~キャラクター紹介~
ロクサリア・ケモミミ愛好者会
~Master~
~人外愛好系主人公《ドン・ケモミミ》~
『ライベル・ヴァスファート』♂(19)
世の中の人間を一人と一種類に分類すれば、確実にその片方となるに違いない青年。ロクサリア内において代々受け継がれてきた福祉共同体を彼が継いでから、組織はケモミミ愛好者会と名乗るようになった。三度の飯より、獣耳の少女及び女性を愛でるのが好きで彼の超人的な補助活動が無ければ、まともに生きていけない共同体の人々は多い。現在は血の繋がっていないケモミミな妹を愛でる傍ら、ロクサリア軍閥領との交渉を行なっている。何よりも共同体で保護している人々の事を第一に考えて行動しているが、将来的には徴兵される事を覚悟しており、その為に保護している誰にも戦闘訓練を施している。共同体の誰もが彼を慕っており、その為ならば流血も厭わない。実は非常に珍しい体質をしており、その血や髪の毛、垢や爪の切れ端に至るまで極めて有用な力ある触媒という人物。その肉体が万能薬に等しい効能を秘めている為、過去に商会や奴隷商人から付け狙われていた過去を持つ。若い人外達の兄や教師役を引き受けており、子供達に毎日人肉の有害性とお菓子の美味さを説いている。
兵種:人外首領
~スキル~
部隊付与『喰われし者』
オニーチャンはイイ人だよ。だって、ビョーキになったらジブンを食べさせてもナオしてくれるんだもん……だから、ずっとワタシ達が守るの……。
能力:HP・MP・HP回復・MP回復+150%上昇
自己付与『フルクラム・マインド』
オニーチャンはスゴイ人だよ。だって、オウサマにだってジブンはマチガッテナイって……マチガッテルのはセカイの方だって言うんだもん。
能力:HP+200%上昇
『隻拳』(近接攻撃)
彼の個性、オリジナルとはまず隻腕である事だと人々は言います。それは欠点ではなく長所であり、弱点ではなく利点であると言うのです。
威力:攻撃×150% 属性:殴
射程:近接時
「吹き飛ばし中」
『水の交わり』(回復魔法:消費MP80)
オニーチャンがミンナを癒すタメにカンリニンさんに習ったんだって……オサカナリョウリも習ってホシイな♪
上昇量:(魔力+技術)×70% 属性:補助:HP回復
射程:400 (円形状)
「使用時停止」「効果範囲中」「連続使用不能」
『火の盛り』(攻撃魔法:消費MP50)
オニーチャンがテキを焼くタメにコワイヒトに習ったって言ってた……コワクナイって言うけど、やっぱりコワイ?!
威力:(魔力+攻撃)×150% 属性:火
射程:600 4連射
「使用時停止」「貫通」
『土の高鳴り』(強化魔法:消費MP100)
オニーチャンがミンナを守るタメにイインチョに教えてモラッタって……コンドのキュウジツ砂のお山ツクルの(ニッコリ)
上昇量:魔力×120% 属性:補助:防御上昇 効果時間:15秒
射程:500 (円形状)
「使用時停止」「効果範囲中」「連続使用不能」
『風の始まり』必殺技(突撃攻撃)
クウキが無くてもカゼは吹く……カゼはミンナの元に吹く……オニーチャンにカゴあれ!!
威力:(攻撃+魔力+技術)×150%~50% 属性:風
射程:0~2500 (蛇行軌道)
減衰距離:1000
「効果範囲大」「吹き飛ばし小」「加速700%」
~台詞~
「それがお前らの遣り方か……」
「守ってみせる……あの子達の未来をッ!!」
「先生直伝!! 秘儀!! 強襲浸透大突破!!! イインチョ? どうして後ろに退いてr―――」
~
『ベルロッタ・バレム』♀(?)
