【2025.9.5コミック発売】異世界で淫魔師ハレム【完結】 作:ドン・ドナシアン
屋敷の地下である。
慌ただしくやって来たミランダとスクルズが戻ったところで、やっと淫乱ファッションショーを再開することになった。
つまりは、三人娘たちに破廉恥で奇抜な服を考えさせ、それを一郎に順番で披露しろと命じているのだ。一郎が気に入れば、その都度、女たちを可愛がってやると言っている。
すでに、ミランダたちの訪問を挟んで二回やっていて、今度が三回目の披露になる。
一騎当千の女傑たちを相手に、我ながら、なんという尊大な態度だろうと思うが、女たちはやる気だ。
三回目については、月に数日だけ参加を義務づけられている騎士団の訓練に参加して戻ったばかりのシャングリアに加え、ミランダが戻ったところで、魔妖精のクグルスも呼び出した。
さすがに、魔族の一員である魔妖精のクグルスをしもべにしていることについては、どんな反応が来るか予想できないので、新しい女たちには、しばらくは隠しておくことにしている。
もっとも、毎日のように訪れているスクルズには、数日前に、ついにクグルスに会わせた。
さすがはスクルズであり、驚いてはいたが、大きな動揺はしていなかった。
だが、あの真面目そうなミランダには、当面は教えない方がいいだろう。魔族が仲間にいるというのは、ちょっとばかり刺激が強い気がする。
ともかく、だから、三回目は三人娘とシルキーに加えて、クグルスも参加だ。
どんな工夫に富んだ服装でやって来るのか、いまから愉しみだ。
まあ、しかし、実のところ、こんな馬鹿げた遊びにかまけるのは間違っていて、急遽ミランダが持ってきた緊急クエストのために、明日の朝に出立ということになったのだから、本当は準備をした方がいいのだろう。
だが、まあ一泊程度の馬車の旅でもあるし、大袈裟な支度はなく、屋敷にあるものを詰め直すくらいなので、明日早めに起きて支度をすれば、間に合うだろうと思い、一郎は自分の好色を優先させることにした。
それにミランダは、早く出立しろとは言っていたが、あれは、どう見ても、このクエストが急ぎの案件というわけじゃないだろう。
理由はわからないが、とにかく、一郎たちを王都から離したいようだ。
それで、どうでもいいとは言わないが、まあ、わざわざ地方ギルドから、それらしいクエストを探して引っ張ってきてまでして、一郎に強制クエストをかけたのだ。
どうしても本当の理由を言いたがらないのは気になるが、まあ、訊ねないことにした。
危険という感じでもなさそうだし、一郎が知るべきなら、ミランダはちゃんと教えるはずだ。
ミランダの態度は、むしろ、一郎が知らない方がいいという感じだった。
一郎には、その辺りの勘のよさはある。
強引に身体に訊ねるというやり方もあるが、まあ、いまはそのときでもなさそうだ。
いずれにしても、明日出立のクエストには、第三神殿の筆頭巫女のスクルズも同行することになった。
なんだかんだで、一郎にわかりやすく懐いてくるので、一郎としても、身分の高いあの清楚そうでありながら、実はかなり好色のスクルズが可愛くある。
「ロ、ロウ様、一番、エリカです……」
そのとき、待っている扉の外から声がした。
順番に趣向をきかせた破廉恥な姿を一郎に見せに来ることになっている。
「どうぞ」
一郎が応じると扉が開いた。
裸体に、白い
前に垂らすのではなく、股間を包んで喰い込ませるやり方の「六尺褌」というものだ。
もちろん、この世界には、そんなものはない。
二回目が終わったときに、破廉恥な服装の一例として教えたのが、この「六尺褌」だったのだ。
締め方も教えた。
一郎は思わずにんまりとしてしまった。
エリカの肌は白い。なによりも、エリカは美形だというエルフ族の中でも際立って美しくて可愛らしいと思う。
その白いエリカが褌だけをしている姿というのは確かに卑猥だ。
