「えっ?」
宝玄仙は、自分が全裸でどこかの部屋の中にいるのを発見した。
そして、すぐに、ここはある夜宴の会場の横の小部屋であり、その夜会において、これから晒し者になるために、全裸で待たされているのだということを漠然と思い出した。
しかし、判然としない。
なぜか、思考がついていかないのだ。
「覚悟はいいかい、宝玄仙。お前であることをばれたくなければ声を出すんじゃねえぜ。うまく夜宴を盛り上げてくれれば、後で、俺の精液をたっぷりと飲ましてやる」
すると、夜会の会場側から
「そうだよ、宝玄仙。でも、ちょっとでも生意気な態度をとったら、顔の上の布を取り去ってしまうよ。そうすれば、明日には、美貌の八仙が、情けない姿を大勢の人間の前で晒したことが帝都の噂話に乗るだろうね」
はっとした。
あの鳴智が宝玄仙の横にいて、細い枝で作った短い鞭をもっている。
また、鳴智の横で、たったいま宝玄仙から脱がせた衣類を
このふたりは、宝玄仙の「世話」をする役目のために、一緒に来たのだった。
そして、宝玄仙は、どうして自分がこうしているのかを、はっきりと思い出した。
つまりは、十日に一度の精液を貰うため、呂洞仙の命令で、鳴智と桃源とともに、呂洞仙の屋敷にやってきたというわけだ。
精液を貰わなければ、あのいき狂いの発作だ。
あれだけはもう味わいたくない。
すると、呂洞仙は、自分が主催する秘密の夜会に、宝玄仙が出演することを強要したのだ。
そして、ここにいる。
集まっているのは、帝都の貴族たちの中でも、嗜虐の性癖を持つ者たちの集まりで、呂洞仙は、そういう集まりをこの屋敷で定期的に開催していたのだ。
そして、その夜会の催しのひとつとして、宝玄仙の身体を晒すというのだ。
もちろん、宝玄仙であることがわかれば、大きな騒ぎになるから、顔には布を被せて晒さない。
その代わり、顔以外の部分は、肉襞の皺の数までわかるほど露わにされる。
宝玄仙に拒否する権利はない。
ただ、受け入れるだけだ。
そして、宝玄仙は、付き人としてやってきた鳴智と桃源によって、完全な素裸にされた。
「では、宝玄仙様、この服は隠させて頂きます。お仕事が終われば、お返ししますので、お励みください」
桃源がこれ見よがしに、衣服をどこかに持って行ってしまう。
なにが、お励みくださいだ。
わざとらしい慇懃無礼の物言いに、宝玄仙のはらわたは煮え返る。
しかし、これで、全裸の宝玄仙はどこにも逃げることができない。
「じゃあ、行くわよ、宝玄仙」
「ひぎっ」
鳴智がびしりと、枝鞭で宝玄仙の生尻を叩いたのだ。
激痛が走り、宝玄仙は思わず、声をあげた。
「ほら、前に行きなさい。もう諦めなさいよ」
「んぐっ、わ、わかったよ――」
宝玄仙は、夜会の会場の裾まで進んだ。
会場の小部屋を隔てるのは、緞帳代わりの大きな布一枚であり、布一枚の向こうには、立席の夜会に集まっている大勢の客の声が聞こえる。
全裸で待たされる宝玄仙の脚は、さすがに恥辱で震え続けていた。
「さあ、台に乗って仰向けになれ、宝玄仙」
呂洞仙が、宝玄仙の横に準備されていた台を指差した。
