※若干のキメセクシーンあり
「先輩っ、着きましたね!」
「うん。……にしてもいいホテルとったなぁ……」
――とある観光地
そこに藤丸立香とマシュは二人だけで訪れていた。特異点の修正で日々戦いっぱなしの二人を労わったダ・ヴィンチやスタッフ一同は、二人に四泊五日の旅行をプレゼントしたのである。今まで大した休みもなく働き付けだった上に、彼らが成し遂げた偉業に文句を言う者は1人もいなかった。
「よし。今日はもうホテルで休んで明日から回ろう」
「わかりました、先輩っ! マシュ・キリエライト、すでに予習はバッチリです!」
そう言ってマシュは鞄から付箋を大量に付けた旅行雑誌を取り出す。彼女の要図はまるで遠足に出る子供みたいだ。しかしそこまで自分との旅行を楽しみにしてくれていたことに嬉しさが湧く。かく言う自分もマシュとの旅行を楽しみにしていたのだ。ここはダ・ヴィンチ達に感謝しつつ、思い切り羽を伸ばさないと!
「はは……、でもちゃんと早く寝ようね、マシュ。寝不足で回れないなんてことのないように」
「勿論です! 今日はいつもよりも二時間前就寝を心がけます!」
(すごい楽しみにしてたんだなぁ……)
ふんすと鼻息荒く告げる、楽しみにしていたという気持ちが全身からにじみ出ているマシュ。そんな彼女に苦笑いをしながら立香たちはホテルへと入っていった――
◇
案内されていた部屋に入った二人は、持ってきた荷物を下ろして一息つく。ひとまず今日はもう寝るだけ。先に入浴を済ませたマシュは立香が入れ替わりに浴室へ向かったと同時に鞄からある物を取り出す。それは無色の粉末。マシュはこの旅行を、立香との距離を一気に縮める機会だと確信していた。
――はい。これがご注文の品です。用法用量守って正しくお使いください
(ごめんなさい……先輩)
『ちょっといい雰囲気になる薬』――パラケルススに密に注文しておいた媚薬を風呂上りの彼に出す飲み物へと混ぜる為、マシュは急いで用意をし出す。"この一つの粉末を二人で飲んでください"と言っていた。説明書が入っていないが
「ふぅ~……上がったよ~」
「あ、先輩っ。お風呂上りの飲み物、用意しておきました!」
ささっと両手に持った飲み物の内、片方を彼へ差し出す。良く冷やしておいたから熱を持った身体にはちょうどいい。立香はすすまれるままに、マシュの出した飲み物を疑うことなく手に取った。
「ありがとう、マシュ」
(……ごくりっ)
喉を鳴らして勢いよく飲んでいく彼の姿を見ながら、マシュはごくりっと別の意味で喉を鳴らす。残った自分の分の飲み物へと視線を落とした。あとは自分がこれを飲むだけ。自分で頼んだが、効果は未知数。ええいままよ! とマシュもゴクゴクと一気に飲み干す。
「ぷはぁ~……! 風呂上りの一杯は最高だなぁっ!」
「ぷはっ、……え、ええそうですね!」
怪しまれないように相槌を打つ。後は効果が出るのを待つだけ……。マシュは内心ドキドキしながらその時を待った――
「あ……そういえば言うのを忘れてました」
――一方のカルデア
パラケルススはハッとある事を思い出した。先日作成を依頼された媚薬の量を言っていなかったのである。しかしもう彼女達はカルデアを発っている……通信しようものならバレてしまうだろう。
「……まぁ彼女の事です。容量については察してくれるでしょう」
旅行の期間は四泊五日。パラケルススが用意した量は五日分……つまり
それをパラケルススはまるで他人事のように考えていた。マシュが彼が作った薬の量を察することが出来なかったとは知らず――
「な、んだっ……これっ……!?」
――そして場面はマシュたちに戻る
媚薬入りの飲み物を飲んでから数分後。立香は身体の異常な熱に悩まされていた。寝間着の下で乳首は屹立し、下着に擦れるだけで肉棒が絶頂していそうになるほどイキリ立っている。興奮が収まらず、どうにかなってしまいそうだ。肉棒が外気に触れるだけで射精してしまいそうになるのを必死になって耐える。