また、剥き出しの乳首には、一郎が一番奴隷の証に装着させた小さな宝石付きのピアスリングが食い込んでいる。
真面目なエリカが乳首や股間に淫靡なピアスをつけているというのは、そのアンバランスさが一郎の好色を刺激する。
一郎はズボンの中の股間が固く勃起するのがわかった。
「ロ、ロウ様、さっき教えていただいた、ふ、ふんどしをしてきました。これはどうでしょうか──?」
気合を入れた感じのエリカが、一郎の前に駆けてきて直立不動になる。
教えはしたが、褌など見たことのないはずのエリカだ。
しかし、一応は締め方は合っている。
一度で覚えるとは大したものだ。
ところで、本当は自分で考えることに意義があるのだが、エリカだけに一例を示したのは、ほかの女に比べて、エリカだけがちっとも「奇抜」でも「趣向」に富んだものでもなかったからだ。
破廉恥な恰好だというと、一回目は下着姿で、二回目は全裸になってきた。あまりにも工夫がないので、気に入れば可愛がると申し渡していたものの、不合格として精はやらずに、例えばの話で、一郎の全世界の知識から褌を教えたのだ。
それにしても、その一例のままの恰好をしてくるのは、まあエリカらしいだろう。
とにかく、なかなかに卑猥で素敵であり、エリカほどの女が、一郎のためにそんな恰好をしてくれるのは嬉しくなるが、どうにも、エリカに接していると、一郎の意地悪の虫が込みあがる。
「白ふんか……。ふんどしは赤だな。赤ふんでないとな」
一郎はからかった。
すると、エリカは見るからにがっかりした顔になるとともに、耐えられなくなったかのように、両手で胸を抱くようにしてうつむいてしまった。
「……い、意地悪です、ロウ様……。わたしばっかり除け者にして……」
エリカは恨みがましく呟く。
これは少しからかいすぎたようだ。
一郎はエリカの裸身をさっと抱き寄せた。
顔をあげさせて唇を吸う。
「んっ……んんっ」
エリカの口の中にある性感帯を舌で強く擦りあげていく。
たちまちにエリカは、一郎の腕の中で脱力したようにしだれかかって来た。
すかさず、一郎はエリカの腰の後ろに手を回して、結んであったふんどしの結び目をさっと解いた。
「あっ」
解けてしまった腰の布に気づいて、エリカが羞恥の声をあげる。
これだけ毎日のように裸を見て抱いているのに、まだまだ恥ずかしがるような仕草をするのがいい。
「随分と緩いな。俺が巻きなおしてやる。脚を開け」
一郎はエリカの前にしゃがみ込む。
「は、はい……」
エリカは大人しく脚を開いた。
一郎はふんどしの布のうち、股間に食い込んでいた部分を一度外すと、途中を何度か縛って三個の大きな結び目を作った。
一度あてがってみる。
いいようだ。
ぴったりとエリカの肉芽と女陰と菊門に結び目が当たる。
これだけ簡単にこの手の技ができるのも、淫魔師の能力のひとつなのだろう。
そんなことを考えながら、的を狙うように思い切りエリカの股間に布を食い込ませた。
「ううっ、ロ、ロウ様……」
エリカがよろけて、支えを求めるように一郎の両肩に手を着いた。
構わずに一郎は、今度は立ちあがって、さらに布を力一杯に引っ張る。
結び目つきの布は完全にエリカの股間に食い込み、エリカの無毛の亀裂に深々と埋もれる。
一郎は布が緩まないように注意しながら、エリカの腰の腰を絞っている布に繋ぎとめた。
「もう動いていいぞ、エリカ。その代わり、腰を振って自家発電だ。やれ」
「じ、じかはつでん……?」
エリカは意味がわからなかったようだ。
そして、ただ立っているだけでも身体の敏感な部分に結び玉の刺激を覚えるのか、閉じることを許した脚をもじもじと揺らしている。
「腰を振って自慰をするんだ。手を使うのは駄目だぞ。達したら、いままでの分も合わせてたっぷりと抱いてやろう」
「ほ、本当ですか──?」
エリカが顔を赤らめて、ぱっと破顔した。
しかし、物欲しそうな顔をした自分に羞恥を感じたのか、すぐに慌てたように表情を隠す。
