※この作品はR-18です。

サーヴァントたちとの日常〔完結〕   作:のねむ

2 / 35
アビーの改変没作品です。
対して内容は変わりませんのでご了承ください。


一途に思う少女 ~マシュ・キリエライト~

「先輩……」

 

――夜。静まり返ったカルデア内。その中の一室、このカルデア唯一のマスター藤丸立香の部屋の前で1人の少女が立っていた。彼女はマシュ・キリエライト。その幼い容姿をしているが、れっきとしたサーヴァントである。

 

「……ごめんなさい、先輩……」

 

 ぽつりとそう呟くと、マスターの部屋に入っていく。無論室内は明りが付いておらず、暗い。耳を澄ますと微かに規則正しい寝息が聞こえてくる。どうやら相当疲れていたのだろう、ベッドの上に横になったまま着替えもせずに立香は寝ていた。

 

(先輩……ぐっすり寝ています……)

 

 マシュは足音を立てずにベッドに近づき、身体を乗せる。ベッドのスプリングが微かな音を発するも、その小さな音で愛しき彼が起きる様子はない。彼は基本眠りが深い傾向にある。余程の事がない限りは目を覚ますことはないだろう。四つん這いになり、起こさないようにゆっくりと彼に近づく。立香の顔の僅か数㎝上の位置にマシュの顔がある。

 

(綺麗な寝顔……。それに……)

 

 魅力的な唇。いつもはサーヴァントの皆に指示を出す口。皆に感謝を述べる口。皆を労わる口。時折彼の唇にマシュの視線が吸い込まれるように向かってしまうようになった。そしてそれが今、目の前にある。

 

(先輩、私を許してください……)

 

 目を閉じ、ゆっくりと、呼吸で上下する立香の唇に自身のそれを重ねた。ちゅっ……というリップ音、プルっとした感覚と共に、身体が幸福感で満ちていく。自分の初めての接吻を立香に捧げられたという実感が自身をさらに高揚させる。

 

(あぁ……幸せ……♥)

 

 口を離すと、今度は啄むように何度も触れるだけのキスを繰り返す。やがてそれだけでは物足りなくなり、彼の頬に手を添えて一回のキスの時間を長くしていく。マシュの身体は今やマスターの身体に重なるように乗っていた。豊満な乳房が彼の胸板に潰されて卑猥に形が歪む。彼の鼓動が、彼の体温が自身の身体に伝わって来る。それだけだというのに、身体が満たされていく。

 

 もっとしたい――口周りをチロチロと舐め回し、首筋、鎖骨と降りていく。上半身に纏っている服をはだけさせ、胸元から臍まで。そして――

 

(脱がし、……ますね……)

 

 カチャカチャとベルトを外し、下着ごとズボンを下ろす。出てきたのは萎えた巨根ペニス。独特の臭いとそのグロテスクな肉棒を目の前にマシュ頬を染め、熱い吐息を漏らす。くんくんと鼻を鳴らし、その匂いを堪能する。なんともイヤらしい匂い……もっと嗅いでいたくなってしまう。嗅覚で堪能するもほどほどに、その肉棒に小さな手で触れてみた。

 

(ん……変な感触です……)

 

 ゴムのような感触。しかし不快ではない。むしろ好ましいとさえ思えた。そんな醜悪な肉の槍に顔を近づかせ、恐る恐る舌を伸ばす。ペロっと舐め、そして先端の一回り太い部分から幹の部分まで余すところなく嘗め回していく。

 

「ん……へぇろっ……」

 

 ペロペロとキャンディーを舐めるかのように小さな舌を這わせる。変な味……だが不味いというわけではない。むしろ美味しいとまで感じる。下腹部が熱を持って疼き出す。その心地よい疼きに見悶えながら、ベロベロと唾液を塗す。

 

「先輩……♥ あぁ……先輩っ……ペロっ、レロォ……♥」

「ぅっ……」

 

 敏感な部位を突如として襲う感覚に立香は小さく呻く。だが起きる様子はない。それを確認するとマシュは再び舐めるのを再開する。ゆっくりと丹念に……。すると徐々に肉棒が硬さを帯びてきた。

 

(気持ちいいんですね、先輩?)

「はむっ……♥ むちゅっ……♥」

 

 自身の舌で気持ちよくなってくれている――それがなんとも嬉しい。気分を良くしながら、今度は先端を咥えてみる。中々の大きさ、しかし口に入らないわけではない。頬張るように亀頭を咥え、内頬の粘膜を擦り付けるようにしながら舌で快感を与えてく。時折口から出しては幹を舐め、先端の尿道に舌をねじ込む。肉棒がカチカチからガチガチへと硬さが変わっていく。

 

(凄い大きくなってきました……♥)

「っ……はぁっ……はぁっ……」

「んふっ……♥ チロチロ……♥ んぺろっ、ちゅぱっ……ぶぢゅぢゅっ……♥」

(出そう、なんですか……? このまま出してください、先輩♥)

 

 立香の息が荒くなってきたのを見計らって、舌と口をより激しく動かす。じゅぷじゅぷと口から漏れる唾液が音を発し始め、室内を淫らな音が支配する。口で肉棒を愛撫しながら上目で彼の様子を伺う。

 

(先輩♥ 先輩……♥)

 

 口の中で肉棒がビクビクと震える。そして先端がわずかに膨らみ――

 

 

ぶびゅぅっ! びゅくっ! びゅびゅびゅぅぅっっ!!

