「なに言ってんだい、お前?」
宝玄仙は言った。
この孫空女とかいう奇妙な女は、さっきから霊気のことをわかったようなことばかり言う。
しかし、この女が道術遣いでもなんでもないことは、宝玄仙から見ればよくわかる。
それなのに、確かにこの女の言うことは的を射ている。
「そうよ、宝玄仙……。この孫空女こそ、怪しいわ。道術も遣えないくせに、霊気のことが見えるとか……。そんなおかしなことはないはずよ。こいつこそ、招かざる客じゃないのかしら」
まるで、宝玄仙の思っていることに合わせるような物言いに、宝玄仙は面食らった。
まるで、宝玄仙の心を読んでいるような……。
「あ、あたしが、こんな不思議なことを引き起こしているというのかよ、芭蕉?」
孫空女が芭蕉を睨んだ。
怒っている。
それはそうだろう。
芭蕉に、このおかしな現象の犯人呼ばわりされたのだ。
怒って当たり前かもしれない。
しかし、芭蕉の言うことにも一理ある。
道術遣いとは到底思えないこの孫空女が、霊気のことをくどくどと言い出したら不自然だ。
だが、孫空女の喋っていることが正しいということもわかっている。
芙蓉が半妖ということには気がつかなかったが、言われてみたらそうだ。
半妖の霊気がわかり難いということは聞いたことがあった。
ただ、実際に面するのは初めてでよくわからなかったのだ。
また、確かに、妖魔の姿になった時は大きな霊気だったが、あれは一瞬にして、霊気を身体に吸収したようだ。
そして、妖魔の姿になるために発散した。
いまは、もう霊気を吸収できなくなったようだ。
おそらく、妖魔の姿になるために大きな能力を遣うのであろう。
そのため、あの妖魔の道術を遣えば、しばらくは道術を遣えなくなるということに違いない。
それなのに、いまの状況が変化しないということは、“招かざる客”は、芙蓉ではない。
「あ、あたしにもわかる……。道術は、もう遣えないけど、霊気は見える。ここにいる人間で、霊気を発散しているのは、宝玄仙……。あんたひとりだよ」
芙蓉が上半身を起きあがらせて言った。
「じょ、冗談じゃないよ。わたしが、こんなややこしいことをやっているって言うのかい? わたしがこんな悪ふざけをしているなら、そもそも、わたしが結界の道術のことをお前らに説明するわけがないだろう。黙って、好きなようにお前たちをなぶるに決まっているだろう」
宝玄仙は声をあげた。
「そ、そうね。みんなの言う通りよ……。この宝玄仙さんの言うことが正しいと仮定すれば、ここは誰かの組んだ結界の中ということになるわね。そして、その結界においては、術者の霊気に応じて、好きな現象を起こすことができるということよね……」
「んん?」
宝玄仙は視線を向けた。
語りだしたのは沙那だった。
「その術者は、必ず結界の内側にいて、霊気を出し続けていなければならない……。それが当てはまるのは、宝玄仙さん自身の言葉と、そして、孫空女と芙蓉の言葉によれば、確かに、宝玄仙さんしかあり得なくなるわ」
沙那の言葉で、孫空女、そして、芙蓉の視線も宝玄仙に集まる。
「な、なんだよ、やるつもりかい? この宝玄仙と──」
宝玄仙は三人を睨んだ。
しかし、沙那は首を振った。
「やらないわ……。それは無意味だからよ──。霊気を発散しているのがあなたしかいないというのが正しいとして、ここはあなたの結界だとすれば、そこでやり合うことは無意味だわ。おそらく、あなたは、その気になれば、すぐにでもわたしたちを殺せると思うもの」
沙那は続けた。
「お前まで、ここがわたしの結界だというのかい、沙那?」
宝玄仙は言った。
