※この作品はR-18です。

サーヴァントたちとの日常〔完結〕   作:のねむ

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発掘したこの没作品を喰らえぃ! ポヒー

またバニ上ですごめんなさい。


打算的なギャンブル ~バニ上~

 

 宮本武蔵のひょんなことから生まれた特異点は、カルデアのマスター・藤丸立香とサーヴァントたちの働きで無事修正された。この特異点も数日もすれば消滅するだろう、しかしそれにはまだ時間がある。問題を解決させたサーヴァントたちは、それぞれ思い思いの場所で特異点消滅までの残り時間を満喫していた。

 

――カジノ・キャメロット

 

 絢爛ラスベガスの中心にある、カジノ群の頂点に君臨するカジノの名である。そこでは腕に名乗りを上げたギャンブラーたちがその強運を試し、勝者と敗者がごった返していた。 ここのカジノ上階のとある一室にいる、テーブルを挟んでギャンブルに興じている一対の男女も同じだ。

 

 女はこのカジノの長、ルーラークラスのアルトリア。普段の鎧姿とは異なり、ボディラインのはっきりと出るバニースーツを身に纏っている。 剥き出しの肩、むっちりとした臀部、豊満な乳房が作り出す深い谷間に見る者は思わず唾を飲み、その麗しい美貌に男なら邪な感情を抱かずにはいられないだろう。

 

 対して男はカルデア最後のマスター・藤丸立香。彼は頬に汗を伝わせながら、苦笑いするように自身の手札を眺めている。手持ちのカードは明らかに分が悪い手札。得意の直感とポーカーフェイスでギャンブルにはめっぽう強い彼女に対して勝つというのが無謀であることを表すように、彼は負け続けていた。

 

「ははは……少しは手加減してよ、アルトリア……」

「いいえ、勝負とは非情なものですよ。マスター、まだ勝負を続けますか」

「う~ん……」

 

 負け続けは格好悪い。せめて一度くらいは勝ちたいと、勝負を続けているもののどうも勝てない。そもそもこれまでギャンブルなどやったことのなかった立香に勝てというのが無理な話である。

 

「私は構いませんよ? 気が済むまでお付き合いいたします」

 

 それは余裕の表れ。このギャンブルには金銭は賭かっていない、いわばただの御遊びだ。それでもアルトリアは一切手を緩めてはくれない。立香がいい手札を揃えて出したところで、アルトリアはその手札以上のカードを出してくる。容赦のないアルトリアに立香も思わず苦笑いだ。

 

「ここで一発逆転したいなぁ……」

「そういって並あるギャンブラーたちは敗北していくのですよ」

「デスヨネ……」

 

 勝負の世界は決して甘くない、そう言われているようで立香は縮こまる。今までの旅で往生際の悪さが功を奏したこともあったが、これは別だ。

 

「では、マスター……! こんなのはどうでしょう? 次での勝負で私に負けたら、この後カジノで特異点消滅まで働いてもらいます」

「……それってタダ働きってこと?」

「言い換えればそうですね」

「じゃあオレが勝ったら……?」

「もし、万が一私に勝つことが出来たら――私を今夜、独占できます」

「え――?」

 アルトリアの提案に、立香は目を丸くした。

 独占ってことは、彼女を……?

「アルトリア、でもそれってデートしたいってだけじゃないの?」

「そうとも言いますね」

 

 アルトリアは薄く微笑みながら、そう答える。何を隠そう、二人は男女の関係にあった。そう言えばこの特異点解決の間、ずっと武蔵や北斎たちの相手ばかりで彼女は完全に放置だったのを思い出す。

 

「もしかして……妬いてたり?」

「私といえど、恋仲の殿方が自分以外の女性と一緒だと心穏やかにはいられません」

 

 ジト……とむくれるアルトリア、なかなか見られない彼女の素顔に可愛いなと思ってしまう。王としてのアルトリアではなく、一人の女性としての顔を見れるのは、立香だけだ。

 勝っても負けても彼女と同じ時間を過ごせる……ということか。

 

「でも勝負は?」

「手を抜きません」

「だよね……。うん、いいよ。勝負しようか」

 

 拗ねてるアルトリアを微笑ましく見ながら、立香は配られたカードを確認する。

 

(……?)

 

 思わず顔を上げてアルトリアの顔を見た。先ほどまでの可愛らしい表情は消え、勝負師としての顔をしている。しかしこの手札は……?

 

「手札の交換はよろしいですか?」

「うん……このままでいい」

「では――カードオープン」

 

 両者の手札が公開される。立香はストレート、対してアルトリアはまさかの役なしだ。勝負は立香の勝利であったが、どう見ても手を抜かれている感が否めない。彼女がその気ならば、こちらに勝てる手札を揃えるのは容易かったはずだ。

 

「……手を抜かないんじゃなかったの?」

「はい、手は抜いていません。全力でこの手札を揃えました」

 

 アルトリアはワザと負ける手札を揃えたのだ。確かに彼女ならばワザと負けるような手札を揃えるのも簡単。なるほど、全力で負ける手札を揃えたのならば手を抜かれたとは言えない。

 

「……そっか。ならオレの勝ちってことでいいのかな?」

「ええ、マスターの勝ちで間違いありません。――どうぞ、今宵は私を独占してください」

 

 テーブルを立ち、アルトリアは立香の元に歩いてい来る。歩く姿だけでも妙な色気を感じさせる彼女の動き。立香も立ち上がると、するっと彼女の腕が立香の腕に巻き付き、抱きかかえられた。彼女の豊満な胸の感触が腕越しに伝わってくる。

 

「……最初からこのつもりだったでしょ?」

「さ、どうでしょう? 部屋はもう取ってありますので、では……行きましょうか」

 

 立香はアルトリアと共に部屋の奥へと消えていく。彼の腕を抱く彼女の顔は、王でも勝負師としての顔ではなく、一人の女の顔だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

――エレベーターに乗った二人はカジノの最上階へと向かっていた。

 

 二人の間に会話はないが、表情はとても柔らかい。なにせ恋人同士、久しぶりの二人だけの時間。甘い雰囲気を漂わせてイチャイチャしたくなるのは仕方ないことだ。

 

 ただエレベーターの稼働音だけが響く。やがて目的地に到着したこと知らせる音が鳴る。開いたドアから長めの廊下を進むと、そこは――ここのカジノの上階、VIP用の部屋であるロイヤルスイートルームだった。高所から見える夜景とその美しさ、装飾や家具の豪華さが、この部屋の高級さを知らしめる。

 

