エロ控えめのギャグなので注意
次はジャンヌ・オルタ予定
「来てくれっ……!」
――今、立香の眼前では召喚機を用いた英霊召喚の儀が行われていた。サーヴァントとしての格が高ければ高いほど、召喚できる可能性は低い。そしてその日、立香が召喚しようと思っていたサーヴァントが召喚しやすい予兆が現れたとの報告を受け、こうして必死に召喚を行っていた。
もう召喚に必要な素材が底を尽きる。出来ることなら尽きる前には来てほしい。立香には祈ることしかできない。
(頼むっ……!)
召喚機が眩い光に包まれ、視界が白に染まる。その光に思わず目を瞑る立香。ゆっくりと開いた視界には白い煙と何者かの気配。
――まだ油断はできない。ようやく召喚に成功したかと思いきや、望んだサーヴァントではないサーヴァントが来る場合だってある。もう来なくていいんだ謎のヒロインXっ……! すでに宝具は最大まで強化済。お前じゃねぇ、座ってろ。 期待半分、不安半分の心情で煙が晴れるのを待つ。そこにいたのは――
「問おう――」
美しい金髪の可憐な少女の姿をしたセイバーのサーヴァント。それは立香が待ちに、待ち望んでいたサーヴァントだった。
「貴方が私のマス――」
「いやったぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!!!!」
「っ!?」
立香の歓喜の声にビクっと肩を跳ねさせるセイバー アルトリア・ペンドラゴン。
「やったぞぉぉぉっっっ!!!! ついにっ……! ついにぃぃぃっっっ!!!――」
「――ぁぁ……」
叫び声を上げたと思ったら、そのまま膝から崩れ落ちる立香。その目は虚空を見上げていた。その光景をマシュもアルトリアもただ眺めていた。
「……」
「……」
「この空虚……おい、家康……起き――」
「先輩、BASARAの石〇三成ごっこはそれくらいにしてください」
「あ、はい」
マシュの呆れた声に、立香は普段の顔に戻り、こほんと一息。そして怪訝な視線を向けるアルトリアに向き直った。やっとお迎えができた……念願のこのときを待っていたんだ。セイバーの中でも最強と言われる彼女を。
「ようこそ、カルデアへ。オレは藤丸立香、カルデア唯一のマスターです……っとひとまずこの辺で。マシュ、案内頼める?」
「わかりました。それではアルトリアさん、こちらへ」
「え、は、はいっ」
ささっとアルトリアを連れてマシュが召喚室から退室する。彼女たちの後姿を見送りつつ、立香はう~んっと背伸びをした。緊張の糸が解けたこともあり、身体が怠い。そうだ、今日はもう休もう。
「さて、オレも一休み――」
「はいはいマスターっ♪ ちょっとお待ちくださいませっ♪」
マイルームへ向かおうとした彼の前に現れたのはシバの女王。その姿を視認した立香は露骨に嫌な顔をした。
「ごめん、今日は休ませて――」
「そうは問屋が卸しません! だってたっぷりとツケが溜まってるんですもんっ」
そういってシバの女王が見せたのは、今まで立香が召喚の素材の為の費用の用紙。……というのも普段、召喚の素材というのは立香のなけなしのお金で揃えていたのだ。レイシフト先で手に入れた物を売却したりして集めた金では到底足りず、シバの女王から援助してもらっていたのである。これも他のサーヴァントは立香のことを考え、金を貸さず、唯一貸してくれたのが彼女だけだったというのもあるが。
「ま、もうちょっと待ってシバの女王……! 今月はもうピンチで……」
「ダメで~す♪ 毎度毎度それじゃないですか! もうツケ溜りまくってるんですっ」
シバの女王も立香の金銭状況は十分に理解している。だからだ。だからこそ、彼に美味い話を持ってきたのだ。そして無論、美味い話には裏がある。
「で、これが利息ですぅ~」
「え、利息……?」
