「おおっ──」
朱姫の口の奉仕の勢いに、
だが、それを許さずに、朱姫は正座をした身体をにじり寄らせてさらに闘閃坊を追い詰める。
おそらく、これまでに朱姫が接したことがある男根の中で一番の巨根だ。
男根というよりも腕だ。
それくらいの大きさがある。
さすがに朱姫の口では、その先端くらいしか口に含ませることしかできない。
しかし、朱姫にはそれで十分だ。
朱姫は闘閃坊の先端の亀頭の部分を中心に舌を這わせて、闘閃坊の快感を追いたてる。
「くうっ……。ちょ、ちょっと待て……」
闘閃坊は朱姫の激しい舌技に引き込まれて息づまった声をあげた。
慌てたように朱姫の肩を掴んで、朱姫の口から男根を抜こうとする。
朱姫はすかさず、両手で闘閃坊の腿に抱きついた。
そして、尿道の亀裂に合わせて舌を強く擦りつける。
それが闘閃坊の一番の弱点であることは、朱姫にはすぐにわかった。
「うっ」
闘閃坊は朱姫の激しさに引き込まれるように声をあげた。
そして、闘閃坊が朱姫の両肩を強く掴んで全身を痙攣させる。
次の瞬間に、生温かい汚辱の飛沫が朱姫の口の中に放出された。
朱姫は口の中に拡がったその醜悪な粘性物を懸命に唾とともに喉の奥に押し込む。同時に精を放ったばかりの闘閃坊の男根の先を舌で掃除していく。
精を飲むことなど、吐気さえ感じるようなおぞましい行為だが、そうやることで男が悦ぶことを知っている。
男に対する舌技は宝玄仙に教え込まれた技だ。
もともと百合の性の高い技巧を持っていた朱姫は、宝玄仙に男への奉仕のやり方を教えられることで、たちまちに宝玄仙の技の一番の継承者になった。
そういえば、宝玄仙は、口で奉仕する技を教えるために、三人の供の股間に男根を生やして、お互いに口の奉仕の練習を繰り返しやらせたものだ……。
朱姫はともかく、沙那や孫空女のような一騎当千の女傑が、舌を使って男を悦ばせる技を練習させられる様は、思い出しても朱姫の心をぞくぞくさせる愉しい時間だった……。
すぐに朱姫の舌技は上達し、沙那や孫空女はもちろん、宝玄仙さえも朱姫の舌の技にはたじたじになったものだ。
いまでは、舌技だけなら朱姫が宝玄仙を上回るかもしれないと思っている。
「尻で犯すのではなかったのか、闘閃坊──。いきなり、お前がいかされてどうするのだ──」
「し、心配ないわい……。それに、二度続けて精を出すことなどなんでもないわ。このわしの一物を舌で最後まで奉仕してくれる女など初めてでな……。思わず、最後までやってしもうたわい」
闘閃坊が言った。
「負け惜しみを言っていますね、闘閃坊殿……。でも、大丈夫ですか? なんでしたら、少し回復するまで、休んでいた方がいいんじゃないですか? 俺が変わりましょうか?」
若い
「や、やかましい──。も、もう、後始末はよいわ、朱姫……。頭を床につけてこっちに尻を向けろ。膝を立ててな」
闘閃坊が声をあげた。
朱姫は闘閃坊の男根から口を離した。
闘閃坊の言う通り、まだ闘閃坊の一物は逞しさを失ってはいない。
これなら闘閃坊は、まだまだ続けられるに違いない。
「よ、よろしくお願いします……」
朱姫は闘閃坊に言われた格好をして、両手を床に置いてその上に額を載せた。
膝立ちしている両腿のあいだにすっと闘閃坊の腕が入った。
その手が朱姫の股間を巻きつかせるように股間全体を下から支える。
そして、もう一方の手が朱姫の菊蕾につっと触れた。
「ひうっ」
朱姫は一気に拡がった熱い疼きに身体を竦ませた。
おぞましい……。
最初に思ったのはそれだ。
しかし、同時に快感も走る。
宝玄仙に調教される前は、男に触れられると、それだけで全身が硬直して、朱姫の身体は石のようになにも感じなくなったものだ。