一郎はそんなエリカの姿に苦笑した。
エリカが腰を左右に動かし始める。
「そうじゃない。腰を前後に動かしてみろ。結び目の効果がわかるはずだ」
「は、はい」
エリカは今度は腰を前後に大きく動かしだした。
「あっ」
だが、股間を押さえて、腰を屈めてしまった。
その哀れな姿に一郎は思わず笑ってしまった。
「いい気持ちになるだろう。とにかく、さっさとやるんだ、エリカ。もっと気分が出るように腕も縛ってやるな」
一郎は壁にかけてある縄束のひとつを手に取って、エリカの背後に回った。
まだなにも言う前に、エリカは両腕を背中の後ろで重ねるように回す。一郎はエリカの腕に縄掛けをすると、乳房の上下と首の両側に縄を通して身体に固定した。
「ほらいけ、俺の一番奴隷様」
一郎は軽くエリカの乳首のピアスを軽く弾いた。
「やんっ」
エリカは身体を反応させて、顔どころか全身を瞬時に真っ赤にした。一郎の眼には、エリカの身体が反応している証拠である赤いもやが浮かびあがり、まるで白い肌にまるで赤い花がぱっと咲いたように見える。
とても、卑猥で、そして、きれいだ。
エリカは、すぐに一郎がさっき命じたまんまに腰を上下に大きく腰を振り始める。
その健気さが愛しい。
「あっ、ああ……」
エリカはすぐにあえぎ始めた。
そして、しばらく続けているうちに、ぶるぶると身体を震わせるような反応を示しだし、顔を小さく左右に振り始める。
一郎はそんなエリカの破廉恥な姿に満足しつつも、心の中でほくそ笑んでいた。
実のところ、一郎はエリカの身体にひそかに悪戯をしていた。
淫魔術の力で、いくら快感が燃えあがっても、最後の絶頂には達しないように細工をしたのだ。いきたくてもいけない自慰を続けるエリカは泣き狂うだろう。
そうやって限界まで追い詰めたところで、エリカを抱くのだ。
いまから愉しみだ。
「やっほっ、来たよ」
「ご主人様──」
そのとき、部屋の外から声がした。
クグルスとコゼだ。
クグルスは、ミランダたちがいなくなってから呼び出して、少し前に呼び出したばかりだが、趣旨を説明すると大喜びで、準備をするためにコゼと一緒に部屋を飛び出していった。
クグルスはいつもは白い肌を包む半透明の服だ。そんなクグルスは、一郎を悦ばせるような趣向を凝らした服装といわれて、どんな格好をするつもりなのだろう。
また、コゼは、一郎の思いつきで始めたこの破廉恥な遊びを一番愉しんでいるようだ。
このところのコゼは明るい。
ともすれば、心が締めつけられたかのように、発作的に、かつての不幸な時代の記憶に押し潰されたようになることがあるコゼだが、最近はそんなこともない。
今日だって、最近やたらにやって来るスクルズを相手に嫌味のような毒を何度も吐いていた。
一郎は嬉しかった。
そうやって、あんな経験があったなんて、まるで偽物の人生だったかのように、いつまでも無邪気でちょっと毒のあるコゼでいて欲しいと願っている。
いずれにしても、スクルズたちを支配して、一郎の淫魔師としてのレベルは“75”まであがった。
だんだんとわかってきたのは、どうやらレベルの高い女を支配することで、一気にレベルがあがるようだということだ。
今回、成り行きで 支配するに至った三巫女だが、最初から魔術遣いのレベルが高かった。そんな女を支配することで、一郎の淫魔師レベルはあがり、それによりさらに能力があがる。
そういうことになっているようだ。
今回、それがわかった。
例えば、前からエリカたちの感情の動きがわかってしまうようになところがあったが、淫魔師としてのレベルが、さらにあがってから、なんとなく女たちの感情を動かせる気もする。
それだけでなく、もっと好色をこめれば、なんでもできるような……。
「あれ? エリカは、ご主人様が二回目の終わりのときに言っていたふんどし?」
コゼがからかうような物言いをした。
そのコゼは、裸身にたくさんのカードを張り付けていた。