宝玄仙は手で身体を隠しながら、台に横たわる。
呂洞仙が、宝玄仙の腕を身体から外し、身体の線に沿っての台に真っ直ぐに伸ばさせる。
「あっ」
すると、宝玄仙の腕は、台に固定されてしまった。
呂洞仙の道術であろう。
さらに、宝玄仙の身体に、霊気が流し込まれる。
それにより、宝玄仙の両脚は天井に向かって高々と上がり、左右に大きく開かされた。
「くっ……」
宝玄仙は思わず声をあげた。
台の上に仰向けに横たわって両方の肢を大きく開いて上にあげるという羞恥だけではない。
道術で強制されているその恰好が苦しいのだ。
すぐに筋肉が引きつり、ぶるぶると震えだす。
それでも、宝玄仙は脚を降ろすことができない。
「いい格好よ、宝玄仙。とっても、みっともなくて」
鳴智は、動けない宝玄仙の乳房を指で弾くと、顔に布を被せようとした。
「布は、台に張りついていない。誰にでも取り去ることができるし、顔を動かし過ぎても外れるかもしれん。気をつけるんだぞ。それと声を出すな。声でお前であることがばれてしまう」
呂洞仙が口を挟んだ。
「ま、待って、なにか、なにかを口に咥えさせておくれ――。お願いだよ」
宝玄仙は慌てて言った。
これから自分がされることは覚悟している。
だが、声を出さないように耐えることまでの自信はない。
「こんなものしかないけど、いいかしら?」
鳴智が笑いながら、宝玄仙の顔の前に、茶色の小型の男根に模した大きな飴の塊りのようなものを示した。
「呂洞仙様が調合した媚薬の飴の塊りだそうよ。これだったら、咥えさせてあげるわ。声を出さなくて済むかもね。その代わり、こんなものを舐め続ければ、お前の身体は、おかしくなってしまうわね」
「そういうことだ。俺の特性の仙薬の媚薬の飴だからな」
鳴智の言葉を継ぐようにして、呂洞仙が嘲笑した。
宝玄仙は歯噛みした。
呂洞仙は、仙薬作りの天才と称されるほどの達人だ。
その呂洞仙がそう言う限りは、その飴は怖ろしい媚薬効果があることに間違いはない。
「別に強要はしない。声を出さない自信があればな。いくら、顔を隠しても、声を出せばばれるかもしれん。美貌の八仙の破廉恥な姿だ。こんな面白い話はないから、尾ひれをつけて帝都中に喧伝するだろうな」
「それはそれで、面白いんじゃないの?」
呂洞仙と鳴智が、交互に宝玄仙を愚弄して責める。
宝玄仙は、こみあがる怒りをぐっと耐えた。
「それと、宴にはわたしも参加するわ。覆面をつけてね。たっぷりと尻の穴をほじってあげるから、絶対にお前は泣き喚くと思うよ、宝玄仙」
鳴智が宝玄仙の乳首をこねまわしながら言った。
「ひっ、く、咥える……。そ、それを咥えさせておくれ」
宝玄仙は言った。
呂洞仙がその飴を宝玄仙の口に突っ込む。
そして、鳴智が仰向けになっている宝玄仙の顔に布をかけた。
会場を隔てる布が開けられた。
顔の布越しだが、明るい光と大勢の客の歓声が、嘔吐さえ覚えるような激しい恥辱を宝玄仙に与える。
そこで、宝玄仙は我に返った。
いや、変だ……。
自分は、確か
それなのに、帝都時代の記憶を繰り返して呼び起こされて、追体験させられている?