元人外狩猟者の女傭兵。その美貌と火力は凄まじく、大抵の男を様々な意味で燃やし尽くす。攻撃魔術に長けており、同時に誰も見た事の無い武装を使うが、実はそろそろ寿命と言われている。余生をロクサリアで過ごす内にケモミミ愛好者会によって保護され、現在は人外となった子供達の教師役と戦闘教官を引き受けて生活する隠者。とにかく他者と自分に厳しいが、皮肉を解するニヒリスト。敵となった相手は容赦なく高火力の攻撃魔術で消し炭にされるか。または彼女の物理攻撃で頭部を弾けさせる。ライベルの事を少なからず想っており、それを揶揄されると真っ赤になって怒る。実は旧い時代から生きる存在で様々な柵が嫌になってロクサリアに隠遁しているが、ロクサリアが戦乱に巻き込まれる事になれば、自分の命ごと敵国を灰燼にする決意でいる。子供達に付けられた綽名はコワイヒト。
兵種:旧しき白炎
~スキル~
部隊付与『煉獄登頂希望』
彼女の部隊は人外だから務まるような過酷な任ばかりを請け負うマゾヒスト専用の職場です……ただ、その煉獄の登頂希望者達は知っているのです……隊長が実は結構可愛―――(粛清)
能力:HP・MP・MP回復+150上昇 防御-50下降
自己付与『消却者』
人々から忘れ去られた存在である彼女は余生を過ごす隠者でもあります……ただ、彼女の昔を知っている存在からは休暇は終ったのかと訊ねられる事が多いようです。
能力:魔力+160%上昇
『絶火銃撃』(遠距離攻撃:消費MP15)
大陸の殆どの人々が見た事の無い遠距離攻撃武装です……西部の一部鍛冶師達が運用する個人単位で製造しているらしき実用銃ですが、大陸中央にはまったく普及していません。
威力:(攻撃+技術)×30% 属性:射撃
射程:800 15連射
「使用時減速40%」「即死5%」
『獄炎』(攻撃魔法:消費MP20)
単純に熱量を放射する火炎放射攻撃です……その威力は肉を生焼けにする程度ですが、普通の兵士は一溜まりもありません。
威力:(魔力+技術)×15% 属性:火
射程:0~500 (放射状)
「使用時停止」「連続使用不能」「攻撃範囲小」
『蒼炎』(攻撃魔法:消費MP50)
高温の炎を一点に集めて打ち出す貫通式の攻撃魔法です……敵は融かし切られている事を自覚せずに接触部分から蒸発します。
威力:(魔力+技術)×40% 属性:火
射程:0~400 (直線)
「使用時停止」「連続使用不能」「貫通」
『紫炎』(攻撃魔法:消費MP70)
射程の短い中距離用の攻撃魔法です。怪しい紫色の炎が指定した位置に天空から降り注ぎ、相手を串刺しにして消滅させます。
威力:(魔力+技術)×80% 属性:火
射程:300
「使用時停止」「連続使用不能」「位置指定」
『限定解除』必殺技(強化魔法)
彼女の真の力を一時的に解放する封印開放魔術です……ただし、使った後は酷く消耗してしまうのでご利用は計画的でなければいけません。
上昇量:攻撃・防御・魔力・魔抵抗・MP回復+300%上昇 効果時間:25秒 属性:補助:能力上昇
~台詞~
「実体があるなら、等しく燃やせばいいじゃないか。なぁ?」
「異種も亜人も神格も、私を跨いで通るなんて無礼だと思わないか?」
「さぁ、始めよう……終りの始まりだ」
~
『ハナミ・シオ』♀(16)
とある魔術結社において改造された元奴隷の少女。本来は対魔族戦を想定して造られた試作改造実験体であったが、別件でライベルを狙っていた組織が本人によって壊滅させられた事を機にロクサリアに居を構え暮す事になった変り種。現在は人外の子供達が所属する全クラスを束ねる委員長として君臨し、その栗色のお下げ髪を見た子供達は誰一人として彼女に逆らおうとはしない。非常に優れた統率力を持っているが、本人は控えめな乙女で毎日何かしらの編み物に励んでいる。ただ、元々の組織で高位魔族相手の狩兵、歩兵としての役割を与えられていた彼女の耐久度と物理強度と腕力は明らかに数十m級の巨人にも匹敵する為、編み物は全て合金製繊維の防具だったりする。ライベルに恩義を感じており、戦闘中は壁として全軍の先頭に立ち、生徒や仲間達を守る為に己の身を危険に晒して退く事は無い。子供達からはイインチョと呼ばれている。