この世界の「トランプ」のようなものであり、それを胸から股の部分の前後にびっしりと貼りつけている。
「えっ、そうなのか、エリカ? それぞれに工夫するのが、今回の決まりだろう? そのまんまやってどうするんだ。ところで、なにやってんの?」
クグルスが宙を飛んで、縄こぶ自慰を続けているエリカのところに近づいた。
クグルスは、いつもの薄物の服じゃなくて、「レオタード」のようや全身にぴったりのを身につけているようだ。クグルスの肌には、鮮やかな黄色いレオタードがぴったりとくっついている。
「う、うるさい。ロ、ロウ様がこのまま達すれば、お情けをくれると言ったのよ─。あっ、あっちいって、き、気が散るわ」
エリカが怒鳴った。
そのエリカの身体はすでに真っ赤だ。
全身には薄っすらと汗を帯びている。
一郎には、エリカがすでに絶頂に達するだけの快感に達してしまったのがわかっていた。
魔眼で見えるエリカの「快感値」が“1”と“2”のあいだをいったりきたりしているからだ。
さすがは一郎の調教が一番長いエリカだけある。
感じやすいその身体には一郎も嬉しくなる。
だが、一郎の意地悪で、絶頂しそうになると少し快感が戻るのだ。
その理由がわからないエリカは、苛立ちのような感情に包まれ始めているみたいだ。
「それにしても、なんだこれ? どうやって貼りつけているんだ?」
それはともかく、なんとなく気になって、一郎はコゼの股間に手を伸ばして、ちょうど陰部にあたる場所を一枚めくった。
「んふっ」
手で触れると、貼ってあるカードは簡単に外れた。
コゼがくすぐったそうな声を出す。
はぐった部分からは、コゼの恥毛に包まれた亀裂が見えた。
これはこれで、なかかなに卑猥だ。
しかも、演出がユニークだ。
特に、全身をカードが覆っているのに、一番肝心な部分だけ露わになって、そこで陰毛がはっきりと剥き出しになっているのがいい。
それにしても、コゼの股間も、立派で、いやらしい女の股間になってきた。
毎日自ら剃らせているエリカと異なり、一郎はコゼにはしっかりと陰毛を生やすようにさせていた。
そもそも、最初に会ったとき、いまのエリカと同様に、コゼには一本の恥毛もなかった。分限者の奴隷時代のとき、コゼは分限者の部下の男たちの厠女としてすごすあいだに、連中の悪戯で一本残らず剃られて、毛穴を殺す魔道薬を塗られたのだ。
しかし、一郎は淫魔術の力で復活させた。
そして、一郎は奴隷時代のコゼの名残りを欠片も残したくはなかった。だから、あえて、一郎はコゼについては、恥毛を剃ることをさせていないのだ。
「ど、どうですか、ご主人様?」
コゼが声をかけてきた。
「そうだな……」
一郎はほくそ笑んだ。
剥がしてみると、コゼの股がすっかりと濡れていたからだ。
「濡れているな、コゼ。もう、いやらしい気分になっているのか?」
「ご主人様に抱いてもるえるかもしれないと思うと濡れるんです……。また、お情けをください」
コゼが媚びるような表情をした。
「さて、どうするかな……?」
一郎は微笑んだまま、何気なく剥がしたカードの裏を見た。
どうやって貼っているのだろうと疑問に思ったのだ。
そんなにぴったりとくっついているわけでもないようだが、コゼが歩いたり動いたりしても、剥がれる様子もない。
「糊のようなものがついているのか……」
一郎はそれを見て言った。
だが、そんなに粘着力が強いというものでもない感じだ。コゼの股には、糊の残骸はついていない。
「シルキーに身体に害を与えず、剥がせば完全に身体から剥がせるのに、逆に簡単には身体から外れないような“糊”をつくってもらったんです」
コゼが言った。
「なるほど……」
一郎は感心した。
同時に、ちょっとした悪戯心が芽生えて、この不思議な糊を使って、コゼを苛めたくなった。
そう思った瞬間に、一郎はこの糊を淫魔術の力で作れるということがわかった。