「うわぁ~……凄いね、ここ」

「ロイヤルスイートルームです。逢引の場所にはふさわしいかと」

 

 初めて見る内装の豪華さと夜景に目を輝かせる立香に対し、アルトリアは自慢げに話す。これほど豪華な部屋はこのラスベガスには他にない。そしてここには誰もくることはない、正真正銘二人だけの空間だ。

 

「ソファーもふかふかだ……。すっごい高そうだね~」

「はい。では、マスター……こちらに」

 

 夜景が一望できる位置にあるソファーに、アルトリアに促されるままに腰かけると彼女は膝に座ってきた。彼女の太腿の感触と共に、絶世の美女ともいえる美顔がすぐ目の前にくる。彼の首に両腕を回し、アルトリアはニコっと笑んだ。

 

「っとぉ……そういうお店ってわけ?」

「マスターがお望みならば、そういう趣向に乗っ取りますが……その場合過度なお触りは禁止になりますよ?」

「それは……ちょっとやだな」

「私も……それはイヤですね。マスターと触れ合いたいです」

 

 頬を赤らめるアルトリアに、つられて立香も頬に朱が射す。立香の腕が彼女の腰に回され、手前に引かれて距離がより近くなり、アルトリアの乳房が立香の胸板に潰されて卑猥に形を変える。二人の吐息が互いに当たるほどに近い。照れながら、アルトリアの艶かしい唇が開く。

 

「ではキスを……お願いできますか……マスター……」

「うん……しよう。ううん、したい。アルトリアと……オレもキスしたい」

 

 ゆっくりと顔を近づけていく二人。やがて唇が触れ合った。互いの唇の感触に、隙間から吐息が零れる。立香がアルトリアを抱きしめ、より身体が密着すると二人の口が薄く開いた。その隙間から舌が伸び、ぴちゃ、ぴちゃっと水音を立てて、相手の舌を絡み合い始める。

 

「ん……ちゅっ、あ、はぁ……」

(マスターとの、キス……なんて心地よい……)

 

 密かに恋焦がれていた立香と口づけを交わしているということが、アルトリアの心が温かくなり、幸福感が湧いてくる。しかし、まだ足りない。もっと欲しい。もっと彼を感じたい。次第にキスは濃厚さが増していく。互いの唇にむしゃぶりつくように激しく舌が絡み合い、口内粘膜を舐め回し合い、熱い吐息が交わる。歯列、歯肉をなぞり、舌を吸い、唾液の啜っては送り込み、飲ませていく。濃密なディープキスに、アルトリアは身悶えするような快感に襲われた。まるで口内が性感帯になったかのように、性的快楽が彼女の思考能力を一瞬にして奪い去る。

 

「んっ、んんっ……んんんっ……!」

(舌が……絡みっ……ついて……もっとっ、もっとマスターっ……)

 

 身体の温度が加熱していく。特に下腹部が熱く、ズキズキと雄を求めて甘美な疼きをし続けている。キスが激しさを増すにつれ、アルトリアの腰が揺れ出す。時間を擦り付けて、雄を誘惑するように腰をエロティックにくねらせる。

 

「んぷはぁ――」

 

 ようやく、唇が離れる。虚ろな目をした二人の唇を、唾液の糸が繋いでいた。

 

「マスター……兎は寂しいと死んでしまうんですよ……」

「……ごめん、アルトリア」

「ですから……寂しい思いをさせた分、貴方を感じさせてください」

 

 アルトリアが立香のネクタイを緩め、解き始めたのを合図に、立香も服を脱ぎ出す。上着、シャツを脱いで露わになった素肌にアルトリアは舌を這わしていく。ベロォ……と唾液を塗した舌でゆっくりと、時折吸い付いて彼の身体に所有印を刻みながら腰を浮かし、彼のベルトを緩める。器用に下も脱ぎ、全裸になった立香。剥き出しになった、年不相応な巨大勃起ペニスが臀部に当たっているのがわかる。

 

「オレだけじゃ、ずるいよ。アルトリアも……脱いで……」

「ぁ……ん……はい……かしこまりましたぁ……」

 

 彼女が指を鳴らすと、バニースーツが光の粒子となって消える。髪留めもなくし、アルトリアも一糸まとわぬ姿となった。

 

「凄く綺麗だよ、アルトリア。この夜景にも負けないくらいに……じゃないね。この夜景よりも綺麗だよ」

「あはぁ……ありがとうございますマスター……。とても嬉しいです……」

 

 再び唇を重ねる二人。キスを交わしながら、立香の手がアルトリアのバニースーツの上からでもはっきりとわかる豊満な乳房に向かう。零れそうなほどの巨乳、を超えた爆乳。それは鷲掴みした指から乳肉がはみ出るほどの豊かさだ。そのセックスアピールの強い母性の塊を揉みしだき、指を深く埋めては掌で押し潰す。

 

「んぁっ……! む、胸ぇ……」

「アルトリアのおっぱい、最高だよ。大きくて、柔らかくて、形も良くてっ……」

 

 乳房を揉まれた快感に、アルトリアが唇を離す。彼が揉みやすいように上体を逸らした彼女の両の双丘に、愛する男の手が這う。丸いお椀、いや丼……それ以上、まるでバスケットボールのような、立香の手に収まらないほどの大きさを堪能しつつ、ガチガチに勃起している乳首をも弄る。指腹で擦り、爪先でひっかき、愛撫を施していく。

 

「んぁ……んっ、はぁ……んぅ……」

 

 胸を揉まれ、湧き上がる快楽にアルトリアは嬌声を漏らし、身悶える。まだ上半身の乳房だけしか愛撫されていない。秘所への愛撫を受けていないというのに、身体が過剰ともいえるくらいに反応してしまう。

 

 もっとしてほしいと訴えるように、彼から与えられる快楽に悦びを隠すことなく、寧ろ彼に見せつけるように身体を躍らせて淫らに立香を挑発していた。ピクピクと身体を震わせていると、立香が乳房に顔を寄せて乳首に舌を這わせ始める。

 

「あんっ! ちくびぃっ……あぅんっ……んはぅ……」

 

 舌先で乳首を突かれ、ザラっとした舌腹でなぞられ、甘噛みされては吸い付かれる。敏感になった乳首への愛撫に、アルトリアの口から喘ぎが漏れていく。片方の乳首を終えると、もう片方も、というように愛撫が続けられる。下腹部がより強く疼き出し、恥部から膨大な量の愛液が滴り落ちていく。

 

