82 女三蔵の悪癖
「申し訳ありません、ご主人様」
焚火の前に座る宝玄仙は、うな垂れて戻ってきた沙那を一瞥した。
そして、口元を綻ばせた。
獲物を捕らえた肉食獣の気分だ。
「罰だね。裸になりな。下着もなにもかも全部だ。生まれたまんまになるんだ」
「はい」
沙那は、うな垂れたまま服を脱ぎ始める。
「ちょ、ちょっと待ってよ、ご主人様──」
「そうですよ。狩りで獲物が獲れないのは、沙那姉さんのせいじゃないじゃないですか」
孫空女と朱姫が騒ぎ始めた。
だが、宝玄仙が睨みつけると黙ってしまう。
その間に、沙那は着ていた服を次々に脱いで、足元に畳み置いていっている。
この沙那を罠に陥れ、宝玄仙の慰み者にしてから、もう一年近い時間が過ぎようとしている。
あとから供に加えた孫空女や朱姫よりも、時間的に宝玄仙と過ごした時間が長いだけではなく、おそらく、宝玄仙を加えた四人の中で一番に頭がよくて聡い。
だから、この宝玄仙の嗜虐趣味に対しては、なにを言っても無駄だということも知っているのだと思う。
そして、それは正しい──。
宝玄仙は、若い女ながらも、故郷の城郭軍では千人隊長に任じられていたほどの女傑が、自分の理不尽な命令に逆らうこともできずに、夜闇の中とはいえ、野外である山の中で素っ裸になっていく光景を大いに嗜虐欲を満足させながら眺めた。
おそらく、頭のいい沙那は、口答えなど無駄だとわかっているのだ。
だから、ひと言も弁解や抗議の言葉を喋らずに命令に従っているに違いない。
その沙那が下着姿になり、さらに胸当てに手をかけた。
だが、ほんの少し動作が遅くなる。
理不尽な命令で全裸になることに対する躊躇を消し去ることができないのだ。
しかし、宝玄仙はなにも言わない。
その代わりに、膝に置いていた自分の手をほんの少し動かす。
それで、沙那に緊張が走る。
この宝玄仙に対する恐怖が染みついているのだ。
沙那の深い観察力が嫌でも宝玄仙の細かい動作に注目してしまう。
また、沙那の動きが早くなる。
胸当てが地面に置かれた。
沙那の乳房が露出した。
乳首が震えている。
そして、勃起している。
ちょっと見ただけではわからないが、沙那の乳首の根元には『
その効果が沙那の乳首に及ぼし、怖ろしく敏感になっているのだ。
この『女淫輪』は、常に沙那を苛み、眠っているときでさ、沙那の乳首を勃起させるほどの欲情を与えている。
沙那は、その欲情を彼女自身が“気”と呼んでいる力を使って抑え込んでいるのだ。
それはそれで、大したものだと思う。
宝玄仙の霊具の淫具の力を見事に抑えきるとは、さすがというほかないが、それがなんなのか宝玄仙にはわからない。
だが、武道を極めた沙那には、それが操れるらしい。
気というものは、人間だけではなく、大地や植物、あるいは、路傍の石からも感じることができるそうだ。
そういう意味では、道術と似ている。
もしかしたら、沙那は、ただの人間でありながら、独自の鍛錬で道術の源である霊気を感じているのかもしれない。
それを沙那は、“気”と呼ぶのだ。
それほどの猛者をこうやって、睨むだけで服を脱ぐほどに支配をしている。
宝玄仙は、その事実に、どうしても頬が綻んでしまう。
沙那の手が腰につけている下着にかかった。
さすがに、沙那の手が止まる。
この女戦士は、これほど毎日のように宝玄仙に裸体を見られ、恥辱的なことをさせられているというのに、まだ、下着をとるときに躊躇いをみせる。
