※この作品はR-18です。

サーヴァントたちとの日常〔完結〕   作:のねむ

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少しばかりタイムリーになっちゃったかな?


恋人は元銀河警察 ~謎のヒロインXX~

「うわぁ……再現度高いや……っ!」

 

 カルデアのマスター・藤丸立香は、目の前に広がる光景に歓喜の息を漏らしていた。それもそのはず。彼の目に映るは、地(・)元(・)の(・)街(・)並(・)み(・)だ。……しかし立香が零したように、この街は本物ではない。この街はカルデアのスタッフが作った作りモノの街なのである。

 

 藤丸立香は魔術師ではなく、ただの人間だ。同年代の少年もこんな状況に放り込まれては、故郷が恋しくなる時が来るだろう。しかし帰ることはできない。ならばせめて……と思ったロマンが基盤を作っていたのだ。しかし彼がいなくなったことで中途半端になっていたのを、カルデアのスタッフが仕事の合間を見て少しづつ手を加えていき、つい先日シオンの協力を経て完成へとこぎつけたのである。そうして出来たのが、いつぞやの思考実験装置廉価版そのver2だ。

 

「……懐かしいなぁ……」

 

 地元そのものではなく、"限りなく地元に近い人工の街"ではあるが、それでも彼らには感謝の言葉しかない。故郷が恋しくなることもあった。家族や友人と会いたいと、帰りたいと思ったことだって幾度となくある。それでもそんな弱音は吐けなかった。

 

 しかしロマンをはじめとしたカルデアスタッフの努力のおかげで、故郷の空気を味わうことが出来る。親しい人々には会えないが、それでも立香にとっては嬉しく、そして泣きたくなるほどの感動だった。

 

「こんにちはっ!」

「あぁ、こんにちは」

 

 すれ違う人に挨拶を掛ける。これもプログラムされたものだ。時間帯に合わせて数パターンの会話がインプットされている。タイミングによっては同じことしかいわないが、それはしかたない。行動範囲もこの街の敷地内のみ、言い換えれば箱庭だ。しかしそれでも懐かしさに浸るには十分。

 

 地元の雰囲気を噛み締めながら、自分に宛がわれたアパートへと向かう。カルデアから物資を少し持ち込んだりしている為、実質1人暮らし用アパートのようなもの。この空間のみ、自身のバイタルチェックはなく、あるのは精々自分が発する危険信号のみ。監視の目もない。今日はのんびりとこの部屋で過ごそう――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――で、なんでいるの?」

「なっ、酷いじゃないですかっ!? 私とマスターくんの仲ではないですかっ!」

 

――としていたはずの部屋にいたのは謎のヒロインXX。まるでその部屋が実家であるかのようにくつろぎ、持ち込んでおいた煎餅をバリボリと食べていた。しかもお茶まで入れて。その相変わらずの傍若無人な振る舞いに怒りを通り越して呆れが来る。

 

「……はぁ。もういいよ」

「えへへ~。流石はマスターくんっ! 心が広いですねぇ~」

 

 溜息をつきながら、立香は床に鞄を下ろす。……彼女とはそんな悪い仲ではない、というより恋人関係にある。まぁ彼女1人くらいなら別にいいか……、そう思って立香はXXを放置することにした。

 

「にしてもちょっとこのお茶熱すぎましたねぇ~。汗が滲み出て来てますっ」

 

 ぱたぱたと手で仰ぐXX。その姿に、立香はドキリとしてしまう。普段のスーツを着ていない、ほぼ水着状態である彼女。Xの時とは明らかに違うその肉感的ボディを見せつけるように、足の向きを変えたり、胸元の汗を拭ったりしている。非常に目の毒だ。なにより先ほどからチラチラとこちらに視線を送っている……、彼女は何がしたいのだろうか?

 

「それじゃ、オレはちょっと横になってるからXXはそこでくつろいでていい――」

「――なんでさっきっから視線送ってると思ってるんですか!? 気付いてくださいよっ!」

 

 寝室に敷いた布団で横になろうとした立香に、XXは頬を紅潮させながら声を大にして訴える。少し面倒になって来た立香は、率直に彼女へ問いかけた。

 

「――ちょっと何言ってるのかわからないんだけど?」

「いやいやっ! どう見ても誘(・)っ(・)て(・)る(・)んですけど! さっきからチラチラ視線送ってるじゃないですか!」

「ふーん。そうなんだ」

「ふーんじゃなくてっ!」

 

 立香は気付いていたのだ。先ほどからXXが送っていた視線……、それはSEXがしたいという合図。というのも立香と恋人であるXXはもうSEXした仲であり、彼とのSEXは彼女のストレス解消にも役立っているのである。しかもその回数は二度、三度ではない。彼女は時折、休みの日に『ちょっと買い物にでも出ようかな』というようなノリで求めてくるのだ。