「気持ちいい、アルトリア?」 

「は、はい……マスターにおっぱい、弄ばれて、感じてますっ……」

「ん……いい子。このまま、おっぱいでイカせてあげるね」

「あんっ……い、イカせてください、マスターっ……!」

 

 より強さを増す胸への愛撫。乳肉と乳首への責めに、アルトリアは身体をくねらせ、跳ねさせて官能を蓄積していく。まだ恥部は愛撫されていない。にも拘わらず、積み重なっていく快感に絶頂が見えてくる。

 

「はっ、んんっ……はぅぅっ……んぁっ、あぁっ……! く、くるっ、きますっ! イ、イクっ! イクっ……!」

 

 そう宣言した直後、アルトリアの身体が大きく跳ねた。ビクビクと痙攣を繰り返す。イったのだ、胸だけの愛撫で、アルトリアは性的絶頂へと至ったのだ。甘美な絶頂の心地よさに、酔いしれる彼女は知らず知らずのうちに下半身をへこへこと動かし、股間を立香の股間に擦り付けていた。

 

「ねぇ……アルトリア、切ない?」

「はい……! マスター、切ないっ、切ないですっ……!」

 

 実際子宮の疼きは最高潮に達しており、もう彼が欲しくて仕方ない状態だった。 胸だけではなく、こちらも弄ってほしい……。

 

「あそこに……こ、股間っ……! 私の股間っ、い、陰部っ、じょ、女性器に、触れてっ、くださいっ……!」

 

 アルトリアは単語を懇願する。彼女が願いに答えるようにアルトリアの下半身へと手を伸ばす。すでに彼女の股間部分はもうしとどに湿りきっていた。そこへ立香の指が触れると、ぶちゅっという水音が響き、指を離すと、ヌメリ気を帯びた液体が糸を引いて指に付着している。アルトリアはもうどうしようもないほど、発情していたのだ。

 

「凄い濡れてる……」

「仕方ない、じゃないですかっ……! だ、だってマスターがっ……」

 

 羞恥のあまり、責任転嫁するかのようにアルトリアは照れながらそう呟く。そんなぶー垂れるかのような表情も可愛らしく、立香の興奮を煽っていることを本人はわかっていない。

 

「こんなに期待してくれてるんだ……嬉しいよ、アルトリア」

「んぁっ、ふっ……んんっ……期待、しますよ、それはっ……!」

 

 なにせ待ちに待った恋人との夜、期待するなと言う方が無理な話だ。身体を震わせながら、アルトリアは恥部を弄られる快感に身体を悶えさせる。胸の愛撫とは違った快楽に、興奮が高ぶっていく。

 

「アルトリア……どうする? これから」

「ぁん……んっ……ふぁ……」

「そろそろ……オレのコトも、気持ちよくしてほしいな」

「んんっ……わかり、ました……」

 

 一度イったアルトリアに対し、立香はまだイっていない。彼が自分を欲しているということに、幸福感を溢れさせながら、震える指を彼のペニスに指を絡めていく。まだ完全勃起状態でないものの、感じる熱さと脈動にごくりと喉が鳴った。自身が『この人以外考えられない』というほどに恋い焦がれた男のペニスなのだから、期待と興奮が湧き上がるのも無理はない。

 

「っ……相変わらず大きい……ですね……マスターのペニスは……」

「今更……でしょ?」

 

 彼のペニスの大きさは今に知ったことではない。今までこのペニスでどれだけ自分が泣かされてきたことか、もう数えていない。アルトリアが肉棒を慣れた手つきで扱くと、徐々に硬さを帯びていく。

 

「あぁ……」

 

 自然とアルトリアの口から熱い吐息が漏れた。ガチガチに勃起した肉棒は、まさしく女を犯す槍、これが、今から……自分の中に入るというのだ。最初こそこんな大きいモノが本当に自分の中に入るのか、という恐怖と疑問が湧いたが今はただ期待と興奮だけだ。

 

「マスター、……入れてもいいでしょうか……?」

「うん。いいよ……オレも……アルトリアとしたい……」

「……あ、ありがとうございますっ……マスターっ……!」

 

 アルトリアは腰を浮かせて手を添えた肉竿へと腰を落とす。ぐちゅぅという音と共に、巨根ペニスがアルトリアの膣穴を押し広げながら埋没していく。

 

「ぐっ……! あぁっ……太い……っ!」

 

 膣壁を押し広げていく肉棒が、強烈な圧迫感をアルトリアにもたらす。肉竿がごりごりと膣ヒダを擦り上げながら、亀頭が子宮口を押し上げる。強大な快楽に身をよじりながらも、彼女は立香の逸物をすべて呑み込みきり、口から熱く重い歓喜の吐息が漏れる。

 

「っ……やっぱり凄いっ、キツイな、アルトリアの中っ……! それで熱くて、気持ちいいよっ……!」

「あっ……んぅ、ま、マスターのもっ、中を、ゴリゴリってしてっ……一番奥までっ……」

 

 しとどに濡れそぼった膣の具合に、立香も熱い吐息を漏らす。自身の分身を痛いくらいに締め付けてくる極上の膣穴、これで気持ちよくないわけがない。

 

 そしてアルトリアも彼と同じく酷く興奮していた。愛する殿方との性交、そしてなにより肺を圧迫し、膣穴を拡張させんばかりの巨大さに膣がより多くの愛液を分泌していく。

 

「はぁっ……んっ……ふぅ、う、動き、ます……」

 

 挿入の快感に慣れたのか、アルトリアがそう告げ、緩慢ながらも腰を動かし始める。ゆっくりと性器が擦れ合い、ぬちゅぬちゃ……と粘着音を立てて抽送が行われていく。アルトリアの動きに合わせ、豊山がふるんふるんと雄を誘惑するように卑猥に揺れる。

 

 性器同士の摩擦によって生じる快楽に、アルトリアは恍惚の表情で上体を倒して立香に枝垂れかかった。服の上からでも感じる逞しい胸板よって乳肉がむにゅりと潰れて形が歪む。乳首が立香の胸板に擦れて、こちらからも快感が流れ、アルトリアの身体が微弱な痙攣を帯びる。そんなアルトリアの様子を眺めながら、立香は彼女の爆尻を今度は両手で鷲掴んだ。

 

 胸と同じく、超がつくほどの安産型。何人でも何十人でも孕ませて、産ませたくなる衝動に駆られるほどに爆尻の感触に、立香も恍惚の表情を浮かべた。

 

「ぁっ……んっ、ふっ、あっ……」

「くっ……どうっ? アルトリア……気持ちいい?」

「は、はいっ……気持ちっ、いい、ですっ……!」

 