その沙那の羞恥心がなによりも宝玄仙を悦ばせるのだが、いまだに、沙那は恥ずかしさを感じてしまうらしい。
宝玄仙は、ふと、孫空女と朱姫に視線をやった。
ふたりは沙那に申し訳なさそうに下を向いている。
実のところ、この一行の中で、今夜のように食べ物がないときに、森や林に入って狩りをして食料になる獲物を調達するのは、沙那の役割だ。
こういうことで、このふたりは役に立たない。
孫空女は腕は立つが、狩りという繊細な仕事はできない。
一度させたが酷いものだった。
猛獣でも出れば、孫空女にも仕留められるのだろうが、ふつうの兎や鹿では、孫空女が獲物に辿りつく遥か前に獲物は逃げてしまう。
朱姫にも使徒を使ってやらせたが、そもそも、あの使徒は、狩りというものがなんのことかということでさえ知らなかった。
そういうわけで、食料調達は沙那の役割だ。
獲物さえいれば、沙那はあっという間にそれを捕えてくる。
得意の“気”を探って、動物がどこにいるのかがわかるし、自分の気配を消して、獲物に近づくことができる。
その沙那に獲物が捕えられないということは、そもそも、この一帯に動物がいないということだろう。
それはともかく、いまは沙那との遊戯だ。
正直にいえば、獲物などどうでもいい。
二、三日、まったく食べなくてもいいし、はっきりいえば、沙那が「罰」に値する失敗をしたなど、夢にも思ってない。
ただ、そういう口実があった方が面白いし、さらに正直にいえば、宝玄仙の嗜虐趣味を満足させてくれるなる、相手は沙那でなくてもいい。
さて、その沙那がやっと全裸になり、恥ずかしそうに裸身を焚火の明かりに照らす。
日頃から隠すなと命じているので、あからさまには隠さないが、微かに身体をねじり、宝玄仙に対して正面から身体を見せるのを避けている。
ほとんど無意識にやっているのだろうが、いくら調教しても、決して慎みは忘れない。
それは、沙那の女としての魅力であろうが、それが宝玄仙を悦ばせるということを知っているだろうか……。
「軽く足を拡げて、手を頭の上で組みな」
宝玄仙が命じると、沙那は、その通りの格好になる。
「はうっ」
沙那ががくりと膝を崩した。
ほんの少し、『女淫輪』を動かしたのだ。
沙那を苛む『女淫輪』は、沙那の股間の肉芽の根元にも嵌められている。
そのため、沙那の股間は、年中ぐっしょりと濡れているが、沙那は、それを自分に影響を与えないように、快感をとめることもできるのだ。
だが、いま『女淫輪』を動かした。
考え得る限り、もっとも弱い刺激だ。
宝玄仙は、この淫具の振動をいくらでも強く振動させることができるが、いまは、それで十分だ。
沙那が全身を朱く染めて、甘い吐息をしはじめる。
普段は、“気”というもので、快楽を制御しているが、ほんの微かな刺激を感じてしまうと、沙那はなにも耐えられなくなる。
しかも、気の制御を失えば、普段無理に鎮めている気が暴発してしまい、沙那の身体には、どうしようもない欲情の炎が荒れ狂ってしまうらしい。
つまり、一度、火がついてしまうと、沙那はもう快楽を耐えることができないようだ。
普通の女よりも、遥かに感じやすい“雌”になる。
沙那は、そうやって、雌になり官能を貪る自分が嫌いだ。
嫌いだが、そうなってしまう自分を防ぐことができない。
その戸惑いと苦悩を表情に浮かべる姿もまたいい。
「ひいっ、あ、ああ、あはあっ」
沙那が裸身をその場で弾かせた。
さらに、『女淫輪』の振動を強くしたのだ。
乳首の淫具も刺激する。
「はっ、はっ、あふう、ああっ、んくうっ」
