一月十五日(日)
「………………」
「…………」
「……」
「……もうこんな時間か」
枕元に置いている携帯に手を伸ばして時間を確認する──九時過ぎ、どうやらいつもよりも遅い時間に起きてしまったようだ。
休日でも早く起きる癖が体に染みついているせいか、休みの日でも朝早くに起きてしまう。
時間があるからずっとゲームをしたりパソコンを立ち上げてネットのニュースを見たりしている。
都会は色々な物が手に入る、それが生活を豊かにするし遊ぶ場所にも困らない。
昨日は篠宮さんと一緒に水族館に行った。すごく楽しかったなあ。
ああいうのは初めて経験したから何とも言えないけれど、普段よりも高いテンションだったのは間違いない。
元々は咲希ちゃんを誘うつもりで買った水族館のチケットが無駄にならないで済んでよかった。
ここ最近は彼女の事を考える余裕なんてなかった。
生まれて初めて女の子と出かけた──会社の後輩のその子はいつも頑張り屋で周りの人からも人気がある、彼女が付き合ってくれたことは感謝しないといけない。明日会社であったら改めてお礼を言おう。
篠宮さんの妹の夏帆ちゃんは明るくていい子だ。彼女には元気をもらった、今どきの学生は皆ああいうふうに元気な子ばかりなんだろうか?
「そろそろ起きようかね」
ベッドから起き上がってまだ寝足りない体をノロノロと引きずって部屋を出た。
「おはよう」
「お、起きたか。俺はもう朝飯食い終わったからお前もさっさと食えよ」
僕が起きるとたった今朝食を兄ちゃんが食器を流しに置いているところだった。
「母さんは?」
「出かけたよ。なんか買いたいものがあるんだとさ」
「ふーん」
僕は洗面所で顔を洗ってからテーブルに座る。
けこっちに来てから休みはいつもそれぞれ予定があって家族で顔を合わせて食事をするのは夕飯の時だけになった。今朝は昨日の残り物のおかずと多めのご飯で朝食を済ませる。
今日は一日中家にいるつもりだし──どこかに出かける用事も特にない。この間買ったプラモデルも少しずつ組んでいかなくちゃいけないし、やることは割とあるのかもしれない。
机に色々と準備してからプラモの箱から組みかけのパーツを取り出す──プラニッパーでパーツを切り離してからやすり掛けを丁寧にやっていく、こういった作業を進めて作っていくから一つ組み上げるのに普通よりは時間がかかる。
最近のは組むだけでも十分にいいできなのが多いから別にこだわらないでも良いような気もするんだけどね。
最初は慣れなかった塗装やスミ入れも自分なりにやれるようになった。
アウトドアな趣味は野球観戦くらいだけど、今の時期は試合はないからどうしてもインドアな趣味の方に時間を取られてしまう。
大人になるとお金があるから自分の好きなことに使えるのがいい、子どもの頃は欲しいものがあっても我慢しないといけなかったし、手に入れられないことも多かった。
音楽プレイヤーをスピーカに繋いでお気に入りの曲を流す、作業用の曲を聴きながらパーツから必要な部品を切り取っていく。そろそろ作ったプラモを飾る場所が無くなってきたなあ。
飾ってある台には好きなキャラクターのフィギュアも一緒に置いてあるし必要なのを整理していかないといけない気がする。今日は自分の時間を十分に楽しんでもいい。
作業の手を止めて休憩していると携帯が鳴った。
「もしもし」
「もしもし? 雅也君、僕だよ。義之」
「どうしたの? 今日は」
「最近、あまり雅也君と話せてなかったからね。それで電話したんだ。で、最近、調子はどうかな?」
「ぼちぼちかな。今ね、この間買ったプラモを作っているところなんだ」
「へえー僕も別なの買ってついこの前作ったよ部屋に飾ってあるから今度来た時に見せる」
「僕は仕事が忙しくてあまり作れてなかった。ゲームも進んでないから今日はじっくりやろうと思ってるよ」
「それならあまり長く電話で話せないね」
「まあ、まだ朝だから時間はあるよ」
「それじゃあ雅也君に聞きたいことがあるんだけど」
「なに?」
「ああいや、やっぱりいいやごめん気にしないで」
「義之君がそういうなら聞かないでおくけど」
「悪いね。今度また一緒に遊ぼう」
「そうだね、どこかに遠出するのも悪くない」
「考えておくよ。それじゃあ」
通話を終えて携帯を横に置く、また誰からか掛かってくるのも面倒だから電源は切っておくか。
残ったプラモのパーツに鑢やすりをかけながらゆっくりと休日を過ごしていく。
*Point of view Saki*
最近、雅也君とは会話もしていない。それに電話をかけても出ない事が多いし──私自身も仕事が終わると疲れて誰かと電話するなんてことが億劫になる。
たまに明日奈から掛かってくる事があるけどすぐに終わる程度の短い通話で終わってしまう。
「やっぱり売れ切れかぁ」
パソコンを使ってこの間行こうと思っていた水族館のチケットの購入のページを開く——どのチケットも売り切れで買えたとしても一人分。ひとりで行くのもいいんだけどせっかくなら誰かを誘って行きたい。
誘う? 誰を? 誘える相手は明日奈しかいないけどあの子にも予定があるだろうし都合を合わせるのは難しいんじゃないかな? そうなると後は私が誘える相手は限られてくる。一人暮らしじゃないのなら家族と一緒に行ってもいいんだけど……。
義之君誘ったら来てくれるかな? 私の小学校からの友達で今も付き合いがある──と言っても彼とどこかに遊びに行ったりするってことはほとんどないの。電話で話す程度だし。
うーん。やっぱり一人で行くしかないのかな? 待ってよ、もしかしたら彼なら!