そもそも、さっきまで、意識の部屋で宝玉と語り合っていて……。
やっとわかった。
おそらく、宝玉が宝玄仙の心を乱すために、宝玉にしかない記憶を宝玄仙に分けているのだ。
あの女は、なぜか、宝玄仙の深層意識に眠っていたくせに、急に存在を主張して、こうやって、過去の記憶を呼び起こしてくる。
どうやら、これがいやなら、存在を明け渡せと宝玄仙に迫っているのだろう。
宝玄仙は、全力で自分の存在に意識を集中した。
*
「ご主人様――」
朱姫の声だ。
宝玄仙は身体を起こした。
身体の揺れで、自分が舟の上にいることに気がついた。
「わたしは、眠っていたかい、朱姫?」
「さあ……。少しだけ、まどろんでおられたように思えましたが……」
「どれくらいの時間だい? かなり、城郭からは離れたのかい?」
「まだ、ほんの少しですよ。さっき出発したばかりですから」
思ったよりも長い時間ではなかったようだ。
ほんの少しのまどろみの中で、宝玄仙は帝都で受けた仕打ちの記憶の一端を呼び起こされ、そして、さらに深層意識の中で、宝玉という別人格から、存在の一部を分けて欲しいと要求された。
さらに、全く別の破廉恥な夜会の記憶まで再体験させられた……。
あの宝玉は、いったい、どういうわけで存在を主張し始めたのか……。
「ご主人様、申し訳ありません。予定変更です。待ち伏せです」
舟の先端にいる沙那だ。
宝玄仙が、舟が進んでいる方向を見ると、河面にびっしりと篝火が浮かんでいる。
「教団に律義な連中だねえ。ご主人様を捕えるために水軍まで動かすなんてさあ」
舟尾で舟を操っている孫空女が声をあげた。下流に向かっていた舟が方向を変えて右岸に向かい始めた。
背後では銅鑼が鳴っている。また、下流の篝火が少しずつこちらに向かってやって来るようにも感じた。
舟が岸辺に近づく。
葦の中に舟が入っていく。
「とにかく、山の中に逃げ込みましょう。逃げ込んでしまえばなんとかなります」
浅瀬に着くと、沙那が水の中に飛び込んだ。下半身を水に浸けて、舟を掴んで引っ張る。
朱姫が舟に置いてある荷を背負った。
六個あった葛籠はひとつになっている。
ほかはすべて宿屋とともに灰になったはずだ。
沙那に引き続いて、朱姫が葛籠を背負って降り、そして、岸に孫空女が降りた。
「ご主人様、背中に載って――」
孫空女が舟の外から背中を差し出した。
宝玄仙が背中に載ると、沙那を先頭に岸辺に向かって進みだした。
先頭は沙那で、その沙那が細剣を抜いて、邪魔な葦を斬り払いながら進む。
朱姫、そして、宝玄仙を背負った孫空女が続く。
しばらく進むと、固い地面のある場所に到着した。
宝玄仙は孫空女の背から降りた。
「朱姫、お前の『移動術』の出口を念のために、この辺りに結んでおいてくれる」
沙那が朱姫を見て言った。
「わかりましたが、あたしたちがここにいたことは、それで探知されますよ、沙那姉さん」
「仕方がないわ。どうせ、こっち側に逃げたことは、ばれているわ。それよりも、いよいよ、包囲されたときは、一か八か『移動術』でここに戻るという選択肢も考慮に入れたいのよ」
『移動術』は、瞬間移動で結界から結界に移動する術だが、あらかじめ出口となる場所に道術紋を刻んでおく必要がある。
だが、それを刻むことで、ある程度の実力を持った術遣いなら、ここに残る術の痕跡を探知できる。
だから、宝玄仙がここから岸にあがったことが追手にわかるということだ。それを沙那と朱姫が話しているのだ。
「だけど、ここに『道術紋』を残せば、ここに逃亡することを予想して、ここにも兵を伏せて置くんじゃない、沙那?」
孫空女だ。
朱姫と同じことを心配しているようだ。
「わかっているわ、孫女。だから、それは最後の手段よ。絶体絶命のときに、別の場所で死ぬのか、それとも、ここで死ぬかの選択をすることができるわ」