しかし、いまではたくさんの経験をすることにより、以前ほどの嫌悪感はなくなっているかもしれない。
男であろうと快感は快感として覚えるようになったし、なによりも、宝玄仙の調教を受けた敏感なお尻は、どんなに嫌な相手であろうと、必ず朱姫の激しい快感を呼び起こしてしまう。
どんなに抵抗しようとしても、どんなに逆らおうとしても、お尻をちょっとでも触られたら、たちまちに力が抜けて、ただよがり狂うだけの尻人形になってしまう……。
そんな風に宝玄仙に躾けられたのだ……。
闘閃坊の指が朱姫の肛門の入口をくすぐるように動く。
大した手管ではない。むしろ、それくらいではまだ愛撫にも入らないだろう。
だが、それだけの刺激で、朱姫は、すぐに喜悦の声を放って身体を仰け反らせてしまった。
「もう、濡れてきたのか……。本当に尻穴の弱い雌だな。尻穴をほじられるのがそんなに好きか……? わしの手のひらにお前の女陰が洩らす淫汁が垂れてくるわ。まだ、ほんのひと触りしただけぞ」
闘閃坊がからかうような声をあげる。
しかし、そんなことを言われても我慢できないのだ。
股間の下から肉芽から女陰を含む全体を手のひら全体で撫ぜられるように動かされ、上からは指一本で朱姫の弱点である肛門を押しほぐされる。朱姫の身体に次々に官能の矢が突き刺さる。
「うっ」
ゆっくりと闘閃坊の指が朱姫の肛門を揉みほぐす。
闘閃坊は約束は守るつもりのようだ。
その手先には乱暴さの欠片もない。
ただ、ひたすらに優しい力でゆっくりと朱姫のお尻の穴を揉んでくる。
快感が走る──。
しかし、やはり、同時に男に犯されるというおぞましさも走る。
全身に鳥肌が立つのがわかる。
「もっと、力を抜かんか、朱姫──。そんなことで、わしの一物を受けられるのか? わしの一物だけじゃないぞ。お前はここにいる六人を尻だけで受け入れねばならんのだ」
「は、はい……」
朱姫は息を吐いて、強く瞼を閉じた。
ここで頑張れば、早ければ明日にでも沙那に会えるのだ……。
それを思い出した。
青獅子の機嫌をよくさせれば、この気紛れ魔王は朱姫を沙那にすぐに会わせると約束した──。
だから、受け入れるのだ──。
朱姫は自分に言いきかせた。
触られているのが男だということは忘れろ──。
これは宝玄仙だ──。
そう思え──。
宝玄仙が朱姫のお尻を調教している……。
沙那や孫空女の股間に、またあの道術で男根を生やさせて、朱姫のお尻を犯すようにけしかけているのだ──。
そう思え──。
思い込め……。
「はああ……」
だんだんと自分の中の緊張がほぐれるのがわかった。
完全ではないが、朱姫が自分の心に刻もうとしている自己暗示が身体の緊張を解いていく。
周囲の状況が消えていく。
自分を愛撫しているのが誰なのかという認識が消滅していく。
ただ、気持ちいい……。
宝玄仙に調教されたお尻をいたぶられるのは本当に気持ちがいい……。
「おおっ、感じてきたようだな……。身体が熱を持ってきたのがわかったぞ。それだけじゃないな。全身の毛孔が開いて汗も出てきたようだ」
朱姫の肛門をいたぶっている誰かが言った。
それが誰なのかわからないが、あまり気にならない。
いや、気にするな……。
朱姫は必死になって自分に自己暗示をかけていく。
そうすると快感だけが残る。
周りの声も消える……。
それよりも、身体とお尻を洗ったときに、少しは冷めてきた酒の酔いがまた回ってきた気がする。
尻穴の周辺をほぐしていた指がずぶずぶとお尻の奥に入り込んできた。
そして、内側の襞をほぐすようにくるくると中の穴を指で押し広げていく。
肛門の疼きが全身に一気に拡がった。