私は携帯であるひとの番号を呼び出して通話ボタンを押した。
「きっと雅也君なら一緒に行ってくれるかもしれない」
『お掛けになった電話は──』
機械声のアナウンスが聞こえてくる。何よ! 出てほしい時にはいつも出ないんだから! イライラしながら携帯をベッドの上に投げた。
あとでもう一回かけてみよう。そういえばこの前、雅也君から着信があったけど何の用だったのかな? 次に電話した時に聞いてみようっと。
「この辺にしておいて次はまた今度作ろう」
半分くらい組みあがったプラモを箱にしまって一息つく──趣味に時間をとるのはやっぱり大事なことだと思う、休みの日はしっかりと休んでおこう。もう昼を過ぎた時間だしそろそろ昼飯を食べようかね。
軽めの昼飯を食べてから部屋に戻る。
「──電話……?」
携帯が鳴っている。また義之君かな? 僕はすぐに携帯を手に取ってディスプレイを覗いた。
【浅倉咲希】
表示されている名前を見て慌てて通話ボタンを押した。
「もしもし?」
「もしもし? 雅也君?」
「うん。どうしたの?」
「ごめんね。何度かかけたのに全然でなかったから」
「そうなんだ。ごめん、ちょっとプラモデル作ってたんだ」
「そういうのが雅也君の趣味なんだ?」
「趣味はそれだけじゃないんだけどね。最近作れてなかったからいい機会だと思って」
「それじゃあ私、邪魔しちゃったかな……?」
「……そんなことない。さっき終わってね。続きはまた今度作ろうと思ったんだ」
「時間があるのならこれから私の電話に付き合ってくれない?」
「いいよ」
「ありがとう」
久しぶりに咲希ちゃんと話せるのがうれしいのか僕は普段とは違う弾んだ声で答える。
「そう言えばひとつ気になったことがあるんだー雅也君前に私に電話くれたじゃない? あれってどういう用だったのかなって」
「あれはね……」
咲希ちゃんを水族館に誘おうと思って電話を掛けたけど出なかったから結局誘えなくて篠宮さんと一緒に行くことになってしまった用事。
「どうしたの? 雅也君」
「ああ、あれはそこまで大した用事じゃなかったんだ」
「ふーん。それならいいんだけど」
「でも、一応聞いておいてもいいかな?」
「それじゃあ、言うんだけど……咲希ちゃんはアクアリウムパークって言う水族館は知ってる?」
「うん! 実はあそこずっと行きたいと思ってたんだ~でもチケットが取れなくて」
「その水族館だけどさ、あの時は僕、チケットが二枚取れたんだ、それで咲希ちゃんを誘おうと思って電話した」
「ええ!? そうだったの……」
知らなかった……。あの時の私は彼からの通話を無視してしまった。もしも断らなかったら水族館に行けたかもしれないのに。
「それで結局水族館には行ったの?」
「うん、会社の後輩の子と一緒に行った。その子妹さんにチケット頼まれてたんだけど一枚しか買えなくて困ってたんだよ。僕も二枚チケット持っててどうしようか悩んでたら彼女の方から声をかけてくれてね。それで一緒に水族館に行くことになったんだ」
「……そうだったんだ」
雅也君の話を聞いて少しだけ胸が痛んだ。彼には仲のいい人なんていないと思ってたし何よりも私を誘うとしてくれたのに他の子と一緒に行ったことにショックを受けた。
「その会社の後輩の子ってさー。男の子?」
「いいや。女の子だよ。僕もいつも仕事で色々助けてもらっているんだ」
女の子……。雅也君と仲がいい子がいたなんて正直意外だった。こうやって電話で話すことがあるけど女友達は私だけだと思ってたし、雅也君は私の知らない女の子と仲良くしているって言うのがイメージできない。本当にタイミングが悪いなあ、私。
どうしてだろう? 彼のことなんてなんとも思っていないはずなのになんかすごく嫌な気分! なんなのこの気持ち……。
「ごめんなさい。今日はこの後、予定があるから電話切るね」
嘘だ、この後に予定なんてあるはずもない。だけど、このまま電話を続けてたら彼の口から知らない女の子の話が出てくるかもしれない。耐えられない、そんなの聞きたくない。
「そう、それなら仕方ないか。じゃあ僕の方から電話切るよ」
彼はそういうとすぐに電話を切った──私は通話が切れた携帯を手に握りしめたまましばらく座れなかった。
その後は彼の言葉が気になって仕方がなかった。別に雅也君が誰と仲良くしようと私には関係のないことだし、いちいち気に留めることでもない、けれど、本当に嫌な気分になる……
でも、あの時電話を取っていたら展開が変わったていたかも──
──変わるってどういうことだろう? 雅也君との関係を今さら変えるつもりなの? 友達でいいって言ったのは私じゃない、彼のことは好きでもなんでもないんだから。
けど、何故か雅也君と一緒に水族館に行く自分を想像してしまう。二人で神秘的な海の生物を眺めてゆっくりと流れていく時間を共有する。
それはまるで恋人同士のような雰囲気、恋人ってああいう感じなのかな?