「ご、ごめんなさいっ、せんぱいっ……!♥ あぐぅっ♥ こ、こんなつもり、じゃぁ……!♥ あっ、ひぃっ!♥」
「ま、マシュっ……」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ……!♥
一方のマシュも立香と同様、異常な熱と興奮に襲われていた。寝間着はすべて脱ぎ捨てて膣穴を、自身の乳房を一心不乱に弄っている。上顔は紅潮し、息もかなり荒い。まるで発情期を迎えた獣のようだった。
彼女は立香が前にいるにも関わらず、自慰の手を止められない。乳首が痛いほどに勃起し、膣穴からはまるで湧き水の如く愛液が溢れ出てくる。その淫らな雌の姿を見た立香の脳が指令を出す。『眼前の雌で性欲を満たせ。子孫を残せ』と。それを残り粕のような理性がどうにか押しとどめている状態だった。
「ま、しゅっ……ごめんっ……オレっ……!」
ふらふらと歩きながら、立香はマシュを懇願するような目で見下ろす。彼は今湧き上がる性欲と戦っている。こんなに苦しそうになりながら、後輩である自分を襲ってしまいそうな自分を必死になって抑え込もうとしているのだ。そんなのは駄目だ。これはすべて自分が招いたこと。だから――だから
婚前交渉などするつもりはなかった。精々旅行の終わりにキスくらい出来ればという淡い期待だったのだが、今の状況はそれを上回る。立香と肉体関係を持ちたいと思ったことはない、と言ってしまえば嘘になる。マシュは興味のないフリをして、その実カマトトぶった相当な助平だったのだ。
自慰のオカズはいつも立香。妄想の中でマシュはあらゆるシチュエーションで彼と熱い時間を過ごしていた。ある時は脳が蕩けるくらいのイチャラブエッチ。またある時は自身の身体を拘束されて、立香に調教されるエッチ。そしてある時は無理矢理エッチ。戦場ではキリッとしているが、マシュの本質は性欲が強いエッチな女の子だったのである。
(そう、先輩は悪くないっ……! 悪いのは、全部っ……わたしっ……)
「せ、先輩っ、我慢っ、しないで……くださいっ……!♥」
「マ、シュッ……! オレ、はっ……!」
浅ましい自分が招いたこと。ならその責任は自分が、マシュ・キリエライトが負うべきなのだ。例え彼に強姦されようとも、無責任膣内射精されて妊娠しようとも、彼の生涯にオナグッズになろうとも、それはしょうがないことなのだ。性欲と理性がせめぎ合っているのが、彼の目を見てわかる。そうだ、彼は悪くない。
そしてこれで彼との関係が深まる。心のどこかでこうなるのを期待している自分がいた。それを自覚し、ニヤリと笑いながら、マシュは彼を迎い入れた――
◇
ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ!
「おっ♥ あっ♥ んひぃっ!♥ あはぁっ!♥」
暗い部屋に木霊する何かがぶつかり合う音。ベッドの上で一糸まとわぬ二つの生物が絡み合っていた。全身汗だくになりながら、ひたすら己が欲望のままに盛る。その姿はとても理性ある人とは思えぬ姿だ。恋人がするようなSEXとは程遠い、性欲に狂った獣がする交尾同然のSEXだった。
「マシュっ、マシュっ、マシュぅ……!」
名前を呼びながら正常位の体位で激しくマシュを犯す立香。部屋にあるゴミ箱にはもう溢れんばかりの使用済ティッシュが捨てられている。
――パラケルススから渡されたのは薬はマシュが容量を誤ったことで、異常な効果をもたらしていた。劇薬と化した媚薬は、二人の性欲を数十倍に跳ね上げ、もはや性欲に狂った猿同然の存在になり下げる。マシュとしての少し仲が進展しそうな雰囲気になるはずだったのは、その薬の効果でヤリムードへと変わっていた。
ぶぢゅっ、じゅぶっ、ぶじゅぅっ、ぶぼっ!
