「な、なに──。お、お前の仕業なのかい? あ、あたしの身体になにをしたんだい、子供──?」
孫空女は声をあげた。
身体がまったく自由にならない。
それどころか、眼の前の
あっという間に、下半身はすっぽんぽんになってしまった。
この十歳の童女が見た目のままの子供でないことは明らかだ。
おそらく、この操り道術は『縛心術』だろう。
孫空女は、いま自分が完全に地湧子の道術に捕らわれていることを自覚しないわけにはいかなかった。
その証拠に、孫空女の身体は下半身だけが裸体であるというみっともない恰好で、また動けなくなっている。
そして、はっとした。
そう言えば、この地湧子は、明日には宝玄仙に手を出すようなことを口にしていた。
自分はともかく、それだけは阻止せねば……。
だが、どうしたら……。
「ふふふ……、孫空女、まずは、お前には、わたしの味わった恥辱を味わってもらうわよ。お前には恨みはないが、あんな変態を主人に持ったのがお前の不幸よ。さあ、お前の股を開け……。いいというまでね……。この手を見よ……。わたしから眼を離すな」
椅子に座って孫空女に視線を向けている地湧子が言った。
すると、孫空女の眼は地湧子から離せなくなった。
『縛心術』を遣う多くの術師が視線を活用する……。
だから、最初に眼を合わさなければ、『縛心術』は防げる……。
それは朱姫が時折、言うことだ。
しかし、孫空女はわかっていながら、視線を地湧子から外すことができないでいた。
目の前の童女から大量の霊気が孫空女の身体に入り込んで来るのも感じる……。
「ほらほら、少しは抵抗しないと、なにもかもわたしの術に絡み取られてしまうわよ、孫空女……。『縛心術』というのは、心を壁がなくなるといくらでも深くかかってしまうものなのよ。そんなことで、宝玄仙の護衛が聞いて呆れるわねえ……」
「な、なにを……」
「ほらほら、魔域にはもっと強力な道術を遣う者もいるわよ……。気力よ、気力。かかったと思ってしまったら駄目さ。その気持ちを外に追い出して、自分を保つのよ……。そうすれば、相手に心を乗っ取られなくてすむわ……」
「そ、そんなこと言われても……」
孫空女は懸命に自分を保とうとした。しかし、もはや、霊気はすっかりと孫空女の心を羽交い締めにしているようだ……。
どうしても、この金縛りから逃げ出せない……。
「ちっ、他愛ないねえ……」
地湧子が舌打ちした。
「……じゃあ、遠慮なくやらせてもらうわよ……。この手をご覧……。この手に合わせて脚を開くのよ……」
身体の前で両手を合わせた。孫空女の視線は地湧子が身体の前で合わせた手に吸い込まれる……。
地湧子がその手を少しずつ開いていく。
「な、なに、や、やだよ──」
孫空女のなにもはいていない下半身が、その手に応じるように少しずつ開き出す。
肩幅に開き……。
さらに、大きく……。
「ちょっと、やめてったら──」
脚は開き続ける。
孫空女はなんとか抵抗をしようと、もがくのだが地湧子に操られている腕はまったく自由にならない。
両手はだらりと身体の横にぶらさがったままだ。
両脚も勝手に動いている。
「この辺でいいか……」
地湧子が手の開きを止めたのは、孫空女の脚がたっぷりと七尺(約二メートル)は拡がったときだ。
限界近くまで開かされた内腿の筋肉がぷるぷると震える。
しかも、不安定な姿勢がつらい。
金縛りにされているのは、四肢の部分だけのようだ。
だから、体勢を崩すと、そのまま倒れてしまい、顔を床に激突させそうだ。
「なかなかに身体は柔らかいのだな。それ、これも装着してやろう」
地湧子が孫空女の立っている場所の天井に向かって、なにかを放り投げた。
すると紐のようなものが孫空女の前に垂れ下がってきた。
「な、なんだよ?」
孫空女はびっくりした。