兵種:対怪委員長
~スキル~
部隊付与『貴方は死なないわ』
彼女の部隊に配属された誰もが知っています……誰よりも傷付き、誰よりも耐え抜き、誰よりも死に近い彼女が自分達を守ってくれているのだと。
能力:HP・防御・魔抵抗・HP回復+50%上昇
自己付与『仁王立ち』
如何なる戦場でも一番槍を務め、殿を果たす彼女の姿は正しく戦場の女神です。しかし、その女神が本当は誰よりも痛みの解る人だと知る者は少しだけ哀しげな顔となります。
能力:HP・防御・魔抵抗・HP回復+200%上昇
『高耐久外皮:硬化』(強化魔法:消費MP20)
柔軟性に飛んだ非金属と金属原子が不均等に配列されたアモルファス状の外皮構造を魔力で更に強化、編成する事によって如何なる攻撃にも耐える鉄壁の鎧と化します……使用後、お肌が荒れるのでお勧めしません。
上昇:(防御+魔力+魔抵抗)×50% 属性:補助:防御上昇 効果時間:15秒
「使用時減速20%」「吹き飛ばし無効」「連続使用不能」
『耐久喰椀』(遠距離攻撃:消費MP10)
彼女の腕は高位魔族を捕食し、自らの糧として還元する消化機能を持つ鞭として有用です……その打撃力は正しく岩をも砕く激烈なものと評判なのですが、子供達は撫でられる事を嫌がりません。
威力:(攻撃+防御)×80% 属性:土
射程:100~700
「使用時減速30%」「攻撃範囲小」
『耐久鋼拳』(近接攻撃)
ゴムのように伸縮自在な柔軟性に富んだ彼女の肉体で打撃力を追求した末に生み出された突きです。岩どころか……地形すら変えてしまう威力の為、彼女の前に味方は絶対に出たりしません。
威力:(攻撃+防御)×150% 属性:殴
射程:近接時
「使用時減速10%」「吹き飛ばし無効」「恐慌付与50%」
『絶対魔族殺傷者』必殺技(突撃攻撃)
本来の目的を果たす為、身体に組み込まれている限界機構を外す事により、高位魔族やそれ以上の存在に対しても有効な打撃を与える恐ろしい突撃攻撃です……しかし、使用は個体の寿命を縮めるので友人の誰もが使用には反対しています。
威力:(攻撃+防御+魔抵抗)×500% 属性:殴
射程:1500
「使用時加速500%」「吹き飛ばし大」「恐慌付与70%」
~台詞~
「皆、戻ってくるまでが戦争だからね」
「大丈夫、心配しなくても私が守るもの」
「魔族……私から全てを奪った元凶……滅ぼすべきモノ……リミッターオフ……戦闘開始」
~
『フレベル・マーセス・イオ・カナルカ』♀(?)
人類が発祥する以前から大陸に住まう知的種族は複数存在していましたが、現在はその生き残りも数少ない希少種となっています。彼女はその生き残りであり、長い年月を過ごしてきた観察者でもあります。ですが、その行動原理は現在風に言えば、“博愛”であり、自分達に比較的近しい存在を守護する事で達成されるもののようです。いつもは年齢不詳の美人で気が効いて料理が恐ろしく美味い……そんな人外の子供達にも好かれる寮の管理人ですが、戦場では打って変わって無表情な殺戮者です。その戦闘技能はたぶん大陸において並ぶ者は存在しません。年月とは彼女にとって自らを最適化する力そのものなのです。ちなみに子供達からはカンリニンさんと呼ばれており、御菓子を作ってくれる人と認識されています。
兵種:怪物管理人
~スキル~
部隊付与『極技伝承』
彼女の部隊に所属する人々は人外の中でも更に超人層が集まる魔窟です。その最たる理由は彼女が部下に求める技術的なスペックが明らかに神格すら殺せる程度のものだからのようです。
能力:技術+150%上昇
自己付与『繰神』
