「ひいいっ――」
小白香が激痛に悲鳴をあげた。
その顔は苦痛に歪んでいる。
当然だろう……。
とろろが潤滑油になっていたとはいえ、なんの準備もしていない小白香の股間に、予告も前戯もなく細長い山芋を突き挿したのだ。
後手に拘束された身体が限界までのけ反るとともに、獣のような咆哮を迸らせて、小白香が白眼が剥いて、全身をがくがくと痙攣させた。
そして、次の瞬間、その小白香の身体ががっくりと脱力する。
「どうじゃ? 破瓜をするときの相手というのは、お前のような小娘でも、それなりに夢があったか? それがこんな萎びた老婆であり、しかも、貫かれたのは一本の山芋というのは、お前のような変態娘としては秀逸であろう? 絶対に忘れられぬ思い出を作ってやったんじゃ。感謝せいよ、小白香」
蝦蟇婆は小白香の脚のあいだにしゃがみ込んだまま笑った。
「が、蝦蟇婆……き、貴様……」
股間に山芋を貫かれた小白香が、蝦蟇婆を憎しみの眼で睨みながら呻いた。
さっきまで上気していた小白香の顔は苦痛のために蒼白だ。
ふと見ると、小白香の股に刺した真っ白い山芋の横から数筋の赤い線ができている。
しかし、まだ最奥までは届いていない。
蝦蟇婆はさらに山芋に力を入れた。
蝦蟇婆の片足は、小白香の腿に乗ったままだ。
「あっ、あがあっ……」
小白香の喉が上を向くとともに、歯ががちがちと鳴ったのがわかった。
その股間は、まだ狭くて硬い蕾だった。
それを強引に拡げながら、蝦蟇婆はとろろを側面に擦り付けるようにして押し込んでいく。
「い、痛い――痛い――痛い――」
小白香が苦痛のために蝦蟇婆の足を腿から外して、身体を後ろに退げようと暴れる。
「どれ、余も手伝ってやろう」
すると、金凰魔王が立ちあがって、小白香の身体を背後から押さえた。
退がることのできなくなった小白香の股に、蝦蟇婆はぐいぐいと山芋と押していく。
「ひ、ひいっ――。も、もう、や、やめてくれっ――。い、痛い……い、いたいっ……」
小白香が大きな声で泣き続ける。
やがて、ついに山芋の先が奥まで届いた。
すると、小白香の身体から力が脱けたようになった。
「ほれ、まだ、終わりではないぞ、小白香……。女というのは、股で男を受け入れることができるようにできておるのじゃ。こんな風にな……。さあ、力を抜け……」
蝦蟇婆は奥まで届いた山芋を今度はゆっくりと抜いていく。
「あ、ああ……、た、頼む……や、やさしくしてくれ……。ひ、ひうぅ――」
小白香が叫んだ。
「緊張を解くのじゃ。この惨めさを受け入れよ。まだ、身体が硬いわ。だから、痛むのじゃ。息を吐け。呼吸を整えよ」
「わ、わかった……はあ、はあ、はあ……」
小白香が懸命に息を吸って、深くそれを吐く。
蝦蟇婆は、その呼吸に合わせて、山芋を前後に動かしていく。
山芋を抽送するたびに、小白香は苦痛に呻き、身体を痙攣させた。
しかし、しばらく続けると、小白香の表情がだんだんと穏やかなものになっていく。
恍惚というものではないが、やはり、激しい痒みに襲われている股間から、それが癒えるのは途方もない快感のはずなのだ。
破瓜の痛みが緩まってくると、本来感じるはずの掻痒感が喪失していく歓びが沸き起こってきたようだ。
小白香の表情が、だんだんと愉悦に痺れたようになっていく。
「ほれ、言うた通りであろうが……? お前の身体は本来、屈辱や惨めさに反応するようになっておるのだ。それが、一端の調教師を気取りおって……。ほら、気持ちいいであろう? 被虐酔いしそうじゃろう? 認めんか、小白香――」
「そ、そんなこと……あ、あはあっ……」
