※この作品はR-18です。

Sabbat if Witch   作:綾地みるくてぃ

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今回も本編進むよ


Chapter 1-3

 

昼休み開始のチャイムが鳴り、午前の授業が終わると、教室内の雰囲気は一気にほぐれる

 

海道「よっす、昼飯はどうすんの?」

 

特に考えて居ないんだが……学食とかでいいかなと、思い口に出そうとした瞬間に伝わってくる濃厚な甘みと強烈な痛み

 

寧々「柊史くん♡♡お弁当、持ってきましたよ?♡」

 

「あー……海道、今日は綾地さんと食べるから……」

 

海道「お、おう……」

 

 

痛い、熱い、甘い辛い、苦い

 

色々な感情が俺にぶつけられ、若干吐き気をもよおす

 

「綾地さん……ごめ……ちょっと気分が……」

 

寧々「大丈夫ですか……??」

 

「御手洗に……行っても?」

 

 

寧々「わかりました……待ってますね?」

 

短時間でかなりの情報量が襲ってきたせいで、めちゃくちゃ吐き気が来る

 

少しうがいをしておこう……多少は楽になる……

 

うがいをして御手洗から出ると、偶然にも因幡さんと出くわす

 

めぐる「……あっ」

 

「あ……」

 

因幡さんが1人でお弁当の袋を持って廊下を歩いている所を見てしまう

 

めぐる「…………」

 

慌てて目を逸らし、早歩きで去ろうとする因幡さんの手を掴む

 

めぐる「ひゃっ!!?な、なんですか!!?」

 

急に手を掴まれた事に関する動揺や驚きと言った感情が伝わる

 

「あ……えっと……一緒にお昼どう?」

 

めぐる「……え?」

 

「オレと綾地さんも一緒なんだけど……ダメかな?」

 

めぐる「ダメじゃ……無いです……」

 

「じゃあ、行こっか?」

 

めぐる「は、はい……」

 

寧々「あ、柊史くん、おかえりなさい……因幡さんはどうしたんですか??」

 

めぐる「あ……えっと…………」

 

「あぁ……オレが一緒にどうかって誘ったんだよ、オカ研の相談者だし、一緒に居ても不都合じゃないかなって」

 

寧々「なるほど、じゃあ行きましょっか?」

 

めぐる「何処で食べるんですか……?」

 

寧々「オカ研の部室です。教室や食堂だと、人が多くて」

 

めぐる「なるほど……」

 

変な所で寧々は俺の能力をド忘れしている節があると思う、教室に来る時とか人前でオレを呼ぶ時とか

 

寧々「はい、柊史くんお弁当です」

 

「あ、ありがとう……」

 

後先考えてなかったぁ!!因幡さんにバレる!というかバレてると思う!

 

めぐる「あ、あ、綾地先輩がほ、保科先輩にお弁当を……!!?」

 

寧々「はい?普通じゃありませんか??」

 

めぐる「こ、恋人同士ならともかく……!!」

 

寧々「何を言ってるんですか因幡さんってば〜、私は柊史くんの将来のお嫁さんですよぉ」

 

「寧々ぇぇ!!??あまり広めないでっ!!?後、因幡さん!!絶対言わないでね!???」

 

めぐる「は、はいっ!!了解です!!」

 

寧々「どうしてですか??広めてくれても良いんですよ?」

 

寧々ぇ!!オレの!!能力!!前世とかなんとか言ってオレに心読む力あるって言い当てたよねぇ!!

 

 

めぐる「ほ、保科先輩が死にそうなほど嫌がってるんですけど……この世の終わりみたいな顔してるんですけど……!」

 

柊史「(寧々、オレの能力上広まると色々大変なのぉ!!)」

 

寧々「あっ」

 

マジで忘れてたんだね!!?

 

寧々「ご、ごめんなさい!!因幡さん!!柊史くんの為にも広めないで下さい!!」

 

めぐる「ふぇっ!!?あ、ら、了解(ラジャー)です!」

 

寧々「(ごめんなさい柊史くん!!すっかり忘れてました!)」

 

「(ですよね!!)」

 

 

めぐる「えっと……自分、お二人のお邪魔だったり……??」

 

寧々「いえ、私達の時間と因幡さんの相談の重要度でしたら因幡さんの方が上ですから、問題ありません」

 

「綾地さ……寧々もこう言ってるし、気にしないで」

 

苗字で呼ぼうとしたらめちゃくちゃ刺さった、痛いです(感情が)

 

めぐる「えっと……なんで保科先輩は綾地先輩を苗字で?」

 

 

「因幡さん、寧々は仮にもオカルト研究部で信頼を得てて、学園の人気者なんだよ?」

 

めぐる「あー……保科先輩が針のむしろにされちゃいますね…」

 

「流石にそれは避けたい訳で……あまり広めないようにな……?」

 

めぐる「了解です。めぐるの相談に真剣に乗ってくれてる2人ですから」

 

ん……??今、一人称が

 

「あれ?因幡さんは自分の事を名前で呼ぶの?」

 

めぐる「あ…………ぅ……直したつもりだったんですけど……やっぱり……あざとい……ですか?」

 

「そんな気はしないけど?因幡さんが楽な方でもいいと思う」

 

めぐる「ありがとうございます、保科先輩」

 

寧々「2人とも、時間がもったいないですから、食べちゃいましょう?」

 

「それもそうだった……いただきます」

 

めぐる「いただきまーす!」

 

3人で日常的な会話をしながらお弁当を食べていく

 

普通に美味しい……んだけど……オレ、寧々に味の好み教えた事有ったっけ……??

 

寧々「ご馳走様でした。」

 

おっと……考え事をしてる間に寧々も因幡さんも食べ終わってた

 

「ん……ご馳走様、美味しかったよ。寧々」

 

寧々「はい、お粗末さまでした。柊史くん好みの味付けにしたと思うんですけど、どうでしたか……?」

 

「本当にピッタリでびっくりしたよ」

 

寧々「えへへ……研究(ストーキング)した甲斐がありました」

 

ん???いま、なんか変なルビが振られて無かった???

 

 

めぐる「えっと……先輩方はまだ残ります??」

 

おずおずと因幡さんが聞いてくる、ナイスタイミング

 

「俺はちょっとやりたい事あるし、少し残るかな」

 

寧々「柊史くんが残るというのでしたら、私も居ますね」

 

愛が重い、重いよ綾地さん

 

めぐる「先輩は何をするんですか?」

 

「あまり褒められたものじゃないけど、3DWのモン猟を」

 

めぐる「もしかして4thですか!?」

 

「そうだけど?」

 

めぐる「実は、自分もやってまして……」

 

「へー……どの位やってるの??」

 

 

めぐる「レベルは300位で……プレイ時間は100時間とかですかね……?」

 

「なにそれすげぇ!!!??因幡さん、それ使えるよ!!」

 

モン猟は結構やってる人も多いだろうし、発売からあまりまだ経っていない4thでそのレベルなら人気者になれると思う

 

めぐる「ほ、ホントですか……??」

 

「むしろ今しか無いって!というわけで因幡さん、行こう!」

 

思わず因幡さんの手を取り、因幡さんの教室へ連れていき、廊下で見守っていると、モン猟をプレイしてる因幡さんに何人かクラスメイトが話し掛けていて、何やらちゃんと会話もできているし、一緒にプレイする人もできたみたいだ、これなら大丈夫かもしれない

 

 

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