彼女は人類が発祥してから後、見て聞いて習得した技術を全て極めてきました。彼女の戦闘技能とは人類種が創造した全ての武具防具を用いた神すら打倒する“神業”なのです。
能力:技術+200%上昇
『鎌花』(突撃攻撃:消費MP30)
とある時代に死神達から奪い取った鎌による全方位の刈り取り攻撃です。首ならば楽に死ねますが、動体の場合は悲惨を極めるので部隊の人間すら使用中には近付きたがりません。
威力:(攻撃+技術)×40% 属性:斬
射程:600 (全方位)
「加速200%」「攻撃範囲中」
『鋼手』(近接攻撃)
今も日常の中で絶えず強化されている彼女の肉体は明らかにそこらの鉄剣よりも硬い代物です。その骨は剣であり、皮は盾であり、肉は槍であり、あらゆる用途に使用出来る万能の器具と言っていいでしょう。
威力:(攻撃+技術)×80% 属性:斬
射程:近接時
「使用時減速20%」「吹き飛ばし小」
『涛剣』(遠距離攻撃 (4回):消費MP80)
とある水神を討伐した時に奪い取った無限に水を湧き出させる神具の一つです。いつもは森の水源として使われていますが、その水を溜め込んで振れば、城砦すら真っ二つに引き裂きます(ただし、周囲はびしょ濡れです)
威力:(技術+魔力)×120% 属性:水
射程:0~1000 (放射状) 4連射
「使用時停止」「攻撃範囲中」「吹き飛ばし中」「恐慌付与40%」
『大樹水杯』必殺技(攻撃魔法)
大陸に数本しかない聖なる大樹【宇宙樹《ユグドラシル》】の種を自己魔力で成長させ、槍として天空から打ち出します。突き刺さった巨大な樹槍は周囲の存在から恐ろしい勢いで生命力を吸い上げ、軍全体を枯死させつつ、その力を味方に還元します。
威力:技術×1000% 属性:水 効果時間:60秒
エリアエフェクト:範囲内HP回復・MP回復。
射程:2000
エフェクト射程:1500
「使用時停止」「攻撃範囲大」「位置指定」
~台詞~
「みなさ~ん。今日のお夕飯は魔族と飛竜の麦粉揚げですよ~」
「戦場に持っていけるお菓子は三つまでですからね~」
「………人類種、またも世界を混乱させるのですね……」
~
『アイラニャ・ヴァスファート』♀(?)
とある山奥から出てきた人を喰らう獣人一族の生き残り。幼い頃に集落が教会の討伐部隊によって焼き討ちされ、ロクサリアの人里に下りてきたところをライベルによって保護された。容姿通りに言動が幼く。同時に強い人肉への欲求を有しており、ライベルが共に住んで直接教化し、何とか社会的生活を送らせている。本人は難しい事を考えるのは苦手で、戦場では兄や周囲の人々を守る為に戦っている。実は薄いながらも神格の血統を有しており、風に関する魔術と技能に長ける。ライベルを筆頭にケモミミ愛好者会の重鎮達に綽名を付けたのは彼女であり、人外の子供達の中心的人物。恐ろしく鼻が良く、戦場では大抵涎を垂らしている。オニーチャンと慕うライベルに対して危機が迫ると獣人としての血は形《なり》を潜め、本当の姿を現す。現在の主食は小麦菓子でこれを切らすと禁断症状が出て寝込んでしまう為、いつも腰には袋が下がっている。
兵種:空の風と歩む者
~スキル~
部隊付与『食べちゃ……ダメ』
戦場というものが怖い場所だと彼女は一度たりとも思った事がありません。何故なら、彼女の目の前にはご馳走しか並んでいないからです。
能力:攻撃+80%上昇 技術-20%下降
自己付与『オニーチャン日記』
彼女の目は常に兄たる青年に向いています。そのせいで大抵は目前の敵より気が逸れており、命拾いした敵兵も多い事でしょう。
能力:防御-30下降 技術-20下降
『捕まえた!!』(近接攻撃)
捕まえるモノにもよりますが、彼女的には本能に従った狩猟活動です。ゴハンは常に戦場に転がっていますが、兄との約束なので食べたりはしません。
威力:(攻撃+技術)×100% 属性:斬
射程:近接時
「使用時減速20%」「恐慌付与40%」