 立香の問いかけに、アルトリアは正直に嘘偽りなく答えた。まさに至極の快楽。ほんの僅か動くだけで、膣内にあるペニスが膣壁を削るように擦り上げる。それが極上の官能となってアルトリアを色欲に染めていく。

 

 分泌される愛液によって、抽送は徐々に滑り増し、動かしやすくなる。愛液は益々溢れ、結合部から漏れ出てソファー、高価そうなカーペットをも濡らしていく。ぱつんぱつんと巨大な尻肉を打ち付け、波打たせながらアルトリアは快感に喘ぐ。

 

「あっ、んっ、あぁっ、あうっ、す、すごいっ、凄い、ですっ、ま、マスターのぉっ……!」

 

 譫言のように呟きながら、快感を貪る。目は完全に蕩け、口元はニヤ付き、涎を垂らす姿からは、彼女が王だとは誰も思わないだろう。自身の乳房をぐいぐりと押しつけ、乳首を擦り付け擦りながら、アルトリアは快感のままに腰を打ち付けていく。もっと強い快楽を欲した彼女は、立香の首に両腕を回して唇を押し付けた。ぶちゅれろと舌を忙しなく動かし、口内粘膜をむしゃぶり回す。上品さを消失させた、獣のような下品さを思わせる接吻をしながら、一心不乱に快楽を求める。

 

「むちゅっ、じゅるるっ、ぢゅぞっ、れろちゅぱっ、あぁぁっ! 気持ちいいっ! 気持ちいいですっ! マスターっ、マスターのデカペニスぅぅっ……!」

 

 動きがよりダイナミックになっていき、腰を叩きつける度にソファーをギシッギシッっと軋ませる。激しさを増す抽送に、絶頂感がこみ上げてきた。

 

「ぶちゅっ……ぱぁぁっ……はぁ、あぁぁっ! マスターっ! マスターぁぁっ! いっ! イクっ! イキますっ……!」

「アルトリアっ……オレもっ……! 出そうっ……! このままっ……出すっ……!」

「あぁぁぁあぁっ! くるっ! くるくるくるぅうぅっ! イっ、イクっ! イクイクっ! イクイクイクゥゥゥゥゥッッッッッ!!!!」

 

 ガクガクとアルトリアの身体が震えた後、ガクンっと一際大きく跳ねる。それと同時に立香も絶頂へと上り詰め、射精感を解き放つ。肉棒が一回り膨れ上がり、亀頭が子宮口に密着した状態で、大量射精が始まった。どぷっどぷっと怒涛の勢いで大量の精液が子宮の中へと流し込まれていく。アルトリアはビクンッビクンッと肢体を大きく痙攣させながら、その膣内射精の感覚に身悶え、身体をくねらせる。

 

「っ……あっ、あぁっ……んっ、はぁっ……ぁっ……」 

 

――極楽

 

 まさにその言葉が似合うひと時だった。愛する男との性交で絶頂へ至れたこと、絶頂させることができたことに、女として歓喜の涙が双瞳から零れていく。

 

「っ~~~あぁっ……! 気持ちよかったっ、よっ、アルトリアっ……」

 

 射精の余韻に浸りながら、立香は重い息を吐く。凄まじい射精感だった――尿道を勢いよく突き抜けていく精液の感覚は、なんとも堪らないものがある。絶頂によりもたれかかったアルトリアの背中に、指を這わせてつつぅ……と撫で下ろすと、ピクっと身体を跳ねさせた。

 

「ふぅ……」

 

 どくりどくり……と徐々に射精が収まっていくと、立香はアルトリアの背中を撫で回し、彼女の耳元で囁く。

 

「はぁ、ふぅ……それじゃあ……アルトリア、オレ……もっとシたい。……いい?」

「はぁっ……はぁ、ふぅ、はぅ……」

「アルトリアもこの一回だけじゃ足りないでしょ?」

 

 背中をぽんぽんされながら、立香が彼女に問いかける。彼の分身は未だに、自身の膣内で硬さを保ったままだ。無論、アルトリアもこの一回で終わらせる気は毛頭なかった。なにせ行為はいつも一回で終わった試しがないのだから。

 

「はい……。では次……は……マスターのペニスを……舐めさせてもらえませんか?」

 

 

 

 

 

 

「はっ、はぁっ……ふぅ……」

 

 立香から降りたアルトリアは彼の足元に跪き、改めて肉棒を見やった。先ほどまで自身の膣内にあったためか、愛液が先端から根元までべっとりと付着している。行為の激しさを物語るように、肉棒からは湯気が立っているのが見えた。

 

 彼女は鼻先が触れ合う距離にあるペニスに、うっとりと魅入る。見ただけで雄の強さが伝わってくる、その怒張。その存在感に、まだ足りないと子宮が疼いてしまう。

 

「では……あむっ……」

 

 アルトリアは手を彼の内腿に添えたまま、肉棒を咥え込んでいく。ぬぷぷっ……と音を立てて、巨大な肉槍を喉奥を使ってまで飲み込む。否、喉奥まで使わないと全部を口に含めるなぞ不可能なサイズだ。歯を立てないように、いつものように慎重に口の中へと収めていく。舌から、自身の愛液とこびり付いていた精液の味と肉棒の熱さが伝わってくる。それだけでアルトリアは、もっとイヤらしい気持ちになってしまう。

 

「んふぅ……ふぅぅ……」

(あぁ……気持ちいい……)

 

 ペニスをしゃぶっているだけなのに、なんて気持ちが良いのか。まるで口の中が性感帯になってしまったみたいだ。自身が彼を受け入れられているという感覚が、幸福感となってアルトリアを満たしていく。

 

「っ……気持ちいいよ、アルトリア……」

「むふぅ……んふふ……」

 

 口淫の快楽に歪んでいる立香の顔を見て、満足げに頭を動かし始める。自身の舌で興奮していることに喜びを感じつつ、アルトリアは口内で男根全体に唾液を塗す。愛液と唾液と精液でコーティングされた肉棒に舌を這わせ、ベロベロと舐め回していく。

 

「んちゅっ、ちゅぱっ、れろっ、ちゅるちゅぅっ、れろ~」

「くっ……あぁ……! アルト、リア……!」

 

 卑猥で下品な水音を立ててフェラチオを行うアルトリアの姿に、立香は強い征服感を覚えた。あの王が、アルトリアが、自身のペニスをいやらしく舐め回しているのだから。悦に浸る彼を見上げながら、アルトリアは肉竿を舐め、亀頭を吸い、カリ高な傘の部分へも舌を伸ばす。