シバの女王から渡された利息分の用紙を見て、立香は目を驚愕で見開かせた。借りていた額よりも桁がいくつも違うのだ。その額はとんでもない額に、自身が一生を懸けても返せそうにない数字にまで膨れ上がっていた。
「あ、あれ……? こ、これって……?」
「え、利息ですよぉ。一十(一日で十割)なんですからキチンと返してくださいねっ、マスター?」
ニヤニヤ顔のシバの女王。対して立香の顔は顔面蒼白で変な笑い顔を浮かべている。彼はこの時ようやく理解した。彼女がただ金を貸すはずもない。自分は嵌められたのだと――
◇
「で、でも5000兆円なんてどうやって返せば……」
場所は変わり、立香のマイルーム。どうあがいても返せる金額ではない。今のような稼ぎ方法では明らかに足りない。臓器を売ったところで、この額の前には雀の涙だ。
「それは簡単ですよ~。マスターには文字通り
「……え"っ?」
≪ピンポーンパンポーン! カルデアの皆様っ! なんと今夜より、短期間限定営業フジマルソープが開店いたしま~すっ!≫
≪業界未経験! きちんとしたキスすらまだの童貞さんです! もう一度言います! DTです! さらにもう一度! D・O・U・T・E・Iですっ! FOOOOOO!!≫
≪以前魔術師になるなと言われていながら、このままだと十数年後にマスターは魔法使いになってしまいます!≫
≪どうかお優しい方! どうかお金で彼を救ってあげてくださいっ! 金額次第では本番、ゴムなし! 何でもオールOK!≫
≪さあ早い者勝ちですよぉっ! お早いご予約をお待ちしておりますぅっ!≫
「やめてくれぇぇぇぇっっっっ!!!」
カルデアの放送機器を利用しての宣伝。カルデア全体に広がる『藤丸立香=童貞』という情報に、流石の彼も悲鳴を上げる。シバの女王はマスターである藤丸立香に、女性向け風俗をさせようとしていたのだ。なんという卑劣! なんという狡猾! 鬼! 悪魔! ケモノミミ!
「そ、そんなことしたってオレの童貞なんて金で買える価値なんてないよ……」
立香はわかっていなかった。自身の初めてがどれだけの価値があるのかを。ここのカルデアには彼の人の好さに惚れこんだ女性サーヴァントが掃いて捨てるほどいる。互いに牽制しつつ、常日頃から彼の貞操は、野獣のような眼光で狙われていたのであった。
そして女は男にとって『初めての女』でいたがり、『最初で最後の女』でありたいと思っている。彼が知る女の身体は自分だけ、オンリーワンだ。しかし贅沢は言っていられない。意中の殿方とヤれると知った彼女たちがこの機会を黙って見過ごすことなど考えられなかった。
「そもそもオレの身体なんてここにいるサーヴァントたちに比べたら――」
「あ、ご入札ありがとうございまーす!」
「――うっそでしょ!?」
まさかの入札ありの言葉に立香は耳を疑った。なにせ童貞でフツメンくらいのそこいらにでもいそうな男子高校生なのだ自分は。女じゃあるまいし、そんな初物に価値なんて……と考えていた矢先の事にこれである。
「ではではセッティングと行きましょう~♪ しかも今回はなんと貸切ですよ~♪ いや~今回のお客様は懐が厚いっ♪」
「そ、そんな……」
なんと相手一人が営業本日一日を貸切るという前代未聞の話。それ以前にまさか本当に自身が買われるとは思いもよらなかった。上機嫌なシバの女王とは反対に、立香は不安でしょうがなかった。
◇
「……」
不安感が込み上げる。今、自分はバスとベッドがある一室でただその時を待っていた。風俗と言ったって、何をすればいいのかわからない。そもそもそう言った知識さえもないのだから。第一自身を買ったのは誰なのだろうか? 相手の名前も告げられぬままにこの部屋に押し込まれ、何も聞けずだ。