どうやら地湧子は、道術で投げた紐の片側を天井に密着させたらしい。
そのため、その反対側の先端が孫空女の顔の前にぶらさがってきた。
その紐の先端には小さな金具がついている。
金具の先端は鉤状に曲がっていて、しかも、先っぽがふたつに分かれていた。
どういう目途で使うものかすぐにわかってしまい、孫空女の身体はすくんだ。
「
地湧子が意地の悪い口調で言った。
白女真が孫空女に近づいてきて、無造作に金具の先を孫空女の両方の鼻の穴に入れる。
「や、やめっ」
孫空女が悲鳴をあげるよりも速く、孫空女の鼻の穴を捉えた鼻鉤はぐいと上に持ちあがった。
道術だろう。
しかし、鼻の穴だけが無理矢理にあがるくらいに紐をあげられた孫空女はさすがに泣き声をあげた。
「ひ、ひいいっ──や、やめええ──」
「ほうほう、いい顔ねえ……。生意気な宝玄仙の供に相応しいわ。さあ、
「んひいっ、い、いやだ──」」
「孫空女は、よがって体勢を崩さないようにね。その鼻鉤は外れないわよ。その状態で倒れようものなら、お前の鼻はもげてしまうかもしれないわ。まあ、鼻がもげても、宝玄仙が修復してくれるだろうから、大丈夫とは思うけどね」
やっぱり、宝玄仙のことをよく知っているような口ぶりだ。
それにしても、ただでさえ、不安定な体勢を強いられ、身体を倒れさせないようにするのが必死だったのだ。
そのうえに、これでお尻を舐められたりしたら……。
孫空女は戦慄した。
しかし、さっきの白女真もそうだったが、愛麗も地湧子の命令にまったく躊躇の様子を見せない。
背後に愛麗がひざまずいた。他人のお尻を舐めるなんていうのは、さすがに嫌だと思うのだが、愛麗はひと言の文句も言わずに、淡々と行動している。
『縛心術』──?
それが孫空女の頭をよぎった。
もしかしたら、この地湧子は、白女真や愛麗までも道術で操っているのではないだろうか……?
しかし、それ以上は孫空女にはなにも考えられなかった。
愛麗の舌責めが開始されたのだ。
「あうっ……ああっ……そ、そんなの……くああっ……」
「あらあら、やっぱり、あの宝玄仙の供だけあって、随分と敏感ね。そんなに愛麗の舌が気持ちいいの?」
愛麗の舌が孫空女の肛門を周囲を動き出す。
全身に大きな疼きが断続的に襲い掛かり、孫空女はつい大きな声を洩らした。
「んぎいいっ」
そして、鼻に激痛が走った。
体勢を崩しそうになって、鼻にかけられた金具が鼻の穴を引っぱたのだ。
「もっと、よがらせてあげるのよ、愛麗──。どんどん孫空女の尻穴を舐めなさい」
「はい、地湧子様」
愛麗の躊躇いのない返事が聞こえた。
すると孫空女の尻たぶをぐいと愛麗の手が掴んだ。
そして、尻穴を曝け出すように、左右に引っ張られた。
「そ、それは許して、あ、愛麗──。ねえ、ちょっと──」
孫空女は絶叫したが、すぐに愛麗の息を感じるくらいにお尻に顔が近づけられる。
次の瞬間、孫空女の肛門に愛麗の舌先が当たり、上下に動く。
「はあああっ」
孫空女は全身をがくがくと震わせた。
その震えと同じ速度で、断続的で激しい疼きが全身に襲いかかる。
大きな淫情の津波が孫空女の全身を揺さぶる。
立っているのもつらい快感だ。
しかし、少しでも体勢を崩すと脳天を貫かれたような痛みが、鼻に突き刺さる。
「もっと、続けるのよ──。そうだ。白女真もやりなさい。お前は前からよ。孫空女の肉芽をたっぷりと舐めあげてあげなさい」
「はい、地湧子様……」
孫空女は抗議したが、やっぱり白女真には一片の躊躇いもない。
孫空女の大きく開脚している股間の前にひざまずいた白女真の舌が、今度は前から孫空女の股間を刺激する。
後ろからは、肛門を刺激する愛麗の舌──。
前からは、肉芽を舐める白女真の舌──。
しかも、少しでも動くと鼻に激痛を与える鼻鉤──。
「んはああっ、んがああ──」
