胎間忍 作:内府
苦手な方は避けてください。
響子が目を覚ますと、部屋の中にはムラサキの姿がなく、変わりに惣一郎の姿があった。
惣一郎は響子の記憶にある楽しい日々の姿であり、討ち死にして首のない胴体だけの骸で帰ってきたあの日の姿ではなかった。
響子が惣一郎の顔に触れると確かに首から上が存在した。
響子「惣一郎様、惣一郎様。響子はずっと惣一郎様にお会いしとうございました。」
響子は忍法・子移しの苦しみを忘れ、ただ惣一郎と出会えたことに涙を流して喜んでいる。
惣一郎の手が響子の頬に触れ、涙を拭っている。
響子は再び惣一郎の手が自分に触れていることが嬉しかった。
こうして惣一郎と出会いその手が自分に触れていることに目の前の惣一郎に感謝するために響子は泣くのをやめて精一杯の笑みをみせた。
しかし、この惣一郎は本物の惣一郎ではない。
本物の惣一郎は織田との戦で討ち死にしすでに葬られていた。
ではこの惣一郎の正体は何なのであろうか。
響子の目の前にいる惣一郎はムラサキが作り出した幻であった。
忍法・祖視能鏡によって響子はムラサキが作り出した幻の惣一郎を見ていたのである。
この術は相手の見たいものを見せる催眠術や幻術の一種である。
この術によりムラサキは響子に惣一郎と再び引き会わせることに成功した。
響子はムラサキのことを惣一郎であると認識してしまっている。
最愛の夫と再び出会えた喜びの笑みを自分に向ける響子を見ているとおさえていた感情が大きくなってくる。
響子のことを犯したい。
アサギ達の抱擁を見て確認したアサギへの愛、胎間忍としての使命感、そうした感情で補強されていた理性が揺らぎ音をたてて崩れる。
響子を犯したいという欲望が遂に理性の壁を打ち破る。
忍法・婦太形
ムラサキはアサギと結ばれるために修業で会得した術を用いることに決めた。
ムラサキが自分の下腹部に意識を集中させると彼女の陰核が徐々に肥大化し標準的な大きさの巻物くらいの肉棒が生えてきた。
ムラサキは股間から生えた肉棒が十分に大きくなると、惣一郎との再会を現実のことと確かめるためにムラサキに触っている響子の両肩に手を掛ける。
こうして現実に自分の前に惣一郎が存在していることを五感で感じるために彼に触っていると彼の手が自分の両肩に置かれる。
惣一郎が何をするのか気になり彼の顔を見つめると、強く抱き寄せられてそのまま唇を重ねた。
彼の舌が自分の口に入ってくる。
響子はされるがままに彼の舌を迎えいれて自分の舌と絡ませる。
初めて彼と口づけををした時と同じ味が響子の口に広がる。
響子が惣一郎との口づけを思い出していると、彼が自分を床に押し倒した。
自分の上にいる惣一郎がこれから何をするのかを考えるだけで響子の鼓動は早鐘のように打ち鳴らされ、彼女の秘所を湿らせた。
響子の裾がめくられ惣一郎の指が彼女の指に入ってくる。
武士としての鍛錬を重ねたゴツゴツとした指が響子の中で優しく肉壁をなぞっている。
響子は惣一郎の指と舌だけで愛液を溢れさせた。
惣一郎の舌が交わりを終え、彼の指もなぞりを終えて引き抜かれる。
響子はわずかにビクッと体を震わせたが、彼の指と舌が外に出てしまったことを名残惜しく思った。
惣一郎は自分の股間を露出させ、自分の反り立つ一物を響子に見せつける。
響子の前に何度も自分を突き上げついには孕ませた彼の一物がそびえている。
響子は彼の一物に恍惚の表情を浮かべた。
惣一郎は彼女に一物を見せつけると、すぐさま彼女の内に挿し込んだ。
響子の中に電流が走り、その快感に悶える。
惣一郎は響子の反応に構うことなく彼女の胸倉を掴むと一気に胸元をはだけさせ彼女の乳房を解放した。
惣一郎は彼女の白く大きなお椀のような乳房を貪った。
彼女の乳房は柔らかく彼を包み込みどこまでも沈み込んでしまいそうになる。
彼女の乳房からは甘い母乳の匂いと忍法・子移しでかいた汗の酸味のある弱い匂いが合わさり惣一郎の鼻から脳をとろけさせ彼の一物を一層硬くさせた。
惣一郎のとろけた脳は彼の動作を激しくさせより強く響子の胎を突き上げる。
惣一郎が自分の肉壁を強く撃つたびに響子は大きく喘ぎ快感が胎から体全体に広がって行く。
惣一郎と響子は互いに限界に達し下では惣一郎の陰茎から精液が、上では響子の桜色の乳首から乳汁が放たれた。
絶頂に達した響子の嬌声を耳にしたムラサキは自分のしたことに対して強い後悔の念に襲われた。
自分にはアサギという好いた人がいるのにいくら容姿が似ているとはいえこれではアサギへの裏切りではないかと思ったこと、そして響子の惣一郎への愛を弄び自分の欲望を満たしたことの二重の罪悪感にムラサキは苛まれている。
響子の顔を見ると快感が脳の限界を超えて襲い気を失っているが、その表情はとても嬉しそうだった。
ムラサキは響子をこのままにしておくことはできず、彼女の身を清め衣を新しいものに替えて布団に寝かしつけた。
ムラサキは響子が目を覚ます前に同じように身を清め衣を替え、自分と響子が交わった痕跡を消した。
ムラサキが全ての痕跡を消し終え、響子の額に濡らした手拭いを置いてしばらくすると響子は目を覚ました。
響子「…惣一郎様は?」
ムラサキ「すでにおられません。」
響子「そうですか…少し残念ですね。ムラサキさん。」
ムラサキ「はい、何でしょう?」
響子「本当にありがとうございました。もう一度惣一郎様にお会いすることが出来て本当に嬉しかった。お礼をしてもしきれませんわ。」
ムラサキ「いえ、何も大したことことはしておりません。どうかお気になさらず。」
響子「いえ、この度惣一郎様とお会いしてとても素晴らしいことがあったの。きっと誰も信じてはくれないでしょうけどね。」
ムラサキ「いったい何があったのですか?」
響子「フフッ、私は惣一郎様のお子を身籠もったのよ。たった一度だけ体を重ねただけだけど、私には分かるの。」
そう言うと響子は自分の腹に手を当てている。
ムラサキは響子の発言に驚いた。
胎間忍の基本は一発必中であり、たとえ一度でも交わえば必ず孕むことが肝要であった。
忍法・婦太形の場合も同様で相手を確実に孕ませることが求められた。
そのためムラサキは響子を確実に孕ませてしまったのである。
ムラサキは女の勘というよりも母親の勘ともいえる響子の勘はあなどれないと思った。
作中では響子はずっと惣一郎が自分の相手だと思っているので男女の間でのことのように表現しています。
しかし、実際にはムラサキが相手なのでフタナリ注意と警告しました。