小白香の顔が恥辱にひきつった。
だが、小白香は確実にいま快感に襲われているはずだ。
それは、小白香の反応から明らかだ。
実は、さっき金凰魔王が小白香の身体の感度をあげたとき、痛みで快感を感じるようにも小白香の性感をいじっているはずだ。
それは、あらかじめの打ち合わせによるものだが、小白香には、そんなことはわからないだろう。
だが、苦痛でしかないはずの破瓜の痛みで自分が快感を覚えたとなると、小白香は自分には被虐の血が流れていると思うしかないはずだ。
そして、いつしか、それは、本当に小白香に被虐の性癖を刻み込むことに、繋がっていく……。
「どれ、余も加勢してやるぞ」
金凰魔王が小白香の背後から乳首をいじりだした。
「あ、あはあ……はあ、ああっ……はあっ……」
小白香の身悶えが大きくなる。
全身がただれるように痒い身体で前後から乳首と股間を責められるのだ。
しかも、身体の感度は数十倍だ。
生娘の小白香といえども、さすがに快感に耐えられないはずだ。
やがて、小白香の身体が突然痙攣した。
「あっ、ああっ、はああっ、はあああっ――」
どうやら達したようだ。
小白香の身体はがっくりと脱力した。
金凰魔王が笑いながら、小白香から離れた。
蝦蟇婆も動かしていた山芋から手を離す。
「やっぱり、とんだ変態じゃな。生娘のくせに山芋に穴をほじられて気をやるとはのう……。お前の分際がわかったか、小白香? お前は山芋で達するような変態なのじゃ。しかも、被虐の性癖なのじゃ」
蝦蟇婆はわざと小白香を嘲笑った。
「そ、そんなことは……ない……」
小白香が荒い息をしながら言った。
だが、その表情には、最初のときのような気性の激しさは陰を潜めている。
それよりも、屈辱に身体を震わせる十二歳相応の恐怖心が顔に滲み出ている。
これなら、この小白香の牙を折り終わるのに、それほど時間はかからないかもしれない。
「ほれっ、ぼけっとする暇などありはせんぞ。さっさと立ちあがって雪蘭を犯さんか。
小白香の股間には、破瓜の血がにじみ出る山芋の先が突き出ている。
蝦蟇婆はその小白香の腰を横から蹴飛ばした。
「あ、ああっ……うう……。せ、雪蘭に……手をだ、出すでない……」
小白香が股を締めつけながら四つん這いになった。
「か、かゆい……かゆい……あ、ああ、た、たすけて……たすけてください――」
雪蘭は床に放置されて、床にうつ伏せになって身体を床に擦りつけるようにしてもがいていた。
しかし、そんなもので、金凰魔王から股間に塗られたとろろの痒みが癒えるわけがない。
「せ、雪蘭、わ、わらわがいく……。お、お前は誰にも渡さん……。渡さんぞ……」
小白香は、四つん這いのまま、痒みでのたうっている雪蘭に這い寄っていく。
「上を向け、雪蘭……。わらわだ。小白香だ。わらわが犯してやろう。す、少しだが痒みが癒える……。なあ、雪蘭……」
小白香が雪蘭の身体の上に来た。
すると、雪蘭の暴れが小さくなる。
「お、おねえさま……」
雪蘭が身体を返して仰向けになった。
その顔は涙と鼻水と涎でぐしゃぐしゃだ。
それでも、小白香が真上にいることに気がついて、その顔が嬉しそうに歪んだ。
「せ、雪蘭……、わらわは、いま、山芋で犯されて、生娘の膜を破られたのだ……。だ、だが、そなただけは、わらわが犯したい……。他の誰にも渡したくないし、誰にも汚されたくはないのだ……。雪蘭はわらわのものじゃ。わらわだけの奴隷だ。わらわの妹じゃ……。なあ、雪蘭、わかってくれ……。こんなかたちで、しかも、山芋などというくだらぬもので、犯すことになって済まんが……」
