※この作品はR-18です。

伝搬する悪夢   作:もっち~!

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踊る探偵達*

 

 

 

---七瀬美雪---

 

物凄く恥ずかしいポーズである。仰向けで、大股開き…彼は下腹部をガン見している。静寂の中、鉛筆が走る音だけがする。私に刺激を与えないように、呼吸を止めて描いているそうだ。

 

「もう少しガマンしてね」

 

深雪さんが耳元で囁く。だけど…、何もされていないけど、身体の芯が疼く。太股が震える…

 

「あっ!」

 

まさかの事態…見られているだけで、達してしまった。マズい…

 

「見られるだけでも…そうなのか…」

 

足首に縄…足の付け根と共に固定されていく。モデル失格である。言われたポーズが自力で維持出来なかったので、固定されたようだ。

 

「これで動かないだろう」

 

膝の部分にも縄…膝が天井から吊り下げられている。先生の見やすい位置で、股間が固定された。頭には黒い布の袋だ。刑事物で犯人が人質に使うアレのようだ。先生の視線を感じない為の配慮らしいが、余計に妄想が拡大していく。

 

静寂の中、鉛筆が走る音だけが聞こえる。それだけなのに、身体が反応している。私はいやらしい女だったのか…鉛筆の音で悶える身体だったなんて…性欲を知らず知らずの内に抑え込んでいたのかもしれない。

 

「何もしていないのに、立つのか?なぁ、深雪もか?」

 

「えっ?私ですか…祐介君を想像すると、たまに…」

 

恥ずかしそうな深雪さんの声。先生は疑問に思ったら、探求する性格だと深雪さんに、事前に言われている。私の身体に興味を持たれたのかな…

 

「じゃ、もう一人のモデルさんを入れてくれるかな?」

 

私以外にもモデルがいるんだ…

 

「え?どうすれば良いんですか?」

 

もう一人のモデルは意外な人物であった。私の耳に届く、二三ちゃんの声…

 

「彼女の乳首を舐めてくれる?」

 

「えっ…」

 

戸惑っている二三ちゃん。

 

「イメージは、子供が母親の乳を吸う感じだよ。わかるかな?」

 

「えぇ、わかりますが…やれるだけやってみます」

 

乳首に二三ちゃんの舌が…太股が震える。マズい、また達しちゃう…

 

 

 

---金田一二三---

 

モデルさんの乳首を舐めている。私の手首は背中の後で拘束されている。跪き、モデルさんの乳首を舐め続ける。

 

「うっ!」

 

私のお尻に鉛筆が這っている…気持ちいい…

 

「止めないで、続けて…」

 

快感に酔いしれていると、先生から指示が飛んできた。だけど、動作が止まってしまう。

 

「あっ!」

 

割れ目を筆で…ダメだって…悶悶とする意識…まだ、小学生なのに、ませた性欲が芽生えていく。無意識の内に、目の前の乳首を舐めるだけでは無く、相手の乳首の感触を愉しんでいた。女性の乳首って、こんなにも気持ちがいいんだ…私のはまだ、小さいけど…

 

「えっ!」

 

小さなローターが体内に入れられた。初めての感覚…噂で聞いていた自慰…この感覚を得る為なのか…病み付きになりそうだ。

 

「ダメ…感じちゃう…」

 

「じゃ、立ち上がって、彼女の股間を口で…」

 

何、そのシチュエーションは…先生は、どんな姿を望んでいるんだ?

 

 

 

----七瀬美雪---

 

複数の何かに身体を舐め回されている。人なのかな?なんか舌の感触が違うんけど…

 

何者かに乳首を吸われている。人間では無いのは確かだ。これって…まさか、人間では無い物と…するのかな…不安が募っていく。何かが塗られている。何かが入って来た。力強いピストン運動。頭の中が真っ白になっていく。感覚は快楽を感じる部位だけに集中し、余計な感覚を排除していく。

 

どこかに埋められている感触で意識が覚醒している。何も見えない、何み聞こえない。呼吸は出来るけど、声が出ない。ここはどこ…下腹部だけ冷たい風が当たる。他の部位は熱い…何かに包まれて蒸されているのか?下腹部だけが露出しているのかな?想像するだけで、悶悶としていく。そんな下腹部に誰かの口の感触。いや、人では無い。細い舌だ…蜥蜴か?蛇か?いやぁぁぁぁぁ~!