「そうね。あくまでも、全員の言っていることが正しいとすればの話だけど……。ここは、あなたの結界で、それを起こしているのはあなたの道術なのよ……。わたしたちは、それに囚われているということね」
「わたしは何もしてないよ──」
宝玄仙は怒鳴った。
だが、沙那は静かに、宝玄仙に向かって口を開く。
「……そして、霊気を発生している者があなたしかおらず、この不思議な空間を発生させ、そして、わたしたちの記憶を消失させるような真似ができるのが、道術でしかないのであれば、これはすべてあなたが原因としか考えられないわ、宝玄仙さん」
「知らないよ、わたしは──」
宝玄仙は叫んだ。
この沙那とかいう女は、どうも苦手だ。
理詰めで責めかけるが、それが正しいことに宝玄仙もなんとなく納得せざるを得ない。
沙那は、孫空女以上に霊気のことなど知らないはずだが、確かにその通りなのだ。
空間を塞ぐような結界は、結界の中に術者がいなければ作ることはできない。
そして、この結界にいるのは五人──。
道術を遣える霊気を持っているのは、宝玄仙のほかには、半妖だった娘ひとりだけ……。
しかし、娘は、霊気を遣い果たしたらしく、いまは道術が遣えないし、霊気も帯びていない。
そうであれば、いま、結界を作れるのは宝玄仙ひとりだ。
そして、まだ、この不思議な結界は続いている。
だから、この結界は、宝玄仙の道術でしかありえない──。
それは理屈では正しい──。
しかし、宝玄仙はまったく身に覚えがない。
「つまり、あなたは知らないに違いないわ、宝玄仙さん。さっきも言ったけど、あなたがこの結界を自分の意思で作っているなら、この目的がなんであれ、こんな面倒なことをする必要はないのよ。わたしたちを操りたければ、操ればいいし、殺したければ殺せばいい──。つまり、結界を作って、わたしたちをここに閉じ込めているのは、確かにあなたの道術だけど、それは、あなたの意思じゃないのよ」
「お前は、なにを言ってるんだい、沙那?」
「あなたは、操られている──。そう言っているのよ、宝玄仙さん」
沙那はきっぱりと言った。
宝玄仙は驚いた。
「操られている……? ふざけるんじゃないよ。いったい、誰に──」
宝玄仙は吐き捨てるように、文句を言おうとして、なんとなく、こっちに鋭い視線を送っている芭蕉に気がついた。
芭蕉……。
なにかが引っ掛かる。
なんだろう?
おかしい……。
だが、芭蕉に関して、なにかを考えようとすると、頭にもやがかかったようにはっきりとしなくなる。
その事実に気がついて宝玄仙は驚いた。
どうして……?
「それと、もうひとつだけ、確かめたいことが……」
沙那の身体がゆらりと動いた気がした。
次の瞬間、沙那の剣が芭蕉の身体を切り裂いた。
しかし、何ごとも起きない。
芭蕉など存在しないかのように、沙那の細剣が空気を裂く音がしただけだ。
「ええ、芭蕉──?」
「なに、これ?」
孫空女と芙蓉が同時に声をあげた。宝玄仙も驚いた。
芭蕉がいる場所──。
そこには、なにもいなくなった。
「やっぱり……。わたしには、一番最初から、ここには四人の人間の気しか感じなかった……。それなのに、存在するのは五人。だから、ひとりはただの幻影ではないかと思っていたの。やっぱり、そうだったわね」
沙那が芭蕉の前に立ったまま剣を鞘に収めた。
いや、芭蕉がいるように見えるなにもない空間の前で……。
そこに、芭蕉が再出現した。
「こ、これは、どうしたことだい?」
宝玄仙は呆然とした。
「それは、わたしが訊きたいわ、宝玄仙さん。いま、起きていることは、芭蕉の姿を含めて、あなたが引き起こしていることなのよ。あなたの道術は、誰かに操られているのよ。心当たりはない?」
沙那が宝玄仙を見た。
宝玄仙自身が引き起こしている?