小白香が苦しそうに言った。
「い、いえ……う、うれしいです……おねえ様……。せ、雪蘭はおねえ様になら、なにをされてもいいです……。で、でも、だいじょうぶ……ですか、おねえ様……?」
痒みにもがいていた雪蘭が口を開いた。
だが、余程に股間が痒いのだろう。
太腿を一生懸命に擦りつけるようにしているし、歯はかたかたと鳴って、喋るのもつらそうな感じだ。
「だ、大丈夫だ……。わ、わらわが先にやってやったからな……。だ、だから、我慢するんだぞ、雪蘭……。わらわが耐えたことなら、お前も我慢できるな……?」
「が、がまんします……。おねえ様……。うんうん……。雪蘭はおねえ様がすきです。お、おねえ様がくるしいのなら……雪蘭もおなじようにくるしみたいです……」
雪蘭がぎこちない微笑を小白間に向けた。
「いいかげにせんか。お前たちの猿芝居など面白くはないわい。さっさと、山芋で雪蘭のほとを突き刺せ。金凰魔王様がお待ちかねじゃ」
蝦蟇婆は呆れて声をあげた。
「そうだ。もうすぐ、白象も来る。そうすれば、色々と趣向も考えておるのだ。こんな前座で泣いておっては、心が持たんぞ、小白香――」
「もちろん、前戯などというまどろっこしいことは許さんぞ、小白香――。お前に許されるのは、その小さな童女の股間にただその山芋を突き挿すだけだ。せいぜい、泣き叫ばせるがよい」
金凰魔王とともに、蝦蟇婆は小白香を少しでも追い詰めようとからかいの言葉を発した。
しかし、小白香はまるで金凰魔王や蝦蟇婆の声など聞こえないかのように無視している。
なにか面白くない。
「脚を開くのだ、雪蘭……」
小白香がささやくように言った。
「は、はい……おねえ様……」
雪蘭が自分に覆いかぶさっている小白香に向かって股を開いた。
「も、もっとじゃ……。そして、もっと、こ、腰をあげるように……」
「は、はい、おねえ様」
雪蘭が身体をやや仰け反るようにして、腰を浮かせた。
その突き出た雪蘭の股間に、小白香が自分の膣から突き出た山芋を近づける。
「い、いくぞ……せ、雪蘭……」
小白香が自分の腰の位置を調節して、雪蘭の幼い女陰に山芋の先端をあてがった。
「し、して……して……ください、おねえ様……」
「う、うん……。い、いくぞ……。い、息を吐くのだ……。その方がわらわも楽だった……」
「は、はい……」
雪蘭が息を吸い込んでは吐くという行為を始め出した。
その呼吸に合わせるように、小白香が自分の腰を突き出した。ぐいと山芋が雪蘭の股間に割って入った。
「ああっ――」
「あっ、んんんっ――」
小白香と雪蘭が同時に声をあげたが、悲鳴は小白香の方が早かった。
おそらく、小白香の股間の中に入っている山芋が、雪蘭の身体に反対側の先端が挿入されることで大きく動いて、できたばかりの傷口を痛めつけたに違いない。
それに比べて、雪蘭は最初こそ悲鳴をあげたが、それからは口をつぐんで痛みに耐えている。
小白香の挿した山芋からは小白香側と同じように、赤い血が雪蘭の股間からにじみ流れている。
「どうしたんじゃ……。わしがやったように動かんか、小白香――。腰を振るんじゃ」
蝦蟇婆は怒鳴った。
「せ、雪蘭、が、頑張るのだ……」
小白香が雪蘭にささやくように言った。
しかし、その小白香の腰はなかなか動き出さない。
どうやら、やっと雪蘭を挿し貫いたものの、痛みへの恐怖で腰を動かせないようだ。
放っておいても、すぐに痒みでお互いに腰を振り出すに違いないが、蝦蟇婆は気合を入れることにした。
ここで一気に小白香の心を追いつめるのだ。