 

それは体内に入ってきて、体内を細い舌で舐めている。何…この感触は…気持ちいい…想像した事の無い感触…その感触に酔いしれていく。もう、人間相手じゃダメかもしれない。ゲテモノ好きって言われてもいい。そんなことを考えている私。

 

◇

 

翌朝、目覚めると、バスローブを着て、ベッドに寝ていた。起き上がるとテーブルの上に、昨日のデッサンのコピーが置かれていた。キモさは感じず、妖艶であった。私と大蛇の絡み…こんな太い大蛇が身体の中に入ったのだろうか…想像で描いたのかな?

 

子供と戯れる女性…子供の頭部だけ体内入れ、子供の下腹部を弄ぶ女性。その表情は恍惚とも妖艶とも見える。スゴい…デッサンを見ているだけで、頭の中でストーリーが浮かんでいく。私の表情がなんとも言えない。私って、こんな表情が出来るのか…

 

「あっ!」

 

後から責められている。バスローブの隙間から手が入り、胸を揉まれている。私の中に誰かの肉体が入っている。まさに入っているだけであるが、私の身体は刺激を想像して、私はいやらしい言葉を連発して、リクエストをしまくっている。だけど、彼は何もしない。ただ入れているだけだ。そのうち、自ら腰を動かす私。気持ちがいい。ヨダレが口元から流れ出るが、気にしない。ただ、下腹部の刺激だけを愉しむ。

 

「美雪は、いやらしい身体だな」

 

先生の声…

 

「そうです。私はいやらしい女です。お仕置きをしてください」

 

「何もしないのも、お仕置きだよ」

 

そうか、これはお仕置きだったんだ。昨日、動いちゃダメなのに、動いたから。私の腰は激しく蠢いている。私の胸は彼と私の4本の手により蹂躙されていく。

 

 

 

---金田一二三---

 

アルバイトを終え、駅前のホテルまで送って貰った。アルバイト料が貰え、ホテル代も出て、避暑地で夏休み、サイコーである♪その上、あんな快楽まで貰えるとは…バイト上がりに、デッサンのコピーを見せてもらった。そこには大人の顔付きの私がいた。リアルを追い求める先生は、私にこういう表情をさせる為に、アレコレしたそうだ。演技では出来ない恍惚な表情を浮かべる私。すごい…夢うつつ状態になれる、お仕事だった。

 

だけど、どこでも落とし穴はある。心に出来た隙間に、何者かが入り込んだ。市内観光中に、ワンボックスカーに載せられて、怪しい薬を飲まされた。

 

その薬のせいか、私の身体は高校生くらいになっていた。そんな私を複数の男共が調教している。誰かの肉体を口に含み…誰かの肉体を身体の中に銜え込んでいる。もう、普通の小学生には戻れない気がする。

 

冷静に周囲を見られるようになってきた。私の相手の顔を見て驚く…ハジメだった。従兄弟のハジメが、私の胸の谷間に顔を埋め、腰を激しく振っていた。コイツ、何をしているんだ…複数の男性だと思っていたが、コイツしかいない。部屋もシングルルームだし…

 

「しかし、どこかで見たような顔だな…」

 

って、ハジメ…お前いい加減にしろよ!孤島で散々、相手をしただろうが…って、思った時、身体に異変を感じた。マズい、身体が元に戻っていく。ハジメが入ったままなのに…千切れちゃう…

 

「えっ!どういうことだ…二三…だって…なんで、お前…痛い…」

 

私の小さな身体に、ハジメのデカいだけのアレは、大きすぎた。抜くに抜けない状況らしい。どうするんだよ~!体内に激痛が走っている。破裂しそうだよ~!

 

「こんな間抜けな姿で救急車は呼べないなぁ…そうだ!オイルで…」

 

「待て!私の身体の中がオイル塗れになるでしょ!」

 

抜くことに専念しているヤツには、私の言葉は届かない。

 

 

 

---工藤新一---

 

金田一一に小淵沢の病院に呼び出された。警察病院を退院した俺は、因縁の地である小淵沢へ戻った。

 

「お前、何をやっているんだよ!」

 

「面目無い…ボンキュボーンな女性に誘われて、プレイしていたら、従兄弟の二三だったんだよ」

 

朝霧マジックだろな。っていうか、コイツ、また何かちょっかいを、出したんじゃないのか?小学生の二三に入れて、抜けなくなって、救急車を呼んだらしい。二三の方は重症だという。金田一のアレがデカくなりすぎて、膣壁が裂け始めていたそうだ。

 

「金田一、お前は何をしに、ここへ来たんだ?」

 

「小淵沢にか?幼なじみが、バイトで来ているんだよ。だから、様子見だ」

 