 

 

「んんっ……!♥」

 

 マシュの小さな口の奥に精液が吐き出される。一瞬マシュは驚くも、そのまま喉を鳴らして口内に出される精を躊躇うことなく呑んでいく。喉を通る白濁の粘り具合、それだけで下腹部がより強い熱を帯びてくる。

 

「ぁっ……んぅ……だ、れ……?」

 

 目を覚ました立香が目を凝らしながら薄く目を開け、違和感のある下半身を見やった。そこには自身の大切な後輩少女が、自身の醜い肉棒を咥えている光景だった。混乱する頭が徐々に覚醒していく。やがて事の重大さに気づいた。

 

「ふふっ♥ おはようございます、先輩♥ 凄い濃厚でした♥」

「え? ま、マシュ!? な、なにして……?」

「先輩のペニスを舐めてました♥ 気持ち良かったですか?♥」

 

 顔を紅潮させ、ほほ笑むマシュ。その顔は年若い少女の顔ではなく、雄を求める牝のものだった。まるで幼いサキュバスのような彼女が見せた痴態に、立香の中の生殖本能が自身に訴えてくる。目の前の牝に精を注ぎ込めと。

 

「だ、駄目だよっ、マシュっ。吐き出すんだっ……!」

「ダメですよ、飲んじゃいましたから♥ ふふ……それに先輩……お楽しみはこれからですよ♥」

 

 射精による脱力からか、身体に力が入らない。そんな立香をよそに、マシュは自身のスカートに片手をかけ、捲り上げる。そこには股布がビショビショに濡れたタイツ越しの股間。尿ではない、生臭い匂いがわずかに漂っている。

 

「こっちはもう我慢の限界なんです……。ほら先輩、私濡れてるんです♥ だから……エッチもさせてください♥」

「……っ!? マシュっ……!」

 

 蕩けた表情でタイツ事下着を脱いでいくマシュ。覆う物が無くなった彼女の股、薄っすらと陰毛の生えるの恥丘に視線が固定され動かせない。そこからはトロトロと愛液を垂らし、ベッドのシーツを汚していた。彼女の身体はすでに女へと変わりつつあった。

 

「許してください……先輩。私……もう我慢できなくて……、先輩が欲しくて欲しくてたまらないんです……♥」

 

 膝を立たせ、自身の小さな膣穴に肉棒の先端を擦り付ける。穴から次々に漏れ出る愛液が肉棒を伝い、根元にある陰毛すらも濡らしていく。触れる亀頭の感覚に、マシュは酔いしれる。もう間もなく立香ので自身は女になる、という未来に幸せを感じていた。そしてそれがまもなく現実のものになる。

 

「っ! だめだっ、マシュっ! 君にはまだ――」

「い・や・です♥」

 

ミチッ……ミチッ……

 

 マシュは肉棒に手を添え、向きを固定させると、ゆっくりと腰を落として小さな膣穴に巨大な肉棒の先端がねじ込んでいく。明らかにその小さな穴に入るサイズではない。それでもマシュは立香を愛しく思うが故に、動きを進める。

 

「あっ……! あ、マシュっ……! 入ってっ……!」

「あぁっ……♥ マスターっ……♥」

 

 ブチブチと膜を破る様子が肉棒越しに伝わって来る。目の前にいる少女に犯されているという背徳感が立香の興奮を高め、思考を鈍らせる。一方のマシュは処女膜を喪失した痛みと幸福を噛み締めていた。『マシュ・キリエライトは、マスター藤丸立香の手で女にされたのだ』という事実がなによりも嬉しかったのだ。だからこそ、膣を押し広げる激痛すらも平然と耐えることが出来る。

 

「すごいっ……♥ 大きい……♥ せんぱぁい……♥」

「あ、ま、マシュっ……! くっ……締め付けが凄いっ……!」

 

 小さく狭いマシュの膣。それに立香の肉棒はあまりにも大きすぎた。下腹部が僅かに膨らみ、身体の外から立香の肉棒のサイズを見せつけてくる。破瓜の血は、膣から溢れる大量の愛液が一瞬にして流し、膣内に滑り気をもたらして肉棒をさらに刺激していく。

 

「動き……ます……」

 

 むっちりとした安産型の尻が上下に動き、音を出す。彼女の動きに合わせ、豊満な彼女の乳房が服越しに弾む。大量の愛液がピストンをスムーズにし、2人に強烈な快感をもたらしていた。