「あはあっ……ああっ、ああっ、あっ……」
自分の口から鼻にかかったような声が迸るとともに、全身がぶるぶると震えた。
周囲から嘲笑するような声がまた聞こえた気がした。
しかし、それは快感によがる朱姫には届かない。
朱姫の股間の下には、朱姫の菊門を責めている男の手のひらがある。
その手に自分の股間からたっぷりの淫液が滴っているのがわかる。
その淫汁が蟻の門渡りを伝って菊門まであがってくる。
「はあっ、はっ、はあっ」
乱れる息を朱姫は懸命に整えようとした。
受け入れるのだ……。
受け入れなければならない……。
うまい具合に自分の声が心全体を縛るのがわかった。
朱姫を責めているのは闘閃坊という亜人の将軍のひとりだ。
朱姫はそれを覚えている。
それでいて、与えられる快感は宝玄仙によるものだという思いもある。
そう思い込める……。
自己暗示が効いている。
男に責められているという意識が小さくなればなるほど、残るのは純粋な快感だけだ。
朱姫はもっと男を受け入れやすいように、太腿をゆっくりと拡げていった。
意識がなにかに吸い込まれる。
「いくぞ」
指が尻から不意に離れた。
すぐに潤滑油のようなものが、かなりのまとまった量を朱姫のお尻の亀裂に添って流された。
「ひゃん」
熱く火照った肌に冷たい潤滑油が触れる心地よさに朱姫は思わず腰を大きく動かした。
「これは、わしの一物を口で奉仕してくれたお前への礼だ。道術で作った女の肌をほぐす特性の潤滑油だ。これだけあれば、残りの人数を尻で受けるあいだも、十分な滑りを保てるはずだ」
次の瞬間、なにかが朱姫の肛門にねじいるように入ってきた。
「あがっ、はあっ──」
朱姫は声をあげた。
なにかが来た。
朱姫の尻穴を拡げて内側に入り込もうとしている。
もの凄い圧迫感──。
まるで太い丸太が尻穴を貫ぬこうとしているような衝撃だ。
菊門の入口がどんどん拡大していく。
それでも侵入してくるものはとまらない。
どんどん朱姫の肛門を押し広げながら、朱姫の肛門深くまで押し入っていく。
「がああっ──あがああっ──だ、だめええ──」
夢心地だった朱姫の意識が戻る。
これは闘閃坊だ。
いまはっきりと思い出した。
なんだこれは……?
内臓を内側から押し潰されるような激痛に朱姫は声をあげた。
全身を引き裂かれる──。
朱姫は両手の爪を床に立てた。
「ひぐうっ、はあっ、い、痛い──あくぅ、ひぐっ──」
朱姫は懸命に止まりそうになる息を吐いた。お尻で男を受け入れるときは息を吐く……。
宝玄仙にそう教えられた。
そうでなければ、お尻が絞まって受け入れることができなくなるのだ。
「おう、入りそうだ──。が、我慢しろ、朱姫──。これは素晴らしい──。素晴らしい尻だ。こんな小さな身体で本当にわしの一物を受け入れてくれるのか──。おおっ、しっかりと締めつけよるわ──。それでいて、まだわしを受け入れて飲み込もうとしてくれている……おおっ──凄い、凄い──」
闘閃坊が感動したような声をあげている。
だが、朱姫はそれどころではない。
身体を引き裂かれる。
ふたつに千切れる。
お尻を中心に両側に身体が裂かれていく──。
「んがあっ、ああっ、はあああっ」
もう朱姫には意味のあることを喋ることもできない。
思考が飛ぶ──。
ただ叫ぶだけだ。
「もう少しだ──。我慢しろ、朱姫──」
苦しい──。
なんという大きさだ──。
朱姫は苦しさの余り全身を暴れさせようとした。
しかし、その腰をがっしりと両手で闘閃坊が押さえつけた。
「おい、こいつを押さえつけてくれ──。もう少しで全部入りそうなんだ」
闘閃坊が周りの亜人たちに叫んだ。