雅也君と水族館に行った子ってどういう女の子なんだろう……。会社の後輩って言ってたけど。
私はその事が気になって今日の夜は眠れなかった。
「……ふぅ」
咲希ちゃんとの通話を終えて携帯をベッドの上に置いた。
咲希ちゃんもあの水族館に行きたかったのか……。彼女の為に用意したチケットは無駄にはならなかったけど違う相手の手に渡った──
──世の中本当にままならない、今の時代は携帯やパソコンとかがあるのにどうしてだかすれ違ってしまう。
いつだって連絡を取れる便利さは僕たちを鈍感にしてしまうんじゃないだろうか?
せっかく篠宮さんと水族館に行けたのにどうしてそんなことを考えてしまうんだよ……。
それに彼女はただの友達なんだしもう、昔の恋は忘れて前を向いていこうって決めたばかりじゃないか。
「篠宮さん可愛かったなあ」
篠宮さんと一緒に水族館に行ったけど、彼女は会社では見せないような自然な表情をしていた。
水槽の中の魚を眺めたゆっくりとした時間はまるで恋人のような雰囲気だった。
篠宮さんは本当にいい子だと思う。妹の夏帆ちゃんのためにチケットを準備したり僕のくだらない話をしっかりと最後まで聞いてくれた。
きっと彼女は将来は素敵な女性になるだろう。今だって十分に魅力的なんだしさ。
けど、篠宮さんと付き合っている男がいないっていうのも変な話だ。
彼女くらい綺麗な子なら彼氏がいたってなにも不思議じゃない。前に同僚の女の子たちの会話が少しだけ聞こえたことがあるけど篠宮さんはどうやら好きなひとがいるみたいだ。それが誰なのかまでは知らない、すぐに仕事に戻ったから会話の内容をそこまで覚えているわけじゃない。
僕の初恋はあの時にすでに終わってしまっている、今更咲希ちゃんと友達以上の関係になれるなんて思っていない。
ベッドに寝転んで明日の事を考えながら眠りにつく篠宮さんにこの間のお礼を言わないとな。
目を閉じるとすぐに眠りにつくことができた。最近疲れているからゆっくりと体を休めないといけない気がする。
「あなたは新堂さんのことどう思っているんですか?」
「私は彼のことが──」
これは夢? 「誰か」が僕の事を話している。相手の顔はぼかされたようになっていてわからない。
声は聞こえないはずなのになぜだか夢の中の自分人物の会話の内容がわかる。
最近見るようになってきた夢──いつも「誰か」と一緒にいる自分、とても楽しそうだ。
夢は自分の望んだ事を形にするっていうのを聞いたことがある。
自分自身がそういう状況になるのを心のどこかで期待しているのかもしれない。
夢の中ではしっかりと内容は覚えているんだけど、目が覚めると全てを忘れてしまっている、いつも続きを見るってわけでもないし、夢を見ないこともある。
何か意味があってこういう夢を見ているんだろうな。僕が夢の中の人物に駆け寄って何かを言っている。そこで相手が振り返る──それでも振り返った相手が女の子だっていうのはわかるんだけど誰なのかまでは僕も知らない、明日になればこの夢の内容も忘れているんだろうな。
一月十六日(月)
「だー。眠い」
会社へ行く電車の中で欠伸をする、いつも寝る時間は決まっているんだけど朝はあまり得意なわけじゃない。
仕事中に欠伸を出さないようにしないといけないなあ、なんて考えながら昨日、電話で咲希ちゃんと話したことを思い出す。
最近は話せてなかったから会話ができて少し嬉しかったけど、彼女は予定があるみたいですぐに通話は終わった。
義之君も咲希ちゃんも大切な友人だからこれからも関係を続けていきたい。今日は出勤したら篠宮さんにこの間のお礼を言おう。
篠宮さんと水族館に行ったのはすごく楽しかった。彼女はいつだって周りにいるひとにいい影響を与えてくれる。それは会社でもそうだ、後輩なのにしっかりとしている子だなって思う。
都会の騒がしい朝に慣れて来ると色々なことを考えられるようになってくる。
会社の先輩にはもっと本を読むように言われたことがあるけど、社会人になると読書の大切さを改めて実感できる。