沙那は言った。
「わたしが刻むよ。ある程度の探知を阻害する術も加えておく」
宝玄仙は言った。
朱姫の術で刻む『結界術』の出口よりも、宝玄仙の刻む出口の方が確実だし、ほかの術遣いには探知しにくいような処置も施すことができる。
ただ、基本的には、術遣いの『移動術』の入口と出口は、同じ術遣いでなければならないので、ここに転送してくるときには、宝玄仙の道術ということになる。
「では、お願いします」
沙那が言った。
そのときには、もう、宝玄仙は道術紋を刻み終わっていた。
「ご主人様、とにかく、走るしかありません。追手がかかることは確実です。いまわたしたちを追いかけている軍を振り切るには、彼らが予想しているよりも遠くに逃げて、彼らの包囲網の外に出るしかありません」
「わかったよ、沙那」
宝玄仙は頷いた。
しばらく、闇の中を走ると、道が登り坂になり、周囲が深い森に包まれていく。
河辺の平らな地域から、山道に差し掛かったのだとわかった。
宝玄仙は息切れをしていた。
「休みましょう」
沙那が言った。
宝玄仙は、岩の上に座り込んだ。
「後ろを警戒しているよ」
孫空女がそう言って、後方の道の切れ目まで戻って行った。
「あたしは、前に出ます」
朱姫が立ちあがった。
「よろしくね」
朱姫と孫空女がそれぞれに前後に警戒に出て、沙那とふたりで残った。
宝玄仙は、座り込んだままだったが、その宝玄仙の眼の前に、沙那が水筒を差し出した。
それを受け取り、喉を潤すと水筒を沙那に返す。
沙那はひと口だけ水を口に含むと、しばらく口の中で水を含ませ、それから飲みこんだ。
「このところ、諸王国の追補も厳しくなった気がするね、沙那」
宝玄仙は石に座ったまま言った。
「諸王国の各王家は、大なり小なり、東帝国の皇帝家や教団の強い影響力を受けていますから、基本的には手配人の捕縛の依頼を受ければ、それに従うしかありません。これまでは、東帝国の手配書がまだ、出回っていなかったというところもあり、比較的、気にせずに宿町や城郭も利用していましたが、これからはなるべく自重した方がいいかもしれません」
沙那は立ったまま、周囲に視線を動かしながら言った。
「なあ、沙那……?」
「なんでしょう?」
沙那は宝玄仙に視線を向けず、周囲を油断なく警戒したまま返事をした。
「お前、なんで、わたしと一緒にいるんだい?」
「はい?」
沙那が不審な表情をこちらに向けた。
「だから、なんで、わたしと一緒にいるのかと訊いているんだよ。こんな異国で兵に追いかけ回されるような羽目になってまでさあ」
「ご主人様、お忘れになったんですか? あの愛陽の城郭でわたしを騙して『服従の首輪』を嵌めて、無実のわたしを犯罪者に仕立てて供にしたのはご主人様ですよ」
沙那は不思議そうな顔をしている。
「そうだね……。だけど、わたしは、正直に言えば、もっとましな状況を予想していたのさ……。帝国領を出さえすれば、教団もわたしにはこだわらないと思ったし、諸王国の軍を動かしてまで捕縛をしようとするとは想像していなかった……」
「ご主人様?」
「……わたしは、教団の追及を甘く見ていたかもしれない。とにかく、ここまでひどい状況になるというのはわたしの予想外だ。だから、お前がそれでも一緒にいる理由を知りたいのさ」
「どうしたんですか? いまさら……」
沙那は不審顔だ。
当然だろう。宝玄仙自身が、なんでこんなことを喋っているのかわからない。
宝玉に頭の中をかき回されたせいだと思った。
しかし、宝玉に乱された心は、落ち着きを取り戻さない。
激しい不安感が宝玉仙を支配していた。
信用していた者たちに裏切られる――。
あんな、思いはもう嫌だ。
沙那は信用できる。
それは間違いない。
だが、それをなにかによって確かめたい。