蝦蟇婆は持ってきた荷の中から一本の乗馬鞭を出した。一応は、ひと通りの調教道具は持ってきている。
蝦蟇婆は、その鞭で軽く小白香の尻を引っぱたいた。
「ひいっ――」
小白香の口からけたたましい悲鳴があがった。
それほどの力ではないが、雪蘭との性交中に尻を鞭で叩かれたのは、かなりの衝撃だったのだろう。
「あぐうっ――」
今度は雪蘭が絶叫した。
まだ、小白香は腰を少し浮かせた状況だったので、蝦蟇婆が鞭を振るったことで、その痛みの反動で、小白香の腰は思い切り雪蘭の股間を突き下げることになったのだ。
「あううっ……せ、雪蘭、だ、大丈夫か……? あああっ」
「あっ、ああっ、だ、だいじょうぶです……あふうっ――」
再び小白香と雪蘭の口から同時に悲鳴があがった。
蝦蟇婆の乗馬鞭が小白香の尻に再び一閃したのだ。
さっきよりも少し強めだ。
小白香と雪蘭の腰が大きく動いた。
小気味のいい音とともに、小白香の白い尻に二筋目の鞭痕が刻まれる。
「ほらっ、小白香、鞭を受けたくなければ、さっさと自分から腰を振れ」
蝦蟇婆はまた鞭を振るう。
「ああっ」
「い、いたい――ああっ――」
蝦蟇婆が鞭を振るうと、小白香の腰が動き、雪蘭が呻き声をあげる。それが数回続いた。
「い、いいっ……お、おねえ様……、せ、雪蘭にかまわず、こしをうごかして……。いくらでもいたくしていいです……」
雪蘭が小白香の下で必死の声をあげている。
小白香の身体はもう大人に近いが、それに比べれば、雪蘭は身体も小柄で性器もまだ幼さがかなり残っている。
その股間を山芋で挿し貫かれているのだ。
痒みがそれを中和しているとはいえ、かなりの激痛のはずだ。
それでも、気丈に雪蘭は、小白香にそう言った。
雪蘭は、小白香が雪蘭の身体を気遣って激しく腰を振らないのだと思っているのだろう。
だが、蝦蟇婆からみれば、小白香は自分の膣の痛みのために、腰を動かさないだけだ。
それでも、小白香はだんだんと痛みに慣れてきたのか、やっと歯を喰いしばるように、雪蘭を責め始めた。
「ふんんんっ――ううっ――」
雪蘭の身体が大きく仰け反った。
「あ、ああっ……、せ、雪蘭……が、我慢するのだ……。わらわがそなたの乳首を舐めてやろうぞ……。それで、少しはまぎれるはずじゃ」
小白香が上半身を倒して、雪蘭の胸に顔を鎮めた。
雪蘭の胸はまだ平らであり、乳房の膨らみはないが、小白香が雪蘭の小さな乳首に舌を這わせだすと、雪蘭は笑みのような顔の歪みを浮き出させた。
「は、はああ……、お、おねえ様……おねえ様……」
「せ、雪蘭……、はああ……」
だんだんとふたりの顔から恍惚感のようなものが浮かびあがる。
小白香のそれは、振り動かす腰の刺激により、純粋に痛みよりも快感がまさってきたのだろう。
だが、雪蘭については、心情的なものが強いようだ。
小白香と倒錯的な性に耽っているという異常な状況が、雪蘭の心を酔わせているようだ。
ただ、肉体的な悦びを雪蘭が得られるようになるのは、まだまだ時間がかかるに違いない。
「あ、ああっ、き、気持ちいい……、雪蘭、気持ちいい……わ、わらわは……」
小白香の声に嬌声が混じり出す。
「おねえ様……おねえ様……おねえ様……」
雪蘭は顔をしかめて、必死で小白香に対する呼びかけを繰り返している。
ふたりの身体の動きがだんだんと同調をしはじめた。
一方で蝦蟇婆は、ふたりに近づくと、『自縛縄』を取り出して、さっと雪蘭の腰の下にその先端が来るように差し入れた。
『自縛縄』とは、その名の通りに、身体を自縛してくれる縄のことであり、先端を身体に触れさせると、術者の思う通りに、縄が身体に巻きついてくれる。