『見えたよ』(遠距離攻撃:消費MP5)
地面に転がっている石ころを魔力で加速して遠方まで打ち出します。とても目の良い妹の一撃は命中すれば、鉄製の武具も貫通する脅威です。
威力:(攻撃+技術)×40% 属性:射撃
射程:1000
「使用時停止」
『モシャモシャ』(回復技 (3回))
基本的にモシャモシャしていいのは小麦菓子だけなのでスプラッタな光景は展開されていません。しかし、カンリニンさんから渡されたお菓子を食べると通常の三倍早く移動が可能です(何が入ってるかは分かりません)
回復量:技術×300% 属性:補助:HP回復
「使用時加速300%」「吹き飛ばし大」「連続使用不能」
『吹き飛んじゃえ』(攻撃魔法 (12回):消費MP20)
威力が殆ど無い暴風弾を天空から目視したポイントに打ち込みます。敵は殆ど傷を負いませんが、あちこちに飛ばされてしまう為、陣形を組んで戦う事は困難です。
威力:技術×1% 属性:風
射程:3000
「使用時停止」「攻撃範囲大」「吹き飛ばし極大」「位置指定」「麻痺付与1%」
『キューイン』(攻撃魔法 (12回):消費MP20)
威力が殆ど無い竜巻を巻き起こして目視したポイントに敵を集めます。敵は殆ど傷を負いませんが、一箇所に固められた地点に攻撃が集中させられる為、戦術的には極めて有用な魔術です。
威力:技術×1% 属性:風
射程:2000
「使用時停止」「攻撃範囲大」「位置指定」「麻痺付与1%」
『よくもオニーチャンを……』必殺技(遠距離攻撃)
兄のピンチに激怒した妹の真の力が解放されます。前方に透明な巨大風洞を形成、始点から10万気圧程の風の爆弾が開放され、全てを空の果てまで吹き飛ばします。敵は気圧偏差に圧壊するか、または衝撃で血の沁みと化すか、もしくは内部の音速を遥かに超える物体に衝突して弾け散ります。
威力:(攻撃+魔力+技術)×700~100% 属性:風
射程:9999 (直線軌道)
減衰距離:2000
「使用時停止」「攻撃範囲中」「毒・麻痺・石化・恐慌付与50%」
~ロクサリア・ケモミミ愛好者会OP『戦う看護人』~
???
「………」
40代の男
「………」
???
「………」
40代の男
「そのすいません。こちらにライベル氏はご在宅ですか?」
???
「オニーチャンなら森の方ダヨ」
40代の男
「そうですか……では、そちらの方へ」
???
「ヤメテおいた方がイイヨ」
40代の男
「それはまた何か理由でも?」
???
「今、ミンナがゴハン食べてるジカンだから」
40代の男
「いや、それならそれで、そちらの光景も取材してみたいので。直接、取材交渉してみます。あ、そう言えば、おにーちゃんと言う事はライベル氏の妹さんでしょうか?」
ライベル氏の妹さん
「オニーチャンはアイラニャのオニーチャンなの(ニッコリ)」
報道関係者A
「ああ、そうなのですか。では、後ほどまたお話を聞かせて下さい」
アイラニャ
「うん。気を付けてネ。オジチャン、美味しそうだから」
報道関係者A
「?」
アイラニャ
「森はアブナイものがイッパイだから……」
報道関係者A
「ありがとうございます。では、私はこれで……」
報道関係者A
「(アレが人外……獣耳は亜人みたいだが……出来の悪い人間モドキってのは本当のようだな。精々、大衆が喰い付く話になってくれよ……くくく)」
アイラニャ
「………」
アイラニャ
「食べちゃ……ダメ……(ゴクリ)」
~ロクサリア南東『人外の森』~
大陸中央北東部。
この地域には北部の雄オーリアス大宗国と隣接する小国が存在する。
ロクサリア軍閥領。
しがない小国である。
しかし、その更に下。
小さな自治権を持つ共同体がひっそりと暮らしている事を知る者は少ない。
古来から鉱山と鉄鋼、武具の輸出において大陸に存在感を示していたロクサリア地方は魔族達の住まう別世界、俗に魔界、正式には酷界と呼ばれる領域から流れ込む瘴気や魔力の噴出地帯であった。