 

「あっ、だ、ダメだっ……マシュ……こんな、こと……」

 

 立香は行為をやめるよう要求する。しかし下半身から上って来る快感が、このまま目の前の少女に溺れていたいという欲求を強くしていく。それほどまでにマシュの膣がもたらす快楽は強大なものだった。

 

「だめっ……じゃ、ですよ……先輩。だって、先輩……私に興奮してくれているんですよね?♥ だってぇ……、こんなに硬いんですからぁ♥」

 

 否定することができない。その証拠に、マシュの言う通り男性器は痛いほどに硬くなっている。男としての生殖本能が、マシュに牝を見出して彼女に自身の精を流し込もうと躍起になっているのだ。サーヴァントは妊娠することはない、だがデミ・サーヴァントである彼女は話しが別だ。彼女は妊娠できてしまう。

 

「先輩……♥ あぁ……先輩……♥」

 

 今立香の心は自分に釘付けだ。彼の特別な存在になれたことに心の奥底から湧き上がる幸福感と独占欲がマシュの動きをより激しくしていく。立香の胸板に手を乗せ、身体をバランスをとったことで動かしやすくなった腰を一心不乱に打ち付ける。

 

「ま、マシュっ……は、離れてっ……!出るっ、出るからっ……!」

 

 女性経験のない立香にとってマシュの膣がもたらす快楽に抗うことはできず、早々と限界が訪れる。しかしそれを聞いてなお、マシュの動きが緩まることはない。

 

「出して♥ 出してください♥ 先輩っ、このまま中に出してっ……♥」

「だ、駄目だっ……マシュっ……! あっ……ごめっ……出っ……!」

 

 そしてどくんっと立香の身体が跳ねた。射精してしまったのだ。

 

「あぁんっ!♥ 先輩の、一杯出てるっ、女の子の大事なところにっ一杯っ……!♥」

 

 射精直前に、肉棒の根元まで腰を落としたマシュ。彼女の子宮口に亀頭をぴったりとくっ付けられ、あえなく吐精してしまった。脳髄を絶頂の快楽という電流が流れ、びくっびくっと微弱な痙攣を繰り返す。

 

「ご、ごめっ……ま、マシュっ……」

「いいんですよ、先輩。だって私の身体で気持ちよくなってくれたんですから。これ以上嬉しいことはありません」

 

 膣内に射精してしまったことを謝る立香。そんな謝罪の言葉なんていらないのに……。でもマシュにはそれが立香らしかった。気持ちよい余韻に浸りながらマシュは上半身を倒し、立香に重なる。むにゅりと乳肉が立香の胸板に押しつぶされ、卑猥に形を歪ませた。

 

「ごめんなさい……ちょっと眠くなってきちゃいました。先輩……このまま寝てしまってもいいですか?」

「あ、あぁ……いいよ」

「お願いですっ……先輩、ずっと抱きしめていてください……」

 

 立香はこんなことに及んだマシュに困惑しながらも、彼女の言う通りその華奢な体を抱きしめ、シーツを被る。性行為によって火照った身体に冷たいシーツが心地よい。

 

「マシュ、君はどうして――?」

「すぅ……すぅ……」

 

 さきほどので体力を大分消耗していたのだろう。気が付けば彼女は寝息を立てていた。先ほどの淫魔のような雰囲気は消え失せ、年相応な幼さを残す寝顔を晒している。彼にはわからなかった。何がマシュをそこまで駆り立てたのか――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えーっと……つまりお酒入りのチョコを食べちゃったから……ってこと?」

「は、はいっ……申し訳ありませんっ……先輩っ……!」

 

――一夜明け、冷静さを取り戻したマシュはマスターからの問いに縮こまりながら答えた。

 

 実は小腹が空いたために食堂を訪れたところ、チョコの箱を見つけたのだ。見るからに美味しそうなチョコに、誰かのものだから食べては駄目だと自分を言い聞かせたモノの、一個だけなら……と口にしてしまったのである。そのチョコがウイスキー入りとは知らずに。

 

 冷静さになったマシュは恥ずかしさで顔を隠しすようにシーツに顔をに埋める。酔って理性を失っていたとはいえ、マシュが藤丸立香とそうなりたいからしでかしてしまったこと。自分を慕うが故の行動に、不思議と怒る気が湧かない。それどころか嬉しいとさえ思ってしまう。

 

「大丈夫だよ、マシュ。確かにマシュのしたことは褒められることじゃない。でも……オレはその行為に責任を取りたいって思ってる」

「先輩……!」

 

 立香の言葉にマシュは感極まった声を漏らす。順序は逆になってしまったけれども、立香もマシュともっと深い関係になりたいと思っていたのだ。思いがけぬ進展に立香は苦笑いしながら、恥ずかしさ全開で平謝りするマシュを宥めるのだった――

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。