それにあのシバの女王のことだ。今日一日だけ営業ということは、今日だけで貸金をすべて回収するつもりなのだろう。相当高額な桁を吹っ掛けたに違いない。――だとしたらそれほどのお金を出せるサーヴァントは限られる。自分の中では思い当たる女性サーヴァントはいない。せめて女性であってくれ……! それだけが立香の願いだった。
コンコンッ
「っ!? は、はいっ! どうぞ!」
いきなり響いたノックに、立香はビクッと肩を跳ねさせて答えた。ごくりっと喉が鳴る。もしこのドアの向こうの相手がフェルグスだったら自分は死ねるが――。ドアがゆっくりと開いていく。その向こうから現れたのは――。
「マスター、待たせたな! 余のご登場だぞ!」
「ね、ネロっ!?」
現れたのはセイバーのサーヴァント、ネロ・クラウディウスだった。しかも赤のほうではなく、白のほうである。
「ふっふっふっ……、聞けばマスターを抱ける機会が訪れたと聞いてな! 余が身受けしてやったぞ!」
ガバっと抱き着くネロに、立香は嬉しさ半分に驚き半分だ。そして疑問が浮かんだ、彼女はそこまでの富を持っていたのか? 答えは簡単だ。彼女のスキルである『皇帝特権』の効果で、黄金律のスキルを取得し、巨万の富を得ていたのである。因みに女性のサーヴァントでそのスキルを持っているのはドレイクしかいない。ギルガメッシュやダレイオス三世が両刀使いではなくてよかった……!
「あ、あはは……、あ、ありがと……」
「さあ! せっかく余が身受けしたのだ! 時間は限られておる。存分に余を愛すがよい!」
「あ、う、うん……」
自身を見上げるネロの媚びたような笑みに、立香は狼狽える。ここで彼女を抱いていいものか……。いや、一応そういう店っていうことだし……。彼女も抱けといっているし……。心の中で葛藤する。しかしその葛藤を押し付けられる彼女の乳房がゴリゴリと削っていく。
「余が其方の初物を奪ってやろう。頼む……、今宵は余を愛してほしい……」
潤んだ瞳、上気した頬、彼女から漂ういい匂い。それらが己が雄の鎌首を持ち上げる。このまま彼女を抱いてしまってよいものか、と思考が巡り巡って混乱してしまう。が、
「マスターぁ……」
その媚びた熱の籠った声に、立香は理性を吹き飛ばした――
◇
「うぁ、はぁぁっ……」
甘い声が木霊する。ベッドに腰かけた立香の膝に座ったネロが、背後から回された彼の手によって胸を揉みしだかれていた。窮屈な服に包まれた乳房が、早く解放しろと言わんばかりに自身を誘惑してくる。立香の手に合わせて淫らに形を変えるその様に、今にも理性が崩壊しそうだった。
「お、オレこういうの、初めてだから、変だったら言ってほしいっ……」
「だ、大丈夫っ……! そ、その調子、だぞっ……! もっと熱く、余を愛せっ……!」
「っ……!」
「んうぅぅっっ!!」
ネロの言う通りにより強く、胸を揉みしだく。漏れるは彼女の嬌声。まるで楽器のチューニングをしているかのようにも感じられる。もっともそれとは酷くかけ離れたなんとも淫猥な行為ではあるが。服の上からでもわかるほどに屹立した乳首を指で引っ掻き、抓り、捻っては弄り倒す。
「んはぅぅっ! くぅぅっ……! あぁ……、マス、ターぁ……」
彼女の顔が蕩けていく。ピクピクと小さく跳ねるその小さな身体が、確かな快楽を得ていることを暗に知らしめる。頃合いだろうと、立香はネロの胸元のチャックを下げていく。ジジ……と音を立て、下がったチャックにより解放された谷間がむわっと熱気を立ち昇らせた。じんわりと汗を帯びた谷間に、立香はごくりと喉を鳴らす。しっとりを汗ばんだ谷間を滑り落ちる雫がなんとも色っぽい。
「脱が、すよ?」
「う、うむ……」
そのまま立香は彼女のスーツを脱がせていく。露わになる華奢な肩、白い肌に、豊満な乳房、すらっとした美脚。まるで彼女の存在そのものが芸術であるような気さえしてくる。勃ちきった桃色の乳首にたわわに実った乳に辛抱堪らず、立香はそのSEXアピールをしてくる魅惑の果実を鷲掴みにした。
