクリトリスを刺激される。

 

「ああっ、いやああ」

 

 痒みが癒える激痛の快感に替わって、突き抜けるような鋭いロウの愛撫の快美感に、ゼノビアは総身を揺すった。

 だめだ──。

 こんなのおかしくなる。

 痛みも、愛撫も同じくらいに快感になってしまい、頭がおかしくなりそうだ。

 ロウの言葉の通りに、本当に身体が作り替えられそうで、ゼノビアは恐怖さえ覚えた。

 そのあいだも、ロウの愛撫が続く。

 しかも、今度は終わらない。

 

「ひあああっ、ああっ、ああああっ」

 

 一気に絶頂感が襲い掛かった。

 

「いぐうううっ」

 

 ゼノビアは全身をがくがくと揺すって断末魔の悲鳴を迸らせた。

 拘束されている身体が弓なりに反りかえって硬直する。

 

「なかなか、いい絶頂ぶりだったな、ゼノビア」

 

 ロウが手を離す。

 ゼノビアははあはあと荒い息をしながら、身体を脱力させた。

 

「ちょ、ちょっと待っておくれ。シズになにをしたんだい──? さ、さっきの男根はなんなんだい──?」

 

 ゼノビアは必死に言った。

 いまも、シズの泣き声は聞こえている。

 ふと、視線を向けると、相変わらず、エリカのイライジャによるふたりがかりの男根責めが続いていて、いつの間にか、鳥の羽根のようなもので、先端だけくすぐられている。

 シズの股間の男根は、赤黒くなってぱんぱんに膨れあがっていた。

 

「悪戯をしているのは俺じゃないぞ。ゼノビアが俺とデートで一日遊んだように、シズは、エリカとイライジャと遊んでいたんだ。そのとき、俺がシズに“ふたなりの張形”を施したんだけど、思いのほか、あいつらが気に入ってな。それであの感じだ。だけど、俺が苛めさせているわけじゃないぞ」

 

「ふ、ふざけるなよ。あんたが元凶なのはわかってんだよ──。それよりも、そのふたなりの張形ってなんだよ──?」

 

「言ったろう。プレゼントだ。今回のカロリックでのクエストのご褒美とお礼だよ。双頭型の張形なんだが、片方を女の股間に挿入すると、あんな風に本物の男根と同じように外に出ている側が変化するという淫具だ。お前たちのような百合癖たちには、もってこいの淫具だろう? だけど、最低五回は相手に射精しないと男根は消えないという仕掛けもある」

 

「はあ、なんだ、それ?」

 

 びっくりした。

 実にばかばかしい淫具だが、本物の男根になる張形なんて、聞いたこともない。ゼノビアも魔道遣いの端くれではあるので、それがとんでもない魔道具だということだけは理解できる。

 

「ただの淫具じゃないぞ。それを使えば、女同士でも子ができることは立証済みだ。まあ、あれは改良版だけどね」

 

「子ができる?」

 

 ゼノビアは唖然とした。

 こいつが言うのだから、本当のことのような気がするが、つまりは、あれは女同士で子供を作れる魔道具ということか?

 そんなことが可能なのか?

 だったら、嬉しい。

 シズとの子供……。

 それが現実になるなら、こうやって酷い目に遭っても、いくらでも我慢できる。

 

「ああ、そうだ。ところで、さっきから、また尻を振りだしたな。どうしたんだ?」

 

 ロウが意地悪く笑った。

 ゼノビアは歯噛みした。

 こうやって話をしているあいだも、すぐに痒みの苦しさがぶり返してくるのだ。

 痒い──。

 必死に気を紛らわせようとしていたが、放っておかれると、すぐに痒みが襲い掛かってくるのだ。

 ゼノビアは顔を向けて、ロウを睨んだ。

 

「わ、わかっているだろう──。か、痒いんだよ──。ああ、もういい──。頼むよ。また、鞭を──」

 

「こうか?」

 

 ロウが再び、鞭をゼノビアの尻に叩き込んだ。

 

「ひぎいいっ」

 

 激痛にゼノビアは悲鳴をあげた。

 しかし、同時に痒みが癒える快感も引きおこる。

 

「しばらく鞭だ」

 

 ロウが続けざまに乗馬鞭を振るった。

 ゼノビアは悲鳴をあげ続けた。

 しかし、もう痛みよりも気持ちよさがまさる。

 悲鳴に甘い響きが混じっているのが自分でもわかる。

 

「もう快感だか、苦痛だかわからなくなっているだろう?」

 

 指による股間への愛撫が開始した。

 尻を叩かれまくった激痛の底から、腰が抜けるような快楽が沸き起こる。

 

「あひいいっ、ぎもじいい──」

 

 ゼノビアはわけがからなるほどの快感に総身を揺すって、拘束されているあん馬をぎしぎしと揺すった。

 

「んひいいっ、いぐううう」

 

 またもや、呆気なく達してしまう。

 

「ロウ様、シズの準備ができました。もう一度、やらせてあげてください」

 