沙那の息遣いが荒くなる。
それとともに、ひと筋の淫液が内股を流れていく。
こんなにあっという間に、欲情してしまう女もいないだろう。
そういう身体にしたのは宝玄仙だ。
初めて会ったときの沙那は、ひたすらに自分の武術を磨き、そして、千人隊長として武人としての能力を向上させることだけために生きていて、自分の身体の中にどんな淫靡な血が流れているかを知らなかった。
自慰も知らず、自分の秘部を排泄以外の目的で使ったことさえなかったのだ。
その沙那の股間を、宝玄仙はどんな女よりも快感に弱い淫靡な場所に変えてやった。
気高い精神と篤い心──。
そして、淫らな性欲に支配もされている美女── 。
それが沙那だ。
宝玄仙は、もっと『女淫輪』を強くする。
「ああっ──あひゃあっ──ひぃん──」
食いしばっていた沙那の口から、可愛らしい声が漏れるとともに、その口がだらりと開いてきた。
みっともなく涎が口から流れ出す。
沙那は気がついていないだろう。
もう、両膝はまっすぐに立っていられずに、内股にがっくりと折れている。
「さて、これじゃあ、罰にならないね──。生殺しの罰でも与えようかねえ……。孫空女に朱姫――」
「なに?」
「は、はいっ」
ふたりがびくりとする。
宝玄仙の淫らな仕置きが始まれば、それがほかの者に拡がるのは珍しいことではない。
だから、ふたりとも、それを嫌がるのだ。
いまも、名を突然に呼ばれて、いやそうな表情になっている。
「この縄を使って、倒れてしまわないように、そこの木の枝から沙那をぶらさげな」
宝玄仙は縄束をふたりに放り投げた。
『魔縄』と呼ぶ縄で、これで拘束されると絶対に解けない。
もともとは、朱姫が持っていたもので、宝玄仙が取りあげたのだ。
「や、やだよ」
孫空女が躊躇いの表情を見せた。
宝玄仙は、孫空女に霊気を送り込んだ。
「うわっ」
孫空女が悲鳴をあげて、ひっくり返った。
宝玄仙の道術により、孫空女の背中で手首と足首につけている『
孫空女の首にもつけている首輪と同じ色の真っ赤な輪であり、まるで、ひと揃いの装飾具のようだが立派な拘束用の霊具だ。
宝玄仙の道術ひとつで、いつでもどこでも、好きなように孫空女を拘束できる。
いまは、四肢を背中側でひとつに束ねたが、左右の手と左右の足、あるいは、交差させるなど、あらゆる組み合わせで接続することが可能だ。
背中で四肢をまとめられた孫空女が、夜空を向いて地面に転がる。
「このわたしに口答えするなんて、お前への『調教』はまだまだ不足だったようだね」
「ご、ご主人様──、や、やめてよう──。わ、悪かったから……」
孫空女だけではなく、沙那にも朱姫にも、その身体に宝玄仙の道術を受け入れるための内丹印という道術紋を刻んでいる。
だから、この三人のあらゆる感覚を宝玄仙は支配できる。
その内丹印を使って、孫空女の股間に大量の「痒み」の感覚を注ぎ込んだ。
「きひいいぃぃぃっ」
孫空女が絶叫した。
媚薬の類いだと、徐々にやってくる痒みの感覚だが、道術による感覚制御は、それを一気に発生させることができる。
「か、痒いいいっ──。ご、ご主人様あああ──、ひぎいいっ」
孫空女が獣のような声をあげて暴れ回る。
宝玄仙は立ちあがり、孫空女の身体の下に足を入れて、身体の前が下になるようにひっくり返した。
「ひいいっ──、ご、ご主人様、や、やめてええ──」
孫空女が痒みを癒そうと、地面についた身体を擦ろうともがく。