大量の愛液と膣内射精した精液が腰の打ち付けの度に卑猥な水音が響く。何度絶頂したかなどもうわからない。ただただ性欲の赴くままに交わるだけ。理性が飛んだ立香の愛撫に、マシュの胸と尻には全力で鷲掴んだ跡がくっきりと残っている。
「くぁっ……! 出るっ……!」
「あっくぅっ!♥ ああっ!♥ んはぁっ!♥ あ"ぐぁっ!♥ い、いぐっ!♥ いぎまじゅっ!♥ ぜんばい"の射精でまだイ"ギまじゅぅぅぅっっっ!!♥♥」
かなりの巨根を持つ立香の容赦ない突き込みに、マシュの口から出るのは獣染みた嬌声。とてもではないが、女性が出す声とは到底思えないその獣声に、彼女を知る者ならドン引きしてしまうだろう。声だけではない、白目を剥きつつ、汗と涙、鼻水、涎と体液という体液に塗れた彼女の顔も、普段の姿からは想像することすらできない。
「あ"っ!♥ あんっ!♥ あぁぅっ!♥ あん"ぁ♥ ぶぢゅぅぅっっっ!!!!♥♥♥♥」
獣欲塗れのディープキスによって口を塞がれながら、マシュも絶頂へと昇り詰めていく。両手両足で彼を挟み、より一層深く彼を迎え入れて。立香の突き込みがさらに激しさを増し、そして――
ごびゅるるるるるぅぅっっっ!!! どびゅっ! どびゅびゅぅっ! びゅぅぅぅっっっ!!!
「~~~~~~!!!!!!!!♥♥♥♥♥♥♥」
子宮内にまた新たな子種が注ぎ込まれる。先ほどまで中に出されていた精液は、立香の突き込みと種付けプレスで腹部を圧されて出されたにも関わらずまた補充されていく。卵子を精子たちに嬲られているような錯覚さえしてくる。
「はっ、はっ、はっ……!」
「ふぅっ、ふぅっ……!♥ んひぃっ!?♥♥」
射精が収まると再び突き込みが再開される。何度射精しても変わらないその肉棒の硬さに、雌はなすすべなく屈服することしか許されない――
――二日目 AM 10:00
ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ!
「あっ、ふぁぁっ!♥ せんぱい!♥ せんぱいっ!♥」
立香とマシュのSEXは依然として続ていた。側位の激しい突き込みに、マシュの豊満な乳房がブルンブルンと揺れる。マシュらが服用した薬は、量を間違えたことで思わぬ性欲以外の副作用を生み出していた。まずは排泄物の分解。糞尿として体外に排出されるはずのそれは、薬の効果によって極限まで分解されて消滅。故にトイレに行く必要がない。
次に体力の増強。一SEXによって持っていかれるはずの体力が、まるでオートヒーリングが発動しているかの如く自動回復する。故に疲労感は出るものの、僅かな時間で回復を果たす。性欲と体力の増強、そして排泄無効となった二人にはまさにセックスマシーンという名がふさわしい。
ベッドの回りには部屋に完備されていた、水が入っていたであろう空のペットボトルと、食べ物が入っていたであろう紙袋が散らばっている。立香とマシュはSEXの合間に繋がったまま、食事や水分補給を取りつつ行為を続行していたのだ。長時間の性交で慣れたのか、それとも身体が薬に順応したのか、当初の獣声は鳴りを潜め、雌としての嬌声が口から飛び出る。
「ぐっ! 出るっ……!」
ぶびゅるるるるぅっ! どぶっ! どぶどぶどぶぅっ! どびゅびゅびゅぅ!
