Chapter 1-1
寧々「これでよし…………と」
「寧々、それは?」
寧々「柊史くんが入部してくれたので、コルクボードです、色々貼れたらいいなって」
「良いかもね、というか、俺が相談なんかできるかなあ?タロットも占いもできないし……」
寧々「きっと、男子生徒からの相談なら、私より上手に答えれるんじゃないでしょうか?」
「そういうことなら……まあ」
因みに、今日登校した途端、クラス全員から問い詰められた。それはそうだろう、寧々と2人で手を繋いで登校したのだから
正直、痛かったり、苦かったりで気持ち悪くなったが、寧々の甘い味のお陰でどうにかなった
「それで……相談って毎日来るの?」
寧々「いえ、相談の内容によってはお断りしたりしていたので最近は占いの方が多いですね」
「なるほどな……」
そうなると、女子生徒の相談の時は部室を出たりした方が良いな
そんな時、部室のドアがノックされる
寧々「はい、どうぞ」
???「し、失礼しまーす」
おずおずと入ってきたのはかなり派手な……見た目から俗っぽく言えばギャルっぽい生徒が入ってくる
???「綾地寧々……先輩ですか?」
寧々「はい、私が綾地寧々ですが……」
???「すごい……綺麗な人……」
ポツリとそう呟くのが聞こえた
???「あ、えっと……そちらの方は……??」
チラリとオレの方を見て、少しだけ不審そうに見てくる。それも無理はない、なんと言っても、今朝入部届けを出したのだから
「あぁ……オカ研に昨日から所属した綾地さんと同学年の保科柊史だ」
俺が綾地さんと呼んだ瞬間、寧々からめっちゃ痛い(物理)視線が飛んできた……いや、ごめんって!
???「保科先輩………」
俺を見る目が一瞬だけぼうっとする
「何か相談事とかじゃなかったのかな?…………って、オレが居たら話しづらい事もあるか」
そう言い席を立とうとする
???「い、いえ!!決してそんな事は……!!むしろ居てください!」
寧々「えっと、相談事というのは?」
???「あ、すいません!自分は因幡めぐると言います!それで……相談なんですけど……」
寧々「はい」
めぐる「自分を人気者にして下さい!!」
ほわっつ??オレなんかよりどう見ても人気のありそうな因幡さんがそんな悩みとは全くもって意味不明だった
なんでも話を聞くと、高校の入学時にイメチェンを試みて色々試した結果、入学早々風邪を引いてしまい、輪に中々入れなくなっていた。との事らしい
寧々「分かりました。兎に角、考えてみますね?」
めぐる「本当ですか……!ありがとうございます!!綾地先輩!!保科先輩!!」
────
という訳で……聞いてみたが
海道「俺に聞くかぁ??普通」
「それもそうだな」
海道「ひっでぇな!!」
和奏「まあ、海道は変態でドMだから」
「そういう仮屋はどうなんだ?色んな子と親しかったりは?」
和奏「アタシは、気づいたら輪に入ってたタチだし……綾地さんは?」
「綾地さんのは狙った人気じゃないからな」
海道「柊史……お前、恋人を苗字呼びかぁ??」
「海道、ここで名前で呼んでみろ間違いなく死ぬ」
和奏「それもそうだよね」
「俺は海道と違ってドMじゃないんだ」
海道「ひっでぇな!!?」
─────
心当たりしゅーりょー!!
そもそも狙って人気者ってそんな人……
秋田さん「どしたの?保科クン?」
「居たーーー!!狙って人気を取れる人居たーーーー!!」
秋田さん「ん??なんだかわかんないけど、大声で失礼な事言わないでくれる??引きちぎるよ?✩」
───
秋田さん「言っておくけど、バラしたら引きちぎるからー✩」
「何を!!?まあ、秋田さんの友達の為にも言わないよ」