 

「じゅぼっ、じゅぽっ、じゅるるろっ! じゅるるぅぅ! じゅぽっ! じゅぽぽっ!」

「くぁっ……!?」

 

 気持ちよさそうな彼の表情に気を良くしたアルトリアは、次に尿道の舌先をねじ込み始める。この穴から子種汁が出てくるのだ、愛さなくてなんとするというのだ。排精の穴を穿られ、立香は再び下腹部から射精感をこみ上げさせる。

 

「相変わらずっ……アルトリアのフェラは気持ちいいなっ……!」 

「んはぁ……、ふふ、光栄です。もっと……気持ちよくしてあげますね……んちゅっ、ちろちろ、ん~むっ、じゅぼっ、ぢゅぽっ」

「くっ……はぁっ……! んぅっ……!」

「ふふ……、んちゅっちゅちゅ~っ」

 

 気持ちよさそうに表情を歪める立香に満足気に微笑みながら、アルトリアはドスケベ口淫に興じていく。愛情を込めて、自身の恋慕を舌に乗せて彼の肉棒を愛する。そして肉竿から舌を離すと、再度先端の亀頭を咥えにかかった。

 

「はむっ」

「あぁっ……!」

 

 口内粘膜を擦らせ、舌でベロベロと舐めていく。一舐めするたびに、より彼への愛が強まっていくような気さえしてくる。幸福な気持ちに浸りながら、アルトリアは立香のペニスを愛撫していく。丁寧に、何べんなく、愛しさを込めて。彼女が逸物を愛撫する度にビリビリと快楽電流が脳神経を刺激する。

 

「うぁ……っ! 気持ち、いいっ……! 上手い、よ……アルトリアっ……」

 

 どう舐めればいいか、どう責めればいいか、経験と彼女が持っている鋭い直感でそれがわかる。特に手を使わないあたりが立香としては好ポイント、そしてワザと大きく音を立てるように吸い付くのも実にいい。立香のを口淫いているうちにわかった彼の好みにしゃぶり回していく。膣内射精からそう時間が経っていないというのに、再び射精感がこみ上げてきた。

 

「うぁっ……出る、出るよっ……アルトリアっ……!」

「んじゅるっ、ぢゅるるっ、じゅぞぞぉっ! いいでふよっ……じゅるちゅっ、このままっ……!」

 

 射精を訴えた立香に、アルトリアはより激しくしゃぶっていく。より強く、より奥まで、舌を波打たせて、苛烈に。口内の肉棒が跳ね、ビクビクと震え始める。そしてそれが徐々に強くなり、

 

「ぐっ……出るっ……!」

「ぶふっ……ふぅううぅっっ!」

 

 爆ぜた肉棒から、激しく白濁液が吹き上がる。びちゃびちゃと喉奥に当たるのを感じながら、アルトリアは口を窄めてペニスを抑え込む。どぷどぷと射精を受け止め、鼻腔を吹き抜ける精臭の匂いと精飲の余韻に浸る。彼を自身の技術で絶頂させられた達成感が、じわじわ心を満たしていく。

 

「んふぅぅ……ふぅううぅっ……ちゅっ、ちゅるるっ、ぢゅろろろぉっ……ちゅぽんっ」

 

 やがて射精が落ち着いたところで、掃除というように射精直後のペニスを舐め清める。べろ~っと舌腹を擦り付けるように竿からカリ傘、先端まで舐め回すと小気味いい音を立てて唇を離す。ぶるんと撓るように口から飛び出た肉棒は、塗された唾液で照明の光を受け光沢を帯びていた。びくびくと微痙攣しながらも反り返るペニスに、アルトリアはカウパーと唾液が混ざった卑猥なルージュが引かれた唇を舐めずる。

 

「まだ、こんなに元気……、素敵ですマスター……。次は……、こんなのはどうでしょう?」

 

 アルトリアは身を乗り出すと、豊満なバストで射精直後のペニスを挟み込んだ。豊満で柔らかい乳肉が優しく、火傷しそうなくらい熱い肉棒を包み込む。

 

「はぁぁっ……! パイズリっ……!」

「気持ちいいですよね、私の胸は……」

 

 両手で乳肉を圧迫させ、肉棒に快楽を与えていく。ハリ、弾力、柔らかさ、形……すべてのステータス最高レベルの乳房。それはまさに神が作ったといっていいほどの造形。円卓の騎士を従える獅子王と呼ばれた彼女がパイズリをしているという光景が目下で広がっていた。

 

「うぁっ……! 凄いっ……アルトリアの胸……気持ち、良すぎるっ……!」

「ふふ……それはよかった……」

 

 気持ちよさそうな立香の表情に、アルトリアは悦に浸りながら肉棒を圧迫していく。肉棒に絡みついた混合液が潤滑油の代わりを果たし、滑りやすさを増した肉棒を乳肉が擦り上げる。むにっむにぃ、ぷにむにゅっぽよんっ、そんな擬音が聞こえてきそうなパイズリ。ただただ両サイドから圧迫するだけでなく、乳房を上下に擦り合わせるように肉棒を擦ったりと、乳肉を性具に見立てて立香に官能を蓄積させていく。大きくて戦闘では邪魔な部位だとは思っていたが、彼を気持ちよく出来ているのを見ると、これほどの大きさであったことを嬉しく思う。

 

「さぁ……こちらも……れろ、れろぉ……」

「っ……パイズリフェラっ……!」

 

 胸の谷間からひょこひょこと出る亀頭へ舌を伸ばす。ザラっとした舌腹で先端を舐め、亀頭をれろろっと舌を舐め走らせる。堪らない責めに、谷間の肉棒がびくびくと跳ね始めた。また彼が、自身の身体で気持ちよくなった証拠を出してくれるのだ。

 

(嬉しい、マスター……。マスターの精液……欲しい……)

「構いませんよ、マスター……このまま胸に出してください……」

「出すよっ……アルトリアのデカパイにっ、出、出る――」

「あんっ」

 

 びくんと立香の腰が跳ねたと同時に、谷間にあったペニスから白濁噴火が始まった。もう三度目だというのにびゅびゅっと勢いよく、大量濃厚ザーメンが顔に付くくらい高く噴き上がり、乳房にぴちゃびちゃと降り注いでいく。

 

「んん……まだこんなに濃いのをこんなに……」

 

 驚きの性欲だと改めて思う。若いからなのか、それとも絶倫なのか、立香の精液は量も濃さも一切変わらない。それに……自分の身体でこんなに興奮し、こんなにも出してくれて、女としてのなにより嬉しい。彼に恋慕するまではなかった満足感に、アルトリアは酔いしれた。