その快感と苦痛が相まって凄まじい快美感が貫き、孫空女は身体を弓なりにして悲鳴をあげた。
その絶頂で固まっている身体がぐらりと揺れたのだ。
だが、鼻鉤のおかげで辛うじて転倒を免れたが、その代償としての鼻の痛みに涙がぽろぽろとこぼれた。
「おやおや、お前みたいな女傑でも泣くのねえ。これで少しでも溜飲がさがったわ。それにしても、まだ、ちょっとしか舐められていないのに、随分と淫乱な身体なのね、孫空女──。じゃあ、乳房は自分で揉みなさい。服を自分で開いて、乳首をこりこりと摘まむといいわ」
「も、もう許してよ──」
この上にさらに快感を足されると知って孫空女は絶叫した。
だが、孫空女の両手は、またもや勝手に動いて、上衣のぼたんをくつろげて左右に服を開いた。
胸当てを覆ったふたつの乳房があらわになる。
孫空女の手が、さらに胸当てを上にずりあげて、乳房を剝き出しにした。
孫空女自身の指が左右の乳頭をこりこりとしごき出す。
「そ、そんな……ああああ……あふううう……」
お尻の穴、肉芽、そして、乳頭に同時に与えられる刺激に、もう孫空女は拒絶や哀願の言葉さえも発することはできなくなった。
口から迸るのは、ひたすらに大きな嬌声だけだ。
「いぐううううっ──」
孫空女は絶叫した。
全身を反らせた。
快感の奔流が孫空女の全身を駆け抜けたのだ。今度はなんとか倒れるのを免れた。
「も、もう許して──。本当に駄目だよ──」
しかし、達したというのに、愛麗も白女真も舌の責めをやめないし、
それどころか、孫空女自身の指さえも乳首を揉むのを中止しない。
孫空女は涙声で身体をよじらせた。
鼻に痛みが走る。
「うぐううっ」
孫空女は呻いた。
改めて、いまは激しく悶えることで快感を逃げさせることさえも許されていないのだと悟った。
愛麗と白女真の舌責めが続く……。
股間と肛門を舌で舐められる水音が部屋に響き続ける。
「い、いい……加減に……してよ──。な、なんのために……あ、ああ……こんなことをするんだよ──」
孫空女は泣き喚いた。
「もちろん、お前の頭を空っぽにするためよ。なにも考えられなくなるほどに快感によがれば、お前はもう絶対にわたしの『縛心術』の支配から逃げられなくなるわ──。例えば、宝玄仙を殺せと命令を与えれば、お前は躊躇なく宝玄仙を殺すほどにね……。それが嫌なら、一生懸命に自我を保ちなさい……」
十歳の童女の顔が歪んで、その口から老婆のような笑いが迸った。
「ご、ご主人様を殺すのかい──」
孫空女は驚愕した。
「さあ、どうするかねえ……。お前が達しすぎれば、宝玄仙を罠に嵌める道具にされることもあるということを説明しただけよ──。まあ、お前はとにかく、ただ昇天し続ければいいわ。今夜のうちに、なにも考えることができない人形にしてあげるからね」
すると、地湧子が今度は三人のいる方向になにかを投げた。
はっとした。
それはふたつの張形だった。
霊気を帯びているのだろう。
男根にそっくりのかたちをしたふたつの張形は最初からうねうねと先端をうごめかせている。
「今度は道具を使うのよ、白女真と愛麗……。孫空女は自分自身の乳首をさらに捏ねあげたままでいなさい」
白女真が手を伸ばしてふたつの張形を受けとり、その一方を孫空女の股越しに愛麗に渡した。
振動を続ける張形の先端が、股間と肛門の両方に同時に触れた。
「ひゃあああ──」
孫空女はふたつの張形を感じると同時に、大きな悲鳴をあげた。
鼻鉤は孫空女にぐんと激痛を与えたが、遥かに大きい快感が激痛を上回った。
全身を走る三つの快感が交錯し、それが想像を絶する熱い痺れとなって孫空女の脳天を貫いた。
頭が真っ白になる……。
三度目の昇天をしたのだと気がついたのは、鼻にかかる鉤にほとんど顔をぶらさげるようなかたちでもたれさせていたときだ。