この不思議な現象を?
だが、その時、宝玄仙は、宝玄仙の道術や意思を操れる唯一無二の存在に思い当たった。
彼女の存在に関する記憶だけが突如として沸き起こった。
「ふっ、記憶がないくせに、よくも正解に辿りついたわね」
芭蕉が不敵に笑った。
そして、黄金色の髪の女の姿から宝玄仙そっくりの姿に変化した。
「ほ、宝玉なのかい?」
宝玄仙は声をあげた。
宝玉は、
それが現れた?
「宝玄仙をけしかけて、供を殺させようとしたのに、すぐに色責めを始めてしまうなんて、うまくいかないわね。朱姫は、『縛心術』を破れるから、最初に殺させようとしたところまではうまくいったんだけどね」
宝玉が笑った。
しかし、その笑いには狂気の色があった。
宝玄仙はぞっとした。
いや、実際には、宝玉は宝玄仙の心の中にいる。
いま、見ている宝玉は、宝玄仙の中の道術を遣って、宝玄仙を含めた四人の女に同じ幻を見せているだけに違いない。
つまりは、『縛心術だ』。
狂った宝玉……。
「朱姫ってなに? それに、宝玄仙さんがふたり……?」
孫空女が呟いた。
だが、宝玄仙には、宝玉が朱姫と呼んだのが、芙蓉と名乗った半妖の娘のことだとわかった。
宝玉と宝玄仙の心は繋がっている。
どうやら、『縛心術』で宝玄仙の人格やほかの三人の記憶を奪っているようだが、宝玄仙が意思を集中すれば、自分にかけられている道術の存在はわかる。
そして、自分自身の道術を解くことも……。
記憶の封印が解けて、急速な勢いで記憶が戻ってきた。
沙那、孫空女、そして、朱姫……。
その三人に関する知識が宝玄仙に戻った。
三人が呆気にとられて、宝玄仙と、そして、幻の宝玉の姿を見ている。
「沙那の言う通りだったよ。こいつは、わたしの道術を遣って、お前たちやわたしを操っていたんだね。いま、記憶の封印を解くよ……」
宝玄仙は言った。
三人にかけられている道術を解いた。
沙那と孫空女と朱姫の表情がはっとした表情になる。
「ご、ご主人様──」
「もうひとりは、宝玉様なの?」
「な、なんで?」
それぞれに叫んだ。
芭蕉と名乗った宝玉が悔しそうな顔になった。
「ど、どういうことだい、宝玉? これがお前の仕業だったんなら、なんのためにこんなことをしたんだい?」
宝玄仙は怒鳴った。
「お前にも愛する者を失う哀しみを味あわせてやろうと思っただけさ、宝玄仙。道術が戻ったようだから、それを遣ってね──。わたし自身が手をかけて殺してやりたかったけど、残念ながら、わたしには攻撃道術が封じられているからね……。こんな回りくどい方法を使ったのさ。まあいいよ。いくらでも機会はある。これからもずっとね……」
宝玉が狂気の笑いをした。
宝玄仙は自分の深層意識に集中した。
自分自身に『縛心術』を刻んでいく。
それを遣って、宝玉の意識に縛りをかける。
宝玄仙の意識の中の宝玉は抵抗しなかった。
宝玉がその気になれば、宝玄仙の封印は効かない。
しかし、宝玉は狂気を孕んだまま、宝玄仙の封印を受け入れた。
宝玉の幻が消滅した。
同時に洞窟の入口側から外から入ってくる風を感じた。
宝玉が作っていた結界がなくなったのだ。
宝玄仙はしばらく呆然としていた。
「ご主人様、大丈夫ですか……?」
やがて、沙那が声をかけてきた。
孫空女と朱姫もいる。
三人とも、宝玉が朱姫を宝玄仙に殺させようとしたのを知っている。
いや、もしかしたら、記憶を一時的に失くさせることで、疑心暗鬼にさせて、お互いに殺させるつもりだったのかもしれない。
朱姫を襲わせたのも、朱姫が半妖だから、この不可思議な現象を妖魔の仕業と思い込ませれば、宝玄仙を含めた三人が、朱姫を襲うと思ったのだろう。
もちろん、朱姫を最初に狙ったのは、朱姫が宝玄仙よりも強い『縛心術』をかけられるという能力があるからに違いないが……。