朱姫の身体を両側からふたりの亜人が抱えた。
「はがあっ──あああ──」
朱姫は吠えた。
痛い──。
苦しさのあまり、口を開いたり、閉じたりしながら背中を仰け反らせた。
「よし、全部入ったぞ、朱姫──。お前は凄いぞ──。よくやったわ──」
闘閃坊の嬉しそうな声がした。
「おう、本当だ──」
「確かに受け入れているぞ」
「こりゃあ、凄い──。こんなにも尻穴が拡がるのか……」
「どこも傷ついていないようだな……。なんという拡張力だ」
周囲から感嘆の声があがる。
自分のお尻を亜人たちが身を乗り出すように注視しているのがわかる。
しかし、朱姫はあまりの苦しさに悲鳴さえも出せない。
腹の中まで巨根が貫いているみたいな気がする。
腸だけではなく、胃まで圧迫されて吐気のようなものが込みあがる。
「息を整えろ、朱姫──。これからが本番だぞ──。動かすぞ──」
闘閃坊が言った。
冗談じゃない……。
朱姫は悲鳴をあげた。
自分が間違っていた……。
こんなの大きすぎる。
これを受け入れることなど、できるものではなかった。
「呼吸を整えんか──」
耳の横で叫ばれた。
はっとした。
朱姫は慌てて止まっていた息を必死で繰り返した。
全身からもの凄い量の脂汗が一斉に噴き出ていく。
「いくぞ」
闘閃坊が声をあげた。
「がああっ──、ゆ、許して──。た、助けて──」
肛門を貫いている巨根が動き出した。朱姫は息を詰まらせて悲鳴をあげた。
「があっ、がっ、んああっ、あはあっ、ほがっ、があっ……」
「苦しいか、朱姫──。耐えろ。わしの一物を受け入れてくれたせめてもの礼だ。少しでも早く終わらせてやる」
闘閃坊が前後に腰を振りながら言った。
違う……。
苦しいだけじゃない……。
朱姫は息も絶え絶えになりながらも、激痛の苦痛だけじゃないものが全身に走り出しているのを悟った。
「ああ……がっ、があっ……だ、だい……大丈夫……く、苦しい……だ、だけど、頑張れます……だ、だから、お願いです……沙那……沙那姉さんと……だい、大丈夫です……ああっ」
朱姫は懸命に首を横に振った。
耐える──。
耐えれば沙那に会える。
必死に朱姫は自分に暗示をかけた。
これは宝玄仙だ……。
宝玄仙の悪い悪戯だ。
それを沙那や孫空女が見ているだけだ。
朱姫は暗示を自分にかけ続ける。
全身になにかが拡がる……。
それがなんなのか朱姫にはわからなかったが、やがて、それは快感の甘い疼きだと悟った。
こんな激痛の中からも、朱姫の身体は肛門を犯される快感を拾おうとしている。
朱姫は自分の身体が闘閃坊の巨根を受け入れようとしているのがわかった。
もう大丈夫……。
快感が苦痛を上回っていく……。
大きく拡がっているであろう菊門が闘閃坊の逸物に馴染むにつれて、とんでもない快感が全身を貫きだした。
「あああっ、き、気持ちいいです──。気持ちいい──はぐうっ──」
意識を失ってしまうかと思った激痛が、今度はなにもかも吹き飛ばすような快感に変わってくる。
「おう、わしの男根で悦んでくれるのか──。これまでの人生で、わしの巨根は女を苦しめることしかできんかったが、お前はわしの道具で本気で喘いでくれるのか──」
闘閃坊の感極まった声がした。
淫らに乱れだした朱姫の反応に気をよくしたのか、闘閃坊の動きが激しいものになる。
闘閃坊は巨根を叩きつけるように朱姫の尻を股間で打ちつけてくる。
「ああっ、そ、そんな──おおっ、うごおっ、あがああっ──こ、こんなの……が、す、凄い……ああっ」
一回一回の律動が、朱姫の息を飛ばすような激痛だ。
しかし、気持ちいいのだ。
身体にいつまでも残るような重い快感……。
それが朱姫に押しかかって、朱姫は悶え狂った。