昔は漫画しか読んでなかったけど最近では小説をメインに月に一冊ペースで本を読むようにしている。
仕事関連の本もそうだけど全く違ったジャンルの物語や作品に触れることで自分の感性を磨くことにつながる、大人になると多様性を受けて入れていかないと視野の狭い人間になってしまうからだ。
いい本が見つかったら会社の同僚や先輩にも勧めてみようかなと思う。
「おはようございます!」
「新堂君、おはよう」
上司に挨拶をすませてから自分のデスクに座る。プライベートから仕事に切り替えるために机の上に置いてある書類に目を通す、うちの職場はいつも綺麗にされているから物がなくなったりなんていうこともほとんどない。僕自身整理整頓はわりと得意な方でそういうのが苦手な同僚にコツを教えてあげたりしている。
今日はまだ篠宮さんは来てないみたいだ。僕よりも早く来ている彼女がいないのは珍しい。
まあ、僕がいつもよりも早い時間に来ただけなんだけどね。
「おはようございます」
「篠宮さん、おはよう」
彼女の周りにはすぐに人が集まる。みんな魅力的な篠宮さんの事が本当に好きなんだろう。
「あ、新堂さん、おはようございます」
「おはよう」
そんな中でも彼女は僕の方に来てくれて挨拶をしてくれる。元気な彼女の笑顔を見ているとこっちまで楽しい気分になれる。今日も一日いい日になりそうだ。
「お疲れー」
仕事が一段落付いたから椅子の背もたれに寄り掛かる、先輩から差し入れのお茶を机に置いて小休止、今日は朝からハードな仕事だったなあ。ずっとパソコンに向かいっぱなしで休憩もろくに取ってなかった。
後輩の子の仕事のチェックをしてから自分の仕事もやっていたから余計に疲れた。上司はいつもこんなことをやっているんだと思うと頭が下がる。
「新堂さん、お疲れ様です」
「篠宮さんもお疲れ」
僕よりも先に休憩を取っていた篠宮さんが自販機で飲み物を買ってきてから戻ってきた。
「今日は朝から忙しかったよね」
「そうですね、でも、忙しいのは会社としてはいいことなんじゃないですか?」
「そうだね、久しぶりにハードだったから僕も疲れたよ」
「話は変わるんだけどこの間はありがとうね」
「……?」
「ああ、水族館の事だよ。アクアリウムパークだっけ? あそこいい所だったよね」
「私の方こそ! 新堂さんにはチケット譲ってもらっただけじゃなくて夏帆の面倒まで見てもらって」
「夏帆ちゃんはずっと元気に水族館の中を動き回っていたから僕はそこまで面倒を見たわけじゃないよ。でも、すごく楽しかったなあ」
「うふふ、私もですよ~ああいう風に出かけたのは小学生のころ以来でしたし」
「へえーそうなんだ」
「はい、子どもの頃はお父さんにいろんなところに連れていってもらったんです」
「僕はこっちに引越してきたのが高校を卒業したあとだったからなあ。昔住んでた町には遊園地どころか子どもが遊べる場所がろくになかったし」
「そうなんですか?」
「うん、だからいつも一人で家でゲームばかりしてたよ。外で遊んだりすることなんてなかったな」
「子どもの頃の新堂さんってどういう子だったんですか?」
「近所の大人からは妙なやつと呼ばれていたよ」
「……妙なやつですか?」
「集団行動が苦手でいつもひとと違うことばかりしてたのがそういうふうに見えたんじゃないかと思う。ま、実際そうだったからね」
「意外です」
「そう? 今でこそきちんと人と話ができるようになったけど昔の僕はそうじゃなかったんだよねーあとどちらかといえば生意気な子どもだったかもしれない」
「そうなんですねーもし良かったら新堂さんの子どもの頃のこととかもっと聞かせてもらえませんか?」
「あまりいい思い出はないんだけどね」
と前置きをしてから子どもの頃の些細な話を篠宮さんに語った。彼女はつまらない話でもとても興味深そうに聞いてくれた。その様子がうれしくてついつい話し込んでしまった。
こうやって彼女に影響されて毎日が少しずつ変わっていくのを僕は楽しいと思えた。
どうやら新しい「恋」を見つけられそうだ。