もしも、それが成功すれば、沙那や孫空女も殺させようとしたに違いない……。
「……朱姫、お前は、わたしよりも強い『縛心術』がかけられる。わたしが施している宝玉の封印をお前の道術で重ねてくれないかい」
宝玄仙が言った。
「わ、わかりましたが、いまは無理です。さっき、『獣人』の道術を遣いました。三日ほどは、あたしには道術は遣えません」
朱姫が言った。
朱姫は、『獣人』の術で巨大になったときに千切れた服が布きれとしてまとわりついているだけの半裸だ。
『獣人』の道術の後の朱姫は、しばらくは道術は遣えない。
「そうだったね。だったら、道術が戻ったら必ず、それをしておくれ。早い方がいい。わたしには、完全に宝玉を封印するなんてことはできないんだ」
「あ、あたしにだって無理です。ご主人様の霊気はそれだけ強いんですよ。確かに、『縛心術』なら、あたしの術が上回るかもしれないけど、それだけじゃあ……」
「わかっているよ、朱姫。それでも、強力な縛りになることは事実だ。封印しなければ、あいつは、また、これをやるかもしれない。あいつは、お前たちを殺そうとしたんだ。それを忘れちゃいけない」
四人に沈黙が襲った。
しばらく、それぞれにその事実を考えているようだ。
「ご主人様、さっきの宝玉様の幻は、少し、正気を失っているように見えましたが……」
やがて、沙那がおずおずと言った。
「そのとおりだよ。もう、宝玉は、お前たちの知っている宝玉じゃない。有来有去に心を壊された狂人の道術遣いだ」
有来有去に洗脳された宝玉は、その有来有去から離されたことが、眼の前の三人の供のせいだと思い込んでいるのかもしれない。
いずれにしても、宝玉はもう狂っている。いまの宝玉に理屈は通用しない。
宝玄仙の心の中のもうひとりの人格の宝玉……。
それが悪意を抱いて、罠をかけて三人の供を害そうとした。
記憶を失わせて、お互いに殺させようとした。
その事実を飲み込み、そして、受け入れることには、宝玄仙には少しの時間が必要だった。
「食事にしましょうよ。その前に、結界を張り直したいですが、ご主人様が無理なら結界は不要です。今夜は、わたしと孫空女が、洞窟の入口で交替で見張りをします」
しばらくしてから、沙那が言った。
「いや、大丈夫だよ──」
宝玄仙は道術を刻んだ。洞窟を宝玄仙の結界で包み直す。
さっきは、宝玉が道術を遣って、ここを結界で封印した。
本来であれば、自分の道術を感じることは容易なのだが、宝玉がそれを阻止していた。
同じ『結界術』を今度は宝玄仙がかける。
結界が完成する。
「じゃあ、食事にしましょう」
沙那が言った。
鍋はすでに冷たくなりかけていたが、食べるのに問題はなかった。
いつにない静かな食事になった。
食べながら宝玄仙は、ずっと宝玉のことを考えていた。
宝玄仙は、宝玉が供に危害を加えようとしたことについて、まだ衝撃を受けたままでいた。
食事が終わると、供たちが片づけをして、休む準備も整えた。
供たちが働く間、宝玄仙は、ずっと洞窟の隅の石に座ったままだった。
なんでこんなことに……。
「元気出してよ、ご主人様……。あたしらは大丈夫だよ。こんなことくらい」
不意に背中から声をかけられた。
孫空女だ。
沙那と朱姫もいる。
三人が宝玄仙を囲んでいることに気がつかないでいたようだ。
「げ、元気だよ……。まあ、さすがに、これからどうしようかと考えていたことは事実だけどね」
自分の心の中に、狂気の道術遣いの人格がいる──。
それは恐怖だ。
宝玄仙自身はともかく、あいつは、これからも供たちになにをするかわからない。
「それで、三人で話し合ったんだけど……」
孫空女は言った。
しかし、そこまで喋って、なんだか言い難そうに黙ってしまった。
宝玄仙ははっとして顔をあげた。
三人で話し合って、なんだというのだろう?