それらの影響が山岳と森林を蝕み。
生物や無機物までにも影響を及ぼす事から地域の人々は古の時代から少し人間とは違う容姿を獲得している場合が多い。
亜人と呼ばれる動物に似通った姿を取る人型。
または酷界の人間に姿の近しい魔族。
果ては異種と呼ばれる知性ある別の種族。
このようなものにロクサリアの人々は似ている。
それでも人間らしい生活を送れる知性と社会共同体への帰属意識が高ければ、何の問題も無く普通に生活出来る者が大半なのだが……変化が激しい者は人とは言えない資質や個性や体質を獲得する事がある。
これらの変質で通常の社会的生活を送れなくなった人々をロクサリアは何とか管理しなければならず。
その為にそういった人から外れた者。
“人外”を教え導く為の組織を作る必要性があった。
現在、その共同体は新たな長に代替りしたと同時に名前を改めており。
その間の抜けたネーミングに興味本位で首を突っ込む報道関係者が増えつつある。
彼らのスクープ欲の餌食になった人々の名はロクサリア・ケモミミ愛好者会。
しかし、面白可笑しい差別的な紙面で人外達を笑いものにしようという彼らはまだ知らない。
餌食となるのは一体どちらなのかという事を………。
―――森林深奥部。
報道関係者A
「………」
人外:幼年者組
『わーい。肉~肉~クマ肉~(ハムハム)』
~獣耳探求者:ランベル~
「コラ!! ダメだろ!! そういうのは寄生虫がいるかもしれないんだから火を通してからって、いつも言ってるじゃないか!! ついでに耳に血が付いたら落すのが大変だろ!!」
人外:幼年者組
『ニーサンが怒った~♪』
報道関係者A
「……おぇぇ~~~~ッ」
ランベル
「すいません。ウチの子供達が……いつもはちゃんと焼いてから食べさせてるんですが」
報道関係者A
「(そういう問題じゃないんだよ!!? こ、こいつら……く、熊の内臓を貪ってやがる……うぷ)」
人外:幼年者組
『肉だ~~肉~~♪』
~赤髪候:ベルロッタ~
「子供らしくていいじゃないか。好きにさせてやれ。二ヶ月ぶりの動物性蛋白だ」
報道関係者A
「ひ?!」
ベルロッタ
「おお、済まない。つい昔の癖で背後を」
ランベル
「ベルロッタさん……また貴女はそういう……はぁ……」
~特異改造被検体:ハナミ~
「ランベル君を困らせたらダメよ。みんな(ニッコリ)」
報道関係者A
「(コイツ?! 腕の色がオカシイぞ?! それにあの亀裂は何だ?!)」
人外:幼年者組
『―――イインチョーに敬礼!!!』
ランベル
「どうして、お前らはイインチョにはそう従順なんだ……せめて、その十分の一でも素直に話を聞いてくれれば……」
~旧支配者層:フレベル~
「みんな~~~ご飯の時間ですよ~血と油を落として来てね~~それとお肉食べたからって“其処の人間”に舌舐めずりしちゃダメですよ~~」
人外:幼年者組
『は~~~い』
報道関係者A
「?!!」
ランベル
「ああ、すいません。まだ、この子達は“人喰い”の衝動が抑え切れなくて。ちょっと齧られないように気を付けて頂ければ幸いです」
報道関係者A
「!!?」
~人喰娘:アイラニャ~
「オニーチャン。ゴハン食べた?」
ランベル
「あ、アイラか。まだ食べて無いから、後でみんなと一緒に食べるといい。僕は今からこの人の話を聞かなきゃならない。それでちょっと悪いんだが、あの子達が食べ残したのを片付けておいてくれるか?」
アイラニャ
「クマはクサイからキライ……」
ランベル
「後でタルトを管理人さんに用意してもらうから、な?」
アイラニャ
「……ワカッタ」
報道関係者A
「……ああ、そう言えば、ロクサリアの方に宿を取っていて!! 今日はもう遅いようですし、また後日伺―――」
ベルロッタ
「なーに……宿なら心配せんでも此処には幾つも有る。まぁ、自分から獣の腹へ収まりに行く事も無い。“売れる話”なら、あちらの方でじっくり語って聞かせよう」