雪蘭の身体の下に送った『自在縄』は、蝦蟇婆の意思に従って、雪蘭の腰の括れの下を通って、小白香の腰に巻きついて、ふたりの腰をぐっと密着させるように絞った。
「あっ」
「ひっ」
腰を縄で密着させられた小白香と雪蘭が、びっくりして悲鳴をあげた。
さらに、縄はふたりの向き合った腿をそれぞれに縛着していく。
「な、なにをするのだ――?」
小白香はいきなり、身体を雪蘭と密着されるように縛られて、狼狽の声をあげている。
蝦蟇婆はふたりを蹴って、小白香が上になった状態から横倒しの体勢にした。
小白香と雪蘭の上気した顔がこっちを向く。
「お前らのぎこちない性交を続けさせてもよいのだがのう……。だが、股間の痒みが癒えたかもしれんが、もうひとつ痒い部分が残っておるのではないか、小白香? それを掻いてやらんでもよいのか……。お前はよくても、雪蘭は苦しそうじゃぞ……」
蝦蟇婆は笑った。
すると小白香の顔が口惜しそうに真っ赤になった。
図星なのだ。
股間の痒みは、山芋で抉られることにより、とりあえずはほぐれたはずだ。
しかし、女陰の痒みが消える快感が大きい分、たったひとつ残された尻穴の痒みは、焦燥の炎を激しくしてしまっているはずだ。
小白香の顔がそれを物語っている。
「く、くうっ……。わ、わかった……。お尻もして欲しい……。た、頼む……」
小白香は言った。
蝦蟇婆はほくそ笑んだ。
もう小白香はそう言うしかないはずだ。いまこうやっていても、雪蘭と繋がった小白香の腰は絶え間なく動いている。
股間の痒みは、それでかなり癒えていると思うが、それに比べて、いまだに肛門の痒みだけは少しも刺激を与えてられていない。
ただれそうな菊座の痒みに、小白香の心にはほとんど余裕などないであろう。
「わかった。この蝦蟇婆が指でほじってやるぞ……」
蝦蟇婆は小白香の尻穴に指をずぶずぶと入れてやった。
「うわああっ」
小白香が感極まった声をあげた。
尻穴から痒みが消える快感に小白香が打ち震えている。
「気持ちよさそうじゃな……。だが、お前だけでよいのか……? 雪蘭も尻穴の痒みの苦しみは同じなのだぞ……。お前だけ、痒みが消える快感を味わうつもりか……?」
「わ、わかった……。わらわだけではなく、雪蘭もしてくれ……」
小白香は呟くように言った。
そのあいだも、蝦蟇婆の指は小白香の肛門の内側の粘膜を掻き続けている。
小白香はのどを仰け反らせて尻を動かし続ける。
縄で密着した雪蘭の腰も、それに応じて激しく動いている。
山芋で繋がった股間がその動きで抉られて、雪蘭が顔をしかめている。
「雪蘭のどこになにをするのじゃ、小白香? はっきりと口にせんか――」
蝦蟇婆は強く言った。
「わ、わらわだけではなく、ゆ、雪蘭の尻穴も癒してやってくれ――」
「ならば、雪蘭の尻を犯していいのじゃな?」
「いい――。雪蘭も痒みで苦しいのじゃ。雪蘭も頼む。犯してくれ……ああっ……」
尻穴をほじられる快感に耽っている小白香は、ほとんどなにも考えずに、そう口走ったような感じだ。
蝦蟇婆はにやりと笑って、金凰魔王に視線を向けた。
「小白香の言葉ですぞ……。尻穴については、道術契約は解除じゃ……。存分に犯してくだされ、金凰魔王陛下」
蝦蟇婆は、小白香の肛門から指を抜くと、金凰魔王に視線を向けた。
「おう――。そうであったな――。小白香の言葉があれば、そいつと交わした道術契約は解除だったな。ならば、尻穴については、余が存分に犯していいということか――。では、人間族の童女の肛門の味わわせてもらうとするかな――」