意識が飛ぶ──。
今度は苦痛ではない……。
あまりの快感に意識が失われそうなのだ。
もはや、激痛なのか、快感なのかわからない……。
この世のものとは思えない強烈な衝撃に朱姫は息を詰まらせた。
「いぐうっ、いきます──。いぐうっ──」
誰に尻を犯されているかなど忘れ果てて、朱姫は全身を仰け反らせて叫んだ。
「おう、いけ、わしもいこう──。雌犬のようにいけ。尻を犯されながらな──」
朱姫を犯している男が嬉しそうに言った。
もうなにも考えられない。
ただ、朱姫は肛虐の快感に崩壊しようとしている自分をその流れに委ねさせるだけだ。
「いく、いく、いきます──」
なにかが頭の中で爆発した。
意識が白い光に吸い込まれていく。
立て膝で尻をあげた身体をこれでもかというくらいに朱姫は仰け反らせた。
自分の口から獣のような声が迸り、全身をぶるぶるとふるわせた。
「わ、わしもいくぞ──」
朱姫の激しさに当てられたのか、男が苦しそうな声をあげた。
次の瞬間、自分の腸に男の精がまとわりつくのがわかった。
気持ちいい……。
朱姫は白い光に身を委ねながら、ただそれだけを考えていた……。
やがて、朱姫を貫いていた大きな男根が朱姫の肛門から出ていく。
「ほおおっ──」
巨股に犯されていた尻穴からそれが抜かれていく感触は、もの凄い快感だ。
朱姫は闘閃坊の逸物が朱姫の肛門から出ていくと同時に、また身体を痙攣させて、女陰から潮のようなものを噴き出させた。
そして、眼の前が真っ白になる。
自分の身体がばったりと床に倒れるのがかろうじてわかったような気がした……。
*
全身が痺れている。
まったく力が入らない。
朱姫は自分が床に完全に倒れていることを悟った。
「休んでいる暇はないぞ、朱姫──。早く、姿勢をとり直せ──。闘閃坊を満足させたのは見事だった。次は余だ。まだまだ、終わらぬぞ、朱姫──。沙那に会いたくば身体を起さんか──」
朱姫に声が掛けられた。
かろうじて残る意識で、それが青獅子だということがわかった。
そして、思い出してもきた。
自分は青獅子たちをはじめとして六人の亜人たちに肛姦されようとしていたのだ。
その褒美は朱姫が沙那に会えることであり、だから朱姫は耐えなければならないのだ。
「早くせんか──。それとも、沙那と遭うのは諦めるのか?」
青獅子が意地の悪い口調で言った。
「や、やります……。お尻を犯してください……。お、お願いします……」
朱姫は懸命に身体を起こした。
頭を床につけた姿勢に戻り、膝をついて尻だけをあげた格好になる。
「いや、少し趣向を変えるか。余はこうやってあぐらをかいておる。今度はお前が余に腰掛けるように身体を沈めながら、余の一物に穴を沈めるのだ──。もちろん尻の穴をな」
青獅子が言った。そして、全裸だ。
よく見ると、いつの間にか、この部屋にいた五人の将軍たちもみんな全裸になっている。
青獅子の男根は、青獅子のあぐらの中で天井を向いてそそり勃っていた。
朱姫は痺れている身体を鞭打って、青獅子ににじり寄った。
「い、いきます……」
朱姫は青獅子に背を向けると、位置を確認しながら、ゆっくりとお尻をさげていった。
中腰の身体がつらい。
それに反対向きに身体を沈めるためには、どうしても股を開いて身体を支えなければならない。
まるで雪隠に屈むような姿勢を前側から亜人の将軍たちが覗く。
激しい羞恥が朱姫を襲う。
しかし、それどころではない朱姫は、背後を確認しながら懸命に自分の肛門の位置を調整する。
「あふう──」
やっと青獅子の怒張の先がしっかりと当たった。
ぐっと身体を沈める。
半分ほど入った。
「そのままでいよ」