そういう心の渇望が宝玄仙を落ち着かなくさせている。
「沙那、お前は頭がいい。だから、訊ねるけど、もしも、お前が、わたしを護るためではなく、お前だけを護るとしたら、こうやって逃げ回ることよりも、ましな選択肢はあるかい?」
宝玄仙は言った。
すると、沙那が口元で笑ったような気がした。
沙那が、宝玄仙に向かい合いように手頃な石の上に腰を降ろした。
「そうですね……。わたし自身だけが助かるためには、さっさとご主人様を売り渡すでしょうね。教団や諸王国の軍が追いかけているのは、わたしたち供じゃなくてご主人様です。ご主人様が教団に捕縛されれば、あたしたちへの追及はなくなるでしょう。それで、わたしは、
「烏鶏国?」
「ご主人様はご存じなかったかもしれませんが、あの新しい国王に、わたしは誘われたんですよ。王軍の将校にならないかと。とりあえず、私軍の傭兵扱いですが、功績次第では正式採用だそうです。そして、わたしは、功績をあげる自信はあります」
沙那は、くすくすと笑った。
もしかしたら、烏鶏国で新しい人生を送る自分を想像したのかもしれない。
「まあ、お前なら、どこでも間違いないだろうね」
宝玄仙は言った。
沙那ほどの人材なら、どこでも引く手あまただろう。
頭がよく、剣技も抜群。
そして、冷静に物事を判断して、人に指図ができる能力もある。
さらに、人の眼を引く、可愛らしい美貌だ。
孫空女や朱姫だけでなく、宝玄仙自身も沙那の判断に頼る癖がついている。
自然とそうなるのだ。
それだけ、沙那が頼りになる人材だからだ。
「……じゃあ、なぜ、お前はそうしないんだい? このわたしは、お前の忠誠心を刺激するような人間ではないだろう……? いいよ、そんな顔をしなくても……。今更、お前がどんな答えをしようと怒りはしないよ、沙那」
「そ、そうですね……。確かに、ご主人様は、積極的に忠誠心を寄せたくなるような方ではないかもしれません」
仕方なくという感じで、沙那は言った。
「だったら、なぜ、お前はここにいるんだい? なぜ、ここでわたしの慰み者になる毎日を送っている? なぜ、お前はわたしを裏切らないと言える?」
「ご主人様、やっぱり、おかしいですよ。どうしてそんなことを訊ねるのですか?」
沙那は真顔になって言った。
「……帝都でわたしが
「ええ」
沙那は真剣な表情で頷いた。
「だけど、それはわたしに一番つらかったことではなかったんだよ。わたしに衝撃を与えたのは、むしろ、わたしが信じていた者たちに裏切られ、あるいは、見捨てられたことさ。わたしが信じていた者は、すべて闘勝仙側に加担し、わたしはたったひとりになってしまっていた。わたしが本当に衝撃を受けたのはそのことさ。つまり……」
宝玄仙は語った。
宝玄仙を裏切った
闘勝仙に脅されて宝玄仙を見捨てることを簡単に選択したほかの侍女たちのことを語った。
皇太子との確執も話した。
もしかしたら、ここまで追求が厳しいのも、あの皇太子が宝玄仙を殺そうと必死になっているのかもしれないとも言った。
話をする間、沙那はじっと宝玄仙の顔を見つめていた。
「わたしたちのことも信用できませんか、ご主人様?」
話が終わった後で沙那は言った。
沙那の顔は、静かな微笑みを浮かべていた。
宝玄仙は、一瞬、その笑顔に激しい眩しさを感じた。
「お、お前たちのことは、信用しているさ。この宝玄仙が調教し、そして、躾けた玩具たちだしね」
「そういうことです、ご主人様――。では、もう出発しましょう。夜のうちはできるだけ進み、明るくなったら、どこかで休むことも考えます」
沙那は立ちあがった。
宝玄仙は、宝玉によって呼び起こされた不安感がなくなっていることに気がついた。
自分のことを語る。
それが、こんなにも心を晴れやかにするということを、宝玄仙はこれまで知らなかった。