ハナミ
「私達ロクサリア・ケモミミ愛好者会の真実をしっかり宣伝して頂かなければなりませんし、お手を煩わせないよう書いた手記を送る手立ても用意してありますから、
報道関係者A
「―――」
アイラニャ
「バリボリゴリガリゴリガチュガチュガチュガチュブチブチブチィイイイイ―――」
報道関係者A
「……(´Д`)……ハイ」
ハナミ
「一名様ご案内で~す」
~戦略概要~
ベルロッタ
「では、さっそく愛好者会の幹部会議を始める」
ランベル
「幹部会議って大げさな」
ベルロッタ
「大げさにせざるを得ない。ロクサリア本体からの徴兵を引き伸ばすのはもう限界に近いからな、これから此処は明日の献立を考える場所ではなく。我々の行く末を決める場だ」
ランベル
「それは……でも、
フレベル
「王の言葉は常に非情という諺もあります。ライベルさん……残念ですが、もうそれでは……」
ランベル
「……分かりました」
アイラニャ
「オニーチャン。ダイジョウブ?」
ランベル
「ああ、大丈夫だ。ありがとな。アイラ」
アイラニャ
「ん……///」
ハナミ
「ランベル君……」
ランベル
「そんな顔しなくても。とりあえず子供達だけは何とか守る算段くらいは立てないと此処のトップは名乗れない。大丈夫だよ。イインチョ」
ハナミ
「はい……」
ベルロッタ
「では、始めるぞ。既に報道関係者は数名手に入れた。今後の活動方針はまず周辺の支配放棄地の吸収で勢力を拡大し、発言力を得る事だ。彼らにはその宣伝材料を作ってもらう」
ランベル
「あくまで共同体の地位の向上を目指すわけだよな?」
ベルロッタ
「そうだ。これを黙って見ていられない国はまだ少ないはずだ。今の内という事だな。ついでに宗主国に引き摺られ気味の軍閥領に対して力を誇示する事にもなる。今まで下手に事を荒立てないよう控えめな交渉しかしてこなかった我々が力を見せ付ければ、あちらも徴兵には慎重になるだろう」
ベルロッタ
「一先ず軍閥領からの圧力は考えなくてもいい。だが、問題は下の大穀倉地帯を有するデダン皇国だ」
ベルロッタ
「デダンは伝統的に文化と伝統の守護者。奴隷経済の申し子。ついでに知的階層の多い大国だ。まぁ、大半は奴隷だがな。だが、彼らの大半は我々人外を奴隷以下と見ている。敵対的な勢力である事は間違いない。その影響下に下れば、傭兵の如く使い潰されるのがオチだろう」
ランベル
「争いは避けられないのか?」
ベルロッタ
「避けようとしてもまずあちらがどうにかしようと侵攻してくるのが先だ。今の君主は軍縮を唱えているが、貴族層は国内の奴隷達が不穏な動きを見せている事を察知して、傭兵に最新武装を買い与えているそうだ。今の君主が失脚する事にでもなれば、次に狙いを定められるのは間違いなく此処だ」
ランベル
「……対策は?」
フレベル
「それは広報部のこちらから。まず、勢力の拡大と共に宣伝戦を開始。これで相手の出方を見ながら、敵対した場合のリスクを見誤らせる事に特化します。勢力が拡大するにつれて、現実味を帯びてくる脅威にあちらは動揺するでしょう。それを見越して奴隷達を炊き付けるのが良いですね。要は内部工作を行います」
ランベル
「無駄に敵意を煽るだけにならないかな? 管理人さん」
フレベル
「敵対すれば、するだけ脅威は高まる。相手が恐れれば、対応を見誤る。古来から敵との戦いは戦うまでの事であって、戦うのは一瞬です。デダンは軍縮を進める君主の下で試練の最中。奴隷達が蜂起した隙を付けば、誇張された恐怖に相手は総崩れとなるはずですよ。ランベルさん」
ランベル
「デダンを落せるかどうかで今後の趨勢が決まるって事か……」
ベルロッタ
「問題はデダンを落とした後だ。人外に対して敵対的な勢力は他にも枚挙に暇が無い。これらの連中と領土を隣接する事になれば、ロクサリア側とも何かしらの決着が必要になるだろう。だが、人外が奴隷以下の化物というのが大方の認識である以上、敵対者は増えるばかりだ。融和に舵を切るのは奴隷以下の傭兵として死ねと人外達へ命令するに等しい」