たぶん、それが原因だろうな。まったく、コイツは…

 

「何のバイトだ?」

 

「それが良くわからないんだよ。訊こうと思ったら、紅葉が来ていて…タイミングを逃したと言うか…」

 

コイツ、オッパイ星人だったなぁ。ボンキュに弱そうだ。他人のことは言えないけど…

 

「で、従兄弟は何をしに、来ていたんだ?」

 

「観光って言っていたけど、違うと思う。小学生が観光する街では無いからな」

 

まぁ、小淵沢だと、お子様向きな場所って無いよな…

 

「彼女もバイトか?」

 

「可能性はあると睨んでいる」

 

「だいたいの犯人の目星は付いた。ただ、原因はお前だと思うぞ」

 

犯人はアイツに違い無い。金田一の狙われた理由は、たぶん俺と同じだ。

 

「なんでだ?」

 

「幼なじみって女性だろ?」

 

「さすが、名探偵だな、工藤♪」

 

「茶化すなよ!大人しく東京へ帰った方がいい。これ以上、被害がデカくなる前にだ」

 

可哀想に、二三はもらい火だと思う。紅葉という婚約者がいながら、幼なじみの女性も手に入れようとしていると、朝霧には見えたのだろう。そんな金田一の前に、大人化させた二三を置いて、様子をみたのだろう。その結果、このバカは二三すらも食べたのだ。

 

「お前は、犯人が分かっていて、見逃すのか?俺には出来ないなぁ」

 

アイツの恐ろしさが、未だ分からないのか?

 

「犯人は誰だ?俺と工藤が手を結べば、逮捕出来ない犯人はいないぜ」

 

俺達には逮捕権が無いけどなぁ。

 

 

 

---相沢小霧…

 

兄さんの美雪さんを描いたデッサン…衝撃であった。こんな構図があったなんて…大蛇が美雪さんの首と腹部に巻き付き、頭部が体内へ入っていっている。美雪さんの表情は妖艶であり、どこか幸せそうだ。デッサンは上下左右前後からの6アングルから描かれていた。

 

「これって、想像ですよね?」

 

蘭さん顔から血の気が失せている。それくらいの衝撃的なデッサンであった。

 

「生きている美雪さんを、さっき見たから、想像じゃないかな」

 

って、美和子さん。どこまでが想像なんだ?大蛇がリアルティ満載なんですが…

 

「あぁ、これ、追加のデッサンよ」

 

洞窟内を探索する大蛇…美雪さんの体内のようだ。これは、流石に想像だろうな…

 

「衝撃な1枚も見る?」

 

深雪さんが衝撃的な言葉を発した。これ以上、衝撃的なデッサンが有るの?生唾を飲み、頷く一同…テーブルの上に1枚のデッサンを置いた。黒い布袋を頭部に被せた女性。4本の腕が胸を襲い、秘部には子供の頭が入っている。そして、子供の秘部を女性の指が蹂躙しているデッサンだった。

 

「これ…想像ですよね…」

 

美和子さんの声は震えていた。見ようによっては、狂気を感じる。だけど、どことなくエロスを感じてしまう…永遠の目標だな…朝霧沙樹は…

 

「来月、これを出版するかも…」

 

って、担当編集さん。出版出来るのかな…ここまでリアルな物って…

 

 

 

---金田一一---

 

工藤と共に、犯人のアジトに向かった。ここがそうか…

 

「おい、気を付けろよ。ドローンとかで監視しているからな」

 

こんな広い敷地って、どこからでも入れって言っているようなものだ♪

 

工藤と二人で、敷地に潜入した。そして、離れに人影を発見した。誰かがいる。母屋には確実にいるらしいので、離れから調べる。こっそりと侵入する。うん?なんか甘い香りがするが…

 

◇

 

うん…頭がガンガンする。ここはどこだ…

 

「よぉ、目が醒めたか?」

 

工藤がいる。

 

「ここはどこだ?」

 

「留置場だよ…」

 

「なんで?」

 

「容疑は、不法侵入、強盗、放火、婦女暴行、傷害、薬物使用だってよ」

 

「記憶に無いが…」

 

「あぁ、俺にも無いが、現行犯に近かったらしい。あの離れで、デッサン中の朝霧を襲い、怪我をさせて、モデルの女性と無理ヤリ…そして、証拠隠滅で火を放ち、外へ出た処でご用だって。その時、朝霧の作品を数点持っていたそうだ。記憶が無いのは、薬物の使用が認められたので、そのせいだってことだ」

 