孫空女の身体がふわりと浮いたようになり体勢が戻った。
あるいは、それは地湧子の道術が関係したのかもしれない……。
絶頂の余韻に浸りそうになった孫空女に、白女真と愛麗の操る張形が新しい快感を足した。
さがりかけていた快感に、また快感が加わって、孫空女は飛翔した。
四度目の絶頂だ……。
重くのしかかるような快感に、いつの間にか孫空女は自分から腰を振って悶えていた。
子宮が燃える。
腰骨が砕けるような快感──。
今度こそ、孫空女の身体は弛緩して全身を支える力を失った。
そのとき、ぱちんと地湧子の指が鳴るのが聞こえた。
鼻鉤が天井から外れるのがわかった。
孫空女は白女真の身体に、大股開きのまま倒れ込んだ。
「きゃあ」
びっくりした白女真が悲鳴をあげながらも、孫空女の身体をしっかりと支えた。
床に身体が崩れ落ちるとともに、手足を拘束していたものがなくなったようになり、大きく開いた脚もやっと解放された。
その代わり、今度は全身が完全に弛緩して動かなくなった。
「白女真、孫空女を寝台の上に乗せなさい。本格的にいくわよ。わたしも裸になるから、お前たちも全裸になりなさい。孫空女も裸にしてしまうのよ──」
「はい、地湧子様」
白女真が孫空女の身体を抱きあげた。
そして、寝台に乗せられる。
白女真が孫空女の上半身に残っていた衣類を脱がせる。
そのあいだに、地湧子と愛麗が裸になった。
愛麗の裸身は少し大人になりかけた少女の裸体だ。
一方で地湧子はほぼ完全な童女の裸体なのに、陰毛だけがふさふさと豊かだ。
改めて眺めると、やはり、地湧子は本物の童女ではないというのがそれで伺える。
「もう、お前の身体はわたしの思うままよ、孫空女……。全身の感度を十倍にしてあげるわ」
地湧子の言葉とともに、全身が熱くなり一斉に毛穴から汗が吹き出た。
裸になったふたりの童女が寝台にあがってきた。
ふたりは孫空女の裸身の両側に分かれると、孫空女を挟むようにして愛撫を始めた。
金縛りになったように動かない孫空女の裸身は、左から愛麗に、右側は地湧子から胸と股間を刺激され始める。
「うはああっ」
すぐに言葉も発することができないような凄まじい快感が襲う──。
孫空女はもう半狂乱だ。
さらに、裸になった白女真も寝台にあがってきた。
白女真は孫空女の内腿から膝、あるいは股間から臍の付近を舌で這わせる。
「いくときはいくといいなさい、孫空女──。ただし、達したら、さらに感度がいまの倍よ」
地湧子が孫空女の女陰の中で指を弾くように動かしながら言った。
「は、はい──」
なにを言われたのか理解できない……。
いくときは、いくという……。
ただ、その言葉のみが頭に繰り返される。
意識が朦朧とする。
その頭の中に地湧子の言葉だけがあった。
「よし、いけ──」
不意に地湧子が大声を放った。
なにかが頭で弾けた。
「はぐうう──なに? なに? いくっ? いくうっ、いくよおお──」
孫空女は悲鳴をあげた。
全身が千切れる。
なにが起きたのかわからなかった。
孫空女は身動きできない身体を限界まで反り返らせた。
「ああああ──いぐううう──ぐうううう──」
快感は続いていた。
腰を激しく動かして、頂点に昇り詰める。
しかし、昇り詰めても昇り詰めても、それが終わらない──。
なにが起きているのか、さっぱりとわからない。
孫空女は長い時間昇天し続け、吠えまくった。大粒の汗が飛び散り続ける。
「よし──」
地湧子が叫んだ。
あがり続けていた絶頂がやっと終わった。
「くはああっ、ああああ……」
少しずつさがりだした快感に浸りながら、孫空女は激しい息をしていた。
いまや孫空女の身体に触れている者はいない。
白女真と愛麗がなぜか目を丸くしている。一方で地湧子がにやにやと孫空女を見下ろしている。
なにが起きたのだろう……?