「んぐっ……!♥ 熱いぃっ……!♥」
何度射精しても衰えない精液。大量の極濃精子が再びマシュの子宮内に流し込まれていく。そして彼女の膣壁もほんの僅かな精子さえも逃さないといわんばかりに、肉棒をギチギチと締め上げて更なる吐精を促す。
鼻が曲がりそうな性臭が部屋を充満する中、二人はまだ行為を止めずに再開しだす――
――三日目 PM 16:00
「んっ♥ んむっ♥ んぶぅ……♥」
もはや二人の世界はベッド上とキッチンのみとなった空間で、まだ彼女達は交わっている。今マシュは立香の愛液と精液でべっとりと濡れた黒人並の巨根に舌を這わせていた。つい先ほどまで自身を愛してくれた肉の槍。改めて間近で見ると、雌として大事な部分が疼いてしまいそう。その小さな口で懸命にそのデカチンを奉仕する。
「マシュの舌の動きがっ……! 凄いっ、気持ちいいっ……! くぁっ……!」
立香はというと、母性の象徴であるマシュの胸を欲望のままに揉みしだいていた。本当はシックスナインをしようと思ったが、こぷこぷと膣穴から出続ける精液に断念したのである。……にしてもマシュの乳房を揉む手に容赦の欠片も見られない。血管が浮き出た手が欲望のままに乳房を揉んでいる。その力さえも、マシュにとっては『そこまで強く自身の身体を求めてくれている』と多幸感に浸っているだろう。
「あぁっ! また出るっ!」
どびゅるびゅるびゅるびゅるぅぅっっ!! ぶびゅっ! ぶぶぅるるるぅ!
「ん"ん"ん"っっ!!♥♥」
喉奥に、胃に直接流し込まれる精液の熱さに軽い絶頂を覚えた。これを子宮内で今まで受けてきたのか、そう思うとたまらなくの子種たちが愛おしくなってくる。ごくりっ、ごくりっと喉を何度も大きく鳴らしながら、飲んでいく。
「ぷはぁっ……♥ 先輩、飲みましたぁ……♥」
「はぁっ……くっ……エロっ……!」
口をくぱぁ……と開けて立香に見せる。口内に先ほど出された精液は何処にもなく、ただむわっと熱い性臭がただようだけ。男を誘うようにチロチロと動く舌に、興奮がせり上がってくる。立香はその雄を誘う淫口に、己のいきり立った肉棒をねじ込み、腰を打ち付け始めた。
「ぶぶっ!♥ ぶもっ!♥ ごぶっ!♥ ぶぶぅっ!♥」
入りらないであろう巨根を無理矢理マシュの喉奥にねじ込む。常人ならば死んでしまいかねない凶悪なイラマチオに、マシュの膣穴は更なる愛液を溢れ出させていく。ドMなマシュにとって立香の激しいSEXは、自身の理想とするSEXなのだ。
――四日目 AM 08:00
ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ!
「くっ……はぁっ、あ、くぅ……!」
「あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あぁぁっ♥」
今彼らがしているのは騎乗位の体位での性交。激しいマシュの打ち付けによって彼女の豊満な胸がブルンブルン揺れ、尻肉が波打つ。女性優位の体位にマシュは彼への想いをそのまま性欲に変換して立香へとぶつける。
「先輩っ♥ せんぱぁいっ♥ 先輩の雌強制屈服確定絶倫巨根極濃精子装填ちんぽっ♥ ずっと♥ ずっとほしかったんですっ♥」
精液でぼっこりとした腹部を見せつけながら、マシュは立香と繋がれた幸福と快感で悦に浸った表情を晒していた。そんなエロ顔を見せつけられた立香もボルテージを上げていく。何よりマシュがこんなにまで自分を求めてくれているという光景がなによりも興奮するのだ。
「マシュっ、エロ過ぎっ……! そんなに激しく動いたらっ……! またっ……、出るっ!」
「出してください先輩♥ 我慢なんて身体に毒っ♥ 毒ですからぁ♥ 目の前に生殖可能な雌がいたら即ハメるのは男性の宿命なんですぅっ♥ ふあぁぁっ♥ わたしもイクっ♥ イっちゃいましゅっ♥」
ぶぶぶぅぅぅぅっっっ!!! ぶびゅるるるるっ! どびゅびゅっ、びゅぅぅぅっっ!!