 

「っあっ……アルトリアのパイズリっ、凄いよかったよ……最高」

「ふふ……喜んでいただけて、何よりです……」

「アルトリア……今度は、オレが君を責めたい……」

「かしこまりました……。では……今度はこちらに……」

 

 乳肉でペニスの汚れを拭きとると、立ち上がって立香に背を向ける。そして少し前屈みになると、両手の指で膣穴を開いて見せた。中出し精液をこぽこぽと零す、膣穴が蠢き、雄を誘う。今の彼女には、この部屋に入ったときの気恥ずかしさはもうなく、あるのは雄に媚びる淫乱な兎の姿。卑猥な姿に、立香はごくりと喉を鳴らした。

 

 

 

 

 

 

「さぁ……マスター、早く……」

 

 アルトリアは外の夜景が一望できる窓ガラスに手をつき、腰を振って立香を挑発する。貴方が犯す雌はここにいると、私だけが貴方が犯すに値する、愛する女であると、目を細めてイヤらしい誘惑の視線を立香に向けた。

 

「っ……アルトリアっ……!」

「んはぁぁっ……!」

 

 立香は忙しなく彼女が突き出した臀部に、猛る己の分身を撃ち込んだ。ぶちゅぅっという水音と共に、アルトリアが甘い嬌声を上げる。

 

「まっ、たくっ、アルトリアっ! もうっ、エロ過ぎなんだよっ!」

「あぅっ、んんぅっ! だ、だってっ……愛する殿方を誘惑するのは、女として当たり前っ、ですからぁっ……!」

 

 彼多くの女性サーヴァントたちと水着剣豪たちと戦うべく各カジノを巡っていることを知って、アルトリアが嫉妬しないはずはなかった。カジノの頂点に自身が立っているのだから仕方ないとしても、だ。

 

「ほ、他のサーヴァントの皆さんがっ、マスターと楽しくしているのを見てっ……悔しかったんですぅ……っ! ふぁっ、あぁぁっ! あふぁっ!」

 

 尻肉がひしゃげるほどの強い突き込み。体位が体位なことと、反り返りのエグさもあってか、深いところに亀頭がごりごりと当たる。精液がこびり付いた乳房が窓ガラスに押し付けられ、形が卑猥に潰れる。反対側から見えたなら、さぞイヤらしい光景が見えることだろう。突き込みの度に白濁と愛液が掻き出され、内股を透明な筋が流れ落ちていく。ぶぢゅぬちゅにちゃぬちゃと粘着音を立たせながら、二人は性交の快楽に酔いしれる。

 

「アルトリア……この部屋、かなり高いとこにあるけどっ……誰かに見られちゃうんじゃないのっ……!?」

「あんっ、あはっ、あぁぁっ! んんっ、んはぅっ、はぁぁっ! あぁっ、見てっ、見てほしいっ、見てほしいですっ……!」

 

 涎を垂れ流し、目を蕩けさせながらアルトリアは、快感のままにそう叫ぶ。自分が彼と愛し合っている姿を他のサーヴァントたちに見せつけたかった。本当に目のいいサーヴァント以外には見えなそうではあるが、別に見られてかまいはしない。今彼を独占しているのは私なのだと、愉悦に浸りたかったのである。

 

「まったくっ……王様のクセにとんだ変態だなぁっ……。ま、その方がオレの好みだけど」

「は、はいぃっ、わ、私はっ、マスター好みのへっ、変態女ですぅっ……! んぁぅぅっ、はぁぁぁっ……!」

 

 もっと彼の好みの女になりたい。もっと彼色に染まりたい。そのためならば、どこまでも堕ちていける――そんな気がしてくる。

 

「この下品でデカい尻にちんぽぶち込むのっ……すごく興奮するよっ……!」

 

 アルトリア自身のウエストの細さもあってか、彼女の尻の大きさが一層際立つのだ。この安産型の擬人化のような臀部に、欲望のままバックで突き込むことで得られる快楽というのは何物にも代えがたい。膣の内壁全体を強く擦る突き込みに、アルトリアは官能を溜めていく。

 

「あぁぁっ! あんぁぅうぅっ! ます、マスターっ……! そんなっ……激しく責められたらっ……私、またイってしまいそうですっ……!」

「あぁっ……オレも、また……出すよっ……!」

 

 興奮を高ぶらせている二人は、早くもまた絶頂感をこみ上げさせていく。無論、それを躊躇う理由はない。ただただ愛欲のままに、快楽を貪り続ける。

 

「イクっ! マスっ、ターっ! あんあぁっ! んくぅぁっ! イクっ、イきますっ……! はぅぅあっ!」

「ぐぅううぅっ! 出るっ!」

「んあああぁぁあああぁぁぁっっっ!!!」

 

 先端が抜けるくらいまで腰を引いてから、思い切り腰を打ち付け、膣奥で蓄積された官能を解き放った。どぶどぷと膣内で掻き出された精液が再び補充されていく。子宮に溜まる精液が許容量を超過し、アルトリアの下腹部がぽっこりと膨らむ。くびれた腰を痕が残るくらい強く引き込みながら、腰をぐりぐりと押し付けて、より多くの精液を送り出す。

 

「あ……ぁぁ……はぁぁ……」

 

 歓喜の声を漏らしながら、アルトリアは子宮に流し込まれる白濁の熱の心地よさに浸った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んはぁっ! はぅぅうっ! んぁああぅぁぁあぁっ!」

 

 ギシギシっとベッドのスプリングが軋み音を立てる。ガラス越しのバックを終えた後、彼らはベッドルームに移動し、そこで続きに耽っていた。彼女達の体温の熱さによって増す部屋の温度は、熱帯夜を思わせる。

 

「騎乗位だと、アルトリアのおっぱいの弾み具合が凄くてっ……!」

「あんっ! あっ! はっ! ふぁぁっ!」

 

 ベットに寝そべる立香に跨り、アルトリアは激しく腰を打ち付け、二つの身体を大量の汗が滲み流れていく。対面座位とは異なる視点は、上下にぶるんぶるんと揺れ動く乳房のダイナミックさが堪らない。 

 

「凄い堪らない景色だよ、アルトリア……」

 

 その絶景に、立香は夢中になる。打ち付けの度にパサパサと揺れる髪に飛び散る汗、快楽に悶える表情……すべてが情欲をそそらせる。立香の胸板に手をつきながら、アルトリアは腰を動かし、くねらせ、一心不乱に腰を動かす。

 

「あっ! んっ! んんっ! ふぁっ! あうぅぅっ……!」

(凄いっ……気持ちいいところに当たるぅっ……!)