「途中から、孫空女さんは変でしたけど、いまのはなんでしょう、地湧子様?」
やがて、白女真が言った。
「孫空女の身体に、本当にわたしの『縛心術』が刻み込まれたのよ──」
地湧子がくくくと笑った。
「き、刻み込まれた?」
孫空女は呆然とその声を聞いていた。
「そうよ。ただの『縛心術』じゃない……。もっと深い層の部分にまで術が入り込んだのよ。こうなった以上、お前は死んだも同じよ、孫空女……。お前の自意識を閉じ込めて、思うままの行動をさせることもできるわ」
「な、なに言ってんのさ──」
孫空女は懸命に息を整えながら言った。
「ほう……。なかなかの回復力もあるのね。もう、元気になりかけているようじゃない……。じゃあ、試してみる?」
地湧子が意味ありげに微笑んだ。
孫空女はその笑みに恐怖を感じた。
「いけ──」
地湧子が不意に叫んだ。
「はあああ──」
孫空女は弓なりに身体を逸らせた。
今度こそなにが起きたかわからない。
なにもされているわけじゃない──。
しかし、地湧子の言葉だけで絶頂の快感が襲ってきたのだ。
「いやああ──も、もういやああ──」
孫空女は叫び続けた。
股間からなにかが飛び出した。
大きな水音がする。
だが、快感の上昇が終わらない──。
すでに絶頂している。
それなのに、凄まじいほどの快感の昂ぶりが少しも止まらない……。
「こ、これはなんですか?」
白女真の声だ。
「孫空女は、絶頂の真っただ中にいるのよ。もう、わたしの言葉に支配されてしまって、わたしが言葉でとめない限り、絶頂をし続けるわ。連続で絶頂するのではなく、一度の絶頂が終わらなくなるの──。どう、孫空女? 普通は一瞬で終わるはずの絶頂をいつまでも味わい続けるというのは──?」
地湧子の笑い声が続いている。
だが、もう孫空女にはなにも考えられない。
股間から噴き出すなにかの水の音はまだ続いている。
「それにしても、派手に小便をしてくれるじゃないの、孫空女。罰よ。しばらく、絶頂状態を続けられる地獄を味わっていなさい」
地湧子が呆れた声をあげた。
股間から出ているのは、失禁による放尿なのかと思った。
だが、羞恥を感じる余裕はもう孫空女にはない。
頭が真っ白になる絶頂の感覚が続いている。
息が──。
もう、やめて──。
助けて──。
孫空女は喘いだ──。
やっと、放尿が止まった気がする。
しかし、絶頂状態はそのままだ。
「苦しいでしょう、孫空女──。苦しければ、無意識に入りなさい──。後のことはわたしに任せるのよ──」
その言葉で終わりだった。
いつまでも絶頂を続けている孫空女の身体を置き去りにして、孫空女の意識だけがどこか深いところに沈んでいった。
「うわあああああっ」
孫空女の意識は消滅した。