突然に青獅子の声がした。
「そ、そんな……」
朱姫は、腰を沈めかけてめけている途中だ。
中途半端な姿勢を強いられている太股が震える。
青獅子の怒張を半分だけ肛門で咥えたところで身体を静止することを要求されたのだ。
脚の筋肉が緊張してがくがくと揺れ始める。
「許可なく座り込んで余の男根の全部を飲み込んでしまえば、お前との約束はなかったものとする。沙那に会いたくば、しばらく、そのままで耐えよ」
青獅子がそう言うとともに、朱姫の乳房に手を回して揉みあげてきた。
「小さいがなかなかにかたちのよい胸だな」
「ひゃあ、ひゃ、ああっ、ああ……」
中腰の不自然な態勢を強いられながら、胸を揉まれてはさすがに朱姫も堪らない。
しかも、腰はいまの場所を保って、深く沈めてもならないし、もちろん、腰をあげて怒張を離すことも許されないのだろう。
青獅子は朱姫の胸の弾力を愉しむように、遠慮のない手管で揉みあげる。
朱姫は声をあげて身悶えた。
「なかなか、しぶといな──。ならば、これはどうだ?」
青獅子の片方の手が乳房から股間に移動した。
そして、肉芽をくるくると回しだす。
「ひぐうっ──だ、だめえっ──」
朱姫は身体を仰け反らして悲鳴をあげた。
全身に力を入れて、どんどんと脱力していく身体を耐える。
さらに両手で膝を持つようにしてなんとか態勢を保とうとした。
しかし、執拗な青獅子の肉芽責めに全身の力が抜けていく。
朱姫は悲鳴をあげながら一生懸命に身体を支え続けた。
「もう、いきそうではないか……? しかし、余は愉しんでおらぬぞ。余を愉しませねば、いつまでもそのままだぞ。自分がなにをすればよいか考えてみよ、朱姫」
青獅子が言った。
朱姫は青獅子がなにを言っているかわかった。
このままの状態で、青獅子を尻で締めあげよと言っているのだ。
しかし、自分から肛門で咥えているものを絞めあげたりすれば、敏感な朱姫のお尻は、たちまちにそこから朱姫を昇天させるだけの快感を搾り取るだろう。
だが、やらねばならない……。
やらなければ沙那に会えない──。
朱姫は、青獅子の手で肉芽を弄られる官能の痺れに耐えながら、肛門に力を入れて、半分だけ肛門に埋まった怒張をゆっくりと締めあげていった。
「はああっ──」
しかし、その瞬間、途方もない快感が朱姫を襲い、朱姫の身体はがくがくと痙攣するように震え悶えた。
「いちいち、よがっている暇はないぞ、朱姫。余はまだ、達しておらぬし、余が終われば、次は耶律耶里だ。その次は玄魔……。玲瓏と白勝もいる。ふた周り目もあるだろう。もしかしたら、三回りもな。宴の役割を果たすということは、それを最後までやり遂げるということだ……。夜は長い。即ち、この肛姦祭りもまだまだ続くということだ。せいぜい励んでくれ」
青獅子が言った。
しかし、激しい絶頂感に襲われている朱姫には、その青獅子の言葉の半分も耳に入らなかった。
みんなに再会するのだ……。
沙那に会うのだ。
いや、沙那に会いたい。
これに耐えれば、沙那に会える──。
ほかの思念は消した……。
朱姫はただそれだけを心で繰り返すことで、快感に砕けそうな心と身体をかろうじて支え続けていた。
「なかなか頑張るのう。よし──。それに免じて褒美をやろう。全員との肛姦が終わったら、さらに七本の浣腸追加だ。そして、今度はそのまま、前で全員の性器を受けてもらおう。それに耐えきったら、仲間とやらに会わせてやる」
そのとき、青獅子のその言葉ともに、高笑いが部屋に響いた。
さらに七本……。
耐えられるわけがない……。
しかも、約束が違う──。
朱姫の身体に絶望が身体に走った。
(第75話『魔王の性奴隷』終わり)