 

 アルトリアは自身が感じるポイントに立香の肉棒を擦らせ、突くようにしながら、快楽の沼に沈んでいく。甘美な嬌声を響かせ、熱く荒い息を吐きながら、生まれる快楽を享受する。ただただ気持ちが良い、ずっとこうしていたい。そう思ってしまう。

 

「どう? アルトリア、この体位、結構好きでしょ?」

「は、はいっ……! す、好きっ、ですっ!」

 

 快感に悶えながら、アルトリアは問われたことを素直に答える。だがアルトリアが好きなのはこの体位だけではない。彼とセックスするならば、どんな体位であっても好きなのだ。

 

(……にしてもっ、最高だなっ……アルトリアのまんこはっ……!)

 

 すでに何度か中に出しているのに、興奮が収まらない。擦れる膣壁の感触も抜群だ。先ほど射精したばかりだというのに、もう射精感が昇ってきている。

 

「ああっ! マスターっ! マス、タァーっ! んちゅぅぅっ……!」

 

 アルトリアが身体を倒し、立香に覆いかぶさって口づけをしてきた。豊山を立香の胸板で押しつぶしながら、両腕を彼の頭に回し、口内に舌を伸ばし、舐め回していく。無論、最中も腰の動きをやめることはない。

 

「んちゅっ、んふぅ、ふちゅっ、ん……ぷぁっ……はぁっ、あぁぁっっ!! イ、イキますっ! またっ……イってしまいますっ……!」

「いいよっ! アルトリアっ……! イっていいからっ……!」

 

 高まる官能を叫ぶアルトリアに、立香も腰を動かして彼女を追い込んでいく。アルトリアの臀部を掴み、自ら押し落とすように動かす。そして――

 

「あぁあぁっ! だめっ! イっ……クぅううぅっっっ……!」

「オレもっ……出るっ!」

「っ……! あぁあああぁぁぁぁっっっ!!!」

 

 びくんっと大きく身体が跳ね、その後に小さな痙攣が断続する。強烈なオーガズムに脳内が明滅する中、アルトリアは膣奥に流し込まれる灼熱の感覚に身悶えた。至高の絶頂の余韻に浸りながら、身体を揺さぶり、少しでも多くの快楽を求める。

 

「ふぅ……、まだ……イケるよね? アルトリア」

 

 立香からの問いに、彼女は顔をこくんと頷いた。

 

 

 

 

 

 

 正常位の体位で膣穴を抉り、穿てられ、豊満な乳房がぶるんぶるんとエロティックに揺れ暴れる。シーツに縫い付けられた両手は、彼の両手が重ねられ、指を編み合わせられていた。恋人繋ぎでぎゅっと手を握られ、心が心地よい温かさで満ちていく。

 

「んちゅっ、んぢゅるぅっ、んぢゅちゅっ、んふぅ、れろちゅぅぅ……」

 

 立香が上体を倒し、アルトリアに重なると彼女の唇を奪った。それを合図に、二人は互いの唇と舌を貪り合う。唇を割り、舌を侵入させて絡め、口内粘膜をベロベロと舐め合い、唾液を塗す。それだけでは飽き足らず歯肉、歯列、歯裏、舌裏、そして喉の最奥を舐めるが如く舌を伸ばしていく。べろべろ、べちゃべちゃと……口回りを唾液でベトベトにする様はもはや獣だ。

 

「そんなにしゃぶりついて、下品だなぁ……」

「んちゅ、べろちゅっ、だ、だってぇ……マスターが、下品なほうが好きだってぇ……」

「うん、まさにオレ好みっ」

 

 立香の好みに近づけているという嬉しさに、アルトリアは遊ばせていた両足で彼の腰を挟み込む。

 

「ぷはぁっ、はぁっ、あぁぁっ、もっとぉっ、もっとお願いしますぅっ! もっとたくさんっ……霊基に染み込むくらい出してぇっ……!」

「それをアルトリアが望むならねっ……!」

 

 ばちゅんばちゅんと音を立てながら、立香は膣穴を突き回す。膣穴から出る肉竿は泡立った混合液が纏わりついて真っ白、シーツは飛び散る体液でもうビショビショだ。

 

(これはっ……手放したくないな……)

 

 すべてが終われば、サーヴァントの皆との別れがくるだろう、彼女とて例外ではない。しかし、立香はアルトリアを『手放したくない』と思っていた。愛する女に傍にいてほしいと思うのは、至極当然の事だ。この女に自身の子を孕ませたいと狂うほどに生殖欲求を刺激される。

 

 しかしアルトリアはサーヴァントだ。どれだけ子種を注ぎ込もうとも、決して孕むことはない。精子はこのまま受精することなく、やがては消滅してしまう。だが、聖杯があれば話は別だ。あれがあれば、彼女を妊娠可能な身体に変えることは可能だろう。すべてが終わった暁には、アルトリアを貰い受けるくらいのことは許されるんじゃないかと思ってしまう。

 

「アルトリアっ、君だけは手放さないからっ! カルデアを出る時は一緒に来て、聖杯でオレの子孕ませるよっ!」

「あはぁぅっ! んはぅうぅっ! う、嬉しいっ! 嬉しいですっ……! ぜ、ぜひっ、ぜひお願いしますっ……! どうかっ、どうか私をマスターの妻にしてっ、してくださいっ!」

 

 彼の寵愛に嬉しさで歓喜の涙を流す。自身の恋焦がれる雄に求められることの嬉しさたるや、身体が内部から弾け飛びそうになる。

 

「はぁっ、んんっ、んふぁぁぁっ……! 好きぃ、好きですマスターぁっ……はんぅぅ……」

「ほらっ! また中に欲しいでしょ? またたっぷり注いであげるよっ!」

 

 抽送が激しくなる。アルトリアの身体をプレスするようにしながら、杭打ちの如くペニスを打ち込む。激しく膣壁を擦られ、狂うほどの強烈な快感に押し上げられていく。

 

「ふっ! ふぅぅっ! マスターっ! あぁぁっ、マスターぁっ……!」

「はぁっ! ふぅっ……! またっ……出るっ……! 子宮の中にまた出すっ……!」

「んふぁぁっ! あぁぁっ! だ、出してっ! 出して孕ませてくださいっ、マスターっ! んあぁっ! あぁふぁぁっ!」

 