「ひゃうぅぅっっ!」
蠱惑的で、雄を誘う脂肪の塊。立香もそれに魅了され、餅をこねるように揉み回す。やがて興奮が高まった立香は、次第に片手を彼女の下腹部へとずらしていく。そして、熱を帯びた下の唇へと触れた。
「んぅっ……、そこ、はっ……!」
「熱いよ……ネロ……」
陰唇に指を入れると、強い圧力を持って締め付けてくる。熱い媚肉が細指を生き物のように蠢きながら圧迫する感覚に、立香は高ぶっていく。確かな滑り気を感じながら、指で中を掻き回していく。くちゅくちゅと水音が次第に大きく鳴っていく。
「あ、あぁ……! マス――んぅぅっ」
昂る興奮に辛抱堪らなくなった立香は、乳房を弄んでいた手をネロの後頭部へと回し、自身の方を向かせて唇を奪った。瑞々しく、可憐な唇を欲望のままにむしゃぶりつくす。ロマンチックもなにもない、獣欲塗れのキスが二人の理性を木端微塵にする。
「んちゅっ、んう、ちゅるっ、んんっ……!」
唇の隙間から漏れるネロの嬌声がなんとも心地よい響きを奏でる。飲み切れなかった唾液が、ネロの下顎を伝って胸の谷間に落ちていく。
「んぁ……マスター、そろそろ……余の、中に……」
「ネロ……」
ネロの懇願に、立香は優しく彼女をベッドに横たわらせる。全身発汗した身体、湧き上がる熱気、見たことない色気を含む蕩け顔。そして膣穴からトロトロと漏れる白い本気汁。そのすべてが藤丸立香という雄を欲していた。
「ここだぞ? ああ……其方を感じさせてくれ……」
くちゅりと膣穴を指で開かせ、立香を導く。むわりと熱気を漂わせる美肉穴に、立香は彼女と同じ生まれた時の姿となっていきり立つ逸物を支え、そこに宛がう。亀頭が熱い陰唇に触れ、その熱さを感じながら、一気に腰を突き出した。
ぐちゅぅぅっっ!!
「んはぁぁぁぁっっっ!!!」
「あぁっ……これがっ、ネロの中っ……!」
一気に根元までねじ込まれる肉の槍に、ネロの嬌声が響く。挿入した途端に、肉棒をギチギチに締め付けてくる膣壁。ヒダの一つ一つがびったりと肉竿にひっつき、蠢いて射精を促してくる。初めて味わう女の味に、強烈な快感に立香は歯を食いしばって耐える――入れた瞬間に射精という事態はなんとしても避けたかった。
一方のネロはというと、肉棒をぶち込まれた快感に軽い絶頂を味わっているようで、身体をビクッビクッと痙攣させていた。
「あっ……あぅっ……お、おぉっ……!」
「ネロっ……動くっ……よっ……!」
寝ろの腰を掴み、ずちちっ……とゆっくりと肉棒を彼女の膣穴から引き抜いていき、ある程度まで出たところで再び腰を突き出す。一往復だけでもすさまじい気持良さ。SEXとはこうまで気持ちが良い物なのか。
「気持ちいいっ……ネロの中、とってもっ……!」
「あっ、んっ、んはぅっ……! そ、そうじゃろっ……! なにせ余だぞっ、最高の抱き心地に決まってっ、んんっ、るであろうっ……!」
ぱんっぱんっと肉を打つ音が木霊する。高まる射精感をただ抑えつつ、ネロという牝の身体を思う存分味わう。女性経験のなかった立香にとっては甘い毒のような味。虜になってしまうのも無理はなかった。
「ごめんっ……ネロっ……オレっ、そろそろっ……!」
「う、うむっ……あっ、ふぁぁっ、あぐっ、おっきっ……余も、まもなくだっ……! そのままっ……中に出すがよいっ……!」
子宮口を突かれる快感に、ネロも高みへと昇り詰めていく。立香も童貞にしては相当頑張った。意地か、はたまた彼女への想いからか……童貞であれば即イキしてもおかしくなったのだ。ここまで耐えられただけでも流石というべきだろう。
徐々に射精感がせり上がり、それに同調するように立香も腰の打ち付ける速度を速めていく。そして――
「っ! 出るっ!」
どびゅぅぅっっ!! どびゅるるるっ! ぶびゅうるうるるるぅぅっっ!!