もっとも、そのくらいの刺激で、怖ろしい宝玄仙の道術による痒みの感覚が癒されるはずがない。
「そ、孫姉さん──」
朱姫はおろおろしている。
「朱姫、お前は言われたことがあるだろう──」
宝玄仙は一喝した。
すると、朱姫は、はっとしたように『魔縄』を拾いあげ、沙那のところに走る。
「ご、ごめんなさい。沙那姉さん……。手を前に……」
朱姫が、沙那にそう言うと、沙那は身悶えながら、大人しく手を前に出す。
「沙那、朱姫に縛って貰う前に倒れたら罰だからね」
宝玄仙はそう言って、沙那の肛門の中にも、霊気を注ぎ込んで強い快感を送り込んだ。
「あはああっ」
沙那は呆気なく倒れ込んでしまった。
その股間から淫液が噴き出す。
尻の刺激で達してしまったのだ。宝玄仙は大笑いした。
「なんて、堪え性のない娘だろうねえ。朱姫、早く吊りあげな」
「は、はい」
朱姫が倒れた沙那の両手首を前側で束ねて縛る。そして、その縄尻を握る朱姫は、縄を丸めて頭上の高い枝に投げた。
うまい具合に、その太い枝をひと回りして縄尻が落ちていく。
朱姫は、体重をかけて、それを引き下ろし、沙那の裸身を引き上げる。
「んあああっ」
その沙那が、また、声をあげて仰け反った。
またもや、達したようだ。
ああなってしまうと、沙那はもう歯止めが効かなくなる。
もの凄く感じやすくなり、いき狂いになるのだ。
しかも、普段、身心を鍛えあげている分、気を失うことも遅い。
それで、長く性感の地獄を味わうことになるのだ。
朱姫が跳ね回る沙那を吊りあげる縄尻を、懸命に樹に縛りつけようともがくあいだ、宝玄仙は、孫空女を引き摺って沙那の脚元まで移動させる。
「うわあ、あっ、あっ」
地面に身体が擦られて痒みが癒される気持ちよさに、引き摺られながら孫空女が感極まった声をあげる。
だが、その孫空女を宝玄仙は、もう一度上を向かせるようにひっくり返した。
その孫空女の腹の上に宝玄仙は座る。
眼の前には、愛液を撒き散らしながら立ったまま踊り続ける沙那の裸身がある。
その沙那の足先が、やっと地面から離れた。
朱姫は沙那を宙吊りにしている縄を樹木の幹に縛る。
「お、終わりました、ご主人様」
朱姫が言った。
「ああ、その辺に座ってな、朱姫──。孫空女、暴れるんじゃないよ」
宝玄仙は、悲鳴をあげて動き回る孫空女に言った。
そして、一枚の札を取り出して、沙那の眼の前にかざす。
「……ところで、沙那への罰がまだだったよね。これがなにかわかるね?」
沙那の虚ろだった目が見開いた。
「……そ、それだけは……ああっ。お、お許しを……」
沙那が腰をくねらせながら言った。
その顔はひきつっている。
この札の恐ろしさがわかるのだ。
「よがってないで、なんの霊具か言うんだよ、沙那」
宝玄仙は、沙那の右の乳首を捻った。
「ひぎいっ──。た、『溜め袋の護符』ですっ──」
沙那が叫んだ。
「どんな効果があるかもわかっているね、沙那?」
宝玄仙は、反対側の乳首もひねる。
「んんんんっ──。は、はい──」
沙那が身体を跳ねあげながら叫んだ。
『溜め袋の護符』は、それが身体に貼られている間、快楽が決して逃げずに繰り返し身体で暴れ続ける。
しかも、決して絶頂に達することはない。
それでいて、快楽の度合いは、頂点を遥かに超えてあがり続ける。
おそらく、宝玄仙が作った霊具の淫具の中では、最大の苦しみのある霊具だろう。
「沙那、お前に選ばせてやるよ。わたしは、お前か、孫空女のどちらかに、これを貼る。お前が言った通りにしてやろう。どっちがいい?」
