腕を縛られて自由に動かすことさえままならない僕は彼女が与えてくれる刺激に我慢の限界を迎えようとしていた。
最初は軽く舌を這わせるだけだった行為も次第に竿にキスとかを繰り返されるうちに濡れてすごいことになってきた……。
部屋の中に充満し始める雄の匂いに咲希ちゃんは顔を火照らせて上目遣いで見つめてくる。彼女の小さな口が窄まりそのまま上に移動する。
僕は次に何をされるのか予測ついた──ねっとりとした涎を含ませた舌は初めて口淫をやるはずなのに今まで経験してきたかの様に竿を舐め回す、ざらざらとした感触を感じながら目を閉じた。この快楽の虜になってしまいそうなくらいだ。
我慢強い方ではないのだけれど、彼女が満足するまで耐え抜いて早く解放して欲しい。
頭の中でそんな事を考えていると咲希ちゃんと目が合う──彼女は目を丸くして僕のチンポを見ている。まだ最大の大きさにまで勃起したわけじゃないけど先っぽから溢れる我慢汁をずずっと啜ると鼻で大きく息をした。
「すごい、雅也君って体は細いのにここは大きいんだね……」
普通の時はそこまでの大きさじゃないむしろ小さい方だ、だけど一度勃起し始めると結構な大きさにまでなる、本当に人の体って不思議なものだと思う。
彼女はまだ勃起途中のチンポを掴むと上下に扱く。ぬるぬるとした透明の液体が指先から滴れてローションの役割を果たす。
ついさっきまでふにゃふにゃだったものが今ではかちかちの状態だ。
僕は息を漏らしながら刺激に耐えようと必死になる──思えばもしも彼女と恋人になっていたのならこう言う行為をするのだって抵抗がなかっただろう。
けれども、今は違う。僕には湊ちゃんと言う恋人がいてこれから一緒に過ごしていこうと考えている。
だからこそ、咲希ちゃんの与えてくれる快楽に負けちゃいけない。しっかりと自分の意志を持っておこう。
早くこの状況から解放される事を願い射精したいという願望に抗いながら“意識”を平常に保っていく。
僕の葛藤なんてまるで気にしていないかの様に行為を続ける咲希ちゃん。唾液まみれの口元は何だかエッチな感じで舐めるたびにこちらの反応を窺っている。
「そろそろ終わりにしないか? 咲希ちゃんももう満足しただろう。こういうのはもうやめたほうがいい」
何とか振り絞って出した弱々しい声が彼女に聞こえているのかわからないけど、行為を終わらせる為に何かアクションを起こさないといけない気がした。
僕の言葉が聞こえていなかったのか咲希ちゃんは無視して行為をやめない。そればかりかさっきよりも激しく刺激していく。
──一旦口を離した彼女の様子にようやく終わったんだと安心していると、ふーっと大きく息を吐いて顔を沈める。
「ちょっ! これで終わりじゃないの?」
僕が声を出すと彼女はそれに答えず口元を尖らせる──次の瞬間、僕のチンポは咲希ちゃんの口の中へ誘われた。いきなり奥までは咥えずにあくまでも口淫の一種として行う。
温かい感触を感じると亀頭は前よりも大きく膨らみ、より一層淫猥な形になる、それでも更なる快楽を求めて勃起する。
チンポを咥えたまま咲希ちゃんは頭を上下に揺らす──口から溢れる涎が竿を伝い全体に気持ち良さを伝える。
これがフェラチオってやつなのか! ゲームで見たものと同じだけど実際に体験して見ると堪らない!