 

「冗談だよ。……溜まってるんだ?」

「そうですよー。お願いしますよ、マスターくんっ」

 

 目を潤ませて懇願するXX。立香はXXの肉付きにムラっとをしながら、彼女に身体を向ける。

 

「――いいよ。おいで?」

 

 先ほどの穏やかな瞳から一転、獣欲に染まったギラついた視線をXXに向ける。彼の答えに、XXはパァァ……と顔を輝かせ、彼女も身体を向かせ、にへらと笑った。

 

「えへへ……お願いしますね」

「……まぁオレもしたくないわけではないし」

「っ、んうぅっ」

 

 XXの頬に手を添え、彼女の蕩けた顔を堪能すると、麗しい唇を了承も得ずに奪った。舌と舌とのSEXが始まる。ぶちゅっ、べちょっ、れろぉと卑猥な音を立てながら、品性の欠片もない獣欲塗れのキスに二人は没頭していく。

 

ぶちゅっ ちゅぱっ ちゅぅぅっ ぶちゅれろっ れろぢゅうぅぅっ

 

 XXの腕が首に回され、身体が密着する。X時代にはなかったその豊満な胸をぎゅっぎゅっと立香に押し付けるXX。まるで性交を強請る浅ましい雌のように。飲み切れなかった唾液が唇の隙間から漏れ、彼女の喉を伝って胸元へと流れていく。

 

 立香の手はすでにXXの頭から離れ、彼女の背と臀部へと伸びていた。露出したなだらかな曲線を描く背に、丸々っとした肉感的な尻肉。その感触を堪能しつつ、彼女との接吻に酔いしれる。

 

「ぷはぁ……マスターくんとのキス……病みつきになってしまいます」

 

 離れた唇に唾液の虹を作りながら、XXは顔を赤く染めて甘美な快感に浸る。いつも行為の始まりはキスから――いつしかそんな決まりが二人の中で出来上がっていた。そして次にとる行動も勿論予定調和であって――

 

「XXの胸……何回揉んでも飽きないよ。大きくて、柔らかくて……」

「んんっ……! マスターくんっ、いつものように大胆にしてきますねっ。それも、んっ……いいんですけど……」

 

 白い水着に包まれた双乳を欲望のままにこねくり回す。掌にギリギリ収まらないその大きさ。柔らかさと弾力、ハリを手で感じながら、彼女の胸の感触を堪能する。次第に布の下にある乳首が勃起してきているのが感じ取れた。

 

「マスターくんも脱いで……」

 

 XXに促され、上半身の衣服を脱ぐ。最近鍛えているだけあって、細身であるものの筋肉がついており、腹筋も割れている。これも鍛錬の賜物だろう。そんな上半身裸の彼の乳首にXXは顔を寄せ、その突起を口に含んで吸い始めた。

 

「っ……」

「ちゅぱっ、ちゅっちゅぴっ、気持ちいいですか? マスターくん」

「う、うんっ……!」

 

 ワザと音を発てるように、自身の唾液を立香の乳首に塗していく。自分と同じく彼もここは敏感なんだな、と思いつつざらついた舌先で擦り上げる。ただ今は自分が立香を責めている状態、自身に対する快感が無く、もどかし気に太腿を擦り合わせる。

 

「んちゅっ、そろそろマスターくんにバトンタッチします。お願いしていいですか?」

「うん」

 

 

 

 

 

 

 XXは帽子、服を脱ぎ去って全裸になり、後ろで縛っている髪を解く。普段の恰好とは違って大人っぽさが滲み出る。立香も同様に生まれたときの姿になった。こうして見ると、中々に男らしい身体をしている彼に内心ドキドキを隠せない。今日もこの身体に抱かれると思うと、下腹部にある女の大事な部分が疼いて止まらなくなる。準備を終えた二人は寝室に敷いた布団の上で身体を重ねた。

 

「私、マスターくんのこと、好きですよ?」

「……それは"オレの身体"がってこと?」

「もう、意地悪ですね。そんなわけないじゃないですか」

 

 立香の返答にムッとしながらも、彼に唇を奪われ気分が良くなる。自身の身体に覆いかぶさる立香。彼の手が自身の剛直に添えられ、膣穴に狙いを定めている。普段ならもっと愛撫に時間を取るが、今日はそんな余裕はない。一刻も早く、彼と繋がりたかった。

 

 前技なしでもうXXの秘部は濡れそぼっていた。それを確認し、立香は腰を推し進めていく。ぬるっとしていながら、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる膣に、ブルブルと震えるほどの快楽が昇って来る。

 

「XXの中っ……熱いっ……」

「は、入って、来ますっ……!」

 

 膣壁を抉りながら侵入してくる肉棒に、XXは歓喜の声を上げる。これを待っていた。この快感を、彼の熱を。

 

(きもち、いいっ……!)