金凰魔王が笑いながら立ちあがった。
「そ、そんな――。ま、待て――。い、いまのはなしじゃ――。つい、口走ってしまったのだ――。待って。待ってくれ――。伯父上の一物で雪蘭の肛門を犯せば、雪蘭が毀れてしまう――」
小白香が悲鳴をあげた。
やっと、蝦蟇婆の誘導に従って、雪蘭を尻を犯していいと口にしたことに気がついたのだ。
尻であろうが、女陰であろうが、道術契約に乗せた言の葉によって、金凰魔王は雪蘭を「犯す」ことはできないでいたのだ。
しかし、たったいま、小白香が「雪蘭の尻を犯してくれ」という言葉を発したことで、尻穴だけは、道術契約が解除されたかたちになったのだ。
「そんなことは知らん――。余は、その童女が死のうが、毀れようが興味はない――。それに、尻穴が破けても別に死にはせんわ。せいぜい、糞便が垂れ流しになり、一生、おしめをせねば生きていけんようになるだけであろう」
金凰魔王は、横倒しになっているふたりの身体をごろりと転がして、雪蘭を上にした。
そして、雪蘭の小さな尻たぶを両手で掴むと、肛門が露わになるようにぐいと左右に尻を押し拡げた。
「ひゃあ、お、おねえ様――、こ、こわい――ああっ――」
雪蘭が悲鳴をあげた。
「や、やめてくれ、伯父上――。わらわの……わらわの尻を犯せばよかろう――。雪蘭にはまだ早い――。小さな張形から少しずつ肛門を拡げているところなのじゃ――。まだ、早いのじゃ――。やめてくれ――」
小白香が雪蘭の舌で泣き声をあげている。
「ほう……。すでに、尻穴調教を始めておったか――。ならば、少しは耐えるかもしれな……。まあ、この童女の尻穴の腱が切れたら勘弁せいよ、小白香――。残念ながら霊気を帯びてはおらん人間族のこの童女には、余の『治療術』は効かんから、毀れたら使い捨てにするしかあるまい。そのときは、新しい人間族の童女を与えてやる」
金凰魔王が一度、雪蘭の尻から手を離して、下袴から一物を出した。
逞しい肉棒がそそり勃っている。
そして、もう一度、金凰魔王が雪蘭の尻たぶに手をかけた。
金凰魔王の男根の先端が、雪蘭の肛門に近づく。
雪蘭は恐怖の悲鳴をあげ続けている。
しかし、腰を小白香に密着させられているので、大きな動きはできない。
「せ、雪蘭の代わりなどおらん――。伯父上、後生だ――。せ、雪蘭を毀すのはやめてくれ――。わらわでやってくれ――。お願いじゃ――」
「お前の尻穴は、女陰とともに、白象の呪いで護られておるのだ。まだ、余は手を出せん」
金凰魔王の怒張が雪蘭の肛門の先端に当たった。
「ひい――。お、おねえ様、たすけて――」
「せ、雪蘭――ああ、雪蘭――。伯父上――伯父上――頼む――」
雪蘭と小白亜が絶叫した。
そのとき、廊下に面する部屋の扉がどんと大きな音がした。
蝦蟇婆は扉に視線を向けた。
金凰魔王も、動きを止めて、扉に意識を向けている。
すると、扉が大きく開かれ、いきなり、大きくて丸いものが部屋に勢いよく転がり入ってきた。
転がって入ったきたのは魔網に包まれた女だった。
続いて、小白香の姿の小愛が入ってきた。
扉がしっかりと閉じられる。
網に包まれた女の服はぼろぼであちこちが破けているし、全身が傷だらけだ。
そして、網の中の女には意識がないようだ。
「なんだ?」
金凰魔王が声をあげた。
そして、雪蘭の尻たぶから手を離して下袴をはき直した。
「こいつは、沙那です。やっとのこと捕らえました。かなりの抵抗をしましたが、最終的には蝦蟇様の『電撃鞭』で気絶させて、とりあえず、魔網にくるんで道術で運んできました」
小愛が変身を解きながら言った。