もしかしたら、離れたいとでもいうのだろうか。
宝玄仙の中の宝玉が、この三人に害意を抱いていることははっきりした。
確かに、その宝玄仙と起居を共にするのは危険かもしれない。
こいつらがそれを申し出れば、受け入れるべきかもしれない……。
それくらい、宝玉の存在は危険だ。
はっきりとした敵の存在の方が遥かにましだ。
いつ襲ってくるかわからない狂気の道術遣いをもうひとつの人格として持っている女主人と旅を続けるなど……。
「な、なにを話し合ったんだい……?」
宝玄仙は言った。
そう言えば、食事の片づけをして寝床の準備をしている間、この三人は、なにかぼそぼそと喋っていた。
三人でなにかを話し合い、なにかの結論を得たのだろう。
「……もちろん、今夜のことです。どう考えても、今夜のことは、やっぱり、ご主人様に責任があると思います。ですから、今夜は、ご主人様が責められるんですよ」
朱姫が満面の笑みを浮かべて、縄を眼の前にかざした。
宝玄仙は呆気にとられた。
「まあ、そういうことです。とりあえず、今夜はなにも考えずに、わたしたちの責めを受けてください。ほかのことはなんとかなりますから」
沙那も微笑んだ。
「な、なんだい──?」
三人が一斉に宝玄仙に襲いかかった。
いつになく強引に宝玄仙の身体から服を脱がせようとする。
よってたかって、宝玄仙からどんどん服を脱がせにかかる。
「わ、わかった、わかったよ……。今夜は、詫びのつもりで、お前たちに身を委ねるから。そ、そんなに乱暴にするんじゃないよ」
仕方なく宝玄仙は声をあげた。
六本の手がどんどん宝玄仙から衣類を奪っていく。
あっという間に宝玄仙は生まれたままの姿になる。
孫空女が宝玄仙の両腕を背中に回させる。それを朱姫が縛りあげて、乳房の上下を挟むように胴体に縛りつけた。
そして、さらに、三人は宝玄仙の肢を胡坐に組ませると、その足首を縛った。
その足首を縛った縄をさらに、宝玄仙の首の後ろに回して縄を引き絞る。
「くっ」
身体を折り曲げられて苦しさが走る。
「ご主人様、いくよ」
孫空女がにやりと微笑んだ。
「あっ」
宝玄仙は思わず声をあげた。宝玄仙は胡坐に縛られた格好のまま、仰向けに倒されたのだ。
いわゆる“座禅ころがし”というものだ。
「な、なにすんだい」
さすがの羞恥の姿に宝玄仙も身をもがいてしまう。
「ご主人様、ご主人様の女陰から、もう涎が流れ始めましたよ」
朱姫が宝玄仙の曝け出した股間を見下ろしながら言った。
ほかのふたりも宝玄仙の股間を凝視している。
次の瞬間、ぎょっとした。
三人が三人とも手に筆を持っている。
しかも、両手に……。
「今夜は、ちょっとばかり、きついかもしれませんよ、ご主人様──。道術で逃げたら、それこそ、わたしたちは許しませんからね」
沙那が言った。
そして、六本の筆が一斉に宝玄仙の股間に襲いかかってきた……。
宝玄仙は大きな悲鳴を洞窟に響き渡らせた。
(第51話『消えた記憶と五人の女』終わり)