寧々「すいません……因幡さん、考えて見たのですが、すぐにと言う方法は思いつきませんでした……」
めぐる「そうですよね!すいません!!変な相談しちゃって!」
あぁ……痛い……因幡さんのチクチクとした痛いが伝わる…
寧々「でも、“柊史くん”がクラスの人から色々聞いてくれたそうです」
名前を強調して言ってくる……別に恋仲だって広めないで下さい!というか広められると本当に物理的にダメージが入るので!!
めぐる「本当ですか!保科先輩!」
期待した目で俺を見ないでくれ、因幡さん……これ、そんなに褒められた方法じゃない気もするから!
「一応言われた通りにメモを取ったんだけど……綾地さんにお手本……というか、見本してもらうか、因幡さんがやるかどっちがいい?」
寧々「僭越ながら私がシュミレーションしても大丈夫でしょうか?」
寧々ぇぇぇ!!?くそっ!!提案した俺が馬鹿だった!!絶対ベタベタして来る気だ!!隠せてないもん!!感情が!!
「じゃ、じゃあ……綾地さん、このメモ通りに俺に接してみて…?」
メモにはぽややぁぁんと言う感じで書いてある
寧々「(ぽややぁぁん)」
あ、すごい。なんかそんな風に見える
めぐる「確かに、話し掛けやすい雰囲気というか、構いたくなっちゃいますね」
寧々「こういう感じで良いですか?」
「その方向で問題ないと思うから、続けてくれる?」
寧々「わかりました〜」
「それから……会話の例として、何かの際に「大丈夫?」って心配されたら「平気だよぉ〜ぅ」って甘く答える」
寧々「平気ですよ〜ぅ」
「で、相手の話しには、どんなに下らなくても笑う」
寧々「やだも〜ぉ、何を言ってるんですか、柊史くんは面白いですねぇ♡」
さりげなくボディタッチを増やす……身体のバランスを崩した振りして、接触面を増やしたり、手や足(太ももの内側)に触れたりするのがオススメ……後、目を潤ませながら上目遣いで相手の顔を覗き込むとか──あざと過ぎないか?これ
寧々「ごめんなさい……ちょっと眩暈が……♡」
「いや……別に大丈夫だよ」
演技じゃない感情が混じり始めてる……??
寧々「んん………♡」
「綾地さん……?流石にそこまで触られると……」
寧々「そ…そうですか…………?はぁ……はぁ……」
ん”…………っ!!?これは……
「あの……綾地さん?」
寧々「なんですか……?」
おや…………!?綾地さんのようすが……!
なんだか甘い味が……
寧々「(ごめんなさい……私、なんだか変で……身体……熱くってぇ…♡)」
濃厚な甘い味、強い匂い……これは完全に……
寧々「あ、んん……ふっ……♡はぁ……はぁぁ……♡ふー……っ♡」
完全に発情してらっしゃる!!?
めぐる「あ、あのー……綾地先輩……?なんだか妙に色っぽい気が……」
「これは……アレだ、きっとさっきの演技を続けてるんだ、その方が魅力的だろ?」
めぐる「確かに魅力的だと思いますが……」
どうしよう!!?相談者の人の前で発情するなんて!!?
寧々「(す、すみません……柊史くんの身体に触れるだけで……♡)」
寧々「(今すぐ……柊史くんとセックスしたいです……♡)」
アイエエエエ! セックス!? セックスナンデ!?
そんなこと耳元で言われたら……っ!!?
めぐる「えっ!!?あ、あのあ、ああ、綾地先輩!!?な、なんか物凄い事言いませんでした!!!?」
「言ってないって!寧……綾地さんがそんなこと言うわけないだろ!!?」
ど、どうする!!?こんな所でできる訳も無いし、2人で出るのも……!!
寧々「(最悪、1人でオナニーしてきます……から…………)」
アイエエエエ! オナニー!? オナニーナンデ!?
めぐる「へ!!?あ、綾地先輩!!?い、今……おな……おなぃ……へ、変な事言いませんでした!!?」
「言ってない!!言ってないから!」
寧々「(柊史くん……い、今ならどうにか動けますから……)」
寧々「す……すいません……♡少し……御手洗に……ぃ」
めぐる「あ、だ、大丈夫ですか??」
寧々「1人で大丈夫……ですから……ぁ」
めぐる「は、はい!了解です!」
───
10分程してから寧々が戻ってきた、物足りなさそうな目と濃厚な甘味を俺に向けて
めぐる「と、とにかくですね、保科先輩の聞いた方法はビッチ育成法だと思います!」
「おっかしいな……俺はちゃんと人気者になる方法を聞いたんだけど……」
寧々「どこの
なんか物騒なルビ振ってなかったか!!?
「秋田さんだけど……?」
寧々「あぁ……
だからなんかいちいち物騒なルビが見えるんだけど……
めぐる「因みに……どんな人なんですか?」
「合コンの女王って呼ばれてる人」
めぐる「その人大丈夫!!?軽く嘲笑われません!!?」
「でも人気があるのは確かなんだよ」
寧々「確かに、秋田さんはクラスの人から人気ですね」
あれ…………??寧々って違うクラスじゃないか??なんで知ってるんだ……??いや、秋田さんなら噂位聞いてるのかな……?
「まあ……他にも模索してみるよ」
寧々「そうですね、因幡さんの悩みもちゃんと解決しないといけませんから」
めぐる「良いんですか……!?自分なんかの相談の為に……」
寧々「相談された相手をないがしろになんて、出来ません。ちゃんと方法を模索しますから……!」
めぐる「ありがとうございます……!!綾地先輩!保科先輩!!」
また振り出しだが……何もしない訳にもいかない、なにか方法を考えよう