 

 子宮口を突く彼の逸物。その衝撃に、身体がビク付く。そして与えられる快楽に、XXは恍惚の表情を浮かべていた。なにより、恋人に欲されるということが至極の幸福感を産み出す。

 

「いく、よ……XXっ……!」

「は、はいっ……おねがい、しましゅぅ……!」

 

 緩い動きで腰が動き出す。まるで彼女の膣のヒダの感触を堪能するように、スローなスピードで肉棒が膣壁を擦る動く。愛液によって滑りやすくなった膣内は、XXだけでなく立香にも多大な快楽をもたらし、彼から精を頂こうと浅ましく強請る。

 

「くぁっ……締め付けが強すぎるよっ……XXっ……!」

「だ、だってぇっ、私だってマスターくんがっ、ほしくてっ、愛し合いたくってっ、堪らなかったんですよぉっ……!」

 

 正常位もほどほどに、対面座位へと移行する。XXは覆いかぶさっての正常位よりもこの体位が一番好きだった。互いに抱き合うことができ、顔も近く、キスも出来るこの体位が、一番"愛し合っている"と実感させてくれる。

 

 豊満な自身の胸が彼の逞しい胸板によって淫らにつぶれる。互いに流した汗がローションの代わりを果たし、動きやすさに拍車をかけてくれる。立香の肩に顎を乗せ、目を閉じて、彼を感じている時なんてもう堪らない。身体のみならず、心さえもずぶずぶに蕩けていってしまいそうだ。

 

「はぁっ、んんっ……はぁぁっ、んぁっ……」

 

――気持ちいい。疲れた身体と心に、彼というエネルギーが流れ、満たしていく。打ち合う肉の音が心地よい。痛いくらいに屹立した乳首が彼の胸で擦れる度に、快楽の電流が身体を奔る。もう抜け出せない。疲れ切った社会人が毎日栄養ドリンクをガブ飲みして自らを元気づけるように、XXも彼から想いを貰っているからこそ毎日頑張れる。

 

 彼は知っているのだろうか。今自分が、XXがどれだけ藤丸立香に依存しているのかを。もう彼以外とは契約する気などないことに。彼が他の女性サーヴァントといるだけで酷く嫉妬してしまうことに。すべてが終わったら彼と共に生きようという算段を立てていることに。

 

「XX……はぁっ、すき、だっ……」

「! ……私もっ、マスターくんのことっ……大好きですっ!」

 

 互いに腰を動かしながら、想いを吐露する。それだけで胸がより熱く、燃え上がっていく。世界には自分達二人だけ。そんな錯覚さえしてくる。

 

「はぁっ……XXっ……俺っ、もうっ……!」

「私もっ、イキ、そうっ、ですっ……! このままっ……」

 

 より強く抱きしめながら、絶頂の頂へと昇り詰めていく。息使いが、鼓動がシンクロし、二つの身体が一つになる。

 

「ぐっ……! 出るっ……!」

「あっ、くっ! うぅっ……!」

 

――やがて二人の動きが止まり、激しく痙攣しだす。XXの膣内では立香の肉棒が激しく脈動し、大量の精液を彼女の中へと流し込んでいく。子宮内の心地よい熱に、XXはくたぁ……と彼の肩に顎を乗せ、絶頂の余韻に浸る。

 

 荒い息使いだけが、部屋に木霊する。互いの肢体を流れる汗が、相手の熱い鼓動が、なんとも心地よい。

 

「んっ……マスターくん、しばらく、このままで……」

 

 目を閉じ、立香の存在を全身で感じながら、XXは気が狂いそうな幸福感に浸る。彼の中で一番のサーヴァントであるのは、一番の女性であることを噛み締めていた――

 

 

 

 

 

 

◇

 

 

 

 

 

――行為を終え、身を清めた二人は一つの布団でその身を包む。

 

「マスターくん……あの、ぎゅってしてもらってもいいですか?」

「いいよ、XX」

 

 XXのお願いに立香は二つ返事で答え、彼女の身体を抱きしめる。自分よりも小さな身体。サーヴァントでなければ多くの敵と戦ってきた強者だとは到底思えない。今立香の前にいるのはただの女の子だ。彼の腕の心地よさにXXはくすりと笑うと、瞼を閉じてその身を任せる。

 

 誰にも邪魔されない、二人だけの世界で過ごす甘いひと時。いつか、この時間が現実の世界でも過ごせると信じて――




シチュが被ってきてそうなので、いろいろと考え中です

オリ鯖として某暴走真祖(偽)とか考えてたり
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