なぜ、そうなったのかわからないが、その感覚は突然にやってきたのだ。
おそらく、それは淫魔力だろう。
いやらしい思いつきや、好色に関係することであれば、一郎はまるでこの世界の魔道師のように不思議なことができる。
一郎が念じた瞬間、すでに一郎の指先には、コゼのカードの裏にあった「糊」が生み出ていた。
「クグルス、ローターを出せ」
一郎は言った。
魔妖精のクグルスは、いつでもどこでも、好きなように媚薬でも淫具でも作り出すことができる。
ローターはこの世界にはない淫具だが、一郎が前に教えたので、クグルスはいつでも作ることができる。
「はい、ご主人様」
クグルスが空中から取り出すようにして、一郎の手にローターを乗せる。
一郎は指先の「糊」をまぶしてから、たったいまカードを外した場所に、ローターを押しつけた。
もちろん、しっかりと振動をさせている。
しかも、一郎がローターを密着させたのは、まさにコゼの肉芽そのものだ。
「んんんっ」
コゼががくりと両膝を曲げた。
「耐えろよ、コゼ。俺が許可するまで達しなかったら、しっかりと抱いてやる。その代わり、我慢できなかったら明日までお預けだ。もちろん、当たり前だが淫具には触るな。エリカの隣で立っていろ」
「そ、そんな──」
コゼが泣くような声をあげた。
その股間ではローターがぶるぶると激しい振動をコゼに与えている。
コゼは必死になって股間を閉じ、与えられる快感と戦っている。
その姿はなかなかにそそる──。
「もっと出せ、クグルス」
一郎は、コゼの敏感な場所のカードを次々に外すと、そこにクグルスが作り出すローターを貼ってやった。
乳首を挟むように二個ずつの四個、臍、両脇に横腹、陰部には五個、さらに肛門、太腿の内側にも貼ってやった。
全部で二十個──。
それがコゼの全身で振動を与えだす。
また、粘性体については、一度やれば簡単だ。一郎は自由自在に自分が粘性体を操っていることに気がついていた。
「あっ、ああああっ」
コゼが全身をがくがくと震わせだす。
一郎はどんとコゼの背中を突いて、エリカの横に押しやった。
「あふうっ」
それでさらに股間を擦ったのか、コゼが達するような仕草をした。
コゼの身体が伸びあがり、その状態で束の間静止する。
しかし、耐えたようだ。
コゼは持ちこたえた。
ステータスを知る力により、一郎はそれをしっかりと確認した。
「頑張れよ、コゼ。ところで、エリカ、もう少しだな。ほら、すっかり腰を振れよ」
一郎はコゼに声をかけるとともに、もはや、汗びっしょりで必死に布瘤で自家発電を続けているエルフ美女にも声をかける。
「んんっ、んんんっ、は、はいっ」
一郎の悪戯でぎりぎりで絶頂できなくなっているエリカが、それがわからず、懸命に腰を卑猥に振りながら返事をする。
また、一方で、一郎はエリカの前にいるクグルスが、水着のようなレオタードを着ているにしては、あまりにもぴったとしていることに気がついた。
「おお、クグルス、それは自分の肌に直接描いたのか」
一郎は声をあげた。
クグルスは裸だった。
ただ、地肌にまるでレオタードを着ているかのように、絵で直接描いているのだ。
「そうだよ。やっと気がついてくれた? どう、ご主人様?」
クグルスが陽気な声をあげて一郎の前にやってきた。
そして、股間を一郎に向けると大きく脚を拡げて開脚する。
小さくても、ちゃんとクグルスにも局部はある。
実際には服を着ていない証拠に、拡げた局部には女の股ぐらがはっきりと見えた。
「これは凄いな。大合格だ」
一郎はクグルスの身体を掴むと、指で乳房の部分と股の部分を揉むようにしてやった。
「くううっ、んふうううっ、むふううっ」
クグルスが奇声をあげて大きく悶える。
淫魔でもある魔妖精のクグルスは、一郎に愛撫されると、身体に充満している淫気が暴発してしまい、それだけで激しく絶頂を繰り返してしまうのだ。