「あぁぁんっっ!!!♥♥♥ 先輩の射精っ♥ 子宮で感じるっ……♥ あったかぁい……♥」
子宮の中でピチピチと泳ぐとんでもない数の精子を感じ取りながら、マシュはうっとりとした表情で絶頂の余韻に浸る。愛しい男の子種を胎内に受けるのは雌の本懐。女としての本能。それこそが至極の幸福なのだ。
「んぅ……ふぅ、ふぅ……まだ……元気ですよね? また、わたし動きますね、先輩♥」
「うぁぁっ! ま、マシュっ、腰使いが凄いっ……!」
射精が収まると今度は腰を回すような動きで肉棒を責め立てる。肉棒はまだまだ硬さを保っている。彼もまだまだ余裕な証拠だ――
――五日目 PM 01:50(チェックアウト10分前)
ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ!
「マシュっ! マシュっ! マシュぅっ!」
「先輩!♥ 先輩!♥ せんぱぁいっ!♥」
もうそろそろホテルを出なくてはいけない時間にも関わらず、マシュと立香は対面座位の体位で未だにSEXをし続けていた。髪は2人ともボサボサ、目の下には濃い隈という明らかにヤバそうな形相で彼らはまだ愛し合う。もうマシュは立香の子供を孕んでいる。……というより孕んでいない方がおかしいし、異常ともいえるレベルの膣内射精を受け続けたのだ。立香の濃い精液を子宮内に流し込まれてしまえば、安全日であろうと妊娠不可避だろう。
「ごめんなさいっ!♥ ごめんなさいっ先輩っ! 旅行のスケジュール全部台無しにしてごめんなさいぃっ!♥」
マシュは立香とこの旅行で多くの観光地を巡る予定だった。あの場所ではあんなことをしよう。この場所ではこんなことをしよう。それこそ入念に下準備をした上で。しかし、マシュと立香の四泊五日の旅行はこの狭いベッドの上だけで終わりを迎えてしまったのである。鞄の中にある着替えも、カメラも一切使うことなく、ただただ二人は性交に溺れていた。
数日の間、性交し続けたベッドはもうあらゆる体液でびちょびちょ。もはやホテル側からクレームが来て、入店禁止にされてもおかしくないレベルである。そして――
「うっ……! マシュっ、出るっ!」
「はぁっ♥ はぁっ♥ 出してくださいっ!♥ 先輩っもっと出してぇっ♥」
ぶびゅぅっ!! どびゅるっ! ぶびゅるぅっ!
「あぁぁんっ!!!♥♥♥ 幸せですぅ♥ わたし、先輩とエッチ出来てっ、最高の思い出できましたぁ!♥」
薬の効果も切れかかり、最初ほどの射精ではないが、それでも常人よりも多いのに変わりはない。マシュは再び膣内に出された精液がもたらす快感に浸るのだった――
「お帰り二人とも。旅行は楽しかったかい?」
「あ、あぁっ! すっごい楽しかったよダ・ヴィンチちゃんっ!」
「え、ええっ! それは勿論っ!」
――チェックアウトの時間を迎え、薬の効果が切れてしまった二人は、身体を洗うことも叶わずにホテルを出るしかなった。このまま帰るのは不味いと考えた立香とマシュ。二人は手身近な店でお土産を買い、化粧品で隈を誤魔化し、消臭剤を大量に振りまいて誤魔化すことにしたのだ。マシュと立香の妙にぎくしゃくしているような感じはしたが、疲れているからということで特に疑問に思われなかった。
「長旅で疲れたろう? 土産話は明日ゆっくりと聞かせてもらうよ」
「あ、ありがとうっ! ダ・ヴィンチちゃんっ!」
「た、助かりますっ!」
内心冷や汗をかきながら二人はそそくさと自室に戻っていく。
(わ、わたしっ……、せ、せ、先輩とあ、あんなことっ……!)
最中、マシュが思い出すは彼との情事の時間。それ彼と少しでも距離を縮めたいと思っていたマシュは、今回の一見で少し縮めたどころではないのを、後に妊娠が発覚するまでわかっていなかった――