ずずっとチンポを吸い上げる様にバキュームされて思わず腰が浮く、僕のそんな反応見た咲希ちゃんは眉毛を垂らして喜びの表情を見せた。
射精するのをずっと我慢して来て何だか変な感じがする。息を漏らしながら刺激に耐えようとするけど体が快楽を求めていた。
一旦チンポから口を離すと大きな口を開けて今度は喉の奥まで咥えこんだ、今までの感覚が嘘に感じるくらいとてつもない刺激が襲ってくる。
喉奥まで咥えてからゆっくりと頭を動かす──いきなり奥まで咥えたのが苦しかったのか咲希ちゃんは咳き込む。
最高の感触だ、彼女の口の中では唾液がカウパー液と混じり合いドロドロとした液体が包み込む。
もう最大限まで勃起したチンポをより深く咥えようとするけど、咲希ちゃん顔を歪めて吐き出す。
「大きすぎて喉の奥に当たる……。これ本当にすごすぎて咥えるのが辛い」
口を離して手で少しだけ扱きゴクリと生唾を飲み込むと再び大きな口を開けてチンポを咥える。
今度は左右に頭を揺らして行為を続ける──喉奥に当たった感触を感じるけどそれでも彼女は舌を使って刺激をやめない、何度も咳き込みながらのディープ・スロートは最高に気持ちが良くていよいよ限界を迎えようとしていた。
ふと咲希ちゃんの顔を見ると彼女は涙を浮かべている、涙と鼻水で汚れた顔はとても卑猥で今まで見たことがない顔。
そして遂に我慢の限界を迎えた僕は彼女の口の中へ射精した──口から溢れ出そうなくらいの精液が発射された、いつもよりも多い量が出た。
咲希ちゃんは精液を吐き出そうとはせずに飲み込んでいく、喉を鳴らす音が部屋に響く。
絶頂を迎えてしまった僕は乱れた息を整える。ようやくこの状況から解放されることに安心して彼女に声をかけた。
「これで満足しただろ? ねえ、そろそろ手を解いてもらえない?」
僕の言葉が聞こえているのか分からない。咲希ちゃんは何の反応も示さず行為の余韻に浸っている。
相変わらず手を縛られて何もできない僕はジタバタとベッドの上で動き回る。
射精したはずなのにまだ小さくなるどころかむしろまた勃起してないか? こいつ……。
むくむくとまだ膨らんでいるチンポが萎れるのを待とう。
我慢のしすぎでちょっと疲れたしな、そのまま眠ってしまいそうになると今度はパンツを脱いでベッドの脇に放り出す。
暗い部屋でカーテンの隙間から漏れる僅かな光が体を映し出す。
大きなおっぱいときちんと整えられた下の毛がすごくエッチだ。
恥ずかしいのかちょっとだけ顔が明るんでいる。
目の前にいる裸の咲希ちゃんの姿に僕のチンポは勃起した──それからゆっくりとそばに寄るとそのまま腰を下ろした。
「待って! 流石にまずいって!」
僕のチンポは彼女の性器に挿入される。ぬるぬるになっている股間からいやらしい液を零しながら体を上下に動かす。ぐちゅぐちゅとお互いの性器が重なり合う音は経験の無いシチュエーションを演出する。
「私、今日は危ない日なの! だから雅也君の精液を子宮までちょうだい!」
「そんな事したらどうなるか分かるだろ! 今すぐやめてくれ! 君が辞めないなら僕が自分でー」
手を縛られた状態で抵抗しようよ足を踏ん張って立ち上がろうとする──けれど彼女に押さえつけらて阻止される。
咲希ちゃんの胸が服の上からでも感じられるくらい近い距離に張り付く。
それでもお互いの性器は繋がったままで次第にその快楽に彼女自身も身を委ねていく。
何度も僕を抱きしめキスをする。その度に子宮キュッと締まりが良くなる。蕩けるように涎を垂らす咲希ちゃんの顔は今までに見たことがないくらいエッチで純粋に行為を受けいている。
馬乗りになって上下に体を揺らすたびにチンポは子宮奥まで突く──突かれる度に激しく声を上げ喘ぎ声が部屋に響く。
無理矢理な行為だけどこれがセックスなのか、こんなに気持ちが良い事をしたら虜になってしまいそうだ。
その度に湊ちゃんの顔が浮かぶ……。何とか、何とかしないと。
咲希ちゃんは行為に夢中で僕のことなんて見ていない。きつく締まる膣内の刺激は二発目の射精をするのには十分すぎるくらいだ。
さっきまでずっと耐えていたのに一度出してしまったらリミッターの外れた機械の様に制御が効かない。
もう絶頂を迎えそうなのか彼女の声はどんどん激しく乱れていく──限界を迎えたペニスは二回目の射精の為に精液を運ぶ。
咲希ちゃんは僕に「愛してる」と叫びながら訪れる絶頂に身を任せた。
同時のタイミングで絶頂してぐったりと前に倒れ込む彼女の子宮の中へ精液が注ぎ込まれる、一回目の時よりも明らかに多い量の精液が危険日だという咲希ちゃんの子宮を一杯にする。
ガクガクと腰を震わせるとお尻がぶるんと揺れる何度も逝ってしまった。
涙と鼻水でぐしょぐしょの顔を見られていても気にしないのかそのままアヘアヘとへたり込んだ。
とんでもない経験をしてしまった僕はしばらく放心状態でベッドから起き上がることさえできなかった。
雅也と咲希の間に目を背けない既成事実が出来上がってしまう。
取り返しのつかない行い、裏切り、雅也の心は罪悪感で押し潰されそうになる。
二度目の「恋」は純粋な想いとは裏腹に引き返す事が不可能な方向へ進んでいくのだった。