「わ、わたしに……貼って下さい」
沙那は半泣きの声で言った。
それでいて、その顔は欲情しきった淫乱な雌の顔だ。
沙那がそう言うのはわかっていた。
痒み責めにあっている孫空女に、こんなものを貼れば、大変なことになるのを知っている。
優しい沙那が、ほんの少しでも孫空女を犠牲にしようと考えるわけがない。
「おっと、落としちゃったよ」
宝玄仙は、手にしていた溜め袋の護符を孫空女の身体に置いた。
「はがああっ──ひぎゃああ──」
孫空女が狂ったように暴れはじめた。
それはそうだろう。
『溜め袋の護符』を貼ることで、数瞬ごとに痒みが倍になる。
放っておけば、あっという間に痒みで、孫空女は発狂するだろう。
結界の力で暴れる孫空女を押さえつける。
「ご、ご主人様、早く、早く──。わたし……に……貼ってくだ……ざいいい」
沙那が、孫空女の様子に驚き、必死に叫び続ける。
その沙那の身体の感度を上昇させた。
沙那は、吊られた身体をのたうつ。
宝玄仙は、孫空女の身体に乗せた札を外した。
こいつらの苦悶の表情が愉しくて仕方がない──。
これがあれば、嫌なことも、なにもかも忘れることができる。
「そんなに貼って欲しいかい、沙那……。それとも、また、孫空女の上に落とそうか?」
宝玄仙は沙那の顔の前で、ひらひらと札をちらつかせる。『女淫輪』を動かし続けられている沙那だって、こんなものを貼られれば、大変なことになる。
「……貼って……あああっ……貼ってください──、あはあっ──」
「ご、ご、主人様あああ──、か、痒いっ」
沙那は、がくがくと身体を震わせながら叫び、宝玄仙のお尻の下では、孫空女も泣き叫んでいる。
宝玄仙は、沙那が次に達しようとするその瞬間に、『溜め袋の護符』を貼るつもりだ。
そうすると、沙那は、絶頂寸前のもどかしくも、快楽が爆発する瞬間の感覚を次々に拡大させていくことになるのだ。
それで、この普段は慎み深い沙那が、どんな痴態を見せるのかを知りたい。
「ご、ご主人様──」
不意に朱姫が背中側で叫んだ。
「なんだい──、朱姫。立て込んでるんだよ。それとも、お前も相手して欲しいのかい?」
「ち、違います。なにかが近くにいます──。結界のすぐそばに──。魔力を背負った得たいの知れないなにかが──。魔獣か、それとも妖魔かも」
「ちっ」
宝玄仙は舌打ちした。
妖魔の朱姫は夜目が利く。
さすがの孫空女も遥かに及ばない。
しかし、いまはいいところなのだ──。
どうせ、結界の中だったら、妖魔だろうが、魔獣だろうがなんだろうが、入ってこられない。
「どんな、魔力だい?」
宝玄仙は、ほんの少し、沙那と孫空女を責めている刺激を緩めた。
「はっきりとした姿までは……。でも、まだ魔力の気配が小さくて……。魔獣か、妖魔だとしても、小妖だろうとしか……」
「じゃあ、お前が行っておいで─」
「あ、あたしがですか?」
「『使徒』がいるだろ。追い払っておいで──。手に負えなければ戻ってくりゃあいいよ」
宝玄仙は言った。
両手を頭上に吊られている沙那が、再び感極まった声を出し始めた。
背中では、まだ、朱姫がなにかを言っている。
宝玄仙は、「早く行け」とばかりに、片手で追い払った。
沙那の身体が弓なりになった。
そして、大きな痙攣を起こしそうになる。
その瞬間を逃さず、宝玄仙は、沙那の乳房の真ん中に『溜め袋の護符』を貼った。
沙那が、眼を見開いた。
「いやあああああ」
次の瞬間、沙那が狂ったように吠えた。