 そのとき、エリカの声がした。

 視線を向けると、小柄なシズが両脇からエリカとイライジャに抱きかかえられてやってくる。

 相変わらず縄でぎちぎちに縛られており、全身を真っ赤にし、また、激しく腰を揺すっている。

 

「ああ、痒いいい──。痒いよおお」

 

 シズが泣き叫んでいる。

 はっとした。

 そういえば、ふたりの男根の先に、掻痒剤を塗り足すとか口にしていた。

 射精寸止めの挙句に、それをやられたのだろう。

 可哀想に……。

 

「あ、あんたら覚えてなよ──。絶対に仕返してやるからね──」

 

 ゼノビアは怒鳴った。

 

「おう、愉しみにしてるよ。仲間内の苛めたり、苛められたりの繰り返しは大好物だ。嗜虐責めの醍醐味は、責める者と責められる者が突然に入れ替わることだからね」

 

 ロウがうそぶく。

 

「言ってろ──。そもそも、お前たちの仲間になった覚えはないよ──」

 

 ゼノビアは絶叫した。

 

「まあ、そう言うな……。シズ、続きだ。今度は途中でやめるなよ。また、エリカたちをけしかけるぞ」

 

「けしかけられなくても、もっと苛めちゃうかも」

 

 エリカだ。

 いつになくはっちゃけている。

 そして、シズがゼノビアの背後に再び連れてこられた。

 

「ああ、ゼノビアお姉さまああ。許してええ──」

 

 すると、シズの股間に生やされている男根がゼノビアの股間に襲い、しばらく花口を探っていたかと思ったら、一気に女の芯を深々と挿し貫いてきた。

 

「ああっ。シズううう──」

 

 ゼノビアは絶叫した。

 やっぱり、気持ちいい──。

 ほかの誰でもなく、シズに犯されているのだと思うと、今日の一日でロウに浴びた恥辱や激怒の感情が吹きとんでいく。

 そのシズが狂ったように、ゼノビアの股間にふたなりの男根を激しくぶつけてくる。

 ゼノビアは、あっという間に、またもや絶頂感に追い詰められた。

 

「ああああっ、あああっ」

 

 そして、身体を弓なりにして激しく身体を震わせた。

 

「シズ、今度こそ、途中でやめるなよ。ゼノビアが気絶するまで犯しまくるんだ──。エリカとイライジャは、ふたりで責め合え。負けた方はふたなりの罰だ。そして、ゼノビアとシズに責めさせるからな」

 

 ロウが笑った。

 

「ええ──? そんなああ」

 

「あら、わかったわ……。じゃあ、エリカ、おいで」

 

 エリカがびっくりしたように叫び、一方で、イライジャはお道化たように笑った。

 

「ご主人様のお相手は、わたしにさせてくださいね」

 

 見守っていた感じだったスクルドがロウのところに寄ってきて、ローブを左右に割るのが、横目に辛うじて見えた。

 やっぱり、スクルドのローブの下は全裸だった。

 だけど、もしかして、スクルドはゼノビアたちと一緒にいるときから、そうだったのだろうか?

 気がつかなかったが……。

 そのスクルドはロウに、立ったまま自分の足首を掴むように命令され、その恰好で後ろから犯されだした。

 

「ああ、ご主人様ああ、これ、すごいです──。すごいいい、あああっ」

 

 元が敬虔な神殿長とは思えないくらいに、スクルドはたちまちに淫らに悶えだした。

 

 しかし、思念はそこまでだ。

 ゼノビアは、シズに責められ、頭が溶けていくような快感とともに気をやってしまった。

 

「ああ、シズうううう──」

 

 ゼノビアは絶叫した。

 だが、シズの勢いはなくならない。

 ゼノビアの絶頂など関係なく、激しい律動を繰り返している。

 

「ははは、みんな、愉しんでるか? でも、お愉しみはこれからだぞ」

 

 スクルドを犯しているロウが大きな声で笑い声をあげたのが聞こえた。

 

 

 

 

(第15話『女冒険者の帰還と受難』終わり、第16話『ある少女公主の物語』に続く。)





 *

【シズ】

 ロウ=サタルス時代の女冒険者。エルフ族と人間族のハーフ(ハーフエルフ)。ロウ=サタルス帝の正妃エリカとは幼馴染。
 ロウ帝の愛人であったという証拠はないが、死後、帝の遺言に従い、ロウ帝の妻たちとともにロウ帝の帝墓に埋葬されたことから、愛人のひとりではないかとされている。
 知られている限りにおいて、女性同士で正式に結婚をした史上最初の例。当時の状況を記した書物によれば、かなりの物議を醸したとされるが、ロウ帝の裁可により、神殿による婚姻が認められた。
 子に二女がいるが、実子かどうか不明である。当時の書物には、共通して彼女の女の愛人であるゼノビアのあいだに生まれた子であると記録されている。
 しかしながら、女性同士で子を宿す魔道は、当時はもちろん現在でも知られておらず、現在の多くの識者はそれを否定している。


【ゼノビア】

 シズと婚姻した女性。傭兵にして冒険者として有名。
 シズとともに、ロウ帝の墓地地区に埋葬されている。


 (ボルティモア著『万世大辞典』より抜粋)
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