※この作品はR-18です。

復讐のイリュージョン   作:もっち~!

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コナンに近寄る殺意Part1*

---江戸川コナン---

 

翌朝、事態が急転した。蘭が消えたのだ。部屋の鍵は掛かっていた。おっちゃんが鍵を壊して、部屋に入ると、蘭は部屋にいなかった。

 

「どこへ行ったんだ?」

 

パジャマを脱いだ形跡が無い。パジャマのまま、出掛けるとは思えないし。靴をチェックすると、一足も無くなっていない。パジャマで裸足?もっと、有り得ないだろう。復讐鬼が毛利家にキバを剥いたのか?

 

父さんへ連絡すると、目暮警部達とやって来た。

 

「毛利君、しっかりしろ!」

 

「警部殿…」

 

「あなた!蘭は?!」

 

蘭の母親である妃弁護士も来た。うん?誰が連絡をしたのだ?

 

「英里…すまん…朝起きたら、蘭が…」

 

「警部、どうして、蘭が?!」

 

「う~ん…1年前の事件絡みのようです」

 

「1年前?あの野郎が、逆恨みなんですね、警部殿!」

 

「落ち着き給え、毛利君。彼にはアリバイがある。宿泊先のホテルから、出ていないんだ」

 

って、当麻に監視が付いているようだ。警察もアイツを疑っているようだ。

 

「じゃ、誰が?1年前の関係者で残っているのは、アイツだけでしょ!」

 

当麻の狙いは何だ?いや、当麻以外に容疑者はいるのか?

 

 

 

---宗方当麻---

 

小猫ちゃんのパジャマを脱がせ、下着を脱がせた。きれいな身体だ。汚れが無い、未使用か?

 

「美和子、彼女に自慰の仕方を教えてやれ」

 

「はい…」

 

何か言いたそうな美和子。

 

「なんだ?何を言いたいんだ?」

 

「蘭ちゃんは関係無いでしょ?」

 

「かわいいから。それが理由じゃダメか?」

 

「ねぇ私だけを愛して…ねぇ、当麻!」

 

美和子をスルーして、蘭の頭を掴み、俺の股間に口を近づけた。

 

「まず、舌で舐めてくれ」

 

かわいい舌が俺のモノを舐め始めた。

 

「当麻…」

 

とても切なさそうな美和子の視線。

 

「わかっているよ、美和子。だけど、殺すよりかはいいだろ?」

 

「あ…そうだね。約束してくれる?蘭ちゃんは、絶対に殺さないって」

 

「約束する。こんなかわいい娘を殺す訳無いだろ?よし、次は口で頬張り、舌で転がしてくれ」

 

いいなりになる蘭。

 

「準備は出来たよ。じゃ、蘭の中にいれてくれよ」

 

ゆっくりと、蘭の中に入っていく。締まりは良い、絡み付きも良い。手の平を彼女の胸に…貼りのある乳房。だけど、柔らかい。軽く突くと、蘭が激しく突き返してきた。激しいのが好みか?

 

胸を揉みながら、乳首を弄びながら、突き合う。そして、

 

「フィニッシュはお口で頼むよ」

 

俺から離れ、俺のアレを口に頬張り、発射。ゴクリと飲み込む音がして、口から取りだし、舌で綺麗に舐め上げてくれた。やることがわかっているようだ。誰が教えたのだ?

 

 

 

---江戸川コナン---

 

手がかりがまるで無い。まさか、空間転移術か?ラノベじゃ、あるまいし。

 

「靴は全部あるのか…そうなると裸足か、持ち上げられたか?いや、カバンか何かに入れられて?」

 

ブツブツと独り言を言う目暮警部。

 

「警部殿!アイツに任意を掛けてください!」

 

って、おっちゃん。

 

「そうだな。そうするか」

 

「俺も同席していいですか?」

 

「それはダメだ。毛利君、君は警察では無いんだよ」

 

「ですが…」

 

納得できていないおっちゃん。

 

 

 

---宗方当麻---

 

1年ぶりに、取り調べ室に呼ばれた。何の容疑だ?また、送検するのか?

 

「毛利蘭君を知っているね?」

 

「誰ですか?」

 

「昨日のショーで、君の相手をした女性だよ」

 

「あぁ、そういう名前なんですか?初対面なので、名前は知りませんでした」

 

「で、今、彼女はどうしているんだね?」

 

「まさか、誘拐の容疑ですか?ソレとも拉致監禁の容疑かな?」

 

「で、彼女はどうしたんだ?!」

 

語気を強める刑事。

 

「知らないですよ。昨日が初対面ですよ。まさか、俺がナンパしたと思っています?じゃ、ホテルの部屋を調べてみてくださいよ。って、既に調べているかな?無断でね」

 

コイツらのヤリ方は分かっている。俺を犯人にしたいのだ。証拠なんか、要らない。この国の警察は心証だけで、起訴、送検するんだから。それは前回に学んだ。

 