 二人のボルテージが上がっていく。バチバチと脳内で快楽の火花が弾け飛ぶ。思考が明滅し、もはや生殖以外考えられなくなる。互いに身体をぎゅっと抱きしめ、己の肉体を感触を感じ合う。

 

「あああああぁっっっ!! 精子くださいっ! マスターの子種汁ぅうぅっ! はぅうぁぁぁっっ!!」

「――出るっ!」

「んんんんんっっっっ!!!!」

 

 立香の大量極濃厚白濁射精は子宮内へ流し込まれ、卵巣や卵管さえも犯し尽くし、さらに腹部が膨らんでいく。膣壁が暴れる肉棒をビタッと抑え込み、さらに刺激を加えつつ精液を絞る。彼と同様に顔を蕩かせながら、射精による性的絶頂するアルトリア。

 

 嗚呼……なんて甘美で蠱惑的なのだろうか。女としての本能と幸福感に満ち溢れていく。

 

「んちゅっ、ちゅぅ、んぁ……れろぉ……」

 

 絶頂の余韻を味わいながら、再び唇を押し付けて濃厚な接吻をする。欲情のままに舌を絡め合う。舌淫交を繰り広げ、ようやっと唇が離れる。

 

「どう、だった……、アルトリア……?」

「はぁぁ……凄い、幸福でした……」

 

 心の底から満たされたという笑みに、立香も嬉しくなって笑みが零れた。 

 

「でも……まだオレはできるけど……、アルトリアは満足した?」

 

 立香が腰を少し揺すり、白濁と愛液塗れの膣内を掻き回す。まだ硬さを保ったままの肉棒は、まだ余裕だとでもいうようにその存在をアルトリアに主張し続けている。

 

「い、いえ……まだ……」

「じゃあ……もっと、しようか……アルトリア」

 

 そうだ、夜は長い……まだ時間はあるのだ。ここで終わるには、なんとも名残惜しすぎる。アルトリアは熱っぽい視線を立香に向けながら呟く。

 

「ええ……まだまだ夜は長いですよ? マスター……」

 

 彼女の言う通り、夜はまだ始まったばかり。今宵は彼を独占させてもらおう。またベッドのスプリングが軋みだすのに時間はかからなかった――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁっ、ふぅっ…… ふぅ、ふぅ、はぁっ……」

「ふぅ……お疲れさま、アルトリア」

 

――夜が明け、性交を終えた部屋はなんとも酷い有様だった。

 

 部屋の天井や壁にはいくつもの染みが出来ており、ベッドなど雨の中外に出したのかというくらいに水浸しだ。ベッドにひっくり返った蛙の如く横たわるアルトリアの膣穴からは大量の白濁液が溢れ出て、シーツに落ちていく。その傍らでは、アルトリアの乳房を揉み回しながら、性交の疲労に荒い息を吐く立香の姿が。

 

「凄い……よかったよ、アルトリア……。そして、ごめんね……ほったらかしにしてて」

「いいえ……その分愛してくれたので、十分です」

 

 アルトリアの不満を解消するくらい愛してくれたので大満足だ。

 

「マスター……。はぁ、ふぅ……、私は、マスターの女、ですから……身体を好きなように使っていただいて、いいのですよ……。口でも、おっぱいでも、お尻でも……いつでも、どこでも、気持ちよくして差し上げます、から……」

「うん、これからもよろしくね」

「はい……そして、いつか……聖杯を使って……私を孕ませてくださいね」

「わかった、約束する」

 

 そう言って、立香はぐったりと身体をベッドに沈めるアルトリアを抱きしめ、誓いのキスをした。それから二人は疲労と睡魔に襲われ、互いを抱きしめながら眠りに落ちた――

 

 

 

 

 

 

「マスター、痒い所はないですか?」

「うん、大丈夫」

 

 数時間後、眠りから覚めた立香とアルトリアは身体を清めるためにバスルームで一緒に洗いっこをしていた。汗塗れなベトベトの身体でカルデアに戻る気には到底なれない。今、二人の身体は泡だらけだ。互いに身体を擦り付けながら、洗いっこというペッティングを行っていた。

 

「あんっ……もう、マスター……」

「ごめんごめん。アルトリアのお尻、好きでつい……」

 

 両手を回し、アルトリアの臀部を撫で揉む。もうこれ以上ヤっていては時間が無くなってしまう。

 

「でも……マスターにお尻を触られるの、嫌いではありません。お好きであれば、回りの目がないところで触ってください」

「いいの? そんなことしたらアルトリア、興奮しちゃうでしょ?」

「それは……まぁ……」

 

 立香に尻を揉み回され、興奮しないとは言い切れない。寧ろ興奮してしまうに決まっている。

 

「もしこれ以上シたかったら、カルデアに戻ってから、ね?」

「……はい」

 

 まるで自分が性行為を催促しているみたいで恥ずかしさで顔を赤くするアルトリア。そんなところも可愛いな、と思いつつ彼女の身体を撫でまわす。触り心地抜群の肌。何度触っても飽きがこない。

 

「ですが……キスくらいは許していただけますか?」

「……いいよ」

 

 アルトリアが顔を近づけ、唇を重ねた。唇の隙間から零れる吐息が顔に当たる。嫉妬深い彼女の機嫌が直ったことに安堵しながら、立香はアルトリアの身体の心地よさに身を委ねた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――数日後

 

「お疲れ様でした、マスター」

「お疲れ、アルトリア」

 

 そこには普段通りの二人の姿があった。シュミレーションを終え、互いをねぎらうその光景に、あの夜の面影は一切感じられない。あの一夜以降、二人の仲はさらに深まった。もっとも、少々嫉妬深い彼女の機嫌を直す為に一苦労しているようだが。

 

「ねぇアルトリア」

「なんでしょうか、マスター」

 

 話しかけてきた立香に、アルトリアは微笑む。これは二人だけの合図。彼の獣欲に染まりつつも懇願するような目と、数歩離れた場所からでもわかる股間から匂ってくる性臭がその合図だ。

 

「この後、オレの部屋に来て。ちょっと話が……あるんだ」

「わかりました。お話、お伺いしましょう」

 

 シュミレーションに参加していたサーヴァントたちに告げ、立香とアルトリアはマイルームへと向かう。あれからというもの立香は、定期的にアルトリアとの性交に勤しんでいる。聖杯もアルトリア用にいくつかキープしているだけでなく、彼女だけ彼の令呪と同じ紋様を、子宮の辺りに彫り込むくらいである。

 

 愛しきマスターに仕える幸福感に浸りながら、下腹部が熱を帯びていく。この後、彼に抱かれるのだと思うと、部屋に着くのが待ちきれなかった――

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