ランベル
「……でも、希望はあるんだろう?」
ベルロッタ
「違うな。ランベル……お前が希望になるんだ。ハッキリ言って、デダンまでなら戦後の予想は付くし、どうにか治めるのも可能だろう。だが、そこから先は未知数だ。軍閥領が本格的な敵となれば、旧オーリアスの全てが牙を剥くし。デダン以南のアルスベルク星神国が動けば、状況は厳しいものになるのは必定だ」
ランベル
「分かってる。いや、分かってたさ……でも、あの子達に大人の事情は押し付けたくないんだ」
アイラニャ
「オニーチャン。ダイジョウブだよ? アイラニャが守るから」
ハナミ
「そうですよ!! 私達が守ります!! こう見えてランベル君の百倍は頑丈ですから私!!」
ランベル
「ありがとう……アイラ。イインチョ……」
ベルロッタ
「……人外の誰も同じだ。見知らぬ何かの為に命を削り散らされるより、自らの故郷と矜持と子供達の為に戦う。徴兵を嫌って戦争をする……そんな選択肢を選んでもお前を責める者は無いよ。ランベル」
フレベル
「ランベルさんはどーんと構えていて下さい。私達を束ねるのは貴方しかいないのですから……」
ランベル
「ベルロッタさん、管理人さん……」
ベルロッタ
「我々はお前に救われて、生きている。だから、お前の決断に従おう。どんな相手だろうとお前が言うならば、退けてみせよう。故に命令しろ。一言でいい」
ランベル
「……みんな、オレに力を貸してくれ」
人外幹部:一同
「(コクリ)」
報道関係者A
「 ( ゜ω゜ )………」
ベルロッタ
「どうした? この感動的な場面を文字に起こさなくていいのか? 戦後の飯の種には十分な情報だと思うが」
報道関係者:一同
『(・ω・)( ゜ω゜ )(゜Д゜ )(@∀@)………出来れば、台本を隠してくれるとありがたいのですが……』
フレベル
「宣伝戦なもので。そこはオフレコにして頂ければ(ニッコリ)」
~イベント一覧~
Ⅰ―――『恐怖!! ロクサリアに報道関係者は見た!!』
条件
領土数6以上。4ターン以降。次ターン開始時。『ロクサリア軍閥領』と10ターン同盟。
会話有り
Ⅱ―――『戦慄!? 彼らは真に人なのか?!』
条件
領土数8以上。7ターン以降。次ターン開始時。『デダン皇国』と宿敵化。
会話有り
Ⅲ―――『絶叫!! 人々はまだ本当の彼らを知らない?!!』
条件
領土数10到達時。次ターン開始時。雇用レベル+3上昇 『アルヴィッツ聖王国』と宿敵化。
会話有り
Ⅳ―――『感激!! 子供達の努力が身を結びますように!!』
条件
領土数12以上。全領土経済値30000以上。次ターン開始時。『デダン皇国』が滅亡済み。雇用レベル+5上昇 全ユニットレベル+6上昇
会話有り
Ⅴ―――『戦争?! そんなものを彼らに押し付けるんじゃない!!』
条件
領土数18以上。全領土経済値60000以上。次ターン開始時。『アルスベルク星神国』と宿敵化。雇用レベル+7上昇 全ユニットレベル+7上昇
会話有り
Ⅵ―――『圧勝!! 本当の戦いはこれからだ!!』
条件
領土数24以上。『アルスベルク星神国』と領土隣接。次ターン開始時。『アルヴィッツ聖王国』『オーリアス大宗国』と永続同盟。『ロクサリア軍閥領』を併合吸収。
会話有り
Ⅶ―――『後悔……私は今まで何て事を……』
条件
領土数30以上。『アルスベルク星神国』が滅亡済み。次ターン開始時。雇用レベル+9上昇 マスターユニットレベル+12上昇 全領土経済値-600下降
会話有り
Ⅷ―――『それでも私は追い続ける』
条件
領土数35以上。ロクサリア・ケモミミ愛好者会の初期人材ユニット全員所属、次ターン開始時。雇用レベル+9上昇 マスターユニットレベル+14上昇 全領土経済値-800下降
会話有り
~ロクサリア・ケモミミ愛好者会ED『闇夜の狩人』~