「これって、任意ですよ?帰っていいですか?それとも、前回のように、今日中に逮捕して起訴、送検ですか?」

 

「まだ、恨みに思っているのかね?」

 

「当たり前でしょ?俺の彼女と、俺の子供を返してくださいよ。いつになったら、返してくれます?」

 

「う~ん…今日は泊まっていってもらう」

 

「あぁ、ショーで使う小道具が壊れていたら、損害請求をしますからね」

 

「注意するよう言っておく」

 

手遅れだろうな。怪しい箱は壊しても捜査するし。

 

「後、弁護士先生を呼んでくれますか?」

 

「誰だね?」

 

「妃英里先生ですよ」

 

驚いた顔をする警部さん。こちらも用意はしているんだよ。

 

◇

 

弁護士先生は偉大である。留置場に泊まる事無く帰れた。だけど…ホテルの部屋は悲惨な状況であった。物が出しっぱなしの上、小道具が分解されていたり、破壊されていたりしていた。

 

「これって、損害請求できますか?」

 

「えぇ、できます」

 

「後、1ヶ月位公演をキャンセルした場合の損害も請求したいです。ショーに差し障りがありますからね」

 

「わかりました、鈴木財閥と相談の上、警察へは請求をします」

 

って、妃弁護士の隣に、あの時の探偵が現れた。

 

「うん?弁護士先生は、探偵さんとグルなんですか?」

 

「おい!貴様!娘を返せ!」

 

探偵さんが襲い掛かって来た。ここは、やられておくか。胸倉を掴まれ、投げ飛ばされて、馬乗りをしてきた。

 

「おい!蘭はどこだ!」

 

「何の話ですか?」

 

ゴツン!

 

頬に拳が入った。痛い。パンチは受け身が取れないからな。

 

「もう一度訊く!蘭はどこだ!」

 

「知らないですよ」

 

ゴツッ!

 

頬骨が痛い。ヒビ言ったかな?

 

ドタドタとした足音。俺を監視していた刑事達が踏み込んだようだ。

 

「毛利さん、お気持ちはわかりますが、ダメですよ」

 

探偵が俺から引き離された。

 

「やはり、その探偵は警察サイドなんだな。慰謝料を請求させて貰うよ。頬骨が痛いし。顔の腫れが引くまで、公演は中止にする。損害請求は探偵と警察に出すからな!」

 

「んだとぉぉぉぉ~!蘭を返しやがれぇぇぇ~!」

 

警察に引き取れていく探偵。部屋のドアを閉め、弁護士先生と二人きりになった。

 

「で、あの探偵とグルってことは、あなたも警察サイドですか?」

 

「お願い…娘を返して…」

 

俺に泣きすがる弁護士先生。娘?まさか、蘭の母親か?そうか、夫婦別姓ってやつか。それは、見落としていたな。

 

「ですから、意味がわかりません」

 

 

 

---妃英里---

 

ここはどこだろうか?宗方氏と会話していたはずだが…

 

グチュ…グチュ…

 

音がスル度に悶悶とする。え…目の前に蘭がいて、私と貝合わせをしていた。なんで、蘭が…ここはどこ?身体が動かない。声も出ない。どうして?全裸である。蘭とプレイしている。どうして?混乱する私。

 

「妃先生は娘さんと、プレイを愉しむ趣味があるとはね」

 

宗方氏の声。視線を横に向けると、カメラで撮影されていた。

 

「あっ…あぁぁん…」

 

蘭の喘ぎ声…

 

「はぁはぁはぁ…準備出来ました」

 

蘭が向かう先には宗方氏がいて、立位で蘭と交わっていた。積極的なのは蘭の方であった。

激しく腰を動かし、彼の唇に何度もキスを重ね…段々とドラミングのペースがオチていき…蘭が果てた。

 

「では、次は妃先生の番ですよ」

 

蘭を優しく受けとめ、ベッドへと横たえた。ここはホテルの部屋なのか?

 

「なるほど、子供を産むと緩くなるんですかね?蘭のような締まりはないですね」

 

娘と比較されている。って、いつの間に入ったんだ?彼が私の上にいて、乳首を舐めていた。

 

「はっ…乳首が立つんですね。意外にイヤらしい身体なんですか?妃先生」

 

あぁぁぁぁ…力強い突き。男を忘れていた身体がリブートし、メスになっていく。彼のモノを口に頬張り、ビンビンに立った後、背後から突き上げて貰う。

 

復活した蘭が前から、私を襲う。彼の腕は蘭の背中に回り、蘭のお尻を撫で回していき…

 

気が付くと、自分の部屋にいた。夢だったのか?