連続絶頂に襲われたクグルスを五回ほど昇天させてから、一郎はやっとクグルスを離した。
「ふうっ……うわああっ……ああっ……。や、やっぱり、ご主人様の淫気は凄いよ。これだけの純度の濃い淫気なんて、ほ、本当にありえないよ……。ご、ごちそうさま……。ふうっ」
クグルスは、一度落下しそうになったが、すぐに元気になって、また宙に舞ってきた。
淫気はクグルスの食事だ。
激しく絶頂してもすぐに、クグルスは元気を取り戻す。
そのとき、部屋にシャングリアがやってくる気配を感じた。
シルキーもいるようだ。
扉が叩かれ、一郎は返事をする。
すると、ふたりが入ってきた。
「ロ、ロウ、わたしの恰好はどうだ? 欲情してもらえるだろうか……?」
シャングリアがはにかんだような顔で言った。
「おお」
一郎は思わず声をあげていた。
シャングリアは完全な軍礼装姿だった。
羽根飾りのある帽子に、白と赤と黄金の刺繍のある紺色の上衣、手には真っ白い手袋もしている。腰には儀礼用のサーベルもあった。
ただし、ズボンはない。
下着もない。
股間は完全な剥き出しだ。
膝の下までの革の長靴から上の部分から、上衣の裾が届いている腰の上のあいだは裸なのだ。
その食い違いが破廉恥だ。
一方でシルキーもいい。
シルキーが身につけてきたのは、いつもの女召使いではなく、執事のような装束だ。しかし、上半身は完全なスーツ姿なのに、下半身は裸体だ。
「ふたりとも素晴らしいぞ。横になれ。ふたりとも犯してやろう」
一郎がそう言うと、嬉しそうにふたりが床に横たわって一郎を迎え入れられるように立膝をして脚を開いた。
「そ、そんなの、シ、シルキーの、真似よ……。シ、シルキーは……。最初にその格好したわ……」
「そ、そうよ。真似よ──」
コゼとエリカが抗議の声をあげた。
エリカは一郎に絶頂を止められたままで、コゼはコゼで二十個ものローターに身体を責められているのに絶頂を耐えるように命令されていて、ふたりとも苦しそうだ。
「だ、黙れ──。せ、せっかくロウがその気になってくれたのに──」
シャングリアが怒鳴った。
「コゼもエリカも頑張れよ。このふたりの次はお前らだからな」
一郎はそう言った。
すると、エリカもコゼもさっきの一郎の命令に没頭する様子になる。
一郎は、シャングリアとシルキーのあいだに座ると、左右の手でそれぞれの股間を愛撫を始めた。
ふたりの股間がたっぷりと湿り、挿入可能な状態になるのに時間はかからなかった。
一郎はまずはシャングリアの股間に怒張を貫かせた。
「ああっ、いいい──。ロウ、き、気持ちいい──」
律動を開始すると、上半身だけ正装のシャングリアが一郎の身体に手を回して悶え始めた。
しかし、数回腰を振ったところで、すぐに抜く。
今度はシルキーの股間を同じように貫いた。
「ああっ、だ、旦那様──」
シルキーが絶息するような声をあげる。
快感を知らなった屋敷妖精のシルキーも、いまや人族と同じようにしっかりと感じる身体になった。
シルキーが快感を覚えている証拠に、シルキーを犯しだすと、シルキーの小さな局部が一気に収縮する。
だが、またもや数回だけ律動して抜く。
今度は、またシャングリアだ。
「ふたり同時に昇天させてやるからな。待ってろ」
一郎はシャングリアの膣を怒張の先で擦りながら言った。
そして、ふと、部屋の隅で頑張っているふたりにも視線を向けた。
「クグルス、全身をくすぐる羽根の嵐を出せ……。待たせているエリカとコゼに贈り物だ」
一郎はシャングリアを犯しながら言った。
「はあい」
クグルスが陽気な声で返事をする。
「そ、そんな」
「ご、ご主人様」
エリカとコゼの抗議の声もした。
一郎は、エリカたちに構わず、シャングリアとシルキーを犯すことに戻る。
一方で、すぐにエリカとコゼがけたたましい悲鳴をあげだす。
一郎は、その苦悶の声をBGMにしながら、勃起した怒張をまたまたシャングリアから童女姿のシルキーに移動させた。