「んぅぅぅぅぅぅぅっっっっっっっ!!!!!!!!!!」
子宮口に亀頭を押し付けての零距離射精に、ネロの子宮の中に立香の濃厚精子が流し込まれていく。自慰する機会にもあまり恵まれていなかったのか、濃すぎる大量の白濁が大きく脈う打つ肉棒から放たれ、灼熱がネロを襲い、絶頂へと導く。
陰嚢の中すべてを根こそぎ持っていかれるかのような甘美な快楽に、立香は悦に浸る。初めての性交、しかも避妊なし。かつ中出しだ。その快楽は計り知れないだろう。
「ぁっ……うぅ……」
「んっ、はぁっ、はぁっ、んふぅっ……ふぅ……」
絶頂の余韻に浸る二人。緩慢な快楽に身体が満ちる中、熱い吐息を漏らし続ける。
「ど、どうであった……、余の身体は……? ふぅ、んふぅ……極上だったであろう……?」
「う、うん……ありがとう、ネロ……」
「うむっ! と、ところで……まだマスターも満足してはなかろう?」
「うっ……」
ネロがきゅっと膣壁を締める。いまだに硬さを保ち、絶頂直後の鋭敏な肉棒を刺激され、立香が呻く。その反応にネロはニヤリと笑った。
「まだ時間はたっぷりあるぞ。もっと余を愛するがよいっ! なにせ嫁なのだからな! 余はっ!」
「う、うんっ……じゃ、じゃあ……また、動くよ……ネロ」
「んぁっ! はぁっ、んっ、あっ、はぁっ……! そ、そうだっ、さ、さっきよりも上手くなっておるぞっ……!」
インターバルを挟んでの二回戦が始まる。マイルームに再び性交の音が響き始めた――
◇
――その後、まる一日買い取っていたネロによって、立香の借金は帳消しになった。
以降も立香で金稼ぎをするというシバの女王の目論見は露と崩れ去った。借金はすべて消え、童貞卒業できた立香はなんとも嬉しい誤算。もっとも彼の初めてを奪われた他の女性サーヴァントたちはハンカチを噛み、悔し涙を流していたが。これで立香も借金してまで召喚を行うということに懲りたはず――であった。
「来たぞぉぉっっ!! 傾国の召喚の機がっ! ネロっ! 頼む君だけが頼りなんだっ!」
「愛い奴め……、うむ、良かろう! 他ならぬマスターの頼み、いや夫の頼み! 存分に我が財力を使うがよいっ!」
ネロという嫁兼金持ちを得たことでより悪化していた。黄金律を持つネロも立香に頼りにされてまんざらでないのが、より拍車をかけている。召喚も出来、性欲も満たせ、嫁も得てしまったがシバの女王の何よりの過ちであった。
「そんなぁ……、ラクダの計画がぁ……」
「先輩っ! ネロさんも甘やかさないでくださいっ!」
「あ~……だめだね、こりゃ……」
嘆く女王と呆れるマシュとダ・ヴィンチを余所に、二人は召喚の儀を続ける。
「回転がすべてなんだ! こいっ! 黄金の回転エネルギーっ!」
「それでこそだっ! マスター……いや、あ、あなた……ぬっふっふっふぅっ!」
ダメ夫婦と化した二人。もう立香は宝具5になるまで文字通り回転は止まられなくなってしまったのであった――
「
「オレ家賃払ってないじゃんっ!」