 

ベッドサイドには彼のメモ。

 

『また、親子丼を愉しみにしています』

 

と、書かれていた。

 

 

 

---江戸川コナン---

 

おっちゃんが傷害の現行犯として、逮捕された。被害者は宗方当麻だそうだ。ホテルの彼の部屋に押し入り、ボコボコに殴ったらしい。そのせいか、公演は1ヶ月半ほど延期になったそうだ。

 

「宗方当麻、暴漢に襲われ、重症。頬骨にヒビが…だそうだ」

 

ネットニュースに目を通す父さん。

 

「警察もホテルの部屋を捜査した折りに、小道具を壊して、損害賠償請求が2億円だそうだ。まったく、何をしているんだか」

 

「徹底的に捜査したんじゃないのかな?怪しい箱は分解して、中を見るとか」

 

手品師の持ち物にそれはダメな行為だ。種の小道具の値段なんて、言い値に近い。値段の付けられない種もあるし。

 

「で、コナン君は、どう打って出るんだ?」

 

って、父さん。

 

「手がかりも無しに、対峙するのは避けないとね。相手の出方がまるで読めないし」

 

蘭を誘拐しておいて、弁護士に蘭の母親って、悪意からか?知らなかったのか?

 

「あぁ、先生、来ていらっしゃったんですか?」

 

外出中だった昴さんが戻って来た。

 

「あぁ、現地入りって感じだよ。で、何かわかったかな?」

 

父さんは昴さんに何かを頼んでいたようだ。

 

「いや、わからないことだらけですね。彼のヤサがまずわからない。ホテル以外に、ヤサがあるはずです。蘭さんを置いておく部屋がね。ちょっと、部屋で、ネットで調べて見ます」

 

昴さんが部屋に戻っていった。

 

「何を手がかりに探してもらったの?」

 

父さんに訊いた。

 

「彼の生い立ちだよ。彼は、宗方家に婿養子として入ったんだ。2代目宗方史郎の婿としてね」

 

当麻の彼女である宗方仄もマジシャンで、その父初代宗方史郎もマジシャンだったそうだ。初代の方は脱出マジックを披露している最中に事故死したと言う。所謂、脱出失敗だそうだ。

 

「養子に入る前は、田辺当麻って言う初代の弟子だったそうで、得意な手品はハンドパワー系だったらしい」

 

魔法使いでは無く超能力者か?

 

「超能力があったの?」

 

「わからない。引っ込み思案な方で、人前で披露したことがなかったらしい。そこで初代が、彼に海外で修行して来いと送り出したようなんだ。クローズアップの勉強を本場のイギリスでね」

 

クローズアップかぁ…錯覚や思い込みを利用するってことか。

 

「彼には、初代の住んでいた屋敷周辺を調査してもらっていたんだ」

 

「あれ?娘さんの方はアパート住まいだよね?」

 

「あぁ、屋敷は、当麻が相続したんだよ。一流の仲間入りをしたら、家族と共に住む為にね」

 

あぁ、下積み生活だったから、アパート住まいだったのか。

 

父さんとあらゆる可能性を論じ合い、時間を経つのも忘れてしまった。これが、敗因と言えば、言え無くも無い…

 

「ただいま」

 

母さんが帰宅した。時計を見ると0時近くである。あっ!飯を食っていないぞ。

 

「食事?え!こんな時間だよ。何をしていたのよ、二人共。って、昴さんは?」

 

あぁ、そう言えば。

 

「部屋で調べ物があるって…」

 

「昴さんも時間が経つのを忘れたのかしら」

 

母さんが昴さんの部屋へ…暫くすると、母さんの悲鳴が…

 

「いやぁぁぁぁぁ!」

 

俺と父さんが母さんの元へ向かうと、昴さんの部屋の床は、真っ赤なカーペットを敷いたように見えた。これって、ストローニードルか…

 

「しまった!」

 

父さんが現場を荒らさないように、昴さんの首筋に指を…首を横に振る父さん…父さんがスマホで、どこかに連絡をした。警察では無いだろう。たぶん…

 

◇

 

暫くすると、FBIの日本支部のメンバーと、安室さんがやって来た。

 

「まさか、アイツが…どうしてだよ。アイツを殺すのは俺だけのはずだぁぁぁぁl」

 

安室さんが慟哭していた。

 

「確かに…ストローニードルです。死後1,2時間って処か…」

 

ジョディさんが涙を目に溜めて、冷静に目視でも検死をしていく。

 

「まさか、彼が術に嵌まるとは…」

 

父さんの顔からは血の気が抜けていた。それほど、驚愕な事実が目の前にあった。

 

「今度の敵はヤバ過ぎるだろ…」

 

安室さんが、昴さんの…赤井さんの遺体に縋りついていた。

 

「ウチで引き取っていいですか?」

 

安室さんが、赤井さんの上司であるジェイムズさんに訊いた。

 

「彼の死の真相を…お願いします」

 

安室さんがスマホで、指示をし始めた。まさか、FBIの凄腕捜査官すら、手に掛けるとは…

 

 

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