「まるで記憶に無い。弁護士を呼んで貰おうぜ!」

 

「知り合いの弁護士を、呼ぼうと思ったら、断られたよ」

 

「どうしてだ?」

 

「俺達が襲ったのが、その弁護士の娘だからだ」

 

「なんだって?えん罪だぞ」

 

「金田一、薬物使用、強盗、不法侵入の現行犯逮捕でえん罪は通用しないぜ。だから、言っただろ?相手が悪いって…アイツは、俺達よりも頭がキレるんだよ」

 

 

 

---妃英里----

 

「蘭、大丈夫?」

 

娘の入院している個室に入って、声を掛けた。

 

「新一…酷い…祐介君を襲って、彼の描いてデッサン画を…」

 

「あなたは、大丈夫なの?」

 

自分のことより、祐介君の心配をする娘。

 

「私より祐介君が心配だよ。新一に乱暴されたけど…私よりも祐介君が…」

 

医師に祐介君の容体を訊いた。意識不明らしい。何かの薬物を投与されて、ショック状態になったらしい。

 

「峠は越えたので、後は、意識が戻るのを待ちましょう」

 

あの探偵小僧…二度と蘭には近寄るなって、伝えていたのに…探偵小僧の親へ連絡を入れた。

 

『はい、工藤ですが』

 

「妃英里です。お久しぶりです。お宅の息子、またやってくれたんですが、どんな教育をされているんですか?」

 

『えっ?新一が…何をしたんですか?』

 

「仲間と一緒に蘭の彼氏を襲い、蘭と無理ヤリ…その挙げ句、意識を失った彼と蘭がいる家を証拠隠滅で放火…これって、どういうことですか?」

 

『何かの間違いでは?』

 

「現行犯逮捕だそうです。侵入者をセンサーが探知して、警察へ通報し、駆けつけた刑事達の前に、彼の作品を手にした、お宅の息子さん達がいたそうですよ」

 

『なんてことを…もう、関わるなって言ったのに…』

 

「今回の件を償ったら、海外の家に連れ帰って貰えませんか?迷惑です」

 

『検討します。で、新一は?』

 

「意識不明の彼の心配をせずに、息子さんの心配ですか…あきれるわ」

 

通話を切った。話にならない。

 

 

 

---工藤優作---

 

保釈中の私に英里さんから連絡があった。新一が、またやったそうだ。次の報復はなんだ?そうだ、有希子の所在を確かめないと…有希子に連絡をしたが、電源が入っていないようだ。既に、捕まっているのかもしれない。

 

抗争状態なのか。もう手打ちは出来ないのか?蘭ちゃんを取り戻すまで、止めないのかもしれない。そうだ、目暮警部へ連絡をしないと…目暮警部へ、新一のことをお願いした。しかし、翌日、意外な形で報復が行われた。

 

『警視庁の警部と容疑者の父親のズブズブな関係…容疑者の便宜を依頼』

 

って、朝のワイドショーで取り上げられていた。通話は傍受されており、録音されたようだ。どうやったんだ?こうなることを予期していたのか?アイツ…キレ者すぎるだろ…

 

更に、

 

『高校生探偵として名高いHKとSKが、あの朝霧沙樹を襲い、彼の新作のデッサン画を数点強奪し、モデルの女性を暴行…』

 

と、報道されている。未成年で有る為、イニシャルであるが…う~ん…あいつは何手先を読んでいるんだ?既に、うちの前には報道陣が詰めかけている。バレバレだな、くそっ!

 

午後になると、あの映像がモザイクが掛かり放映されていた。息子と妻の…隠し撮りって感じのようだ。まるで計画されていたように、タイミングを見て、情報をリークしているようだ。

 

朝霧沙樹…愉快犯でも、猟奇的犯罪者でも無い。コイツは、知能犯だ!俺達は、アイツの手の平で踊らされている駒に過ぎないのか…

 

 

 

---佐藤美和子---

 

「ここは…」

 

祐介君の意識が戻った。

 

「ここは病院ですよ」

 

「僕はまた死のうとしたの?」

 

「違います。だから、身体を治そうね」

 

「うん…」

 

また、薬で眠らされた祐介君。

 

「意識が戻りましたが、またヤツが目覚めるとマズいので、薬で寝かせます」

 

と、達也さん。

 

「すみません、護り切れなくて…」

 

「いえ、私達もいたのに…それが、くやしいです」

 

悔しい。いくら報道で相手にダメージを入れても、祐介君へのダメージが大きすぎる。そこまで、考えてくれていないのか?アイツは…

 

 

 

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